JP2015203556A - 空気調和機の室内機及びこの室内機を備えた空気調和機 - Google Patents

空気調和機の室内機及びこの室内機を備えた空気調和機 Download PDF

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Abstract

【課題】塵埃の捕捉力を向上させることを課題とする。【解決手段】イオンを発生させるイオン発生電極142と、送風ファン125によって発生した送風を吹き出す空気吹出口112と、空気を取り込む空気吸込口111に備えられ、イオンとは逆の極性に帯電している金属フィルタ143と、イオン発生電極142と、金属フィルタ143に電圧を供給する高電圧発生装置141とを有し、イオン発生電極142は、空気吹出口112又は空気吹出口112近傍に設置されることを特徴とする。また、空気調和機の運転が停止すると、金属フィルタ143に付着した塵埃を取り除く可動式フィルタ掃除ユニット123を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、塵埃や、汚染物質を捕捉するフィルタを備えた空気調和機の室内機及びこの室内機を備えた空気調和機の技術に関する。
空気調和機は、熱交換器で室内空気を加熱、冷却、除湿等をした空気(調和空気)を生成する。そして、空気調和機は、生成した調和空気を室内に吹出すことで、室内を空気調和する。このとき、空気調和機には、温度、湿度の調節以外にも空気の循環機能を利用して、塵埃や、汚染物質を捕捉することによって使用空間内をクリーンで快適な空間にすることも望まれている。
ここで、捕捉や、除去の対象とされる塵埃、汚染物質は、年間を通して発生するものである。例えば、リビングのカーペットやカーテンからの繊維状の埃をはじめ、結露した壁や窓に発生したカビから発生する胞子等が塵埃、汚染物質として挙げられる。また、春や秋の季節には室外から侵入するスギやブタクサ等の花粉、冬季では毎年流行となるインフルエンザウイルス等も塵埃、汚染物質として挙げられる。さらに、近年では燃料の燃焼時等に発生し、吸入による健康被害の懸念も考えられるPM2.5等も塵埃、汚染物質として挙げられる。このように、補足や、除去の対象となる塵埃、汚染物質には様々なものがあり、各々の粒径も数μmから数mmまで幅広い大きさとなっている。
このような塵埃や、汚染物質を除去するため、特許文献1には、高電圧を印加することでイオンを放出して塵埃を帯電させ、アースに設置した集塵板で帯電した塵埃を捕捉する空気調和機が開示されている。
特許文献1に記載の空気調和機は、通風路内に高圧電位の放電電極とアース電位の対向電極を有している。このようにすることで、特許文献1に記載の空気調和機は、放電電極と、対向電極とを通過する空気中の塵埃に電荷を与える。このようにすることで、特許文献1に記載の空気調和機は、静電気の吸引力により塵埃を捕捉するものである。
また、例えば、特許文献2には、流入空気の上流部にHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタ等の目の細かいフィルタを設置する空気調和機が開示されている。このようにすることで、特許文献2に記載の空気調和機は、流入空気に含まれる繊維くず等はもちろん、カビやウイルス等の微小な粒子までも除去できる。
特許第4252405号明細書 特許第3813267号明細書
特許文献1に記載の空気調和機は、放電電極と、対向電極とを通過する空気に含まれる塵埃を集塵することが可能である。しかしながら、特許文献1に記載の空気調和機において、集塵された埃はアース電位の対向電極に蓄積されるため、対向電極に蓄積した塵埃を除去する必要がある。
特許文献2に記載の空気調和機は、通風路内に不織布等、目が非常に細かいエアフィルタを備えて集塵している。このため、熱交換器への通過風量が過剰に減少してしまい、熱交換器通過空気の低下に伴う冷暖房性能の低下が起こる。
また、エアフィルタに堆積した埃を取り払う手間がかかることや、不織布で構成されているため長期使用によるエアフィルタの劣化の虞があり、定期的なエアフィルタの交換が必要となる。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、塵埃の捕捉力を向上させることを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、イオンを発生するイオン発生部と、前記イオンとは逆の極性に帯電しているフィルタ部とを有し、イオン発生部は空気吹出口又は空気吹出口の近傍に設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、塵埃の捕捉力を向上させることができる。
