JPH11276835A - 空気調和機の空気清浄機能付室内ユニット - Google Patents

空気調和機の空気清浄機能付室内ユニット

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JPH11276835A
JPH11276835A JP10358623A JP35862398A JPH11276835A JP H11276835 A JPH11276835 A JP H11276835A JP 10358623 A JP10358623 A JP 10358623A JP 35862398 A JP35862398 A JP 35862398A JP H11276835 A JPH11276835 A JP H11276835A
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shaft
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章元 鈴木
Sakuo Sugawara
作雄 菅原
Katsuyuki Aoki
克之 青木
Yoshinori Tanigawa
喜則 谷川
Satoshi Chiguchi
聡 地口
Hiroyuki Akita
裕之 秋田
Hideaki Koizumi
英明 小泉
Hideo Harada
英生 原田
Kazuhiro Oishi
一広 大石
Masayuki Oishi
雅之 大石
Tetsuya Iizuka
哲矢 飯塚
Tetsuya Tazawa
哲也 田澤
Koji Yamashita
浩司 山下
Hironobu Tazawa
広展 田澤
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の運転時の状況に関らず空気清浄
フィルタの状態が固定され、効率的でないという課題。 【解決手段】 室内ユニット本体1の風路上に設けら
れ、風路上の投影面積が可変で通過風量を調節可能な伸
縮式の静電フィルタ4を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気清浄フィル
タを備えた空気調和機の室内ユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図16は例えば特開平4−260409
号公報に示された従来の空気清浄用フィルタユニットを
示す側断面図である。図において、101は除湿機本体
で、この除湿機本体101の正面側には吸入口102が
設けられ、背面上部には吹出口103が設けられてい
る。吹出口103の下方にはファン104が配置され、
吸入口102から吹出口103への空気流を生じさせ
る。このファン104と吸入口102との間にフィルタ
ユニット105、蒸発器106、凝縮器107が配置さ
れている。フィルタユニット105は後述するように開
閉自在なフィルタを備えている。
【0003】図17はフィルタの平断面図で、(A)は
フィルタ閉時の状態を、(B)は開時の状態をそれぞれ
示している。図において、153はフィルタで、縦長の
個別フィルタが蛇腹状に連ねられて構成されている。上
記のように構成されたフィルタ153は、左端部を押さ
え板154aに固定され、右端部を押さえ板154bに
取り付けられている。右端部の押さえ板154bはフレ
ーム151内に固定され、また、左端部の押さえ板15
4aは左右方向に移動可能で、フィルタ153の開閉が
できるようになっている。
【0004】フィルタ153の開閉はベルト155、ロ
ーラ156a、156b、モータ157によって行われ
る。ベルト155は両端が押さえ板154aに固定され
ており、ベルト155が回転すると押さえ板154aが
開閉される。このようにフィルタ153が開閉されるこ
とによって、空気清浄用のフィルタが不要なときには容
易にフィルタを開いて空気調和処理(除湿)を行なうこ
とができる。この結果、空気の流れを向上させることが
でき、不必要に風量が減少して空気調和処理を低下させ
てしまうのを防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気清浄用フィ
ルタユニットは以上のように構成されているので、空気
清浄用フィルタが必要な場合はフィルタを閉じて使用す
ることに限られていた。このため、塵埃が蓄積すると、
空調能力の低下を招くという課題があった。
【0006】また、フィルタ面積を大きくして空気清浄
能力を上げようとすると、フィルタの通風抵抗による吸
込圧損の増大を招き送風音が増大するとともに、風量が
減少することによる冷暖房能力の低下するという課題が
あった。そのため、空気清浄能力が不十分になりがちで
あった。
【0007】また、冷房、暖房、除湿等の運転モードに
よって風量や運転パターンに特徴があり、どの運転モー
ドに対しても一律同じフィルタを採用することは、必ず
しも有効な使い方でないという課題があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、空気調和機の運転時の状況に応
じて空気清浄フィルタの状態を変えられる空気調和機の
