JPH05148349A - 共重合ポリエステルならびにそれより成る成形体 - Google Patents

共重合ポリエステルならびにそれより成る成形体

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JPH05148349A
JPH05148349A JP31501791A JP31501791A JPH05148349A JP H05148349 A JPH05148349 A JP H05148349A JP 31501791 A JP31501791 A JP 31501791A JP 31501791 A JP31501791 A JP 31501791A JP H05148349 A JPH05148349 A JP H05148349A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形時の金型汚染が少なく、耐熱性などに優
れた共重合ポリエステル及びその成形体を得る。 【構成】 ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、ジオ
ール成分としてエチレングリコールを主成分とし、ま
た、少量ジオール成分としてシクロヘキサンジメタノー
ル、ジエチレングリコールを含み、環状三量体含有量が
0.35重量%以下、更に、極限粘度、密度、低温結晶
化ピーク温度が特定範囲にある共重合ポリエステル及び
その成形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボトル、フィルム、シ
ートなどに有用な共重合ポリエステルに関する。詳しく
は、成形時に金型などの汚染を起こしにくいオリゴマー
含量が少なく、耐熱性に優れた共重合ポリエステルおよ
びその成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(以下、
「PET]という。)は機械的強度、化学的安定性、透
明性、衛生性などに優れており、また軽量、安価である
ために、各種のシート、容器として幅広く包装材料に用
いられ、特に、炭酸飲料、果汁飲料、液体調味料、食用
油、酒、ワイン用の容器としての伸びが著しい。
【0003】このようなPETは、例えば、ボトルの場
合、射出成形機で中空成形体用のプリフォームを成形
し、このプリフォームを所定形状の金型中で延伸ブロー
する。また、果汁飲料などのように熱充填を必要とする
内容液の場合には、そのブロー金型中あるいは、別途設
けた金型中で更に、熱固定してボトルに成形されるのが
一般的である。
【0004】しかし、成形に用いる従来のPETのチッ
プ中には、オリゴマーが主成分の環状三量体の量とし
て、溶融重合チップで通常1〜2重量%、個相重合チッ
プでも通常0.5〜1.0重量%含有しており、これら
オリゴマー類が、成形時に金型などの装置類に付着し、
汚染する。この金型などの汚染は、成形品の表面肌荒れ
や白化などの原因となる。このため、金型などをなるべ
く頻繁に清掃する必要がある。
【0005】そこで、従来、固相重合時間を延長した
り、触媒量を多くして低オリゴマー化が試みられている
が、このような方法によるオリゴマーの低減には限度が
あり、かつ、経済的な方法ではない。一方、PETに類
似した性質を有する共重合ポリエステル、例えば、ジカ
ルボン酸成分としてテレフタル酸とイソフタル酸を用い
た共重合ポリエステルや、グリコール成分として、エチ
レングリコールとジエチレングリコールを用いた共重合
ポリエステルなども多く知られている。しかしながら、
オリゴマー量がある程度以上に低減され、かつ、PET
と同等またはそれ以上の物性を有する共重合ポリエステ
ルは具体的に知られていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、成形
時に金型などの汚染を起こしにくい、オリゴマー含量が
少なく、かつ、従来のPETと同等以上の耐熱性を有す
る共重合ポリエステルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、目的を達
成するために鋭意検討した結果、従来のPETに少量の
シクロヘキサンジメタノール及びジエチレングリコール
が含まれた特定の物性範囲の共重合ポリエステルを見い
出し、本発明に到達した。すなわち、本発明の要旨は、
