JP2000088323A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2000088323A
JP2000088323A JP10255087A JP25508798A JP2000088323A JP 2000088323 A JP2000088323 A JP 2000088323A JP 10255087 A JP10255087 A JP 10255087A JP 25508798 A JP25508798 A JP 25508798A JP 2000088323 A JP2000088323 A JP 2000088323A
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air
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JP10255087A
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Kenji Yagi
建史 八木
Torahiko Nonogami
寅彦 野々上
Yoshihiro Nomura
好弘 野村
Kenji Watabe
健二 渡部
Yasuo Kotani
八州男 小谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコンにセンサを設けると共に、リモコン
の電池の長寿命化が図れる空気清浄機を提供する。 【解決手段】 空気を清浄化する空気清浄機本体1と、
空気清浄機本体1を遠隔操作運転するリモコン50とか
ら成り、前記リモコン50に、空気を清浄化する必要レ
ベルを検知するセンサ(汚れセンサ55,人体センサ5
6)を備えると共に、前記センサの検知レベルを送信す
るに際して、センサ検知レベルが最新送信時のレベルを
越えたときに送信し、越えなければ所定時間は送信を行
わないように制御する制御部を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は空気清浄機に係わ
り、特にセンサを用いた自動運転の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】センサを用いて自動運転可能な従来の空
気清浄機としては、例えば、特公平7−18582号公
報(F24F 11/02)に開示されたものがある。
【0003】この従来装置は、非接触にて人の動きを検
知する人体センサと、室内空気中の煙や還元性ガス等に
よる汚れを検知する空気汚れセンサと、前記人体センサ
の人の動きの検知による検知出力と前記空気汚れセンサ
の所定の空気の汚れの検知による検知出力の少なくとも
一方の検知出力により運転開始され、前記夫々のセンサ
が人の動き及び所定の空気の汚れを共に検知しなくなっ
たことに基づき運転停止される送風機と、前記送風機
は、前記空気汚れセンサの検知出力に応じてその送風強
さが調整されるものとすると共に、送風機により発生す
る空気流が通過する煙や塵埃等の捕集用フィルタとを備
えて成るものである。
【0004】また、特公平6−105131号公報(F
24F 7/007)には、本体とは別体の自動運転装
置に汚れ検出素子(センサ)を設けたものが開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気清
浄機本体に上記特公平7−18582号公報のようなセ
ンサを内蔵した場合、本体近くの人の動きや空気の汚れ
は検知できるが、本体から離れた場所での人の動きや空
気の汚れは検知できない場合がある。
【0006】また、上記特公平6−105131号公報
のように、本体とは別体の自動運転装置に汚れセンサを
備えた場合も、自動運転装置近くの空気の汚れは検知で
きるが、自動運転装置から離れた場所での空気の汚れは
検知できない。
【0007】このため、本願発明者等は、近時、この種
の装置にも用いられるリモコンに着目し、その設置の自
由度の高さを利用して、リモコンにセンサを設けること
を着想したが、リモコンにセンサを設けた場合、送信す
る回数が多くなって送信部での電力消費が大きくなるた
め、内蔵電池の消耗が激しくなり、短期間で電池切れと
なりやすい課題が新たに発生した。
【0008】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、リモコンにセンサを設
けると共に、リモコンの電池の長寿命化が図れる空気清
浄機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明は、空気を清浄化する空気清浄機
本体と、前記空気清浄機本体を遠隔操作運転するリモコ
ンとから成り、前記リモコンに、空気を清浄化する必要
レベルを検知するセンサを備えると共に、前記センサの
検知レベルを送信するに際して、センサ検知レベルが最
新送信時のレベルを越えたときに送信し、越えなければ
所定時間は送信を行わないように制御する制御部を備え
たことを特徴とするものである。
【0010】また、前記リモコンの制御部は、前記セン
サの検知レベルが最新送信時のレベルを越えないで所定
時間が経過したときは、その時点のセンサ検知レベルを
