JPH0914200A - 吸引冷却機用除湿除塵装置 - Google Patents
吸引冷却機用除湿除塵装置Info
- Publication number
- JPH0914200A JPH0914200A JP18812095A JP18812095A JPH0914200A JP H0914200 A JPH0914200 A JP H0914200A JP 18812095 A JP18812095 A JP 18812095A JP 18812095 A JP18812095 A JP 18812095A JP H0914200 A JPH0914200 A JP H0914200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- rotary shaft
- filter
- cooling air
- dehumidification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 吸引冷却機の冷却風取入口に基部材を着脱可
能に設置し、この基部材の両端縁部に回転軸を各々設置
するとともに前記基部材におけるこれらの回転軸の間に
窓部を形成し、前記片方の回転軸にロール式ろ過除湿シ
ートを設置するとともにこのろ過除湿シートを前記窓部
を覆うように延ばしその他端を前記他方の回転軸に固定
し、このろ過除湿シートを介して前記窓部を通過して吸
引冷却機の前記冷却風取入口に吸引される冷却風をろ過
するとともに除湿し、且つ、前記ろ過除湿シートの他端
側の回転軸を回転させることによってろ過シートを前記
窓部に沿ってスライドさせながら当該回転軸に巻取り可
能とした吸引冷却機用除湿除塵装置である。 【効果】 回転軸を操作することによってろ過除湿シー
トを窓部に沿ってスライドさせることができるため、常
時、効率良く、冷却風中の除湿・除塵を行うことができ
結果、故障を防止するにあたって、吸引冷却機の維持管
理がしやすいものである。
能に設置し、この基部材の両端縁部に回転軸を各々設置
するとともに前記基部材におけるこれらの回転軸の間に
窓部を形成し、前記片方の回転軸にロール式ろ過除湿シ
ートを設置するとともにこのろ過除湿シートを前記窓部
を覆うように延ばしその他端を前記他方の回転軸に固定
し、このろ過除湿シートを介して前記窓部を通過して吸
引冷却機の前記冷却風取入口に吸引される冷却風をろ過
するとともに除湿し、且つ、前記ろ過除湿シートの他端
側の回転軸を回転させることによってろ過シートを前記
窓部に沿ってスライドさせながら当該回転軸に巻取り可
能とした吸引冷却機用除湿除塵装置である。 【効果】 回転軸を操作することによってろ過除湿シー
トを窓部に沿ってスライドさせることができるため、常
時、効率良く、冷却風中の除湿・除塵を行うことができ
結果、故障を防止するにあたって、吸引冷却機の維持管
理がしやすいものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は吸引冷却機、例えば、
かご形誘導電動機、電装ボックス等の冷却風取入口に設
置され、当該冷却風の除塵・除湿を行う際に使用される
ものである。
かご形誘導電動機、電装ボックス等の冷却風取入口に設
置され、当該冷却風の除塵・除湿を行う際に使用される
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来における電動機にあっては、冷却フ
ァンの回転に基づいて冷却風取入口(ブラケットの) を
介して冷却風をその内部に吸引し、回転子等の過熱を防
止している。
ァンの回転に基づいて冷却風取入口(ブラケットの) を
介して冷却風をその内部に吸引し、回転子等の過熱を防
止している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記冷
却風には湿気および塵が含まれているため、電動機の回
転子、固定子等に塵が積もりやすいとともにこれらは湿
気を帯びやすく、この結果、故障を防止するにあたっ
て、維持管理に手間がかかるという不都合を有した。
却風には湿気および塵が含まれているため、電動機の回
転子、固定子等に塵が積もりやすいとともにこれらは湿
気を帯びやすく、この結果、故障を防止するにあたっ
て、維持管理に手間がかかるという不都合を有した。
【０００４】この発明の課題はこれらの不都合を解消す
ることである。
ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係る吸引冷却機用除湿除塵装置において
は、吸引冷却機の冷却風取入口に基部材を着脱可能に設
置し、この基部材の両端縁部に回転軸を各々設置すると
ともに前記基部材におけるこれらの回転軸の間に孔部を
形成し、前記片方の回転軸にロール式ろ過除湿シートを
設置するとともにこのろ過除湿シートを前記孔部を覆う
