JP2004184004A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004184004A
JP2004184004A JP2002352719A JP2002352719A JP2004184004A JP 2004184004 A JP2004184004 A JP 2004184004A JP 2002352719 A JP2002352719 A JP 2002352719A JP 2002352719 A JP2002352719 A JP 2002352719A JP 2004184004 A JP2004184004 A JP 2004184004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indoor unit
blower
section
air
blowout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002352719A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4246988B2 (ja
Inventor
Shigeki Kato
茂基 加藤
Makoto Watanabe
誠 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Priority to JP2002352719A priority Critical patent/JP4246988B2/ja
Publication of JP2004184004A publication Critical patent/JP2004184004A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246988B2 publication Critical patent/JP4246988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】天井埋込み型であり、マイナスイオン発生装置の取付けを容易として、マイナスイオンの供給を確実に得られる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】吸込み部10aと吹出し部10bを設けた室内機本体1内部に熱交換器7、ドレンパン8、ファン6bとケーシング6aを備えた送風機6を収容し、吸込み口9と吹出し口10を備えた化粧パネル2を室内機本体の下面に取付けて室内に露出し、送風機の運転にともなって送風路Kを形成し、吹出し部はドレンパンの外側壁面8aおよび送風機ケーシングの開口端部との組合せ体から構成し、化粧パネルの吹出し口はドレンパンの外側壁面に接続する略垂直状の壁面aおよび送風機ケーシングの開口端部と接続する化粧パネル端縁方向に湾曲状に形成する壁面bからなり、送風機ケーシングに吹出し口を介して室内にマイナスイオンを供給するマイナスイオン発生装置20の発生電極部23を取付けた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイナスイオン発生装置を備えた、いわゆる天井埋込み型の空気調和機の室内機に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の室内機として店舗などの広い空間を空調する場合には、壁面に取付けられる、いわゆる壁掛け形よりも、天井面から極めて広い範囲に亘って均一に熱交換した空気を吹出すことができ、かつ居住者が受ける圧迫感の少ない天井埋込み型とした室内機が多用される傾向にある。
【0003】
一方、壁掛け形とした室内機であるが、[特許公報1]に開示されるように、吹出し送風路中にマイナスイオン発生装置が組み込まれている。この種の装置を備えることにより、室内にマイナスイオンを直接、もしくは熱交換した空気とともに供給できる。
【0004】
【特許公報1】
特開2001−74266(請求項1、図1〜図5参照)
室内がマイナスイオン雰囲気になることによって、人体はマイナスイオンを吸収する。マイナスイオンを吸収すると人体の細胞組織が活性化し、老廃物の排出を促進して新陳代謝が良好化し、健康増進に役立つことが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、実際の機器では、室内に効率よくマイナスイオンを供給できるように、マイナスイオン発生装置を送風路の、特に、吹出し口に取付けている。壁掛け形の室内機においては、室内機本体に吹出し口が設けられているので、比較的、無理なくマイナスイオン発生装置を取付けられる。
【0006】
これに対して上記天井埋込み型の室内機は、内部に熱交換器や送風機等を収容する室内機本体と、吸込み口および吹出し口が設けられる化粧パネルとから構成され、室内機本体下面に化粧パネルが取付けられる。
【0007】
上記化粧パネルは、室内機本体と別体の部品として構成され、天井裏に設置される室内機本体の下面開口部を下面から覆うように接合させて取付けられる構成となっている。
【0008】
そのため、高圧電源が必要なマイナスイオン発生装置を化粧パネルに取付けた場合、電源箱が設けられる室内機本体側と配線接続する必要が有る。メンテナンス作業で化粧パネルを着脱する際、この配線に対する着脱が必要となり、安全性および機能性の面で問題があった。
【0009】
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、天井埋込み型の室内機にマイナスイオン発生装置を安全でかつ機能的に取付けて、マイナスイオンの供給を確実に得られる空気調和機の室内機を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために本発明の空気調和機の室内機は、下面に吸込み部と吹出し部を離間して設けた室内機本体を被空調室の天井裏に取付け、室内機本体内部に吸込み部と対向して配置する熱交換器、熱交換器の下部にドレンパンおよび吹出し部と対向して配置するファンとファンを囲撓するケーシングを備えた送風機を収容し、吸込み部と吹出し部にそれぞれ連通する吸込み口と吹出し口を備えた化粧パネルを室内機本体の下面に取付けて室内に露出し、送風機の運転にともなって吸込み口から吸込んだ室内空気を吸込み部を介して熱交換器に導いて熱交換させ送風機と吹出し部を介して吹出し口から室内へ吹出す送風路を形成し、
