JPH0514100Y2 - - Google Patents

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JPH0514100Y2
JPH0514100Y2 JP17089387U JP17089387U JPH0514100Y2 JP H0514100 Y2 JPH0514100 Y2 JP H0514100Y2 JP 17089387 U JP17089387 U JP 17089387U JP 17089387 U JP17089387 U JP 17089387U JP H0514100 Y2 JPH0514100 Y2 JP H0514100Y2
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JP
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filter
ventilation fan
roll
fibers
oil
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JP17089387U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はフイルタを繰り出し自在に具備した構
成のフイルタ付換気扇に関する。
(従来の技術) 従来より、この種フイルタ付きの換気扇に於い
ては、例えば実開昭60−180928号公報に示すよう
にフイルタをロール式にて繰り出し自在に具備し
たものが知られている。而してこのものに於ける
フイルタは、通常、第4図の写真に示すように繊
維の方向が多方向性の不織布により構成されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものに於いては、フイルタが多方向
性の不織布から成る関係上、引出し時の引張り力
に対して弱く、ために充分に引出せないまま途中
で破れ、その結果、注意しながらの再引出しが強
いられるなど、取扱いの面で劣るという問題点を
有していた。又、上記多方向性の不織布から成る
フイルタは、換気扇の運転時の風の流れに対して
も弱くて延びを生じ、たるんで、最悪の場合送風
羽根に当たり、フイルタの破損、換気扇の故障に
つながるという問題点を有していた。
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、フイルタが引出し時の引
張り力及び運転時の風の流れのいずれに対しても
強く、取扱性の向上並びに使用状態のより一層の
安定化を図り得る実用的に優れたフイルタ付換気
扇を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のフイルタ付換気扇は、換気扇本体に繰
り出し自在に具えられたフイルタを、繊維の方向
が一方向性で前記繰り出し方向と同方向の不織布
により構成したところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、フイルタの繊維が、引出し
時の引張り力による該フイルタの破れを阻止する
ように作用し、又、運転時の風の流れに対しては
フイルタ全般の強さを増して、その延びを阻止す
るように作用する。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき第1図乃至第3図
を参照して説明する。
先ず第2図に於いて、1は換気扇本体であり、
前後に開口部を有する外枠2、外枠2の内部に取
付脚3に取付けて配設したモータ4、モータ4の
回転軸に取付けた送風羽根5、外枠2の後方の開
口部内側に枢設したシヤツタ6、外枠2の前方の
開口部外側に装着した化粧枠7等から成つてい
る。
而して、上記換気扇本体1の前面には、上部ロ
ール支持体8及び下部ロール支持体9を例えば化
粧枠7に一体に形成して設けており、そのうちの
上部ロール支持体8に、フイルタ10を巻回した
ロール11を、そのフイルタ10が下方へ繰り出
し自在となるように回転可能に装架している。こ
こで、フイルタ10は詳細には第3図の写真に示
すように例えばポリプロピレンやポリエステル等
から成るところの繊維の方向が一方向性の不織布
により構成したものであり、複数枚重ねて第1図
に示すようにその繊維の方向が上記繰り出しの方
向と同方向となるように前記ロール11に巻回し
ている。尚、ロール11は上部支持体8に回転可
能のほか着脱可能にも装架しており、又、下部ロ
ール支持体9には巻取りロール12を同じく回転
可能且つ着脱可能に装架していて、この巻取りロ
ール12に、ロール11から下方へ引出したフイ
ルタ10を巻取らせるようにしている。
そして13はフイルタ枠であり、上述の如く引
出して巻取りロール12に巻取らせるようにした
フイルタ10の全部を囲繞するもので、前記化粧
枠7に着脱自在に装着している。更に14は油受
けで、これを、上記フイルタ枠13の下部に形成
した排油口15の下方に位置させて化粧枠7に同
じく着脱可能に装着している。
さて、上述の如く構成したものの場合、モータ
4により送風羽根5を回転駆動する換気扇の運転
を行なうと、それにより室内の空気がフイルタ1
0を通し換気扇本体1内に吸入されて、開放状態
のシヤツタ6部分を通し室外へと排出される。そ
してそれに基づき、その吸入空気に含まれた油や
塵埃等がフイルタ10に付着して取除かれるもの
で、それによりフイルタ10は徐々に汚れ、やが
て交換の必要な時期に至る。そこで、本実施例の
場合、油受け14を取外して巻取りロール12を
回転させることにより、該フイルタ10の汚れた
部分を巻取る。すると、それに伴つてロール11
に巻回されたフイルタ10の新規な部分がそのロ
ール11を回転させながら引出され、従つて換気
扇本体1の前面はそのフイルタ10の新規な部分
によつて覆われるようになる。よつて以後、その
フイルタ10の新規な部分でもつて吸入空気に含
まれた油や塵埃等の捕集が行なわれるようにな
り、而してその後その交換が必要な時期に至れ