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、ジオール成分と
してエチレングリコールを主成分とする共重合ポリエス
テルであって、(1) ジオール成分としてシクロヘキ
サンジメタノールが0.1〜5.0モル%、ジエチレン
グリコールが0.2〜3.0モル%であり、(2) 環
状三量体の含有量が0.35重量%以下、(3) 極限
粘度が0.50〜1.50dl/g、(4) 密度が
1.37g/cm3以上、(5) 差動走査型熱量計で
求めた低温結晶化ピーク温度(Tc)が120〜185
℃、であることを特徴とする共重合ポリエステル、なら
びにそれより成る成型体に存する。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
共重合ポリエステルは、主成分のテレフタル酸、エチレ
ングリコールについては、公知のPETで用いられる原
料を用いればよい。また、本発明のシクロヘキサンジメ
タノール原料としては、1,2−1,3−および1,4
−シクロヘキサンジメタノールが挙げられ、そのシス、
トランス体比は、任意の割合の混合物でよい。このう
ち、通常は、1,4−シクロヘキサンジメタノールで、
シス/トランス比が(20〜80)/(80〜20)の
割合のものが特に好ましく使用される。
【0009】また、ジエチレングリコール(以下「DE
G」という)については、重合反応中にエチレングリコ
ールより一部副生してくるので、ジエチレングリコール
またはそのエステル形成性誘導体の所定量を重合原料と
して用いる場合のほか、反応条件、添加剤などを適宜選
択することのみでDEGの含有量をコントロールするこ
ろができる。例えば、トリエチルアミン、トリ−n−ブ
チルアミン、ベンジルジメチルアミンなどの第3級アミ
ン、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラブ
チルアンモニウム、水酸化トリメチルベンジルアンモニ
ウムなどの水酸化第4級アンモニウムおよび炭酸リチウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酢酸ナトリウムな
どの塩基性化合物を少量添加し、DEGの生成を抑制す
ることができる。一方、硫酸などの無機酸、安息香酸な
どの有機酸を重合原料中に少量添加すれば、DEGの生
成を促進し、含有量を増加させることもできる。
【0010】これらのDEGコントロール剤は、必要に
応じ、通常、全重合原料の0.001〜10重量%、好
ましくは、0.005〜1重量%使用される。本発明の
共重合ポリエステルでは、全ジオール成分を基準とし
て、シクロヘキサンジメタノールが0.1〜5.0モル
%、好ましくは0.2〜3.5モル%であり、かつ、D
EGが0.2〜3.0モル%、好ましくは0.2〜2.
5モル%の範囲で含有される。該範囲に満たない場合
は、オリゴマーの低減効果が少なく、従来のPET以上
の優位性が認められない。一方、該範囲を超える場合は
オリゴマー量が増加傾向となり、結晶性も低下するので
好ましくない。以上の原料組成において、オリゴマーの
主成分である環状三量体の含有量が0.35重量%以下
の共重合体ポリエステルを容易に得ることができる。
【0011】次に、本発明の共重合ポリエステルの極限
粘度は、フェノール/テトラクロロエタン(重量比1/
1)の混合溶液中で30℃で測定して、0.50〜1.
50dl/g、好ましくは0.70〜1.00dl/g
である。0.5dl/g未満では、得られた共重合ポリ
エステルの強度が低く、重合反応修了後、反応缶から抜
き出してチップ化するのが困難であり、成形品としても
十分な強伸度を持ち得ない。また、1.5dl/gを超
える場合は、溶融粘度が、高くなり過ぎ、射出、押出成
形時、バルブ内での剪断発熱が大きくなるため、一旦低
減化したオリゴマーが再度多量に副生するため、結果的
には、金型などの汚染改良が認められず、好ましくな
い。
【0012】本発明の共重合ポリエステルの密度は、四
塩化炭素/n−ヘプタンの混合溶媒を用いた密度勾配管
により、23℃で測定した時、1.37g/cm3
上、好ましくは1.38g/cm3以上、更に好ましく
は1.39g/cm3以上である。1.37g/cm3
下では、まだ、共重合ポリエステルの非晶分率が高いた
め、オリゴマーを効率よく減少することができない。
【0013】また、本発明の共重合ポリエステルの結晶
化特性としては、低温結晶化ピーク温度(Tc)が12
