JP2002188850A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002188850A JP2000368386A JP2000368386A JP2002188850A JP 2002188850 A JP2002188850 A JP 2002188850A JP 2000368386 A JP2000368386 A JP 2000368386A JP 2000368386 A JP2000368386 A JP 2000368386A JP 2002188850 A JP2002188850 A JP 2002188850A
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄機能が必要なときのみ吸い込み空気
を空気清浄フィルタに通過させるようにでき、空気清浄
機能が不要なときは温度調節機能を有効に発揮できる空
気調和機を提供する。 【解決手段】 空気清浄フィルタ用ケース6内にロール
状に巻回された空気清浄フィルタ7を収納する。上記空
気清浄フィルタ用ケース6内から空気清浄フィルタ7を
駆動ロータ8により送り出して、空気清浄フィルタ7を
案内部9,10により案内しながら吸込口4aに展開す
る。上記吸込口4aから吸い込まれた空気を空気清浄フ
ィルタ7によって清浄化する。一方、吸込口4aに展開
された空気清浄フィルタ7を駆動ロータ8により巻き戻
して、空気清浄フィルタ7を案内部9,10により案内
しながら空気清浄フィルタ用ケース6内に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸込口に空気清
浄フィルタを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機としては、濾過式の空
気清浄フィルタが室内ユニットの熱交換器前面の吸い込
み側に配置された空気清浄機能を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記空気調
和機において、空気清浄の性能を向上させるには、濾過
式の空気清浄フィルタの目の粗さを細かくして微細な塵
を捕集しなければならないため、通風抵抗が増大して空
気調和機本来の温度調節機能が阻害されるという問題が
ある。
【0004】そこで、この発明の目的は、空気清浄機能
が必要なときのみ吸い込み空気を空気清浄フィルタに通
過させるようにでき、空気清浄機能が不要なときは温度
調節機能を有効に発揮できる空気調和機を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機は、吸込口から吸い込まれた
空気を清浄化する空気清浄フィルタを備えた空気調和機
において、上記空気清浄フィルタを上記吸込口に展開す
る一方、上記吸込口に展開された上記空気清浄フィルタ
を収納する駆動機構を備えたことを特徴としている。
【0006】上記請求項1の空気調和機によれば、空気
清浄機能が必要なときは上記駆動機構により空気清浄フ
ィルタを上記吸込口に展開することによって、吸い込み
空気を空気清浄フィルタに通過させて清浄化することが
できる。一方、空気清浄機能が不要なときは上記駆動機
構により上記吸込口に展開された上記空気清浄フィルタ
を収納することによって、空気清浄フィルタによる通風
抵抗の低下を防いで、温度調節機能を有効に発揮でき
る。なお、上記空気清浄フィルタは、吸込口全面を覆う
ように展開してもよいし、吸込口の一部を覆うように展
開してもよい。
【0007】また、請求項2の空気調和機は、請求項1
の空気調和機において、上記空気清浄フィルタは、ロー
ル状に巻回されるフィルタであって、上記駆動機構は、
上記空気清浄フィルタを送り出したり巻き戻したりする
ための駆動部と、上記空気清浄フィルタを案内する案内
部とを有することを特徴としている。
【0008】上記請求項2の空気調和機によれば、ロー
ル状に巻回された上記空気清浄フィルタを上記駆動部に
より送り出して上記案内部により案内しながら上記吸込
口に展開する。また、上記吸込口に展開された空気清浄
フィルタを上記案内部により案内しながら駆動部により
巻き戻して収納する。上記空気清浄フィルタをロール状
に巻回して収納するので、収納スペースを小さくでき、
小型化に対応できる。また、上記駆動部により展開,収
納するときに空気清浄フィルタを上記案内部により案内
