JP2000093720A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2000093720A
JP2000093720A JP10266606A JP26660698A JP2000093720A JP 2000093720 A JP2000093720 A JP 2000093720A JP 10266606 A JP10266606 A JP 10266606A JP 26660698 A JP26660698 A JP 26660698A JP 2000093720 A JP2000093720 A JP 2000093720A
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filter
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air purifier
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Masaaki Hasegawa
正明 長谷川
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタ枠体の材料費が安価で、組立工程も
簡略化でき、低コスト化が図れ、しかもフィルタユニッ
トを簡単に取り出せる空気清浄機を提供する。 【解決手段】 空気を清浄化するフィルタユニット30
を構成するフィルタ(脱臭フィルタ,静電フィルタ3
5)が紙製の枠体36に収納されている。このフィルタ
ユニットが空気清浄機本体のフィルタユニット装着部に
収納される。そして枠体36に一体に起倒自在な取手片
43a、43bが形成される。 【効果】 高価なフェルト枠が不要となり、また煩雑な
ホットメルト接着工程もなくなり組立工程が簡略化で
き、また、フィルタユニット取り出し用の別ケースが不
要となり、低コスト化が図れる。また取っ手を持って、
フィルタユニットを簡単にフィルタユニット装着部より
取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は空気清浄機に係わ
り、特にそのフィルタユニットの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば粉塵を捕集する静電フ
ィルタや臭いを捕集する脱臭フィルタ等を一体のユニッ
トとするフィルタユニットを用いた空気清浄機が知られ
ている。
【0003】この種のフィルタユニットの外周には、空
気清浄機本体のフィルタユニット装着部に装着するため
の枠体が設けられるが、この枠体は一般にフェルト枠に
より構成され、このフェルト枠と静電フィルタや脱臭フ
ィルタをホットメルトにより固定するようにしていた。
【0004】また、フィルタユニットを保守点検や交換
するためフィルタユニットをフィルタユニット装着部よ
り取り出すのに、フィルタユニット装着部の壁面の一部
を一段低くするなどしてフェルト枠を持ち易くしたり、
フィルタユニットを取り出し用の別ケースに収納するな
どしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気清浄機のフィルタユニットにおいては、
フィルタ機能とは直接関係ない枠体にフェルト枠を使用
しているため、その材料費が高価なものとなっていた。
また、ホットメルトを使用する組立工程も煩雑なものと
なっていた。
【0006】さらに、フィルタユニット装着部の壁面の
一部を低くしただけでは、フィルタユニットをフィルタ
ユニット装着部より取り出しにくく、また、別ケースを
用いたものでは、コストアップになるという問題があっ
た。
【0007】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、フィルタ枠体の材料費
が安価で、組立工程も簡略化でき、低コスト化が図れる
上に、空気清浄機本体のフィルタユニット装着部より容
易にフィルタユニットを取り出すことのできる空気清浄
機を提供することを目的とするものである。
【0008】さらに、フィルタユニットをフィルタユニ
ット装着部より取り出す際に、フィルタユニットの損傷
を防止して、信頼性を高めることのできる空気清浄機を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明による空気清浄機は、空気を清浄
化するフィルタユニットが装着されるフィルタユニット
装着部と、前記フィルタユニットを構成するフィルタが
紙製の枠体に収納されて成るフィルタユニットとを備
え、前記枠体に、フィルタユニット取り出し用の取っ手
を一体形成したものである。
【0010】かかる構成により、従来のように高価なフ
ェルト枠が不要となり、また煩雑なホットメルト接着工
程もなくなり組立工程が簡略化できる。また枠体に一体
