JPH0327915Y2 - - Google Patents

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JPH0327915Y2
JPH0327915Y2 JP1986033015U JP3301586U JPH0327915Y2 JP H0327915 Y2 JPH0327915 Y2 JP H0327915Y2 JP 1986033015 U JP1986033015 U JP 1986033015U JP 3301586 U JP3301586 U JP 3301586U JP H0327915 Y2 JPH0327915 Y2 JP H0327915Y2
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JP
Japan
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mirror
vehicle
housing
leg
main
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JP1986033015U
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JPS62144789U (ja
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Publication date
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Priority to US06/945,615 priority patent/US4759620A/en
Priority to FR868618171A priority patent/FR2591988B1/fr
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用ミラー装置に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、車体の側部に設けられた車両用ミラー装
置に外部荷重がかかつた場合、車両用ミラー装置
が回動してその外部荷重を避ける構造を示すもの
として特開昭58−49538号公報が知られている。
この技術ではミラーを支える脚体は1本で構成さ
れているから、空力特性から脚体は比較的太くな
り、また車両の走行による振動に対するミラーの
振動を可及的に防止することはむずかしい。ま
た、空力特性を考慮して脚体2本とした構造を示
すものとして、特開昭59−32534号公報が知られ
ている。この技術では空力特性からミラーを支え
る脚体は細い2本の脚体にて構成されているもの
の、車両の走行に伴う振動に対してはミラーの振
動を可及的に防止することができない。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、外
部荷重がミラーにかかつた場合有効にその外部荷
重を回避し、かつ空力特性に適つた脚体を有する
と共に車体の振動によるミラーの振動を可及的に
防止することが可能な車両用ミラー装置を提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本考案によれば、ミ
ラーと、該ミラーを保持するハウジングと、該ハ
ウジングを支持しかつ車体と連結する複数の脚体
とからなる車両用ミラー装置において、前記脚体
のうちすくなくと1本は所定量以上の外部荷重が
かかつた場合互いに分割又は折曲可能な前記車体
側脚部及び前記ハウジング側脚部から成る主脚体
とし、残余の脚体は可撓性のある振動吸収部材で
接続された前記車体側脚部及び前記ハウジング側
脚部より構成したものである。
(作用) 上記構成によれば、外部荷重がミラーにかかつ
た場合、主脚体は離脱又は折曲しかつ残余の脚体
はその可撓性の故、前記外部荷重を回避すること
ができ、残余の脚体によりミラーが車体より離脱
することがない。車体の振動によるミラーの振動
は振動防止部材により構成される残余の脚体によ
り軽減される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図は本考案の実施例に係る車両用ミラー装
置を備えた自動二輪車の側面図、第2図は同自動
二輪車の正面図である。
図において、1は自動二輪車(車両)を示し、
該自動二輪車1は、その前部が前輪2を回転自在
に取り付けられたフロントフオーク3を回動自在
に支持し且つ図示されないフレームに固定された
ヘツドパイプを介してフレームによつて支持さ
れ、その後部は後輪4を回転在に取り付けられた
リヤフオーク5を回動自在にフレームにピボツト
軸(図示せず)を介して取り付けられ、かつリヤ
フオーク5をフレームにリヤサスペンシヨン(図
示せず)を介して揺動自在に支持されることによ
つて構成されている。
前記フロントフオーク3の上部にはハンドル6
が取り付けられ、該ハンドル6の後方の略車体中
央には燃料タンク7が設けられ、該燃料タンク7
の後部にはシート8が配設され、該シート8の後
部にはリヤシート9が配設されている。
前記ヘツドパイプ及び略車体中央部の両側面を
覆うフエアリング10が前記フレームにフエアリ
ングステー(図示せず)を介して取り付けられて
いる。このフエアリング10は前記ヘツドパイプ
の前方を覆う主フエアリング11と、該主フエア
リング11の一方の端部に取り付けられたスクリ
ーン12と、他方の端部に取り付けられた副フエ
アリング13によつて構成されている。主フエア
リング11の右端部(第2図中右側)にはバツク
ミラー(車両用ミラー装置)14が取り付けられ
ている。第3図〜第5図は本考案の第1実施例に
係るバツクミラー14を示し、該バツクミラー1
4はミラー15と、該ミラー15を保持するハウ
ジング16と、該ハウジング16と主フエアリン
グ11の右端部とを結合するための主脚体17、
副脚体(残余の脚体)18によつて形成される脚
体19とから成る。
前記主・副脚体17,18は前記ハウジング1
6と一体に形成されているハウジング側脚部17
a,18aと主フエアリング11の右端部に取り
付けられる主フエアリング側脚部17b,18b
とに夫々分けられる。主脚体17のハウジング側
脚部17aにはきのこ状の突起17cが設けら
れ、主フエアリング側脚部17bにはきのこ状の
突起17cが嵌合する嵌合穴17dが設けられて
いる。このきのこ状の突起17cが嵌合穴17d
内に嵌合されることによつて、ハウジング側脚部
17aと主フエアリング側脚部17bとは結合さ
れる。しかし、前記ミラー15側に所定量以上の
外部荷重がかかると、ハウジング側脚部17aの
きのこ状の突起17cは主フエアリング側脚部1
7bの嵌合穴17dから外れ、この外部荷重を回
避するように構成されている。
前記副脚体18の前記ハウジング側脚部18a
と前記主フエアリング側脚部18bとの間には、
ラバーなどの可撓性を有しかつ振動吸収性を有す
る部材20が設けられているから、車体の振動に
よるミラー15の振れを防止すると共に幅脚体1
8によりミラー15が車体より離脱することがな
い。また、前記副脚体18は、前記主脚体17の
場合と同様に所定量以上の外部荷重が前記ミラー
15側にかかると、部材20の可撓性のため外部
荷重を回避するよう構成されている。