本実施形態に係る空気調和機の外観図である。 本実施形態に係る稼動中における室内機の側断面模式図である。 前面パネルを外した状態の室内機の内部外観図である。 本実施形態に係る室内機の内部を上面から見た模式図である 本実施形態に係る空調機の集塵動作を説明する図である。 本実施形態に係る室内機の機能ブロックの例を示す図である。 第2実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る風向制御を説明する図である。 第4実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。 第6実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。 第7実施形態に係る稼動中における室内機の側断面模式図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同様の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
《第1実施形態》
[空気調和機の構成]
まず、本実施形態に係る空気調和機Zの全体構成を、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和機の外観図である。
まず、図1に示すように、空気調和機Zは、室内に設置される室内機1と、室外に設置させる室外機2とが、冷媒配管4を介して接続されている。冷媒配管4は通信ケーブルも有している。このような構成により、空気調和機Zは室内を空気調和する。
ここで、室外機2は、図示しない圧縮機、室外熱交換器、膨張弁等を備える。
そして、図1に示すように、室内機1の筐体101は、側面に設置される化粧枠102と、前面に設置される前面パネル103とを有する。
前面パネル103は、室内機1の前面を覆うように設置されており、下端を軸として前面パネル用モータ(図示せず)により回動可能な構成となっている。ちなみに、前面パネル103を、下端に固定されるものとして構成してもよい。
前面パネル103の下方には運転状況を表示する表示部114と、別体のリモコン(リモートコントローラ)3から送信される赤外線の操作信号を受ける受光部115とが設置されている。
また、室内機1の上部には室内の空気を室内機1に取り込むための空気吸込口111が備わっている。さらに、図2で後記する用に前面パネル103の内側にも空気吸込口111が備わっている。
そして、室内機1の下部には、室内機1内で生成された調和空気が吹き出される空気吹出口112が備わっている。
また、前面パネル103の左右方向中央の下部には、撮像カメラ(人体検知部)113が備えられている。
撮像カメラ113には、画像処理装置(人体検知部)164(図6)が付随して備えられている。
撮像カメラ113は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラである。また、撮像カメラ113は、レンズの光軸が水平線に対して所定角度だけ下方を向くように設置され、室内機1が設置されている室内を適切に撮像できるようになっている。また、撮像カメラ113は、空調室内を経時的に撮像して、撮像した画像を画像情報として、後記の画像処理装置164に出力する。なお、撮像カメラ113の代わりに、赤外線センサ等の人を検出できるセンサが用いられてもよい。
図2は、本実施形態に係る稼動中における室内機の側断面模式図であり、図3は、前面パネルを外した状態の室内機の内部外観図である。なお、図2は図1のA−A断面であるが、稼動中であるため前面パネル103が開いた状態であるとともに、上下風向板131が開いた状態となっている。
図2に示すように、室内機1は筐体101内に、高電圧発生装置(高電圧発生部)141と、イオン発生電極(イオン発生部)142と、金属フィルタ143a,143b(143)を備えている。
イオン発生電極142は、高電圧発生装置141によって高電圧を印加されることで、マイナス又はプラスのイオンを発生する。
高電圧発生装置141と、イオン発生電極142によって発生されたイオンは、流入空気と共に室内に放出され、接触した塵埃を帯電させる。
また、上部の空気吸込口111には金属フィルタ(フィルタ部)143a(143)が設けられている。また、前面パネル103の内側の空気吸込口111にも金属フィルタ143b(143)が設けられている。金属フィルタ143は、空気吸込口111から吸い込まれた空気中に含まれる塵埃を取り除くためのものであり、熱交換器(熱交換部)124の吸込側を覆うように配置されている。
なお、本実施形態では、金属フィルタ143が空気吸込口111に備えられているが、空気吸込口111と熱交換器124との間に設置されるようにしてもよい。
また、金属フィルタ143(143a,143b)は、イオン発生電極142が発生するイオンとは逆の極性に帯電している。
このようにすることで、金属フィルタ143は、イオン発生電極142によって発生されたイオンで帯電された塵埃を電気力によって強力に捕捉することができる。
イオンの発生と塵埃の捕捉の詳細については後記する。
