JPWO2018230128A1 - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
本発明に係る空気調和機は、第1の運転モードと、第2の運転モードとを有している。制御装置は、圧縮機の運転周波数の値が所定値以上、および、ファンの運転回転数の値が所定値以上で、第1の運転モードを実行するときにおいて、第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合は、制御装置は、第2の運転モードは実行せず、ファンの運転回転数を第1の回転数に制御して第1の運転モードを単独で実行する、あるいは、制御装置は、ファンの運転回転数を第2の回転数に制御して、第1の運転モードと第2の運転モードとを同時に実行する。
Description
本発明は、空気清浄フィルタを備えた空気調和機に関するものである。
特許文献1には、空気清浄フィルタと、空気清浄フィルタ用ケースと、空気清浄フィルタを空気清浄フィルタ用ケースから吸い込み口側に送り出したり巻き戻したりする駆動機構とを備えた空気調和機が提案されている。当該空気調和機においては、空気清浄機能が必要なときは、空気清浄フィルタが空気清浄フィルタ用ケースから送り出されて、吸い込み空気が空気清浄フィルタを通過する。空気清浄機能が不要なときは、空気清浄フィルタが空気清浄フィルタ用ケースに収納され、通風抵抗が低減する。これにより、温度調節機能が有効に発揮される。
しかしながら、特許文献1には、空気清浄機能と空気調和能力との関連性を考慮し、空気清浄機能の有効性を変更する等の技術は、開示されていない。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、空気清浄機能を有する空気調和機において、必要に応じて空気調和能力を高めることで、使用性の高い空気調和機を提供することを目的とする。
上記従来の問題を解決するために本発明に係る空気調和機は、吸込口と、前記吸込口から空気を吸い込ませるファンと、前記吸込口から吸い込まれた前記空気と熱交換する第1熱交換器と、前記第1熱交換器により熱交換された前記空気が吹き出す吹出口と、前記空気に含まれている塵埃を集塵する空気清浄フィルタと、前記空気清浄フィルタの配置位置を移動させる移動装置と、圧縮機、前記第1熱交換器、減圧装置、および、第2熱交換器から構成され、冷媒が循環する冷凍サイクル装置と、空調運転および空気清浄運転を制御する制御装置と、を備えている。さらに、空気調和機は、前記空気清浄フィルタは前記吸込口を覆わない第1の位置にあり、かつ、前記第1熱交換器において前記冷媒と熱交換された前記空気が、前記吹出口より吹き出す第1の運転モードと、前記空気清浄フィルタは前記第1の位置から移動して前記吸込口を覆う第2の位置にあり、前記空気が前記空気清浄フィルタを通過する第2の運転モードと、を少なくとも有している。前記圧縮機の運転周波数が所定周波数以上、および、前記ファンの運転回転数が所定回転数以上で、前記制御装置が前記第1の運転モードを実行するときにおいて、前記第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合は、前記制御装置は、前記第2の運転モードは実行せず、前記ファンの前記運転回転数を第1の回転数に制御して前記第1の運転モードを単独で実行し、前記第1の回転数は前記所定回転数以上であり、あるいは、制御装置は、前記ファンの前記運転回転数を前記第1の回転数よりも高い第2の回転数に制御して、前記第1の運転モードと前記第2の運転モードとを同時に実行する。
これにより、空気清浄機能を有する空気調和機において、必要に応じて空気調和能力を高めることで、使用性の高い空気調和機を提供できる。
本発明によれば、空気清浄機能を有する空気調和機において、必要に応じて空気調和能力を高めることで、使用性の高い空気調和機を提供できる。
第1の態様に係る空気調和機は、吸込口と、前記吸込口から空気を吸い込ませるファンと、前記吸込口から吸い込まれた前記空気と熱交換する第1熱交換器と、前記第1熱交換器により熱交換された前記空気が吹き出す吹出口と、前記空気に含まれている塵埃を集塵する空気清浄フィルタと、前記空気清浄フィルタの配置位置を移動させる移動装置と、圧縮機、前記第1熱交換器、減圧装置、および、第2熱交換器から構成され、冷媒が循環する冷凍サイクル装置と、空調運転および空気清浄運転を制御する制御装置と、を備えている。さらに、空気調和機は、前記空気清浄フィルタは前記吸込口を覆わない第1の位置にあり、かつ、前記第1熱交換器において前記冷媒と熱交換された前記空気が、前記吹出口より吹き出す第1の運転モードと、前記空気清浄フィルタは前記第1の位置から移動して前記吸込口を覆う第2の位置にあり、前記空気が前記空気清浄フィルタを通過する第2の運転モードと、を少なくとも有している。