することで、確実な展開,収納を行うことができる。
【0009】また、請求項3の空気調和機は、請求項2
の空気調和機において、上記空気清浄フィルタは、上記
案内部に向かって送り出されるときに座屈しないことを
特徴としている。
【0010】上記請求項3の空気調和機によれば、上記
空気清浄フィルタを案内部に向かって送り出すときに座
屈しない構造とすることによって、展開が容易となる。
【0011】また、請求項4の空気調和機は、請求項2
または3に記載の空気調和機において、上記駆動部は、
駆動モータと、上記駆動モータの出力軸に同軸に連結さ
れた駆動ギアと、上記駆動モータの出力軸に一端が所定
の摩擦抵抗を持って回動自在に連結されたアームと、上
記駆動ギアに噛合すると共に、上記アームの他端に回動
自在に取り付けられた中間ギアと、上記駆動モータの出
力軸が一方の方向に回転することにより上記アームが同
一方向に回動して上記中間ギアに噛合し、上記駆動ギア
の回転が上記中間ギアを介して伝達される送り出し用ギ
アと、上記駆動モータの出力軸が他方の方向に回転する
ことにより上記アームが同一方向に回動して上記中間ギ
アに噛合し、上記駆動ギアの回転が上記中間ギアを介し
て伝達され、上記ロール状に巻回されるフィルタの巻き
取り軸に同軸に連結された巻き戻し用ギアとを有するこ
とを特徴としている。
【0012】上記請求項4の空気調和機によれば、上記
駆動モータの出力軸が一方の方向に回転すると、上記中
間ギアが送り出し用ギアに噛合するまでアームが同一方
向に回動する。そして、上記中間ギアが送り出し用ギア
に噛合すると、駆動ギアの回転が中間ギアを介して送り
出し用ギアに伝達され、送り出し用ギアが駆動モータの
出力軸の回転と同一の方向に回転する。その送り出し用
ギアの回転によって、空気清浄フィルタを送り出す。一
方、上記駆動モータの出力軸が他方の方向に回転する
と、中間ギアが巻き戻し用ギアに噛合するまでアームが
同一方向に回動する。そして、上記中間ギアが巻き戻し
用ギアに噛合すると、駆動ギアの回転が中間ギアを介し
て巻き戻し用ギアに伝達され、巻き戻し用ギアが駆動モ
ータの出力軸の回転と同一の方向に回転する。その巻き
戻し用ギアの回転によって、空気清浄フィルタの巻き取
り軸が巻き取り方向に回転して、空気清浄フィルタを巻
き戻す。このように、1つの駆動モータを用いた簡単な
構成によって、空気清浄フィルタを送り出しおよび巻き
戻しが容易にでき、コストを低減できる。なお、上記ア
ームの一端が駆動モータの出力軸に所定の摩擦抵抗を持
って回動自在に連結されているので、駆動モータの出力
軸の回転に伴って回動したアームの一端の中間ギアが送
り出し用ギア(または巻き戻し用ギア)に噛合すると、ア
ームの回動は止まり、アームに対して駆動モータの出力
軸が自由に回転する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0014】(第1実施形態)図1はこの発明の第1実
施形態の空気調和機の室内ユニットの断面図であり、1
は底フレーム、2は上記底フレーム1の前面側に配置さ
れた断面くの字形状の熱交換器、3は上記熱交換器2の
下流側に配置された送風ファン、4は上記熱交換器2の
前面側を覆うように底フレーム1に取り付けられた前面
パネル、5は上記熱交換器2の下側に配置されたドレン
パン部である。上記送風ファン3により前面側および上
面側から熱交換器2を介して室内空気を吸い込み、下方
の吹出口20から吹き出す。
【0015】また、上記ドレンパン部5の前面側に、円
筒形状の空気清浄フィルタ用ケース6を取り外し可能に
取り付けている。上記空気清浄フィルタ用ケース6に
は、上方に開口するスリット6aを水平方向に沿って設
けている。また、上記空気清浄フィルタ用ケース6内に
ロール状に巻回された濾過式の空気清浄フィルタ7を収
納しており、空気清浄フィルタ7の先端部が空気清浄フ
ィルタ用ケース6のスリット6aから突出している。さ
らに、上記空気清浄フィルタ用ケース6の上側に駆動部
としての駆動ロータ8を配置し、駆動ロータ8を図示し
ないステッピングモータにより駆動する。上記駆動ロー
タ8により空気清浄フィルタ7を送り出したり巻き戻し
たりする。また、上記前面パネル4の両側面の内側に、
駆動ロータ8により送り出された空気清浄フィルタ7の
左右両側の縁を案内する案内部9,10(図1では左側面
側のみを示す)を設けている。上記駆動ロータ8,案内部
9,10で駆動機構を構成している。なお、上記空気清
