JPH0514151Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0514151Y2
JPH0514151Y2 JP1986151759U JP15175986U JPH0514151Y2 JP H0514151 Y2 JPH0514151 Y2 JP H0514151Y2 JP 1986151759 U JP1986151759 U JP 1986151759U JP 15175986 U JP15175986 U JP 15175986U JP H0514151 Y2 JPH0514151 Y2 JP H0514151Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
electronic control
control unit
electromagnetic shielding
metal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986151759U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6357490U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986151759U priority Critical patent/JPH0514151Y2/ja
Publication of JPS6357490U publication Critical patent/JPS6357490U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0514151Y2 publication Critical patent/JPH0514151Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、冷蔵庫用電子制御部の電磁シール
ド装置に関するもので、特に、電子制御部収納用
の収納箱体を樹脂成形品とした冷蔵庫に利用でき
るものである。
[従来の技術] 第4図は、例えば、実開昭55−126190号公報に
示されている従来の冷蔵庫本体を示す断面図、第
5図は同じく従来の冷蔵庫用電子制御部を示す断
面図である。
第4図において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵庫
本体1の前面の開口部に設けた扉、3は冷蔵庫本
体1の上壁の前面に開口して形成した凹部、4は
この凹部3内に収納した各種の制御回路を構成す
る電子部品を装備する基板、5は凹部3の前面を
覆うようにして設置されたコントロールボツク
ス、6は冷蔵庫本体1内の温度を均一にするため
の送風機、7は冷蔵庫内を冷却するための冷媒を
圧縮する圧縮機である。
従来の冷蔵庫は上記のように構成されており、
例えば、冷蔵庫本体1内の温度を設定温度に維持
したり、冷蔵庫本体1内の温度を均一状態にする
制御機能は、凹部3内の基板4等からなる電子制
御部が有していた。
この従来の冷蔵庫用電子制御部の設置状態につ
いて、第5図を用いて以下に説明する。なお、図
中、3から5は上記第4図の説明で述べた構成部
分と同一の構成部分である。
図において、8は冷蔵庫本体1の上壁の前面に
開口した凹部3を形成している断面略コ字状の収
納箱体、9は基板4を収納箱体8に固定するため
の取付脚部である。また、10は冷蔵庫本体1の
外壁を形成する外箱、11は冷蔵庫本体1の内壁
を形成する内箱、12はこの外箱10と内箱11
の間に充填されているポリウレタンフオームから
なる断熱材である。この外箱10と内箱11と断
熱材12とが一体となつて冷蔵庫本体1の四方の
壁を形成している。
従来の冷蔵庫用電子制御部は上記のように構成
されており、通常、この収納箱体8は金属板等で
形成されているため、基板4との電気的な絶縁を
確保する必要があり、基板4の取付脚部9は絶縁
材料が使用されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来の冷蔵庫用電子制御部では、
基板4と収納箱体8との絶縁のために、基板4の
取付けには、絶縁材料からなる取付脚部9、或い
は絶縁シート等の特殊な材料を介在させる必要が
あつた。このために、電子制御部の部品点数も多
く、基板4の取付け及び固定が極めて煩雑である
という問題点があつた。
また、この電気絶縁性の確保と部品点数の減少
を図るために、収納箱体8をプラスチツク等の樹
脂成形品としてもよいが、この場合には、電子制
御部が庫内からの誘導ノイズの影響をうけ易く、
電子制御部の誤動作を誘発するという問題点があ
つた。
誘導ノイズの影響を除去するには、例えば、発
明協会発行『公開技法』公技番号83−6429号を使
用することもできる。この種の技術では電子制御
部の取付け及び固定をシールド板で行なうもので
あるから、シールド板を所定のプリント基板を受
ける構造とする必要があり、シールド板を所定の
形状に加工する必要がある。
そこで、この考案はかかる問題点を解決するた
めになされたもので、庫内からの誘導ノイズを遮
蔽するとともに、電子制御部の取付け及び固定を
容易にした廉価な冷蔵庫用電子制御部の電磁シー
ルド装置を得ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この考案にかかる冷蔵庫用電子制御部の電磁シ
ールド装置は、外枠を形成する外箱と前記外箱内
に配設された内箱との間に充填された断熱材の、
しかも、電子制御部の周辺部付近に電磁シールド
用の金属板を配設したものである。
[作用] この考案においては、外枠を形成する外箱と前
記外箱内に配設された内箱との間に充填された断
熱材において、特に、電子制御部の周辺部付近の
断熱材内に電磁シールド用の金属板を配設したも
のであるから、この金属板が送風機等の庫内から
の誘導ノイズを遮蔽することができる。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例である冷蔵庫用電