ように延ばしその他端を前記他方の回転軸に固定し、こ
のろ過除湿シートを介して前記孔部を通過して吸引冷却
機の前記冷却風取入口に吸引される冷却風をろ過すると
ともに除湿し、且つ、前記ろ過除湿シートの他端側の回
転軸を回転させることによってろ過シートを前記孔部に
沿ってスライドさせながら当該回転軸に巻取り可能とし
たものである。
に、この発明に係る吸引冷却機用除湿除塵装置において
は、吸引冷却機の冷却風取入口に基部材を着脱可能に設
置し、この基部材の両端縁部に回転軸を各々設置すると
ともに前記基部材におけるこれらの回転軸の間に孔部を
形成し、前記片方の回転軸にロール式ろ過除湿シートを
設置するとともにこのろ過除湿シートを前記孔部を覆う
ように延ばしその他端を前記他方の回転軸に固定し、こ
のろ過除湿シートを介して前記孔部を通過して吸引冷却
機の前記冷却風取入口に吸引される冷却風をろ過すると
ともに除湿し、且つ、前記ろ過除湿シートの他端側の回
転軸を回転させることによってろ過シートを前記孔部に
沿ってスライドさせながら当該回転軸に巻取り可能とし
たものである。
【０００６】
【作用】この発明に係る吸引冷却機用除湿除塵装置は上
記のように構成されているため、回転軸を操作すること
によってろ過除湿シートを孔部に沿ってスライドさせる
ことができるため、常時、効率良く、冷却風中の除湿・
除塵を行うことができる。
記のように構成されているため、回転軸を操作すること
によってろ過除湿シートを孔部に沿ってスライドさせる
ことができるため、常時、効率良く、冷却風中の除湿・
除塵を行うことができる。
【０００７】
【実施例】図１および図２において、１は電動機Ｍのブ
ラケット、２はこのブラケット１内に収容された冷却フ
ァンである。この冷却ファン２は回転子（電動機Ｍの）
軸に連結され当該回転子に従って回転する。11,11 …は
冷却風取入口であり、前記ブラケット１の側面に形成さ
れている。前記冷却ファン２が回転するとこの冷却風取
入口11,11 …を介して冷却風が吸引され、回転子等を冷
却する。この冷却風の取り入れ手段がこの発明の吸引冷
却機に相当する。
ラケット、２はこのブラケット１内に収容された冷却フ
ァンである。この冷却ファン２は回転子（電動機Ｍの）
軸に連結され当該回転子に従って回転する。11,11 …は
冷却風取入口であり、前記ブラケット１の側面に形成さ
れている。前記冷却ファン２が回転するとこの冷却風取
入口11,11 …を介して冷却風が吸引され、回転子等を冷
却する。この冷却風の取り入れ手段がこの発明の吸引冷
却機に相当する。
【０００８】３は基フレーム（この発明の「基部材」に
相当する）であり、前記電動機Ｍにおけるブラケット１
の外側面に前記冷却風取入口11,11,…を覆う状態で設置
されている。４，４は掛け止め具であり、前記基フレー
ム３の左右端に各々設置されている。この掛け止め具
４，４は掛け止めフック41,41 を有し、この掛け止めフ
ック41,41 を前記電動機Ｍの断部に掛け止めした状態
で、弾性的に固定されている。この掛け止め具４は、所
謂、リターンバックル式のものである。ここに、掛け止
めフック41,41 の長さは調節可能である。なお、前記電
動機Ｍの径が仮想線で示したように大径のときは、前記
掛け止め具４，４を上下端に各々設置すればよい。
相当する）であり、前記電動機Ｍにおけるブラケット１
の外側面に前記冷却風取入口11,11,…を覆う状態で設置
されている。４，４は掛け止め具であり、前記基フレー
ム３の左右端に各々設置されている。この掛け止め具
４，４は掛け止めフック41,41 を有し、この掛け止めフ
ック41,41 を前記電動機Ｍの断部に掛け止めした状態
で、弾性的に固定されている。この掛け止め具４は、所
謂、リターンバックル式のものである。ここに、掛け止
めフック41,41 の長さは調節可能である。なお、前記電
動機Ｍの径が仮想線で示したように大径のときは、前記
掛け止め具４，４を上下端に各々設置すればよい。
【０００９】51は第一回転軸、52は第二回転軸であり、
前記基フレーム３にそれぞれ回転可能に設置されてい
る。この回転軸51,52 は図３に示すように、摘まみ部51
1,521を圧縮スプリングＳに抗して引っ張り、係止具53
を係止孔54から抜き出すことによって、基フレーム３か
ら取り外すことができる。図１および図２に戻って、第
一回転軸51にはろ過除湿シートＳを巻いたロール部Ｒが
外嵌め固定されている。このため、ろ過除湿シートＳの
ロール部Ｒは回転軸51とともに回転する。一方、第二回
転軸52にはろ過除湿シートＳの先端縁が固定されてい
る。このため、第二回転軸52を軸心を中心として回転さ
せることによってろ過除湿シートＳを巻き取ることがで
きる。また、６，６，…は孔部であり、前記基フレーム
３における前記第一回転軸51と第二回転軸52との間に形