上記吹出し部はドレンパンの外側壁面および送風機を構成するケーシングの開口端部との組合せ体から構成し、上記化粧パネルの吹出し口はドレンパンの外側壁面に接続する略垂直状の壁面および送風機ケーシングの開口端部と接続する化粧パネル端縁方向に湾曲状に形成する壁面からなり、上記吹出し部を構成する送風機ケーシングに吹出し口を介して室内にマイナスイオンを供給するマイナスイオン発生装置の発生電極部を取付けた。
【0011】
このような課題を解決する手段を採用することにより、天井埋込み型でありながら、マイナスイオン発生装置の取付けが容易で、マイナスイオンの供給を確実に得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る天井埋込み型の空気調和機の室内機外観を下面側から示す斜視図、図2は室内機本体1を見上げた状態の斜視図、図3は室内機本体1の一部を拡大した断面図である。
【0013】
空気調和機の室内機として、被空調室の天井板に設けられる開口部に挿入され、吊りボルト等を介して天井裏(いずれも図示しない)に吊持固定される室内機本体1を備えている。
【0014】
上記室内機本体1の下面部に化粧パネル2が取付けられていて、これら室内機本体1と化粧パネル2とで室内機が構成される。上記化粧パネル2は室内に露出して取付用開口部と室内機本体1側面部との間隙を遮蔽している。
【0015】
室内機本体1は、その長手方向が、長手方向と直交する方向である幅方向に対して長い矩形箱状に成型され、下面のみ開口し他の周面の全てが板面をなす筐体である。この筐体は金属薄板を板金加工し、内面にはたとえば発泡樹脂材などからなる断熱材が組み込まれ、室内機本体1として断熱構造をなしている。
【0016】
室内機本体1の長手方向両側面部1aにはそれぞれ一対ずつの吊り金具3が設けられ、天井裏から吊持される吊りボルト(図示しない)に取付けられる。室内機本体1の一方側(図の右側)の側面部1aで、吊り金具3の近傍部位に2本の冷媒接続管4と1本のケーブル用パイプ5端部が突出している。
【0017】
室内機本体1内の上記冷媒接続部4に室内熱交換器7に連通する冷媒管が接続される。また、これら配管接続部4には室外機から延出する冷媒渡り管が接続される。上記ケーブル用パイプ5には室内機と室外機および電源部と電気的に接続する渡りケーブルが挿通する。
【0018】
室内機本体1の下面開口部1bは、幅方向の略中央部に、長手方向に亘って設けられる上記ドレンパン8によって仕切られ、この左右両側に上記ドレンガイド9と対向する吸込み部10aと送風機6のケーシング6aの先端部が延出する吹出し部10bが開口する。
【0019】
上記送風機6は、ファンモータの回転軸に横流ファン6bが連結されていて、上記室内熱交換器7と対向する部位に、熱交換空気を吸込む開口を備え、その後流側に、横流ファン6bの外側周面を略囲撓するよう上記ケーシング6aが筐体内側側面に沿うように延設して外側の吹出し用送風路を形成している。
【0020】
また、吹出し部10b付近のケーシング6aと対面する側は、上記ドレンパン8の外壁側面8aがファンノーズと内側の吹出し用送風路を形成している。上記横流ファン6bが取込んだ室内空気は、この吹出し用送風路を通り吹出し部10bから吹出し案内される。
【0021】
上記化粧パネル2には、上記吸込み部10aと対向して吸込み口11が開口され、吸込グリル12が着脱自在に嵌め込まれている。上記吸込みグリル12は吸込み口11における室内空気の流通を可能としながら、吸込み口11から室内機本体1内部に対する遮蔽をなしている。
【0022】
さらに化粧パネル2には、上記吹出し部10bと対向して吹出し口13が開口される。上記吹出し口13の上部開口端は吸込み部10bと同一形状寸法であり、上部開口端から下部開口端に亘るドレンパン外側壁面8a側が略垂直状の壁面a、化粧パネル端縁2a側が端縁方向に湾曲状に形成される壁面bからなる。
【0023】
このような吹出し口13が吹出し部10bである送風機ケーシング6aの開口端部と断熱材15を介して連通される。吹出し口13の壁面bが端縁方向に湾曲状に曲成されるので、吹出し口13から吹出される熱交換した空気の一部を化粧パネル2の外方へ向かって吹出し案内できる。
【0024】
上記吹出し口13にはルーバー駆動機構に連結されたルーバー14が取付けられる。上記ルーバー14に対する姿勢制御によって、室内のさらに広い範囲に亘って均一に熱交換した空気を吹出し案内できる。
【0025】
そして、上記室内機本体1側に形成される吹出し部10bに、後述するマイナスイオン発生装置20を構成する発生電極部23が取付けられている。
このように構成された天井埋込み型の空気調和機の室内機において、送風機6が駆動されると室内空気が吸込みグリル12と吸込み口11および吸込み部10aを介して室内機本体1内に吸引される。
【0026】
熱交換空気はドレンガイド9を通過して室内熱交換器7に導かれ、熱交換がなされたあと送風機6に吸込まれる。さらに、吹出し部10bを介して吹出口13からルーバー14に案内され、室内へ吹出される。
【0027】
特に、吹出し口13の壁面bを端縁方向に湾曲状に曲成したので、吹出し口13から吹出される熱交換した空気の一部を化粧パネル2の外方へ向かって吹出し案内できる。
【0028】
上記吹出し口13にルーバー14が取付けられ、このルーバー14に対する姿勢制御によって、室内のさらに広い範囲に亘って均一に熱交換した空気を吹出し案内でき、効率のよい空調作用が得られる。
【0029】
上記送風機6が駆動することによって、室内空気が吸込み口11−吸込み部10a−室内熱交換器7−送風機6−吹出し部10b−吹出口13の順に導かれる送風路Kが形成される。