金属フィルタ143(143a,143b)の吸込側には、起毛ブラシ122を有している可動式フィルタ掃除ユニット(除去部)123が配置されている。可動式フィルタ掃除ユニット123については後記するが、空気調和機Zの運転停止時に金属フィルタ143に付着している塵埃を除去するものである。なお、図3で後記するように、空気調和機Zの稼動時において、可動式フィルタ掃除ユニット123は、室内機1の正面から見て右端で停止している(図3参照)。従って、本来、室内機1の正面から見て左端方向を見ている図2では可動式フィルタ掃除ユニット123は図示されないはずだが、ここでは説明のため、可動式フィルタ掃除ユニット123を示すこととする。
筐体101の内部には、送風ファン125及び熱交換器124が設けられている。熱交換器124は、複数本の図示しない伝熱管を有し、送風ファン125により室内機1内に取り込まれた室内空気を、伝熱管を通流する冷媒と熱交換させることで、室内空気を加熱、冷却又は除湿するものである。
つまり、空気調和機Zは、室内の空気を熱交換器124により、加熱、冷却又は除湿した調和空気にし、これを室内に吹き出すことにより室内環境を快適なものとする。
送風ファン125は室内の空気を筐体101の内部に取り込み、熱交換器124によって加熱又は冷却した室内空気を、送風路127を介して室内に送風するものである。送風ファン125は室内機1内の中央に配置されている。送風ファン125は、例えば、遠心型や、クロスフローファンであることが望ましい。ここで、送風路127は、送風ファン125によって発生した送風の通り道である。
熱交換器124は送風ファン125の吸込側に配置され、送風ファン125の上方を覆うように略逆V字状に形成されている。熱交換器124は、複数本の伝熱管(不図示)を有し、送風ファン125により室内機1内に取り込まれた空気を、伝熱管を通流する冷媒と熱交換させ、前記空気を加熱又は冷却するように構成されている。なお、伝熱管は、前記した冷媒配管4に連通し、周知の冷媒サイクル(図示せず)の一部を構成している。
さらに、前記したように、熱交換器124の下方には熱交換器124で生じた凝縮水を受ける露受皿126が配置されている。
室内機1の筐体101には空気吹出口112が前面パネル103の下方に設けられている。
空気吹出口112には、送風ファン125からの送風の風向きを上下方向に調整する上下風向板131を有するとともに、送風の風向を横方向に調整する左右風向板132を有している。
上下風向板131は、後記する制御部151(図6)からの指示に従い、両端部に設けた回動軸(図示せず)を支点にして上下風向板用モータ(図示せず)により回動される。
左右風向板132は、後記する制御部151からの指示に従い、下部に設けた回動軸(図示せず)を支点にして左右風向板用モータ(図示せず)により回動される。
送風ファン125や、熱交換器124等の内部構造体は、化粧枠102(図1)や、前面パネル103や、筐体101により室内機1内に内包される。
[空気の循環について]
送風ファン125が回転することによって、空気吸込口111及び金属フィルタ143を介して室内空気が室内機1に取り込まれ、熱交換器124で熱交換された空気が送風路127に導かれる。さらに、送風路127に導かれた空気は、左右風向板132及び上下風向板131によって風向きを調整され、空気吹出口112から外部に送り出されて室内を空調する。
以下、このことを説明する。
送風ファン125が作動すると、空気は白抜き矢印A1のように流れる。まず、空気吸込口111から吸い込まれた空気中の塵埃は金属フィルタ143(143a,143b)に捕捉される。このとき、金属フィルタ143は熱交換器124の吸込側に配置されているので、空気中の塵埃の大半は金属フィルタ143で捕捉される。このとき、金属フィルタ143が、イオン発生電極142が発生するイオンとは逆の極性に帯電しているので、室内機1は金属フィルタ143の捕捉力に加えて、電気力による捕捉力を有することができる。
なお、高電圧発生装置141は、露受皿126と、空気吹出口112の上面部133と、筺体101の前面下部とで囲まれた空間部134の内部に設置されることが望ましい。また、イオン発生電極142は空気吹出口112又は空気吹出口112の近傍に設置される。本実施形態では、高電圧発生装置141が送風路127の外に設けられ、イオン発生電極142が送風路127の中に備えられている。
高電圧発生装置141が空間部134の内部に設置されることで、送風路127が高電圧発生装置141によって妨げられることがなくなる。
つまり、高電圧発生装置141は、空気吹出口112の近傍に設けられている。ここで、空気吹出口112の近傍とは、少なくとも空気吹出口112の上方であって、露受皿126の下方に位置する空間を含む。
なお、送風路127以外であれば、高電圧発生装置141は、空間部134の内部に限らず、どこに設けられてもよい。
また、イオン発生電極142に水を供給する水源部(不図示)を設置し、イオン発生電極142から霧を発生させる構成としてもよい。この場合、水源部は、ペルチェ素子(不図示)と、このペルチェ素子の冷却面に設けられ、その表面に空気中の水分を凝縮させる冷却板(不図示)とから構成される。
