JP3488519B2 - 換気扇フードへのフィルター材の装着方法および換気扇用フィルター装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、システムキッチンなど
の換気扇フードに使い捨て方式で装着させるフィルター
材の装着方法および換気扇用フィルター装置に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来、システムキッチンなどの換気扇に
は、フード部分を前方に迫り出させた深型形状の換気扇
が多く採用されており、調理時の煙や油粒子を排気する
ように設けられている。この換気扇には換気扇のファン
が油で汚染されるのを防ぐ為に予め金網などからなる金
属フィルターが取り外し自在に装着されており、金属フ
ィルターへの油の付着が多くなった時には、上記金属フ
ィルターを取り外して洗浄できるように設けられてい
る。

【０００３】一方、上記換気扇に対しては、金属フィル
ターの洗浄は非常に面倒であることから使い捨てのフィ
ルター材が提供されており、不織布などからなる使い捨
てフィルター材を、上記金属フィルターの表面に取り付
けておいて、フィルター材が油をある程度含んだ時に、
上記使い捨てフィルター材を外して捨てるようにして用
られている。

【０００４】この使い捨てのフィルター材は、例えば、
図１３に示すように不織布などからなるフィルター材１
０を予め換気扇フードの開口部寸法に合わせて切断した
所定のサイズにして提供されており、上記フィルター材
１０を粘着テープ２０などで金属フィルター６の表面に
取り付けるようにしたものが提供されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
使い捨てフィルター材１０は、換気扇から金属フィルタ
ー６を一旦取り外して、この取り外した金属フィルター
６に粘着テープ２０などを取り付けてから装着させるも
のであるため取り替えときに手を汚しやすく、またフィ
ルター材１０の交換の都度、換気扇フードから金属フィ
ルター６を取り外して再度装着させる作業が必要であり
フィルター材の交換が面倒であった。

【０００６】また、上記従来のフィルター材は、予め換
気扇の金属フィルター６のサイズに合わせて所定寸法に
カットして提供されているために、サイズ違いに対応す
るために多種のサイズを準備しておかなければならず、
コスト高になってしまうという問題があった。

【０００７】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、各種サイズの換気扇フードに合わせて
複数回に分けて装着させることができ、浅型の換気扇に
はもちろん、深型の換気扇に対しても金属フィルターを
取り外すことなく簡単に装着させることができる簡単で
かつ経済的な換気扇フードへのフィルター材の装着方法
および換気扇用フィルター装置を提供することを目的と
するものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフィルター材の装着方法は、換気扇フード
の複数倍の長さにされた横長の長尺帯状フィルター材を
換気扇フードに合わせて切断して、換気扇の金属フィル
ターに取り付けずに換気扇フードの内壁面に取り付ける
ようにした装着方法である。

【０００９】すなわち、本発明の請求項１の本発明は、
幅寸法が換気扇フードの開口幅寸法より若干大きな幅寸
法に形成され、長さ寸法が換気扇フードの開口長さ寸法
の数倍以上の長さ寸法に形成された所定幅の長尺帯状フ
ィルター材を、換気扇フードの開口長さ寸法より若干長
い長さ寸法に合わせて切断して一定形状の切断フィルタ
ー材を形成し、この切断フィルター材を上記換気扇フー
ドの開口部内に既設の金属フィルターを取り外すことな
く張設してその縁辺を永久磁石片によって換気扇フード
の開口部内壁面に固定することを特徴とする換気扇フー
ドへのフィルター材の装着方法において、上記永久磁石
片に屈曲させた状態あるいは屈曲可能な状態で設けた支
持片で上記切断フィルター材の周縁部を下方から支える
ことを特徴とする換気扇フードへのフィルター材の装着
方法である。