【0030】
一方、室内機本体1の吹出し部10bに取付けられるマイナスイオン発生装置20の発生電極部23においてマイナスイオンを発生し、吹出し口13を介して室内に直接、もしくは吹出し部10bを導通する熱交換した空気とともに室内に供給する。
【0031】
室内がマイナスイオン雰囲気になることによって人体はマイナスイオンを効率よく吸収する。その結果、人体の細胞組織が活性化して老廃物の排出を促進し、新陳代謝が良好化して健康増進に役立つ。
【0032】
つぎに、上記マイナスイオン発生装置20の構成と、マイナスイオン発生装置20の室内機本体1に対する取付け構造について詳述する。
先に説明した図3にマイナスイオン発生装置20断面を概略的に示している。図4は化粧パネル2を取付けた状態での吹出し部10bとマイナスイオン発生装置20を見上げた斜視図、図5は化粧パネル2を取外した状態でのマイナスイオン発生装置20の斜視図、図6は発生電極部23の斜視図である。
【0033】
上記マイナスイオン発生装置20は、上述したように室内機本体1の吹出し部10b側に取付けられていて、化粧パネル2の吹出し口13には何ら取付けられない。メンテナンス作業等で化粧パネル2を取外すことがあっても、マイナスイオン発生装置20の全ては室内機本体1側に残る。
【0034】
上記マイナスイオン発生装置20は、高電圧回路を備え室内機本体1の本体電源部に電気的に接続される電源部21と、この電源部21と高電圧リード線22を介して接続されマイナスイオンを発生する上記発生電極部23とから構成される。
【0035】
上記電源部21は、送風機ケーシング6aの開口端外部で発生電極部23と極く近接した位置に配置される。すなわち、電源部21は吹出し部10b近傍の送風路Kとは外れた部位に配置されていて、冷房運転時にたとえ吹出し部10bに結露が生じるようなことがあっても、電源部21が結露で濡れる虞れがない。
【0036】
電源部21と発生電極部23とを極く近接する位置に配置したので、これらを電気的に接続する高電圧リード線22のリード長が極く短くてすみ、ノイズの発生を抑え、かつ信頼性の向上を得られる。
【0037】
上記発生電極部23は、上記電源部21から高電圧が印加される電極板および、この電極板の作用により先端からマイナスイオンを放射する針状電極とで構成されるマイナスイオン発生電極25と、この発生電極25を支持する電極カバー26とから構成される。
【0038】
上記電極カバー26は、後述するように一部が吹出し部10b端面に取付けられる部位と、吹出し部10bの送風路K中に突出しマイナスイオン発生電極25を支持する部位とを一体に備えている。
【0039】
吹出し部10bの端面一部には、二段状の凹部から形成され、二段目の凹部にめねじ部27が設けられたカバー取付け部28が成型される。上記電極カバー26の一部は、このカバー取付け部28に嵌め込まれる断面形状をなし、その二段目には取付け用孔29が穿設される。
【0040】
上記取付け用孔29に取付けねじ30が挿通され、カバー取付け部28のめねじ部27に螺挿される。したがって、電極カバー26は取付けねじ30によって吹出し部10b端面に螺着されている。
【0041】
電極カバー26の一部とカバー取付け部28とは面接触することとなり、隙間の発生する余地がない。しかも、電極カバー26の取付け部位は送風路Kから外れた位置にあるので、冷房運転時においても結露が生じることはない。
【0042】
当然、電極カバー26を取付ける上記取付けねじ30の頭部も、吹出し部10b端面から一段引っ込んだ位置にあるとともに、送風路Kから外れた位置にあるので、冷房運転時においても結露することはない。
【0043】
上記電極カバー26は上述したように吹出し部10b端面に取付けられる部位と、吹出し部10bの送風路K中に突出しマイナスイオン発生電極25を支持する部位とを一体に備えている。
【0044】
実際には、上記吹出し部10b端面に取付けられる電極カバー26部位は、ある程度吹出し部10bに対向するように延出されていて、マイナスイオン発生電極25を支持する部分の下端面と送風機ケーシング6a面とは若干の隙間が存在する。
【0045】
電極カバー26の送風路K延出部には幅方向に沿って複数の小孔31が所定間隔を存して設けられている。これら小孔31は、電極カバー26の発生電極支持部端面と送風機ケーシング6a面との隙間と対向していて、これらで補助送風路Kaが形成される。
【0046】
上記補助送風路Kaには、送風路Kに導かれる熱交換した空気の一部が流通するので、冷房運転時においても結露することはない。結露の発生する条件を抑制でき、安全性の確保を図れ、信頼性の向上を得られる。
【0047】
発生電極部23は吹出し部10bと吹出し口13に位置しているが、吹出し部を構成するドレンパン8の外側壁面8aとは離間する送風機ケーシング6a側に取付けられているので、冷房運転時にドレン水を集溜することでドレンパン8の外側壁面8aが結露するようなことがあっても露付きの虞れがない。
【0048】
すなわち、マイナスイオン発生装置20においては電源部21から発生電極部23に高電圧をかけてマイナスイオンの発生作用を行わせるが、冷房運転時においてマイナスイオン発生装置20に対する結露付着の条件を確実に抑制することにより、安全性の確保を図れ、信頼性の向上を得られる。
【0049】
また、吹出し口13の発生電極部23との隙間対向部分には幅方向に沿い所定間隔を存して複数の突起32が一体に設けられる。これら突起32は吹出し口13から挿入された異物がたとえ発生電極部23との隙間に到達しても、それ以上の侵入を阻止し安全性を確保している。
【0050】
さらに、上記複数の突起32の両側部で、発生電極部23両側面と略密着する位置にも遮蔽突起33が設けられている。これら遮蔽突起33は上記発生電極部23との隙間に対する斜め方向からの異物の挿入を阻止する。
【0051】
上記マイナスイオン発生電極25の少なくとも一部は吹出し部10b端面から突出して上記吹出し口13に位置するように支持される。したがって、マイナスイオン発生電極25は実質的に吹出し口13からマイナスイオンを発生することとなり、室内に対して効率よくマイナスイオンを供給できる。