[可動式フィルタ掃除ユニット]
図3に示すように、空気調和機Zの運転中、可動式フィルタ掃除ユニット123は、室内機1の正面(紙面手前側)から見て右端で停止している。そして、空気調和機1の運転停止後に、可動式フィルタ掃除ユニット123は矢印Bの方向に移動する。そして、可動式フィルタ掃除ユニット123は、金属フィルタ143の正面から見て左端に到達したら折り返し、元の位置(右端)まで移動し、停止する。
このようにすることで、可動式フィルタ掃除ユニット123に備えられている起毛ブラシ122が金属フィルタ143の塵埃をかき取る。
このようにすることで、金属フィルタ143は常に清潔に保たれ、金属フィルタ143の網の目詰まりによる流入空気の減少を抑えることができる。結果として、空気調和機Zの冷暖房性能の低下を防止することができる。
リビング、ダイニング、寝室等といった空気調和機Zの使用環境には、比較的大きな塵埃から、大きさが数μm程度の小さな塵埃まで、塵埃が幅広く存在している。比較的大きな塵埃には、衣類、カーテン、絨毯等を構成する樹脂繊維から発生する繊維状の埃や、外出時に付着した土壌からの粉塵埃等がある。小さな塵埃には、ドアの開閉、24時間換気システム等から侵入する花粉、また気密性の高い部屋で結露し発生したカビから飛散したカビの胞子、ダニの死骸、やフン、細菌、ウイルス等がある。
これらの塵埃は、ハウスダストとして空中を浮遊し、やがて長い時間を掛けて沈降し、床や家具等に堆積する。堆積した塵埃は在室者の動きによって再び空気中に舞い、浮遊する。
これらの浮遊した塵埃を、人が吸入するとアレルギやぜんそく等の原因となる。そのため、金属フィルタ143や、電気集塵機能等の空気清浄機能を使用してこれらの塵埃を除去することが必要となる。
[高電圧発生装置及びイオン発生電極の設置位置]
図4は、本実施形態に係る室内機の内部を上面から見た模式図である。図4において、図2と同じ構成については、符号を適宜省略している。
図4における符号は、図2と同様の構成を示しているので、ここでは説明を省略する。なお、図4において、熱交換器124(図2)は図示省略している。
図4に示すように、本実施形態に係る室内機1では、高電圧発生装置141と、イオン発生電極142とは、空気吹出口112の片側に設けられている。
そして、イオン発生電極142、金属フィルタ143a,143bのそれぞれは高電圧線145によってそれぞれ高電圧発生装置141に接続している。
なお、イオン発生電極142は、図4に示すように室内機1の片側に設置されているが、これに限らず、イオン発生電極142がピアノ線等の導体線で構成され、空気吹出口112内部の一方の端部から他方の端部まで張られるようにしてもよい。つまり、空気吹出口112の全面にわたってイオンが放出されるようにしてもよい。この際、導体線は、ユーザが導体線に触れることのないよう、できるだけ空気吹出口112の奥側に設けられるようにすることが望ましい。
[集塵動作について]
以下、本実施形態に係る空気調和機Zにおける集塵動作について図5を参照して詳細に説明する。
まず、高電圧発生装置141が、およそ−6kVの高電圧電位を発生させる。発生した高電圧電位はイオン発生電極142に印加される。高電圧電位を印加されたイオン発生電極142はコロナ放電現象によりマイナスイオンB1を発生させる。
なお、高電圧発生装置141が発生する電位は、−6kVに限らないが、コロナ放電が発生する電圧以下であることが必要である。
発生したマイナスイオンB1は送風ファン125によって発生する吹出空気の流れに乗って使用空間内(室内)に放出される。
室内に放出されたマイナスイオンB1は、空気中を漂う塵埃B2に接触する。これにより、塵埃B2はマイナス電位に帯電される。
同時に、高電圧発生装置141で発生された+1kVの高電圧電位が高圧線145(図4)によって接続された金属フィルタ143(143a,143b)に印加される。これにより、金属フィルタ143は、マイナスイオンB1とは逆の極性に帯電する。
ここでは、金属フィルタ143は、+1kVで帯電されているが、+1kVに限らない。ちなみに、金属フィルタ143の絶対値がイオン発生電極142に印加される電位の絶対値より大きな電位で帯電されれば、塵埃捕捉力を向上させることができる。また、金属フィルタ143の電位の絶対値がイオン発生電極142に印加される電位の絶対値より小さな電位で帯電されれば、安全性を向上させることができる。
マイナスイオンB1と接触することによって、マイナスに帯電した塵埃B2は、室内機1の吸込空気に乗って、空気吸込口111に吸い込まれる。つまり、図5において、空気吸込口111付近に浮遊しているマイナスイオンB1は空気吹出口112から放出されたものが、空気の循環や、金属フィルタ143の電気力に引き寄せられることによって戻ってきたものである。そして、マイナスに帯電した塵埃B2は、マイナスイオンB1とは逆の極性に帯電している金属フィルタ143a、143bの静電気力によって、金属フィルタ143a,143bに強力に捕捉される。