空気清浄機能付室内ユニットを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機の空気清浄機能付室内ユニットは、室内ユニットの風
路上に設けられ、風路上の投影面積が可変で通過風量を
調節可能な伸縮式の空気清浄フィルタを備えたものであ
る。
【0010】また、前記空気清浄フィルタを、蛇腹状フ
ィルタとしたものである。
【0011】また、前記蛇腹状フィルタを伸長時に一方
の側から順次伸長し、短縮時に他方の側から順次折り畳
まれる構造としたものである。
【0012】また、前記空気清浄フィルタを、引き出し
及び巻取りによって伸縮されるロール状フィルタとした
ものである。
【0013】また、運転モードに応じて前記空気清浄フ
ィルタの伸縮度を制御するフィルタ制御手段を備えたも
のである。
【0014】また、空調負荷に応じて前記空気清浄フィ
ルタの伸縮度を制御するフィルタ制御手段を備えたもの
である。
【0015】また、前記空気清浄フィルタの目詰まりを
検出する目詰まり検出手段と、この目詰まり検出手段か
らの検出結果に基づいて前記空気清浄フィルタの伸縮度
を制御するフィルタ制御手段とを備えたものである。
【0016】また、空気中の埃量を検出する埃検出手段
と、この埃検出手段からの検出結果に基づいて前記空気
清浄フィルタの伸縮度を制御するフィルタ制御手段とを
備えたものである。
【0017】また、吸気風路に設けられ側部にレール部
が形成されたフィルタ枠と、前記レール部を摺動する可
動枠片と、一端が前記可動枠片に固定され、他端が前記
フィルタ枠に固定された伸縮可能なフィルタと、モータ
によって駆動されるネジ状のシャフトと、前記可動枠片
が固定されると共に前記シャフトにネジ結合され、前記
モータの回転駆動によって前記レール部方向に移動する
駆動片とを備えたものである。
【0018】また、前記シャフトを前記各レール部近傍
に配置したものである。
【0019】また、シャフトの両端にギアを有すシャフ
トギアを前記駆動片左右内部へ各々設け、このシャフト
ギアのギア部分が噛み合う各々のラックを意匠パネルに
備えたものである。
【0020】また、前記可動枠片と前記駆動片とに引っ
かかり形状を有し着脱可能にしたものである。
【0021】また、前記ネジ状シャフトのシャフト部分
を前記駆動片にて両側から挟み込む形状としたものであ
る。
【0022】また、前記フィルタ枠に別用途のフィルタ
枠も設けたものである。
【0023】また、前記駆動片の駆動により、前記駆動
片の両端に設けたフック形状の引っかけ部と前記フィル
タ枠に設けたレール形状の引っかけ部が、互いに引っか
かる構造となっているものである。
【0024】また、前記ネジ状シャフトを覆う様にシャ
フトカバーを備えたものである。
【0025】また、前記意匠パネル裏側に前記ネジ状シ
ャフトを備えたものである。
【0026】また、前記駆動片の駆動時下限と前記意匠
パネルとの間に隙間を設けたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図について説明する。図1はこの発明にお
ける空気調和機の空気清浄機能付室内ユニットを示す側
断面図である。図1において、1は壁掛式の室内ユニッ
ト本体で、前面及び上面に吸込口1aが、下部に吹出口
1bが形成されている。尚、前面の吸込口1aは更に格
子状の前面パネルで覆われている。2は室内ユニット本
体1内の吸込口1aに対向する位置に配置された熱交換
器で、図示しない室外ユニットとの間で冷凍サイクルを
構成する。
【0028】3は熱交換器2と吹出口1bとの間の風路
に配置された送風機で、クロスフローファンより成る。
これらの構成は従来の空気調和機の室内ユニットと同様
な構成である。4は前面パネルと熱交換器2との間の風
路上となる前面の吸込口1aに配置された伸縮式の静電
フィルタ(空気清浄フィルタ)で、その詳細な機構を図
2に示す。
【0029】図2は図1における空気調和機の空気清浄
機能付室内ユニットの部分斜視図である。図2におい
て、5は前面の吸込口1aの直前にて室内ユニット本体
1に取着されたフィルタ枠で、左右に独立して2個配置
され、それぞれの左右側枠にはレール部が形成されてい
る。6は左右のレール部をガイドとして上下方向に摺動
可能な可動枠片で、フィルタ4は上下方向に伸縮可能な
蛇腹状に形成されて、その上端部がフィルタ枠5の上枠
に固定されるとともに下端部が可動枠片6に固定され
る。
【0030】7は前面の吸込口1a中央下部に配置され
たモータで、図示しない室内ユニット本体1のスイッチ
又はリモコンスイッチによってON/OFF可能になっ
ている。8はモータ7のモータシャフトに結合され、モ
ータ軸の回転によって共に回転するネジ形状のシャフト
で、前面の吸込口1aの中央を吸込口の格子に沿って上
下方向に配設されている。9はシャフト8にネジ結合さ
れ、モータ7の回転駆動によるシャフトの回転によって
上下方向に移動する駆動片で、シャフト8を中心に左右
方向に延設されることにより左右の可動枠片6双方が固
定される。
【0031】次に動作について説明する。冷房、暖房、
除湿等の空調運転時に、静電フィルタ4による空気清浄
を必要とする場合、モータ7を駆動して駆動片9を下方