【0052】
しかも、上述したように吹出し口13を形成する壁面bが化粧パネル2の端縁2a側に湾曲成する断面形状をなし、かつ吹出し口にルーバー14を備えたところから、熱交換した空気に混在するマイナスイオンが室内の広範囲に亘って、効率よく供給される。
【0053】
マイナスイオン発生電極25端面と吹出し口13面とは所定の間隔を存しているので、化粧パネル2を取外してたとえばメンテナンス作業をしたあと、再び化粧パネル2を取付ける際に吹出し口13の側面がマイナスイオン発生電極25に接触することがなく、作業性の向上を得られる。
【0054】
マイナスイオン発生電極25を構成する針状電極は、所定間隔を存して設けられる複数枚のガード板の相互間に位置しており、これら針状電極の吹出し口端面側にはガード用突起が設けられて、吹出し口13から挿入される異物が針状電極に接触できないようにして安全性を確保している。
【0055】
送風路Kを導かれる熱交換した空気は、マイナスイオン発生電極25のガイド板相互間に形成されるスリットを通過し、針状電極に接触したうえで吹出し口13から吹出される。したがって、針状電極から放射されるマイナスイオンは熱交換した空気に効率よく混在して室内に導かれる。
【0056】
取付けねじ30頭部の突出方向と、マイナスイオン発生電極25の突出方向が同一であるが、電極カバー26は吹出し部10b端面の凹部(カバー取付け部28)に取付けられるので、取付けねじ30頭部の突出量がほとんどなく、したがってアーク放電が発生しない距離を確保でき安全性が得られる。
【0057】
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、天井埋込み型であることを前提として、マイナスイオン発生装置の取付けを容易として、マイナスイオンの供給を確実に得られるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る、天井埋込み型の空気調和機の室内機外観を下面側から示す斜視図。
【図2】同実施の形態に係る、室内機本体を見上げた状態の斜視図。
【図3】同実施の形態に係る、室内機本体の一部を拡大した断面図。
【図4】同実施の形態に係る、化粧パネルを取付けた状態での吹出し部とマイナスイオン発生装置の斜視図。
【図5】同実施の形態に係る、化粧パネルを取外した状態でのマイナスイオン発生装置の斜視図。
【図6】同実施の形態に係る、発生電極部の斜視図。
【符号の説明】
10a…吸込み部、
10b…吹出し部、
K…送風路、
7…室内熱交換器、
8…ドレンパン、
6…送風機、
6a…ケーシング、
1…室内機本体、
11…吸込み口、
13…吹出し口、
2…化粧パネル、
20…マイナスイオン発生装置、
21…電源部、
23…発生電極部、
Ka…補助送風路。

Claims (3)

  1. 下面に吸込み部と吹出し部とが離間して設けられ、被空調室の天井裏に取付けられる室内機本体と、
    この室内機本体内部に収容され、上記吸込み部と対向して配置される熱交換器と、この熱交換器の下部に配置され熱交換器で生成されるドレン水を受けるドレンパンおよび、上記吹出し部と対向して配置されファンとこのファンを囲撓するケーシングを備えた送風機と、
    上記吸込み部と上記吹出し部にそれぞれ連通する吸込み口と吹出し口を備え、上記室内機本体の下面に取付けられて室内に露出する化粧パネルと、
    上記送風機の運転にともなって形成され、吸込み口から吸込んだ室内空気を吸込み部を介して熱交換器に導いて熱交換させ、送風機と吹出し部を介して吹出し口から室内へ吹出す送風路とを具備した空気調和機の室内機において、
    上記吹出し部は、上記ドレンパンの外側壁面および上記送風機を構成するケーシングの開口端部との組合せ体から構成され、
    上記化粧パネルの吹出し口は、上記ドレンパンの外側壁面と接続される略垂直状の壁面および上記送風機ケーシングの開口端部と接続され化粧パネル端縁方向に湾曲状に形成される壁面からなり、
    上記吹出し部を構成する上記送風機ケーシングに取付けられ、上記吹出し口を介して室内にマイナスイオンを供給するマイナスイオン発生装置の発生電極部とを具備したことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 上記マイナスイオン発生装置は、上記発生電極部および、この発生電極部と電気的に接続される電源部から構成され、上記電源部は上記吹出し部近傍の上記送風路から外れた部位に配置されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 上記マイナスイオン発生装置における発生電極部と上記吹出し部を構成する送風機ケーシングとの間に、送風路に導かれる風の一部を分流案内する補助送風路が設けられることを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
JP2002352719A 2002-12-04 2002-12-04 空気調和機の室内機 Expired - Fee Related JP4246988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002352719A JP4246988B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 空気調和機の室内機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002352719A JP4246988B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 空気調和機の室内機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004184004A true JP2004184004A (ja) 2004-07-02
