JP2019045025A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019045025A
JP2019045025A JP2017166338A JP2017166338A JP2019045025A JP 2019045025 A JP2019045025 A JP 2019045025A JP 2017166338 A JP2017166338 A JP 2017166338A JP 2017166338 A JP2017166338 A JP 2017166338A JP 2019045025 A JP2019045025 A JP 2019045025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
operation mode
filter
sucked
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017166338A
Other languages
English (en)
Inventor
智貴 森川
Tomoki Morikawa
智貴 森川
峻一 植松
Shunichi Uematsu
峻一 植松
清水 昭彦
Akihiko Shimizu
昭彦 清水
尚希 坂本
Naoki Sakamoto
尚希 坂本
山本 弘志
Hiroshi Yamamoto
弘志 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017166338A priority Critical patent/JP2019045025A/ja
Priority to CN201810863419.8A priority patent/CN109458667A/zh
Publication of JP2019045025A publication Critical patent/JP2019045025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • F24F11/63Electronic processing
    • F24F11/65Electronic processing for selecting an operating mode
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/28Arrangement or mounting of filters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】空気清浄機能を有効にさせても、冷房運転や暖房運転の運転効率の低下を抑制できる空気調和機を提供すること。【解決手段】吸込口11と、ファン20と、熱交換器30と、吹出口12と、空気清浄フィルタ80と、空気清浄フィルタ80の配置位置を移動させる移動装置90とを備え、吸込口11から吸い込まれた空気が、熱交換器30により熱交換され、空気清浄フィルタ80を通過せず、吹出口12より吹き出す空調運転モードと、吸込口11から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、熱交換器30により熱交換されず、空気清浄フィルタ80を通過する空清運転モードと、を有し、空調運転モードは、冷房運転と暖房運転とのうち、少なくともどちらか一方を含み、空調運転モードの実行終了時以降に、空清運転モードが実行されることを特徴とする空気調和機。【選択図】図2

Description

本発明は、空気清浄フィルタを備えた空気調和機に関するものである。
特許文献1は、気流の通風抵抗を増やさずに気流の清浄度を高めることができる空気調和機を提案している。
特許文献1は、気流の通路の横断面に開口面を区画する筐体と、第1区画に粗塵用フィルタを第2区画に空気清浄フィルタを有するエアフィルタと、開口面に空気清浄フィルタを配置する第1位置、および、開口面から少なくとも部分的に空気清浄フィルタをずらす第2位置との間でエアフィルタを駆動する駆動部材とを備えている。
そして、特許文献1の空気調和機によれば、空気調和機の冷房運転中や暖房運転中は開口面に粗塵用フィルタが位置し、粗塵用フィルタがエアフィルタとして機能する。そして冷房運転中や暖房運転中に空気清浄モードを確立すると、開口面に空気清浄フィルタが位置され、気流はその空気清浄フィルタを通過し、空気清浄機能が実現される。
特開2016−183794号公報
しかしながら、特許文献1の空気調和機では、冷房運転中や暖房運転中に空気清浄モードになった場合、開口面に位置された空気清浄フィルタが通風抵抗となり、冷房運転や暖房運転の運転効率を低下させてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、空気清浄機能を有効にさせても、冷房運転や暖房運転の運転効率の低下を抑制できる空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の空気調和機は、吸込口と、前記吸込口から空気を吸い込ませるファンと、前記吸込口から吸い込まれた空気と熱交換する熱交換器と、前記吸込口から吸い込まれた空気が吹き出す吹出口と、空気清浄フィルタと、前記空気清浄フィルタの配置位置を移動させる移動装置と、制御装置と、を備え、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記熱交換器により熱交換され、前記空気清浄フィルタを通過せず、前記吹出口より吹き出す空調運転モードと、前記吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、前記熱交換器により熱交換されず、前記空気清浄フィルタを通過する空清運転モードと、を有し、前記空調運転モードは、冷房運転と暖房運転とのうち、少なくともどちらか一方を含み、前記空調運転モードの実行終了時以降に、前記空清運転モードが実行されることを特徴とするものである。
