JP5148522B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクルを構成する熱交換器と、マイナスイオン発生器を備えた空気調和機の室内機に係り、特にマイナスイオン発生器に対する支持構造の改良に関する。
[特許文献1]には、冷凍サイクルを構成する熱交換器の全面に亘って対向するようフィルタを備えた空気調和機が示されている。フィルタは、前面パネルを開いた状態で、空気調和機本体の左右両側部と、その中間部に形成したフィルタ支持レール部に沿ってスライド式に挿入でき、取外し自在に組み込まれている。
そして、フィルタをフィルタ支持レール部に対してスライドし易くするためと、フィルタが熱交換器側へ落ち込まないようにするために、左右のフィルタ支持レール部間に亘る横桟と、この横桟の相互に上下に亘る縦桟とによって、格子状のフィルタ支持枠を構成している。
[特許文献1]には、この他、熱交換器とフィルタとの間である、熱交換器の通風路上流側に近接して、空気清浄フィルタを備えている。前記空気清浄フィルタは、フィルタよりもさらに精度の高い空気浄化作用を行う化学繊維製のフィルタ構成となっている、と記載されているが、特に支持構造についての詳細な説明はない。
特開2006−90694号公報
空気清浄フィルタの支持構造は、近接して配置される熱交換器に取付け用具を介して取付けると推測される。しかしながら、熱交換器は、熱交換パイプに多数枚の薄肉フィンを狭小間隙で並設してなるものであるから、取付け用具を用いての取付けではフィンの変形を招き易く、熱交換パイプとともに破損の危険が大である。
一方、近時、電気集塵機やマイナスイオン発生器等の機能部品を熱交換器の通風路上流側に、熱交換器に近接して配置した空気調和機の室内機が知られている。これら機能部品は上記空気清浄フィルタと比較して重量が大であるところから、熱交換器に直接取付けるには無理がある。
そこで、熱交換器の風上側に部品取付け用の枠体を配置し、ここに機能部品を取付ければ、機能部品の重量に充分耐え得ることとなる。ただし、前記枠体を熱交換器に直接的もしくは間接的にも固定してはならない。
上述のように、熱交換器はフィンの変形やパイプの破損の虞れがあるうえに、製作誤差も大きい。さらに、冷房運転時や暖房運転時にある程度の収縮変形や膨張変形がともなう。枠体を熱交換器に固定するには、熱交換器の変形に追従できる配慮が必要となるなどの問題が生じる。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、熱交換器の送風路上流側にマイナスイオン発生器を配置するのに、何らの不具合も無く容易、かつ確実な取付けを可能として、信頼性の向上を得られる空気調和機の室内機を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明は、筐体である室内機本体の上部に吸込み口、下部に吹出し口、内部に吸込み口から吹出し口に連通する通風路を備え、室内機本体内の通風路中に、空気中に含まれる塵埃をマイナスに荷電するマイナスイオン発生電極である複数の針電極、これら針電極を覆う電極ケースから構成される電極部および電極部と電気的に接続される電源部とからなるマイナスイオン発生器を配置し、このマイナスイオン発生器の通風路上流側に空気中に含まれる塵埃を捕捉するエアフィルタを配置し、マイナスイオン発生器の通風路下流側に熱交換器を配置し、この熱交換器の通風路下流側に送風機を配置し、吸込み口と熱交換器との間に、左右両側部の縦枠とこれら縦枠間に架設される横枠とを備え、縦枠と横枠との間に開口部が形成され上下端部部が室内機本体に取付け固定される固定枠を配置し、さらに固定枠は、エアフィルタを支持するエアフィルタ支持部と、マイナスイオン発生器の電源部を支持する電源支持部と、マイナスイオン発生器の電極部を支持する電極支持部とを備えた。
本発明によれば、熱交換器の送風路上流側にマイナスイオン発生器を配置するのに、何らの不具合も無く、容易かつ確実な取付けを可能として、信頼性の向上を得られるという効果を奏する。