上述のように構成された前記脚体19は車両の
進行方向に対して前記主脚体17が前方かつ下方
に、前記副脚体18が後方かつ上方に位置するよ
うに前記主フエアリング11の右端部に取り付け
られている。このため脚体19は車両の走行中前
方(第4図中矢線A方向)から前記ミラー15側
に所定量以上の外部荷重がかかつた場合に、前方
に位置している前記主脚体17が離脱または折曲
することによつて直ちに外部荷重を回避するか
ら、前方から来る外部荷重に対する応動性が良好
となつている。また、脚体19は乗車時などの車
両が下方に沈む時、下方(第5図中矢線B方向)
から前記ミラー15側に所定量以上の外部荷重が
かかつた場合も下方に位置している主脚体17が
離脱または折曲することによつて直ちに外部荷重
を回避するから、下方から来る外部荷重に対して
も応動性が良好となつている。
第6図〜第9図は本考案の第2実施例を示すも
ので、前記第1実施例と略同様の構成であり、第
1実施例と共通する部分については図面に同一符
号を付してその詳細な説明は省略する。前記主脚
体17のハウジング側脚部17a及び主フエアリ
ング側脚部17bには切欠部17c′,17d′が
夫々設けられ、これらの切欠部17c′,17d′を
重ね合せてボルト21及びナツト22によつてハ
ウジング側脚部17a及び主フエアリング側脚部
17bを回動自在に結合している点が前記第1実
施例と異なつているのみである。この場合も脚体
19は前記第1実施例と同様に主フエアリング1
1の右端部に取り付けられ、車両の走行中前方
(第8図中矢線A方向)から前記ミラー15側に
所定量以上の外部荷重がかかつた場合前方に位置
している主脚体17が折曲回動することにより直
ちに外部荷重を回避するから前方から来る外部荷
重に対する応動性が良く、第1実施例と同様にハ
ウジング16は副脚体18に対し確固と保持され
る。かつ副脚体18を構成するハウジング側脚部
18aと主フエアリング側脚部18bとが振動吸
収性を有する部材20で接続されているため車体
の振動によるミラー15の振れを防止することが
可能となる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、ミラー
と、該ミラーを保持するハウジングと、該ハウジ
ングを支持しかつ車体と連結する複数の脚体とか
らなる車両用ミラー装置において、前記脚体うち
すくなくとも1本は所定量以上の外部荷重がかか
つた場合互いに分割又は折曲可能な前記車体側脚
部及び前記ハウジング側脚部から成る主脚体と
し、残余の脚体は可撓性のある振動吸収部材で接
続された前記車体側脚部及び前記ハウジング側脚
部より構成したものである。したがつて、ハウジ
ングを複数の脚体にて支持したため空力特性に適
つた細い脚体にて形成することが可能となつた。
ミラーに所定量以上の外部荷重がかかつた場合、
主脚体が離脱及び折曲しかつ副脚体は可撓性を有
するため、直ちに外部荷重を回避することがで
き、また直ちに外部荷重を回避するからミラーへ
の衝撃が少なくすることができ、副脚体によりミ
ラーは確固と保持される。また副脚体は可撓性の
ある振動吸収部材を有しているので車両の走行時
ミラーの振動を可及的に防止することが出来るな
どの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る車両用ミラー装
置を備えた自動二輪車の側面図、第2図は同自動
二輪車の正面図、第3図は本考案の第1実施例に
係る車両用ミラー装置の斜視図、第4図、第5図
は同車両用ミラー装置の作用説明用斜視図、第6
図は本考案の第2実施例に係るミラー装置の斜視
図、第7図は第6図の要部拡大斜視図、第8図は
同ミラー装置の作用説明用斜視図である。 14……バツクミラー(車両用ミラー装置)、
15……ミラー、16……ハウジング、17……
主脚体、18……副脚体(残余の脚体)、19…
…脚体、20……振動吸収部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーと、該ミラーを保持するハウジングと、
    該ハウジングを支持しかつ車体と連結する複数の
    脚体とからなる車両用ミラー装置において、前記
    脚体のうちすくなくとも1本は所定量以上の外部
    荷重がかかつた場合互いに分割又は折曲可能な前
    記車体側脚部及び前記ハウジング側脚部から成る
    主脚体とし、残余の脚体は可撓性のある振動吸収
    部材で接続された前記車体側脚部及び前記ハウジ
    ング側脚部から成る特徴とする車両用ミラー装
    置。
JP1986033015U 1985-12-25 1986-03-07 Expired JPH0327915Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986033015U JPH0327915Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07
US06/945,615 US4759620A (en) 1985-12-25 1986-12-23 Back-mirror device for small-sized vehicles
FR868618171A FR2591988B1 (fr) 1985-12-25 1986-12-24 Retroviseur supporte par deux bras profiles espaces l'un de l'autre

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986033015U JPH0327915Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62144789U JPS62144789U (ja) 1987-09-12
JPH0327915Y2 true JPH0327915Y2 (ja) 1991-06-17

Family

ID=30840229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986033015U Expired JPH0327915Y2 (ja) 1985-12-25 1986-03-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932534A (ja) * 1982-08-18 1984-02-22 Yamaha Motor Co Ltd 車両用ドアミラ−

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870977U (ja) * 1981-11-10 1983-05-13 本田技研工業株式会社 自動二輪車等のミラ−ア−ムカバ−装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932534A (ja) * 1982-08-18 1984-02-22 Yamaha Motor Co Ltd 車両用ドアミラ−

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JPS62144789U (ja) 1987-09-12

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