JPH0514712Y2 - - Google Patents

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JPH0514712Y2
JPH0514712Y2 JP1985048626U JP4862685U JPH0514712Y2 JP H0514712 Y2 JPH0514712 Y2 JP H0514712Y2 JP 1985048626 U JP1985048626 U JP 1985048626U JP 4862685 U JP4862685 U JP 4862685U JP H0514712 Y2 JPH0514712 Y2 JP H0514712Y2
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JP
Japan
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bobbin
mounting bracket
coil
ignition signal
hole
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JP1985048626U
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は点火信号用コイルに係り、特に内燃機
関の内部にあるクランクシヤフト等の回転体を誘
導子として点火出力信号を得るに好適な点火信号
用コイルに関する。
[従来の技術] 従来一般に知られている点火信号用コイルは、
例えば、特開昭55−100054号公報に開示されてい
るようにクランクケースの外壁面に取付けられた
パルサベースよりクランクシヤフトと直結する磁
気誘導子を突出させて設けると共に、この磁気誘
導子に信号発電機(点火信号用コイル)を軸方向
に平行して設けている。
またこの種信号発電機は塵埃等から保護するた
め周囲を保護カバーにより覆われるのが一般的で
ある。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術によれば、信号発電機は点火タイ
ミングとエンジン特性のマツチングしやすくする
ためのクランクケースの外壁面に固定され、回転
体と半径方向で所定の空隙をもつて対向してい
る。このようにクランクケースより外側に信号発
電機を配置しているために内燃機関の体格が軸方
向に長くなつてしまうという問題があつた。ま
た、信号発電機の取付けは、保護カバーを取り外
さなければ組立、分解ができないといつた欠点を
有する。
本考案の目的は、点火信号用コイルの取付けに
伴う内燃機関の軸方向の広がりを抑え、かつ、部
品の構成が簡単で組立、分解が容易となる点火信
号用コイルを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本考案では、樹
脂製のボビンと、前記ボビンに巻装された発電コ
イルと、前記ボビンの中央部に挿入されたコア
と、前記コアに接するように配置された磁石と、
前記ボビンを固定する取付け金具を有する点火信
号用コイルにおいて、前記ボビンに軸方向の突起
を設け、前記取付金具に前記突起に対向する穴を
設け、前記突起と前記穴を嵌合して前記ボビンの
中心軸と垂直に前記取付金具を固定すると共に、
前記ボビンの外周側に収納凹部を設け、前記取付
金具に前記収納凹部に対向する切り欠き部を設
け、前記切り欠き部にリード線を通し、前記発電
コイルの口出線と結合して、この結合部を前記収
納凹部に収納するように構成し、さらに、前記発
電コイルの外周を円筒形状に樹脂で被覆成形し、
この成形された円筒形状の樹脂部に設けられた溝
と、この溝に固定されるOリングを有するように
構成した。
[作用] 発電コイルの外周を円筒形状に樹脂で被覆成形
し、周囲を絶縁体としてあるので、点火信号用コ
イルの発電コイル部はクランクケース等に貫通さ
せて取り付けることができる。すなわち、クラン
クケースにクランクシヤフトと平行に円筒形状の
孔をあけ、この部分に発電コイルの円筒形状の樹
脂部が嵌合し、点火信号用コイルを取付固定す
る。
また、取付金具は穴とボビンの突起部が嵌合さ
れたときに、取付金具の切り欠け部を通つたリー
ド線が発電コイルの口出線と結合できるような位
置となり、さらに、ボビン外周側の収納凹部にこ
の結合部が収納される。このように、ボビンと取
付金具を重ね合わせると、リード線と口出線が結
合でき、さらに、この結合部を凹部に収納するこ
とができる。
[実施例] 本考案の実施例を第1図〜第4図により説明す
る。7は発電コイルであり細いマグネツトワイヤ
が数千回巻装されている。8は合成樹脂で成形し
てなるボビンで、巻装部中心にコア9を通す貫通
穴81を有する。ボビン8に巻装された発電コイ
ル7は巻装後、絶縁処理、巻始め巻終りの口出線
82の処理が行われる。ボビン8の中央部に背後
よりコア9が挿入され、さらに磁石10、取付金
具5が配置される。なお、磁石10はあらかじめ
着磁されており、吸引力によつてコア9、取付金
具5が固定されるが、外装成形する前に動かない
ように、ボビン8、取付金具5にそれぞれ軸方向
の突起83、穴51を設け位置決めとしている。
次にリード線11を取付金具5の切り欠け部52
を通してボビン8側面で口出線82と半田付け
し、ボビン8側面の凹部84に収納する。
このように構成された部品の外観は、第3図に