また、本実施形態で使用される金属フィルタ143は、一般的に使用されているフィルタと同メッシュ数(約70×65メッシュ/2.54cm(=1インチ))で同線径(60μm程度)のものを使用することが望ましい。このようにすることで、これまでの空気調和機と比較して、本実施形態に係る空気調和機Zは、圧力損失を増加させることなく、冷暖房性能に影響しない集塵構造を実現することができる。特に、特許文献2で用いられているようなメッシュの細かいフィルタを用いることなく、塵埃の捕捉力を向上させることができる。
金属フィルタ143は、金属等、網全体に電位が均一に広がるような導電性のものであればよい。例えば、樹脂製の網の流入空気上流側に金属を蒸着やスパッタリングしたものが使用されてもよい。
特に、金属フィルタ143は、ニッケル成分を含有するステンレスで構成されたり、ステンレスがスパッタリングされたりしたものを用いることが可能である。このようにすることで、ステンレスにおける、金属イオン化したニッケル成分の抗菌作用によって、捕捉された塵埃に含まれる菌やウイルス、カビ等の繁殖抑制効果が期待できる。
なお、高電圧発生装置141、金属フィルタ143は、ユーザが触れることのできないよう、不導体で覆われていることが望ましい。さらに、イオン発生電極142は、イオンが放出される箇所を除いて不導体で覆われていることが望ましい。
捕捉した塵埃は、前記したように可動式フィルタ掃除ユニット123の往復動作により取り除かれる。このようにすることで、常に、金属フィルタ143から塵埃が除去された状態を保つことができる。この結果、金属フィルタ143の交換やメンテナンスを不要もしくは頻度を大幅に低減することができる。
なお、発明者が集塵率についての実験を行ったところ、フィルタのみを備えた空気調和機では、30%の集塵率であった。これに対し、同様のメッシュ数である金属フィルタ143を用いた、本実施形態に係る空気調和機Zでは60%の集塵率を有することが分かった。ここで、集塵率とは、検査室内において予め分かっている塵埃を、どれだけ捕捉することができたかを示す割合である。
[機能ブロック]
図6は、本実施形態に係る室内機の機能ブロックの例を示す図である。
室内機1(図1)では、RAM(Random Access Memory)150等で動作しているプログラムによって、制御部151が具現化している。
制御部151は、室内機1に備えられているスイッチ161、温度センサ162、湿度センサ163、撮像カメラ113に接続されている画像処理装置164から情報を取得する。そして、制御部151は、取得した情報を基に、送風ファン125、高電圧発生装置141、左右風向板132、上下風向板131等を制御している。
なお、画像処理装置164は、撮像カメラ113からアナログ信号として入力される画像情報をデジタル信号に変換し、人体の判定等を行うものである。すなわち、画像処理装置164は人を検知したか否か(所定空間における人体の存在の有無)を検知したり、人が室内機1から所定距離以内に存在しているか否かを検知したりするものである。
ここで、人体の判定とは、人を検知したか否か、人と室内機1との距離が所定距離以内であるか否か等である。人体の判定処理は既知の技術であるため、ここでは説明を省略する。なお、画像処理装置164を撮像カメラ113に内蔵されてもよいし、RAM150上で動作するプログラムとしてもよい。
《第2実施形態:人がいないときに集塵動作》
図7は、第2実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。
まず、画像処理装置164は撮像カメラ113から送られた画像を解析することによって、人を検知したか否かを判定する(S101)。
ステップS101の結果、人を検知した場合(S101→Yes)、画像処理装置164はステップS101へ処理を戻す。
ステップS101の結果、人を検知しない場合(S101→No)、制御部151はイオン発生電極142にイオンを発生させ、送風ファン125を動作させるイオンを室内に吹き出させる(S102)。このとき、制御部151は、高電圧発生装置141を作動させて金属フィルタ143を帯電させる。つまり、制御部151は、人が在室していないときに、イオン発生電極142によるイオンの発生を行うと共に、送風ファン125を回転させてイオンを室内に吹き出させる。
このようにすることで、イオンによる集塵の効率向上を保ちつつ、人が在室しているときにおける、イオンによる集塵動作に伴う送風の風速分布の偏りや、温度の偏りや、集塵動作に伴う送風ファン125の騒音を抑制することができる。
なお、ステップS101において、所定時間、連続して人を検知しない場合、画像処理部164は、S101→Noの判定を行い、制御部151がステップS102の処理へ進むようにしてもよい。
《第3実施形態:風向制御》
図8は、第3実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。
まず、画像処理装置164は撮像カメラ113から送られた画像を解析することによって、人を検知したか否かを判定する(S201)。