送信することを特徴とするものである。
【0011】さらに、前記リモコンの制御部は、前記セ
ンサの検知レベルが最新送信時のレベルを越えないで所
定時間経過した時点のセンサ検知レベルが0のときは送
信を行わないようにすると共に、前記空気清浄機本体
に、最新受信時から所定時間経過してもリモコンから前
記レベル信号が送信されてこないときは、リモコンのセ
ンサ検知レベルが0であるものと判断する制御部を備え
たことを特徴とするものである。
【0012】また、前記センサとして、空気中の煙や還
元性ガス等の空気汚れを検出する汚れセンサと、非接触
にて人の動きを検知する人体センサとを備え、前記リモ
コンの制御部は、各センサの検知レベルのうち高い方の
レベルを送信すると共に、このレベルに基づき送信する
か否かを判断することを特徴とするものである。
【0013】さらに、前記空気清浄機本体側には、前記
汚れセンサを備えると共に、前記リモコンから送信され
てくるセンサ検知レベルと本体のセンサ検知レベルとに
基づき、それらの最大レベルで本体の駆動レベルを制御
する制御部を備えたことを特徴とするものである。
【0014】また、前記空気清浄機本体側には、前記汚
れセンサと人体センサを備えると共に、前記リモコンか
ら送信されてくるセンサ検知レベルと本体のセンサ検知
レベルとに基づき、それらの最大レベルで本体の駆動レ
ベルを制御する制御部を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本実施形態の空気清浄機本体の構成
を示す横断面図、図2は縦断面図、図3は正面図、図4
は側面図、図5は上面図である。
【0017】本実施形態の空気清浄機本体1は、ほぼ全
面にグリル(格子)状の吸気口2が形成された前カバー
3と、上面一側にグリル状の排気口4が形成された後カ
バー5と、前面に操作表示部6が形成された上ケース7
とで外郭が形成されている。その内部には、シロッコフ
ァン8とそのモータ9が取り付けられるファンケース1
0が設けられており、前面から吸い込んだ空気を前記後
カバー5上面の排気口4から排出するように構成されて
いる。
【0018】上記前カバー3には、グリル状吸気口2の
上部一側にフィルタ汚れ確認用レンズ11が取り付けら
れており、両サイドには、前カバー着脱用のクランプボ
タン12,12が取り付けられている。このクランプボ
タン12には、弾性片13と係止爪14が一体に形成さ
れており、クランプボタン12を押すとその係止爪14
が後カバー側に形成された係止部15から外れて、前カ
バー3が取り外せるようになっている。
【0019】また、上ケース7内には、マイクロコンピ
ュータ等から成る制御部が搭載された制御基盤16が取
り付けられており、操作表示部6が接続されて、ファン
モータ9等を制御するようになっている。操作表示部6
には、タイマー切り時間を設定するタイマーボタン1
7、手動運転のための手動ボタン18、自動運転のため
の自動ボタン19及び切ボタン20等の操作ボタンが設
けられると共に、タイマー表示ランプ21、風量表示ラ
ンプ22、運転表示ランプ23等の表示ランプが設けら
れている。また、この操作表示部6の一角には、室内空
気中の煙や還元性ガス等による空気汚れを検知するため
の例えば半導体ガスセンサ等で構成された汚れセンサ2
4や、赤外線等のリモコン信号を受信するリモコン受信
部25が設けられており、空気の汚れ度合い等に応じた
自動運転や後述するリモコンからの遠隔操作運転等が可
能となっている。なお、上記切ボタン20が操作されて
運転を停止しても、待機状態となっており、リモコン信
号は受け付けられる。
【0020】一方、前記ファンケース10の風上側(前
側)には、フィルタユニット30を装着するためのフィ
ルタユニット装着部31が形成されている。
【0021】上記フィルタユニット30は、通気性を有
する基材32上に活性炭33を敷き詰めて成る脱臭フィ
ルタ34と、集塵面積(通気面積)を大きくするために
横方向にジグザグに折り畳まれて成る静電フィルタ35
とが紙製の枠体36に収納されて構成されている。
【0022】このようにフィルタ枠体を紙製の枠体36
とすることにより、従来のような高価なフェルト枠が不
要となるので材料費が安価となり、また煩雑なホットメ
ルト接着工程も無くなるので、組立工程も簡略化でき、
空気清浄機及びフィルタユニット30の低コスト化を図
ることができる。また、粉塵と臭いの両方を除去できる
フィルタユニット30を安価な材料費と簡単な組立工程
でユニット化できるので、より効果的である。
【0023】以下、図6〜図13を用いて本実施形態の
フィルタユニット30について詳細に説明する。
【0024】本実施形態のフィルタユニット30に用い
られるフィルタ枠体36は、コート紙等の1枚の厚紙
を、図7の展開図で示すような形状に截断し、二点鎖線
で示すような折り込み線37a〜37mが形成されて、
組み立てられるものである。
【0025】すなわち、装着時に風下側(ファン8側)
となる開口部38aが形成された風下側開口面39a
と、この風下側開口面39aの四辺に折り込み線37a
〜37dを介して連接され、フィルタ枠体36の上下左
右の側壁となる4側面40a〜40dと、長辺側の一方
