JPH0514956Y2 - - Google Patents

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JPH0514956Y2
JPH0514956Y2 JP1987123568U JP12356887U JPH0514956Y2 JP H0514956 Y2 JPH0514956 Y2 JP H0514956Y2 JP 1987123568 U JP1987123568 U JP 1987123568U JP 12356887 U JP12356887 U JP 12356887U JP H0514956 Y2 JPH0514956 Y2 JP H0514956Y2
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JP
Japan
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rear fender
side cover
covers
parts
vehicle body
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JP1987123568U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動2輪車、主としてオフロード用自
動2輪車のカバー構造に関する。
(従来技術) 従来の自動2輪車においては、第7図に示すよ
うにリヤフエンダー40とサイドカバー41は別
体物として形成されており、それぞれ独自にフレ
ーム2等に固定されている。即ちサイドカバー4
1はビス43,44等により上部フレーム2に固
定され、一方リヤフエンダー40は上記サイドカ
バー取付け用ビス43,44とは別のビスで上部
フレーム2等に固定されている。従つて部品点数
が多くなると共にビス類等も多くいる。
また他の先行技術としては特開昭56−142767及
び実開昭54−140454がある。
(考案の目的) 本考案の目的は、サイドカバーとリヤフエンダ
ーを一体化することにより部品点数の削減及び組
み立ての容易化を図ると共に、取付け座の位置を
工夫することにより取付け強度を向上させること
である。
(目的を達成するための技術的手段) 上記目的を達成するために本考案は、後車輪の
上方を覆うリヤフエンダー16を、左右に分割
し、リヤフエンダー左側部分16aを、車体の左
側方を覆う左側サイドカバー15aの後端に一体
成形し、リヤフエンダー右側部分16bを、車体
の右側方を覆う右側サイドカバー15bの後端に
一体成形し、両リヤフエンダー部分16a,16
bの合わせ部23は、一方のリヤフエンダー部分
16aに、下方に下がる段部を介して相手方リヤ
フエンダー部分16b側へ延びる突片16cを形
成すると共に、該突片16cを相手方リヤフエン
ダー部分16bの下面に重ね合わせて溶着結合構
造とし、車体側に固定するためのリブ兼用のビス
取付け座21を各リヤフエンダー部分16a,1
6bと各サイドカバー15a,15bとの境部分
に形成している。
(実施例) 第2図はオフロード用自動2輪車の左側面図を
示しており、この第2図において、メインフレー
ム1の後上端部には、後方に延びる左右1対の上
部フレーム2が溶接されており、上部フレーム2
の中間部分には前下方へと延びる下部フレーム3
が溶接され、下部フレーム3の前端部はメインフ
レーム1の下部に溶接されている。6は後車輪で
あり、スイングアーム10の後端部に支持されて
いる。8はシートであり、上部フレーム2の上に
載置されている。また後車輪6の前方には泥よけ
19が配置されている。
このような自動2輪車に、本考案に従つて構成
されたリヤフエンダー16と左右のサイドカバー
15a,15bとが備えられている。リヤフエン
ダー16は後車輪6の上側を覆い、左右のサイド
カバー15a,15bは車体側方を覆つている。
リヤフエンダー16及びサイドカバー15a,
15bの斜視図を示す第1図において、各サイド
カバー15a,15bはそれぞれ左右の上部フレ
ーム2部分に沿つて前後に長く形成されると共に
下方へとたれ下がり、サイドカバー15a,15
bの後半部分は前半部分よりも下方へ長くたれ下
がつている。リヤフエンダー16はその左右方向
中央部の直線状の合わせ部23を境として左右の
部分16a,16bに2分割されている。リヤフ
エンダー左側部分16aはその前端部が括れ部分
19を介して左側サイドカバー15aの後上端部
に一体に形成されており、リヤフエンダー右側部
分16bはその前端部が括れ部分19を介して右
側サイドカバー15bの後上端部に一体に形成さ
れている。サイドカバー15a,15b及びリヤ
フエンダー16はポリプロピレン等の合成樹脂で
できている。
各サイドカバー15a,15bの前端部には内
方へと凹む平面状の取付け座17及び取付け孔1
8がそれぞれ形成されており、そして各サイドカ
バー15a,15bと左右のリヤフエンダー部分
16a,16bのそれぞれの境目の括れ部分19
には、内方へと凹むリブ兼用平面状取付け座21
及び取付け孔20が形成されている。また各サイ
ドカバー15a,15bは前後方向の中間部に内
方に突出する爪部27を一体に備え、該爪部27
の先端は円弧形凹部を有し、該円弧形凹部は例え
ば下部フレーム3に一定に圧接力で当接してい
る。これによりサイドカバー15a,15bの下
半部分に外方への張りを与え、サイドカバーの1
5a,15bのばたつきを防止している。
第3図は第2図の−断面拡大部分図を示し
ており、リヤフエンダー左側部分16aの合わせ
部23には下方へ下がる段部を介して右方へ延び
る突片16cが一体に形成されており、該突片1
6cはリヤフエンダー右側部分16bの下面に複
数のスポツト溶着Aにより一体的に結合されてい
る。前記突片16cは合わせ部23に沿つてリヤ
フエンダー16の略全長にわたつて形成されてお
り、スポツト溶着Aは前後方向に適当な間隔を隔
てて5箇所施されている。
第4図は左側サイドカバー15aの前端取付け
部分における第2図の−断面拡大図を示して
おり、上記第4図において、左側上部フレーム2
の前端部には左側に突出する断面形状コの字形の
金属製ブラケツト24が溶接されており、該ブラ