形成した取っ手を持って、フィルタユニットを容易にフ
ィルタユニット装着部より取り出すことができる。
【0011】さらに、前記紙製の枠体は、1枚の厚紙を
所定の形状に截断して、箱形に組み立て形成したもので
ある。
【0012】かかる構成により、さらにフィルタユニッ
トの材料費の低下及び組立工程の簡略化が図れる。
【0013】また、この箱形の枠体は、空気がフィルタ
を通過するように風上側開口部を有する風上側開口面
と、風下側開口部を有する風下側開口面と、周囲を囲む
側面とで構成され、前記取っ手は、前記側面の風上側よ
り起倒自在に連設され、フィルタユニットをフィルタユ
ニット装着部より取り出す際は、取っ手をこの側面とほ
ぼ面一になるように起こして引き出すようにしたもので
ある。
【0014】かかる構成により、取っ手に加わる力は側
面で受けられるので、取っ手が変形したり破れたりしに
くく、信頼性を向上できる。
【0015】また、前記取っ手を倒した際に、取っ手が
前記風上側開口部内へ突出しないようにその寸法を設定
したものである。かかる構成により、通常は取っ手を倒
しておけば、邪魔になることはなく、且つ空気清浄機を
使用中は取っ手が空気の流れの抵抗となることはない。
【0016】また、この取っ手は、箱形の枠体の相対向
する一対の側面の風上側より夫々連設することにより、
両方の取っ手を持ってフィルタユニットを取り出すこと
ができ、一つの取っ手に加わる力が半減し、取っ手の信
頼性を一段と向上できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本実施形態の空気清浄機の構成を示
す横断面図、図2は縦断面図、図3は正面図、図4は側
面図、図5は上面図である。
【0019】本実施形態の空気清浄機本体1は、ほぼ全
面にグリル(格子)状の吸気口2が形成された前カバー
3と、上面一側にグリル状の排気口4が形成された後カ
バー5と、前面に操作表示部6が形成された上ケース7
とで外郭が形成されている。その内部には、シロッコフ
ァン8とそのモータ9が取り付けられるファンケース1
0が設けられており、前面から吸い込んだ空気を前記後
カバー5上面の排気口4から排出するように構成されて
いる。
【0020】上記前カバー3には、グリル状吸気口2の
上部一側にフィルタ汚れ確認用レンズ11が取り付けら
れており、両サイドには、前カバー着脱用のクランプボ
タン12,12が取り付けられている。このクランプボ
タン12には、弾性片13と係止爪14が一体に形成さ
れており、クランプボタン12を押すとその係止爪14
が後カバー側に形成された係止部15から外れて、前カ
バー3が取り外せるようになっている。
【0021】また、上ケース7内には、マイクロコンピ
ュータ等から成る制御部が搭載された制御基盤16が取
り付けられており、操作表示部6が接続されて、ファン
モータ9等を制御するようになっている。操作表示部6
には、タイマー切り時間を設定するタイマーボタン1
7、手動運転のための手動ボタン18、自動運転のため
の自動ボタン19及び切ボタン20等の操作ボタンが設
けられると共に、タイマー表示ランプ21、風量表示ラ
ンプ22、運転表示ランプ23等の表示ランプが設けら
れている。また、この操作表示部6の一角には、室内空
気中の煙や還元性ガス等による空気汚れを検知するため
の例えば半導体ガスセンサ等で構成された汚れセンサ2
4や、赤外線等のリモコン信号を受信するリモコン受信
部25が設けられており、空気の汚れ度合い等に応じた
自動運転や図示しないリモコンからの遠隔操作運転等が
可能となっている。
【0022】一方、前記ファンケース10の風上側(前
側)には、フィルタユニット30を装着するためのフィ
ルタユニット装着部31が形成されている。
【0023】上記フィルタユニット30は、通気性を有
する基材32上に活性炭33を敷き詰めて成る脱臭フィ
ルタ34と、集塵面積(通気面積)を大きくするために
横方向にジグザグに折り畳まれて成る静電フィルタ35
とが紙製の枠体36に収納されて構成されている。
【0024】このようにフィルタ枠体を紙製の枠体36
とすることにより、従来のような高価なフェルト枠が不
要となるので材料費が安価となり、また煩雑なホットメ
ルト接着工程も無くなるので、組立工程も簡略化でき、
空気清浄機及びフィルタユニット30の低コスト化を図
ることができる。また、粉塵と臭いの両方を除去できる
フィルタユニット30を安価な材料費と簡単な組立工程
でユニット化できるので、より効果的である。
【0025】以下、図6〜図13を用いて本実施形態の
フィルタユニット30について詳細に説明する。
【0026】本実施形態のフィルタユニット30に用い
られるフィルタ枠体36は、コート紙等の1枚の厚紙
を、図7の展開図で示すような形状に截断し、二点鎖線
で示すような折り込み線37a〜37mが形成されて、
組み立てられるものである。
【0027】すなわち、装着時に風下側(ファン8側)