これにより、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行終了時以降に、吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、空気清浄フィルタを通過する空清運転モードが実行されることで、空気清浄フィルタの通風抵抗による冷房運転や暖房運転の空調運転における運転効率の低下を抑制できる。
また、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行時には部屋の空気が循環され、同時に細かい塵埃(微粒子)が舞い上げられるため、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行終了時以降に、吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、空気清浄フィルタを通過する空清運転モードを実行することで、空調運転モードの実行時に、室内にて舞い上げられた塵埃(微粒子)を空気清浄フィルタにて捕集しやすくなり、これにより集塵効率の高い空清運転モードを実行できる。
本発明によれば、空気清浄機能を有効にさせても、冷房運転や暖房運転の運転効率の低下を抑制できる空気調和機を提供できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の空調運転モード時の室内機の縦断面図 同空気調和機の空清運転モード時の室内機の縦断面図
第1の発明は、吸込口と、前記吸込口から空気を吸い込ませるファンと、前記吸込口から吸い込まれた空気と熱交換する熱交換器と、前記吸込口から吸い込まれた空気が吹き出す吹出口と、空気清浄フィルタと、前記空気清浄フィルタの配置位置を移動させる移動装置と、制御装置と、を備え、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記熱交換器により熱交換され、前記空気清浄フィルタを通過せず、前記吹出口より吹き出す空調運転モードと、前記吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、前記熱交換器により熱交換されず、前記空気清浄フィルタを通過する空清運転モードと、を有し、前記空調運転モードは、冷房運転と暖房運転とのうち、少なくともどちらか一方を含み、前記空調運転モードの実行終了時以降に、前記空清運転モードが実行されることを特徴とする空気調和機である。
これにより、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行終了時以降に、吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、空気清浄フィルタを通過する空清運転モードが実行されることで、空気清浄フィルタの通風抵抗による冷房運転や暖房運転の空調運転における運転効率の低下を抑制できる。
また、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行時には部屋の空気が循環され、同時に細かい塵埃(微粒子)が舞い上げられるため、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行終了時以降に、吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、空気清浄フィルタを通過する空清運転モードを実行することで、空調運転モードの実行時に、室内にて舞い上げられた塵埃(微粒子)を空気清浄フィルタにて捕集しやすくなり、これにより集塵効率の高い空清運転モードを実行できる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記吹出口に、上下風向変更羽根を備え、前記ファンの駆動を停止した状態および/または前記上下風向変更羽根が前記吹出口を閉じた状態のときに、前記吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、前記空気清浄フィルタを通過する位置に、前記空気清浄フィルタは前記移動装置により移動されることを特徴とするものである。
これにより、ファンの駆動を停止した状態および/または上下風向変更羽根が吹出口を閉じた状態のときに、吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が通過する位置に、空気清浄フィルタを移動装置により移動させることで、空調運転終了後に室内への吹出風が発生しないため、空気清浄フィルタの通風抵抗による冷房運転や暖房運転の空調運転における運転効率の低下を抑制できるとともに、使用者が空調運転終了後の室内への吹出風による不快感を感じることなく、使用性を向上できる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、塵埃検知手段を備え、前記塵埃検知手段の塵埃の検知値が所定値以上の場合に、前記空清運転モードが実行されることを特徴とするものである。
これにより、必要以上に空清運転モードが実行されるのを防止でき、その結果、電気代を低減できる。
第4の発明は、特に、第1から第3のいずれかの発明において、塵埃検知手段を備え、前記塵埃検知手段の塵埃の検知値が所定値未満の場合には、前記空清運転モードは実行されない、または、前記空清運転モードの実行後に停止することを特徴とするものである。
これにより、必要以上に空清運転モードが実行されるのを防止でき、その結果、電気代を低減できる。
第5の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記空清運転モードが実行されてから所定時間後に、前記空清運転モードは停止することを特徴とするものである。
これにより、塵埃検知手段を備えなくても、必要以上に空清運転モードが実行されるのを防止でき、その結果、構成部品のコストと電気代を低減できる
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本実施の形態1による空気調和機の室内機の縦断面図である。
