JP5371695B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
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Description
マイナスイオン発生装置は、表面を帯電防止処理した保護用容器内に発生電極を収容するとともに、発生電極とは離間した位置にアース部を備えてなる。上記発生電極は、高電圧が印加される電極板と、この電極板と一体形成され、かつ電極板の送風下流側に配置する複数の針状電極からなる。
上記ボス部に下孔が貫通して設けられ、ここに下孔の全長より短い長さの取付け具を取付ける。そして、アース線を接続したアース端子を、取付け具を介してボス部に取付けてなる。
針状電極先端に付着した塵埃の量が増えると、針状電極と対向電極であるアース部との間で異常放電が生じることがある。夜間に室内照明を消した状態で運転すると、異常放電が青白い光となって見えるので、ユーザーにおいて不安感を与えてしまう。
吹出し口に、高電圧が印加されることによりマイナスイオンを発生し室内へ供給するマイナスイオン発生装置を配置していて、このマイナスイオン発生装置は、先端が吹出し口の略中央部へ向くよう送風方向とは直交する方向に沿って配置される針状電極と、この針状電極から所定の距離を存した位置に取付けられるアースねじと、これら針状電極およびアースねじを覆う半密閉構造のケースとを備えている。
上記ケースは、針状電極先端と対向する部位に開口されるマイナスイオン放出用の第1の孔部と、この第1の孔部に隣接するとともにアースねじと対向する部位に開口される第2の孔部と、上記第1の孔部とは反対側の面に開口されケースの外部と内部とを連通するスリットとを具備する。
図1は、冷凍サイクル運転の停止時における、空気調和機の室内ユニットを概略的に示す縦断面図である。(なお、説明中に符号を付していない部品は図示していない。図示しても説明していない部品もある。以下同じ。)
ユニット本体1は、前側筐体を構成する前面パネル2と、後側筐体を構成する後本体3とからなり、上下方向に対して左右幅方向に横長状に形成される。ユニット本体1の前面側一部に前面吸込み口4が開口され、前面吸込み口4に対向する前面パネル2には開閉駆動機構に支持される可動パネル2Aが嵌め込まれている。
上記ユニット本体1の前面下部には吹出し口6が開口され、この吹出し口6には風向案内装置Fが設けられる。風向案内装置Fは、吹出し口6に対して上下方向に回動自在に支持される1枚の上下ルーバ7Aと、この上下ルーバ7Aの上面に取付けられる複数枚の左右ルーバ7Bを備えている。
一方、前面パネル2の上面吸込み口5と熱交換器8の上端部との間に亘って、枠体組立16が介在される。この枠体組立16の前端部に沿って、エアフィルタ清掃ユニットSが取付けられる。
長時間、冷凍サイクル運転を継続すると前面エアフィルタ18と上面エアフィルタ17に捕捉され、付着している塵埃の量が増えて空気流通の抵抗となる。そこで、定期的にエアフィルタ清掃ユニットSを作動させて、各エアフィルタ18,17に付着している塵埃を除去し屋外へ排出できるようになっている。
上述したように、ユニット本体1を構成する後本体3に、後ドレンパン12bとともに前ドレンパン12aが一体に成形されている。後本体3は、前ドレンパン12aの底面部を形成する隔壁部材14から、さらに前方に向って突出する片部3aが一体に設けられていて、この片部3aにマイナスイオン発生装置Mが取付けられる。
このとき、パネル開閉機構が作動し、可動パネル2Aは前面吸込み口4から離間して、前面側へ突出移動する。可動パネル2Aの周囲に室内と連通する隙間が生じ、前面吸込み口4は室内に対して開放される。同時に、風向案内装置Fを構成する上下ルーバ7Aが回動して吹出し口6を開放する。
吹出し口6から風向案内装置Fを構成する上下ルーバ7Aの裏面側と、ここに載置される複数枚の左右ルーバ7Bと、後本体3の前ドレンパン12aから一体に突出される片部3aの先端縁および、マイナスイオン発生装置Mの下部側一部が見えている。なお、マイナスイオン発生装置Mの上部側は吹出し口6周辺部に隠れて、この図では見えない。
後本体3に一体設けられる片部3aの所定部位に掛合用切欠部が設けられていて、ここにマイナスイオン発生装置Mが嵌め込まれている。マイナスイオン発生装置Mは平面視で左右方向が前後方向より長い矩形状をなし、正面視では左右方向が上下方向より長い矩形状をなす箱体からなる。
マイナスイオン発生装置Mは、ケース30と、このケース30内に収容される針状電極31および、アースねじ32と、ケース30の上面開口部を閉塞する蓋板33とから構成される。上記蓋板33は断熱材料からなり、この内面には難燃素材からなるシート34が取着され、ケース30の上面開口部を覆い密閉する。
図7は、マイナスイオン発生装置Mの左側面図であり、図8は、蓋板33を取外した状態のマイナスイオン発生装置M内部の平面図である。
集塵装置Zを構成するイオン発生器20と熱交換器8とが見える。すなわち、上面エアフィルタ17と前面エアフィルタ18を移動自在に支持する枠体組立16に、イオン発生器20が取付けられる。枠体組立16に対するイオン発生器20の取付けは確実であって、製品の運搬中に振動がかかっても、その位置が変動することはない。