となる風下側開口部38aが形成された風下側開口面3
9aと、この風下側開口面39aの四辺に折り込み線3
7a〜37dを介して連接され、フィルタ枠体36の上
下左右の側壁となる4側面40a〜40dと、長辺側の
一方の側面40aに折り込み線37eを介して連接さ
れ、装着時に風上側(前カバー3側)となる風上側開口
部38bが形成された風上側開口面39bと、その他の
保形や接着のための折り込み片41a〜41hが形成さ
れている。
【0028】短辺側の側面40c,40dの一端側に折
り込み線37f,37gを介して形成される折り込み片
41a,41bは短いが、他端側に折り込み線37h,
37iを介して形成される折り込み片41c,41dは
長辺の半分を越す長さに形成され、長辺の丁度半分の位
置に切り込み42a,42bが形成されて、切り込み4
2a,42b同士をはめ合わせることにより接着によら
ず折り込み片41c,41d同士を接続できるように構
成されている。
【0029】また、短辺側の両側面40c,40dの外
側に折り込み線37j,37kを介して形成される各折
り込み片41e,41fの中央部には、半円形の切り込
み42c,42dが形成され、切り起こすことによっ
て、フィルタユニット30をフィルタユニット装着部3
1から取り出す際の取っ手となる取手片43a,43b
が形成されるようになっている。取手片43a,43b
は、夫々両側面40c,40dの風上側より連設した状
態となる。
【0030】なお、各部の接着には、有機溶剤を用いた
接着剤を用いると脱臭フィルタ34の活性炭33の作用
を低下させるので、両面接着テープ(図示せず)を用
い、接着箇所に予め貼り付けておくようにしている。ま
た、風上側開口面39bの開口部38bには、抗菌加工
の薄い半透明の不織布で構成された粗塵フィルタ44が
貼り付けてある。この粗塵フィルタ44に付着した比較
的大きな粉塵を払い落とすことにより、フィルタユニッ
ト30の交換周期を長くすることができる。
【0031】上記のように形成されたフィルタ枠体36
の組立は、まず風下側開口面39aの短辺側の両側面4
0c,40dを内側に折り曲げて、それぞれの一端側に
ある長い折り込み片41c,41dを内側に折り曲げ、
それらの端にある切り込み42a,42bをはめ合わせ
て接続し、また他端側にある短い折り込み片41a,4
1bを内側に折り曲げ、この折り込み片41a,41b
を挟むようにして、長辺側の側面40bとその外側にあ
る折り込み片41gをそれぞれ内側に折り曲げ重ね合わ
せて接着する。さらに、切り込み42a,42bをはめ
合わせて接続してある折り込み片41c,41dの外側
に、風上側開口面39bが連接された側面40aを折り
曲げて接着する。
【0032】以上により、図8に示すような箱形のフィ
ルタ枠体36が形成される。この箱形のフィルタ枠体3
6にまず図9に示すように、活性炭33と基材32から
成る脱臭フィルタ34を収納し、その上に図10に示す
ように静電フィルタ35を収納する。そして、粗塵フィ
ルタ44が貼られた風上側開口面39bを折り返し箱体
の蓋をするようにして、風上側開口面39bの短辺側開
口縁と長辺側折り込み片41hをそれぞれ短辺側側面4
0c,40d上の折り込み片41e,41fと長辺側側
面40bに接着すると、図6に示したような箱形のフィ
ルタユニット30が完成する。なお、風上側開口面39
bの短辺側開口縁と短辺側側面40c,40d上の折り
込み片41e,41fを接着するときには、折り込み片
41e,41fに形成された取手片43a,43bを引
き起こしてから(外側へ出してから)接着するようにす
る。完成したフィルタユニット30の両取手片43a,
43b間の断面図を図11に示す。
【0033】このように紙製のフィルタ枠体36は、1
枚の厚紙を所定の形状に截断して、箱形に組み立て形成
されるものであるので、さらに材料費が安価になり、組
立工程もより簡略化できる。
【0034】ところで、ファンケース10も樹脂で形成
されており、成型上の抜き勾配が必要となるため、フィ
ルタユニット装着部31は図12に明示するように、フ
ィルタユニット30の装着方向に向かって幅狭となるよ
うに形成される。すなわち、装着部31の風上側最前部
の幅W1は風下側最後部の幅W2よりも長く形成される
(W1>W2)。
【0035】そこで、本実施形態においては、フィルタ
ユニット30も、上記フィルタユニット装着部31と同
寸法から僅かに大きな寸法の間で、前記紙製枠体36を
装着方向に向かって幅狭となるように形成している。す
なわち、図13に明示するように、紙製枠体36の風上
側最前部の幅w1は風下側最後部の幅w2よりも長く形
成され(w1>w2)、紙製枠体36の風上側最前部の
幅w1と装着部31の風上側最前部の幅W1との関係は
w1≧W1、紙製枠体36の風下側最後部の幅w2と装
着部31の風下側最後部の幅W2との関係はw2≧W2