本発明における一実施の形態に係る、空気調和機の室内機の概略縦断面図。 同実施の形態に係る、室内機の主要構成部品を分解した斜視図。 同実施の形態に係る、固定枠を室内機本体に取付けた状態を示す斜視図。 同実施の形態に係る、固定枠に対するマイナスイオン発生器の取付けを示す斜視図。 同実施の形態に係る、マイナスイオン発生器の分解した斜視図。 同実施の形態に係る、マイナスイオン発生器の針電極と電極ケースとの関係を示す図。 同実施の形態に係る、固定枠に取付けられたマイナスイオン発生器の電極部にカバー体を取付ける状態を示す斜視図。 同実施の形態に係る、マイナスイオン発生器の電極ケースを覆うカバー体の表面側と裏面側の斜視図。 同実施の形態に係る、カバー体の固定枠に対する取付け構造を説明する図。 同実施の形態に係る、マイナスイオン発生器を室内機本体に取付けた状態を示す斜視図。 同実施の形態に係る、マイナスイオン発生器と熱交換器の配置関係を示す、一部縦断面図。 同実施の形態に係る、マイナスイオン発生器の沿面距離を説明する図。 本発明における他の実施の形態に係る、マイナスイオン発生器を室内機本体に取付けた状態で、かつ室内機本体の一側部を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は空気調和機の室内機に係る概略の側断面図である。(なお、説明中に符号を付していない部品は図示していない。図示しても符号を付していない部品もある。以下同じ)
室内機本体1は、前側筐体を構成する前面パネル2と、後側筐体を構成する後本体3とからなり、上下方向に対して幅方向に横長状に形成される筐体からなる。室内機本体1の前面側一部に前面吸込み口4が開口され、前面吸込み口4に対向する前面パネル2には開閉駆動機構に支持される開閉パネル2Aが嵌め込まれている。
図1は、冷暖房運転の停止時状態を示していて、開閉パネル2Aは前面パネル2と同一面となり前面吸込み口4を閉成する。図示しない冷暖房運転時には、開閉パネル2Aは手前側に突出変位して周囲に室内と連通する隙間を生じ、前面吸込み口4を室内に開放するようになっている。
室内機本体1の上部には上面吸込み口5が開口されていて、この上面吸込み口5には、上面吸込み口5を複数の空間部に仕切る枠状の桟が嵌め込まれる。室内機本体1の前面下部に吹出し口6が開口され、吹出しルーバー7が設けられる。
上記吹出しルーバー7は、回動姿勢によって吹出し口6を開閉し、かつ運転条件に応じて熱交換空気の吹出し方向を設定する上下ルーバー7aに、いわゆる左右の首振り運動をなす左右ルーバー7bを一体化して組合せたものである。
室内機本体1内には、前側熱交換器部8Aと後側熱交換器部8Bとで略逆V字状に形成される熱交換器8が配置される。前側熱交換器部8Aは、前面吸込み口4全体および上面吸込み口5一部と対向するよう湾曲状に形成される。後側熱交換器部8Bは、直状で斜めに傾斜し上面吸込み口5一部と対向している。
上記熱交換器8は、図示しない室外機に収容される圧縮機や室外熱交換器などと冷媒管を介して連通されていて、これらで冷凍サイクルが構成される。さらに、熱交換器8は、後述するマイナスイオン発生器Mの対向電極として、アース電位が印加されるようになっている。
すなわち、熱交換器8は導電性を有している。具体的には、熱交換器8を構成する前側熱交換器部8Aと後側熱交換器部8Bのフィンは、導電性を持つアルミニュウム材が選択され、マイナスイオン発生器Mの対向電極と同電位が印加されるようアース電位に接続されている。
熱交換器8の前後側熱交換器部8A,8B相互間に、室内送風機10が配置される。室内送風機10は、室内機本体1の一側端のスペースに配置されたファンモータと、ファンモータの回転軸に連結される横流ファンとから構成される。横流ファンの軸方向長さは熱交換器8の幅方向長さと同一に設定され、互いに正しく対向するように配置される。
前側熱交換器部8Aの下端部は前ドレンパン12a上に載り、後側熱交換器部8Bの下端部は後ドレンパン12b上に載る。前、後ドレンパン12a,12bは、それぞれ室内機本体1を構成する後本体3に一体に成形され、熱交換器部8A,8Bから滴下するドレン水を受けて図示しない排水ホースを介し屋外へ排水できるようになっている。
前後ドレンパン12a,12bの一部側壁外面は室内送風機10に近接して設けられ、これらで室内送風機10の横流ファンに対するノーズを構成している。ノーズとなる前後ドレンパン12a,12bの側壁部分と吹出し口6の各辺部との間は、隔壁部材14によって連結される。