本実施の形態による空気調和機は、室内機と室外機とから構成される。室内機と室外機とは冷媒配管及び制御配線により接続され、室内機と室外機とによりヒートポンプが構成される。室外機には、圧縮機(図示せず)、室外熱交換器(図示せず)、減圧装置(図示せず)、室外ファン(図示せず)のヒートポンプを構成する部品が設けられている。室内機は、室内の壁面に取り付けられる。また、室内機と室外機に配置されている制御装置(図示せず)は、制御配線により通信している。
本実施の形態による空気調和機の室内機は、吸込口11と吹出口12とを形成する本体1と、本体1の前面に設ける前面パネル2とを備えている。吸込口11は本体1の上面に形成され、吹出口12は本体1の下面に形成される。本体1の後面13は壁面に取り付けられる。本体1の内部には、吸込口11から空気を吸い込ませるファン20と、ヒートポンプを構成する機器であり、吸込口11から吸い込まれた空気と熱交換する熱交換器30を備えている。
ファン20には、貫流ファン(クロスフローファン)が適している。ファン20は、左右両端のいずれかの回転軸にファンモータを連結している(図示せず)。ファン20の下流から吹出口12の上流に至る下流空気流路40は、ファン20の下流に配置されて空気の流れを案内するリアガイダ41と、このリアガイダ41に対向して配置されたスタビライザ42と、本体1の両側壁(図示せず)とで形成されている。
吹出口12には、上下風向変更羽根51と左右風向変更羽根52とを設けている。左右風向変更羽根52は上下風向変更羽根51より上流側に配置している。上下風向変更羽根51は、吹出口12を開閉し、空気の吹き出しを上下方向に変更する。左右風向変更羽根52は、空気の吹き出しを左右方向に変更する。
ファン20の上流側の空気流路60には、熱交換器30とエアフィルタ70と空気清浄フィルタ80とが配置されている。空気清浄フィルタ80はエアフィルタ70とは別体として形成されている。エアフィルタ70は、比較的大きな塵埃を捕獲することを目的とした租塵用のフィルタである。一方、空気清浄フィルタ80は、前記エアフィルタ70より通風抵抗が大きく、前記エアフィルタ70を通過するような微粒子を捕獲することを目的としたフィルタであり、プリーツ式や不織布式が好ましい。
移動装置90は、空気清浄フィルタ80の形状を変形させることなく、配置されているそのままの形状で、空気清浄フィルタ80の配置位置を移動させる。移動装置90は、例えばモータ91と歯車92とで構成され、空気清浄フィルタ80の外枠に形成したラック81に歯車92を噛み合わせ、モータ91で歯車92を回転されることで空気清浄フィルタ80を回転移動させる。
空気清浄フィルタ80の形状を変形させずに空気清浄フィルタ80の配置位置を移動させることで、空気清浄フィルタ80の劣化を防止できる。空気清浄フィルタ80の少なくとも一部は、円弧状または湾曲状である。空気清浄フィルタ80の少なくとも一部を円弧状または湾曲状とすることで、空気清浄フィルタ80を、限られた空間に空気清浄効率良く、配置することができるとともに、移動装置90を簡素に構成することができる。
空気清浄フィルタ80は、エアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置する。空気清浄フィルタ80をエアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置することで、空気清浄フィルタ80をエアフィルタ70と熱交換器30との間の空気流路60に配置する場合と比較して、冷房運転時における結露による空気清浄フィルタ80の性能低下を防止できる。
移動装置90は、エアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置することが好ましい。移動装置90をエアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置することで、移動装置90をエアフィルタ70と熱交換器30との間の空気流路60に配置する場合と比較して、冷房運転時における結露による移動装置90への影響を少なくでき、更に移動装置90による通風抵抗の増加を防止できる。なお、空気清浄フィルタ80をエアフィルタ70より上流側の空気流路60に配置し、移動装置90をエアフィルタ70と熱交換器30との間の空気流路60に配置することもできる。
本実施の形態による空気調和機は、吸込口11から吸い込まれた空気が、空気清浄フィルタ80を通過せず、圧縮機(図示せず)の駆動により熱交換器30により熱交換され、冷風や温風となり、吹出口12より吹き出す冷房運転と暖房運転とのうち、少なくともどちらかを有する空調運転モードと、吸込口11から吸い込まれる、または、吸込口11より吸い込まれた空気が、熱交換器30により熱交換されず、空気清浄フィルタ80を通過し、吹出口12より吹き出す空清運転モードとを有している。
そして、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行終了時以降に、移動装置90が空気清浄フィルタ80の配置位置を移動させて、空清運転モードの実行を開始する。なお、空調運転モードの実行終了時とは、使用者がリモコン(図示せず)を操作して、直接あるいはタイマー設定により、空調運転モードの実行停止を指示することで、空調運転モードの実行が終了した時点とする。
これにより、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行終了時以降に、吸込口11から吸い込まれる、または、吸込口11から吸い込まれた空気が、空気清浄フィルタ80を通過する空清運転モードが実行されることで、空気清浄フィルタ80の通風抵抗による冷房運転や暖房運転の空調運転における運転効率の低下を抑制できる。
