JP3811266B2 - 自動二輪車におけるフロントフェンダー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、前輪を回転自在に支承するフロントフォークに、該フロントフォークから前後に延びるフロントフェンダーが前輪の上方を覆って取付けられる自動二輪車に関し、特にフロントフェンダーの構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
フロントフェンダーは、鉄板等の薄板部材で前輪側を開放した略U字状の横断面形状を有するように形成されるとともに前輪の上方を覆うようにしてフロントフォークに取付けられるのであるが、フロントフェンダーがフロントフォークから前後に延びるものであることにより、該フロントフェンダーの長手方向の剛性は大きいとは言えず、自動二輪車の走行に伴なってフロントフェンダーが振動したり、前輪で跳ね飛ばされた小石等が衝突することによりフロントフェンダーが振動して音響を発することがあり、そのような振動および音響を低減するために、従来では、フロントフェンダーの板厚を増加させたり、フロントフォークにフロントフェンダーを取付けるためのステーの他に、支持強度を増大するための他のステーでフロントフェンダーを支持させたりする対策がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、フロントフェンダーの振動および音響を低減するためにフロントフェンダーの板厚を増加せしめる構造では、フロントフェンダー自体の重量増加ひいては自動二輪車の重量増加を招いてしまうことになり、またフロントフォークへの取付け用のステーの他に支持強度を高めるためのステーが用いられる構造では、フロントフェンダーおよび前輪間のクリアランスを確保する上で設計自由度が狭まってしまう。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、重量増加を極力回避するとともに設計自由度を増大しつつフロントフェンダーの振動および音響の低減を可能とした自動二輪車におけるフロントフェンダー装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前輪を回転自在に支承するフロントフォークに、該フロントフォークから前後に延びるフロントフェンダーが前輪の上方を覆って取付けられる自動二輪車において、フロントフェンダーの左右両側外面に、該フロントフェンダーの長手方向に間隔をあけた複数箇所でフロントフェンダーとの間に弾性部材を介在させたガーニッシュがそれぞれ取付けられることを特徴とする。
【0006】
このような請求項1記載の発明の構成によれば、複数の弾性部材およびガーニッシュでダイナミックダンパーが構成されることになり、そのダイナミックダンパーでフロントフェンダーの振動が極力低減され、振動に伴なう音響も極力低減される。しかも複数の弾性部材およびガーニッシュは、フロントフェンダーの左右両側外面の一部に配置されるものであり、フロントフェンダーの重量増加は比較的小さなものですみ、またフロントフェンダーおよび前輪間のクリアランスを十分に確保することができるので設計自由度が増大することになり、ガーニッシュによりフロントフェンダーの外観性も優れたものとなる。
【0007】
請求項2記載の発明は、前輪を回転自在に支承するフロントフォークに、該フロントフォークから前後に延びるフロントフェンダーが前輪の上方を覆って取付けられる自動二輪車において、フロントフェンダーの左右両側には、該フロントフェンダーの長手方向剛性を高めてその振動及び音響を低減するために該フロントフェンダーの外面側に突出した突部が、フロントフォークの前後で且つ該フロントフェンダーの長手方向に延びて形成されることを特徴とし、また請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の前記特徴に加えて、前記突部のフロントフォークよりも前側部分と後側部分とは、車両側面視でフロントフォークの軸線に関してほぼ対称な位置に形成されることを特徴とする。
【0008】
このような請求項2,3記載の発明の構成によれば、フロントフォークの前後で且つフロントフェンダーの長手方向に延びる外側への突部をフロントフェンダーの左右両側に形成したことにより、重量増大を回避しつつフロントフォークの前後でフロントフェンダーの長手方向剛性を高めてフロントフェンダーの振動を低減することができ、振動に伴なう音響も極力低減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1ないし図12は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の前部側面図、図2はフロントフェンダーの拡大側面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5はマウントゴムの切欠き斜視図、図6は図2の6−6線断面図、図7は図6の7−7線断面図、図8は図7からマウントゴムを省略した図、図9は図2の9−9線断面図、図10は図9の10−10線断面図、図11は図10の11−11線断面図、図12は図2の12−12線断面図である。