へ移動させると、これに連動して左右のフィルタ枠の各
可動枠片6がレール部に沿って共に下方へ摺動する。こ
の結果、図1に示すように、静電フィルタ4が前面の吸
込口1aを覆うように配設される。このとき、蛇腹状の
フィルタ4が波状を維持する程度の長さであれば、従来
の平板状の静電フィルタよりも通過面積が大きく確保で
きるので、より空気清浄能力を高めることができる。
【0032】また、冷房能力や暖房能力等を大きく得た
い場合や、静電フィルタ4が目詰まりした場合等、静電
フィルタ4を用いない空調運転を行ないたい場合には、
モータ7を駆動して駆動片9を上方へ移動させると、こ
れに連動して左右のフィルタ枠の各可動枠片6がレール
部に沿って共に上方へ摺動する。この結果、図3に示す
ように、静電フィルタ4が収納されるので、風路上にお
ける静電フィルタ4の投影面積が減少する。これによっ
て静電フィルタ4による吸込み圧損の増大が解消され、
風量を確保により空調能力を向上させたり、送風音の低
減を図ることができる。
【0033】さらに、図2に示すように駆動片9はシャ
フト8にネジ結合されることから、上下方向の任意の位
置に停止させることが可能である。このため、静電フィ
ルタ4を用いた空調運転を行なう場合でも、静電フィル
タ4に若干の塵埃が溜まった時などは、静電フィルタ4
の伸縮度合を適度に調節することにより、風量を調節確
保しながら空気清浄も行なうことができる。
【0034】また、冷房運転、暖房運転、除湿運転な
ど、運転モードに応じて風量が異なることから、例えば
風量の少ない除湿運転時には静電フィルタ4で完全に吸
込口1aを覆い、風量の大きい冷・暖房運転時には静電
フィルタ4を若干収納し、静電フィルタ4の風路上の投
影面積を小さくして、それぞれの運転モードに見合った
風量を確保することができる。
【0035】また、同じ運転モードであっても、例えば
冷・暖房運転の立上時など風量の大きな運転がなされる
間は静電フィルタ4を若干或は完全に収納することによ
り静電フィルタ4の風路上の投影面積を小さくして風量
を確保し、室内温度が設定温度に近づき、風量が小さく
安定してきた頃に吸込口1aを覆うように静電フィルタ
4を伸長させることもできる。
【0036】このように、本発明では空気清浄と風量・
騒音とのバランスに応じて空気清浄フィルタの風路上の
投影面積を可変させて調節することが可能になる。尚、
本実施の形態では、駆動片9をモータ7により駆動して
いたが、例えばモータなしで、シャフト8を回転可能に
するつまみを室内ユニット本体1の外部に突出させ、こ
のつまみを手動で操作することにより静電フィルタ4を
伸縮可能にする構成としてもよい。
【0037】実施の形態2.図4は風路に占める空気清
浄フィルタのフィルタ面積比と集塵能力比との関係を示
す相関図、図5は空気清浄フィルタの目詰まり圧力損失
の大小と送風音、冷暖房能力との関係を示す相関図であ
る。図4に示すように、空気清浄フィルタはその用途か
らも明らかなように風路上を占める面積が大きくなれば
なるほど集塵能力は比例して大きくなる。
【0038】図5に示すように空気清浄フィルタの目詰
まりにより圧力損失が増大すると、送風音はあるところ
から急激に大きくなり、フィルタの目詰まりが騒音の原
因となることがわかる。また、空気清浄フィルタの目詰
まりにより圧力損失が増大すると、風量低下により冷暖
房能力は低下する。
【0039】図6はこの発明における他の空気調和機の
空気清浄機能付室内ユニットを示す側断面図である。図
6において、10はフィルタ枠5に取着された目詰まり
センサで、目詰まり検出手段に相当するある。その他図
1に記載された構成に相当する構成は同一符号を付して
その説明を省略する。図7は図6の空気調和機の空気清
浄機能付室内ユニットに内蔵された制御装置の主要部の
構成を示すブロック図である。図7において、11は空
気調和機のON/OFF、運転モード、設定温度、風
量、風向等を遠隔操作するためのリモコン、12は目詰
まりセンサ10の検出結果及びリモコン11からの操作
信号に基づいてモータ7を駆動制御する制御手段であ
る。
【0040】次に動作について説明する。リモコン11
から例えば冷房運転モードの空調運転の要求があり、そ
の操作信号が制御手段12に入力されると、制御装置は
室内温度、設定温度等に基づいて圧縮機の運転周波数や
送風機3の回転数を決定し、適宜制御する。一方、制御
手段12は送風機3が発生する風量を等価に示す送風機
の回転数と図4及び図5の理論に基づいて、冷房能力を
十分確保したい立上時には風量が大きいことから、モー
タ7を駆動して駆動片9、可動枠片6を上方へ移動さ
せ、静電フィルタ4を短縮させる。
【0041】この結果、静電フィルタ4が風路上に占め
る投影面積は小さくなり、図4に示すように集塵能力は
低下するものの、図5に示すようにフィルタの圧力損失
は低下するので、高い冷房能力が確保できる。
【0042】そして、室内温度が設定温度に近づき、徐
々に圧縮機の回転周波数、送風機3の回転数が低下して
くると、制御手段12は回転数の低下に応じてモータ7
を適宜駆動して駆動片9、可動枠片6を下方へ移動さ
せ、静電フィルタ4を伸長させる。この結果、静電フィ