室内送風機10を駆動することにより、隔壁部材14で囲まれる空間が、ノーズと吹出し口9とを連通する吹出し通風路15Aとなる。これに対して、前面吸込み口4および上面吸込み口5から熱交換器8に至る間に、吸込み通風路15Bが形成されることになる。
一方、前面パネル2と熱交換器8との間に後述する固定枠Kが取付けられていて、この固定枠Kにエアフィルタ16が脱着自在に支持される。エアフィルタ16は通常の網目状のものであり、ここでは左右2枚のエアフィルタ16が並んだ状態で取付けられる。
なお説明すると、各エアフィルタ16の下端部は、固定枠Kの下端部に沿って設けられる受け部Saに収容され、受け部Saは熱交換器8を構成する前側熱交換器部8Aの下端部前方に位置する。固定枠Kは前側熱交換器部8Aの前面と間隙を存して曲成され、エアフィルタ16も前側熱交換器部8Aの前面に沿って曲成した状態で支持される。
さらに固定枠Kは、熱交換器8を構成する後側熱交換器部8Bの上面に間隙を存して対向するよう曲成され、エアフィルタ16も後側熱交換器部8Bの上面に間隙を存して対向するよう曲成した状態で支持される。
エアフィルタ16の上端部は、固定枠Kの上端部に沿って設けられる差込み部Sbに差し込まれていて、差込み部Sbは後側熱交換器部8Bの下端部上方に位置する。このように、エアフィルタ16は固定枠Kに支持されて、前面吸込み口4および上面吸込み口5と、熱交換器8を構成する前側熱交換器部8Aと後側熱交換器部8Bとの間に介在する。
固定枠Kは機能部品であるマイナスイオン発生器Mを、後述するように支持する。マイナスイオン発生器Mは、熱交換器8を構成する前側熱交換器部8Aの下部前方に間隙を存して配置されていて、上記吸込み通風路15B中で、熱交換器8とは通風路上流側に位置する。
これに対して上記エアフィルタ16は、マイナスイオン発生器Mの吸込み通風路15B上流側に位置している。そして、熱交換器8は、マイナスイオン発生器Mの吸込み通風路15B下流側に配置されることとなる。
つぎに、固定枠K自体の構造と、固定枠Kの室内機本体1における組立て構造と、固定枠Kに対するマイナスイオン発生器Mの取付け構造について、図1および図2にもとづいて詳細に説明する。
図2は、前面パネル2を取外した後本体3に対して熱交換器8や室内送風機10および吹出しルーバー7などを取付け組立てた組立て体Aと、固定枠Kと、エアフィルタ16とを分解して示す斜視図である。
後本体3の上端部は、熱交換器8の上端部である前側熱交換器部8Aと後側熱交換器部8Bの合せ部よりも、上方へ突出している。この後本体3の上端部には、所定の間隔を存して複数の孔部もしくはねじ孔からなる後取付け部aが設けられる。
後本体3に一体成形される前ドレンパン12aに前側熱交換器部8Aの下端部が載り、前ドレンパン12aの下方部位に沿って吹出し口6が開口する。前ドレンパン12aの下端縁と吹出し口6の上端縁との間には板面3aが形成されていて、この板面3aに所定の間隔を存して複数の孔部もしくはねじ孔からなる前取付け部bが設けられる。
上記固定枠Kは、後本体3上端部の左右幅方向長さと略同長の上部横枠17と、前側熱交換器部8A下端の左右幅方向長さと略同長の下部横枠18と、図の左側部に設けられる第1の縦枠19と、略中央部に設けられる第2の縦枠20と、右側部に設けられる第3の縦枠21の、合計3本の縦枠を備え、これら枠体相互間に開口部が形成される。
固定枠Kの上部横枠17において、上記後本体3に設けられる後取付け部aと対向する部位に、爪部もしくは取付け用孔からなる固定枠上取付け部23aが設けられる。下部横枠18において、前取付け部bと対向する部位に、爪部もしくは取付け用孔からなる固定枠下取付け部23bが設けられる。
固定枠Kを構成する第1の縦枠19は、上部横枠17から下部横枠18に亘って、これらを連結する。第2の縦枠20および第3の縦枠21は、上部横枠17から、上部横枠17と下部横枠18との間まで延出され、この端縁と下部横枠18との間は欠落状態にある。
第1、第3縦枠19,21の内側の端縁と、第2の縦枠20の左右両側端縁に沿って、湾曲成したガイド片(ガイド部)Scが設けられている。これらガイド片Scが存在することで、第1の縦枠19と第2の縦枠20との間に1枚のエアフィルタ16をガイドでき、第2の縦枠20と第3の縦枠21との間に1枚のエアフィルタ16をガイドできる。