【0011】
先ず図1において、自動二輪車Vの車体15は、その前端にヘッドパイプ16を備えており、該ヘッドパイプ16でフロントフォーク17が操向可能に支承され、フロントフォーク17の上端には操向ハンドル19が取付けられる。フロントフォーク17は、前輪Wの両側に配置されるテレスコピック形のサスペンションユニット18,18を下部に備えるものであり、それらのサスペンションユニット18,18の下端に前輪Wの車軸20が支持される。
【0012】
図2および図3を併せて参照して、フロントフォーク17における左右両サスペンションユニット18,18には、前輪Wの上方を覆うフロントフェンダー211 がフロントフォーク17から前後に延びるようにして取付けられる。
【0013】
このフロントフェンダー211 は、前輪側を開放した略U字形の横断面形状を有するようにして鉄板等の薄板部材がプレス成形されて成るものであり、フロントフェンダー211 の内面形状にほぼ対応した横断面形状を有する鋼板製のステー22で支持されるようにしてフロントフォーク17に取付けられる。すなわちフロントフォーク17における左右両サスペンションユニット18,18には、前後に間隔をあけた2箇所から内方側すなわち前輪W側に突出する一対ずつのボス部18a…がそれぞれ設けられており、フロントフェンダー211 の長手方向中間部の外面はそれらのボス部18a…の先端にそれぞれ当接される。またステー22は、両サスペンションユニット18,18に対応する部分でフロントフェンダー211 の内面に重合せしめられており、ステー22の内方側から該ステー22およびフロントフェンダー211 を貫通するボルト23,23…が各ボス部18a…にそれぞれねじ込まれ、これによりフロントフェンダー211 がフロントフォーク17に取り付けられることになる。
【0014】
このフロントフェンダー211 の左右両側外面には、一対ずつのガーニッシュ24,24…がそれぞれ取付けられる。しかもフロントフェンダー211 の左右において、同一形状を有する一対ずつのガーニッシュ24,24は、両サスペンションユニット18,18の軸線を通る平面S(即ち車両側面視でフロントフォーク17の軸線)に関してほぼ対称な位置でフロントフェンダー211 に取付けられる。
【0015】
ガーニッシュ24は、基本的にはフロントフェンダー211 側に開放した略V字状の横断面形状を有するとともにフロントフェンダー211 の長手方向に比較的長く延びるように形成されるものであり、フロントフェンダー211 の長手方向に間隔をあけた複数箇所、たとえばサスペンションユニット18に比較的近い第1支持位置P1、ならびにサスペンションユニット18から離反する側に第1支持位置P1から順次間隔をあけた第2、第3および第4支持位置P2,P3,P4の4箇所でフロントフェンダー211 に支持される。
【0016】
図4および図5において、第1支持位置P1でフロントフェンダー211 の外面にはステー22にねじ込まれるボルト26により弾性部材としてのマウントゴム25が取付けられており、このマウントゴム25を介してガーニッシュ24がフロントフェンダー211 に支持される。
【0017】
マウントゴム25は、外面に環状の係合溝25aを有して円筒状に形成されるものであり、ボルト26は、該マウントゴム25およびフロントフェンダー211 を貫通してステー22に螺合される。一方、ガーニッシュ24には、フロントフェンダー211 側すなわち内方側に凹んだ凹部27と、該凹部27に段部を介して連なる係合孔28とが設けられており、係合孔28の直径は、マウントゴム25の外周直径よりも小さいが、係合溝25aの閉塞端直径よりも大きく設定されており、係合孔28の周縁部がマウントゴム25の係合溝25aに係合される。
【0018】
図6ないし図8において、第2支持位置P2に対応する位置でガーニッシュ24の内面には、ガーニッシュ24の幅方向中央部で円筒状に形成される支持部29と、ガーニッシュ24の幅方向に沿って支持部29から両側に延びる補強リブ30,30と、それらの補強リブ30,30に沿う支持部29の一直径線に沿って支持部29の内面に両端が連設される補強リブ31と、該補強リブ31と十字状に交差するように配置されて支持部29の内面に両端が連設される補強リブ32と、補強リブ31,32に連なって十字状に形成されるとともに支持部29から突出する嵌合部33とが一体に設けられる。而して支持部29は、一端をフロントフェンダー211 の外面に当接させたマウントゴム25の他端に当接するものであり、嵌合部33はゴムマウント25に嵌合される。したがって第2支持位置P2においてガーニッシュ24はマウントゴム25を介してフロントフェンダー211 の外面に支持されることになる。