0〜185℃、好ましくは130〜180℃、更に好ま
しくは135〜170℃である。Tcは、差動走査型熱
量計で、共重合ポリエステル試料を300℃、5分間溶
融保持した後、該試料を一旦外部に取り出し、速やかに
液体窒素に数秒間漬けて急冷し、室温で放置後、試料を
装置にもどして室温より20℃/分で昇温したときの加
熱曲線の低温結晶化による発熱ピークより求められる。
Tcが、上述の範囲を外れた場合は、通常の成形材料と
して適当な結晶性が得られにくく、また、耐熱性も低下
する傾向にある。
【0014】以上の本発明の共重合ポリエステルは、P
ETについて従来から公知の方法で、溶融重合およびそ
れに引き続く固相重合を行うことにより製造される。以
下、製造方法について詳細に述べる。溶融重合法として
は、例えば、テレフタル酸、エチレングリコールおよび
シクロヘキサンジメタノールを用いて加圧下で直接エス
テル化反応を行った後、更に昇温すると共に次第に減圧
とし重縮合反応させる方法がある。あるいは、テレフタ
ル酸のエステル誘導体、例えば、テレフタル酸ジメチル
エステルと、エチレングリコールおよびシクロヘキサン
ジメタノールを用いてエステル交換反応を行い、その後
得られた反応物を更に重縮合することで製造できる。こ
れらの重縮合反応においてシクロヘキサンジメタノール
はエステル化反応、エステル交換反応又は、重縮合反応
初期の任意の時期に加えることが、突沸等のトラブル防
止の為には、エステル化または、エステル交換反応の初
期に加えるのが好ましい。
【0015】このような重縮合反応は、1段階で行なっ
ても、複数段階に分けて行なってもよい。複数段階で行
なう場合、重縮合反応条件は、第1段階目の重縮合の反
応温度が通常250〜290℃、好ましくは260〜2
80℃であり、圧力が通常500〜20トール、好まし
くは200〜30トールであり、また最終段階の重縮合
反応の温度が通常265〜300℃、好ましくは270
〜295℃であり、圧力が通常10〜0.1トール、好
ましくは5〜0.5トールである。
【0016】重縮合反応を2段階で実施する場合には、
第1段目および第2段目の重縮合反応条件は、それぞれ
上記の範囲であり、3段階以上で実施する場合には、第
2段目から最終段目の1段前までの重縮合反応の反応条
件は上記1段目の反応条件と最終段目の反応条件との間
の条件である。たとえば、重縮合反応が3段階で実施さ
れる場合には、第2段目の重縮合反応の反応温度は通常
260〜295℃、好ましくは270〜285℃であ
り、圧力は通常50〜2トール、好ましくは40〜5ト
ールの範囲である。これらの重縮合反応工程の各々にお
いて到達される極限粘度は特に制限はないが、各段階に
おける極限粘度の上昇の度合が滑らかに分配されること
が好ましく、さらに最終段目の重縮合反応器から得られ
る共重合ポリエステルの極限粘度は、通常0.45〜
0.80dl/g、好ましくは0.50〜0.75dl
/g、また、密度は、通常1.33〜1.35g/cm
3である。このようにして得られた共重合ポリエステル
は、通常、溶融押出成形法によって粒状のチップに成形
される。
【0017】このような粒状の共重合ポリエステルチッ
プは、通常2.0〜5.5mm、好ましくは2.2〜
4.0mmの平均粒径を有することが望ましい。これら
のエステル化反応、エステル交換反応および重縮合反応
では、エステル化触媒、エステル交換触媒、重縮合触
媒、安定剤などを使用することが好ましい。
【0018】エステル交換触媒としては、公知の化合
物、例えば、カルシウム、マンガン、亜鉛、チタン、ナ
トリウム及びリチウム化合物などの1種以上を用いるこ
とができるが透明性の観点からマンガンまたはチタン化
合物が特に好ましい。重合触媒としては公知のアンチモ
ン、ゲルマニウム、チタン及びコバルト化合物などの1
種以上を用いることができるが、好ましくはアンチモ
ン、チタンまたはゲルマニウムの化合物が用いられる。
触媒量は、エステル化触媒及び重合触媒とも、金属量と
して、全重合原料中、通常0.0005〜0.2重量
%、好ましくは0.001〜0.05重量%の範囲で用
いられる。
【0019】また、安定剤としては、トリメチルホスフ
ェート、トリエチルホスフェート、トリ−n−ブチルホ
スフェート、トリオクチルホスフェート、トリフェニル
ホスフェート、トリクレジルホスフェートなどのリン酸
エステル類、トリフェニルホスファイト、トリスドデシ
ルホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイトな
どの亜リン酸エステル類、メチルアシッドホスフェー
ト、イソプロピルアシッドホスフェート、ブチルアシッ
ドホスフェート、ジブチルホスフェート、モノブチルホ
スフェート、ジオクチルホスフェートなどの酸性リン酸
エステルおよびリン酸、亜リン酸、ポリリン酸などのリ
ン化合物が用いられる。安定剤は、安定剤中のリン原子
の重量として、全重合原料中、通常0.001〜0.1
重量%、好ましくは0.002〜0.02重量%の範囲
で用いられる。
【0020】更に、前述した本発明の構成要件を逸脱し
ない限りにおいては、テレフタル酸、ナフタレンジカル
ボン酸以外のジカルボン酸成分、及びエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノー
ル以外のジオール成分を少量含んでいてもよい。これら
のジカルボン酸成分としては、フタル酸、イソフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸ジフェニルスルホンジカル
ボン酸、4,4’−ビフェニルジカルボン酸及びこれら
の構造異性体、マロン酸、コハク酸、アジピン酸などの
脂肪族ジカルボン酸、オキシ酸またはその誘導体として
は、p−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸
エステル、グリコール酸などが挙げられる。また、ジオ
ール成分としては、1,2−プロパンジオール、1,3
−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、ペンタ
メチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、ジエチレングリコールなどの脂肪
族グリコールやさらにはビスフェノールA、ビスフェノ
ールSなどの芳香族ジヒドロキシ化合物誘導体などを挙
げることができる。全ジオール成分と全ジカルボン酸成
分は実質的に当量となる量が用いられる。
【0021】次に、本発明の共重合ポリエステルを得る
ためには、上記のように溶融重合により得られた粒状の
共重合ポリエステルチップを、更に固相重合処理を施す
必要がある。固相重合に供給される共重合ポリエステル
チップは、予め固相重縮合を行なう温度より低い温度に
加熱して予備結晶化を行なった後、固相重縮合工程に供
給してもよい。このような予備結晶化工程は、共重合ポ
リエステルチップを乾燥状態で、通常120〜200
℃、好ましくは130〜180℃の温度に1分〜4時間
加熱して行なうこともでき、あるいは該チップを水蒸気
または水蒸気含有不活性ガス雰囲気下で通常、120〜
200℃の温度に1分間以上加熱して行なうこともでき
る。
【0022】上記のような粒状共重合ポリエステルチッ
プが供給される固相重合工程は少なくとも1段からな
り、重合温度が通常190〜230℃、好ましくは19
5〜225℃であり、圧力が、通常1kg/cm2G〜
10トール、好ましくは常圧ないし100トールの条件
下で、窒素、アルゴン、二酸化炭素などの不活性ガス雰
囲気下で実施される。重合時間は、温度が高いほど短時
間で所望の物性に到達するが、通常1〜50時間、好ま
しくは5〜30時間、更に好ましくは10〜25時間で
ある。
【0023】以上の固相重合処理の条件を適当に選択す
ることにより、本発明の共重合ポリエステルを得ること
ができる。このようにして得られた本発明のポリエステ
ルは、PETで一般的に用いられる溶融成形法を用いて
フィルム、シート、容器、その他の包装材料を成形する
ことができる。また、該共重合ポリエステルを少なくと
も一軸方向に延伸することにより機械的強度を改善する
ことが可能である。
【0024】延伸フィルムを製造するにあたっては、延
伸温度は本発明の共重合ポリエステルのガラス転移温度
とそれより70℃高い温度の間に設定すればよく、通常
40〜170℃、好ましくは60〜140℃である。延
伸は一軸でも二軸でもよいが、好ましくはフィルム実用
物性の点から二軸延伸である。延伸倍率は、一軸延伸の
場合であれば通常1.1〜10倍、好ましくは1.5〜
8倍の範囲で行ない、二軸延伸の場合であれば、縦方向
及び横方向ともそれぞれ通常1.1〜8倍、好ましくは
1.5〜5倍の範囲で行えばよい。また、縦方向倍率/
横方向倍率は通常0.5〜2、好ましくは0.7〜1.