上述したように、固定枠Kの下部横枠18には受け部Saが設けられ、上部横枠17に差込み部Sbが設けられ、第1〜第3の縦枠19〜21にはガイド片Scが設けられる。これら受け部Saと、差込み部Sbと、ガイド片Scとで、エアフィルタ支持部Sが構成される。
上記エアフィルタ支持部Sの構成により、前面パネル2を開放し、エアフィルタ16の両側部をガイド片Scに沿って挿入し、エアフィルタ16の上端部を差込み部Sbに差込み、下端部を受け部Saに挿入すれば、エアフィルタ16を室内機本体1内の固定枠Kに取付けられる。
エアフィルタ16に対するメンテナンス時には、前面パネル2を開放した状態で、エアフィルタ16の下端部を受け部Saから取外し、そのまま引出せばよい。エアフィルタ16の上端部は差込み部Sbから抜け出て、両側部はガイド片Scにガイドされ、室内機本体1から抜き出せる。
さらに、第1の縦枠19中間部位と、第2の縦枠20先端部と、第3の縦枠21先端部手前部位に亘り、下部横枠18と間隔を存して並行に、大小の格子を組合せた桟部24が設けられる。桟部24の右側端部と第3の縦枠21は横板部25で連結され、桟部24の右側端部と下部横枠18は縦板部26で連結される。
したがって、桟部24と横板部25および縦板部26は、第1〜第3の縦枠19〜21相互および下部横枠18を連結して、固定枠Kの剛性を保持する。そして、桟部24および横枠25と下部横枠18との間の開口部に、上記マイナスイオン発生器Mを支持するようになっている。
なお説明すると、第3の縦枠21先端と下部横枠18端部とを結ぶ位置と、横板部25と、桟部24の右側面および縦板部26と、縦板部26から下部横枠18先端に囲まれる開口部が、電源支持部27となっている。この電源支持部27を形成する横板部25と下部横枠18一部のそれぞれには、掛止用孔が設けられる。
さらに、縦板部26と、桟部24下端面から下部横枠18に至る第1の縦枠19一部と、縦板部26から第1の縦枠19一部間に亘る桟部24下端面と、縦板部26から第1の縦枠19下端部に亘る下部横枠18とに囲まれる開口部が、電極支持部28となっている。
上記電極支持部28において、第1の縦枠19一部と並行に第1の支持用板部29aが設けられるとともに、第2の縦枠20先端近傍の桟部24部位と下部横枠18との間に亘って第2の支持用板部29bが設けられる。
さらに、電極支持部28において、桟部24の下端部と下部横枠18の対向する部位に、所定間隔を存して複数の掛止部30が設けられる。これら掛止部30は、ここでは図の左側部が開放する切欠部によりコ字状に形成される引掛け片からなる。
以上のように構成される固定枠Kは、図3に示すように室内機本体1を構成する後本体3に組み込まれる。
すなわち、後本体3に熱交換器8や吹出しルーバー7および室内送風機10を装着した組立て体Aに対して固定枠Kを位置合せする。具体的には、後本体3の上端部および吹出し口6上部の板面3aに、固定枠Kの上部横枠17および下部横枠18を対向し、後本体3の左側部と固定枠Kの第1の縦枠19とを対向する。
必然的に、後本体3の上端部に設けられる後取付け部aに、上部横枠17に設けられる固定枠上取付け部23aが対向し、後本体3の板面3aに設けられる前取付け部bに、下部横枠18に設けられる固定枠下取付け部23bが対向する。
そこで、固定枠上取付け部23aと前取付け部aを取付け固定し、固定枠下取付け部23bと後取付け部bを取付け固定することにより、後本体3に固定枠Kが取付け固定される。図3に示す丸印が、後本体3に固定枠Kを取付け固定した部位である。
なお、エアフィルタ16の取付けは、後述するようにマイナスイオン発生器Mを固定枠Kに取付けた後の作業となる。
図4は、後本体3に固定枠Kを取付けた後の、マイナスイオン発生器Mの取付け説明図であり、図5はマイナスイオン発生器Mの分解斜視図である。
はじめにマイナスイオン発生器Mから説明すると、マイナスイオン発生器Mは、電極部Maと、この電極部Maと連結し電気的に接続される電源部Mbとから構成される。
上記電極部Maは、マイナスイオン発生電極32と、針金状のアース電極である対向電極33(図1にのみ示す)を備えていて、これらマイナスイオン発生電極32および対向電極33が電極ケース35に取付けられることで構成される。