の側面40aに折り込み線37eを介して連接され、装
着時に風上側(前カバー3側)となる開口部38bが形
成された風上側開口面39bと、その他の保形や接着の
ための折り込み片41a〜41hが形成されている。
【0026】短辺側の側面40c,40dの一端側に折
り込み線37f,37gを介して形成される折り込み片
41a,41bは短いが、他端側に折り込み線37h,
37iを介して形成される折り込み片41c,41dは
長辺の半分を越す長さに形成され、長辺の丁度半分の位
置に切り込み42a,42bが形成されて、切り込み4
2a,42b同士をはめ合わせることにより接着によら
ず折り込み片41c,41d同士を接続できるように構
成されている。
【0027】また、短辺側の両側面40c,40dの外
側に折り込み線37j,37kを介して形成される各折
り込み片41e,41fの中央部には、半円形の切り込
み42c,42dが形成され、取手片43a,43bが
形成されるようになっている。
【0028】なお、各部の接着には、有機溶剤を用いた
接着剤を用いると脱臭フィルタ34の活性炭33の作用
を低下させるので、両面接着テープ(図示せず)を用
い、接着箇所に予め貼り付けておくようにしている。ま
た、風上側開口面39bの開口部38bには、抗菌加工
の薄い半透明の不織布で構成された粗塵フィルタ44が
貼り付けてある。この粗塵フィルタ44に付着した比較
的大きな粉塵を払い落とすことにより、フィルタユニッ
ト30の交換周期を長くすることができる。
【0029】上記のように形成されたフィルタ枠体36
の組立は、まず風下側開口面39aの短辺側の両側面4
0c,40dを内側に折り曲げて、それぞれの一端側に
ある長い折り込み片41c,41dを内側に折り曲げ、
それらの端にある切り込み42a,42bをはめ合わせ
て接続し、また他端側にある短い折り込み片41a,4
1bを内側に折り曲げ、この折り込み片41a,41b
を挟むようにして、長辺側の側面40bとその外側にあ
る折り込み片41gをそれぞれ内側に折り曲げ重ね合わ
せて接着する。さらに、切り込み42a,42bをはめ
合わせて接続してある折り込み片41c,41dの外側
に、風上側開口面39bが連接された側面40aを折り
曲げて接着する。
【0030】以上により、図8に示すような箱形のフィ
ルタ枠体36が形成される。この箱形のフィルタ枠体3
6にまず図9に示すように、活性炭33と基材32から
成る脱臭フィルタ34を収納し、その上に図10に示す
ように静電フィルタ35を収納する。そして、粗塵フィ
ルタ44が貼られた風上側開口面39bを折り返し箱体
の蓋をするようにして、風上側開口面39bの短辺側開
口縁と長辺側折り込み片41hをそれぞれ短辺側側面4
0c,40d上の折り込み片41e,41fと長辺側側
面40bに接着すると、図6に示したような箱形のフィ
ルタユニット30が完成する。なお、風上側開口面39
bの短辺側開口縁と短辺側側面40c,40d上の折り
込み片41e,41fを接着するときには、折り込み片
41e,41fに形成された取手片43a,43bを引
き起こしてから接着するようにする。完成したフィルタ
ユニット30の両取手片43a,43b間の断面図を図
11に示す。
【0031】このように紙製のフィルタ枠体36は、1
枚の厚紙を所定の形状に截断して、組み立て形成される
ものであるので、さらに材料費が安価になり、組立工程
もより簡略化できる。
【0032】ところで、ファンケース10も樹脂で形成
されており、成型上の抜き勾配が必要となるため、フィ
ルタユニット装着部31は図12に明示するように、フ
ィルタユニット30の装着方向に向かって幅狭となるよ
うに形成される。すなわち、装着部31の風上側最前部
の幅W1は風下側最後部の幅W2よりも長く形成される
(W1>W2)。
【0033】そこで、本実施形態においては、フィルタ
ユニット30も、上記フィルタユニット装着部31と同
寸法から僅かに大きな寸法の間で、前記紙製枠体36を
装着方向に向かって幅狭となるように形成している。す
なわち、図13に明示するように、紙製枠体36の風上
側最前部の幅w1は風下側最後部の幅w2よりも長く形
成され(w1>w2)、紙製枠体36の風上側最前部の
幅w1と装着部31の風上側最前部の幅W1との関係は
w1≧W1、紙製枠体36の風下側最後部の幅w2と装
着部31の風下側最後部の幅W2との関係はw2≧W2
となるように設定すると共に、紙製枠体36側の上記各
幅w1,w2はそれぞれフィルタユニット30を装着部
31に圧入したときにフィルタユニット30内部につぶ
れが発生することなく、紙製枠体36が変形あるいは圧
迫される程度で装着部31に挿入できるまでの大きさと
し、通常、装着部31より1mmほど大きい長さまでと
する。
【0034】フィルタユニット30を以上のように構成
することにより、空気清浄機本体1のフィルタユニット
装着部31に装着されたフィルタユニット30の側面と
装着部31の側壁とは、図1に示したように全面Aにお
いてぴったりと密接するため、密閉性が高められ、集塵
効率が向上する。また、別途フィルタ押さえを備えなく
ともフィルタユニット30の保持が可能となり、フィル
タユニット30が簡単に脱落することもなくなる。
【0035】なお、フィルタユニット装着部31の上下