3である。得られた延伸フィルムは、更に熱固定して、
耐熱性、機械的強度を改善することもできる。熱固定
は、通常、圧空などによる緊張下120℃〜融点、好ま
しくは150〜230℃で、通常数秒〜数時間、好まし
くは数十秒〜数分間行われる。
【0025】シートから形成される容器は、押出また
は、射出シートに公知の圧空成形、真空成形あるいは、
プレス成形等を施すことにより製造される。この際、原
反シートは、軽度に延伸配向のかかったものでも良い
が、未配向のものが好ましく使用される。成形温度は、
該原反シートを、50〜200℃、好ましくは、70〜
170℃に、数秒〜数分、好ましくは、数秒〜数十秒間
加熱後、上述の手法に従って成形すれば良い。成形後
は、ガラス転位温度以下まで急冷しても良いし、100
℃以上の温度に保持し、熱固定してもよい。
【0026】中空成形体を製造するにあたっては、本発
明の共重合ポリエステルから形成したプリフォームを延
伸ブロー成形してなるもので、従来よりPETのブロー
成形で用いられている装置を用いることができる。具体
的には、例えば、射出成形または押出成形で一旦プリフ
ォームを成形し、そのままで、あるいは口栓部、底部を
加工後それを再加熱し、二軸延伸ブローすればよい。本
発明の共重合ポリエステルには、ホットパリソン法ある
いはコールドパリソン法などの二軸延伸ブロー成形法の
いずれもが適用される。この場合の成形温度、具体的に
は成形機のシリンダー各部およびノズルの温度を、通常
260〜280℃の範囲で、一般のPETの場合より1
〜10℃低く設定でき、オリゴマー量を低く抑えること
が容易である。延伸温度は、通常70〜120℃、好ま
しくは80〜110℃で、延伸倍率は、通常、縦方向に
1.5〜3.5倍、円周方向に2〜5倍の範囲で行えば
よい。
【0027】得られた中空成形体は、そのまま使用でき
るが、特に果汁飲料、ウーロン茶などのように熱充填を
必要とする内容液の場合には、一般に、更にブロー金型
内で、熱固定し、更に耐熱性を付与して使用される。熱
固定は、通常、圧空などによる緊張下、100〜200
℃、好ましくは120〜180℃で、数秒〜数時間、好
ましくは数秒〜数分間行われる。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例
に限定されるものではない。また、本実施例で用いた種
々の測定法を以下に示す。なお、極限粘度と密度の測定
法は前述のとおりである。 (1)ジエチレングリコール(DEG)およびシクロヘ
キサンジメタノール量 常法により加水分解し、生成したジオール成分をガスク
ロマトグラフで定量した。 (2)環状三量体量(以下「CT量」という) 共重合ポリエステル試料200mgを、クロロホルム/
ヘキサフルオロイソプロパノール(容量比3/2)混液
2mlに溶融し、更にクロロホルム20mlを加えて希
釈した。これに、メタノール10mlを加え、試料を再
析出させ、ろ過した後のろ液を得た。該ろ液を乾固後、
残渣にジメチルホルムアミド25mlに溶解した液につ
いて逆相クロマトグラフ法にて分析定量した。 (3)低温結晶化温度(Tc) 差動熱量計としてSEIKO I&E、SSC/580
(DSC20)サーマルコントローラー(セイコー電子
工業(株)製)を用いて測定した。 (4)アセトアルデヒド量 160℃で2時間水抽出後、ガスクロマトグラフで定量
した。 (5)不活性気体流量 不活性気体流量は単位時間(hr)当たりおよび単位樹
脂重量(kg)当りの流通した気体量を1気圧、25℃
に換算した体積量(L)で示した。 (6)強伸度特性 JIS K7113に従い、23℃、50%RHで、I
NTESCO Model 2001(INTESCO
社製)により測定した。
【0029】実施例1 テレフタル酸13.0kg、エチレングリコール5.8
2kgおよび1,4−シクロヘキサンジメタノール(シ
ス/トランス3/7)0.27kgのスラリーを調整
し、予め0.30kgのビス−β−ヒドロキシエチルテ
レフタレートを添加し、250℃に保持したエステル化
槽に4時間かけて順次供給した。フィード終了後、1時
間エステル化を進行させた後、半量を重縮合槽に移し、
リン酸1.15g(対ポリマー150ppm)および二
酸化ゲルマニウム0.92g(対ポリマー120pp
m)を仕込み、250℃から280℃まで漸次昇温する
とともに、常圧から漸次減圧し、0.5トールに保持し
た。反応を3時間行なった後、CT量0.93重量%、
極限粘度0.54dl/g、の共重合ポリエステルチッ
プ(プレポリマーチップ)を得た。
【0030】次に、該プレポリマーチップ表面を撹拌結
晶化機(Bepex社製)にて150℃で結晶化させた
後、静置式固相重合塔に移し、201/kg−hrの窒
素流通下、約140℃で3時間乾燥後、210℃で20
時間固相重合し、固相重合チップを得た。表−1に該チ
