JPH05231669A - 空気調和機におけるバイパス式エアフィルター - Google Patents
空気調和機におけるバイパス式エアフィルターInfo
- Publication number
- JPH05231669A JPH05231669A JP4085138A JP8513892A JPH05231669A JP H05231669 A JPH05231669 A JP H05231669A JP 4085138 A JP4085138 A JP 4085138A JP 8513892 A JP8513892 A JP 8513892A JP H05231669 A JPH05231669 A JP H05231669A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air filter
- filter
- filters
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアフィルターを使用する必要のない中間期
その他空気静浄期にはエアフィルターを折畳んで外気を
直接空気調和機内に吸引させるようにしたバイパス式エ
アフィルターを提供することを目的とするものである。 【構成】 空気調和機の外気取入用ケーシング内に、折
畳み自在に適宜連結した複数のエアフィルターを設け、
同エアフィルターの折畳み時には外気取入口から空気調
和機に至る通路に外気がエアフィルターを通過しないバ
イパス通路が形成されるように構成したことを特徴とす
るものである。 【効果】 エアフィルターを使用する必要のない時期の
ファンの消費電力の節減及びエアフィルターの寿命を延
ばす効果がある。
その他空気静浄期にはエアフィルターを折畳んで外気を
直接空気調和機内に吸引させるようにしたバイパス式エ
アフィルターを提供することを目的とするものである。 【構成】 空気調和機の外気取入用ケーシング内に、折
畳み自在に適宜連結した複数のエアフィルターを設け、
同エアフィルターの折畳み時には外気取入口から空気調
和機に至る通路に外気がエアフィルターを通過しないバ
イパス通路が形成されるように構成したことを特徴とす
るものである。 【効果】 エアフィルターを使用する必要のない時期の
ファンの消費電力の節減及びエアフィルターの寿命を延
ばす効果がある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気静浄期には使用し
ないでおくことができるバイパス式エアフィルターに関
するものである。
ないでおくことができるバイパス式エアフィルターに関
するものである。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】従来のこの種エアフィルタ
ーａ…ａは、図８に示されるように、空気調和機の外気
取入用ケーシングｂ内に、濾過面積が大きくなるように
ジグザグ状に配列固定されており、夏、冬、中間期を問
わず空気調和機の運転中は外気がエアフィルターを通過
するようになっている。エアフィルターは前位置にある
プレフィルターｃで捕捉できない粒子状のほこり等を捕
捉して静浄空気を被空調室に送る役割をするものである
から、目の詰まった繊維状のものが使用されており、そ
のため空気抵抗がきわめて大きく、空気調和機内に外気
を吸引する際の圧力損失の原因となっている。冷、暖房
時その他外気が汚れている時期に運転する場合にはエア
フィルターを使用しなければならないので、上記の圧力
損失は仕方がないが、冷、暖房を必要としない中間期そ
の他空気静浄期等にエアフィルターを使用することは無
駄であり、エアフィルターの寿命を短くするだけでな
く、上記圧力損失に伴う外気吸引用ファンの消費電力の
損失は大きいものであった。
ーａ…ａは、図８に示されるように、空気調和機の外気
取入用ケーシングｂ内に、濾過面積が大きくなるように
ジグザグ状に配列固定されており、夏、冬、中間期を問
わず空気調和機の運転中は外気がエアフィルターを通過
するようになっている。エアフィルターは前位置にある
プレフィルターｃで捕捉できない粒子状のほこり等を捕
捉して静浄空気を被空調室に送る役割をするものである
から、目の詰まった繊維状のものが使用されており、そ
のため空気抵抗がきわめて大きく、空気調和機内に外気
を吸引する際の圧力損失の原因となっている。冷、暖房
時その他外気が汚れている時期に運転する場合にはエア
フィルターを使用しなければならないので、上記の圧力
損失は仕方がないが、冷、暖房を必要としない中間期そ
の他空気静浄期等にエアフィルターを使用することは無
駄であり、エアフィルターの寿命を短くするだけでな
く、上記圧力損失に伴う外気吸引用ファンの消費電力の
損失は大きいものであった。
【０００３】
【発明の目的】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
するために、エアフィルターを使用する必要のない中間
期その他空気静浄期にはエアフィルターを折畳んで外気
を直接空気調和機内に吸引させるようにしたバイパス式
エアフィルターを提供することを目的とするものであ
る。
するために、エアフィルターを使用する必要のない中間
期その他空気静浄期にはエアフィルターを折畳んで外気
を直接空気調和機内に吸引させるようにしたバイパス式
エアフィルターを提供することを目的とするものであ
る。
【０００４】
【発明の開示】本発明に係る空気調和機におけるバイパ
ス式エアフィルターは、空気調和機の外気取入用ケーシ
ング内に、折畳み自在に適宜連結した複数のエアフィル
ターを設け、同エアフィルターの折畳み時には外気取入
口から空気調和機に至る通路に外気がエアフィルターを
通過しないバイパス通路が形成されるように構成したこ
とを特徴とするものである。
ス式エアフィルターは、空気調和機の外気取入用ケーシ
ング内に、折畳み自在に適宜連結した複数のエアフィル
ターを設け、同エアフィルターの折畳み時には外気取入
口から空気調和機に至る通路に外気がエアフィルターを
通過しないバイパス通路が形成されるように構成したこ
とを特徴とするものである。
【０００５】
【発明の作用】エアフィルターを折畳んだとき、ケーシ
ング内の通路にエアフィルターとは無関係なバイパス通
路が形成され、このバイパス通路を通って外気が空気調
和機内に直接吸引される。