成されている。この孔部６，６，…を覆うようにして前
記除塵除湿シートＳが前記基フレーム３上を摺動する。
なお、この孔部６は径の大小を限定するものではなく、
窓状のものも含むものである。７，７は前記基フレーム
３に回転可能に設置された補助ローラであり、ろ過除湿
シートＳの巻き取りを滑らかにしているとともにろ過除
湿シートＳを前記基フレーム３の孔部６に密着させるよ
うに押さえている。。この補助ローラ７は、図４に示す
ように、片方のローラ構成部材71の突出部711 を他方の
ローラ構成部材72の嵌挿孔721 に嵌挿し、圧縮スプリン
グ73によって外側方向に弾撥している。このため、一対
の補助ローラ構成部材71,72 を弾性に抗して内側に縮め
ることによって、補助ローラ７を基フレーム３から外す
ことができる。なお、74は抜け止めピンである。また、
80は覆い蓋であり、基フレーム３に揺動可能に設置され
ている。
前記基フレーム３にそれぞれ回転可能に設置されてい
る。この回転軸51,52 は図３に示すように、摘まみ部51
1,521を圧縮スプリングＳに抗して引っ張り、係止具53
を係止孔54から抜き出すことによって、基フレーム３か
ら取り外すことができる。図１および図２に戻って、第
一回転軸51にはろ過除湿シートＳを巻いたロール部Ｒが
外嵌め固定されている。このため、ろ過除湿シートＳの
ロール部Ｒは回転軸51とともに回転する。一方、第二回
転軸52にはろ過除湿シートＳの先端縁が固定されてい
る。このため、第二回転軸52を軸心を中心として回転さ
せることによってろ過除湿シートＳを巻き取ることがで
きる。また、６，６，…は孔部であり、前記基フレーム
３における前記第一回転軸51と第二回転軸52との間に形
成されている。この孔部６，６，…を覆うようにして前
記除塵除湿シートＳが前記基フレーム３上を摺動する。
なお、この孔部６は径の大小を限定するものではなく、
窓状のものも含むものである。７，７は前記基フレーム
３に回転可能に設置された補助ローラであり、ろ過除湿
シートＳの巻き取りを滑らかにしているとともにろ過除
湿シートＳを前記基フレーム３の孔部６に密着させるよ
うに押さえている。。この補助ローラ７は、図４に示す
ように、片方のローラ構成部材71の突出部711 を他方の
ローラ構成部材72の嵌挿孔721 に嵌挿し、圧縮スプリン
グ73によって外側方向に弾撥している。このため、一対
の補助ローラ構成部材71,72 を弾性に抗して内側に縮め
ることによって、補助ローラ７を基フレーム３から外す
ことができる。なお、74は抜け止めピンである。また、
80は覆い蓋であり、基フレーム３に揺動可能に設置され
ている。
【００１０】
【発明の効果】この発明に係る吸引冷却機用除湿除塵装
置は、吸引冷却機の冷却風取入口に基部材を着脱可能に
設置し、この基部材の両端縁部に回転軸を各々設置する
とともに前記基部材におけるこれらの回転軸の間に孔部
を形成し、前記片方の回転軸にロール式ろ過除湿シート
を設置するとともにこのろ過除湿シートを前記孔部を覆
うように延ばしその他端を前記他方の回転軸に固定し、
このろ過除湿シートを介して前記孔部を通過して吸引冷
却機の前記冷却風取入口に吸引される冷却風をろ過する
とともに除湿し、且つ、前記ろ過除湿シートの他端側の
回転軸を回転させることによってろ過シートを前記孔部
に沿ってスライドさせながら当該回転軸に巻取り可能と
したため、回転軸を操作することによってろ過除湿シー
トを孔部に沿ってスライドさせることができるため、常
時、効率良く、冷却風中の除湿・除塵を行うことができ
る。
置は、吸引冷却機の冷却風取入口に基部材を着脱可能に
設置し、この基部材の両端縁部に回転軸を各々設置する
とともに前記基部材におけるこれらの回転軸の間に孔部
を形成し、前記片方の回転軸にロール式ろ過除湿シート
を設置するとともにこのろ過除湿シートを前記孔部を覆
うように延ばしその他端を前記他方の回転軸に固定し、
このろ過除湿シートを介して前記孔部を通過して吸引冷
却機の前記冷却風取入口に吸引される冷却風をろ過する
とともに除湿し、且つ、前記ろ過除湿シートの他端側の
回転軸を回転させることによってろ過シートを前記孔部
に沿ってスライドさせながら当該回転軸に巻取り可能と
したため、回転軸を操作することによってろ過除湿シー
トを孔部に沿ってスライドさせることができるため、常
時、効率良く、冷却風中の除湿・除塵を行うことができ
る。
【００１１】よって、この吸引冷却機用除湿除塵装置を
使用すれば、吸引冷却機、ひいては、電動機の回転子、
固定子等には塵が積もりにくいとともミストの侵入防止
に役立ち湿気を帯びにくく、この結果、故障を防止する
にあたって、維持管理がしやすいものである。
使用すれば、吸引冷却機、ひいては、電動機の回転子、
固定子等には塵が積もりにくいとともミストの侵入防止
に役立ち湿気を帯びにくく、この結果、故障を防止する
