JPH05147556A - 無人搬送車の操舵駆動輪 - Google Patents
無人搬送車の操舵駆動輪Info
- Publication number
- JPH05147556A JPH05147556A JP3341982A JP34198291A JPH05147556A JP H05147556 A JPH05147556 A JP H05147556A JP 3341982 A JP3341982 A JP 3341982A JP 34198291 A JP34198291 A JP 34198291A JP H05147556 A JPH05147556 A JP H05147556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- drive wheels
- drive wheel
- bevel gear
- steering drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーンルーム等の塵埃を嫌う場所で使用す
る無人搬送車の操舵駆動輪を提供する。 【構成】 無人搬送車1の走行方向の変更は、一旦、モ
ーター11を停止させた後、駆動輪7のブレーキ装置
(図示略)を作動させ、然る後、従動軸13を下側に移
動させて、傘歯車17を傘歯車22に噛み合わせ、ロッ
ク装置23を外してケーシング5をフリーとすると共に
ブレーキ装置を解除し、その後、モーター11を駆動さ
せて駆動輪7を相互に逆回転させて、行なう。
る無人搬送車の操舵駆動輪を提供する。 【構成】 無人搬送車1の走行方向の変更は、一旦、モ
ーター11を停止させた後、駆動輪7のブレーキ装置
(図示略)を作動させ、然る後、従動軸13を下側に移
動させて、傘歯車17を傘歯車22に噛み合わせ、ロッ
ク装置23を外してケーシング5をフリーとすると共に
ブレーキ装置を解除し、その後、モーター11を駆動さ
せて駆動輪7を相互に逆回転させて、行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無人搬送車の操舵駆動
輪に関する。
輪に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無人搬送車として以下の如きもの
は知られている。即ち、車体本体の左右いずれかの一側
方に前後一対の操舵駆動輪(車体に操舵用モーターによ
って水平旋回させられるブラケットと、このブラケット
に回転自在に設けられた、走行用モーターによって回転
させられる走行輪とを有するもの)が設けられると共
に、車体本体の左右の、前記操舵駆動輪が設けられてい
ない方に自由水平旋回自在な旋回キャスターが設けられ
たものは知られている。このような構成の無人搬送車
は、走行輪の回転を停止させた状態で(換言すれば、走
行を停止させた状態で)前後一対の操舵駆動輪を水平旋
回させることによって、無人搬送車の車体の向きを変え
ることなく、走行方向を変更出来るものである。その利
点は狭い場所で効率よく使用出来る点にある。
は知られている。即ち、車体本体の左右いずれかの一側
方に前後一対の操舵駆動輪(車体に操舵用モーターによ
って水平旋回させられるブラケットと、このブラケット
に回転自在に設けられた、走行用モーターによって回転
させられる走行輪とを有するもの)が設けられると共
に、車体本体の左右の、前記操舵駆動輪が設けられてい
ない方に自由水平旋回自在な旋回キャスターが設けられ
たものは知られている。このような構成の無人搬送車
は、走行輪の回転を停止させた状態で(換言すれば、走
行を停止させた状態で)前後一対の操舵駆動輪を水平旋
回させることによって、無人搬送車の車体の向きを変え
ることなく、走行方向を変更出来るものである。その利
点は狭い場所で効率よく使用出来る点にある。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の無人搬送車には以下の如
き欠点があった。即ち、前記したごとく、無人搬送車の
車体の向きを変えることなく、走行方向を変更する際、
走行輪の回転を停止させた状態で操舵駆動輪を水平旋回
させるものであるから、即ち、走行走行輪と床面との間
に発生する摩擦に打ち勝ちながら、操舵駆動輪を水平旋
回させるものであるから、その摩擦によって塵埃が発生
し易く、そのため、クリーンルーム等の塵埃を嫌う場所
で使用しにくいという欠点があった。
き欠点があった。即ち、前記したごとく、無人搬送車の
車体の向きを変えることなく、走行方向を変更する際、
走行輪の回転を停止させた状態で操舵駆動輪を水平旋回
させるものであるから、即ち、走行走行輪と床面との間
に発生する摩擦に打ち勝ちながら、操舵駆動輪を水平旋
回させるものであるから、その摩擦によって塵埃が発生
し易く、そのため、クリーンルーム等の塵埃を嫌う場所
で使用しにくいという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、水平旋回自在なケーシングと、このケーシングを挾
んで対向すると共に水平な共通軸心で別個に回転するよ
うにして、ケーシングに回転自在に設けられた一対の駆
動輪とを有しており、前記一対の駆動輪が、同一方向に
回転する状態と、相互に逆回転する状態とに切り替えら
れるようになされているものである。
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、水平旋回自在なケーシングと、このケーシングを挾
んで対向すると共に水平な共通軸心で別個に回転するよ
うにして、ケーシングに回転自在に設けられた一対の駆
動輪とを有しており、前記一対の駆動輪が、同一方向に
回転する状態と、相互に逆回転する状態とに切り替えら
れるようになされているものである。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。一対の駆動輪を同一方向に回転させることによっ
て走行を行なう。一対の駆動輪を相互に逆回転させるこ
とによって無人搬送車の車体の向きを変えることなく、
走行方向を変更出来る。
ある。一対の駆動輪を同一方向に回転させることによっ
て走行を行なう。一対の駆動輪を相互に逆回転させるこ
とによって無人搬送車の車体の向きを変えることなく、
走行方向を変更出来る。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1右
側を、後とは同図左側をいい、左とは図1上側を、右と
は同下側をいう。
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1右
側を、後とは同図左側をいい、左とは図1上側を、右と
は同下側をいう。
【0007】図1に示すごとく、無人搬送車1の車体2
の下部の前部左右方向中央に1つの操舵駆動輪4が設け
られ、また、車体2の下部の後部左右部に左右一対の操
舵駆動輪4が設けられている。図2に示すごとく、前記
操舵駆動輪4は、車体2に水平旋回自在に設けられたケ
ーシング5と、このケーシング5を挾んで対向すると共
に水平な共通軸心を有する別個の回転軸6で別個に回転
するようにして、ケーシング5に回転自在に設けられた
一対の駆動輪7とを有している。
の下部の前部左右方向中央に1つの操舵駆動輪4が設け
られ、また、車体2の下部の後部左右部に左右一対の操
舵駆動輪4が設けられている。図2に示すごとく、前記
操舵駆動輪4は、車体2に水平旋回自在に設けられたケ
ーシング5と、このケーシング5を挾んで対向すると共
に水平な共通軸心を有する別個の回転軸6で別個に回転
するようにして、ケーシング5に回転自在に設けられた
一対の駆動輪7とを有している。
【0008】前記駆動輪7は以下のごとき駆動装置10
によって、同一方向に回転させられたり、相互に逆回転
させられたりするようになっている。前記駆動装置10
は、回転軸12を下向きにするようにして車体2に設け
られた正逆回転自在な減速機付きモーター11を有して
おり、このモーター11の回転軸12に従動軸13がス
プライン連結(回転軸12に対して上下摺動はするが、
水平回転方向には相対回転がないような連結)されてい
る。そして、この従動軸13はケーシング5に昇降自在
に設けられると共に、昇降装置14によって昇降させら
れるようになされている。前記従動軸13には上下2枚
の傘歯車16、17が嵌め止められている。
によって、同一方向に回転させられたり、相互に逆回転
させられたりするようになっている。前記駆動装置10
は、回転軸12を下向きにするようにして車体2に設け
られた正逆回転自在な減速機付きモーター11を有して
おり、このモーター11の回転軸12に従動軸13がス
プライン連結(回転軸12に対して上下摺動はするが、
水平回転方向には相対回転がないような連結)されてい
る。そして、この従動軸13はケーシング5に昇降自在
に設けられると共に、昇降装置14によって昇降させら
れるようになされている。前記従動軸13には上下2枚
の傘歯車16、17が嵌め止められている。
【0009】前記上側の傘歯車16は、従動軸13が上
側に移動したときに、第1歯車列19の傘歯車19a及
び第2歯車列20の傘歯車20aに噛み合い、各駆動輪
7に回転を伝達するようになされている。前記第2歯車
列20は、第1歯車列19を介しての駆動輪7の回転方
向と、第2歯車列20を介しての駆動輪7の回転方向と
を同一とするように、遊び歯車を有している。なお、両
側の駆動輪7の回転数が変わらないように第1歯車列1
9及び第2歯車列20を構成する歯車の歯数が設定され
ている。
側に移動したときに、第1歯車列19の傘歯車19a及
び第2歯車列20の傘歯車20aに噛み合い、各駆動輪
7に回転を伝達するようになされている。前記第2歯車
列20は、第1歯車列19を介しての駆動輪7の回転方
向と、第2歯車列20を介しての駆動輪7の回転方向と
を同一とするように、遊び歯車を有している。なお、両
側の駆動輪7の回転数が変わらないように第1歯車列1
9及び第2歯車列20を構成する歯車の歯数が設定され
ている。
【0010】前記下側の傘歯車17は、従動軸13が下
側に移動したときに、回転軸6に嵌め止められた傘歯車
22に噛み合い、各駆動輪7に逆回転を与えるようにな
されている。なお、従動軸13が下側に移動した際、傘
歯車16は傘歯車19a及び傘歯車20aから外れるよ
うになされている。逆に、従動軸13が上側に移動した
ときには、傘歯車17が傘歯車22から外れるようにな
されている。
側に移動したときに、回転軸6に嵌め止められた傘歯車
22に噛み合い、各駆動輪7に逆回転を与えるようにな
されている。なお、従動軸13が下側に移動した際、傘
歯車16は傘歯車19a及び傘歯車20aから外れるよ
うになされている。逆に、従動軸13が上側に移動した
ときには、傘歯車17が傘歯車22から外れるようにな
されている。
【0011】前記ケーシング5を所望の位置においてロ
ックするためにロック装置23が設けられている。ま