方向の側壁は、図2に示すように抜き勾配がほとんどな
いが、上下方向の幅についても上記と同様の処理を施せ
ば、更に効果的である。
【0036】上述したように構成されたフィルタユニッ
ト30を空気清浄機本体1に装着する場合は、前カバー
3をその両サイドに設けられたクランプボタン12を押
すことにより本体1より取り外す。前カバー2を取り外
した本体1の正面図を図14に示す。
【0037】そして、ファンケース10の前面に形成さ
れたフィルタユニット装着部31に、前述した構成のフ
ィルタユニット30を図15に示すように装着して、前
カバー3を取り付けると、空気清浄機の運転準備が整
う。
【0038】この空気清浄機を使用する場合は、上ケー
ス7の前面にある操作表示部6の手動運転ボタン18
や、自動運転ボタン19、あるいは後述するリモコンに
設けられた同様のボタンを操作することにより、上ケー
ス7内の制御基盤16上に搭載された制御部が働き、運
転を開始する。運転を開始すると、モータ9が駆動され
てシロッコファン8が回転し、吸引される周囲空気は前
カバー3のほぼ全面に形成された吸気口2から本体1内
に吸い込まれ、フィルタユニット30により粉塵及び煙
草の煙や臭い等が濾過脱臭され、後カバー5上面の排気
口4から清浄化された空気が排出される。
【0039】なお、フィルタユニット30のメンテナン
スは、上記と同様にして前カバー3を取り外し、フィル
タユニット30をその紙製枠体36の両サイドに形成さ
れた取手片43a,43bを持って引っ張り出すことに
より、簡単に取り外すことができ、フィルタユニット3
0の掃除や交換を行うことができる。
【0040】図16は、本実施形態によるリモコンを示
す正面図である。
【0041】本実施形態のリモコン50には、一般的な
リモコン同様、先端側に赤外線等のリモコン信号を送信
する送信部51が設けられている。また、手元側の操作
部52には、センサ自動運転のためのセンサ自動運転ボ
タン53と、運転を停止するための切ボタン54が設け
られている。そして、センサとしては、前記本体1側の
汚れセンサ24と同様の、例えば半導体ガスセンサ等で
構成された汚れセンサ55と共に、非接触にて人の動き
を検知するための焦電型赤外線センサ等で構成された人
体センサ56が備えられている。また、これらの汚れセ
ンサ55と人体センサ56の入/切と汚れセンサ55の
感度を調整可能なスライド式のセンサスイッチ57や、
センサ自動運転時の送信中を示すために送信時に点灯す
るランプ58が設けられている。
【0042】上記のように、汚れセンサ55と共に人体
センサ56を備えることにより、喫煙等による実際の空
気汚れに加えて、人の動きにより舞い上がる塵埃等によ
る空気汚れを事前に検知して、部屋の空気を効率よく速
やかに清浄化することができるようになる。
【0043】なお、上記実施形態の空気清浄機本体1に
は、汚れセンサ24のみで人体センサは設けられていな
いが、図17に示すように、上ケース7前面の一角に前
記リモコン50に備えたのと同様な人体センサ46を設
けるようにしてもよい。また、この空気清浄機本体1の
操作表示部6には、空気の汚れ度合いを表示する汚れ表
示ランプ47が備えられている。
【0044】このように、空気清浄機本体1側とリモコ
ン50側のそれぞれに、汚れセンサ24,55と人体セ
ンサ46,56を備えることにより、その分コスト高と
はなるが、一方の人体センサが家具等に遮られて作用し
ないような場所での人の動きも他方の人体センサで検知
できるので、そのような部屋でも空気を効率よく速やか
に清浄化することができる。
【0045】図18は、上記図16や図17に示したリ
モコン50の要部構成をブロック図で示したものであ
る。
【0046】リモコン50には、マイクロコンピュータ
等から成る制御部59が内蔵されており、当該制御部5
9は、汚れセンサ55で検知された空気の汚れ度合いを
示す信号を入力すると、空気汚れのレベル判定を行ない
(本実施形態ではレベル1、レベル2、レベル3の3段
階)、また、人体センサ56で検知された人の動きを示
す信号を入力すると、人検知のレベル判定を行ない(本
実施形態では、30秒間に1回〜5回の入力でレベル
1、30秒間に6回以上の入力があるとレベル2)、判
定した汚れレベルと人検知レベルの高い方をセンサ検知
レベルとして送信部51より送信する。また、操作部5
2より入力があれば、それに応じた信号を送信部51よ
り送信する。なお、本実施形態のレベル1,2,3等は
空気を清浄化する必要度合いを示すレベルであり、空気
汚れが全く無いわけではないが空気を清浄化する程でも
ない場合はレベル0となる。人検知レベルの場合は、人
体センサ56からの入力が30秒間に1回もなければレ
ベル0となる。
【0047】ここで、本実施形態のリモコン制御部59
は、前記センサ検知レベルを送信するに際して、センサ
検知レベルが最新送信時のレベルを越えたときに送信
し、越えなければ所定時間は送信を行わない。これによ
り、センサ検知レベルの送信を常時行う方式と比べ、消
費電力を低減でき、内蔵電池の長寿命化を図ることがで
きるようになっている。
【0048】また、前記センサ検知レベルが最新送信時
のレベルを越えないで所定時間が経過したときは、その