にあたって、維持管理がしやすいものである。
【図１】この発明に係る吸引冷却機用除湿除塵装置の断
面図である。
面図である。
【図２】図１におけるII矢視図である。
【図３】図１におけるIII −III 線拡大断面図である。
【図４】図１におけるIV−IV線拡大断面図である。
11 … 冷却風取入口 ３ … 基フレーム（基部材） 51 … 第一回転軸（回転軸） 52 … 第二回転軸（回転軸） ６ … 孔部 Ｍ … 電動機 Ｓ … ろ過除湿シート
Claims (1)
- 【請求項１】 吸引冷却機の冷却風取入口に基部材を着
脱可能に設置し、この基部材の両端縁部に回転軸を各々
設置するとともに前記基部材におけるこれらの回転軸の
間に孔部を形成し、前記片方の回転軸にロール式ろ過除
湿シートを設置するとともにこのろ過除湿シートを前記
孔部を覆うように延ばしその他端を前記他方の回転軸に
固定し、このろ過除湿シートを介して前記孔部を通過し
て吸引冷却機の前記冷却風取入口に吸引される冷却風を
ろ過するとともに除湿し、且つ、前記ろ過除湿シートの
他端側の回転軸を回転させることによってろ過シートを
前記孔部に沿ってスライドさせながら当該回転軸に巻取
り可能としたことを特徴とする吸引冷却機除湿除塵装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18812095A JPH0914200A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 吸引冷却機用除湿除塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18812095A JPH0914200A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 吸引冷却機用除湿除塵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0914200A true JPH0914200A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16218066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18812095A Pending JPH0914200A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 吸引冷却機用除湿除塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0914200A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106382262A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-02-08 | 国网山东省电力公司济南供电公司 | 变电站开关室排风机滤网自清理装置 |
| CN114183715A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-03-15 | 锐威环球科技(深圳)有限公司 | 自动控温led灯具 |
| CN114825776A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-07-29 | 徐州天一红点车用空调有限公司 | 一种新能源汽车电动机液冷散热器 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18812095A patent/JPH0914200A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106382262A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-02-08 | 国网山东省电力公司济南供电公司 | 变电站开关室排风机滤网自清理装置 |
| CN114183715A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-03-15 | 锐威环球科技(深圳)有限公司 | 自动控温led灯具 |
| CN114183715B (zh) * | 2021-11-23 | 2024-02-23 | 锐威环球科技(深圳)有限公司 | 自动控温led灯具 |
| CN114825776A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-07-29 | 徐州天一红点车用空调有限公司 | 一种新能源汽车电动机液冷散热器 |
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