図5では、電極ケース35からマイナスイオン発生電極32を取外した状態で示している。前記対向電極33は電極ケース35に取付けられていて、さらに押えカバーにより電極ケース35に押え付けられている。したがって、対向電極33は押えカバーで遮蔽され、ここでは図示していない。
前記マイナスイオン発生電極32は長手方向に沿い所定間隔を存して、複数本の針電極dが長手方向とは直交する方向に突設されている。対向電極33はたとえば針金状のものが用いられていて、マイナスイオン発生電極32と同じ全長であり、両側端部のみが電極ケース35に取付け支持される。
押えカバーは対向電極33を電極ケース35に押え付け、対向電極33の弛みなどの変形を規制する。特に、マイナスイオン発生電極32に高電圧がかかるので、電極ケース35と押えカバーは難燃性樹脂であるABS樹脂で構成する。
電極ケース35は強度を保持し、マイナスイオン発生電極32からマイナスイオンを効率よく放出できるよう縦格子状(鉤状)に形成される。すなわち、電極ケース35は、上記針電極dと相互に所定の間隔で設けられる複数の縦格子hを備えている。
マイナスイオン発生電極32と対向電極33が電極ケース35に取付けられてなる電極部Maの端部が、電源部Mb側面に突設される接続部36に挿入し嵌合することで、電極部Maと電源部Mbとが電気的に接続され、マイナスイオン発生器Mが組立てられる。
図4に示すように、マイナスイオン発生器Mを組立て体Aに取付けられた固定枠Kに対向する。具体的には、マイナスイオン発生器Mの電極部Maを固定枠Kの電極支持部28に対向させ、電源部Mbを電源支持部27に対向させる。
したがって、電源部Mbの上端部と下端部に一体に突設された爪部eが、電源支持部27に設けられる掛止用孔に対向する。電極部Maの先端部fが第1の縦枠19と並行に設けられる第1の支持用板部29aに対向し、電極部Maの中間部gが第2の縦枠20先端近傍に設けられる第2の支持用板部29bに対向する。
この状態を保持してマイナスイオン発生器Mを押し込むと、電源部Mbに設けられる爪部eが電源支持部27の掛止用孔に掛合する。同時に、電極部Maの先端部fが電極支持部28の第1の支持用板部29aに嵌め込まれるとともに、電極部Maの中間部gが第2の支持用板部29bに嵌め込まれる。
電源部Mbは電源支持部27に支持され、電極部Maは電極支持部28に支持されて、マイナスイオン発生器M全体が固定枠Kに支持される。単純な、掛合構造の支持であるので、マイナスイオン発生器Mを強引に引っ張り付勢すれば、固定枠Kから取外しできるが、運搬上の振動などの影響を受けることはなく、確実な取付けを保証できる。
マイナスイオン発生器Mにおける電極部Maを組立てた状態で、マイナスイオン発生電極32と電極ケース35との関係は図6に示すようになる。
すなわち、電極ケース35がマイナスイオン発生電極32の前面側にあって、電極ケース35を構成する縦格子hの相互間から、マイナスイオン発生電極32を構成する針電極dの先端が突出する。
実際には、縦格子h相互間の寸法Laが5〜12mmに設計され、縦格子h先端から針電極d先端までの寸法Lbが7〜15mmに設計されている。したがって、電極ケース35側から縦格子h相互間に手指を挿入することはできないし、縦格子h相互間に突出する針電極dの先端に手指を接触させることは不可能である。
換言すれば、マイナスイオン発生器Mを固定枠Kに対して取付けする作業をなすとき、あるいは取外し作業をなすときに、作業者の手指が針電極dに接触することを確実に防止して、安全性が確保される。しかも、縦格子hの相互間から針電極d先端が突出して、マイナスイオンの発生効率が充分に確保されている。
図7は、マイナスイオン発生器Mを構成する電極部Maの前面にカバー体40を取付ける説明図である。
上述したように、マイナスイオン発生電極32を構成する針電極dの前面側に電極ケース35が取付けられて安全性を確保しているが、そのままの状態では電極ケース35から針電極dの先端が突出して見える。前面パネル2を開放してマイナスイオン発生器Mが見えたとき、針電極dに対して万が一の好奇心を誘うことも考えなければならない。
この室内機では、固定枠Kにカバー体40を取付け、マイナスイオン発生器Mの電極部Ma全体をカバー体40で室内機本体1の前面側から覆うことにより、針電極dを完全に遮蔽する。勿論、カバー体40の取付けにともないマイナスイオンの発生効率が損なわれないように、後述する構成となっている。