ング内の通路にエアフィルターとは無関係なバイパス通
路が形成され、このバイパス通路を通って外気が空気調
和機内に直接吸引される。
【０００６】
【実施例】図１、図２、図３は、本発明エアフィルター
の第一実施例の縦断側面図であって、外気取入用ケーシ
ング１内の外気取入口１１と反対の部分に、端部を蝶番
２１…２１によって連結された四枚のエアフィルター２
…２が装着されている。このエアフィルター２…２の左
側の各端部には、ケーシング１の端板１２に固着された
上下方向の一対のガイドレール３、３に嵌合して転動す
るローラ２２、２２が取付けられている。４は、エアフ
ィルター１…１を作動させるための螺軸で、上端に設け
られたハンドル４１を回転させることにより、最上段の
エアフィルター２の端部に取付金具を介して取付けら
れ、かつ、該螺軸４に螺合するナット５を上下動させ、
同ナット５と一体のエアフィルター２を上下動させるよ
うに構成してあり、この構成によりエアフィルター２…
２を図１のように拡開したり、図２のように折畳むよう
にしてある。図４、図５は、本発明エアフィルターの第
二実施例の縦断側面図であって、四枚のエアフィルター
２…２は、それぞれ中央部が連結板６…６によって枢支
連結され、最上段及び上から三枚目のエアフィルター
２、２はケーシング１の端板１２に、上から二枚目及び
最下端のエアフィルター２、２はケーシング中央側に設
けられた枠板１３にそれぞれ蝶番２１…２１によって蝶
着されており、最上段のエアフィルター２の右側の自由
端をレバー７によって引き上げることによってそれぞれ
のエアフィルター２…２が互いに平行つまり折畳んだ状
態となるように構成してある。以上、第一、第二実施例
で説明したようにハンドルまたはレバーを操作すること
により、エアフィルターは折畳まれてエアフィルターと
は無関係なバイパス通路が形成される。
の第一実施例の縦断側面図であって、外気取入用ケーシ
ング１内の外気取入口１１と反対の部分に、端部を蝶番
２１…２１によって連結された四枚のエアフィルター２
…２が装着されている。このエアフィルター２…２の左
側の各端部には、ケーシング１の端板１２に固着された
上下方向の一対のガイドレール３、３に嵌合して転動す
るローラ２２、２２が取付けられている。４は、エアフ
ィルター１…１を作動させるための螺軸で、上端に設け
られたハンドル４１を回転させることにより、最上段の
エアフィルター２の端部に取付金具を介して取付けら
れ、かつ、該螺軸４に螺合するナット５を上下動させ、
同ナット５と一体のエアフィルター２を上下動させるよ
うに構成してあり、この構成によりエアフィルター２…
２を図１のように拡開したり、図２のように折畳むよう
にしてある。図４、図５は、本発明エアフィルターの第
二実施例の縦断側面図であって、四枚のエアフィルター
２…２は、それぞれ中央部が連結板６…６によって枢支
連結され、最上段及び上から三枚目のエアフィルター
２、２はケーシング１の端板１２に、上から二枚目及び
最下端のエアフィルター２、２はケーシング中央側に設
けられた枠板１３にそれぞれ蝶番２１…２１によって蝶
着されており、最上段のエアフィルター２の右側の自由
端をレバー７によって引き上げることによってそれぞれ
のエアフィルター２…２が互いに平行つまり折畳んだ状
態となるように構成してある。以上、第一、第二実施例
で説明したようにハンドルまたはレバーを操作すること
により、エアフィルターは折畳まれてエアフィルターと
は無関係なバイパス通路が形成される。
【０００７】
【発明の効果】本発明に係るバイパス式エアフィルター
によれば、冷、暖房を必要としない中間期その他早朝、
深夜等の空気静浄期にエアフィルターを折畳んで外気が
エアフィルターを通過しないようにしたものであるか
ら、エアフィルターを使用する必要のない時期のファン
の消費電力の節減及びエアフィルターの寿命を延ばす効
果がある。尚、図６、図７のように空気調和機内の熱交
換器８の周辺盲板に相当する部分を複数のダンパ９…９
の集合体で構成し、中間期等の送風のみを必要とすると
きにこれらダンパを開放してバイパス通路を形成するよ
うにしておけば、更に、空気調和機内の圧力損失を小さ
くすることができるものである。
によれば、冷、暖房を必要としない中間期その他早朝、
深夜等の空気静浄期にエアフィルターを折畳んで外気が
エアフィルターを通過しないようにしたものであるか
ら、エアフィルターを使用する必要のない時期のファン
の消費電力の節減及びエアフィルターの寿命を延ばす効
果がある。尚、図６、図７のように空気調和機内の熱交
換器８の周辺盲板に相当する部分を複数のダンパ９…９
の集合体で構成し、中間期等の送風のみを必要とすると
きにこれらダンパを開放してバイパス通路を形成するよ
うにしておけば、更に、空気調和機内の圧力損失を小さ
くすることができるものである。
図１は、本発明エアフィルターの第一実施例のエアフィ
ルター拡開時の縦断側面図である。図２は、同エアフィ
ルター折畳み時の縦断側面図である。図３は、図１の横
断平面図である。図４は、本発明エアフィルターの第二
実施例のエアフィルター拡開時の縦断側面図である。図
５は、同エアフィルターの折畳み時の縦断側面図であ
る。図６は、熱交換器の盲板部をダンパとした状態の背
面図である。図７は、同縦断側面図である。図８は、従
来のエアフィルターの縦断側面図である。
ルター拡開時の縦断側面図である。図２は、同エアフィ
ルター折畳み時の縦断側面図である。図３は、図１の横
断平面図である。図４は、本発明エアフィルターの第二
実施例のエアフィルター拡開時の縦断側面図である。図
５は、同エアフィルターの折畳み時の縦断側面図であ
る。図６は、熱交換器の盲板部をダンパとした状態の背
面図である。図７は、同縦断側面図である。図８は、従
来のエアフィルターの縦断側面図である。
１ ケーシング ２ エアフィルター ３ ガイドレール ４ 螺軸 ５ ナット ６ レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 武近 大阪市北区南森町１丁目４番５号新晃工業 株式会社内 (72)発明者 宮内 広司 大阪市北区南森町１丁目４番５号新晃工業 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 空気調和機の外気取入用ケーシング内
