JP3793252B2 - 自動二輪車におけるサイドミラー及びアッパカウルの防振支持構造 - Google Patents

自動二輪車におけるサイドミラー及びアッパカウルの防振支持構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車におけるサイドミラー及びアッパカウルに対する防振支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用補機の防振支持構造として、例えば支持フレームに内周部を保持させたゴム製弾性筒の外周面に、その周方向に延びる周溝を形成し、車両の補機を支持する支持部材に支持孔を穿設すると共に、その支持部材の支持孔周縁部を弾性筒の前記周溝に径方向の遊隙を存して嵌合させるようにしたものが従来公知であり(例えば実公平2−35069号公報参照)、このものでは、補機の振動が弾性筒に対し支持部材を介して該筒を横切る方向に伝えられた場合に、その弾性筒の、周溝で囲まれた小径部の外周面に支持部材の支持孔周縁部を圧接させることで振動エネルギを吸収し得るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記従来構造では、弾性筒の、周溝内側の小径部の径方向肉厚(従ってラバー容量)が比較的小さいため、十分な防振効果を果たし得ないという問題がある。
【0004】
またこの問題を解決するために、例えば弾性筒を全体的に大径化する等して上記小径部の高容量化を図れば、それだけ防振構造の大型化を招き、車体空間へのレイアウト上の制約も多くなる等の別の不都合を生じる。また防振効果を高めるために、例えば支持部材の支持孔周縁部の板厚を大きく設定して該支持孔周縁部と弾性筒の上記小径部との接触面積を広く確保しようとすれば、それだけ支持部材の重量増を招く不都合を生じる。
【0005】
本発明は、此のような実情に鑑みてなされたもので、弾性筒自体を大型化したり或いは支持部材を厚肉にしたりしなくても高い防振効果が得られるようにして、従来構造の上記問題を一挙に解決し得るようにした、車両、特に自動二輪車におけるサイドミラー及びアッパカウルの防振支持構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1の発明は、車体フレームに連結支持されたアッパカウルと、左右一対のサイドミラーとを共通のステーの先部先部に連結、固定すると共に、同ステーの、左右方向に延びる帯板状の基部に支持孔を穿設し、その支持孔の周縁部と、ヘッドパイプに内周部を保持させた弾性筒の外周面に形成されてその周方向に延びる周溝とを径方向の遊隙を存して互いに嵌合させてなる、自動二輪車におけるサイドミラー及びアッパカウルの防振支持構造であって、前記支持孔の周辺で前記ステーには、前記弾性筒を間に挟んで相対向する一対の円弧面よりなるストッパ面をそれぞれ有する一対の係止片を一体的に設けて、その両ストッパ面を前記弾性筒の外周面に対し前記遊隙よりも小さい径方向間隙を存して対面させ、一方の前記係止片は、前記基部枠の側縁部にその長手方向に沿って連設される補強のためのフランジの一部に形成した円弧部で構成されることを特徴とする。
【0007】
【作 用】
発明の上記構成によれば、左右のサイドミラー及びアッパカウルからの前後又は左右方向の振動が弾性筒にステーを介して伝えられた場合には、そのステーの支持孔周縁部が弾性筒の周溝内底面に接触するよりも前に、上記係止片のストッパ面が弾性筒の外周面に圧接することでその振動エネルギが吸収されるようにしたから、弾性筒を特別に大型化しなくてもその弾性筒の弾性容量の大きい大径部で高い防振効果を発揮させることが可能となり、従って、十分な防振効果を確保しつつ、弾性筒の小型化と耐久性向上とを達成することができる。またステーにおける帯板状基部枠の板厚、特に支持孔周縁部の肉厚を特別に大きくしなくても、上記係止片のストッパ面を広い接触面積を以て弾性筒に接触させることが可能となって、ステーの薄肉軽量化が図られる。更にステー基部枠の側縁部にその長手方向に沿って連設される補強のためのフランジの一部(円弧部)を係止片として兼用しているため、それだけ構造の簡素化を図ることができる。更に実施に当たっては、ステーの基部枠に上記係止片を単に付加するだけでよく、弾性筒やステー自体の大幅な構造変更を必要としない
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0009】