浄フィルタ7は、ロール状に巻回されて収納される構造
をしている。
【0016】図2に示すように、駆動ロータ8により送
り出された空気清浄フィルタ7の展開部分7aの両側の
縁は、案内部9,10(図1では左側面側のみを示す)に
より案内されて、前面パネル4の前方および上方の吸込
口4aの下流側全体を覆う。なお、前面パネル4と空気
清浄フィルタ7の展開部分7aとの間には、比較的大き
な埃などを取り除くためのプレフィルタ11を取り外し
自在に取り付けている。
【0017】上記構成の空気調和機の室内ユニットにお
いて、室内の温度を調節する空調運転時に、空気清浄機
能が必要なときは、ロール状に巻回された空気清浄フィ
ルタ7を駆動ロータ8により矢印Rの方向に送り出して
案内部9,10により案内しながら展開し、前面パネル
4の前方および上方の吸込口4a全体を覆う。一方、空
気清浄機能が必要ないときは、展開された空気清浄フィ
ルタ7を案内部9,10により案内しながら駆動ロータ
8により巻き戻して空気清浄フィルタ用ケース6内に収
納し、通風抵抗を低減することにより、空気調和機本来
の温度調節機能を有効に働かせる。なお、上記駆動ロー
タ8による空気清浄フィルタ7の送り出し量および巻き
戻し量は、駆動ロータ8の回転量または回転時間に基づ
いて制御する。
【0018】また、上記室内ユニットにおいて、空気清
浄フィルタ7の展開部分7aの交換時期がきた場合は、
その展開部分7aの領域を切り取って廃棄し、空気清浄
フィルタ7の残りの領域を駆動ロータ8により送り出し
て使用する。そして、空気清浄フィルタ用ケース6内に
収納されていた空気清浄フィルタ7を全て使い終わった
場合は、空気清浄フィルタ用ケース6をドレンパン部5
から外して、新しい空気清浄フィルタ7と交換した後、
空気清浄フィルタ用ケース6をドレンパン部5に取り付
ける。
【0019】このように、空気清浄機能が必要なときは
駆動機構(駆動ロータ8と案内部9,10)により空気清
浄フィルタ7を吸込口4aに展開することによって、吸
い込み空気を空気清浄フィルタ7に通過させて清浄化す
ることができる。一方、空気清浄機能が不要なときは駆
動機構(ロータ8と案内部9,10)により吸込口4aに展
開された空気清浄フィルタ7の展開部分7aを空気清浄
フィルタ用ケース6内に収納することによって、通風抵
抗を低減して、温度調節機能を有効に発揮することがで
きる。
【0020】また、上記空気清浄フィルタ7をロール状
に巻回して空気清浄フィルタ用ケース6内に収納するの
で、収納スペースを小さくでき、室内ユニットの小型化
に対応することができる。また、上記駆動ロータ8によ
り展開,収納するときに空気清浄フィルタ7を案内部9,
10により案内することで、確実な送り出し,巻き戻し
を行うことができる。
【0021】また、上記空気清浄フィルタ7を案内部
9,10に向かって送り出すときに座屈しない構造とす
ることによって、空気清浄フィルタ7を案内する案内部
9,10への送り出しを容易に行うことができる。
【0022】上記第1実施形態では、空気清浄フィルタ
7を吸込口4aの全面を覆うように展開したが、空気清
浄フィルタを吸込口の一部を覆うように展開してもよ
い。
【0023】また、上記第1実施形態では、ロール状に
巻回された空気清浄フィルタ7を用いた室内ユニットに
ついて説明したが、空気清浄フィルタはこれに限らず、
蛇腹構造の空気清浄フィルタを用いたものでもよい。例
えば、収納ケースに蛇腹状に折りたたまれた空気清浄フ
ィルタを駆動機構により引き出したり再び収納ケースに
戻して折りたたんだりする。
【0024】また、上記第1実施形態では、駆動ロータ
8と案内部9,10で構成された駆動機構を用いたが、
駆動機構はこれに限らず、ロール状に巻回された空気清
浄フィルタや蛇腹状の空気清浄フィルタを吸込口に展開
したり収納したりできる駆動機構であればよい。例え
ば、ロール状の空気清浄フィルタに巻き取り用の軸部を
設けてその軸部を巻き取り方向に回転させて、展開され
た空気清浄フィルタを巻き取ってもよい。
【0025】さらに、上記第1実施形態では、濾過式の
空気清浄フィルタ7を用いた空気調和機について説明し
たが、空気清浄フィルタはこれに限らず、濾過式と脱臭
式を組み合わせた空気清浄フィルタ等を用いてもよい。
【0026】(第2実施形態)図3はこの発明の第2実
施形態の空気調和機の室内ユニットの要部の断面図であ
る。この第2実施形態の空気調和機の室内ユニットは、