となるように設定すると共に、紙製枠体36側の上記各
幅w1,w2はそれぞれフィルタユニット30を装着部
31に圧入したときにフィルタユニット30内部につぶ
れが発生することなく、紙製枠体36が変形あるいは圧
迫される程度で装着部31に挿入できるまでの大きさと
し、通常、装着部31より1mmほど大きい長さまでと
する。
【0036】フィルタユニット30を以上のように構成
することにより、空気清浄機本体1のフィルタユニット
装着部31に装着されたフィルタユニット30の側面と
装着部31の側壁とは、図1に示したように全面Aにお
いてぴったりと密接するため、密閉性が高められ、集塵
効率が向上する。また、別途フィルタ押さえを備えなく
ともフィルタユニット30の保持が可能となり、フィル
タユニット30が簡単に脱落することもなくなる。
【0037】なお、フィルタユニット装着部31の上下
方向の側壁は、図2に示すように抜き勾配がほとんどな
いが、上下方向の幅についても上記と同様の処理を施せ
ば、更に効果的である。
【0038】上述したように構成されたフィルタユニッ
ト30を空気清浄機本体1に装着する場合は、前カバー
3をその両サイドに設けられたクランプボタン12を押
すことにより本体1より取り外す。前カバー2を取り外
した本体1の正面図を図14に示す。
【0039】そして、ファンケース10の前面に形成さ
れたフィルタユニット装着部31に、前述した構成のフ
ィルタユニット30を図15に示すように装着して、前
カバー3を取り付けると、空気清浄機の運転準備が整
う。
【0040】この空気清浄機を使用する場合は、上ケー
ス7の前面にある操作表示部6の手動運転ボタン18
や、自動運転ボタン19、あるいは図示しないリモコン
に設けられた同様のボタンを操作することにより、上ケ
ース7内の制御基盤16上に搭載された制御部が働き、
運転を開始する。運転を開始すると、モータ9が駆動さ
れてシロッコファン8が回転し、吸引される周囲空気は
前カバー3のほぼ全面に形成された吸気口2から本体1
内に吸い込まれ、フィルタユニット30により粉塵及び
煙草の煙や臭い等が濾過脱臭され、後カバー5上面の排
気口4から清浄化された空気が排出される。
【0041】フィルタユニット30のメンテナンスは、
上記と同様にして前カバー3を取り外し、フィルタユニ
ット30をその紙製枠体36の両サイドに形成された取
手片43a,43bを、図11(b)の破線の如く両側
面40c,40dとほぼ面一になるように起こして持ち
引っ張り出すことにより、簡単に取り外すことができ、
フィルタユニット30の掃除や交換を行うことができ
る。
【0042】この際、取手片43a,43bに加わる力
は、両側面40c,40d全体で受けられるので、取手
片43a,43b強く引っ張っても破れにくく、変形し
にくい。また取手片43a,43bは、左右二つ設けて
いるので、取り出し易く、また一つの取手片に加わる力
を半減できるので一層損傷しにくく、信頼性を向上でき
る。
【0043】また取手片43a,43bは、使用しない
ときや空気清浄機を運転中は、倒しておけば邪魔になら
ない。この際、その先端が風上側開口部38b内へ突出
しないような寸法に設定しておけば、空気の流れに対し
て抵抗になることはない。
【0044】
【発明の効果】本願発明による空気清浄機は、空気を清
浄化するフィルタユニットが装着されるフィルタユニッ
ト装着部と、フィルタユニットを構成するフィルタが紙
製の枠体に収納されて成るフィルタユニットとを備え、
この枠体に、フィルタユニット取り出し用の取っ手を一
体形成したので、従来のように高価なフェルト枠が不要
となり、また煩雑なホットメルト接着工程もなくなり組
立工程が簡略化でき、また、フィルタユニット取り出し
用の別ケースが不要となり、低コスト化が図れる。また
枠体に一体形成した取っ手を持って、フィルタユニット
を簡単にフィルタユニット装着部より取り出すことがで
きる。
【0045】さらに、紙製の枠体は、1枚の厚紙を所定
の形状に截断して、箱形に組み立て形成したので、さら
にフィルタユニットの材料費の低下及び組立工程の簡略
化が図れる。
【0046】また、この箱形の枠体は、空気がフィルタ
を通過するように風上側開口部を有する風上側開口面
と、風下側開口部を有する風下側開口面と、周囲を囲む
側面とで構成され、取っ手は、前記側面の風上側より起
倒自在に連設され、フィルタユニットをフィルタユニッ
ト装着部より取り出す際は、取っ手をこの側面と面一に
なるように起こして引き出すようにしたので、取っ手に
加わる力を側面全体で受けて取っ手が変形したり破れる
ことのないようでき、その信頼性を向上できる。
【0047】また、取っ手を倒した際に、取っ手が前記
風上側開口部内へ突出しないようにその寸法を設定した
ので、通常は取っ手を倒しておけば、邪魔になることは
なく、且つ空気清浄機を使用中は取っ手が空気の流れの