添付図面の図1は、本発明を適用した自動二輪車の一実施例を示す全体側面図、図2は図1の2矢視より見た拡大平面図、図3は図2の3−3線に沿う拡大断面図、図4は図3の4矢視部の拡大断面図、図5は図3の5矢視部の拡大断面図、図6は主要部の分解斜視図、図7は図4の7−7線に沿う断面である。
【0010】
先ず、図1において自動二輪車Vの車体フレームFは、その前端に支持フレームとしてのヘッドパイプHを一体に有しており、このヘッドパイプHには、前輪Wfを下端部で支持するフロントフォーク1の上端部が、操向ハンドル2によって操向操作し得るように軸支される。車体フレームFには、エンジン及び変速機を含むパワーユニットPが吊持され、そのパワーユニットPの上方には、車体フレームFを跨ぐ燃料タンクTが配設される。車体フレームFの前部には、合成樹脂等の薄板より各々成形されたアッパカウルCU およびロアカウルCL を有して基本的に流線形をなすフロントカウルCが取付けられており、アッパカウルCU の上端部には透明なシールド板3が一体的に保持されている。
【0011】
アッパカウルCU 上部の左右両側には、操向ハンドル2との干渉を避ける切欠状凹部4が形成されると共に、その凹部4の上方に左右一対のサイドミラーSmの基端部がそれぞれ一体的に連結されている。アッパカウルCU 及びロアカウルCL は各々、公知の連結具(図示せず)により車体フレームFに連結支持され、更にその連結具とは別個独立した共通のステーStによってアッパカウルCU の左右両側部及びサイドミラーSmの各基端部がヘッドパイプHに支持される。次にそのステーStによる支持構造を図2〜図7を参照して具体的に説明する。
【0012】
ステーStは、それは図2,6に示すように、ヘッドパイプHの頂部16に対面する板状の中央基部枠5と、その左右両端より各々起立して前方且つ外向きに傾斜して延びる左右一対のパイプ状側部枠6と、その各側部枠6の先端に連なりアッパカウルCU の左右両側部の裏面にそれぞれ対面する左右一対の板状先部枠7とを溶接等により一体に結合して構成され、左右の側部枠6間には、補強のための連結杆8が一体的に橋架連結される。
【0013】
次に図3,5を併せて参照して前記先部枠7とサイドミラーSm、アッパカウルCU との間の連結構造を説明する。先部枠7の横断面形状は、開口部がアッパカウルCU 側を向く偏平なチャンネル状に形成されており、その内底面には、アッパカウルCU 側に起立する一対の連結カラー9が所定間隔をおいて一体的に突設される。これらカラー9には段付き弾性ブッシュ10の内周が嵌合され、そのブッシュ10の小径部外周がアッパカウルCU の取付孔hに嵌合される。そのアッパカウルCU の、先部枠7に対応した表面には、サイドミラーSmの支持腕11の基端面11fが衝合しており、その基端面11fには、支持腕11内に一体的に収容保持されたミラー支持枠12の基端部12aが露出している。この基端部12aには、前記連結カラー9の先端にそれぞれ衝合する一対の連結筒部13が突設されており、その連結筒部13を挿通させる孔14aを有して前記弾性ブッシュ10の小径端に当接する弾性板14が、前記基端部12aとアッパカウルCU 間に介装される。而して前記連結筒部13及び連結カラー9を貫通するボルトB1 と、このボルトB1 に螺合されて先部枠7に係合する袋ナットNとにより、ミラー支持枠12及び先部枠7が一体的に結合され、この結合状態で、アッパカウルCU の取付孔h周縁部が弾性ブッシュ10と弾性板14との間に弾力的に挟着される。
【0014】
更に図3,4,7を併せて参照して、前記基部枠5とヘッドパイプHとの連結構造を説明する。ヘッドパイプHには、フロントフォーク1の上端部(従って操向ハンドル2の枢軸)を操向可能に挿通支持させる軸受孔15が設けられ、この軸受孔15の後方においてヘッドパイプHの頂部16には、前記ステーStの取付座となり且つ取付ボルトB2 を各々螺挿させる左右一対の取付ボス16bが互いに間隔をおいて一体に形成される。この各取付ボス16bの上面には、第1及び第2カラー17,18及びワッシャ19がこの順序で下方より順次積層配置されており、更に第1及び第2カラー17,18の各フランジ部17f,18f間には、第1カラー17の軸部外周に嵌合したゴム等の弾性材よりなる第1弾性筒20が、また第2カラー18のフランジ部18f及びワッシャ19間には、第2カラー18の軸部外周に嵌合したゴム等の弾性材よりなる第2弾性筒21がそれぞれ介装され、その第2弾性筒21は第2カラー18のフランジ部18fよりも大径に形成される。第1及び第2カラー17,18及びワッシャ19は、それらを貫通する前記取付ボルトB2 により取付ボス16bに一体に締着されており、この締着状態では、各弾性筒20,21はその内周部及び軸方向両端部が各カラー17,18及びワッシャ19を介して取付ボス16b上の取付ボルトB2 に一体的に嵌合、固定される。
