JPH0532172Y2 - - Google Patents

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JPH0532172Y2
JPH0532172Y2 JP1987181421U JP18142187U JPH0532172Y2 JP H0532172 Y2 JPH0532172 Y2 JP H0532172Y2 JP 1987181421 U JP1987181421 U JP 1987181421U JP 18142187 U JP18142187 U JP 18142187U JP H0532172 Y2 JPH0532172 Y2 JP H0532172Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、換気空気中の油塵等を取り除くため
に設けられるいわゆる使い捨て形の換気扇のフイ
ルタに関する。
(従来の技術) 従来より、台所用の換気扇においては、換気空
気中の油塵を取除くために、換気扇本体の上部に
収納室を設けるとともに下部に巻取り室及び巻取
り装置を設け、ロール状に巻回された長尺な不織
布等のフイルタ部材及びこのフイルタ部材の始端
部に接着された巻取り芯部材からなるロール式の
フイルタを用い、そのロール状のフイルタ部材を
前記収納室内に収納し、該フイルタ部材を換気扇
本体の前面を覆うようにして繰出した後、巻取り
芯部材を前記巻取り装置により回転されるように
前記巻取り室内に着脱可能に取付ける構成のもの
が考えられており、油塵が付着して汚れたフイル
タ部材の部分を該巻取り装置により順次巻取り芯
部材に巻取るようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記ロール式のフイルタでは、巻取り芯部材に
フイルタ部材がその終端部まで巻取られて使用済
みになると、これを巻取り室から取り外して廃棄
し新しいものと取り換える必要があるが、巻取り
芯部材に巻取られたフイルタ部材は油塵が付着し
て汚れており、これを取り外して廃棄する時に手
が汚れてしまうという問題点がある。
従つて本考案の目的は、使用済みになつた時に
手を汚さずに取り外して廃棄することができる換
気扇のフイルタを提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の換気扇のフイルタは、巻芯部材にロー
ル状に巻回される長尺なフイルタ部材の終端部に
不透湿及び不透水性のフイルムを設け、そのフイ
ルムを巻芯部材に対して非固定状態で巻付けたと
ころに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、巻取り芯部材によりフイル
タ部材が終端部まで巻取られた時、フイルムが巻
芯部材から離脱し、このロール状に巻取られたフ
イルタ部材の外周部が不透湿及び不透水性のフイ
ルムで覆われる。従つて、これを素手で把んでも
手は油塵で汚れることはない。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。
台所用の換気扇の全体を示した第2図におい
て、1は換気扇本体であり、これは、矩形筒状の
本体枠2と、この本体枠2内部に取付脚3を介し
て取付けられたモータ4と、このモータ4の回転
軸4aに取付けられた送風羽根5と、前記本体枠
2の後面開口部に枢設されたシヤツタ6と、前記
本体枠2の前面開口部に着脱可能に装着された化
粧枠7とから構成されている。前記化粧枠7は前
記送風羽根5を包囲するベルマウス8を有する矩
形枠状をなし、その上辺部には前方へ向うに従つ
て下方に湾曲する湾曲部7aが一体に形成される
とともにその湾曲部7aの両側端部より前方へ延
出して巻芯装着部9が一体に形成されており、さ
らに下辺部にもこれらと上下対称となる湾曲部7
b及び巻取り芯装着部10が同様に形成されてい
る。そして、この巻取り芯装着部10には図示し
ない巻取装置が設けられている。11は格子状の
フイルタ受け部11aを有する矩形状のフイルタ
受け枠であり、その上辺部には後方へ向うに従つ
て下方に湾曲する湾曲部11bが形成され、下辺
部にはこれと上下対称となる湾曲部11cが形成
されている。而して、このフイルタ受け枠11は
化粧枠7の前面部に係合手段により着脱可能に装
着されており、この装着により、湾曲部7a、巻
芯装着部9及び湾曲部11bにより収納室12が
形成され、湾曲部7b、巻取り芯装着部10及び
湾曲部11cにより巻取り室13が形成される。
14はロール式のフイルタであり、以下これにつ
いて第1図をも参照して述べる。即ち、15は長
尺なフイルタ部材であり、これは例えばポリプロ
ピレン、ポリエステル製の不織布によつて形成さ
れ、その終端部に不透湿及び不透水性を有する材
料製例えばポリプロピレン、ポリエステル製のフ
イルム16が溶着或いは接着等により取付けられ
ている。そして、このフイルタ部材15はフイル
ム16の終端部側から巻芯部材17にロール状に
巻回されている。この時、フイルム16の終端部
と巻芯部材17とは接着されてはおらず、非固定
状態に巻付けられている。さらに、このフイルタ
部材15の始端部は巻取り芯部材18に接着等に
より固着されている。而して、ロール状のフイル
タ部材15は収納室12内に収納されてその巻芯
部材17が巻芯装着部9に回転可能且つ着脱可能
に装着され、更にフイルタ部材15は収納室12
からフイルタ受け枠11に沿うように繰出され、
巻取り芯部材18が前記巻取り室13内に収納さ
れて巻取り芯装着部10に着脱可能且つ回転可能
に装着される。これにより、巻取り芯部材18は