また、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行時には部屋の空気が循環され、同時に細かい塵埃(微粒子)が舞い上げられるため、冷房運転や暖房運転の空調運転モードの実行終了時以降に、吸込口11から吸い込まれる、または、吸込口11から吸い込まれた空気が、空気清浄フィルタ80を通過する空清運転モードを実行することで、空調運転モードの実行時に、室内にて舞い上げられた塵埃(微粒子)を、空気清浄フィルタ80にて捕集しやすくなり、これにより集塵効率の高い空清運転モードを実行できる。
また、本実施の形態による空気調和機は、ファン20の駆動を停止した状態および/または上下風向変更羽根51が吹出口12を閉じた状態のときに、吸込口11から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、空気清浄フィルタ80を通過する位置に、空気清浄フィルタ80は移動装置90により移動される構成となっている。なお、ファン20の駆動を停止した状態とは、ファン20の微小回転、上下風向変更羽根51が吹出口12を閉じた状態とは、吹出口12が微小に開口している状態も含むものとする。
これにより、ファン20の駆動を停止した状態および/または上下風向変更羽根51が吹出口12を閉じた状態のときに、吸込口11から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が通過する位置に、空気清浄フィルタ80を移動装置90により移動させることで、空調運転終了後に室内への吹出風が発生しないため、空気清浄フィルタ80の通風抵抗による冷房運転や暖房運転の空調運転における運転効率の低下を抑制できるとともに、使用者が空調運転終了後の室内への吹出風による不快感を感じることなく、使用性を向上できる。
使用性を向上できる。
本実施の形態による空気調和機は、空気に含まれる塵埃の少なくとも有無を検知する塵埃検知センサ110を備えている。塵埃検知センサ110が検知する空気の清浄度合いの結果に基づいて、移動装置90は、空気清浄フィルタ80の配置位置を移動させる。
本実施の形態によれば、塵埃検知センサ110が検知する空気の清浄度合いによって、すなわち、室内に塵埃有(検知値が所定値以上)の場合には、空調運転モードの実行終了時以降に、空清運転モードが開始および継続され、塵埃無(検知値が所定値未満)の場合には、空調運転モードの実行終了時以降に空清運転モードは開始されない、あるいは、開始された空清運転モードが終了するようになっている。
なお、本実施の形態による空気調和機は、塵埃検知センサ110を備えず、空調運転モードの実行終了時以降に、空清運転モードが自動的に開始され、開始後から所定時間経過後に、空清運転モードを自動で停止するようにしてもかまわない。その場合、空清運転モードの実行時間は、設置された部屋の大きさごとに異なり、大きい部屋ほど空清運転モードの実行時間が長くなるように設定できるようにするとよい。
また、空清運転モードにおけるファン20の設定回転数は、空調運転モードにおけるファン20の少なくとも最低設定回転数よりも大きくする。例えば、空調運転モードにおけるファン20が、「弱」「中」「強」の回転数に変更できる場合に、空清運転モードにおけるファン20の設定回転数は、少なくとも「中」の回転数とするか、「弱」の回転数よりも大きく「中」の回転数よりも小さな回転数とする。
このように、空清運転モードにおけるファン20の設定回転数を、空調運転モードにおけるファン20の少なくとも最低設定回転数よりも大きくすることで、空調運転モードに対して、空気清浄フィルタ80による通風抵抗の増加による、吹出口12からの吹出風量低下を抑制し、空気清浄機能を十分に発揮できる風量を確保することができる。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作について説明する。
図1は、空気調和機の空調運転モード時を示している。空調運転モード時の状態においては、空気清浄フィルタ80は、本体1内、すなわち空気流路60外に収納されている。収納状態では、空気清浄フィルタ80は、前面パネル2の内方に配置され、空気清浄フィルタ80の上端側に歯車92が位置する。従って、空気清浄フィルタ80は、エアフィルタ70の上流側の吸込口11、すなわち空気流路60を覆わない。この状態では、空気清浄機能は働かない。
図2は、空気調和機の空清運転モード時を示している。図2では、空気清浄フィルタ80の全てが、エアフィルタ70の上流側の吸込口11、すなわち空気流路60の一部を覆っていて、空気清浄フィルタ80の下端側に歯車92が位置する。
すなわち、空清運転モードの実行開始時には、モータ91を正回転させることで、空気清浄フィルタ80は、図1の状態から図2の状態に回動し、形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。つまり、吸込口11、すなわち、空気流路60を覆う流路面積が大きくなる方向に、空気清浄フィルタ80は配置移動する。
また、空清運転モードの実行終了時には、モータ91を逆回転させることで、空気清浄フィルタ80は、図2の状態から図1の状態に回動し、形状が変形することなく、配置されているそのままの形状で配置位置が移動する。つまり、吸込口11、すなわち、空気流路60を覆う流路面積が小さくなる方向に、空気清浄フィルタ80は配置移動する。
つまり、塵埃検知センサ110による検知結果で、空気の清浄度合いを判断して、空気の清浄度合いが低い(塵埃有)の場合には、空調運転モードの実行終了時以降に、図1に示す空気清浄フィルタ80の配置位置から、図2に示す空気清浄フィルタ80の配置位置に、空気清浄フィルタ80を移動装置90により移動させて、空清運転モードを開始させる。
なお、塵埃検知センサ110を備えず、空調運転モードの実行終了時以降に、空清運転モードが自動的に開始される場合においても、空気清浄フィルタ80の動作は上記と同様である。
本発明の空気調和機は、空気清浄機能を有効にさせても、冷房運転や暖房運転の運転効率の低下を抑制できる空気調和機を提供できるため、家庭用のみならず、業務用等の空気調和機にも適用できる。
1 本体
2 前面パネル
11 吸込口
12 吹出口
13 後面
20 ファン
30 熱交換器
40 下流空気流路
41 リアガイダ
42 スタビライザ