駆動部を除いて第1実施形態の空気調和機の室内ユニッ
トと同一の構成をしている。
【0027】図3に示すように、この空気調和機の室内
ユニットの駆動部は、空気清浄フィルタ用ケース6の上
側に配置された駆動モータ31と、上記駆動モータ31
の出力軸に同軸に連結された駆動ギア32と、上記駆動
モータ31の出力軸に一端が所定の摩擦抵抗を持って回
動自在に連結されたアーム33と、上記駆動ギア32に
噛合すると共に、上記アーム33の他端に回動自在に取
り付けられた中間ギア34と、上記駆動モータ31の出
力軸が一方の方向に回転すると、上記アーム33が同一
方向に回動して中間ギア34に噛合し、上記駆動ギア3
2の回転が中間ギア34を介して伝達される送り出し用
ギア35と、上記駆動モータ31の出力軸が他方の方向
に回転すると、上記アーム33が同一方向に回動して中
間ギア34に噛合し、上記駆動ギア32の回転が中間ギ
ア34を介して伝達される巻き戻し用ギア36とを有し
ている。上記巻き戻し用ギア36は、ロール状に巻回さ
れる空気清浄フィルタ7(図1に示す)の巻き取り軸(図
示せず)に同軸に連結されている。また、上記アーム3
3の先端に取り付けられた中間ギア34は、駆動モータ
31の出力軸の回転に伴って上下方向に移動し、送り出
し用ギア35または巻き戻し用ギア36のいずれか一方
に噛合する。
【0028】上記構成の空気調和機の室内ユニットにお
いて、図3に示すように、駆動モータ31の出力軸が矢
印R1の方向に回転すると、アーム33が駆動モータ3
1の出力軸に所定の摩擦抵抗を持って連結されているの
で、中間ギア34が送り出し用ギア35に噛合するまで
アーム33が矢印R2の方向に回動する。そして、中間
ギア34が送り出し用ギア35に噛合すると、アーム3
3の回動が止まるが、アーム33に対して駆動モータ3
1の出力軸が所定の摩擦抵抗に逆らって自由に回転する
ので、駆動ギア32の回転が中間ギア34を介して送り
出し用ギア35に伝達され、送り出し用ギア35が矢印
R4の方向に回転する。上記送り出し用ギア35の回転
によって、図示しない空気清浄フィルタを矢印R5の方
向に送り出す。このとき、巻き戻し用ギア36は、回転
自在な状態となる。
【0029】一方、図4に示すように、駆動モータ31
の出力軸が矢印R11の方向に回転すると、中間ギア3
4が巻き戻し用ギア36に噛合するまでアーム33が矢
印R12の方向に回動する。そして、中間ギア34が巻
き戻し用ギア36に噛合すると、駆動ギア32の回転が
中間ギア34を介して巻き戻し用ギア36に伝達され、
巻き戻し用ギア36が矢印R14の方向に回転する。上
記巻き戻し用ギア36の回転によって、図示しない空気
清浄フィルタの巻き取り軸が巻き取り方向に回転して、
空気清浄フィルタを矢印R15の方向に巻き戻す。この
とき、送り出し用ギア35は、回転自在な状態となる。
【0030】このように、この第2実施形態の空気調和
機の室外ユニットでは、1つの駆動モータ31を用いた
簡単な構成によって、空気清浄フィルタを送り出しおよ
び巻き戻しができ、コストを低減できる。
【0031】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機によれば、吸込口から吸い込まれた空気
を清浄化する空気清浄フィルタを備えた空気調和機にお
いて、空気清浄機能が必要なときは駆動機構により空気
清浄フィルタを上記吸込口に展開することによって、吸
い込み空気を空気清浄フィルタに通過させて清浄化する
一方、空気清浄機能が不要なときは上記駆動機構により
吸込口に展開された空気清浄フィルタを収納することに
よって、空気清浄フィルタによる通風抵抗の低下を防い
で、温度調節機能を有効に発揮することができる。
【0032】また、請求項2の発明の空気調和機によれ
ば、請求項1の空気調和機において、上記空気清浄フィ
ルタをロール状に巻回して収納することによって、収納
スペースを小さくでき、小型化に対応することができ
る。また、ロール状に巻回された空気清浄フィルタを駆
動部により送り出して案内部により案内しながら吸込口
に展開する一方、吸込口に展開された空気清浄フィルタ
を案内部により案内しながら駆動部により巻き戻して収
納することによって、確実な展開,収納を行うことがで
きる。
【0033】また、請求項3の発明の空気調和機によれ
ば、請求項2の空気調和機において、上記空気清浄フィ
ルタを案内部に向かって送り出すときに座屈しない構造