【0015】
前記第1弾性筒20の外周面には、その周方向に延びる周溝20gが形成されおり、この周溝20gには、燃料タンクTの前端部より前方に延出するタンクステー22の、左右一対の支持孔22h周縁部がその軸線方向(上下方向)にのみ遊隙を存して嵌合支持されている。
【0016】
また前記第2弾性筒21は、本発明の弾性筒を構成するものであって、それの外周面には、その周方向に延びる周溝21gが形成されおり、この周溝21gには基部枠5の、左右一対の支持孔5h周縁部がその軸線方向(上下方向)及び径方向にそれぞれ遊隙s0 ,s1 を存して嵌合支持され、即ち支持孔5h周縁部の下側面と周溝21gの下側の内側面との間には上下方向の遊隙s0 が設定され、また支持孔5h周縁部の内周面と周溝21gの内底面との間には径方向の遊隙s1 が設定される。
【0017】
基部枠5は、基本的には左右方向に延びる帯板状に形成されており、その後側縁部には下向きのフランジ5fが該基部枠5の長手方向に沿って一体に連設される。また基部枠5の、特に第2弾性筒21に対応する前,後各側縁部はそれぞれ円弧状に膨らんでおり、従ってその後側縁部に連なる前記フランジ5fには前記弾性筒21に対応して円弧部23が形成される。一方、基部枠5の前側縁部には、第2弾性筒21を挟んで前記円弧部23と対面するように略半円弧状の係合突起24が一体に突設(図示例では溶接)される。この係合突起24および前記円弧部23は本発明の係止片を構成するものであって、それらの各内面24s,23s(即ち第2弾性筒21外周面との対向面)は本発明のストッパ面を構成する。而してそのストッパ面としての各内面24s,23sと第2弾性筒21外周面との間には、前記遊隙s1 よりも小さい径方向間隙s2 が設定(図示例では、s1 −s2 =約0.5ミリ)される。
【0018】
更に第2弾性筒21の内周面には、その軸線方向に延びるスプライン状の多数の肉抜き溝21aが形成されており、これにより弾性筒21と、保持筒としての第2カラー18の軸部との間には弾性筒21のラバー容量を低減するためのクリアランスが設けられる。
【0019】
次に前記実施例の作用について説明する。サイドミラーSmやアッパカウルCU (フロントカウルC)の重量の一部は前記ステーStや第2弾性筒21を介してヘッドパイプHの頂部16に受け止められる。
【0020】
また自動二輪車の走行等によりサイドミラーSmやアッパカウルCU (フロントカウルC)に発生する振動のうち特に前後又は左右方向(即ち第2弾性筒21を横切る方向)の振動はステーStを介して第2弾性筒21に伝えられる。この場合、ステーStの基部枠5には係止片としてのフランジ5fの円弧部23及び円弧状係合突起24が設けられ且つそれらの、ストッパ面としての各内面23s,24sと弾性筒21外周面との間の径方向間隙s2 が、基部枠5の支持孔5h周縁部と弾性筒21の周溝21gとの径方向遊隙s1 よりも小さく設定されているため、前記振動が第2弾性筒21に伝えられた場合に、前記円弧部23及び/又は円弧状係合突起24の内面23s,24sが先ず第2弾性筒21の外周面に圧接することで振動エネルギが吸収されることとなる。この結果、その弾性筒21を特別に大型化しなくてもその弾性筒21のラバー容量の大きい大径部で高い防振効果を発揮させることができるため、十分な防振効果を確保しつつ、弾性筒21の小型化と耐久性向上とを達成することができる。またステーStにおける基部枠5の板厚(特に支持孔5h周縁部の肉厚)を特別に大きくしなくても前記ストッパ面23s,24sを広い接触面積を以て弾性筒21に接触させることができることから、ステーStの薄肉軽量化が図られる。更にステーSt(基部枠5)に補強のために設けられるフランジ5fの一部(円弧部23)を係止片として兼用しているため、それだけ構造の簡素化を図ることができる
【0021】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば、図示例では、弾性筒を円筒状とし且つステーの支持孔を円弧孔としたが、弾性筒によって制振すべき振動の方向によっては弾性筒を角筒状とし且つステーの支持孔を角孔としてもよい。