時点のセンサ検知レベルを送信する。通常、空気清浄機
におけるセンサを用いた自動運転においては、空気が喫
煙等により汚れてセンサ検知レベルが上昇したときは直
ちにそれを自動運転に反映させて駆動レベルを上げてい
るが、自動運転により空気が清浄化されてセンサ検知レ
ベルが下がってきても、直ぐに駆動レベルは下げずに一
定時間のタイムラグをおいてから駆動レベルを下げるよ
うにしているので、上記のように制御することは、これ
に不具合なく対応することができるものとなる。
【0049】さらに、前記センサ検知レベルが最新送信
時のレベルを越えないで所定時間経過した時点のセンサ
検知レベルが0のときは送信を行わないようにしてい
る。これにより、空気が清浄化されてセンサ検知レベル
が0の状態が続いた場合、すなわち空気清浄化の必要が
ない場合には、送信が全く行われなくなるので、さらに
電池の長寿命化を図ることができる。
【0050】図19は、上記図17に示した空気清浄機
本体1の要部構成をブロック図で示したものである。な
お、ここでは前述した操作表示部6を操作部6aと表示
部6bに分けて示してある。
【0051】前述した上ケース7内の制御基板16に搭
載される制御部49は、手動運転時には操作部6aから
の入力に応じてモータ駆動部48を制御し、ファンモー
タ9を駆動する。
【0052】一方、自動運転に設定されている場合は、
本体1の汚れセンサ24からの入力及び人体センサ46
からの入力を上記リモコン50と同様にレベル判定し
て、得られた汚れレベル及び人検知レベルのうち高い方
のレベルを本体1のセンサ検知レベルとする。そして、
このレベルと受信部25で受信したリモコン50からの
センサ検知レベル信号の高い方のレベルでモータ駆動部
48を制御し、ファンモータ9を自動運転する。これら
の動作モードや風量等は表示部6bに表示される。
【0053】また、本実施形態の本体制御部49では、
前記リモコン50側のセンサ検知レベルが0の時の非送
信機能に対応するため、最新受信時から所定時間経過し
てもリモコン50からセンサ検知レベル信号が送信され
てこないときは、リモコン50のセンサ検知レベルが0
であるものと判断するようにしている。
【0054】以下、本実施形態のセンサを用いた自動運
転について、図20,図21に示すフローチャートと、
図22に示すタイミングチャートを参照して、具体的に
説明する。図20はリモコン50側の制御部59のフロ
ーチャート、図21は本体1側の制御部49のフローチ
ャート、図22の(a)はリモコン50側の人体センサ
検知レベルAの変化、(b)はリモコン50側の汚れセ
ンサ検知レベルGの変化、(c)はリモコン信号の最新
送信レベルNの変化、(d)は本体1側のセンサ検知レ
ベル(人体センサ,汚れセンサの高い方のレベル)Sの
変化、(e)は本体1の自動運転駆動レベルRの変化を
それぞれ示している。
【0055】リモコン側の制御部59は、図20に示す
ように、人体センサ検知レベルAがリモコン信号最新送
信レベルNより大きくなったか否かをチェックし、大き
くなっておれば、リモコン信号最新送信レベルNを人体
センサ検知レベルAの値に更新する(判断101のY→
処理102)。
【0056】さらに、汚れセンサ検知レベルGがリモコ
ン信号最新送信レベルNより大きくなったか否かをチェ
ックし、大きくなっておれば、リモコン信号最新送信レ
ベルNを汚れセンサ検知レベルGの値に更新する(判断
103のY→処理104)。
【0057】そして、リモコン信号最新送信レベルNの
値が更新されたか否かをチェックし、更新されておれ
ば、非送信の所定時間をカウントするためのタイマカウ
ンタをリセットして、リモコン信号最新送信レベルNの
値を送信する(判断105のY→処理106→処理10
7)。
【0058】一方、リモコン信号最新送信レベルNの値
が更新されていなければ、タイマカウント処理を行っ
て、所定時間が経過したか否かをチェックする(判断1
05のN→処理108→判断109)。
【0059】所定時間が経過していなければ送信処理は
行わずにそのまま終了する(判断109のN)。所定時
間が経過しておれば、人体センサ検知レベルAと汚れセ
ンサ検知レベルGの大小をチェックし、A≧Gであれ
ば、人体センサ検知レベルAの値をリモコン信号最新送
信レベルNとする(判断109のY→判断110のY→
処理111)。一方、A<Gであれば、汚れセンサ検知
レベルGの値をリモコン信号最新送信レベルNとする
(判断110のN→処理112)。
【0060】さらに、上記のような処理を施されたリモ
コン信号最新送信レベルNが0か否かをチェックし、0
でなければ、その値を送信するが(判断113のN→処
理107)、0であれば送信せずに終了する(判断11
3のY)。
【0061】一方、本体1側の制御部49は、図21に
示すように、リモコン信号を受信したか否かをチェック
する(判断201)。受信しておれば、リモコン信号最
新受信レベルNと本体1のセンサ検知レベルSの大小を
チェックし、N≧Sであれば、リモコン信号最新受信レ
ベルNの値をセンサ検知レベル最大値Bとする(判断2
01のY→判断202のY→処理203)。一方、N<
Sであれば、本体1のセンサ検知レベルSの値をセンサ
検知レベル最大値Bとする(判断202のN→処理20