【００１０】また、請求項２の発明は、換気扇用フィル
ター装置に係るものであり、幅寸法が換気扇フードの開
口幅寸法より若干大きな幅寸法に形成され、長さ寸法が
換気扇フードの開口長さ寸法の数倍以上の長さ寸法に形
成された所定幅の長尺帯状フィルター材と、この長尺帯
状フィルター材をフードの開口長さ寸法より若干長い長
さ寸法に合わせて切断した後に該切断フィルター材の縁
辺を換気扇フードの既設の金属フィルターを取り外すこ
となく開口部内壁面に沿って直接固定する複数個の永久
磁石片とからなる換気扇用フィルター装置において、永
久磁石片に、上記切断フィルター材の周縁部を下方から
支える支持片を屈曲させた状態あるいは屈曲可能な状態
で設けていることを特徴とする換気扇用フィルター装置
である。

【００１１】

【作用】従って、請求項１の本発明のフィルター材の装
着方法によれば、長さ寸法が換気扇フードの開口長さ寸
法の数倍以上の長さ寸法に形成された所定幅の長尺帯状
フィルター材を、換気扇フードの開口長さ寸法より若干
長い長さ寸法に合わせて切断して一定形状の切断フィル
ター材を形成して装着させるので、換気扇フードのサイ
ズに応じて長尺帯状フィルター材を複数回切断して使用
できるため、換気扇フードのサイズに合わせた寸法が得
られるとともに、上記切断フィルター材を換気扇フード
の開口部内に既設の金属フィルターを取り外すことなく
張設してその周縁部を永久磁石片によって換気扇フード
の開口部内壁面に固定させているので、深型換気扇の金
属フィルターを取り外すことなく換気扇フードの開口部
内壁面を利用してフィルター材を張設させて、手などを
汚さずにフィルター材の交換や廃棄が出来るようにな
る。

【００１２】また、既存の金属フィルターをそのままに
して切断フィルター材を取り付けるため、金属フィルタ
ーを取り扱う際に指を切ったりする心配もなく、フィル
ター材の交換を短時間にかつ極めて簡単に行えるもので
ある。

【００１３】また、請求項２の本発明の換気扇フード用
フィルター装置によれば、長さ寸法が換気扇フードの開
口長さ寸法の数倍以上の長さ寸法に形成された所定幅の
長尺帯状フィルター材と、この長尺帯状フィルター材を
切断した後に既設の金属フィルターを取り外すことなく
開口部内壁面に沿って直接固定する複数個の永久磁石片
とからなるので、予めサイズを決めて切断されたフィル
ター材のようにサイズが固定されておらず、各家庭にお
ける換気扇フードのサイズに応じた長さで自由にサイズ
決めして何回も切断使用できるものである。

【００１４】また、請求項２の発明によれば、切断した
フィルター材を既設の金属フィルターを取り外すことな
く開口部内壁面に沿って複数個の永久磁石片で直接固定
するように形成されているので、既設の金属フィルター
に取り付ける粘着テープなどの貼着材料が不要であり安
価に提供することができるものである。

【００１５】さらに、上記永久磁石片に切断フィルター
材の周縁部を下方から支える支持片を備ているので、上
記支持片でフィルター材の四隅部を支えながらフードの
開口部に取り付けることが可能であり、永久磁石片によ
る固定箇所を最小限の四カ所だけにしても周辺中央が油
煙の吸収によるフィルター材の垂れ下がりを少なくして
装着させることができるという利点を有するものであ
る。

【００１６】

【実施例】以下、本発明をその一実施例を示す図面に従
って説明する。図１は、本発明の換気扇フード用のフィ
ルター装置を示し、１は、幅寸法が換気扇フードの開口
幅寸法より若干大きな幅寸法に形成され、長さ寸法が換
気扇フードの開口長さ寸法の３〜４倍などの数倍以上の
長さ寸法に形成された所定幅の長尺帯状フィルター材で
ある。

【００１７】すなわち、上記長尺帯状フィルター材１
は、ポリエチレン繊維などの不織布などからなり、幅寸
法が約４６ｃｍに形成され、長手方向の寸法が１８０ｃ
ｍに形成されており、販売時や輸送時、保管時には折り
畳み状態や巻き取った状態で取り扱われるものである。