51 上下風向変更羽根
52 左右風向変更羽根
60 空気流路
70 エアフィルタ
80 空気清浄フィルタ
81 ラック
90 移動装置
91 モータ
92 歯車
110 塵埃検知センサ

Claims (5)

  1. 吸込口と、
    前記吸込口から空気を吸い込ませるファンと、
    前記吸込口から吸い込まれた空気と熱交換する熱交換器と、
    前記吸込口から吸い込まれた空気が吹き出す吹出口と、
    空気清浄フィルタと、
    前記空気清浄フィルタの配置位置を移動させる移動装置と、
    制御装置と、を備え、
    前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記熱交換器により熱交換され、前記空気清浄フィルタを通過せず、前記吹出口より吹き出す空調運転モードと、
    前記吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、前記熱交換器により熱交換されず、前記空気清浄フィルタを通過する空清運転モードと、を有し、
    前記空調運転モードは、冷房運転と暖房運転とのうち、少なくともどちらか一方を含み、前記空調運転モードの実行終了時以降に、前記空清運転モードが実行されることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記吹出口に、上下風向変更羽根を備え、前記ファンの駆動を停止した状態および/または前記上下風向変更羽根が前記吹出口を閉じた状態のときに、前記吸込口から吸い込まれる、または、吸い込まれた空気が、前記空気清浄フィルタを通過する位置に、前記空気清浄フィルタは前記移動装置により移動されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 塵埃検知手段を備え、前記塵埃検知手段の塵埃の検知値が所定値以上の場合に、前記空清運転モードが実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 塵埃検知手段を備え、前記塵埃検知手段の塵埃の検知値が所定値未満の場合には、前記空清運転モードは実行されない、または、前記空清運転モードの実行後に停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記空清運転モードが実行されてから所定時間後に、前記空清運転モードは停止することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
JP2017166338A 2017-08-31 2017-08-31 空気調和機 Pending JP2019045025A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017166338A JP2019045025A (ja) 2017-08-31 2017-08-31 空気調和機
CN201810863419.8A CN109458667A (zh) 2017-08-31 2018-08-01 空气调节机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017166338A JP2019045025A (ja) 2017-08-31 2017-08-31 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019045025A true JP2019045025A (ja) 2019-03-22

Family

ID=65606358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017166338A Pending JP2019045025A (ja) 2017-08-31 2017-08-31 空気調和機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2019045025A (ja)
CN (1) CN109458667A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020193757A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 シャープ株式会社 空気調和機
JP2020193756A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 シャープ株式会社 空気調和機
CN113944958A (zh) * 2020-07-16 2022-01-18 海信(山东)空调有限公司 一种室内空调器及其使用方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106651A (ja) * 1988-10-17 1990-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄機能付空調装置
JPH02154938A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄機能付空調装置
JPH02242029A (ja) * 1989-03-16 1990-09-26 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JPH0577641A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Nippondenso Co Ltd 天井設置型車両用クーリングユニツト
JP2009216277A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調用室内ユニット
US20120196524A1 (en) * 2008-01-14 2012-08-02 Stephen Williams System and methods for actively controlling an hvac system based on air cleaning requirements