4)。
【0062】さらに、上記センサ検知レベル最大値Bが
本体1の自動運転駆動レベルR以上か否かをチェック
し、以上であれば、自動運転駆動レベルRをセンサ検知
レベル最大値Bの値に更新する(判断205のY→処理
206)。
【0063】そして、センサ検知レベル低下時の一定時
間のタイムラグをカウントするためのタイマカウンタを
リセットしてから、上記により更新された自動運転駆動
レベルRの値によりファンモータ9を駆動する(処理2
07→処理208)。
【0064】また、センサ検知レベル最大値Bが本体1
の自動運転駆動レベルRよりも小さければ、タイマカウ
ント処理を行って、一定時間経過したか否かをチェック
する(判断205のN→処理209→判断210)。
【0065】一定時間経過していなければ、自動運転駆
動レベルRの更新は行わずに、それまでの自動運転駆動
レベルRの値でファンモータ9を駆動し(判断210の
N→処理208)、一定時間経過して初めて自動運転駆
動レベルRを、低下したセンサ検知レベル最大値Bの値
に更新し、タイマカウンタをリセットしてから、低下し
た自動運転駆動レベルRの値によりファンモータ9を駆
動して、ファン8の回転数を落とす(判断210のY→
処理206→処理207→処理208)。
【0066】一方、リモコン信号が受信されないとき
は、リモコン50側の非送信の所定時間をカウントする
ためのタイマカウンタのカウント処理を行って、受信さ
れなくなってから所定時間が経過したか否かをチェック
する(判断201のN→処理211→判断212)。
【0067】所定時間経過していなければ、そのまま前
述した処理の判断202に戻って処理を行うが、所定時
間経過しておれば、リモコン50側のセンサ検知レベル
が0であるものと判断してリモコン信号最新受信レベル
Nを0にしてから、前述した処理に戻る(判断212の
Y→処理213→処理214→判断202)。従って、
ここでもし本体1側のセンサ検知レベルSも0であれ
ば、上述した処理202〜210によって一定時間経過
後に自動運転駆動レベルRも0になり、ファンモータ9
の駆動が停止される。
【0068】上述した処理のうち本願発明において特徴
的な処理を図22を例にとって説明すると、時点t1で
は、リモコン人体センサ検知レベルAが1から2になっ
てリモコン信号最新送信レベルNも1から2に上昇する
ため、レベル2のリモコン信号が送信され、本体センサ
検知レベルSは1であるが、自動運転駆動レベルRは2
となる。
【0069】また、時点t2では、リモコン人体センサ
検知レベルAもリモコン汚れセンサ検知レベルGもリモ
コン信号最新送信レベルN(ここでは2)を越えてな
く、かつ先の送信から所定時間経過していないので、リ
モコン信号は送信されず、本体センサ検知レベルSの3
への上昇に合わせて、自動運転駆動レベルRは2から3
となる。
【0070】また、時点t3では、リモコン汚れセンサ
検知レベルGが2から3に上昇することにより、リモコ
ン信号最新送信レベルNが2から3に上昇するので、レ
ベル3のリモコン信号が送信されているが、自動運転駆
動レベルRは既に3になっているので変わらない。
【0071】そして、時点t4では、リモコン人体セン
サ検知レベルAは1に、リモコン汚れセンサ検知レベル
Gは0に低下しており、かつ先のリモコン送信から所定
時間が経過しているので、レベル1のリモコン信号が送
信されるが、本体センサ検知レベルSが2であるので、
自動運転駆動レベルRは3から2に低下している。
【0072】さらに、時点t5では、先のリモコン送信
から所定時間が経過しているが、リモコン人体センサ検
知レベルA及び汚れセンサ検知レベルGとも0であるの
で、リモコン信号は送信されない。本体1の自動運転駆
動レベルRは、本体センサ検知レベルRが2であるの
で、2のままとなる。
【0073】以上のような処理が繰り返し行われること
により、本実施形態の汚れセンサ24,55及び人体セ
ンサ46,56を用いた自動運転によって、部屋内の空
気の汚れレベルや人検知レベルの最大レベルに応じてフ
ァンモータ9が駆動されるため、リモコン50の内蔵電
池の消耗を抑えながら、塵埃や煙等が部屋中に広がる前
に空気を速やかに清浄化することができ、部屋内の空気
を常に清浄に保つことができる。
【0074】なお、上記自動運転の説明では、空気清浄
機本体1側とリモコン50側のそれぞれに汚れセンサ2
4,55と人体センサ46,56を備えたものについて
説明したが、前記図1〜図16に示したように空気清浄
機本体1側には汚れセンサ24のみで人体センサが備え
られていないものにも上記と同様に本願発明は適用可能
である。
【0075】この場合、汚れセンサは実際の空気汚れを
検知するため両方に備える必要性があるが、人体センサ
は距離の隔てた場所の人の動きからでも空気汚れの可能
性を間接的に検知できるので両方に備える必要性は余り
ないことから、設置の自由度が大きいリモコン50側に
だけ備えることにより、余りコストをかけずに、部屋の
空気を効率よく速やかに清浄化することができる。
【0076】ところで、上記実施形態では、半導体ガス
センサ等で構成された汚れセンサ24,55と焦電型赤
外線センサ等で構成された人体センサ46,56を用い