ルタ4が風路上に占める投影面積は大きくなり、図4に
示すように集塵能力は向上する。また図5に示すように
フィルタの圧力損失は増大するが風量が小さいためそれ
ほど影響はなく、十分な冷房能力も確保できる。
【0043】同様の制御は暖房運転、除湿運転等の運転
モードにおいても行われる。このように風量の変化に対
し、制御手段12は適宜見合ったフィルタ面積となるよ
う制御する。また、例えば除湿運転モードでは通常室内
の湿度が高く、塵埃が水分を含んで静電フィルタに付着
すると抵抗となり易い一方、室内を浮遊する塵埃の量は
少なくなる傾向にあることから、同一の風量であっても
他の冷・暖房運転モードの場合に比べて静電フィルタ4
の投影面積が小さくなるように制御手段12が制御す
る。
【0044】このように本実施の形態では、制御手段1
2が運転モードや風量に応じてフィルタの伸縮度合を適
宜調節する。従って、昨今の複雑且つ細かな空調制御に
対して、使用者がいちいちフィルタの面積を調節しなく
ても、快適な空調環境を素早く得ることが可能になる。
【0045】実施の形態3.図8は空気清浄フィルタの
目詰まり量とフィルタ面積との関係を示す相関図であ
る。図8よりフィルタ目詰まり量が小さいうちは、図5
に示すように送風音は小さく、空調能力は高いので、フ
ィルタの投影面積を大きくしても問題はなく、フィルタ
が目詰まりするにつれて送風音の低減、空調能力の確保
を図るためにフィルタの投影面積を小さくしていくこと
が望ましい。そこで、本実施の形態では、実施の形態2
の制御に、更に上記図8に示す塵埃の堆積による目詰ま
りを考慮するようになっている。
【0046】即ち、図6、図7に示す目詰まりセンサ1
0によって静電フィルタ4に堆積する塵埃を検出する。
制御手段12は、目詰まりセンサ10の検出結果に基づ
き、実施の形態2における制御にさらに図8に基づく静
電フィルタの伸縮度合の補正を加える。具体的には、同
一の運転モード、風量に基づいて決定される静電フィル
タ4の伸縮度合に対し、さらに目詰まりセンサ10によ
って検出された埃の堆積量が少ないと判断された場合に
は静電フィルタ4の伸縮度合に補正は加えず、堆積量が
多いと判断された場合には静電フィルタ4を更に若干短
縮させて、風量をより確保するように制御手段12が制
御を行なう。
【0047】目詰まりセンサ10によって行われる制御
は、塵埃の堆積量が少ない場合に静電フィルタ4が伸長
するよう補正を行なってもよい。また、補正の度合は段
階的でも無段階でもよく、埃の堆積量を基準値と比較し
て補正を行なうか行なわないかを決定してもよい。ま
た、目詰まりセンサ10は周知の様々なものを用いるこ
とができるが、差圧センサ等を用い、フィルタ前後の圧
力差を測定するものであってもよい。
【0048】実施の形態4.上記実施の形態3では、静
電フィルタ4への埃の堆積量を直接的或は間接的に検出
するものであった。これとは別に室内の空気中を浮遊す
る埃量を検出する埃検出手段を備え、この埃検出手段の
検出結果に基づいて空気清浄フィルタの伸縮度合を制御
することも可能である。図7において、13は埃検出手
段である埃センサで、室内ユニット本体1の適宜の箇所
に装着され、室内空間の浮遊埃量を検出する。
【0049】制御手段12は、埃センサ13の検出結果
に基づき、実施の形態2における制御にさらに空気中の
埃量に応じた静電フィルタの伸縮度合の補正を加える。
具体的には、同一の運転モード、風量に基づいて決定さ
れる静電フィルタ4の伸縮度合に対し、さらに埃センサ
13によって検出された空気中の埃の浮遊量が少ないと
判断された場合には静電フィルタ4の伸縮度合に補正は
加えず、堆積量が多いと判断された場合には静電フィル
タ4を更に若干伸長させて、集塵能力をより確保するよ
うに制御手段12が制御を行なう。
【0050】埃センサ13によって行われる制御は、塵
埃の浮遊量が少ない場合に静電フィルタ4が短縮するよ
う補正を行なってもよい。また、補正の度合は段階的で
も無段階でもよく、埃の浮遊量を基準値と比較して補正
を行なうか行なわないかを決定してもよい。このような
制御により、室内の実際の埃量に応じて空気清浄能力を
可変できるから、埃量が少ないときには風量を確保して
高い空調性能を得ることが可能になると共に静かな空調
運転が可能になる。
【0051】尚、上記各実施の形態では蛇腹状に形成さ
れた静電フィルタの例を示したが、例えばロール状のフ
ィルタとしてもよい。この場合、前面の吸込口1aの上
方に巻き上げ式の静電フィルタがロール状に配置固定さ
れ、フィルタの先端を可動枠片に固定することで、あと
は図1と同様な機構で実現することができる。蛇腹状の
静電フィルタの場合、フィルタの表面積を大きく確保す
ることができ、フィルタ短縮時でもある程度の集塵能力
が確保できる。ロール状の静電フィルタの場合、引き出
されたフィルタは平板状のため、前面パネルと熱交換器
との間の距離を小さくすることができ、室内ユニットの
奥行方向を小さくすることができる。
【0052】また、上記各実施の形態では、蛇腹状の静
電フィルタは伸縮によって一様に折れ曲がったり広がっ
たりするものを前提にしていたが、各襞を折れ曲がり方
向に付勢しやすく加工したり、或はそのような材質のも