図8(A)はカバー体40の表面側の斜視図であり、図8(B)はカバー体40の裏面側の斜視図である。
カバー体40の上下縦方向寸法は短く、左右幅方向寸法は縦方向寸法に対して極端に長い横長状の板片からなる。縦方向寸法は、固定枠Kの桟部24下端面から下部横枠18までの寸法と一致し、幅方向寸法は第1の縦枠19から固定枠Kの電源支持部27に取付けられているマイナスイオン発生器Mの電源部Mb左側面までの間隔と一致する。
すなわち、カバー体40は電極支持部28の開口寸法と一致する。マイナスイオン発生器Mを固定枠Kに取付けた状態で、電極部Maの前面側に開口する、桟部24下端面と下部横枠18との間と、第1の縦枠29と電源部Mb左側面との間の開口部に、カバー体40を嵌め込み可能な寸法形状をなす。
カバー体40の表面側で、この左右幅方向の略中間部に上下端に亘って補強用のリブjが設けられる。カバー体40の裏面側で、この上端縁と下端縁から所定の距離を置いた位置に、左右幅方向全長に亘って後述する凹凸部nが設けられる。
カバー体40裏面側のそれぞれの凹凸部nから上端縁と下端縁との間に、複数の矩形状の孔部が縦横整然と並んで開口する窓部41が設けられる。それぞれの凹凸部n相互間は、板状部分がそのまま残された遮蔽板部42となっている。
なお、上記遮蔽板部42の縦方向寸法は、電極部Maの縦方向寸法と同一になるよう設計されている。遮蔽板部42の幅方向寸法はカバー体40の幅方向寸法であり、電極部Maの幅方向寸法と一致する。したがって、後述するようにカバー体40を電極支持部28に嵌め込むと、遮蔽板部42は電極部Maと完全に対向する。
カバー体40裏面側で窓部41における孔部相互間には、複数の爪部43が所定間隔を存して設けられる。これら爪部43は、固定枠Kの電極支持部28を構成する桟部24下端面と下部横枠18に設けられる掛止部30と対向する位置に設けられていて、カバー体40の板面から側方に向け鉤状に突出する。
カバー体40の遮蔽板部42で、この一側部に1つの取付け用孔44が設けられる。この取付け用孔44は、第1の支持用板部29aに設けられるねじ孔と対向する位置に設けられる。さらに、カバー体40の端縁には、第1の支持用板部29aに設けられる掛合孔と掛合する片部が設けられる。
再び図7に示すように、固定枠Kに取付けられたマイナスイオン発生器Mの電極部Maにカバー体40を対向し、固定枠Kの電極支持部28に密着する。正しくは、カバー体40を電極支持部28の幅方向にわずかにずらした位置に密着し、そのあと、カバー体40の裏面に設けられる爪部43の突出方向に、カバー体40をスライド付勢する。
図9に示すように、カバー体40をわずかにずらせて電極支持部28に密着させた状態では、カバー体40裏面の、二点鎖線で示す爪部43が電極支持部28の掛止部30とは外れた位置にあるが、カバー体40を爪部43の突出方向にスライド付勢することで、実線で示すように爪部43が掛止部30に嵌り込む。
カバー体40の複数の爪部43は同時に複数の掛止部30に嵌り込み、カバー体40は固定枠Kに支持される。この状態で、カバー体40を30N・mの力で引いても、固定枠Kとカバー体40との間に、IEC規格で定められた試験指が入る隙間ができない間隔で上記爪部43が設けられている。
さらに、カバー体40の取付け用孔44に固定ねじを挿入し、第1の支持用板部29aのねじ孔に螺挿する。したがって、カバー体40を固定枠Kに簡単、かつ確実に取付け固定できる。また、工具無しではカバー体40を固定枠Kから取外しできないので、より安全性を高められる。
図10は、カバー体40を固定枠Kの電極支持部28に取付けて、マイナスイオン発生器Mの電極部Maを遮蔽した状態を示す図である。
上記カバー体40を電極支持部28に取付けることにより、前面パネル2を開放してもマイナスイオン発生器Mの電源部Mbのみが露出し、電極部Maはカバー体40に遮蔽されて見ることができない。
先に図6で説明したように、電極ケース35を構成する縦格子h相互間からマイナスイオン発生電極32を構成する針電極dの先端が突出する状態を確認できなくなる。その結果、故意に針電極dに接触しようとする意識が発生せず、安全性が確保される。