示すとおりであり、その後第4図に示すような形
状になるように合成樹脂12で被覆成形する。こ
れを例えばエンジンのクランクケースに取り付け
る際は、気密性が要求されるので点火信号用コイ
ル1の挿入部外周に設けた溝13にOリング14
を設けることによつてエンジンの雰囲気が外部に
漏出することを防止する。
本実施例によれば、各部品が同一軸線上にて重
ね組立てられるため、組立が極めて簡単である。
また外周は樹脂成形であるため外部形状は任意に
設計できる。
さらには、点火信号用はクランクケースに直接
取り付けられ保護カバーも不要となるため、組
立、分解が極めて良好となる等の利点も有する。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、以下の2
つの効果を得ることができる。
(1) 点火信号用コイルの発電コイル部をエンジン
のクランクケースに貫通させて取り付ける構成
となるため、点火信号用コイルの取り付けに伴
う内燃機関の軸長の広がりを抑えることができ
る。
(2) ボビンと取付金具を重ね合わせると、リード
線と発電コイルの口出線が結合できるようにな
り、部品の構成が簡単で、かつ、組立、分解が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の点火信号用コイルの断面図、
第2図は同点火信号用コイル分解斜視図、第3図
は同組立斜視図、第4図は点火信号用コイルを示
す斜視図である。 1……点火信号用コイル、5……取付金具、7
……発電コイル、8……ボビン、9……コア、1
0……磁石、11……リード線、12……合成樹
脂、13……溝、14……Oリング、51……
穴、52……切欠け部、81……貫通穴、82…
…口出線、83……突起、84……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂製のボビンと、前記ボビンに巻装された発
    電コイルと、前記ボビンの中央部に挿入されたコ
    アと、前記コアに接するように配置された磁石
    と、前記ボビンを固定する取付け金具を有する点
    火信号用コイルにおいて、前記ボビンに設けられ
    た突起と、前記取付金具に設けられた穴を有し、
    前記突起と前記穴は前記取付け金具を前記ボビン
    の中心軸と垂直に固定するように嵌合されてお
    り、前記ボビンの外周側に設けられた凹部と、前
    記突起と前記穴が嵌合したときに前記凹部と対向
    するように前記取付金具に設けられた切り欠け部
    とを有し、前記切り欠け部を通つたリード線と前
    記発電コイルの口出線は結合され、この結合部を
    前記凹部に収納するように構成し、さらに、前記
    発電コイルの外周を円筒形状に樹脂で成形し、こ
    の成形された円筒形状の樹脂に設けられた溝と、
    この溝に固定されるOリングを有することを特徴
    とする点火信号用コイル。
JP1985048626U 1985-04-03 1985-04-03 Expired - Lifetime JPH0514712Y2 (ja)

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JP1985048626U JPH0514712Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

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JP1985048626U JPH0514712Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

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JPS61165077U JPS61165077U (ja) 1986-10-13
JPH0514712Y2 true JPH0514712Y2 (ja) 1993-04-19

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ID=30565063

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JP1985048626U Expired - Lifetime JPH0514712Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646656A (en) * 1979-09-21 1981-04-27 Hitachi Ltd Ignition signal generator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646656A (en) * 1979-09-21 1981-04-27 Hitachi Ltd Ignition signal generator

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Publication number Publication date
JPS61165077U (ja) 1986-10-13

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