のを用いることにより、駆動片9の上下同に対し、フィ
ルタ伸長時は可動片枠6側の襞から順次引っ張り力によ
って広がり初め、短縮時はフィルタ枠5上側の固定側か
ら順次付勢力或は復元力によって折り畳まれる構成とす
ることもできる。
【0053】この場合、静電フィルタ4の伸縮によっ
て、フィルタの表面積そのものを変更することができ、
圧損の低減に有効である。また、折り畳まれたフィルタ
の収納部を吸気口外に設ければ、前面パネルと熱交換器
2との間の距離をロール状の場合と同様に小さくするこ
とができ、室内ユニットの奥行方向を小さくすることが
できる。
【0054】また、上記各実施の形態では、シャフト8
を前面の吸込口1aの中央に設け、駆動片9を介して左
右の可動枠片6を同時に移動させるものであったが、シ
ャフトを各フィルタ枠5の左右側枠(レール部)にそれ
ぞれ設け、各シャフトとモータシャフトとをベルトとプ
ーリとで接続して駆動する構造でもよい。この場合、シ
ャフトがレール部近傍にそれぞれ設けられることにより
駆動片、可動片枠の移動時にガタつくことを防止でき、
よりスムーズなフィルタの伸縮が実現できる。その場
合、中央のシャフトは1本とし、右側フィルタの左側、
左側フィルタの右側のシャフトを兼用しても、この部分
は近接しているので支障はない。
【0055】実施の形態5.図9は、上記各実施の形態
の駆動片9内部へシャフトの両端にギア20aを有する
シャフトギア20を設けたもので、左右の駆動片9駆動
時にこのシャフトギア20が内部で各々転がり、シャフ
トギア20のギア20aが意匠パネル21に設けた各々
ラック21aを転がる構成とする。この場合シャフトギ
ア20のギア20aは駆動片9の端部近傍に配置する。
【0056】次に動作について説明する。駆動片9が上
下にスライドする際、駆動片9内部に設けられているシ
ャフトギア20が駆動片9に押され回転する。この回転
がシャフトギア20両端に有すギア20aの回転とな
り、左右両端ギア20aは同形状のため、左右2ヶ所同
形状の21aラックの上を転がる際の速度、回転距離と
もに同じとなる。結果的に駆動片9全体を傾きなくスム
ーズに駆動させる効果をえることが可能となるものであ
る。
【0057】実施の形態6.図10は、上記各実施の形
態の可動枠片6と駆動片9で、互いの部品が着脱可能な
ツメ6a形状などを構成することにより、フィルタ枠5
と可動片6に取り付けたフィルタ4が、可動枠片6と駆
動片9のツメ6a部を外すことにより容易に着脱可能が
できる様にしたものである。
【0058】次に動作について説明する。ツメ6aは駆
動片9に設けた凹部へ掛かる形状を有しており、駆動片
9の上方向への駆動により引っかかり、固定され駆動片
9の動きに連動するものである。可動片6含めフィルタ
4などをサービスで外し、再度取り付けた際にツメ6a
が駆動片9にかからなくても駆動片9を上方向へ駆動さ
せる事によりツメ6aは駆動片9に引っかかり固定され
可動片6と一体のフィルタ4を伸縮させるもので、確実
な可動片6含めフィルタ4の伸縮動作を得られるもので
ある。
【0059】実施の形態7.図11は、上記各実施の形
態のネジ状シャフト8にネジ26で具備し駆動する駆動
片9をネジ状シャフト8を挟み込む形状としたものであ
る。ネジ状シャフト8の回転はネジ状シャフト8の螺旋
状の突起により、駆動片9の突起とかみ合い駆動片9を
駆動させる。その際、駆動片9は上下方向にネジ状シャ
フト8を挟みこんでいるため、ネジ状シャフト9の回転
時の駆動片9との摩擦などによるネジ状シャフト8の変
形などを防ぐ効果が得られ、確実な回転力の伝達を可能
としたものである。
【0060】実施の形態8.図12は、上記各実施の形
態のフィルタ枠5で、別用途のフィルタ22用のフィル
タ枠24を形成させる構成としたもので、フィルタ枠5
以外に追加する形でフィルタ枠24を設けると、その分
部品点数は増え複雑な構成となりコストアップにもつな
がるもので、それらを無くすために2種類のフィルタを
1ヶの枠で形成させ、部品を削減しコストダウン可能に
したものである。
【0061】実施の形態9.図10で、上記各実施の形
態の駆動片9両端に設けたフック形状の引っかけ部9a
を有し、駆動時にフィルタ枠5両端のレール形状の引っ
かけ部5aに掛かる構成としたものである。つまり駆動
片9駆動によりフィルタ4を伸縮させている場合は、フ
ィルタ枠5などが外れないようにしたものである。フィ
ルタ枠5及びフィルタ枠5に固定のフィルタ4などが外
れることにより駆動時の駆動片9に作業者が直接触れ、
怪我をするなどの安全上のトラブルを防止する効果が得
られるものである。
【0062】実施の形態10.図13は、上記各実施の
形態のネジ状シャフト8を、覆うようにシャフトカバー
23を設けたもので、意匠パネル21へ固定され、室内
ユニット運転時の空気内の埃の吸い込みによるネジ状シ
ャフト8への埃の付着を防止するものである。
【0063】また、シャフトカバー23両側面へ切り欠
きを設けることにより、駆動片9が切り欠き範囲内で駆
動可能とすることができる。その際、吸い込みによるシ
ャフトカバー23への埃の付着はシャフトカバー23前
面で防止できるものである。
【0064】実施の形態11.図14は、上記各実施の