また、実際の冷凍サイクル運転にともないマイナスイオン発生器Mからマイナスイオンが発生するが、上記カバー体40はマイナスイオンの発生効率を損なうことのない構造となっている。
すなわち、カバー体40を電極支持部28に嵌め込むと、遮蔽板部42は電極部Maと完全に対向する。遮蔽板部42の上端部と下端部には、遮蔽板部42の全長に亘って窓部41が設けられ、室内空気は窓部41を円滑に流通する。マイナスイオン発生器Mから発生するマイナスイオンは窓部41を流通する空気を確実に荷電する。
図11は、熱交換器8を構成する前側熱交換器部8Aと、マイナスイオン発生器Mの電極部Maとの位置関係を説明する図である。
上述したように前側熱交換器部8Aは側面視で湾曲成されていて、最も突出する部位と間隙を存した位置に固定枠13の電極支持部28が設けられ、ここにマイナスイオン発生器Mの電極部Maが支持される。さらに、電極部Maの前面側にはカバー体40が設けられ、図示しない前面パネル2を取外しても電極部Maは露出しない。
固定枠Kは後本体3に取付けられているが、電極支持部28が前側熱交換器部8Aに接触しないように設計されている。すなわち、電極支持部28に支持されるマイナスイオン発生器Mの電極部Maは、前側熱交換器部8Aと所定の距離を存して配置されることになる。
マイナスイオン発生器Mと熱交換器8の距離にバラツキがあると、マイナスイオンの発生量もばらついてしまい、性能を発揮できなくなる。その点、上記構成ではマイナスイオン発生器Mと熱交換器8との距離が一定に保持されるので、マイナスイオンが常に一定の発生量となって充分な性能を発揮できる。
図12は、マイナスイオン発生器Mからカバー体40に至る沿面距離Eを説明する図である。
上記沿面距離Eとは、法律に定められた電波漏洩防止用距離であって、図に破線で示すように、マイナスイオン発生器Mの針電極dから電極ケース35を介してカバー体40の窓部41における開口端に至るまでの距離(たとえば、36mm)である。
カバー体40はマイナスイオン発生器Mの電極ケース35との対向面である裏面側に、かつ窓部41と遮蔽板部42との間に沿って上記凹凸部nを備えていて、沿面距離Eは凹凸部nの断面形状に応じて長く確保される。
マイナスイオン発生器Mは熱交換器8の吸込み通風路15B上流側に配置され、マイナスイオン発生器Mの電極部Ma前面側はカバー体40によって覆われる。したがって、カバー体40は熱交換器8に導かれる空気の流路を妨げることが避けられず、可能な限り小面積として熱交換器8の熱交換効率を妨げないようにする必要がある。
カバー体40に凹凸部nを設けて沿面距離Eをより長くとることで、カバー体40の窓部41開口端位置を狭めることができ、その分空気の流路面積の拡大化を図れる。すなわち、熱交換器8の熱交換効率の向上化に繋げられる。
つぎに、このようにして構成される空気調和機の室内機における作用について説明する。
リモコン(遠隔操作盤)の運転ボタンを押圧操作すると、室内送風機10が駆動されるとともに、マイナスイオン発生器Mに通電される。さらに、室内機と冷媒管を介して連通する室外機において圧縮機が駆動され、冷凍サイクル運転が開始される。
室内空気は前面吸込み口4および上面吸込み口5から室内機本体1内に吸込まれ、吸込み通風路15Bに沿って導かれて、エアフィルタ16を通過する。このとき、室内空気中に含まれる塵埃がエアフィルタ16に捕捉される。
塵埃が除去された室内空気に対しマイナスイオン発生器Mから発生するマイナスイオンの作用により、より微細な塵埃が電気的に集塵され、かつ脱臭される。清浄化した室内空気は熱交換器8を流通し、ここで冷媒と熱交換する。熱交換した空気は吹出し通風路15Aに導かれ、吹出し口6から吹出しルーバー7に案内されて室内へ吹出され、効率のよい空調運転を継続する。
つぎに、上記マイナスイオン発生器Mの作用について詳述する。
針電極dを備えたマイナスイオン発生電極32にマイナスの高電位をかけることで、マイナスイオンが発生する。実際には、マイナスイオン発生電極32に対して、−4〜−8NV程度の電位をかけると、最も効率的にマイナスイオンを放出する。
吸込み通風路15Bに配置されるマイナスイオン発生器Mで発生したマイナスイオンは、エアフィルタ16で捕捉された塵埃と、捕捉されずに通過しようとしている塵埃および、熱交換器8に到達している塵埃など、吸込み通風路15Bに存在している全ての塵埃を効率よくマイナスに荷電する。