ば、上述同様にしてフイルタ10の汚れた部分を
巻取り、新規な部分で換気扇本体1の前面を覆う
ようにすれば良い。
ここで、上述のようにフイルタ10が引出され
るとき、該フイルタ10は繊維の方向がその引出
し方向(繰り出し方向)と同方向の一方向性の不
織布により構成していることから、その繊維が、
該引出し時の引張り力によるフイルタ10の破れ
を阻止するように作用し、よつて従来のフイルタ
が多方向性の不織布から成つていたもののような
破れを生じることはなく、従つて又破つた後に更
にその破れに注意しながらフイルタの再引出しを
行なうというような面倒及び困難もなくて、取扱
性を向上させることができる。
又、運転時の風の流れに対しては、上述のよう
に繊維の方向が一方向性の不織布から成るフイル
タは、その全般の強さを増して、延びのない若し
くは極く少ないものとなり、よつて従来のものの
ようなたるみを生じることはなく、送風羽根5へ
の当たりも避けることができるのであり、以てフ
イルタ10の破損、換気扇の故障といつたことの
発生を防止でき、使用状態の一層の安定化を達成
することができる。
尚、多方向性不織布のフイルタを使用した従来
のものの場合、そのフイルタに捕集された油、水
分が下方へ流れにくくて繊維間に長く留まり、そ
れが空気との接触による酸化で流れにくくなつ
て、塵埃の付着も加わることから、目詰まりを起
こし易く、風量の低下並びに騒音の増大といつた
問題を生じていた。
それに対し、特に上記実施例のものに於いて
は、フイルタ10の不織布繊維が一方向性で、該
フイルタ10の繰り出し方向を下方としたことに
合わせ、その繊維の方向を上下方向に定めている
ので、フイルタ10に捕集された油や水分は下方
へ流れ易く、フイルタ枠13の排油口15を通し
て油受け14に効率良く貯留されるものであり、
よつて上記従来のもののような目詰まりを起こす
ようなことがなく、風量は大、騒音は小に、夫々
良好に保つことができる。
又、上記実施例のものの場合、フイルタ10を
巻取りロール12に巻取り終えれば、その巻取り
ロール12ごとフイルタ10を下部ロール支持体
9から取外すと共に、ロール11を上部ロール支
持体8から取外し、そして下部ロール支持体9に
は新たな巻取りロールを、又、上部ロール支持体
8には新たなフイルタを巻装したロール11を
夫々装架して、後は前述同様にし使用できるか
ら、扱いを簡単に済ませることができる。
但し、本考案は上記し且つ図面に示した実施例
にのみ限定されるものではなく、従つてフイルタ
の繰り出し方向及び繰り出し構造は決して上述の
ように限られるものではなく、又、フイルタは前
述のような巻回状でなく折畳み状に設けられてい
ても良いもので、そのほか、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変更して実施し得る。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように本考案のフイル
タ付換気扇は、換気扇本体に、その前面を覆うフ
イルタを繰り出し自在に具備せしめて成るものに
あつて、そのフイルタを、繊維の方向が一方向性
で前記繰り出し方向と同方向の不織布により構成
したところに特徴を有するものであり、それによ
つて、フイルタが引出し時の引張り力及び運転時
の風の流れのいずれに対しても強く、取扱性の向
上並びに使用状態のより一層の安定化を達成でき
るという優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示した
ものにて、第1図は一部を破断した全体の斜視
図、第2図は全体の縦断側面図、第3図はフイル
タの繊維の形状を示した写真であり、そして第4
図は従来のものに使用したフイルタの第3図相当
写真である。 図面中、1は換気扇本体、10はフイルタを示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 換気扇本体に、その前面を覆うフイルタを繰り
    出し自在に具備せしめて成るものであつて、その
    フイルタを、繊維の方向が一方向性で前記繰り出
    し方向と同方向の不織布により構成したことを特
    徴とするフイルタ付換気扇。
JP17089387U 1987-11-09 1987-11-09 Expired - Lifetime JPH0514100Y2 (ja)

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JP17089387U JPH0514100Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

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JP17089387U JPH0514100Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

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JPH0175733U JPH0175733U (ja) 1989-05-23
JPH0514100Y2 true JPH0514100Y2 (ja) 1993-04-15

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JPH04247208A (ja) * 1991-02-01 1992-09-03 Japan Vilene Co Ltd レンジフード用フィルタ
JP2791553B2 (ja) * 1996-10-08 1998-08-27 カースル株式会社 通気口用フイルター部材

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JPH0175733U (ja) 1989-05-23

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