JP3159313U - 高効率迷路式空気処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
空気の汚染が深刻である現在、地面、テーブル面、台面近くの空気中には自動車排気中の粉塵や微粒子、さらには毛髪、繊維、及び工業生産により排出された各種の有害排気などが大量に漂流している。
これら目には見えない存在は、有害であり、高濃度である。
しかも、無風状態では、これら有害物質は、重力(地球の引力)の作用を受け、地面、テーブル面、台面位置に落下し、或いは高濃度で大量に浮遊している。
よって一般に、地面及びテーブル面などの近くの汚染物質濃度は、最も高い。
人が動く時に生じる空気の流れ、或いは外界からの自然風は、地面、テーブル面、台面に落下し堆積している有害物質を巻き上げ、再度空気中に撒き散らすため、人はこれら有害物質を絶えず吸入することになってしまい、これが各種疾病の原因となっている。
従来の空気清浄機の静電集塵板設計は、1本(枚)或いは数本(枚)のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵片を機体内(外)に設置するものである。
これにより、その付近を通過するマイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物に対して、吸着作用を生じ、空気ろ過の機能を達成する。
しかし、上記した集塵板では、マイナス(プラス)電気の集塵板に非常に近い、或いは非常にゆっくりと流動している気流中のマイナス(プラス)電気を帯びた異物に対してのみ、吸着作用を発揮することができる。
そのため、多くの場合には、気流量が大きくスピードが速いマイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子とプラス(マイナス)電気の集塵板との間には、距離があり、しかも空気中の異質粒子は直線に進むため、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異質粒子の一部は、プラス(マイナス)電気の集塵板のプラス (マイナス)電気吸引力を、逃れてしまい、気流と共に離れて行ってしまう。
よって、そのろ過品質は理想的とは言えない。
しかも、一般的なフィルターを使用するろ過装置は、最小でも0.1μの微粒子までしかろ過できない。
よって、現在市販されている各種空気清浄機はろ過効果が低いため、そのフィルターの洗浄は、多くは数ヶ月に一度で十分である。
すなわちこれは、ろ過効果が低く、ろ過後の空気の質が良くないことを示している。
本考案は、従来の空気処理装置の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
高効率迷路式空気処理装置は、空気処理装置殻体のダクト内に、集塵ユニットを設置し、該集塵ユニットは、相互に対応し、交互に排列する少なくとも1枚以上のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵板により構成し、該集塵ユニット内には迷路のような半封鎖式の空気流道を形成し、該集塵ユニットの一端の入風口には、空気イオン化発生器の放電発射端(線)を設置し、吸入した空気をイオン化し、こうして空気中の異物粒子はマイナス(プラス)電気を帯び、
物質慣性運動原理を利用し、ファンが生じる吸引気流により、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子を、設計された半封鎖式の、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵ユニットが形成する空気流道内壁に引き込み、その内部のプラス (マイナス)電気を帯びた集塵板に全面的に衝突させ、
既にマイナス(プラス)電気を帯びている空気中の異物粒子は、流動過程において、気流方向が変化することで、該集塵板に何度も衝突し、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に吸着され、極めて良好な空気清浄効果を達成し、
こうして、空気は清浄となり、人や動物の呼吸に供することができ、身体と呼吸器の健康を維持するため、空気が汚染されているあらゆる地区で使用でき、
該各プラス (マイナス)電気を帯びた集塵板の一面、或いは両面には、気流のかく乱作用を備えるスポイラーを設置し、
これにより、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物が、該空気流道を通過する時には、より多くの乱気流を生じ、該マイナス(プラス)電気を帯びた集塵板へのランダムな衝突機会と回数を拡大することができ、
こうして空気中の異物粒子は、流動過程において、該プラス (マイナス)電気を帯びた集塵板に大量に吸着され、集塵効果を向上させることができる。
集塵ユニット2は、相互に対応し、交互に排列する少なくとも1枚以上の集塵板21により構成する。
集塵ユニット2内には、迷路が半分閉じたような空気流道22を形成する。
集塵ユニット2一端の入風口23には、空気イオン化発生器の放電発射端(線)31とファン4を設置する。
空気イオン化発生器は、マイナス(プラス)イオン発生器、プラス(マイナス)静電高圧放電器などを備えるが、本実施例では、マイナス(プラス)イオン発生器3を例とする。
本実施例は、集塵ユニット2一端の入風口23に、マイナス(プラス)イオン発生器3の放電発射端(線)31を設置し、集塵ユニット2の反対端には、ファン4を設置する。
ファン4が生じる吸引気流により、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子を導く。
導く先は、設計され、しかも気流の方向を改変可能な、半封鎖式の、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵ユニット2が形成する空気流道22内壁で、プラス(マイナス)電気を帯びた空気中の異物粒子は、その内部のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵板21に全面的に衝突する。
こうして、空気中の異物粒子は、流動過程において、気流方向が変化することで、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板21に何度も衝突し、極めて高い確率で、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板21に吸着される。
これにより、非常に良好な空気清浄効果を達成し、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子の、設計に基づく半封鎖式の空気流道22とプラス (マイナス)電気を帯びた集塵板21への衝突回数を、増やすことができる。
各プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板21の一面、或いは両面には、気流のかく乱作用を備えるスポイラー211を設置する。
これにより、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子が、空気流道22を通過する時には、より多くの乱気流を生じ、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板21への衝突回数を拡大することができる。
マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子は、流動過程において、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板21に大量に吸着され、極めて良好な空気清浄効果を達成する。
同時に、空気イオン化発生器の放電発射端(線)31、マイナス(プラス)イオン発生器3の放電発射端(線)31、或いはプラス(マイナス)静電高圧放電器の放電発射タングステンフィラメントを、空気流道22中に設置するため、空気をイオン化する効果を向上させることができる(図3参照)。
プラス(マイナス)電気の集塵ユニット5は、少なくとも1枚のプラス(マイナス)電気の集塵板51により構成する。
さらに、各プラス(マイナス)電気の集塵板51の左側、右側に、順番に複数の貫通孔52を設置する。
プラス(マイナス)電気の集塵ユニット5内には、迷路が半分閉じたような形式の空気流道54を形成する。
各2枚のプラス(マイナス)電気の集塵板51間には、小型半封鎖空間541を形成する。
プラス(マイナス)電気の集塵ユニット5の片側には、空気イオン化発生器の放電発射端(線)31を設置する。
ここでは、マイナス(プラス)イオン発生器3(或いは、プラス(マイナス)静電高圧放電器)を実施例とする。
設置するファン4が生じる吸引気流により、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子を導く。
導く先は、第一プラス(マイナス)電気の集塵板51の複数貫通孔52で、ここから、半封鎖式の空気流道54内壁で、プラス(マイナス)電気を帯びた空気中の異物粒子は、その内部のプラス (マイナス)電気を帯びた集塵板51に全面的に衝突する。
こうして、空気中の異物粒子は、流動過程において、プラス (マイナス)電気を帯びた集塵板51に何度も衝突し、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板51に吸着される。
これにより、非常に良好な空気清浄効果を達成する。
さらに、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子の、設計に基づく半封鎖式で、プラス(マイナス)電気を帯びた空気流道54中において、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板51にランダムに衝突する機会と回数を増やすことができる。
各プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板51の一面、或いは両面には、気流のかく乱作用を備えるスポイラー53を設置する。
これにより、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子が、空気流道54を通過する時には、より多くの乱気流を生じ、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板51へのランダムに衝突する機会と回数を拡大することができる。
同時に、空気イオン化発生器の放電発射端(線)31、マイナス(プラス)イオン発生器3の放電発射端(線)31、或いはプラス(マイナス)静電高圧放電器の放電発射タングステンフィラメントを、空気流道54中に設置するが、マイナス(プラス)イオン発生器3に本体は、空気処理装置1のダクト12外に設置可能であるため、空気をイオン化する効果を向上させることができる(図6参照)。
しかも、マイナス(プラス)電気の集塵ユニット2、5は、必要に応じて、各種空気処理装置1或いは空気処理システムなどの殻体11のダクト12中に設置することができる。
さらに、世界の実情、及び使用場所の空気の特質に応じて、最良の効果を達成し、清浄な空気を人々に提供するため、多層式に設計し、及び数個のプラス(マイナス)電気の集塵ユニット2、5を設置することができる。
さらに、小型の携帯型装置に設計することができ、この場合には、消防士、軍隊、警察などの使用に適用し、その呼吸器と生命を守ることができる。
11 殻体
12 ダクト
2、5 集塵ユニット
21、51 集塵板
211、53 スポイラー
22、54 空気流道
23 入風口
24 出風口
3 イオン発生器
31 放電発射端(線)
52 貫通孔
541 小型半封鎖空間
4 ファン
Claims (12)
- 空気処理装置殻体のダクト内に、集塵ユニットを設置し、
前記集塵ユニットは、相互に対応し、交互に排列する少なくとも1枚以上のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵板集塵板により構成し、前記集塵ユニット内には、迷路が半分閉じたような空気流道を形成し、
前記空気処理装置のダクト内には、空気イオン化発生器の放電発射端(線)とファンを設置し、
前記ファンが生じる吸引気流により、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子を、設計された半封鎖式の、プラス(マイナス)電気を帯びた集塵ユニットが形成する空気流道内壁に導き、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子は、その内部のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に全面的に衝突し、
こうして、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子は、気流がもたらす動力により、物質慣性運動と極小粒子のランダム拡散運動を生じ、