ステップS201の結果、人を検知した場合(S201→Yes)、画像処理装置164はステップS201へ処理を戻す。
ステップS201の結果、人を検知しない場合(S201→No)、制御部151は上下風向板131の方向を制御することで、送風の風向を制御し(S202)、ステップS201へ処理を戻す。このとき、制御部151は、送風ファン125の風量を上昇させるよう制御してもよい。
このとき、図9に示すように、壁に対する風向きの角度θが、45度以下となるよう、制御部151は上下風向板131を制御することが望ましい。このようにすることで、空気吹出口112から吹き出された空気は、下方に向かい、使用空間の床面やテーブル等の家具500の上面に向かって送風することになる。つまり、制御部151は、床面に対して送風が吹き付けられるよう上下風向板の向きを制御する。結果として、吹き出された空気は床や家具500の上面に堆積した塵埃を巻き上げる。
このように床や家具上面に堆積した塵埃を積極的に巻き上げることで、床や家具上面に堆積した埃を帯電させ、金属フィルタ143に捕捉することができる。
また、人を検知していないときに、ステップS202の処理を行うことで、人が在室しているときに床や家具上面に塵埃を積極的に巻き上げることがなくなるので、在室者が快適にすごすことができる。
なお、ステップS201において、所定時間、連続して人を検知しない場合、画像処理部164は、S201→Noの判定を行い、制御部151がステップS202の処理へ進むようにしてもよい。
《第4実施形態:人が近づくと動作停止》
図10は、第4実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。
まず、画像処理装置164は撮像カメラ113から送られた画像を解析することによって、人が室内機1から所定距離以内に接近したか否かを判定する(S301)。
ステップS301の結果、所定距離以内ではない場合(所定距離外である場合)(S301→No)、制御部151は高電圧発生装置141を稼動させ続け(S302)、イオン発生電極142からイオンを発生させ続けるとともに、金属フィルタ143を帯電させ続ける。そして、制御部151はステップS301へ処理を戻す。
ステップS301の結果、所定距離以内ではある場合(S301→Yes)、制御部151は、高電圧発生装置141を停止させ(S303)、ステップS301へ処理を戻す。高電圧発生装置141が停止することにより、イオン発生電極142からのイオンの発生及び金属フィルタ143の帯電が停止する。
このように、画像処理装置164によって、在室者と室内機1との距離が所定距離以内となったことが検知された場合、制御部151は高電圧発生装置141を停止させるようにしてもよい。
このようにすることで、空気調和機Zの運転中に在室者が高電圧発生装置141や、金属フィルタ143や、イオン発生電極142に触れることができるようにすることができる。
《第5実施形態:運転停止すると動作停止》
図11は、第5実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。
まず、制御部151は、空気調和機Zの運転が停止されたか否かを判定する(S401)。
ステップS401の結果、運転停止していない場合(S401→No)、制御部151は高電圧発生装置141を稼動させ続け(S402)、イオン発生電極142からイオンを発生させ続けるとともに、金属フィルタ143を帯電させ続ける。そして、制御部151はステップS401へ処理を戻す。
ステップS401の結果、運転停止した場合(S401→Yes)、制御部151は、高電圧発生装置141を停止させ(S403)、ステップS401へ処理を戻す。高電圧発生装置141が停止することにより、イオン発生電極142からのイオンの発生及び金属フィルタ143の帯電が停止する。
このようにすることで、運転停止してからユーザが室内機1の点検等を行う際に、イオン発生電極142及び金属フィルタ143に安全に触れることができる。
《第6実施形態:運転停止すると動作停止→アース》
図12は、第6実施形態に係る室内機の制御手順を示すフローチャートである。
まず、制御部151は、空気調和機Zの運転が停止されたか否かを判定する(S501)。
ステップS501の結果、運転停止していない場合(S501→No)、制御部151は高電圧発生装置141を稼動させ続け(S502)、イオン発生電極142からイオンを発生させ続けるとともに、金属フィルタ143を帯電させ続ける。そして、制御部151はステップS501へ処理を戻す。
ステップS501の結果、運転停止した場合(S501→Yes)、制御部151は、高電圧発生装置141を停止させる(S503)。高電圧発生装置141が停止することにより、イオン発生電極142からのイオンの発生及び金属フィルタ143の帯電が停止する。
続いて、制御部151は金属フィルタ143をアースし(S504)、ステップS501へ処理を戻す。