【0019】
図9ないし図11において、第3支持位置P3でフロントフェンダー211 の外面には、取付け部材35と、該取付け部材35に螺合されるボルト36とでマウントゴム25が取り付けられており、ガーニッシュ24は該マウントゴム25を介してフロントフェンダー211 に支持される。
【0020】
取付け部材35は、マウントゴム25を貫通するとともに内面に雌ねじ37を有する円筒部38と、該円筒部38の一端をフロントフェンダー211 の外面に接触させた状態でマウントゴム25をフロントフェンダー211 の外面との間に挟むようにして円筒部38の他端に連設されるガイド板部39と、該ガイド板部39の第4支持位置P4側の端部から幅方向両側に張出す規制鍔部40とを備えるものであり、ガイド板部39は、円筒部38から第2および第4支持位置P2,P4側に延びるとともに円筒部39からガーニッシュ24の幅方向両側に延びるようにして矩形の平板状に形成される。
【0021】
ボルト36は、フロントフェンダー211 の内面側から該フロントフェンダー211 を貫通するようにして雌ねじ37に螺合され、これによりマウントゴム25がフロントフェンダー211 の外面に取付けられる。
【0022】
一方、ガーニッシュ24の内面には、前記取付け部材35におけるガイド板部39の両側外面に対向する一対の支持面41,41と、それらの支持面41,41との間にガイド溝42,42を形成するようにして略L字状に形成されるガイド腕部43,43とが、ガーニッシュ24の長手方向にそれぞれ延びるようにして一体に設けられており、ガイド腕部43,43の先端部は、マウントゴム25の係合溝25aに係合可能である。すなわちガイド腕部43,43は、ガイド溝42,42にガイド板部39の両側およびマウントゴム25の一部を摺動自在に嵌合せしめるようにしてマウントゴム25の係合溝25aに係合するものであり、取付け部材35の規制鍔部40を両ガイド腕部43,43の端部に接触させたときに係合溝25aを弾発的に嵌合せしめる円弧状の嵌合凹部43a,43aがガイド腕部43,43の先端部に設けられる。
【0023】
したがって第3支持位置P3では、ガーニッシュ25がその長手方向および幅方向の移動を阻止されるようにしてフロントフェンダー211 に支持されることになる。
【0024】
図12において、第4支持位置P4に対応する位置でガーニッシュ24の内面には、ガーニッシュ24の幅方向中央部で円筒状に形成される支持部45と、略十字状に形成されて支持部45の内面に連設される補強リブ46と、該補強リブ46に連なって十字状に形成される嵌合部47とが一体に設けられ、一端をフロントフェンダー211 の外面に当接させたマウントゴム25の他端に支持部45を当接させたときに嵌合部47がゴムマウント25に嵌合される。したがって第4支持位置P4においてガーニッシュ24はマウントゴム25を介してフロントフェンダー211 の外面に支持されることになる。
【0025】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、フロントフェンダー211 の左右両側外面に、該フロントフェンダー211 の長手方向に間隔をあけた第1〜第4支持位置P1〜P4にマウントゴム25…をそれぞれ介して一対ずつのガーニッシュ24,24…がそれぞれ取付けられており、各マウントゴム25…およびガーニッシュ24は、ダイナミックダンパーを構成する。したがって、フロントフェンダー211 がフロントフォーク17から前後に延びるものであっても、自動二輪車の走行に伴なうフロントフェンダー211 の振動や、前輪Wで跳ね飛ばされた小石等が衝突することによるフロントフェンダー211 の振動を、前記ダイナミックダンパーで抑制することができ、振動に伴なう音響も極力低減されることになる。
【0026】
しかも各マウントゴム25…およびガーニッシュ24,24…は、フロントフェンダー211 の左右両側外面の一部に配置されるものであり、マウントゴム25…およびガーニッシュ24,24の取付けによるフロントフェンダー211 の重量増加は比較的小さなものですむ。またマウントゴム25…およびガーニッシュ24,24の取付けによるフロントフェンダー211 の内方側への突出はごく小さいものであるので、フロントフェンダー211 および前輪W間のクリアランスを十分に確保することができるので設計自由度が増大することになり、さらにガーニッシュ24,24によりフロントフェンダー211 の外観性も優れたものとなる。
【0027】
図13および図14は本発明の第2実施例を示すものであり、図13はフロントフェンダーの側面図、図14は図13の14−14線断面図である。
【0028】