流動過程において、気流方向が変化することで、前記プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に何度も衝突し、極めて高い確率で、前記プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に吸着され、これにより、非常に良好な空気清浄効果を達成することを特徴とする高効率迷路式空気処理装置。 - 前記各プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板の表面には、気流のかく乱作用を備えるスポイラーを設置し、
これにより、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子が、前記集塵ユニット内に形成する迷路が半分閉じたような形式の空気流道のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に衝突するランダムな機会と回数は拡大し、
前記各プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板の一面、或いは両面には、気流のかく乱作用を備えるスポイラーを設置し、
これにより、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物が、前記空気流道を通過する時には、より多くの乱気流を生じ、前記プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板へのランダムな衝突機会と回数を拡大することができ、
こうして集塵効果を向上させることを特徴とする請求項1に記載の高効率迷路式空気処理装置。 - 前記プラス(マイナス)電気の集塵ユニットは、世界の実情、及び使用場所の空気の特質に応じて、最良の効果を達成し、清浄な空気を人々に提供するため、数個のプラス(マイナス)電気の集塵ユニットを設置可能であることを特徴とする請求項1に記載の高効率迷路式空気処理装置。
- 前記空気イオン化発生器は、マイナス(プラス)電気のイオン発生器であることを特徴とする請求項1に記載の高効率迷路式空気処理装置。
- 前記空気イオン化発生器は、プラス(マイナス)静電高圧放電器であることを特徴とする請求項1に記載の高効率迷路式空気処理装置。
- 前記空気イオン化発生器の放電発射端(線)は、前記空気流道中に設置するが、前記空気イオン化発生器の本体は、前記空気処理装置のダクトの外に設置し、空気イオン化の効果を向上させることができることを特徴とする請求項1に記載の高効率迷路式空気処理装置。
- 高効率迷路式空気処理装置は、空気処理装置殻体のダクト内に、プラス(マイナス)電気の集塵ユニットを設置し、
前記プラス(マイナス)電気の集塵ユニットは、少なくとも1枚のプラス(マイナス)電気の集塵板により構成し、さらに、前記各プラス(マイナス)電気の集塵板の左側、右側に、順番に複数の貫通孔を設置し、
前記プラス(マイナス)電気の集塵ユニット内には、迷路が半分閉じたような形式の空気流道を形成し、前記各2枚のプラス(マイナス)電気の集塵板間には、小型半封鎖空間を形成し、前記マイナス(プラス)電気の片側には、空気イオン化発生器の放電発射端(線)を設置し、反対端には、ファンを設置し、
前記ファンが生じる吸引気流により、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子を、第一プラス(マイナス)電気の集塵板の複数貫通孔に導き、ここから、設計された半封鎖式の空気流道内壁に入り、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子は、その内部のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に全面的に衝突し、
こうして、空気中の異物粒子は、流動過程において、前記プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に何度も衝突し、前記プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に吸着され、これにより、非常に良好な空気清浄効果を達成することを特徴とする高効率迷路式空気処理装置。 - 前記各プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板の表面には、気流のかく乱作用を備えるスポイラーを設置し、
これにより、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物粒子が、前記集塵ユニット内に形成する迷路が半分閉じたような形式の空気流道のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵板に衝突するランダムな機会と回数は拡大し、
前記各プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板の一面、或いは両面には、気流のかく乱作用を備えるスポイラーを設置し、
これにより、マイナス(プラス)電気を帯びた空気中の異物が、前記空気流道を通過する時には、より多くの乱気流を生じ、前記プラス(マイナス)電気を帯びた集塵板へのランダムな衝突機会と回数を拡大することができ、
こうして集塵効果を向上させることを特徴とする請求項7に記載の高効率迷路式空気処理装置。 - 前記プラス(マイナス)電気の集塵ユニット中のプラス(マイナス)電気を帯びた集塵板の数は、世界の実情、及び使用場所の空気の特質に応じて、増減可能であることを特徴とする請求項7に記載の高効率迷路式空気処理装置。
- 前記空気イオン化発生器は、マイナス(プラス)電気のイオン発生器であることを特徴とする請求項7に記載の高効率迷路式空気処理装置。
- 前記空気イオン化発生器は、プラス(マイナス)静電高圧放電器であることを特徴とする請求項7に記載の高効率迷路式空気処理装置。
- 前記空気イオン化発生器の放電発射端(線)は、前記空気流道中に設置するが、前記空気イオン化発生器の本体は、前記空気処理装置のダクトの外に設置し、空気イオン化の効果を向上させることができることを特徴とする請求項7に記載の高効率迷路式空気処理装置。
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JP2014522310A (ja) * | 2011-06-07 | 2014-09-04 | アコース アドバンスト テクノロジー リミテッド | 空気清浄装置及びその方法 |
CN107883514A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-04-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 新风换气装置 |
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