形態のネジ状シャフト8で、意匠パネル21の裏側へ配
置させたものである。ユニット運転時に吸い込まれる空
気に混じった埃が直接ネジ状シャフト8へ当たらない様
にしたもので、埃の付着を防止するものである。
【0065】また、ネジ状シャフト8を覆うように意匠
パネル21へ逆U字形で形成した場合、逆U字形の側面
へ切り欠きを設け、その切り欠き内を駆動片9が駆動す
ることが可能で、この際の吸い込みによる埃の付着は逆
U字形の前面により防止できるものである。
【0066】実施の形態12.図15は、上記各実施の
形態の駆動片9で、駆動時下限の場合に意匠パネル21
と隙間25を設ける構成としたものである。駆動片9は
ネジ状シャフト8の回転が駆動片9の突起に伝わり上下
に駆動するが、下方向に駆動した場合、駆動片9裏側に
突形状などを設け、その突形状が意匠パネル21に当た
り前面側で駆動片9と意匠パネル21には一定の隙間2
5を設けられる様にしたものである。そのため、作業者
の指などが挟まらないようにすることができ、作業性を
高めることを可能にしたものである。
【0067】
【発明の効果】以上のとおり、この発明は、室内ユニッ
トの風路上に設けられ、風路上の投影面積が可変で通過
風量を調節可能な伸縮式の空気清浄フィルタを備えたの
で、空気調和機の運転時の状況に応じて空気清浄フィル
タの状態を調節することで、快適な空調環境が実現でき
る効果が得られる。
【0068】また、前記空気清浄フィルタを、蛇腹状フ
ィルタとしたので、フィルタの表面積を大きく確保する
ことができ、フィルタ短縮時でも集塵能力を高く維持で
きる効果が得られる。
【0069】また、前記蛇腹状フィルタは伸長時に一方
の側から順次伸長し、短縮時に他方の側から順次折り畳
まれるので、フィルタの伸縮によりフィルタの表面積そ
のものを変更して圧力損失を低減できる効果が得られ
る。
【0070】また、前記空気清浄フィルタを、引き出し
及び巻取りによって伸縮されるロール状フィルタとした
ので、引き出されたフィルタは平板状のため、前面パネ
ルと熱交換器との間の距離を小さくすることができ、室
内ユニットの奥行方向を小さくすることができる効果が
得られる。
【0071】また、運転モードに応じて前記空気清浄フ
ィルタの伸縮度を制御するフィルタ制御手段を備えたの
で、集塵能力の確保と空調能力の確保とのバランスを各
運転モードの特性に応じて調節できる効果が得られる。
【0072】また、空調負荷に応じて前記空気清浄フィ
ルタの伸縮度を制御するフィルタ制御手段を備えたの
で、集塵能力の確保と空調能力の確保とのバランスを風
量に応じて調節できる効果が得られる。
【0073】また、前記空気清浄フィルタの目詰まりを
検出する目詰まりセンサと、この目詰まりセンサからの
検出結果に基づいて前記空気清浄フィルタの伸縮度を制
御するフィルタ制御手段とを備えたので、空気清浄フィ
ルタへの塵埃の堆積によって変化する圧力損失に応じて
風量を調節できる効果が得られる。
【0074】また、空気中の埃量を検出する埃検出手段
と、この埃検出手段からの検出結果に基づいて前記空気
清浄フィルタの伸縮度を制御するフィルタ制御手段とを
備えたので、室内の環境に応じて空気清浄能力を調節で
きる効果が得られる。
【0075】また、吸気風路に設けられ側部にレール部
が形成されたフィルタ枠と、前記レール部を摺動する可
動枠片と、一端が前記可動枠片に固定され、他端が前記
フィルタ枠に固定された伸縮可能なフィルタと、モータ
によって駆動されるネジ状のシャフトと、前記可動枠片
が固定されると共に前記シャフトにネジ結合され、前記
モータの回転駆動によって前記レール部方向に移動する
駆動片とを備えたので、空気調和機の運転時の状況に応
じて空気清浄フィルタの状態を調節することができ、快
適な空調環境が実現できる効果が得られる。
【0076】また、前記シャフトを前記各レール部近傍
にそれぞれ配置したので、可動片枠が移動時にガタつく
ことを防止でき、スムーズなフィルタの伸縮が行なえる
効果が得られる。
【0077】また、シャフトの両端にギアを有すシャフ
トギアを前記駆動片内部左右へ各々設け、このシャフト
ギアのギア部分が噛み合う各々のラックを意匠パネルに
設けたことにより、傾きなく駆動片を駆動でき、そのた
め可動片も傾きなくスムーズに駆動できる効果が得られ
る。
【0078】また、前記可動枠片と前記駆動片とに引っ
かかり形状を有し着脱可能にしたことにより、フィルタ
枠と駆動片に固定されたフィルタがセットで容易に着脱
できる効果が得られる。
【0079】また、前記ネジ状シャフトのシャフト部分
を前記駆動片にて両側から挟み込む形状としたことによ
り、駆動片からのシャフトの外れなどを防止でき、確実
な駆動の伝達を得られる効果がある。
【0080】また、前記フィルタ枠に脱臭用のフィルタ
枠も設けたことにより別用途専用のフィルタ枠を設ける
必要がなくなり、部品削減によるコストダウンの効果が
得られる。
【0081】また、前記駆動片の駆動により、前記駆動
片の両端に設けたフック形状の引っかけ部と前記フィル
タ枠に設けたレール形状の引っかけ部が互いに引っかか
る様にしたことにより、駆動片駆動時のフィルタ枠の落
下が防げる効果がある。
【0082】また、前記ネジ状シャフトを覆う様にシャ