【００１８】２は、この長尺帯状フィルター材を切断し
た後に、既設の金属フィルターを取り外すことなく換気
扇のフード開口部内壁面に沿って切断フィルター材を直
接固定する６個の永久磁石片であり、図２および図３に
示すように摘み片２ｂを設けた金属製ケーシング２ａの
内面に永久磁石片２を嵌合させて形成されている。３
は、換気扇フードの開口部やフィルター材の寸法を計る
紙製の物差しである。

【００１９】次に、上記フィルター装置の装着方法を図
４から図８に従って説明する。まず、換気扇フードの開
口部に配設されている金属フィルター６の全体寸法を物
差し３で測定し、その寸法よりも約８ｃｍ大きい寸法で
幅方向の長さ（図４および図５においては上下方向）を
鋏で切断調整し、また換気扇フードの開口部の長さ寸法
より同様に若干長い寸法で長さ方向（図４および図５に
おいては横方向）を切断して換気扇フードの開口部を覆
い得る大きさの切断フィルター１Ａを形成する。このと
き、例えば換気扇フードの横幅が６０ｃｍの場合には図
４に示すように、長尺帯状フィルター材１を約３等分す
ると丁度使いやすいサイズになる。また、換気扇フード
のサイズが９０ｃｍの場合には図５に示すように、長尺
帯状フィルター材１を約２等分すると丁度使いやすいサ
イズになる。

【００２０】この時、上記長尺帯状フィルター材１は、
換気扇フードの開口長さ寸法の数倍以上の長さ寸法に形
成されているので、残りの分は次の交換用に残しておき
複数回使用できるようになる。

【００２１】このようにして換気扇フードの開口長さ寸
法より若干長い長さ寸法に合わせて切断して一定形状の
切断フィルター材１Ａを形成した後、図６および図７、
図８に示すように上記切断フィルター材１Ａの周縁四隅
部と中央部の対向個所２個所を換気扇フード４の開口部
内壁面５に沿って位置合わせを行って、永久磁石片２に
よって固着する。

【００２２】この時、換気扇に既設されている金属フィ
ルター６は、取り外さずに付けたままにしておいて、切
断フィルター材１Ａを換気扇フードの開口部内で金属フ
ィルター６に沿わせて配設させものであり、図８で説明
すれば、まず、切断フィルター材１Ａの一端縁隅部の２
か所を永久磁石片２で上から固着して換気扇フードの開
口部内壁面５に取付ける。ついで、切断フィルター材１
Ａを撓まない程度に引っ張って切断フィルター材１Ａの
中央の両端縁を永久磁石片２で換気扇フード開口部内壁
面５に取り付ける。次に上記切断フィルター材１Ａをさ
らに引っ張って撓まないようにしてから最後の端縁隅部
を、他の永久磁石片２で換気扇フードの開口部内壁面５
に固着して取付け作業を完了する。

【００２３】すなわち、換気扇フード４の開口部内壁
は、金属フィルター６よりも前面側に突出して設けられ
ているので、この開口部内壁面５を利用して切断フィル
ター材１Ａを永久磁石片２の磁力で固定することによ
り、金属フィルター６の前方に該金属フィルター６には
直接手を触れずに切断フィルター材１Ａを装着させるこ
とが可能となる。

【００２４】すなわち、従来のフィルター材では、先に
説明した図１３のように定型サイズのフィルター材１０
を用いて上記金属フィルター６に直接装着させていたの
に対し、本発明方法は、換気扇フードの開口部内壁面５
を利用してフィルター材を固着させる方法であるので、
金属フィルター６に一切手を触れることなくフィルター
材を装着させることができるものである。

【００２５】また、本発明の方法では、長さ寸法が換気
扇フードの開口長さ寸法の数倍以上の長さ寸法に形成さ
れた所定幅の長尺帯状フィルター材１を、換気扇フード
の開口長さ寸法より若干長い長さ寸法に合わせて切断し
て使用する方法であるので、金属フィルターのサイズに
関係なく最適の大きさにフィルター材を切断使用して、
換気扇フードの開口部を１枚の切断フィルター材１Ａで
覆うことが可能である。しかも、上記長尺帯状フィルタ
ー材１は、複数回分に分けて使用することが可能である
ので、きわめて経済的なフィルター装置を提供できるも
のである。