【0022】
更に図示例では、ステーStの基部枠5の一部(フランジ5fの円弧部23)及び別部品(係合突起24)で係止片を構成するものを示したが、発明では、ステーの一部を切り起こして係止片を形成してもよく、更にステーの、係止片を含む一部又は全体を、鋼板の絞り加工や合成樹脂の成型工程で、一体成形するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、車体フレームに連結支持されたアッパカウルと、左右一対のサイドミラーとを共通のステーの先部先部枠に連結、固定すると共に、同ステーの、左右方向に延びる帯板状の基部枠に支持孔を穿設し、その支持孔の周縁部と、ヘッドパイプに内周部を保持させた弾性筒の外周面に形成されてその周方向に延びる周溝とを径方向の遊隙を存して互いに嵌合させ、支持孔の周辺でステーには、弾性筒を間に挟んで相対向する一対の円弧面よりなるストッパ面をそれぞれ有する一対の係止片を一体的に設けて、その両ストッパ面を弾性筒の外周面に対し、前記遊隙よりも小さい径方向間隙を存して対面させ、左右のサイドミラー及びアッパカウルからの前後又は左右方向の振動が弾性筒にステーを介して伝えられた場合に、ステーの帯板状基部枠に設けた係止片の円弧状ストッパ面を弾性筒の外周面に圧接させることでその振動エネルギが吸収されるようにしたので、弾性筒を特別に大型化しなくてもその弾性筒の弾性容量の大きい大径部を利用して高い防振効果を発揮させることができ、従って十分な防振効果を確保しつつ、弾性筒の小型化と耐久性向上とに寄与することができる。またステー基部枠の板厚、特に支持孔周縁部の肉厚を特別に大きくしなくても、上記係止片のストッパ面を広い接触面積を以て弾性筒に接触させることが可能となるから、ステー(基部枠)自体の薄肉軽量化にも寄与することができる。また一方の係止片は、基部枠の側縁部にその長手方向に沿って連設される補強のためのフランジの一部に形成した円弧部で構成されるので、ステー基部枠に補強のために設けられるフランジの一部(円弧部)を係止片に兼用できて、それだけ構造の簡素化を図ることができる。更にステーの基部枠に上記係止片を単に付加するだけの簡単な構造であって、弾性筒やステー自体の大幅な構造変更を必要としないから、コストの節減や生産性の向上にも寄与することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した自動二輪車の一実施例を示す全体側面図
【図2】 図1の2矢視より見た拡大平面図
【図3】 図2の3−3線に沿う拡大断面図
【図4】 図3の4矢視部の拡大断面図
【図5】 図3の5矢視部の拡大断面図
【図6】 主要部の分解斜視図
【図7】 図4の7−7線に沿う断面
【符号の説明】
U アッパカウル
F 車体フレーム
H ヘッドパイプ
Sm サイドミラー
St ステー
1 遊隙
2 間隙
基部枠
5f フランジ
先部枠
21 弾性筒としての第2弾性筒
21g 周溝
23 係止片としてのフランジの円弧部
23s ストッパ面としての内面
24 係止片としての係合突起
24s ストッパ面としての内面

Claims (1)

  1. 車体フレーム(F)に連結支持されたアッパカウル(CU )と、左右一対のサイドミラー(Sm)とを共通のステー(St)の先部枠(7)に連結、固定すると共に、同ステー(St)の、左右方向に延びる帯板状の基部枠(5)に支持孔(5h)を穿設し、その支持孔(5h)の周縁部と、ヘッドパイプ(H)に内周部を保持させた弾性筒(21)の外周面に形成されてその周方向に延びる周溝(21g)とを径方向の遊隙(s1 )を存して互いに嵌合させてなる、自動二輪車におけるサイドミラー及びアッパカウルの防振支持構造であって、
    前記支持孔(5h)の周辺で前記ステー(St)には、前記弾性筒(21)を間に挟んで相対向する一対の円弧面よりなるストッパ面(23s,24s)をそれぞれ有する一対の係止片(23,24)を一体的に設けて、その両ストッパ面(23s,24s)を前記弾性筒(21)の外周面に対し前記遊隙(s1 )よりも小さい径方向間隙(s2 )を存して対面させ、
    一方の前記係止片(23)は、前記基部枠(5)の側縁部にその長手方向に沿って連設される補強のためのフランジ(5f)の一部に形成した円弧部で構成されることを特徴とする、自動二輪車におけるサイドミラー及びアッパカウルの防振支持構造
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