フトカバーを設けたことにより、ユニットの吸込風によ
るネジ状シャフトへの埃などの付着を防止できる効果が
えられる。
【0083】また、前記意匠パネル裏側に前記ネジ状シ
ャフトを設けることにより、ユニットの吸込風によるネ
ジ状シャフトへの埃などの付着をを防止できる効果が得
られる。
【0084】また、前記駆動片の駆動時下限と前記意匠
パネルの間に隙間を設けることにより、その隙間より小
さなものが挟まることを防止できる効果が得られる。例
えば、作業者の手などが挟まらないような作業性向上の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における空気調和機
の空気清浄機能付室内ユニットを示す側断面図である。
【図2】 図1に示す空気調和機の空気清浄機能付室内
ユニットの部分斜視図である。
【図3】 空気清浄フィルタ短縮時の状態を示す側断面
図である。
【図4】 風路に占める空気清浄フィルタのフィルタ面
積比と集塵能力比との関係を示す相関図である。
【図5】 空気清浄フィルタの目詰まり圧力損失の大小
と送風音、冷暖房能力との関係を示す相関図である。
【図6】 この発明の実施の形態2及び3における空気
調和機の空気清浄機能付室内ユニットを示す側断面図で
ある。
【図7】 図6の空気調和機の空気清浄機能付室内ユニ
ットに内蔵された制御装置の主要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】 空気清浄フィルタの目詰まり量とフィルタ面
積との関係を示す相関図である。
【図9】 この発明の実施の形態5における空気清浄フ
ィルタ構成部品のシャフトギアと駆動片と意匠パネルを
示す斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態6における空気清浄
フィルタ構成部品の駆動片と可動片とフィルタ枠とフィ
ルタを示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態7における空気清浄
フィルタ構成部品の駆動片とネジ状シャフトの部分拡大
斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態8における空気清浄
フィルタ構成部品のフィルタ枠を示す斜視図である。
【図13】 この発明の実施の形態10における空気清
浄フィルタ構成部品のネジ状シャフトとシャフトカバー
と意匠パネルの一部を示す斜視図である。
【図14】 この発明の実施の形態11における空気清
浄フィルタ構成部品のネジ状シャフトと意匠パネルを示
す部分斜視図である。
【図15】 この発明の実施の形態12における空気清
浄フィルタ構成部品の駆動片と意匠パネルを示す部分断
面図である。
【図16】 従来の空気清浄用フィルタユニットを示す
側断面図である。
【図17】 (A)はフィルタ閉時の状態を、(B)は
開時の状態を示すフィルタの平断面図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット本体、1a 吸込口、2 熱交換器、
3 送風機、4 静電フィルタ、5 フィルタ枠、5a
フィルタ枠引っかけ部、6 可動枠片、6a可動片の
ツメ、7 モータ、8 シャフト、9 駆動片、9a
駆動片引っかけ部、10 目詰まりセンサ、11 リモ
コン、12 制御手段、13 埃センサ、20 シャフ
トギア、20a シャフトギアのギア、21 意匠パネ
ル、21a 意匠パネルのラック、22 別用途のフィ
ルタ、23 シャフトカバー、24 別用途のフィルタ
枠、25 駆動片と意匠パネルの隙間、26 ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 喜則 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 地口 聡 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 秋田 裕之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小泉 英明 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 原田 英生 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大石 一広 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大石 雅之 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 飯塚 哲矢 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田澤 哲也 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山下 浩司 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田澤 広展 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットの風路上に設けられ、風路