ップの物性を示す。
【0031】次に、上記の固相重合処理したチップを使
用し、シリンダー各部およびノズル温度270℃、スク
リュー回転数100rpm、射出時間10秒、金型冷却
水温10℃に設定した東芝(株)製射出成形機IS−6
0Bでプリフォームを成形した。このプリフォームの口
栓部を自製結晶化機で加熱結晶化させた後、予熱炉温度
90℃、ブロー圧力20kg/cm2、成形サイクル1
0秒に設定した延伸ブロー成形機でブロー成形し、胴部
平均肉厚300μm、内容積11の瓶とし、引続いて1
50℃に設定した金型内で圧空緊張下、10秒間熱固定
した。該ボトルの物性値を表−1に示す。また、100
0本の瓶を連続成形したが、射出、吹込み、および熱固
定のいずれの金型も汚染は認められなかった。
【0032】更に90℃で殺菌し、85℃まで放冷した
オレンジ果汁液を上述の瓶に充填し、密栓後15分間倒
置したが、液洩れや、口栓部、肩部および胴部などの変
化は全く認められなかった。
【0033】実施例2 実施例1の固相重合チップから、シリンダーおよびノズ
ルの各部温度を275℃、スクリュー回転数40rp
m、押出吐出量100g/分に設定した30mmφ押出
機で、肉厚1.0mmのシートを成形した。該シートの
密度は1.33、降伏強度は560kg/cm2、破断
強度は715kg/cm2、CT量は0.4/重量%で
あった。この際、10時間連続してシートを押出した
が、冷却ドラム表面の汚染は認められなかった。
【0034】該原反シートを、シート温度120℃、圧
空4.0kg/cm2、真空℃500mmHg、冷却金
型40℃に設定した圧空真空成形機((株)浅野研究所
製)を用い、シート状の薄肉容器を製造した。該容器片
の降伏強度は570kg/cm2、破断強度は720k
g/cm2であり、その物性は表−1に示した。比較例
4のPET薄肉容器と同等の機械的強度を示し、一方C
T量は、大幅な低下を示した。
【0035】実施例3 5.74kgのエチレングリコールおよび0.43kg
の1,4−シクロヘキサンジメタノール(シス/トラン
ス=3/7)を用いた以外は、実施例1と同様にエステ
ル化を行った。その半量を重縮合槽に移し、1.74g
の三酸化アンチモン(対ポリマー225ppm)を用い
た以外は、実施例1と同様に重縮合反応を行い、CT量
0.94重量%、極限粘度0.55dl/gのプレポリ
マーを得た。次に、実施例1と同様にして、210℃で
20時間固相重合した。該固相重合チップの物性を表−
1に示す。
【0036】このチップを用いて、シリンダーおよびノ
ズルの各部温度を275℃、スクリュー回転数40rp
m、押出量80g/分に設定した30mmφ押出機で肉
厚300μmのシートを成形した。連続的に10時間押
出成形を継続したが、冷却ドラムの汚染はほとんど認め
られなかった。更に、この押出シートを槽内90℃に設
定したロング延伸機(T.M.Long社製)で3×3
倍に同時に二軸延伸した後、緊張下、オーブン中、20
0℃で120秒間熱固定し、100μm肉厚の延伸フィ
ルムを得た。該フィルムの物性を表−1に示す。
【0037】実施例4 ジメチルテレフタレート7.5kg、エチレングリコー
ル4.66kg、1,4−シクロヘキサンジメタノール
(シス/トランス4/6)0.25kgおよび酢酸マン
ガン・4水塩1.39gを反応缶に仕込み、160℃か
ら220℃まで4時間かけて漸次昇温し、エステル化を
行った。この反応物にリン酸1.50g、二酸化ゲルマ
ニウム0.90gを加え、最終的に275℃、0.5ト
ール下、重合時間3時間、として、CT量0.87重量
%、極限粘度0.60dl/gのプレポリマーを得た。
次に、実施例1と同様にして、210℃で20時間固相
重合した。該固相重合チップの物性を表−1に示す。こ
のチップより実施例1と同様にして、1l容量の熱固定
瓶を得た。該瓶の物性を表−1に示す。また、実施例1
と同様に連続運転を行っても金型の汚染は認められなか
った。更に、実施例1と同様に実施した熱充填試験でも
瓶に全く変化は認められなかった。
【0038】比較例1 1,4−シクロヘキサンジメタノールを添加しなかった
以外は実施例1と同様に操作し、CT量1.01重量
%、極限粘度0.55dl/gのプレポリマーを得た。
次に、実施例1と同様にして、210℃で20時間固相
重合した。該固相重合チップの物性を表−1に示す。こ
のチップより実施例1と同様にして得た1l容量の熱固
定瓶の物性を表−1に示す。また、該瓶では実施例1と
同様の熱充填試験の結果は良好であったが、連続成形試
験として成形後の金型を観察したところ、薄い白膜状の
付着物が認められた。
【0039】比較例2 エチレングリコール5.57kgおよび1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール(シス/トランス:3/7)0.
81kgを用いた以外は実施例1と同様に操作し、CT
量の0.80重量%、極限粘度0.54dl/gのプレ
ポリマーを得た。次に、実施例1と同様にして、210
℃で20時間固相重合した。該固相重合チップの物性を
表−1に示す。このチップより実施例1と同様に操作
し、1l容量の熱固定瓶を製造した。該瓶の物性を表−
1に示す。また、実施例1と同様の連続成形試験では、
金型の汚染はほとんど認められなかったが、熱充填試験
を行ったところ、瓶全体に変形が認められるとともに口
栓部から少量の液もれが認められた。
【0040】比較例3 調整スラリー中にジエチレングリコール(DEG)を
0.35kg添加した以外は実施例1と同様に操作し、
CT量0.83重量%、極限粘度0.58dl/gのプ
レポリマーを得た。次に、実施例1と同様にして、21
0℃で20時間重合した。該重合チップの物性を表−1
に示す。このチップより実施例1と同様にして得た1l
容量の熱固定瓶の物性を表−1に示す。また、連続成形
試験では、金型表面への薄い白膜の付着が認められた。
更に、熱充填試験では瓶の変形及び口栓部からの液もれ
が認められた。
【0041】比較例4 比較例1で製造した固相重合チップを用い、実施例2と
同様に操作してシート状薄肉容器を製造した。該容器の
降伏強度は、580kg/cm2、破断強度は720k
g/cm2であり、その他の物性を表−1に示した。実
施例3と同様にして行った10時間の連続押出成形によ
る原反シート製造時、冷却ドラム表面に、白粉状の付着
物が認められた。
【0042】比較例5 1,4−シクロヘキサンジメタノールを用いなかった以
外は、実施例3と同様に操作し、および二軸延伸フィル
ムを製造した。固相重合チップこれらの物性を表−1に
示す。 また、実施例3と同様にして行った10時間の
連続押出成形による原反製造時、冷却ドラム表面に僅か
な白粉状付着物が認められた。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明の共重合ポリエステルはオリゴマ
ー含量が少なく、成形時の金型汚染が発生しにくい。従
って、成形品を製造する際に成形装置を頻繁に洗浄を行
う必要がないため、ボトル、フィルム、シートなどの成
形品の生産性を向上させることができる。しかも、本発
明の共重合ポリエステルは耐熱性、機械的強度などに優
れており、耐熱性を要する果汁飲料用の容器などの成形
材料として特に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 63/199 NNC 7211−4J C08J 5/18 CFD 9267−4F // B29K 67:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジカルボン酸成分としてテレフタル
    酸、ジオール成分としてエチレングリコールを主成分と
    する共重合ポリエステルであって、(1) ジオール成
    分としてシクロヘキサンジメタノールが0.1〜5.0
    モル%、ジエチレングリコールが0.2〜3.0モル%
    であり、(2) 環状三量体の含有量が0.35重量%
    以下、(3) 極限粘度が0.50〜1.50dl/
    g、(4) 密度が1.37g/cm3以上、(5)
    差動走査型熱量計で求めた低温結晶化ピーク温度(T
    c)が120〜185℃、であることを特徴とする共重
    合ポリエステル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の共重合ポリエステルを
    射出成形または押出成形によってプリフォームを成形し
    た後、二軸延伸ブロー成形して成る共重合ポリエステル
    製中空容器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の共重合ポリエステル
    を射出成形または押出成形して得られたシート状物。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシート状物を成形し
    て成る共重合ポリエステル製容器。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のシート状物を、少な
    くとも一方向に延伸して成る共重合ポリエステル製延伸
    フィルム。
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