本体部20Aは、熱交換器8を構成する前側熱交換器部8Aの前面で、かつこの上下方向の略中間部に沿って対向する。本体部20Aの長手方向の一端は、前側熱交換器部8Aの一側端と対向し、本体部20Aの長手方向の他端は前側熱交換器部8Aの他側部近傍部位に対向する。
上記本体部20Aは、イオン発生電極45と、アース電極である対向電極を備えていて、これらイオン発生電極45および対向電極が電極カバー46に取付けられることで構成される。同図は、電極カバー46からイオン発生電極45を取外して示している。
電源部20Bは、湾曲した前面部を有する箱体48の一側面部に、接続口体部48Aが突設される。この接続口体部48Aの内部にはコイルスプリング50が嵌め込まれた突条部eが形成され、電源部20Bと本体部20Aとを着脱自在に連結できる。そして、箱体48内の下部に高圧電源52が収容され、上部に抵抗などの電子部品が実装されたPC板53が取付けられる。
針状電極31とアースねじ32とが所定の間隔を存して配置されていて、針状電極31は抵抗を介して高圧電源52に接続され、アースねじ32は高圧電源52のグランド部に接続される。
リモコン(遠隔操作盤)の運転ボタンを押圧操作すると、室内送風機10が駆動されるとともに、マイナスイオン発生装置Mと、集塵装置Zを構成するイオン発生器20に通電される。さらに、室内機と冷媒管を介して連通する室外機において圧縮機が駆動され、冷凍サイクル運転が開始される。
具体的には、針電極bを備えたイオン発生電極45に高圧電源52からマイナスの高電位をかけられ、マイナスイオンが発生する。したがって、吸込み通風路15Bを通過している、もしくは各エアフィルタ17,18に捕捉されている全ての塵埃やウイルス類が効率よくマイナスに荷電する。
針状電極31は、この軸方向が吹出し口6から吹出される熱交換空気の吹出し方向とは直交する方向に向いて配置されていて、マイナスイオンは針状電極31先端と対向して開口される第1の孔部40から吹出し口6の中央部に向って供給される。従来のように、針状電極を送風方向に沿って配置した場合と比較して、より多量のマイナスイオンが効率良く吹出し口6から吹出される熱交換空気に載って室内へ導かれる。
ケース30の外面で、第1の孔部40と第2の孔部42とに亘って切欠き溝43を設けた。この切欠き溝43の存在により、第1の孔部40と対向する針状電極31先端から、第2の孔部42と対向するアースねじ32までの沿面距離の短縮化を図れる。
Claims (5)
- 吸込み口と吹出し口を備えたユニット本体内に、熱交換器と送風機とを相対向して配置し、上記吸込み口から上記ユニット本体内に室内空気を吸込んで上記熱交換器と熱交換させ、上記送風機を介して上記吹出し口から室内へ吹出すようにした空気調和機の室内ユニットにおいて、
上記吹出し口に、高電圧が印加されることによりマイナスイオンを発生し、室内へマイナスイオンを供給するマイナスイオン発生手段を配置し、
上記マイナスイオン発生手段は、
先端が上記吹出し口の略中央部へ向くよう、送風方向とは直交する方向に沿って配置される針状電極と、この針状電極から所定の距離を存した位置に取付けられ、針状電極先端との電位差を確保するためのアースねじと、これら針状電極およびアースねじを覆う半密閉構造のケースとを備え、
上記ケースは、
針状電極先端と対向する部位に開口されるマイナスイオン放出用の第1の孔部と、この第1の孔部と隣接するとともに、上記アースねじと対向する部位に開口される第2の孔部と、上記第1の孔部とは反対側の面に開口されケースの外部と内部とを連通するスリットと、
を具備することを特徴とする空気調和機の室内ユニット。 - 上記ケースは上面部が開口され、このケース上面開口部は難燃素材の蓋板で覆われ密閉されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
- 上記ケースの外面で、かつ上記第1の孔部と上記第2の孔部を連通して、針状電極からアースねじに至るまでの沿面距離を短縮するための切欠き溝が設けられることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
- 上記吸込み口近傍部位に集塵手段が取付けられていて、
この集塵手段は、
上記熱交換器の室内空気吸込み側に取付けられ、マイナスの高電位が印加されることに吸込み口を通過する室内空気に含まれる塵埃やウイルス等をマイナスに荷電するイオン発生器と、
アース電位がかけられることによって上記イオン発生器と電位差を確保し、イオン発生器によってマイナスに荷電された塵埃やウイルス等を捕捉し集塵する上記熱交換器と、
から構成されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。 - 上記マイナスイオン発生装置の高圧電源は、上記集塵手段を構成するイオン発生器の高圧電源から供給されていて、この高圧電源とマイナスイオン発生装置の針状電極との間に、針状電極への必要以上の電流をカットする抵抗が介設されることを特徴とする請求項4記載の空気調和機の室内ユニット。
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