に、折畳み自在に適宜連結した複数のエアフィルターを
設け、同エアフィルターの折畳み時には外気取入口から
空気調和機に至る通路に外気がエアフィルターを通過し
ないバイパス通路が形成されるように構成したことを特
徴とする空気調和機におけるバイパス式エアフィルタ
ー。 - 【請求項２】 請求項１の複数のエアフィルターを、各
エアフィルターの端部を蝶番にて連結することによって
折畳み自在としたことを特徴とする請求項１の空気調和
機におけるバイパス式エアフィルター。 - 【請求項３】 請求項１の複数のエアフィルターを、各
エアフィルターの中央部を連結板にて連結することによ
って折畳み自在としたことを特徴とする請求項１の空気
調和機におけるバイパス式エアフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085138A JPH05231669A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 空気調和機におけるバイパス式エアフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085138A JPH05231669A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 空気調和機におけるバイパス式エアフィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231669A true JPH05231669A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=13850300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4085138A Pending JPH05231669A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 空気調和機におけるバイパス式エアフィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05231669A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11276835A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の空気清浄機能付室内ユニット |
| JP2016095038A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 空気調和機 |
| GB2584950A (en) * | 2019-04-08 | 2020-12-23 | Carrier Corp | Fan coil and air cleaning system |
| WO2022269937A1 (ja) * | 2021-06-23 | 2022-12-29 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機または空気清浄機または除湿空清機 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02242029A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-09-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
| JPH0377141U (ja) * | 1989-11-27 | 1991-08-02 | ||
| JPH04260409A (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-16 | Sharp Corp | 空気清浄用フィルタユニット |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP4085138A patent/JPH05231669A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02242029A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-09-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
| JPH0377141U (ja) * | 1989-11-27 | 1991-08-02 | ||
| JPH04260409A (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-16 | Sharp Corp | 空気清浄用フィルタユニット |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11276835A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の空気清浄機能付室内ユニット |
| JP2016095038A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 空気調和機 |
| GB2584950A (en) * | 2019-04-08 | 2020-12-23 | Carrier Corp | Fan coil and air cleaning system |
| GB2584950B (en) * | 2019-04-08 | 2021-08-25 | Carrier Corp | Fan coil and air cleaning system |
| WO2022269937A1 (ja) * | 2021-06-23 | 2022-12-29 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機または空気清浄機または除湿空清機 |
| TWI828083B (zh) * | 2021-06-23 | 2024-01-01 | 日商三菱電機股份有限公司 | 空氣清淨機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000801 |