このようにすることで、運転停止してからユーザが室内機1の点検等を行う際に、イオン発生電極142及び金属フィルタ143に、第5実施形態より安全に触れることができる。
なお、ステップS504において、金属フィルタ143が逆の極性(塵埃と同じ極性)に帯電されるようにしてもよい。
このようにすることで、電気力によって金属フィルタ143から塵埃が反発するので、塵埃を効率的に除去することができる。
また、制御部151は、画像処理装置164によって人が不在であると判定された場合、通常運転時よりも風量を増加させるよう送風ファン125を制御してもよい。
《第7実施形態:送風路にイオン発生電極を設置》
図13は、第7実施形態に係る稼動中における室内機の側断面模式図である。図13において、図2と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図13の室内機1aが第1実施形態に示す室内機1と異なる点は、イオン発生電極142が空気吹出口112の外すなわち送風路127の外に設けられている点である。より具体的には、イオン発生電極142が、高電圧発生装置141とともに、空間部134に設けられている。なお、イオン発生電極142が空気吹出口112の外すなわち送風路127の外に設けられる場合、その設けられる個所は空間部134に限らない。
また、図13に示すように、本実施形態では高電圧発生装置141がイオン発生電極142の上方に備えられているが、これに限らず、イオン発生電極142の下方に備えられてもよいし、イオン発生電極142と並列に備えられていてもよい。
《その他の実施形態》
なお、画像処理装置164が、所定時間連続して人を検知しないときに、制御装置151は、高電圧発生装置141がイオン発生電極142に印加する電圧を上げるようにしてもよい。すなわち、所定時間連続して人が検知されないときに、制御装置151がイオンをより多く発生するようにしてもよい。
このようにすることで、人が在室していない間によりおおくの塵埃を捕捉しておくことができ、快適性を向上させることができる。
さらに、画像処理装置164が、所定時間連続して人を検知しないときに、制御装置151は、高電圧発生装置141が金属フィルタ143に印加する電圧を上げるようにしてもよい。すなわち、人所定時間連続して人が検知されないときに、制御装置151が属フィルタ143の捕捉力を上げるようにしてもよい。
このようにすることで、人が在室していない間により多くの塵埃を捕捉しておくことができ、快適性を向上させることができる。
そして、画像処理装置164が、所定時間連続して人を検知しないときに、制御部151が送風ファン125の回転数を上げるようにしてもよい。つまり、人が在室していない間に、より多くの塵埃を巻き上げ、イオン及び金属フィルタ143で巻き上げた塵埃が捕捉されるようにしてもよい。
このようにすることで、人が在室していない間によりおおくの塵埃を捕捉しておくことができ、快適性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る室内機1と、図1に示すように図示しない圧縮機、室外熱交換器、膨張弁等を備えた室外機2を有することで、前記した各効果を有する空気調和機Zを提供することができる。
また、本実施形態に係る空気調和機Zは、空気調和タイマ機能等により集塵動作時間が設定可能であってもよい。
さらに、発生されるイオンはプラスイオンでもよい。この場合、金属フィルタ143には、対極となるマイナス電位が印加されることになる。
そして、高電圧発生装置141が空気吹出口112に備えられていてもよい。
本実施形態に係る空気調和機Zによれば、イオン発生器を空気吹出口112又は空気吹出口112の近傍に備えることによって、室内機1の送風に伴ってイオンを室内に送ることができる。室内に放出されたイオンは、室内の塵埃を帯電させる。そして、空気吸込口111から室内機1に吸い込まれた塵埃は、イオンとは逆の極性に帯電している金属フィルタ143によって捕捉される。このとき、イオンと同じ極性に帯電している塵埃は電気力によって金属フィルタ143に捕捉されるため、塵埃の捕捉力を向上させることができる。
さらに、イオンが室内に放出されることにより、室内に浮遊している塵埃は、金属フィルタ143との電気力によって、室内機1に引き寄せられる。従って、本実施形態に係る室内機1は、送風ファン125による吸込力に加えて、電気力による塵埃の吸込力をも有する。その結果、本実施形態に係る空気調和機Zは、捕捉力を向上させることができる。
特許文献1に記載の技術は、イオン発生電極が空気吸込口に備えられているため、室内の塵埃は帯電されない。従って、特許文献1に記載の技術は、室内に浮遊している塵埃の捕捉力は、送風ファンの吸込力のみに依存される。
また、特許文献2に記載の技術のようにメッシュの細かいフィルタを用いなくても、高い塵埃捕捉力を有する空気調和機Zの提供が可能となる。
そして、高電圧発生装置141、イオン発生電極142が送風路127以外に設置されることにより、高電圧発生装置141、イオン発生電極142が送風を妨げることがなくなる。