ているが、これらの代わり、または併用して、例えば、
粉塵による光の乱反射を利用して空気の汚れ度合いを検
知する粉塵センサや、ライターの炎から発する紫外線を
検知する紫外線(UV)センサ等を使用することもでき
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように本願発明の空気清浄機によ
れば、そのリモコンに、空気を清浄化する必要レベルを
検知するセンサを備えると共に、センサの検知レベルを
送信するに際して、センサ検知レベルが最新送信時のレ
ベルを越えたときに送信し、越えなければ所定時間は送
信を行わないように制御する制御部を備えたことによ
り、設置の自由度が大きく一般に人がいる場所に置かれ
るリモコンの近くで空気を清浄化する必要性が生じた場
合に空気清浄機本体が速やかに駆動され、塵埃や煙等が
部屋中に広がる前に空気を速やかに清浄化することがで
きると共に、センサ検知レベルの送信を常時行う方式と
比べ、消費電力を低減でき、内蔵電池の長寿命化を図る
ことができる。
【0078】また、前記リモコンの制御部は、センサの
検知レベルが最新送信時のレベルを越えないで所定時間
が経過したときは、その時点のセンサ検知レベルを送信
することにより、空気清浄機は自動運転により空気が清
浄化されてセンサ検知レベルが下がってきても、直ぐに
駆動レベルは下げずに一定時間のタイムラグをおいてか
ら駆動レベルを下げるようにしているので、上記のよう
に制御することは、これに不具合なく対応することがで
きるものとなる。
【0079】さらに、前記リモコンの制御部は、前記セ
ンサの検知レベルが最新送信時のレベルを越えないで所
定時間経過した時点のセンサ検知レベルが0のときは送
信を行わないようにすると共に、空気清浄機本体に、最
新受信時から所定時間経過してもリモコンから前記レベ
ル信号が送信されてこないときは、リモコンのセンサ検
知レベルが0であるものと判断する制御部を備えたこと
により、空気が清浄化されてセンサ検知レベルが0の状
態が続き、空気清浄化の必要がない場合には、送信が全
く行われなくなるので、さらに電池の長寿命化を図るこ
とができる。
【0080】また、前記センサとして、空気中の煙や還
元性ガス等の空気汚れを検出する汚れセンサと、非接触
にて人の動きを検知する人体センサとを備え、リモコン
の制御部は、各センサの検知レベルのうち高い方のレベ
ルを送信すると共に、このレベルに基づき送信するか否
かを判断することにより、上記のような効果と共に、喫
煙等による実際の空気汚れに加えて、人の動きにより舞
い上がる塵埃等による空気汚れを事前に検知して、部屋
の空気を効率よく速やかに清浄化することができる。
【0081】さらに、空気清浄機本体側には、汚れセン
サを備えると共に、リモコンから送信されてくるセンサ
検知レベルと本体のセンサ検知レベルとに基づき、それ
らの最大レベルで本体の駆動レベルを制御する制御部を
備えたことにより、汚れセンサは実際の空気汚れを検知
するため両方に備える必要性があるが、人体センサは距
離の隔てた場所の人の動きからでも空気汚れの可能性を
間接的に検知できるので両方に備える必要性は余りない
ことから設置の自由度が大きいリモコン側にだけ備える
ことによって、余りコストをかけずに、部屋の空気を効
率よく速やかに清浄化することができる。
【0082】また、空気清浄機本体側にも、汚れセンサ
と人体センサを備えると共に、リモコンから送信されて
くるセンサ検知レベルと本体のセンサ検知レベルとに基
づき、それらの最大レベルで本体の駆動レベルを制御す
る制御部を備えたことにより上記に比べてコスト高とは
なるが、一方の人体センサが家具等に遮られて作用しな
いような場所での人の動きも他方の人体センサで検知で
きるので、そのような部屋でも空気を効率よく速やかに
清浄化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係る空気清浄機本体の構
成を示す横断面図。
【図2】同じく、縦断面図。
【図3】同じく、正面図。
【図4】同じく、側面図。
【図5】同じく、上面図。
【図6】本願発明の実施形態に係るフィルタユニットの
斜視図。
【図7】上記フィルタユニットに用いられるフィルタ枠
体の展開図。
【図8】同じく、フィルタ枠体の組立斜視図。
【図9】同じく、フィルタ枠体に脱臭フィルタを収納し
た状態を示す斜視図。
【図10】同じく、フィルタ枠体に静電フィルタを収納
した状態を示す斜視図。
【図11】上記フィルタユニットの両取手片間の断面図
で、(a)は全体断面図、(b)は一部拡大断面図。
【図12】上記フィルタユニットを装着していない状態
の空気清浄機本体の横断面図。
【図13】上記フィルタユニットの断面図で、(a)は
全体断面図、(b)は一部拡大断面図。
【図14】前カバーを取り外してフィルタユニットを装
着する前の空気清浄機本体を示す正面図。
【図15】前カバーを取り外してフィルタユニットを装
着した空気清浄機本体を示す正面図。
【図16】本願発明の実施形態に係るリモコンを示す正
面図。
【図17】汚れセンサと人体センサを共に備えた空気清
浄機本体とリモコンの斜視図。
【図18】上記図16、図17に示すリモコンの要部構
成を示すブロック図。