ケツト24には溶接ナツト25が設けられてい
る。上記ブラケツト24の左端面に左側サイドカ
バー15aの前端取付け座17が当接し、取付け
孔18に挿通したビス26を溶接ナツト25に螺
着することにより、左側サイドカバー15aの前
端部をブラケツトを24に固定している。
第5図は第2図の左側サイドカバー15aとリ
ヤフエンダー左側部分16bとの境目の括れ部分
19における−断面拡大図を示しており、上
記第5図において、左側上部フレーム2の後端部
には左側に突出する断面形状コの字形の金属製ブ
ラケツト34が溶接されており、該ブラケツト3
4には溶接ナツト35が設けられている。上記ブ
ラケツト34の左端面にリブ兼用取付け座21が
当接し、取付け孔20に挿通したビス36を溶接
ナツト35に螺着することにより、括れ部分19
を上部フレーム2に固定している。
なお第1図の右側サイドカバー15bの取付け
構造は前記左側の場合と同様なので説明は省略す
る。
サイドカバー15a,15bとリヤフエンダー
16とを組み付ける前において、前記左右のリヤ
フエンダー部分16a,16bを溶着Aにより結
合して、左右のサイドカバー15a,15b及び
リヤフエンダー16を一体化しておき、そして上
部フレーム2の上から被せ、前端部及び括れ部分
19の4箇所をビス26,36により上部フレー
ム2に固定する。
(別の実施例) 第6図はリブ兼用取付け座21の別の取付け構
造を示しており、上部フレーム2の下側にブラケ
ツト34を溶接し、該ブラケツト34の側面に取
付け座21を当接した例である。第2図の前端部
の取付け座17の取付け構造も第7図のようにす
ることができる。
(考案の効果) 以上説明した用に本考案は、後車輪の上方を覆
うリヤフエンダーを、車体側方を覆うサイドカバ
ーの後端に一体成形しているので、部品点数を減
らすことができると共にビス等の取付け用部品も
減らすことができ、サイドカバー等の製造及び組
み付けの容易化並びに部品コスト等の節約を達成
できる。
しかも車体側に固定するためのリブ兼用ビス取
付け座をリヤフエンダーとサイドカバーとの境部
分に形成しているので、ビス等の節約を達成しな
がらも高い取付け強度を保つことができる。
さらに次のような効果もある。
(1) リヤフエンダー16を左右に分割し、左右の
各リヤフエンダー部分16a,16bを、それ
ぞれ対応する側のサイドカバー15a,15b
の後端に一体成形しており、そして、両リヤフ
エンダー部分16a,16bの合わせ部23
を、溶着結合構造としているので、 成形作業の際は、左右の各半割体をそれぞれ
鋳造或は押型等で成形し、そしてそれらを溶接
で結合することになり、最初から左右を一体物
として成形作業する場合に比べて、成形作業が
容易になる。
(2) リヤフエンダー部分16a,16bの合わせ
部23は、一方のリヤフエンダー部分16a
に、下方に下がる段部を介して相手方リヤフエ
ンダー部分16b側へ延びる突片16cを形成
すると共に、該突片16cを相手方リヤフエン
ダー部分16bの下面に重ね合わせて溶着結合
構造としているので、溶接による合わせ部23
が、前後方向に延びる補強リブの役割を果た
し、フエンダーの剛性向上につながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したサイドカバー及びリ
ヤフエンダーの斜視図、第2図は第1図のサイド
カバー等を備えた自動2輪車の左側面図、第3図
は第2図の−断面拡大部分図、第4図は第2
図の−断面拡大部分図、第5図は第2図の
−断面拡大部分図、第6図はカバー類の取付け
構造の変型例を示す第5図と同じ部分の断面拡大
部分図、第7図は従来の自動2輪車の左側面図で
ある。 15a……左側サイドカバー、15b……右側
サイドカバー、16……リヤフエンダー、16a
……リヤフエンダー左側部分、16b……リヤフ
エンダー右側部分、21……リブ兼用取付け座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後車輪の上方を覆うリヤフエンダー16を、左
    右に分割し、リヤフエンダー左側部分16aを、
    車体の左側方を覆う左側サイドカバー15aの後
    端に一体成形し、リヤフエンダー右側部分16b
    を、車体の右側方を覆う右側サイドカバー15b
    の後端に一体成形し、両リヤフエンダー部分16
    a,16bの合わせ部23は、一方のリヤフエン
    ダー部分16aに、下方に下がる段部を介して相
    手方リヤフエンダー部分16b側へ延びる突片1
    6cを形成すると共に、該突片16cを相手方リ
    ヤフエンダー部分16bの下面に重ね合わせて溶
    着結合構造とし、車体側に固定するためのリブ兼
    用のビス取付け座21を各リヤフエンダー部分1
    6a,16bと各サイドカバー15a,15bと
    の境部分に形成したことを特徴とする自動2輪車
    のカバー構造。
JP1987123568U 1987-08-11 1987-08-11 Expired - Lifetime JPH0514956Y2 (ja)

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JPS6428391U JPS6428391U (ja) 1989-02-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5732293B2 (ja) * 2011-03-29 2015-06-10 本田技研工業株式会社 自動二輪車のリヤフェンダ構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923661U (ja) * 1982-08-04 1984-02-14 三菱電機株式会社 超音波探傷装置

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JPS5923661U (ja) * 1982-08-04 1984-02-14 三菱電機株式会社 超音波探傷装置

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