    上の投影面積が可変で通過風量を調節可能な伸縮式の空
    気清浄フィルタを備えたことを特徴とする空気調和機の
    空気清浄機能付室内ユニット。
  2. 【請求項2】 前記空気清浄フィルタは、蛇腹状フィル
    タであることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の
    空気清浄機能付室内ユニット。
  3. 【請求項3】 前記蛇腹状フィルタは伸長時に一方の側
    から順次伸長し、短縮時に他方の側から順次折り畳まれ
    ることを特徴とする請求項2記載の空気調和機の空気清
    浄機能付室内ユニット。
  4. 【請求項4】 前記空気清浄フィルタは、引き出し及び
    巻取りによって伸縮されるロール状フィルタであること
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機の空気清浄機能
    付室内ユニット。
  5. 【請求項5】 運転モードに応じて前記空気清浄フィル
    タの伸縮度を制御するフィルタ制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の空気調和機の空気清浄機能付
    室内ユニット。
  6. 【請求項6】 空調負荷に応じて前記空気清浄フィルタ
    の伸縮度を制御するフィルタ制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1又は5記載の空気調和機の空気清浄機
    能付室内ユニット。
  7. 【請求項7】 前記空気清浄フィルタの目詰まりを検出
    する目詰まり検出手段と、この目詰まり検出手段からの
    検出結果に基づいて前記空気清浄フィルタの伸縮度を制
    御するフィルタ制御手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1又は5又は6記載の空気調和機の空気清浄機能付
    室内ユニット。
  8. 【請求項8】 空気中の埃量を検出する埃検出手段と、
    この埃検出手段からの検出結果に基づいて前記空気清浄
    フィルタの伸縮度を制御するフィルタ制御手段とを備え
    たことを特徴とする請求項請求項1又は5又は6記載の
    空気調和機の空気清浄機能付室内ユニット。
  9. 【請求項9】 吸気風路に設けられ側部にレール部が形
    成されたフィルタ枠と、前記レール部を摺動する可動枠
    片と、一端が前記可動枠片に固定され、他端が前記フィ
    ルタ枠に固定された伸縮可能なフィルタと、モータによ
    って駆動されるネジ状のシャフトと、前記可動枠片が固
    定されると共に前記シャフトにネジ結合され、前記モー
    タの回転駆動によって前記レール部方向に移動する駆動
    片とを備えたことを特徴とする空気調和機の空気清浄機
    能付室内ユニット。
  10. 【請求項10】 前記シャフトは前記各レール部近傍に
    それぞれ配置されたことを特徴とする請求項9記載の空
    気調和機の空気清浄機能付室内ユニット。
  11. 【請求項11】 前記シャフトの両端にギアを有すシャ
    フトギアを前記駆動片内部左右へ各々設け、このシャフ
    トギアのギア部分が噛み合う各々のラックを意匠パネル
    に設けたことを特徴とする請求項9記載の空気調和機の
    空気清浄機能付室内ユニット。
  12. 【請求項12】 前記可動枠片と前記駆動片とに引っか
    かり形状を有し着脱可能にしたことを特徴とする請求項
    9記載の空気調和機の空気清浄機能付室内ユニット。
  13. 【請求項13】 前記ネジ状シャフトのシャフト部分を
    前記駆動片にて両側から挟み込む形状としたことを特徴
    とする請求項9記載の空気調和機の空気清浄機能付室内
    ユニット。
  14. 【請求項14】 前記フィルタ枠に別用途のフィルタ枠
    も設けたことを特徴とする請求項9記載の空気調和機の
    空気清浄機能付室内ユニット。
  15. 【請求項15】 前記駆動片の駆動により、前記駆動片
    の両端に設けたフック形状の引っかけ部と前記フィルタ
    枠に設けたレール形状の引っかけ部が、互いに引っかか
    る構造となっていることを特徴とする請求項9記載の空
    気調和機の空気清浄機能付室内ユニット。
  16. 【請求項16】 前記ネジ状シャフトを覆う様にシャフ
    トカバーを設けたことを特徴とする請求項9記載の空気
    調和機の空気清浄機能付室内ユニット。
  17. 【請求項17】 前記意匠パネル裏側に前記ネジ状シャ
    フトを設けたことを特徴とする請求項9記載の空気調和
    機の空気清浄機能付室内ユニット。
  18. 【請求項18】 前記駆動片の駆動時下限と前記意匠パ
    ネルとの間に隙間を設けたことを特徴とする請求項9記
    載の空気調和機の空気清浄機能付室内ユニット。
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