JP3077682U - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JP3077682U JP2000008125U JP2000008125U JP3077682U JP 3077682 U JP3077682 U JP 3077682U JP 2000008125 U JP2000008125 U JP 2000008125U JP 2000008125 U JP2000008125 U JP 2000008125U JP 3077682 U JP3077682 U JP 3077682U
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高士 秋田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド板がキャビネットの内壁面から離間
されつつ配置されるとき、キャビネットに貫通穴を設け
て肉抜きをしようとすると、この貫通穴からホコリなど
が侵入するという課題があった。 【解決手段】 制御基板20に実装されたマイコン21
との対向位置にて、底面11における内壁面に略密着さ
せつつシールド板30を装着するとともに、シールド板
30との対向位置にスリット形状の貫通穴11bを複数
設けて肉抜きしたため、ホコリなどの侵入を防止しつ
つ、肉抜きにより樹脂量を低減させて軽量化を図ること
が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、キャビネットに関し、特に、電化製品などに備えられるキャビネッ トに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、キャビネットには、制御基板に実装されたマイコンに対する電磁波 の影響を抑制するため、内壁面にシールド板が装着されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のキャビネットにおいては、シールド板がキャビネットの内壁面 から離間されつつ配置されるため、キャビネットに貫通穴を設けて肉抜きをしよ うとすると、この貫通穴からホコリなどが侵入するという課題があった。 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、ホコリなどの侵入を防止し つつ、肉抜きにより樹脂量を低減させて軽量化を図ることの可能なキャビネット の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、マイコンが実装された制 御基板を内壁面から離間させつつ取付可能であるとともに、同制御基板と同内壁 面との間における同マイコンとの対向位置にて同内壁面に略密着させつつシール ド板を装着可能であり、同シールド板との対向位置にスリット形状の貫通穴を複 数設けて肉抜きした構成としてある。 上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、マイコンが実装され た制御基板を内壁面から離間させつつ取り付けるとともに、同制御基板と同内壁 面との間における同マイコンとの対向位置にて同内壁面に略密着させつつシール ド板を装着する。
【0005】 このとき、上記シールド板が上記マイコンとの対向位置に装着されるため、上 記制御基板に実装された各種回路から生じる電磁波などの同マイコンへの影響が 解消される。また、当該キャビネットの壁面には、上記シールド板との対向位置 にスリット形状の貫通穴が複数設けられており、この肉抜き穴としての貫通穴に よって樹脂量を低減させることで軽量化が図られる。 ここで、上記シールド板は、上記内壁面に略密着されつつ装着されることによ り、上記貫通穴を遮蔽して外部からホコリなどが侵入するのを防止する。このよ うに、略密着としているのは、上記シールド板が内壁面に対して隙間なく密着さ れる場合のみならず、キャビネットの成形時や同シールドのプレス加工時に生じ た歪みなどにより僅かな隙間が生じる場合なども含まれるためである。なお、本 考案にかかるキャビネットは、用途が限定されるものではないため、ビデオ装置 やテレビジョン装置などの電化製品に広く適用することが可能である。 本考案は、外部からのホコリなどの侵入を防止しつつ、肉抜きにより樹脂量を 低減させて軽量化を図ることが可能であれば良いとの観点から、上記請求項1の ような具体的な構成に限定されず、あらゆる形態を有するキャビネットとして実 現することが可能である。
【0006】 請求項2にかかる考案は、内壁面に略密着させつつシールド板を装着可能であ るとともに、同シールド板との対向位置に貫通穴を設けて肉抜きした構成として ある。 上記のように構成した請求項2にかかる考案においては、シールド板が内壁面 に略密着されつつ装着され、同シールド板との対向位置に貫通穴が設けられる。 このため、肉抜き穴としての上記貫通穴によって樹脂量を低減させることで軽量 化が図られるだけでなく、上記シールド板が同貫通穴を遮蔽して外部からホコリ などが侵入するのを防止する。