子制御部の電磁シールド装置を示す断面図、第2
図はこの考案の他の実施例である冷蔵庫用電子制
御部の電磁シールド装置を示す断面図、第3図は
この考案の冷蔵庫本体を示す斜視図である。な
お、図中、1から,6と7,10から12は上記
従来例の構成部分と同一または相当する構成部分
である。
第1図において、13は冷蔵庫本体1の上壁の
上面に開口した凹部3で形成した略皿状板の収納
箱体、14はこの収納箱体13の開口部を覆うカ
バー、15は収納箱体13の下面である断熱材1
2との接触面に備え付けた金属板である。
上記のように構成された冷蔵庫用電子制御部の
電磁シールド装置においては、金属板15が送風
機6等の庫内からの誘導ノイズを遮蔽する。即
ち、このような金属板15を設置すれば、電子制
御部の誤動作に大きく影響のある誘導ノイズ分は
充分排除することができる。したがつて、極めて
簡易な手段によつて誘導ノイズを効果的に遮蔽で
きるから、収納箱体13をプラスチツク等の樹脂
成形品とすることができる。このため、従来必要
としていた基板4と収納箱体8との特殊な電気絶
縁手段は不用になる。また、基板4の取付材や金
属板15の取付材等も収納箱体13と一体成形と
することができる。
故に、この実施例の冷蔵庫用電子制御部の電磁
シールド装置は、電子制御部の部品点数を減少さ
せることができ、基板4等の取付けや固定等も極
めて容易に行なうことができる。
次に、この考案の他の実施例の冷蔵庫用電子制
御部の電磁シールド装置について、第1図の実施
例との相違点のみについて説明する。
第2図はこの考案の他の実施例である冷蔵庫用
電子制御部の電磁シールド装置を示す断面図であ
る。なお、図中、3及び4,10から15は上記
第1図の実施例と同一または相当する構成部分で
ある。
第2図において、16は金属板15を内箱11
の断熱材12との接触面に固着する接着テープで
ある。
このように構成された冷蔵庫用電子制御部の電
磁シールド装置が、上記の実施例と大きく相違す
る部分は、金属板15の備え付け場所が異なるこ
とにある。即ち、この実施例では、金属板15を
収納箱体13から離して、内箱11の断熱材12
との接触面に設置しているが、これは、誘導ノイ
ズの発生源により近いところで、この誘導ノイズ
の遮蔽を行なうためである。したがつて、電子制
御部の誘導ノイズによる誤動作を防止することが
できるので、収納箱体13として、絶縁性を有す
るプラスチツク等の樹脂成形品とすることができ
る。
故に、この実施例においても上記実施例と同様
に、電子制御部の部品点数を減少させることがで
き、基板4等の取付けや固定等も極めて容易とな
る。
また、この実施例に用いられる金属板15は断
熱材12のポリウレタンフオーム内に埋設した状
態で配設されているので、この冷蔵庫用電子制御
部の電磁シールド装置を備えた冷蔵庫本体1の外
観は、第3図に示すように、美観に影響すること
がない。
以上、この考案の実施例について説明したが、
金属板15の配設位置は、上記説明の位置に必ず
しも限定されるものではない。例えば、上記説明
では、金属板15を収納箱体13の下面に配設し
たが、これを収納箱体13の側面等にも増設し
て、収納箱体13を完全に包囲するようにしても
よい。金属板15をこのように配置にすれば、電
子制御部の電磁シールドをより確実に行なうこと
ができる。
[考案の効果] 以上説明したとおり、この考案の冷蔵庫用電子
制御部の電磁シールド装置は、断熱材内の電子制
御部の周辺部付近に電磁シールド用の金属板を配
設することにより、この金属板が送風機等の庫内
からの誘導ノイズを遮蔽するので、電子制御部の
収納用の収納箱体を電気絶縁性を有する樹脂成形
品等とすることができ、この電子制御部の基板等
の取付け及び固定が容易となる。特に、電磁シー
ルド用の金属板は平板状態で配設でき、しかも、
所定の機械的強度を維持する必要がないから、何
等加工する必要がなく廉価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である冷蔵庫用電
子制御部の電磁シールド装置を示す断面図、第2
図はこの考案の他の実施例である冷蔵庫用電子制
御部の電磁シールド装置を示す断面図、第3図は
この考案の冷蔵庫本体を示す斜視図、第4図は従
来の冷蔵庫本体を示す断面図、第5図は従来の冷
蔵庫用電子制御部を示す断面図である。 図において、3……凹部、4……基板、12…
…断熱材、13……収納箱体、15……金属板、
である。なお、図中、同一符号及び同一記号は、
同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外枠を形成する外箱、前記外箱内に配設された
    内箱、前記外箱と内箱との間に充填された断熱材
    で形成される冷蔵庫と、前記冷蔵庫の制御を行な
    う基板及び電子部品からなる電子制御部と、前記
    電子制御部を収容し、前記断熱材内に配設された
    収納箱体とを具備し、 前記断熱材内で、しかも、前記収納箱体と前記
    内箱との間に配設した電磁シールド用の金属板を
    具備することを特徴とする冷蔵庫用電子制御部の
    電磁シールド装置。
JP1986151759U 1986-10-02 1986-10-02 Expired - Lifetime JPH0514151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986151759U JPH0514151Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986151759U JPH0514151Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6357490U JPS6357490U (ja) 1988-04-16
JPH0514151Y2 true JPH0514151Y2 (ja) 1993-04-15