前記圧縮機の運転周波数が所定周波数以上、および、前記ファンの運転回転数が所定回転数以上で、前記制御装置が前記第1の運転モードを実行するときにおいて、前記第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合は、前記制御装置は、前記第2の運転モードは実行せず、前記ファンの前記運転回転数を第1の回転数に制御して前記第1の運転モードを単独で実行し、前記第1の回転数は前記所定回転数以上であり、あるいは、制御装置は、前記ファンの前記運転回転数を前記第1の回転数よりも高い第2の回転数に制御して、前記第1の運転モードと前記第2の運転モードとを同時に実行する。
これにより、空気清浄機能を有する空気調和機において、必要に応じて空気調和能力を高めることで、使用性の高い空気調和機を提供できる。
第2の態様は、特に、第1の態様において、前記圧縮機の運転周波数が前記所定周波数未満、かつ、前記ファンの運転回転数が前記所定回転数未満で、前記制御装置が前記第1の運転モードを実行するときにおいて、前記第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合は、前記制御装置は、前記ファンの前記運転回転数を前記所定回転数未満である前記第3の回転数よりも高い第4の回転数に制御して、前記第1の運転モードと前記第2の運転モードとを同時に実行する。
これにより、空気調和能力を特に高める必要がない場合には、空気清浄機能を有効にすることができ、使用性の高い空気調和機を提供できる。
第3の態様は、特に、第1または第2の態様において、塵埃検知センサおよび操作スイッチの少なくとも一方をさらに備え、前記第2の運転モードの前記運転実行条件を満たす場合は、前記塵埃検知センサが前記空気中に含まれる前記塵埃を検知した場合、および、使用者が前記操作スイッチの操作により、前記第2の運転モードの運転開始を指示した場合の少なくとも一方を含む。
これにより、空気調和能力を特に高める必要がない場合に、空気清浄機能が特に必要なときに、空気清浄機能を有効にすることができる。これにより、使用性の高い空気調和機を提供できる。
第4の態様は、特に第1から第3のいずれかの態様において、前記第2の運転モードにおける前記ファンの設定回転数は、前記第1の運転モードにおける前記ファンの少なくとも最低設定回転数よりも高い。
これにより、第2の運転モードにおいて、空気清浄機能を十分に発揮できる風量を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1から図3は、本実施の形態1による空気調和機1000の室内機の縦断面図である。また、図7は、本実施の形態1による空気調和機1000の冷凍サイクル装置の概略図である。
図1から図3は、本実施の形態1による空気調和機1000の室内機の縦断面図である。また、図7は、本実施の形態1による空気調和機1000の冷凍サイクル装置の概略図である。
本実施の形態による空気調和機1000は、室内機と室外機とから構成される。室内機と室外機とは冷媒配管及び制御配線により接続される。これにより、室内機と室外機との間で冷媒が循環する冷凍サイクル装置111が構成される。室外機には、冷媒を圧縮して循環させる圧縮機112、室外の空気と冷媒を熱交換させる第2熱交換器113、冷媒を減圧させる減圧装置114、室外の空気を第2熱交換器113に送る室外ファン115、および、四方弁116が設けられている。すなわち、圧縮機112等は、冷凍サイクル装置111を構成する部品である。室内機は、室内の壁面に取り付けられる。なお、図7に示すように、冷凍サイクル装置111においては、四方弁116が切り換わることで冷媒の流れ方向が変わる。実線矢印方向が暖房運転時、破線矢印方向が冷房運転時における冷媒の流れ方向を示す。
本実施の形態による空気調和機1000の室内機は、吸込口11と吹出口12とを備える本体1と、本体1の前面に設けられる前面パネル2とを備えている。吸込口11は本体1の上面に形成され、吹出口12は本体1の下面に形成される。本体1の後面13は壁面に取り付けられる。本体1の内部には、吸込口11から空気を吸い込ませるファン20と、吸込口11から吸い込まれた空気が冷媒と熱交換する第1熱交換器30とが設けられている。そして、ファン20と第1熱交換器30とは、冷凍サイクル装置111を構成する部品である。
ファン20には、貫流ファン(クロスフローファン)が適している。ファン20においては、回転軸の左右両端のいずれかにファンモータが連結されている(図示せず)。ファン20の下流から吹出口12の上流に至る下流空気流路40は、ファン20の下流に配置されて空気の流れを案内するリアガイダ41と、リアガイダ41に対向して配置されたスタビライザ42と、本体1の両側壁(図示せず)とで形成されている。
吹出口12には、上下風向変更羽根51と左右風向変更羽根52とが設けられている。左右風向変更羽根52は上下風向変更羽根51より上流側に配置されている。上下風向変更羽根51は、吹出口12を開閉し、空気の吹き出しを上下方向に変更する。左右風向変更羽根52は、空気の吹き出しを左右方向に変更する。
ファン20の上流側の空気流路60には、第1熱交換器30とエアフィルタ70と空気清浄フィルタ80Aとが配置されている。空気清浄フィルタ80Aはエアフィルタ70とは別体として形成されている。エアフィルタ70は、比較的大きな塵埃を捕獲することを目的とした租塵用のフィルタである。一方、空気清浄フィルタ80Aは、エアフィルタ70より通風抵抗が大きく、エアフィルタ70を通過するような微粒子を捕獲することを目的としたフィルタである。空気清浄フィルタ80Aは、プリーツ式や不織布式が好ましい。
移動装置90Aは、空気清浄フィルタ80Aの形状を変形させることなく、配置されているそのままの形状で、空気清浄フィルタ80Aの配置位置を移動させる。移動装置90Aは、例えばモータ91と歯車92とで構成される。空気清浄フィルタ80Aの外枠に形成されたラック81に歯車92が噛み合わされ、モータ91が歯車92を回転させることで空気清浄フィルタ80Aが回転移動される。
空気清浄フィルタ80Aの形状を変形させずに空気清浄フィルタ80Aの配置位置を移動させることで、空気清浄フィルタ80Aの劣化を防止できる。また、巻き取り方式ではないため、空気清浄フィルタ80Aの表面と裏面とが接することはない。これにより、空気清浄フィルタ80Aの表面と裏面とが接することで表面の塵埃が裏面に付着し、やがて塵埃が空気清浄運転中に第1熱交換器30に向かって剥がれることが防止される。
空気清浄フィルタ80Aの少なくとも一部は、円弧状または湾曲状である。空気清浄フィルタ80Aの少なくとも一部を円弧状または湾曲状とすることで、空気清浄フィルタ80Aを、限られた空間に効率良く配置することができるとともに、移動装置90Aを簡素に構成することができる。
空気清浄フィルタ80Aは、エアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置される。空気清浄フィルタ80Aをエアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置することで、空気清浄フィルタ80Aをエアフィルタ70と第1熱交換器30との間の空気流路60に配置する場合と比較して、冷房運転時における結露による空気清浄フィルタ80Aの性能低下を防止できる。
移動装置90Aは、エアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置することが好ましい。移動装置90Aをエアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置することで、移動装置90Aをエアフィルタ70と第1熱交換器30との間の空気流路60に配置する場合と比較して、冷房運転時における結露による移動装置90Aへの影響を少なくできる。これにより、更に移動装置90Aによる通風抵抗の増加を防止できる。なお、空気清浄フィルタ80Aをエアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置し、移動装置90Aをエアフィルタ70と第1熱交換器30との間の空気流路60に配置することもできる。
本実施の形態による空気調和機1000は、少なくとも冷房運転、暖房運転、及び、空気清浄運転を行うことができ、これら運転の切り替えは操作装置100にて使用者が指示を行うことにより行われる。
操作装置100は、冷房運転を指示する操作スイッチ101、暖房運転を指示する操作スイッチ102、冷房運転もしくは暖房運転の停止を指示する停止スイッチ103、空気清浄運転を指示する操作スイッチ104、及び、空気清浄運転の停止を指示する停止スイッチ105を備えている。使用者がそれぞれのスイッチを操作することにより、各構成部品の動作を制御する制御装置900がそれぞれの運転動作を実行する。
空気清浄運転を指示する操作スイッチ104を使用者が操作した場合には、移動装置90Aは、空気清浄フィルタ80Aの配置位置を移動させる。このように、本実施の形態に係る操作装置100は、移動装置90Aによる空気清浄フィルタ80Aの配置位置の移動を指示する操作スイッチ104を備える。使用者による操作スイッチ104の操作によって、ファン20の動作により発生し、空気流路60へと流れ込み、吹出口12から吹き出される空気流に含まれている塵埃を集塵する空気清浄機能が有効となる空気清浄運転を空気調和機1000に実行させることができる。
本実施の形態による空気調和機1000は、空気に含まれる塵埃の少なくとも有無を検知する塵埃検知センサ110を備えている。塵埃検知センサ110が検知する空気の清浄度合いの結果に基づいて、制御装置900は、移動装置90Aに、空気清浄フィルタ80Aの配置位置を移動させる。
本実施の形態によれば、塵埃検知センサ110が、空気中に含まれる塵埃を検知した場合には、制御装置900は、ファン20の動作により発生し、空気流路60へと流れ込み、吹出口12から吹き出される空気流に含まれている塵埃を集塵する空気清浄機能が有効となる空気清浄運転を実行してもよい。
本実施の形態による空気調和機1000は、吸込口11から吸い込まれた空気が、エアフィルタ70を通過して、第1熱交換器30を流れる冷媒と熱交換した後、吹出口12から空気が吹き出す構成の冷房運転や暖房運転、すなわち、空調運転である第1の運転モードを有している。なお、この第1の運転モードにおいては、吸込口11から吸い込まれた空気は、空気清浄フィルタ80Aを通過しない。なお、吸込口11から吸い込まれた空気が空気清浄フィルタ80Aを通過しない位置に空気清浄フィルタ80Aが配置されているとき、空気清浄フィルタ80Aは第1の位置に配置されていると称す。
また、本実施の形態による空気調和機1000は、移動装置90Aが空気清浄フィルタ80Aの配置位置を移動させ、吸込口11から吸い込まれた空気が空気清浄フィルタ80Aを通過して、エアフィルタ70と第1熱交換器30とを通過する構成の空気清浄運転である第2の運転モードとを有している。空気が空気清浄フィルタ80Aを通過するとき、空気中に含まれている塵埃を空気清浄フィルタ80Aが集塵する。なお、この第2の運転モードにおいては、吸込口11から吸い込まれた空気は、第1熱交換器30を流れる冷媒と熱交換はしない。なお、吸込口11から吸い込まれた空気が空気清浄フィルタ80Aを通過する位置に空気清浄フィルタ80Aが配置されているとき、空気清浄フィルタ80Aは第2の位置に配置されていると称す。
本実施の形態による空気調和機1000は、この第1の運転モードと第2の運転モードとを、少なくとも有している。
第2の運転モードにおけるファン20の設定回転数は、第1の運転モードにおけるファン20の少なくとも最低設定回転数よりも高い。例えば、第1の運転モードにおけるファン20が、「弱」「中」「強」の回転数に変更できる場合に、第2の運転モードにおけるファン20の設定回転数は、少なくとも「中」の回転数とするか、「弱」の回転数よりも大きく「中」の回転数よりも小さな回転数とする。
このように、第2の運転モードにおけるファン20の設定回転数を、第1の運転モードにおけるファン20の少なくとも最低設定回転数よりも高くすることで、空気清浄フィルタ80Aによる通風抵抗の増加による、吹出口12からの吹出風量低下が防止される。これにより、空気清浄機能を十分に発揮できる風量を確保することができる。
本体1には、第2の運転モードになって空気清浄機能が働いていることを示す空気清浄運転中表示部(図示せず)が設けられている。空気清浄運転中表示部は、本体1以外に操作装置100にあっても、或いは、本体1と操作装置100の両方にあっても良い。
以上のように構成された空気調和機1000について、以下その動作について説明する。なお、第1の運転モード及び第2の運転モードでは、いずれも上下風向変更羽根51は吹出口12を開いた状態にあるが、図1から図3では、いずれも空気清浄フィルタ80Aの動作だけを示している。
図1は、空気調和機1000の空調運転停止時及び第1の運転モード時の状態を示している。
空調運転停止時及び第1の運転モード時の状態においては、空気清浄フィルタ80Aは、本体1内の空気流路60外に収納されている。収納状態では、空気清浄フィルタ80Aは、前面パネル2の内方に配置され、空気清浄フィルタ80Aの上端側に歯車92が位置する。従って、空気清浄フィルタ80Aは、エアフィルタ70の上流側の吸込口11、すなわち空気流路60を覆わない。この状態では、空気清浄機能は機能しない。
図2および図3は、空気調和機1000の第2の運転モード時の状態を示している。
図2では、空気清浄フィルタ80Aの一部が、エアフィルタ70の上流側の吸込口11、すなわち空気流路60の一部を覆う。図3では、空気清浄フィルタ80Aの全てが、エアフィルタ70の上流側の吸込口11、すなわち、空気流路60の一部を覆っている。図2の状態では、空気清浄フィルタ80Aの中央部分に歯車92が位置し、図3の状態では、空気清浄フィルタ80Aの下端側に歯車92が位置する。
モータ91が正回転することで、空気清浄フィルタ80Aは、図1の状態から図2の状態に回動する。このとき、空気清浄フィルタ80Aの形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。更にモータ91が正回転することで、空気清浄フィルタ80Aは、図2の状態から図3の状態に回動する。このとき、空気清浄フィルタ80Aの形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。つまり、吸込口11、すなわち、空気流路60を覆う流路面積が大きくなる方向に、空気清浄フィルタ80Aは配置移動する。
また、モータ91が逆回転することで、空気清浄フィルタ80Aは、図3の状態から図2の状態に回動する。このとき、空気清浄フィルタ80Aの形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。更にモータ91が逆回転することで、空気清浄フィルタ80Aは、図2の状態から図1の状態に回動する。このとき、空気清浄フィルタ80Aの形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。つまり、吸込口11、すなわち、空気流路60を覆う流路面積が小さくなる方向に、空気清浄フィルタ80Aは配置移動する。
空気調和機1000が運転を停止している時は、上述の通り図1の状態である。
ここで使用者が、操作装置100にて、操作スイッチ101を操作した場合には冷房運転が、操作スイッチ102を操作した場合には暖房運転がそれぞれ開始される。
制御装置900は、室内温度と操作装置100にて設定される室内設定温度との温度差に基づいて、第1の運転モードの実行および第2の運転モードの実行を制御する。以下、この制御を詳細に説明する。
<室内温度と室内設定温度の温度差が所定値以上であるとき>
空気調和機1000が第1の運転モードにて空調運転(冷房または暖房)を行う際に、室内温度と室内設定温度の温度差が所定値以上であるときは、短時間で室内温度を室内設定温度に到達させる必要がある。
空気調和機1000が第1の運転モードにて空調運転(冷房または暖房)を行う際に、室内温度と室内設定温度の温度差が所定値以上であるときは、短時間で室内温度を室内設定温度に到達させる必要がある。
そこで、制御装置900は、圧縮機112の運転周波数およびファン20の運転回転数を高くすることで、所定値以上の冷房能力、所定値以上の暖房能力が出力できるようにして空調運転を実行する。すなわち、圧縮機112の運転周波数が所定周波数以上およびファン20の運転回転数が所定回転数以上であり、所定値以上の冷房能力、所定値以上の暖房能力にて空気調和機1000が空調運転を行うときには、制御装置900は、ファン20の運転回転数を第1の回転数に制御して第1の運転モードを実行する。ここで、第1の回転数は、上述の所定回転数以上である。
圧縮機112の運転周波数が所定周波数以上およびファン20の運転回転数が所定回転数以上であり、第1の運転モードが実行されている場合において、第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合、制御装置900は第2の運転モードである空気清浄運転を停止したままとする。すなわち、空気清浄フィルタ80Aは、図1の状態のままで、空気清浄フィルタ80Aは本体1内の空気流路60外に収納されており、第2の運転モードは実行されない。ここで、第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合とは、塵埃検知センサ110が空気中に含まれる塵埃を検知した場合、および、使用者が操作スイッチ104を操作した場合の少なくとも一方を含む。なお、塵埃検知センサ110が空気中に含まれる塵埃を検知した場合とは、塵埃検知センサ110が空気中に含まれる塵埃を所定値以上検知した場合も含む。
空気清浄フィルタ80Aによる通風抵抗の増加はないため、吸込口11から第1熱交換器30に取り込まれる必要流量が確保され、所定値以上の高い冷房能力、所定値以上の暖房能力が得られる。
なお、上述の説明においては、第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合であっても、制御装置900は、第2の運転モードを実行しない形態について説明したが、これに限られない。第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合、制御装置900は、ファン20の運転回転数を第1の運転モード単独で運転するときの回転数(すなわち、第1の回転数)よりも高い第2の回転数にあげて、第1の運転モードと第2の運転モードとを同時に実行してもよい。
これにより、空気清浄フィルタ80Aの通過によって通風抵抗が増加しても、制御装置900がファン20の運転回転数の値を高くすることで、吸込口11から第1熱交換器30に取り込まれる必要流量が確保できる。これにより、所定値以上の高い冷房能力、所定値以上の高い暖房能力が出力できることになる。つまり、第2の運転モードも実行されるため、空気清浄フィルタ80Aは、図2や図3に示す空気流路60を覆う位置(すなわち、第2の配置位置)に配置される。
<室内温度と室内設定温度の温度差が所定値未満であるとき>
室内温度と室内設定温度の温度差が所定値以上の状態から、上述した空気調和の運転によって、室内温度と室内設定温度との温度差が所定値未満の場合になった場合には、制御装置900は、圧縮機112の運転周波数とファン20の運転回転数とを低下させる。そして、圧縮機112の運転周波数が所定周波数未満、ファン20の運転回転数が所定回転数未満となったときに、第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合には、制御装置900は、ファン20の運転回転数を第1の運転モードを単独で実行させるときの回転数(すなわち、第3の回転数)よりも所定値高い第4の回転数に上げて、第1の運転モードと第2の運転モードとを同時に実行する。ここで、第3の回転数は、上述の所定回転数未満である。
室内温度と室内設定温度の温度差が所定値以上の状態から、上述した空気調和の運転によって、室内温度と室内設定温度との温度差が所定値未満の場合になった場合には、制御装置900は、圧縮機112の運転周波数とファン20の運転回転数とを低下させる。そして、圧縮機112の運転周波数が所定周波数未満、ファン20の運転回転数が所定回転数未満となったときに、第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合には、制御装置900は、ファン20の運転回転数を第1の運転モードを単独で実行させるときの回転数(すなわち、第3の回転数)よりも所定値高い第4の回転数に上げて、第1の運転モードと第2の運転モードとを同時に実行する。ここで、第3の回転数は、上述の所定回転数未満である。
これにより、空気清浄運転が実行されるとともに、空気清浄運転中表示部が表示を開始する。つまり、第1の運転モードに加えて第2の運転モードも実行されるため、空気清浄フィルタ80Aは、図2や図3に示す空気流路60を覆う位置(すなわち、第2の位置)に配置される。
第2の運転モードの運転実行条件を満足し、第1の運転モードと第2の運転モードとが同時に実行されている場合に、室内温度と室内設定温度との温度差が、再び、所定値以上になった場合には、制御装置900は、第2の運転モードの実行を解除し、第1の運転モードの単独運転に切り替える。このとき、制御装置900は、圧縮機112の運転周波数とファン20の運転回転数とを高くする。
そして、制御装置900は、圧縮機112の運転周波数を所定値以上、ファン20の運転回転数を所定値以上に制御し、所定値以上の冷房能力、所定値以上の暖房能力にて空気調和機1000を運転できるようにする。空気清浄フィルタ80Aは、再び、本体1内の空気流路60外(すわなち、第1の位置)に収納され、空気清浄運転中表示部の表示も元の状態に戻る。なお、空気清浄運転中表示部の形態としては、ランプが点灯・消灯を繰り返すなどの方法が考えられる。
この場合、上述したとおり、第2の運転モードの実行を解除せずに、制御装置900はファン20の運転回転数を第1の運転モード単独で運転する回転数(すなわち、第1の回転数)より所定値高い第2の回転数に制御して、第1の運転モードと第2の運転モードとを同時に実行してもよい。このとき、空気清浄フィルタ80Aは、図2や図3に示す空気流路60を覆う位置(第2の位置)に配置している。
なお、塵埃検知センサ110は搭載されていなくてもよい。この場合は、圧縮機112の運転周波数の値、ファン20の運転回転数の値、および、使用者が操作装置100の操作スイッチ104を押しているかどうかによって第1および第2の運転モードの制御が行われる。つまり、圧縮機112の運転周波数の値が所定値未満、ファン20の運転回転数の値が所定値未満でも、使用者が操作スイッチ104を操作していない場合、もしくは、停止スイッチ105を押した場合には、第1の運転モード単独の運転となって、第2の運転モードである空気清浄運転は実行されない。
本実施の形態では、圧縮機112の運転周波数の値、および、ファン20の運転回転数の値によって、空気清浄運転が実施されるかどうか制御される。したがって、本発明は第1の運転モードである冷房能力、暖房能力において、所定の運転効率を必要とする場合でも有効である。
上述のように、塵埃検知センサ110による検知結果で空気清浄運転が実行されるか否かが判断され、移動装置90Aが、空気清浄フィルタ80Aの配置位置を、図1の状態と図3の状態との間で移動させる。空気清浄フィルタ80Aの一部または全てが、吸込口11の上流側、すなわち、空気流路60の一部を覆う、図2、図3の状態では、第2の運転モードが実行される。
なお、本実施の形態では、空気清浄フィルタ80Aで空気流路60を覆う場合、空気清浄フィルタ80Aによって、通風抵抗に大きな影響を与えない状態での空調運転は、第1の運転モードとみなすものとする。
以上、本実施の形態によれば、空気清浄フィルタ80Aを限られた空間に収納できるとともに、空気調和能力に応じて、第2の運転モードである空気清浄機能運転の実行の切り替えが行なわれる。
図4から図6は、本発明の他の実施の形態による空気調和機1000の室内機の縦断面図である。図1から図3に示す部材と同一機能部材には同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態では、空気清浄フィルタ80Bは、3枚に分割されて形成されている。分割された空気清浄フィルタ80Bは、移動装置90Bによって配置位置が移動される。
本実施の形態による空気清浄フィルタ80Bは、空気清浄フィルタ80Aと同様に、エアフィルタ70より通風抵抗が大きく、エアフィルタ70を通過するような微粒子を捕獲することを目的としたフィルタである。空気清浄フィルタ80Bは、プリーツ式や不織布式が好ましい。
図4から図6には、移動装置90Bとして、モータ91と歯車92とで構成される形態を図示していないが、空気清浄フィルタ80Bの形状を変形させることなく、空気清浄フィルタ80Bの配置位置を移動させるという機能については、移動装置90Aと同様である。
図4から図6を用いて、以下に空気清浄フィルタ80Bの動作を説明する。なお、本実施の形態についても、第1の運転モード及び第2の運転モードでは、いずれも上下風向変更羽根51は吹出口12を開いた状態にあるが、図4から図6では、実施の形態1とは異なる部分として、いずれも空気清浄フィルタ80Bの動作だけを示している。
図4は、空気調和機1000の空調運転停止時及び第1の運転モード時を示している。
空調運転停止時及び第1の運転モード時の状態においては、複数枚の空気清浄フィルタ80Bの全てが、本体1内に並列に、空気流路60外に収納されている。
収納状態では、空気清浄フィルタ80Bは、前面パネル2の内方に並列に配置されている。従って、空気清浄フィルタ80Bは、エアフィルタ70の上流側の空気流路60を覆わない。この状態では、空気清浄機能は働かない。
図5、図6は、第2の運転モード時の空気調和機1000を示している。
図5では、1枚の空気清浄フィルタ80Bが、エアフィルタ70の上流側の吸込口11、すなわち、空気流路60の一部を覆い、図6では、3枚の空気清浄フィルタ80Bの全てが、吸込口11の上流側、すなわち、空気流路60を覆っている。図6の状態では、3枚の空気清浄フィルタ80Bは、吸込口11、すなわち、空気流路60に直列に配列される。
移動装置90Bが正方向動作することで、1枚の空気清浄フィルタ80Bは、図4の状態から図5の状態に回動し、形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。更に移動装置90Bが正方向動作することで、残りの2枚の空気清浄フィルタ80Bは、図5の状態から図6の状態に回動し、形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。つまり、吸込口11、すなわち、空気流路60を覆う流路面積が大きくなる方向に、空気清浄フィルタ80Bは配置移動する。
また、移動装置90Bが逆方向動作することで、2枚の空気清浄フィルタ80Bは、図6の状態から図5の状態に回動し、形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。更に移動装置90Bを逆方向動作することで、残りの1枚の空気清浄フィルタ80Bは、図5の状態から図4の状態に回動し、形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。つまり、吸込口11、すなわち、空気流路60を覆う流路面積が小さくなる方向に、空気清浄フィルタ80Bは配置移動する。
なお、本実施の形態でも、上述のように、塵埃検知センサ110による検知結果で清浄運転を実行するか否かが判断されて、制御装置900は移動装置90Bに空気清浄フィルタ80Bの配置位置を図4の状態と図6の状態との間で移動させる。空気清浄フィルタ80Bの一部または全てが、吸込口11の上流側、すなわち、空気流路60を覆う状態(すなわち図5、図6の状態)では、第2の運転モードの運転が実行される。
なお、本実施の形態でも、空気清浄フィルタ80Bで空気流路60を覆う場合であっても、空気清浄フィルタ80Bによって、通風抵抗に大きな影響を与えない状態での空調運転は、第1の運転モードとみなすものとする。