とすることによって、収納された空気清浄フィルタを案
内して展開することが容易にできる。
【0034】また、請求項4の発明の空気調和機によれ
ば、請求項2または3の空気調和機において、上記駆動
部では、駆動モータの出力軸の回転方向に応じて、中間
ギアが送り出し用ギアまたは巻き戻し用ギアのいずれか
一方に噛合し、中間ギアが送り出し用ギアに噛合した場
合は、駆動ギアの回転が中間ギアを介して送り出し用ギ
アに伝達され、送り出し用ギアが駆動モータの出力軸の
回転と同一の方向に回転することによって、ロール状の
空気清浄フィルタを送り出す一方、中間ギアが巻き戻し
用ギアに噛合した場合は、駆動ギアの回転が中間ギアを
介して巻き戻し用ギアに伝達され、巻き戻し用ギアが駆
動モータの出力軸の回転と同一の方向に回転することに
よって、ロール状の空気清浄フィルタの巻き取り軸が巻
き取り方向に回転して、空気清浄フィルタを巻き戻すの
で、1つの駆動モータを用いた簡単な構成によって、空
気清浄フィルタを送り出しおよび巻き戻しが容易にで
き、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機
の室内ユニットの断面図である。
【図2】 図2は空気清浄フィルタを展開した状態の室
内ユニットの断面図である。
【図3】 図3はこの発明の第2実施形態の空気調和機
の室内ユニットの駆動部の送り出し動作を示す図であ
る。
【図4】 図4は上記室内ユニットの駆動部の巻き戻し
動作を示す図である。
【符号の説明】
1…底フレーム、 2…熱交換器、 3…送風ファン、 4…前面パネル、 5…ドレンパン部、 6…空気清浄フィルタ用ケース、 7…空気清浄フィルタ、 8…駆動ロータ、 9,10…案内部、 11…プレフィルタ、 31…駆動モータ、 32…駆動ギア、 33…アーム、 34…中間ギア、 35…送り出し用ギア、 36…巻き戻し用ギア。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口(4a)から吸い込まれた空気を清
    浄化する空気清浄フィルタ(7)を備えた空気調和機にお
    いて、 上記空気清浄フィルタ(7)を上記吸込口(4a)に展開す
    る一方、上記吸込口(4a)に展開された上記空気清浄フ
    ィルタ(7)を収納する駆動機構を備えたことを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記空気清浄フィルタ(7)は、ロール状に巻回されるフ
    ィルタであって、 上記駆動機構は、上記空気清浄フィルタ(7)を送り出し
    たり巻き戻したりするための駆動部(8)と、上記空気清
    浄フィルタを案内する案内部(9,10)とを有すること
    を特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の空気調和機において、 上記空気清浄フィルタ(7)は、上記案内部(9,10)に
    向かって送り出されるときに座屈しないことを特徴とす
    る空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の空気調和機に
    おいて、 上記駆動部は、 駆動モータ(31)と、 上記駆動モータ(31)の出力軸に同軸に連結された駆動
    ギア(32)と、 上記駆動モータ(31)の出力軸に一端が所定の摩擦抵抗
    を持って回動自在に連結されたアーム(33)と、 上記駆動ギア(32)に噛合すると共に、上記アーム(3
    3)の他端に回動自在に取り付けられた中間ギア(34)
    と、 上記駆動モータ(31)の出力軸が一方の方向に回転する
    ことにより上記アーム(33)が同一方向に回動して上記
    中間ギア(34)に噛合し、上記駆動ギア(32)の回転が
    上記中間ギア(34)を介して伝達される送り出し用ギア
    (35)と、 上記駆動モータ(31)の出力軸が他方の方向に回転する
    ことにより上記アーム(33)が同一方向に回動して上記
    中間ギア(34)に噛合し、上記駆動ギア(32)の回転が
    上記中間ギア(34)を介して伝達され、上記ロール状に
    巻回されるフィルタの巻き取り軸に同軸に連結された巻
    き戻し用ギア(36)とを有することを特徴とする空気調
    和機。
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