【0007】 ここにいう貫通穴の一例として、請求項3にかかる考案は、上記請求項2に記 載のキャビネットにおいて、上記貫通穴は、スリット形状である構成としてある 。 上記のように構成した請求項3にかかる考案においては、スリット形状の貫通 穴を壁面に形成することにより、樹脂量を低減させて軽量化を図る。この場合、 肉抜き部位と樹脂が残された部位とが交互に形成されるため、部分的に強度を低 下させることがない点で有用となる。
【0008】 また、上記シールド板の形状を工夫することで、上記貫通穴へのホコリの侵入 をより確実に防ぐことも可能である。その一例として、請求項4にかかる考案は 、上記請求項2または請求項3のいずれかに記載のキャビネットにおいて、上記 貫通穴に対して挿入可能な凸部を備えた上記シールド板が装着可能である構成と してある。 上記のように構成した請求項4にかかる考案においては、上記シールド板に形 成した凸部を上記貫通穴に挿入することにより、外部から同貫通穴へホコリなど が侵入するのをより確実に防止する。
【0009】 さらに、上記シールド板の装着部位における形状を工夫することで、より効果 的に軽量化を図ることも可能である。その一例として、請求項5にかかる考案は 、上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のキャビネットにおいて、上記シー ルド板の装着部位を肉薄にした凹形状の位置決め部を設けた構成としてある。 上記のように構成した請求項5にかかる考案においては、壁面を肉薄にして設 けた凹形状の位置決め部に上記シールド板を装着させて同シールド板の位置決め を行う。すると、上記位置決め部により樹脂量を低減させることができるため、 より効果的な軽量化が図られる。また、壁面の一部を肉薄にしたとしても上記シ ールド板により補強されることになるため、強度の低下が抑制される点でも有用 となる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ホコリなどの侵入を防止しつつ、肉抜きにより 樹脂量を低減させて軽量化を図ることの可能なキャビネットを具体的な構成によ り実現することができる。 また、請求項2にかかる考案によれば、ホコリなどの侵入を防止しつつ、肉抜 きにより樹脂量を低減させて軽量化を図ることの可能なキャビネットを提供する ことができる。 さらに、請求項3にかかる考案によれば、壁面の強度を維持しつつ軽量化を図 ることができる。 さらに、請求項4にかかる考案によれば、ホコリなどの侵入をより確実に防ぐ ことができる。 さらに、請求項5にかかる考案によれば、より効果的に軽量化を図ることがで きる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本考案の実施形態を説明する。 図1は、本考案の一実施形態にかかるビデオデッキに備えられたリヤキャビネ ットの外観を斜視図により示している。 リヤキャビネット10には、図示しないカセット機構や制御基板20などが載 置される底面11から左右一対の壁面12,12と背面側の壁面13とが延設さ れており、前面側上方からフロントキャビネットを対面させつつ固定することで 、キャビネットが構成される。
【0012】 なお、リヤキャビネット10に載置される制御基板20には、チューナや信号 処理回路などの各種制御回路とともに、ビデオデッキの全体を制御するマイコン 21が実装される。 ここで、制御基板20に搭載された各種制御回路が動作する際に生じた電磁波 などによるマイコン21への影響を解消すべく、リヤキャビネット10と制御基 板20との間には、シールド板30が取り付けられる。 図2および図3は、シールド板30の取り付け部位における構成を平面図およ び断面図により示している。 シールド板30は、矩形形状の金属板における一角部から矩形状に切り欠いた 本体31と、本体31の縁部から鉛直上方へ屈曲させつつ延設された帯状の取付 部32とを備えている。また、取付部32の先端は、背面側へ屈曲されるととも に、ビス穴32aが設けられる。
【0013】 かかる構成により、壁面13の内壁面に形成された取付台13aにて鉛直方向 に設けられるビス止め穴13a1と、ビス穴32aとを連通させつつビス40を ビス止め穴13a1の内壁に形成されたネジ山に締め付けることで、シールド板 30がリヤキャビネット10に固定される。 この際、リヤキャビネット10の底面11から取付台13aまでの高さと、取 付部32の長さとが略一致するように設計されているため、シールド板30がリ ヤキャビネット10に対して固定されると、シールド板30の本体31がリヤキ ャビネット10の底面11に密着する。
【0014】 また、リヤキャビネット10の底面11からは、鉛直上方へ取付ボス11aが 突出しており、この取付ボス11aの先端側を制御基板20に設けられた取付穴 に圧入することで、制御基板20は、シールド板30の上方に固定される。 なお、上記マイコン21は、制御基板20におけるシールド板30との対向位 置に実装されるため、シールド板30により電磁波などのマイコン21への影響 を解消させることが可能となる。