JP4246988B2 JP4246988B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=32754259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002352719A Expired - Fee Related JP4246988B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 空気調和機の室内機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4246988B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284164A (ja) * 2005-03-07 2006-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2007101110A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2010243022A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2015203556A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 日立アプライアンス株式会社 空気調和機の室内機及びこの室内機を備えた空気調和機
JP2018173252A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 マックス株式会社 送風装置
JP2022552091A (ja) * 2019-10-17 2022-12-15 グリー エレクトリック アプライアンシーズ インク オブ ズーハイ 浄化装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN209405334U (zh) * 2018-08-15 2019-09-20 广东美的制冷设备有限公司 负离子发生器组件和空气调节器

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61860U (ja) * 1984-06-08 1986-01-07 澄 寺田 ク−ラ−、空調器及び送風器の空気吹出口に取付けて使用する陰イオン発生器
JPS611015U (ja) * 1984-06-07 1986-01-07 三菱電機株式会社 空気調和機
JPH0182420U (ja) * 1987-11-20 1989-06-01
JPH0611147A (ja) * 1992-06-26 1994-01-21 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JPH09210399A (ja) * 1996-02-07 1997-08-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 天井埋込形空気調和機
JPH10160194A (ja) * 1996-11-27 1998-06-19 Daikin Ind Ltd 天井埋込型空気調和機
JPH10253089A (ja) * 1997-03-11 1998-09-25 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JPH118044A (ja) * 1997-06-12 1999-01-12 Corona Corp 空気調和機または空気清浄機
JPH1163542A (ja) * 1997-08-27 1999-03-05 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2001074266A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機の室内ユニット
JP2001074263A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機の室内ユニット
JP2001108259A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 天井埋込型空気調和機の吸入グリル落下防止構造
JP2001133005A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Hitachi Taga Technol Co Ltd 同時給排気型換気扇および同時循環排気型換気扇
JP2001201084A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機
JP2001201169A (ja) * 2000-01-14 2001-07-27 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機及び空気清浄器

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611015U (ja) * 1984-06-07 1986-01-07 三菱電機株式会社 空気調和機
JPS61860U (ja) * 1984-06-08 1986-01-07 澄 寺田 ク−ラ−、空調器及び送風器の空気吹出口に取付けて使用する陰イオン発生器
JPH0182420U (ja) * 1987-11-20 1989-06-01
JPH0611147A (ja) * 1992-06-26 1994-01-21 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JPH09210399A (ja) * 1996-02-07 1997-08-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 天井埋込形空気調和機