抵抗となることはない。
【0048】また、この取っ手は、箱形の枠体の相対向
する一対の側面の風上側より夫々連設することにより、
両方の取っ手を持ってフィルタユニットを取り出すこと
ができ、取り出し易さを向上できると共に一つの取っ手
に加わる力が半分になり、取っ手の信頼性を一段と向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係る空気清浄機の構成を
示す横断面図。
【図2】同じく、縦断面図。
【図3】同じく、正面図。
【図4】同じく、側面図。
【図5】同じく、上面図。
【図6】本願発明の実施形態に係るフィルタユニットの
斜視図。
【図7】上記フィルタユニットに用いられるフィルタ枠
体の展開図。
【図8】同じく、フィルタ枠体の組立斜視図。
【図9】同じく、フィルタ枠体に脱臭フィルタを収納し
た状態を示す斜視図。
【図10】同じく、フィルタ枠体に静電フィルタを収納
した状態を示す斜視図。
【図11】上記フィルタユニットの両取手片間の断面図
で、(a)は全体断面図、(b)は一部拡大断面図。
【図12】上記フィルタユニットを装着していない状態
の空気清浄機本体の横断面図。
【図13】上記フィルタユニットの断面図で、(a)は
全体断面図、(b)は一部拡大断面図。
【図14】前カバーを取り外してフィルタユニットを装
着する前の空気清浄機本体を示す正面図。
【図15】前カバーを取り外してフィルタユニットを装
着した空気清浄機本体を示す正面図。
【符号の説明】
1 空気清浄機本体 2 吸気口 3 前カバー 4 排気口 5 後カバー 6 操作表示部 7 上ケース 8 シロッコファン 9 モータ 10 ファンケース 16 制御基板 30 フィルタユニット 31 フィルタユニット装着部 34 脱臭フィルタ 35 静電フィルタ 36 紙製枠体(フィルタ枠体) 37a〜37m 折り込み線 38a,38b 開口部 39a 風下側開口面 39b 風上側開口面 40a〜40d 側面 41a〜41h 折り込み片 42a〜42d 切り込み 43a,43b 取手片(取っ手) 44 粗塵フィルタ
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月2日(1998.10.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を清浄化するフィルタユニットが装
    着されるフィルタユニット装着部と、前記フィルタユニ
    ットを構成するフィルタが紙製の枠体に収納されて成る
    フィルタユニットとを備え、前記枠体に、フィルタユニ
    ット取り出し用の取っ手を一体形成してなる空気清浄
    機。
  2. 【請求項2】 前記紙製の枠体は、1枚の厚紙を所定の
    形状に截断して、箱型に組み立て形成されることを特徴
    とする請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記箱形の枠体は、空気がフィルタを通
    過するように風上側開口部を有する風上側開口面と、風
    下側開口部を有する風下側開口面と、周囲を囲む側面と
    で構成され、前記取っ手は、前記側面の風上側より起倒
    自在に連設され、フィルタユニットをフィルタユニット
    装着部より取り出す際は、取っ手をこの側面とほぼ面一
    になるように起こして引き出すようにした請求項2記載
    の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記取っ手を倒した際に、取っ手が前記
    風上側開口部内へ突出しないようにその寸法を設定した
    請求項3記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記取っ手は、箱形の枠体の相対向する
    一対の側面の風上側より夫々連設した請求項3又は請求
    項4に記載の空気清浄機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003071229A (ja) * 2001-09-06 2003-03-11 Akushii:Kk エアフィルタ用ろ材
JP2011067263A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Akushii:Kk 除塵脱臭フィルタ
JP2013223816A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Mitsubishi Electric Corp フィルター枠及びそれを備えた換気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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