た、ケーシング5がいずれの方向を向いているかを検知
するためにエンコーダー24が設けられている。
ックするためにロック装置23が設けられている。ま
た、ケーシング5がいずれの方向を向いているかを検知
するためにエンコーダー24が設けられている。
【0012】通常の前進・後退走行は、ケーシング5を
所望の向きにした後、ロック装置23によってケーシン
グ5をロックし、その後、従動軸13を上側に移動さ
せ、モーター11の回転を第1歯車列19及び第2歯車
列20を介して駆動輪7に伝達して、行なう。無人搬送
車1の走行方向の変更は、一旦、モーター11を停止さ
せた後、駆動輪7のブレーキ装置(図示略)を作動さ
せ、然る後、従動軸13を下側に移動させて、傘歯車1
7を傘歯車22に噛み合わせ、ロック装置23を外して
ケーシング5をフリーとすると共にブレーキ装置を解除
し、その後、モーター11を駆動させて駆動輪7を相互
に逆回転させて、行なう。その後、前記通常の前進・後
退走行状態として、所望の方向に向かって、走行を開始
する。
所望の向きにした後、ロック装置23によってケーシン
グ5をロックし、その後、従動軸13を上側に移動さ
せ、モーター11の回転を第1歯車列19及び第2歯車
列20を介して駆動輪7に伝達して、行なう。無人搬送
車1の走行方向の変更は、一旦、モーター11を停止さ
せた後、駆動輪7のブレーキ装置(図示略)を作動さ
せ、然る後、従動軸13を下側に移動させて、傘歯車1
7を傘歯車22に噛み合わせ、ロック装置23を外して
ケーシング5をフリーとすると共にブレーキ装置を解除
し、その後、モーター11を駆動させて駆動輪7を相互
に逆回転させて、行なう。その後、前記通常の前進・後
退走行状態として、所望の方向に向かって、走行を開始
する。
【0013】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によっ
て、以下の如き効果を奏するものである。一対の駆動輪
を相互に逆回転させることによって、即ち、駆動輪と床
面との間に大きな摩擦が発生しないようにして、ケーシ
ング(駆動輪)の向きを変更するものであるから、従来
に比較して塵埃の発生が極めて少なく、その結果、クリ
ーンルーム等の塵埃を嫌う場所で使用することが出来
る。
て、以下の如き効果を奏するものである。一対の駆動輪
を相互に逆回転させることによって、即ち、駆動輪と床
面との間に大きな摩擦が発生しないようにして、ケーシ
ング(駆動輪)の向きを変更するものであるから、従来
に比較して塵埃の発生が極めて少なく、その結果、クリ
ーンルーム等の塵埃を嫌う場所で使用することが出来
る。
【図1】この発明の実施例を示す簡略平面図である。
【図2】操舵駆動輪の一部破砕背面図である。
4 操舵駆動輪 5 ケーシング 6 回転軸 7 駆動輪
Claims (1)
- 【請求項1】 水平旋回自在なケーシングと、このケー
シングを挾んで対向すると共に水平な共通軸心で別個に
回転するようにして、ケーシングに回転自在に設けられ
た一対の駆動輪とを有しており、前記一対の駆動輪が、
同一方向に回転する状態と、相互に逆回転する状態とに
切り替えられるようになされている無人搬送車の操舵駆
動輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3341982A JPH05147556A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 無人搬送車の操舵駆動輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3341982A JPH05147556A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 無人搬送車の操舵駆動輪 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147556A true JPH05147556A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18350267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3341982A Pending JPH05147556A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 無人搬送車の操舵駆動輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05147556A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010184636A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 乗用型作業車両 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3341982A patent/JPH05147556A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010184636A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 乗用型作業車両 |
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