JPH10160194A (ja) * 1996-11-27 1998-06-19 Daikin Ind Ltd 天井埋込型空気調和機
JPH10253089A (ja) * 1997-03-11 1998-09-25 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JPH118044A (ja) * 1997-06-12 1999-01-12 Corona Corp 空気調和機または空気清浄機
JPH1163542A (ja) * 1997-08-27 1999-03-05 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2001074266A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機の室内ユニット
JP2001074263A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機の室内ユニット
JP2001108259A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 天井埋込型空気調和機の吸入グリル落下防止構造
JP2001133005A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Hitachi Taga Technol Co Ltd 同時給排気型換気扇および同時循環排気型換気扇
JP2001201169A (ja) * 2000-01-14 2001-07-27 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機及び空気清浄器
JP2001201084A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284164A (ja) * 2005-03-07 2006-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP4720413B2 (ja) * 2005-03-07 2011-07-13 パナソニック株式会社 空気調和機
JP2007101110A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP4682788B2 (ja) * 2005-10-06 2011-05-11 パナソニック株式会社 空気調和機
JP2010243022A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2015203556A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 日立アプライアンス株式会社 空気調和機の室内機及びこの室内機を備えた空気調和機
JP2018173252A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 マックス株式会社 送風装置
JP2022552091A (ja) * 2019-10-17 2022-12-15 グリー エレクトリック アプライアンシーズ インク オブ ズーハイ 浄化装置
JP7377350B2 (ja) 2019-10-17 2023-11-09 グリー エレクトリック アプライアンシーズ インク オブ ズーハイ 浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4246988B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4722165B2 (ja) 空気調和機
JP5371695B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
WO2007126072A1 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
KR100452028B1 (ko) 공조기용 실내 유닛
JP4246988B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2011094889A (ja) ダクト型空気調和機
JP5099095B2 (ja) 送風装置
JPH0639976B2 (ja) 空気調和装置
JP2004347264A (ja) 送風装置、ルーバ及びそれを備えた空気調節装置
JP4323019B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP3876864B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP3942972B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP5109889B2 (ja) 空気調和機
JP2008185221A (ja) 空気調和装置
JP7189418B2 (ja) 空気調和装置の室内機
JP4167355B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP2013064564A (ja) 空気調和機
JP2003042470A (ja) 空調室内機
JP2008116202A (ja) イオン発生素子の取付構造及びこれを用いた送風構造並びに空調装置及び空調システム
JP2020165576A (ja) 換気装置
JP4323018B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP2003065557A (ja) 空気調和機
JP2009198041A (ja) 空気調和機
WO2007119649A1 (ja) 空気調和機
JP4664642B2 (ja) 天井埋込型空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees