JP2533821B2 - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JP2533821B2
JP2533821B2 JP4089751A JP8975192A JP2533821B2 JP 2533821 B2 JP2533821 B2 JP 2533821B2 JP 4089751 A JP4089751 A JP 4089751A JP 8975192 A JP8975192 A JP 8975192A JP 2533821 B2 JP2533821 B2 JP 2533821B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔操作の可能な動力
装置を具えた走行玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動力装置を具えた走行玩具には無
線操縦による動力装置を遠隔制御する制御装置と、操向
装置を遠隔操作する制御装置が構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の走
行玩具によると、動力装置を遠隔制御する制御装置と、
操向装置を遠隔操作する制御装置が別個に形成されてい
るので、制御装置が複雑となり、無線操縦による制御方
式もチャンネル数が多くなり、コスト高となる等の欠点
を有していた。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み発明されたもの
であって、遠隔制御による制御装置は動力装置側のみと
して、全体の構造を簡易化することを目的とするもので
ある。また、必要に応じて、上記動力装置のモータの逆
転により瞬時に方向転換することができる様にした走行
玩具を提供することを他の目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の走行玩具は下記
の要件を具えてなるものである。即ち、(イ)車台の前
部にキャスタ効果をもつ操向車輪を設け、同操向車輪の
リンク部材の一側にはこれを一方向に付勢するスプリン
グが連係されていること。(ロ)車台の後部には上記操
向車輪の偏向方向側に、車軸に対して固定された駆動車
輪と、これと反対側に回転自在に装設された遊転車輪が
設けられていること。(ハ)駆動車輪側の車軸には遠隔
制御されるモータに連係される歯車装置が構成されてい
ることである。また本発明の他の走行玩具は下記の要件
を具えてなるものである。即ち、(イ)車台の前部にキ
ャスタ効果をもつ操向車輪を設け、同操向車輪のリンク
部材の一側にはこれを一方向に付勢するスプリングが連
係されていること。(ロ)車台の後部には上記操向車輪
の偏向方向側に、車軸に対して固定された駆動車輪と、
これと反対側に回転自在に装設された遊転車輪が設けら
れていること。(ハ)駆動車輪の車軸には遠隔制御され
るモータに連係される第1の歯車装置が構成されている
こと。(ニ)遊転車輪側には上記モータに連係され、そ
の正転時に上記駆動車輪と同一方向に回転させる一方、
逆転時に同駆動車輪と反対方向に回転させるための飛び
込み歯車と遊び歯車を含む第2の歯車装置が構成されて
いることである。
【0006】
【作用】上記の構成において、遠隔操作されるモータに
よって車台の後部の駆動車輪が駆動されると、車台は前
方に押し出されるので、前部の操向車輪はスプリングに
よる一方向の付勢に打ち勝つキャスター効果によって、
車台の押し出される向きに順応して向きを変え、車体を
前方に直進走行させることができる。ここで、上記動力
装置が止められ駆動車輪側に制動力がかかると、上記操
向車輪はキャスター効果が無くなるにつれて、同操向車
輪はスプリングにより一方向に付勢され、この方向に車
体を走行させることができる。この様に,遠隔操作され
る動力装置の作動と停止の切替えによって、上記操向車
輪のキャスター効果と、スプリングによる付勢を利用し
て、車体を任意の方向に走行させることができる。
【0007】また、上記遠隔操作されるモータに対する
駆動車輪側の第1の歯車装置の他に、遊転車輪側に同モ
ータの正転時に上記駆動車輪と同一方向に回転させ、逆
転時に同駆動車輪と反対方向に回転させる第2の歯車装
置が構成される場合、上記動力装置のモータを正転させ
ると、駆動車輪側と遊転車輪側が同一方向に回転して直
進性が強くなり、上記と同様に操向車輪のキャスター効
果によって、車体を前方に直進走行させることができ
る。これに対して、同モータを逆転させると、駆動車輪
側と遊転車輪側が互いに反対方向に回転するので、車体
が急速に回され、その場でスピンターンさせることがで
きる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図に示す一実施例に基づいて説
明すると、図1において、1は走行玩具の車台であっ
て、この車台1の前部には軸受け11が形成され、同軸
受け11にキャスター効果をもつ操向車輪2が揺動自在
に装設されており、そのリンク部材を構成するロッド2
1には右方向に付勢するスプリング22が設けられてい
る。
【0009】上記車台1の後部には軸受け12が形成さ
れ、同軸受け12に車軸3が軸受けされ、同車軸3に
は、上記操向車輪2の偏向方向つまり、右側に駆動車輪
4が固定され、これと反対側には回動自在に遊転車輪5
が設けられている。同車台1の後部には駆動装置とし
て、遠隔制御されるモータ6が設けられ、同モータ6と
上記車軸3の間にはモータ6の回転軸に設けられたピニ
オン71と、これに噛合する平歯車72、同平歯車72
と一体の小歯車73、同小歯車73に噛合する平歯車7
4からなる第1の歯車装置7が構成されている。