【００２６】なお、上記切断フィルター材１Ａの装着状
態は、換気扇フードの形状によって、また、金属フィル
ター６の配置状態によって覆う面積や、傾斜状態を調整
して設けるものであり、例えば深型の換気扇フードにお
いて、金属フィルターが傾斜して既設されている場合に
は、図９および図１０に示すように、金属フィルター６
の傾斜に沿って装着させるものである。

【００２７】また、上記本発明において切断フィルター
材１Ａを固定する永久磁石片２を、図１１に示す如く、
永久磁石片２のケーシング２ａに切断フィルター材１Ａ
の周縁部を支える支持片２ｃを屈曲させた状態、あるい
は取付け時に屈曲させることが出来るような屈曲可能な
状態で設けておいて，図１２に示すように上記切断フィ
ルター材１Ａの周縁部を上記支持片２ｃで下方から支え
るような構成にしておくと、フィルター材が油気や水分
を吸収しても垂れ下がることがなくなる。しかも、永久
磁石片２の数を最小限の４か所にしてもフィルター材を
弛みなく張設させることができるという効果を発揮させ
ることができるものである。

【００２８】

【発明の効果】以上述べた如く、本発明は、幅寸法が換
気扇フードの開口幅寸法より若干大きな幅寸法に形成さ
れ、長さ寸法が換気扇フードの開口長さ寸法の数倍以上
の長さ寸法に形成された所定幅の長尺帯状フィルター材
を、換気扇フードの開口長さ寸法より若干長い長さ寸法
に合わせて切断して一定形状の切断フィルター材を形成
し、この切断フィルター材を上記換気扇フードの開口部
内に既設の金属フィルターを取り外すことなく張設して
その縁辺を永久磁石片によって換気扇フードの開口部内
壁面に固定することを特徴とする換気扇フードへのフィ
ルター材の装着方法において、上記永久磁石片に屈曲さ
せた状態あるいは屈曲可能な状態で設けた支持片で上記
切断フィルター材の周縁部を下方から支えることを特徴
とする換気扇フードへのフィルター材の装着方法である
ので、深型換気扇の金属フィルターを取り外すことなく
換気扇フードの開口部内壁面を利用してフィルター材を
張設させて、手などを汚さずにフィルター材の交換や廃
棄が出来るという効果を有する。

【００２９】また、本発明の方法では、長さ寸法が換気
扇フードの開口長さ寸法の数倍以上の長さ寸法に形成さ
れた所定幅の長尺帯状フィルター材１を、切断して使用
する方法であるので、上記長尺帯状フィルター材１を複
数回分に分けて使用することが可能であり、フィルター
材を換気扇フードのサイズに応じて複数に切断して使用
することによって、各家庭で切断することにより始めの
定寸カットの工程が少なくて済むので、きわめて安価に
提供することが可能であり経済的に優れているという効
果を有するものである。

【００３０】また、請求項２の本発明は、幅寸法が換気
扇フードの開口幅寸法より若干大きな幅寸法に形成さ
れ、長さ寸法が換気扇フードの開口長さ寸法の数倍以上
の長さ寸法に形成された所定幅の長尺帯状フィルター材
と、この長尺帯状フィルター材をフードの開口長さ寸法
より若干長い長さ寸法に合わせて切断した後に該切断フ
ィルター材の縁辺を換気扇フードの既設の金属フィルタ
ーを取り外すことなく開口部内壁面に沿って直接固定す
る複数個の永久磁石片とからなる換気扇用フィルター装
置において、永久磁石片に、上記切断フィルター材の周
縁部を下方から支える支持片を屈曲させた状態あるいは
屈曲可能な状態で設けていることを特徴とする換気扇用
フィルター装置であるので、フィルター材を換気扇フー
ドの開口長さ寸法の数倍以上の長さ寸法の長尺帯状サイ
ズにして永久磁石とセットにして提供すればよいので、
きわめて安価に提供することが可能であり経済的に優
れ、しかも、換気扇フードのサイズ違いに対応して切断
使用できるので、種類も少なくして簡単な構成で、且つ
適用寸法範囲が幅広い換気扇用フィルター装置を提供す
ることができるという効果を有するものである。