JP2016099090A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
JP2016183794A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015203556A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 日立アプライアンス株式会社 空気調和機の室内機及びこの室内機を備えた空気調和機
CN204730340U (zh) * 2015-07-07 2015-10-28 珠海格力电器股份有限公司 一种空调器
CN105570994B (zh) * 2016-01-26 2018-07-13 广东美的制冷设备有限公司 空调器
CN105716209A (zh) * 2016-04-11 2016-06-29 广东美的制冷设备有限公司 空调器、空调器的过滤网控制方法及装置
JP6960565B2 (ja) * 2017-07-24 2021-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106651A (ja) * 1988-10-17 1990-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄機能付空調装置
JPH02154938A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄機能付空調装置
JPH02242029A (ja) * 1989-03-16 1990-09-26 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JPH0577641A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Nippondenso Co Ltd 天井設置型車両用クーリングユニツト
US20120196524A1 (en) * 2008-01-14 2012-08-02 Stephen Williams System and methods for actively controlling an hvac system based on air cleaning requirements
JP2009216277A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調用室内ユニット
JP2016099090A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
JP2016183794A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020193757A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 シャープ株式会社 空気調和機
JP2020193756A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 シャープ株式会社 空気調和機
JP7233300B2 (ja) 2019-05-28 2023-03-06 シャープ株式会社 空気調和機
JP7332341B2 (ja) 2019-05-28 2023-08-23 シャープ株式会社 空気調和機
CN113944958A (zh) * 2020-07-16 2022-01-18 海信(山东)空调有限公司 一种室内空调器及其使用方法
CN113944958B (zh) * 2020-07-16 2023-06-16 海信空调有限公司 一种室内空调器及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN109458667A (zh) 2019-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019045025A (ja) 空気調和機
KR100917725B1 (ko) 공기조화기의 실내기
JP6960565B2 (ja) 空気調和機
JP2008202808A (ja) 空気調和装置
JPWO2019003511A1 (ja) 空気調和機
JP2019045108A (ja) 空気調和機
WO2018163548A1 (ja) 空気調和機
JP6998506B2 (ja) 空気調和機
JP6967693B2 (ja) 空気調和機
JPWO2018230128A1 (ja) 空気調和機
JP6709907B2 (ja) 空気調和機
JP6739004B2 (ja) 空気調和機
JP2001221453A (ja) 空気調和機
JP2019007653A (ja) 空気調和機
JP6846598B2 (ja) 空気調和機
JP4529282B2 (ja) 空気調和機
JP6998505B2 (ja) 空気調和機
JP4709039B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP6890229B2 (ja) 空気調和機
JP2019007654A (ja) 空気調和機
KR20060119068A (ko) 독립 공기청정기능이 부가된 공기조화기
JP4670593B2 (ja) 空気調和機
KR20060079052A (ko) 독립적인 냉방유로 및 청정유로를 갖는 에어컨
KR20020089802A (ko) 보조커버를 구비한 에어컨 실내기
KR20060119071A (ko) 공기청정기를 갖는 에어컨의 공기정화용 흡입구 개폐장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190121

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210126