フロントフェンダー212 は、ステー22で支持されるようにしてフロントフォーク17の左右両サスペンションユニット18,18に取り付けられており、該フロントフェンダー212 の左右両側には、フロントフェンダー212 の内面側を凹ませるようにして外面側に突出した一対ずつの突部50,50…が、フロントフォーク17の前後においてフロントフェンダー212 の長手方向に延びるようにして形成される。図13に示されるように、左右の各突部50は、第1実施例のガーニッシュ24と同様、両サスペンションユニット18,18の軸線を通る平面S(即ち車両側面視でフロントフォーク17の軸線)に関してほぼ対称な位置でフロントフェンダー21 2 に設けられる。
【0029】
この第2実施例によれば、フロントフォーク17の前後においてフロントフェンダー212 の左右両側に形成される突部50,50…により、フロントフェンダー212 の重量増大を回避しつつフロントフェンダー212 の長手方向剛性を高めることができる。したがって、フロントフェンダー212 の振動を低減することができ、振動に伴なう音響の発生も小さく抑えることができ、しかも突部50,50…はフロントフェンダー212 の内面側で凹むように形成されるので、フロントフェンダー212 および前輪W間のクリアランスを十分に確保することができ、フロントフェンダー212 の設計自由度を増大することができる。
【0030】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、複数の弾性部材およびガーニッシュでダイナミックダンパーを構成するようにして、フロントフェンダーの重量増加を比較的小さくしつつ、フロントフェンフロントフェンダーの振動および音響を低減することができ、しかもフロントフェンダーおよび前輪間のクリアランスを十分に確保して設計自由度を増大せしめるとともに、ガーニッシュによってフロントフェンダーの外観性を優れたものとすることができる。
【0032】
また請求項2記載の発明によれば、フロントフォークの前後で且つフロントフェンダーの長手方向に延びる外側への突部をフロントフェンダーの左右両側に形成したことにより、重量増大を回避しつつフロントフォークの前後でフロントフェンダーの長手方向剛性を高めてフロントフェンダーの振動および音響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の自動二輪車の前部側面図である。
【図2】 フロントフェンダーの拡大側面図である。
【図3】 図2の3−3線断面図である。
【図4】 図2の4−4線断面図である。
【図5】 マウントゴムの切欠き斜視図である。
【図6】 図2の6−6線断面図である。
【図7】 図6の7−7線断面図である。
【図8】 図7からマウントゴムを省略した図である。
【図9】 図2の9−9線断面図である。
【図10】 図9の10−10線断面図である。
【図11】 図10の11−11線断面図である。
【図12】 図2の12−12線断面図である。
【図13】 第2実施例のフロントフェンダーの側面図である。
【図14】 図13の14−14線断面図である。
【符号の説明】
17・・・フロントフォーク
211 ,212 ・・・フロントフェンダー
24・・・ガーニッシュ
25・・・弾性部材としてのマウントゴム
50・・・突部
W・・・前輪
Claims (3)
- 前輪(W)を回転自在に支承するフロントフォーク(17)に、該フロントフォーク(17)から前後に延びるフロントフェンダー(211 )が前輪(W)の上方を覆って取付けられる自動二輪車において、
フロントフェンダー(211 )の左右両側外面に、該フロントフェンダー(211 )の長手方向に間隔をあけた複数箇所でフロントフェンダー(211 )との間に弾性部材(25)を介在させたガーニッシュ(24)がそれぞれ取付けられることを特徴とする自動二輪車におけるフロントフェンダー装置。 - 前輪(W)を回転自在に支承するフロントフォーク(17)に、該フロントフォーク(17)から前後に延びるフロントフェンダー(212 )が前輪(W)の上方を覆って取付けられる自動二輪車において、
フロントフェンダー(212 )の左右両側には、該フロントフェンダー(21 2 )の長手方向剛性を高めてその振動及び音響を低減するために該フロントフェンダー(212 )の外面側に突出した突部(50)が、フロントフォーク(17)の前後で且つ該フロントフェンダー(212 )の長手方向に延びて形成されることを特徴とする、自動二輪車におけるフロントフェンダー装置。 - 前記突部(50)のフロントフォーク(17)よりも前側部分と後側部分とは、車両側面視でフロントフォーク(17)の軸線に関してほぼ対称な位置に形成されることを特徴とする、請求項2に記載の自動二輪車におけるフロントフェンダー装置。
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