さらに、本実施形態に係る空気調和機Zの室内機1は、空気調和機Zの運転停止後、可動式フィルタ掃除ユニット123で金属フィルタ143に付着している塵埃を除去する。このようにすることで、金属フィルタ143を常に清潔な状態に保つことができると共に、金属フィルタ143のメッシュが塵埃で詰まることによる流入空気の減少を抑えることができる。つまり、メンテナンスフリーな空気調和機Zを提供することができる。
また、本実施形態に係る空気調和機Zの室内機1は、人が在室していないときに、イオン発生電極142によるイオンの発生を行う。このようにすることで、人が在室しているときにおける、イオンによる集塵動作に伴う送風の風速分布の偏りや、温度の偏りや、集塵動作に伴う送風ファン125の騒音を抑制することができる。
そして、本実施形態に係る空気調和機Zの室内機1は、床面に対して送風が吹き付けられるよう上下風向板131の向きを制御する。このようにすることで、床や家具500上面に堆積した埃が巻き上げられる。これにより、床や家具上面に堆積した埃をイオンによって帯電させ、金属フィルタ143に捕捉することができる。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を有するものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した各構成、機能、制御部151等は、それらの一部又はすべてを、例えば集積回路で設計すること等によりハードウェアで実現してもよい。また、前記した制御部141等は、CPU等のプロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、HD(Hard Disk)に格納すること以外に、メモリや、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、IC(Integrated Circuit)カードや、SD(Secure Digital)カード、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に格納することができる。
また、各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
1 室内機
2 室外機
103 前面パネル
111 空気吸込口
112 空気吹出口
113 撮像カメラ(人体検知部)
123 可動式フィルタ掃除ユニット(除去部)
124 熱交換器(熱交換部)
125 送風ファン
126 露受皿
127 送風路
131 上下風向板
132 左右風向板
134 空間部
141 高電圧発生装置(高電圧発生部)
142 イオン発生電極(イオン発生部)
143,143a,143b 金属フィルタ(フィルタ部)
151 制御部
164 画像処理装置(人体検知部)
B1 マイナスイオン(イオン)
B2 塵埃
Z 空調機

Claims (7)

  1. イオンを発生するイオン発生部と、
    前記イオン発生部に高電圧を印加する高電圧発生部と、
    空気と冷媒を熱交換する熱交換部と、
    空気を吸い込む空気吸込口又は前記空気吸込口と前記熱交換部との間に位置し、前記イオンとは逆の極性に帯電するフィルタ部と、
    を有し、
    前記イオン発生部及び前記高電圧発生部は、空気を吹き出す空気吹出口又は前記空気吹出口近傍に設置される
    ことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記高電圧発生部は前記送風路外に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記空気調和機の運転停止時に前記フィルタ部に付着している塵埃を除去する除去部、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  4. 人を検知する人体検知部を有し、
    前記人体検知部が、所定時間連続して人を検知しないときに、前記高電圧発生部が前記イオン発生部に印加する電圧を上げる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  5. 人を検知する人体検知部を有し、
    前記人体検知部が、所定時間連続して人を検知しないときに、前記フィルタ部に印加する電圧を上げる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  6. 人を検知する人体検知部を有し、
    前記人体検知部が、所定時間連続して人を検知しないときに、送風ファンの回転数を上げる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機と、
    圧縮機と室外熱交換器と膨張弁とを有する室外機とを備える空気調和機。
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