【0015】 さらに、リヤキャビネット10の底面11には、図4に示すように、シールド 板30との対向位置にてスリット状の貫通穴11bが設けられている。 この貫通穴11bは、リヤキャビネット10を構成する樹脂量を低減させて軽 量化するため、肉抜き穴として複数形成されており、シールド板30の取付時に は、同シールド板30によって内壁面で遮蔽される。従って、貫通穴11bが形 成されても、この貫通穴11bを介してリヤキャビネット10の内部にホコリが 侵入することはない。
【0016】 本実施形態では、シールド板30をリヤキャビネット10の底面11に密着さ せつつ固定することにより、貫通穴11bを内壁面で遮蔽してホコリの侵入を防 いでいるが、このホコリの侵入をより確実に防止するため、構成を工夫すること も可能である。 例えば、図5に示すように、シールド板30における貫通穴11bとの対向部 位に凸部50を形成し、シールド板30の固定時に凸部50を貫通穴11bへ挿 入させることで、貫通穴11bを封止する。すると、貫通穴11bの内部にホコ リが溜まりにくくなる点で有用となる。また、凸部50は、シールド板30をプ レス加工する際に形成しておけば良いため、個別に工程を増やすことなく、容易 に設けることができる。
【0017】 また、リヤキャビネット10を構成する樹脂量を低減させて軽量化するとの観 点から、図6に示すように、リヤキャビネット10の内壁面に凹形状の位置決め 部60を設けることも可能である。 すなわち、シールド板30との対向位置における肉厚を薄くすることにより、 樹脂量を低減させる。この際、シールド板30が他の内壁面よりも一段低い位置 で固定されるため、シールド板30の位置決めが容易となる。なお、位置決め部 60により肉薄になった部位は、金属製のシールド板30により補強されること にもなるため、リヤキャビネット10の強度維持も可能となる。 このように、制御基板20に実装されたマイコン21との対向位置にて、底面 11における内壁面に略密着させつつシールド板30を装着するとともに、シー ルド板30との対向位置にスリット形状の貫通穴11bを複数設けて肉抜きした ため、ホコリなどの侵入を防止しつつ、肉抜きにより樹脂量を低減させて軽量化 を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるビデオデッキに備えられた
リヤキャビネットの外観を示す斜視図である。
【図2】シールド板の取り付け部位における構成を示す
平面図である。
【図3】シールド板の取り付け部位における構成を示す
断面図である。
【図4】リヤキャビネットを底面側から見た際の状況を
示す平面図である。
【図5】変形例にかかるシールド板の構成を示す斜視図
である。
【図6】変形例にかかるリヤキャビネットの構成を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10…リヤキャビネット 11…底面 11a…取付ボス 11b…貫通穴 12,13…壁面 13a…取付台 13a1…ビス止め穴 20…制御基板 21…マイコン 30…シールド板 31…本体 32…取付部 32a…ビス穴 40…ビス 50…凸部 60…位置決め部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイコンが実装された制御基板を内壁面
    から離間させつつ取付可能であるとともに、同制御基板
    と同内壁面との間における同マイコンとの対向位置にて
    同内壁面に略密着させつつシールド板を装着可能であ
    り、同シールド板との対向位置にスリット形状の貫通穴
    を複数設けて肉抜きしたことを特徴とするキャビネッ
    ト。
  2. 【請求項2】 内壁面に略密着させつつシールド板を装
    着可能であるとともに、同シールド板との対向位置に貫
    通穴を設けて肉抜きしたことを特徴とするキャビネッ
    ト。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載のキャビネットにお
    いて、 上記貫通穴は、スリット形状であることを特徴とするキ
    ャビネット。
  4. 【請求項4】 上記請求項2または請求項3のいずれか
    に記載のキャビネットにおいて、 上記貫通穴に対して挿入可能な凸部を備えた上記シール
    ド板が装着可能であることを特徴とするキャビネット。
  5. 【請求項5】 上記請求項2〜請求項4のいずれかに記
    載のキャビネットにおいて、 上記シールド板の装着部位を肉薄にした凹形状の位置決
    め部を設けたことを特徴とするキャビネット。
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