【００３１】さらに、上記換気扇用フィルター装置の永
久磁石片に切断フィルター材の周縁部を下方から支える
支持片を備えさせているので、少ない数の永久磁石片で
フィルター材の弛みや垂れ下がりを防止しすることがで
き、この永久磁石片の数を少なくして取付け作業の迅速
化や、取付け外観を向上さることができるという利点を
有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の換気扇フード用フィルター装置を示す
斜視図

【図２】図１の換気扇フード用フィルター装置の永久磁
石片の斜視図

【図２】図１の換気扇フード用フィルター装置の永久磁
石片の側面図

【図４】図１の換気扇フード用フィルター装置の長尺帯
状フィルター材の切断方法を説明する平面図

【図５】図１の換気扇フード用フィルター装置の長尺帯
状フィルター材の他の切断方法を説明する平面図

【図６】図１の換気扇フード用フィルター装置を換気扇
フードに取り付ける場合の本発明方法に係る切断フィル
ター材の装着方法を説明する平面図

【図７】図１の換気扇フード用フィルター装置を換気扇
フードに取り付けた状態を説明する斜視図

【図８】図７に示した換気扇フード用フィルター装置を
換気扇フードに取り付けた状態を説明する一部断面図

【図９】本発明の換気扇フードへのフィルター材の装着
方法を深型換気扇に適用した場合の実施例を説明する側
面図

【図１０】図９のフィルター材の取付け状態を示す一部
切り欠き斜視図

【図１１】本発明の換気扇フード用フィルター装置の永
久磁石片の他の実施例を説明する斜視図

【図１２】図１１に示した永久磁石片を用いた場合の切
断フィルター材の装着状態を説明する一部断面図

【図１３】従来のフィルター材の装着方法を説明する斜
視図

【符号の説明】

１ 長尺帯状フィルター材 １Ａ 切断フィルター材 ２ 永久磁石片 ２ａ ケーシング ２ｂ 摘み片 ２ｃ 支持片 ４ 換気扇フード ５ 開口部内壁面 ６ 金属フィルター ２０ 粘着テープ

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 幅寸法が換気扇フードの開口幅寸法より
   若干大きな幅寸法に形成され、長さ寸法が換気扇フード
   の開口長さ寸法の数倍以上の長さ寸法に形成された所定
   幅の長尺帯状フィルター材を、換気扇フードの開口長さ
   寸法より若干長い長さ寸法に合わせて切断して一定形状
   の切断フィルター材を形成し、この切断フィルター材を
   上記換気扇フードの開口部内に既設の金属フィルターを
   取り外すことなく張設してその縁辺を永久磁石片によっ
   て換気扇フードの開口部内壁面に固定することを特徴と
   する換気扇フードへのフィルター材の装着方法におい
   て、上記永久磁石片に屈曲させた状態あるいは屈曲可能
   な状態で設けた支持片で上記切断フィルター材の周縁部
   を下方から支えることを特徴とする換気扇フードへのフ
   ィルター材の装着方法。
2. 【請求項２】 幅寸法が換気扇フードの開口幅寸法より
   若干大きな幅寸法に形成され、長さ寸法が換気扇フード
   の開口長さ寸法の数倍以上の長さ寸法に形成された所定
   幅の長尺帯状フィルター材と、この長尺帯状フィルター
   材をフードの開口長さ寸法より若干長い長さ寸法に合わ
   せて切断した後に該切断フィルター材の縁辺を換気扇フ
   ードの既設の金属フィルターを取り外すことなく開口部
   内壁面に沿って直接固定する複数個の永久磁石片とから
   なる換気扇用フィルター装置において、永久磁石片に、
   上記切断フィルター材の周縁部を下方から支える支持片
   を屈曲させた状態あるいは屈曲可能な状態で設けている
   ことを特徴とする換気扇用フィルター装置。