Family

ID=31069121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986151759U Expired - Lifetime JPH0514151Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0514151Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111989527A (zh) * 2018-04-18 2020-11-24 松下知识产权经营株式会社 冷藏库

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005005424A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電磁波シールドパネルとこれを用いた保温保冷機器、電子機器、衣料用品、及び住宅部材
JP4301135B2 (ja) * 2004-10-12 2009-07-22 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234206Y2 (ja) * 1980-10-13 1987-09-01

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111989527A (zh) * 2018-04-18 2020-11-24 松下知识产权经营株式会社 冷藏库
CN111989527B (zh) * 2018-04-18 2022-05-27 松下知识产权经营株式会社 冷藏库

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6357490U (ja) 1988-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0514151Y2 (ja)
JPH0357266Y2 (ja)
JP7141492B2 (ja) 冷蔵庫
US5508887A (en) Television receiver control box
US3359374A (en) Cabinet for portable television receiver
JP2002364872A (ja) 空気調和機
JPH08102592A (ja) 実装基板用電磁シールドケース
JP2012078008A (ja) 冷蔵庫
JP2000174452A (ja) 防水ケース
JPH0763473A (ja) 冷蔵庫
JP3405949B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3214979B2 (ja) 操作パネルの取付構造
JP3705032B2 (ja) 冷蔵庫
CN213873323U (zh) 制冷装置
JP3077682U (ja) キャビネット
JPS645915Y2 (ja)
JPS5838628Y2 (ja) 電気制御装置用筐体
JPS5922554Y2 (ja) 電子機器の内部見透し阻止装置
KR0125941Y1 (ko) 냉장고의 디스플레이 프레임 고정구조
KR0120581Y1 (ko) Vcr의 데크플레이트조립구조
JPS6370086A (ja) インバ−タ冷蔵庫等の電気部品取付構造
JPH10322076A (ja) 高周波用シールドケース構造
JPH0516358Y2 (ja)
JPS6026367Y2 (ja) 冷蔵庫
JPS5980666U (ja) 空気調和機の電気品箱