図示しない巻取り装着に回転可能に連結される。
この結果、フイルタ部材15は換気扇本体1の前
面たるベルマウス8の前面開口全体を覆うように
なる。19は格子状のフイルタ押え部19aを有
する矩形状のフイルタ押え枠であり、これは、前
記化粧枠7の上部の収納室12から下部の巻取り
室13までの全域を覆うようにしてその化粧枠7
に係合手段により着脱可能に装着されている。前
記フイルタ部材15は、このフイルタ押え枠19
と前記フイルタ受け枠11との間に一定の挟み付
け力にて挟まれた状態で、前記ベルマウス8の前
面部に保持されるようになつている。20は化粧
枠7の下部に着脱可能に装着された油受け器であ
る。
次に、本実施例の作用につき説明する。上記の
ように換気扇本体1に装着されたフイルタ14は
第1図Aに示す状態となつている。モータ4が通
電されて送風羽根5を回転駆動することにより換
気運転が行なわれると、室内の空気がフイルタ押
え枠19、フイルタ部材15、フイルタ受け枠1
1を通り換気扇本体1内に吸入されて開放したシ
ヤツタ6から室外へと排出される。この時、この
換気空気中に含まれる油塵がフイルタ部材15に
付着して取り除かれる。これにより、換気扇本体
1の前面に位置するフイルタ部材15の部分は
徐々に汚れ、やがて交換の必要な時期に至る。そ
こで、巻取り装置を操作して巻取り芯部材18を
回転させると、フイルタ部材15の油塵で汚れた
部分が巻取り芯部材18に巻取られ、この巻取り
により第1図Bに示すように収納室12内からフ
イルタ部材15の新しい部分が順次繰出されて換
気扇本体1の前面を覆うようになる。このような
交換が何度か繰返されると、第1図Cに示すよう
にフイルム16の始端部が現われる。ここまで使
用すると、次にはこの汚れたフイルタ14を廃棄
し、新たなものに交換することが必要となる。こ
のフイルタ14の取り換えは、まず巻取り装置に
より巻取り芯部材18を回転させてこれにフイル
タ部材15をそのフイルム16の終端部まで全部
巻取る。この時、第1図Dに示すように、フイル
ム16は巻芯部材17から離れて巻取り室内にお
いてロール状に1巻回以上巻取られるが、この巻
取られたフイルム16は予め巻取られたフイルタ
部材15の外周部全体を覆うようになる。そし
て、油受け器20およびフイルタ押え枠19を化
粧枠7から取り外した後、この巻取り室13内に
おけるフイルタ部材15のフイルム16で覆われ
た外周部を手で把んで巻取り芯部材18を巻取り
芯装着部10より取り外すことにより、フイルタ
部材15を巻取り室13から取り外して廃棄する
ものであり、又、収納室12内に残つた巻芯部材
17も取り外して廃棄する。
その後、新たなフイルタ14を、第1図Aに示
す状態にセツトすることにより、フイルタ14の
交換が完了する。
このような本実施例によれば、フイルタ14が
使用済みとなつて廃棄する時にはフイルタ部材1
5の外周部がフイルム16で覆われているので、
これを素手で把んでも手を汚さずに済むものであ
る。
尚、本考案は上記し且つ図面に示した一実施例
にのみ限定されるものではなく、例えばフイルタ
部材15の終端部にフイルム16を接着等により
取付ける代りにフイルタ部材15の終端部の所定
長さ部分の表面に同様のフイルムを貼合わせて取
付ける構成としても良く、また、フイルムは、巻
取られたフイルタ部材の外周部全体でなく部分的
に覆うような長さや幅寸法のものであつても良い
等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得るものである。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように、本考案の換気
扇のフイルタによれば、ロール状に巻回された長
尺なフイルタ部材の終端部に不透湿及び不透水性
のフイルムを設け、そのフイルムを巻芯部材に対
して非固定状態に巻付けたので、使用済みになつ
た時にフイルタ部材の外周部がフイルムにより覆
われ、従つて手を汚さずに取り外して廃棄するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は異なる作用状態のフイルタの斜視図、第2図は
換気扇の全体構成を示す縦断面図である。 図面中、1は換気扇本体、14はフイルタ、1
5はフイルタ部材、18は巻取り芯部材、16は
フイルムを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻芯部材にロール状に巻回された長尺なフイル
    タ部材を繰出して換気扇本体の前面にこれを覆う
    ように配置し、そのフイルタ部材を巻取り芯部材
    により順次巻取るようにすると共に、前記フイル
    タ部材が終端部まで巻取られた使用済み状態で廃
    棄、交換されるものにおいて、前記フイルタ部材
    の終端部に不透湿及び不透水性のフイルムを設
    け、そのフイルムを前記巻芯部材に対して非固定
    状態で巻付けたことを特徴とする換気扇のフイル
    タ。
JP1987181421U 1987-11-27 1987-11-27 Expired - Lifetime JPH0532172Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581341A (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 Fuji Electric Co Ltd 光伝送システム

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