【0010】上記モータ6のピニオン71に対して、移
動自在に噛合する飛込み歯車81が設けられ、同歯車8
1の移動範囲において夫々噛合する平歯車82と遊び歯
車83が設けられ、その平歯車82と遊び歯車83は噛
合され、同平歯車82と一体の小歯車84と噛合する平
歯車85が設けられ、これらの歯車群によって第2の歯
車装置8が構成されており、その平歯車85が上記遊転
車輪5に取付けられている。
【0011】上記の構成により、遠隔制御によりモータ
4が正転すると、図1の様に、上記第1の歯車装置7の
ピニオン71、平歯車72、小歯車73、平歯車74を
介して駆動車輪4が前進方向に駆動されるとともに、第
2の歯車装置8の飛込み歯車81が遊び歯車83側に移
動して、同遊び歯車83、平歯車82、小歯車84、平
歯車85を介して遊転車輪5が駆動車輪4と同じく前進
方向に駆動される。この様に、駆動車輪4側と遊転車輪
5側が同一方向に回転することにより直進性が強くな
り、上記操向車輪2はスプリング22による右方向の付
勢に打ち勝つキャスター効果によって、車体Bを前方に
直進走行させることができる。
【0012】ここで、遠隔制御によりモータ4を停止さ
せると、駆動車輪4と遊転車輪5にたいして制動力がか
かると、上記操向車輪2はキャスター効果が無くなり、
それにつれて、同操向車輪2はスプリング21により右
方向に付勢され、この向きに車体を走行させることがで
きる。この様に,遠隔操作される動力装置の作動と停止
の切替えによって、上記操向車輪2のキャスター効果
と、スプリング22による付勢を利用して、車体Bを任
意の方向に走行させることができる。
【0013】この場合、上記飛込み歯車81を除けば、
第2の歯車装置8は機能することなく遊転車輪5側はフ
リーとなるが、上記第1の歯車装置7を介した駆動車輪
4側の正転と、停止の切替え操作だけでも同様に、上記
操向車輪2のキャスター効果と、スプリング22による
付勢を利用して、車体を任意の方向に走行させることが
可能である。
【0014】これに対して、遠隔制御によりモータ4が
逆転すると、図2の様に、上記第1の歯車装置7のピニ
オン71、平歯車72、小歯車73、平歯車74を介し
て駆動車輪4が後退方向に駆動されるとともに、第2の
歯車装置8の飛込み歯車81が平歯車82側に移動し
て、同平歯車82、小歯車84、平歯車85を介して遊
転車輪5が前進方向に駆動される。この様に、駆動車輪
4側と遊転車輪5側が互いに反対方向に駆動されると車
体Bは急激に回され、その場でスピンターンさせること
ができる。
【0015】
【発明の効果】上記の様に本発明の走行玩具によると、
遠隔制御されるモータによる駆動車輪の回転、停止によ
り、操向車輪のキャスター効果と、スプリングによる付
勢を利用して、車体を任意の方向に走行させることがで
きる。また、動力装置のモータに連係した第1の歯車装
置と第2の歯車装置を設け、その逆転時に駆動車輪と遊
転車輪が互いに反対方向に駆動される様に構成すれば、
必要に応じて車体を急激に回転させ、その場でスピンタ
ーンさせることができる。この様に、動力装置の遠隔操
作による制御により間接的に車両の操向制御を行うこと
ができるので、従来型の様に、操向のための別個の制御
装置を設ける必要がなく、これを制御する遠隔制御装置
は最も簡単な1チャンネルで良く、部品点数を少なく構
造を簡易化することができ、製造コストを大幅に低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す走行玩具の前進走行時
の要部斜視図である。
【図2】本発明の走行玩具のスピンターン操作時の状態
を示す要部斜視図である。
【図3】走行玩具の走行路の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車台 2 操向車輪 3 車軸 4 駆動車輪 5 遊転車輪 6 モータ 7 第1の歯車装置 8 第2の歯車装置 22 スプリング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を具えたことを特徴とする走
    行玩具。 (イ)車台の前部にキャスタ効果をもつ操向車輪を設
    け、同操向車輪のリンク部材の一側にはこれを一方向に
    付勢するスプリングが連係されていること。 (ロ)車台の後部には上記操向車輪の偏向方向側に、車
    軸に対して固定された駆動車輪と、これと反対側に回転
    自在に装設された遊転車輪が設けられていること。 (ハ)駆動車輪側の車軸には遠隔制御されるモータに連
    係される歯車装置が構成されていること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を具えたことを特徴とする走
    行玩具。 (イ)車台の前部にキャスタ効果をもつ操向車輪を設
    け、同操向車輪のリンク部材の一側にはこれを一方向に
    付勢するスプリングが連係されていること。 (ロ)車台の後部には上記操向車輪の偏向方向側に、車
    軸に対して固定された駆動車輪と、これと反対側に回転
    自在に装設された遊転車輪が設けられていること。 (ハ)駆動車輪の車軸には遠隔制御されるモータに連係
    される第1の歯車装置が構成されていること。 (ニ)遊転車輪側には上記モータに連係され、その正転
    時に上記駆動車輪と同一方向に回転させる一方、逆転時
    に同駆動車輪と反対方向に回転させるための飛び込み歯
    車と遊び歯車を含む第2の歯車装置が構成されているこ
    と。
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