【図19】上記図17に示す空気清浄機本体の要部構成
を示すブロック図。
【図20】上記図18に示すリモコン側制御部の動作を
示すフローチャート。
【図21】上記図19に示す本体側制御部の動作を示す
フローチャート。
【図22】上記自動運転の動作例を示すタイミングチャ
ートで、(a)はリモコン人体センサ検知レベルAの変
化、(b)はリモコン汚れセンサ検知レベルGの変化、
(c)はリモコン信号最新送信レベルNの変化、(d)
は本体のセンサ検知レベルSの変化、(e)は本体の自
動運転駆動レベルRの変化をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 空気清浄機本体 2 吸気口 3 前カバー 4 排気口 5 後カバー 6 操作表示部 7 上ケース 8 シロッコファン 9 モータ 10 ファンケース 16 制御基板 24,55 汚れセンサ 25 受信部 30 フィルタユニット 31 フィルタユニット装着部 34 脱臭フィルタ 35 静電フィルタ 44 粗塵フィルタ 46,56 人体センサ 48 モータ駆動部 49,59 制御部 50 リモコン 51 送信部 52 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 好弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 渡部 健二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小谷 八州男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L056 BD07 BE02 3L061 BA01 BB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を清浄化する空気清浄機本体と、前
    記空気清浄機本体を遠隔操作運転するリモコンとから成
    り、 前記リモコンに、空気を清浄化する必要レベルを検知す
    るセンサを備えると共に、前記センサの検知レベルを送
    信するに際して、センサ検知レベルが最新送信時のレベ
    ルを越えたときに送信し、越えなければ所定時間は送信
    を行わないように制御する制御部を備えたことを特徴と
    する空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記リモコンの制御部は、前記センサの
    検知レベルが最新送信時のレベルを越えないで所定時間
    が経過したときは、その時点のセンサ検知レベルを送信
    することを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記リモコンの制御部は、前記センサの
    検知レベルが最新送信時のレベルを越えないで所定時間
    経過した時点のセンサ検知レベルが0のときは送信を行
    わないようにすると共に、 前記空気清浄機本体に、最新受信時から所定時間経過し
    てもリモコンから前記レベル信号が送信されてこないと
    きは、リモコンのセンサ検知レベルが0であるものと判
    断する制御部を備えたことを特徴とする請求項2記載の
    空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記センサとして、空気中の煙や還元性
    ガス等の空気汚れを検出する汚れセンサと、非接触にて
    人の動きを検知する人体センサとを備え、前記リモコン
    の制御部は、各センサの検知レベルのうち高い方のレベ
    ルを送信すると共に、このレベルに基づき送信するか否
    かを判断することを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記空気清浄機本体側には、前記汚れセ
    ンサを備えると共に、前記リモコンから送信されてくる
    センサ検知レベルと本体のセンサ検知レベルとに基づ
    き、それらの最大レベルで本体の駆動レベルを制御する
    制御部を備えたことを特徴とする請求項4記載の空気清
    浄機。
  6. 【請求項6】 前記空気清浄機本体側には、前記汚れセ
    ンサと人体センサを備えると共に、前記リモコンから送
    信されてくるセンサ検知レベルと本体のセンサ検知レベ
    ルとに基づき、それらの最大レベルで本体の駆動レベル
    を制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項4記
    載の空気清浄機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105408A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Max Co Ltd 空気清浄化システム
JP2007040570A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Sharp Corp 空気調節装置

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