以上、本実施の形態によれば、空気清浄フィルタ80Bを限られた空間に収納できるとともに、空気調和能力に応じて、第2の運転モードである空気清浄機能運転の実行の切り替えが行なわれる。
本発明の空気調和機は、移動装置によって空気清浄フィルタを移動させることで、必要に応じて空気清浄機能を有効にさせることができ、家庭用のみならず業務用等の空気調和機にも適用できる。
1 本体
2 前面パネル
11 吸込口
12 吹出口
13 後面
20 ファン
30 第1熱交換器
40 下流空気流路
41 リアガイダ
42 スタビライザ
51 上下風向変更羽根
52 左右風向変更羽根
60 空気流路
70 エアフィルタ
80A、80B 空気清浄フィルタ
81 ラック
90A、90B 移動装置
91 モータ
92 歯車
100 操作装置
101、102、104 操作スイッチ
103、105 停止スイッチ
110 塵埃検知センサ
111 冷凍サイクル装置
112 圧縮機
113 第2熱交換器
114 減圧装置
115 室外ファン
116 四方弁
900 制御装置
1000 空気調和機
2 前面パネル
11 吸込口
12 吹出口
13 後面
20 ファン
30 第1熱交換器
40 下流空気流路
41 リアガイダ
42 スタビライザ
51 上下風向変更羽根
52 左右風向変更羽根
60 空気流路
70 エアフィルタ
80A、80B 空気清浄フィルタ
81 ラック
90A、90B 移動装置
91 モータ
92 歯車
100 操作装置
101、102、104 操作スイッチ
103、105 停止スイッチ
110 塵埃検知センサ
111 冷凍サイクル装置
112 圧縮機
113 第2熱交換器
114 減圧装置
115 室外ファン
116 四方弁
900 制御装置
1000 空気調和機
Claims (4)
- 吸込口と、
前記吸込口から空気を吸い込ませるファンと、
前記吸込口から吸い込まれた前記空気と熱交換する第1熱交換器と、
前記第1熱交換器により熱交換された前記空気が吹き出す吹出口と、
前記空気に含まれている塵埃を集塵する空気清浄フィルタと、
前記空気清浄フィルタの配置位置を移動させる移動装置と、
圧縮機、前記第1熱交換器、減圧装置、および、第2熱交換器から構成され、冷媒が循環する冷凍サイクル装置と、
空調運転および空気清浄運転を制御する制御装置と、を備え、
前記空気清浄フィルタは前記吸込口を覆わない第1の位置にあり、かつ、前記第1熱交換器において前記冷媒と熱交換された前記空気が、前記吹出口より吹き出す第1の運転モードと、
前記空気清浄フィルタは前記第1の位置から移動して前記吸込口を覆う第2の位置にあり、前記空気が前記空気清浄フィルタを通過する第2の運転モードと、を少なくとも有し、
前記圧縮機の運転周波数が所定周波数以上、および、前記ファンの運転回転数が所定回転数以上で、前記制御装置が前記第1の運転モードを実行するときにおいて、前記第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合は、
前記制御装置は、
前記第2の運転モードは実行せず、前記ファンの前記運転回転数を第1の回転数に制御して前記第1の運転モードを単独で実行し、前記第1の回転数は前記所定回転数以上であり、
あるいは、
前記制御装置は、
前記ファンの前記運転回転数を前記第1の回転数よりも高い第2の回転数に制御して、前記第1の運転モードと前記第2の運転モードとを同時に実行する、
空気調和機。 - 前記圧縮機の運転周波数が前記所定周波数未満、かつ、前記ファンの運転回転数が前記所定回転数未満で、前記制御装置が前記第1の運転モードを実行するときにおいて、前記第2の運転モードの運転実行条件を満たす場合には、
前記制御装置は、前記ファンの前記運転回転数を前記所定回転数未満である第3の回転数よりも高い第4の回転数に制御して、前記第1の運転モードと前記第2の運転モードとを同時に実行する、
請求項1に記載の空気調和機。 - 塵埃検知センサおよび操作スイッチの少なくとも一方をさらに備え、
前記第2の運転モードの前記運転実行条件を満たす場合は、前記塵埃検知センサが前記空気中に含まれる前記塵埃を検知した場合、および、使用者が前記操作スイッチの操作により、前記第2の運転モードの運転開始を指示した場合の少なくとも一方を含む、
請求項1または2に記載の空気調和機。 - 前記第2の運転モードにおける前記ファンの設定回転数は、前記第1の運転モードにおける前記ファンの少なくとも最低設定回転数よりも高い、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
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