その一方で、熱交換器8には対向電極33と同じアース電位がかけられているので、熱交換器8においてマイナスに荷電した塵埃を捕捉し集塵する。集塵作用を熱交換器8でも行うところから、極めて高い集塵効果を得られる。
針電極dを備えたマイナスイオン発生電極32が熱交換器8に近づいて配置されるため、放電電流が増大して集塵効率が向上する。マイナスイオン発生器Mをエアフィルタ16と熱交換器8との間に配置しているので、マイナスイオン発生電極32および対向電極33に綿ホコリなどの大きな塵埃が付着するのを防止できる。
上記熱交換器8で捕捉されない荷電粒子は、熱交換器8を通過した直後に室内送風機10の横流ファンに衝突し、よって荷電粒子は消滅する。そのため、吹出し通風路15Aを介して吹出し口6からマイナスイオンに荷電した粒子が放出されることはなく、壁汚れ等の防止を図れる。
なお、熱交換器8に付着している塵埃は、熱交換器8に対する防汚処理によって自然的に除去される。塵埃は結露水とともに前ドレンパン12aもしくは後ドレンパン12bに流下し、ドレンホースを介して屋外へ排出される。したがって、熱交換器8に付着した塵埃を除去するのに何らの手間もかからない。
結局、吸込み通風路15Bに導かれる室内空気に含まれる塵埃を効率よく捕捉し集塵しながら、集塵した塵埃をユーザーとして何らの処置を行う必要もなく自動的に処理される。いわゆるメンテナンスフリーとなって、ユーザー手間の軽減化を得られる。
なお、エアフィルタ16においても熱交換器8と同様、対向電極33と同電位とした導電性を持つ処理をなしてもよい。
また、図13に示すように、固定枠Kaを構成する第1の縦枠19Aと、ここでは図示しない第3の縦枠は、後本体3に取付けた状態で熱交換器8に密着し、隙間が無い状態とするとよい。
このことにより、エアフィルタ16を通過しない空気が、図に破線矢印に示すように熱交換器8の両側部から侵入しようとしても、熱交換器8と第1の縦枠19Aおよび第3の縦枠との間に隙間が存在しないので、侵入は不可能となる。エアフィルタ16を通過して塵埃が捕捉された清浄な空気だけが、図に実線矢印に示すように、熱交換器8の前面および上面から通過し熱交換して清浄度の向上を得られる。
さらに、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。
4…前面吸込み口、5…上面吸込み口、6…吹出し口、1…室内機本体、15B…吸込み通風路、32…マイナスイオン発生電極、d…針電極、35…電極ケース、Ma…電極部、Mb…電源部、M…マイナスイオン発生器、16…エアフィルタ、33…対向電極、8…熱交換器、15A…吹出し通風路、10…室内送風機、19…第1の縦枠、21…第3の縦枠、17…上部横枠、18…下部横枠、K…固定枠、S…エアフィルタ支持部、27…電源支持部、28…電極支持部、Sb…差込み部、Sc…ガイド片(ガイド部)、Sa…受け部、40…カバー体、43…爪部、30…掛止部、42…遮蔽板部、41…窓部、E…沿面距離、n…凹凸部。

Claims (6)

  1. 上部に吸込み口、下部に吹出し口を備え、内部に上記吸込み口から吹出し口に連通する通風路を備えた筐体である室内機本体と、
    この室内機本体内の通風路中に配置され、空気中に含まれる塵埃をマイナスに荷電するマイナスイオン発生電極である複数の針電極、これら針電極を覆う電極ケースとから構成される電極部および、この電極部と電気的に接続される電源部とからなるマイナスイオン発生器と、
    このマイナスイオン発生器の通風路上流側に配置され、空気中に含まれる塵埃を捕捉するエアフィルタと、
    上記マイナスイオン発生器の通風路下流側に配置される熱交換器と、
    この熱交換器の通風路下流側に配置される送風機と、
    上記吸込み口と熱交換器との間に配置され、左右両側部の縦枠と、これら縦枠間に架設される横枠とを備え、縦枠と横枠との間に開口部が形成され、上下端部が室内機本体に取付け固定される固定枠と、を具備し、
    上記固定枠は、エアフィルタを支持するエアフィルタ支持部と、マイナスイオン発生器の電源部を支持する電源支持部と、マイナスイオン発生器の電極部を支持する電極支持部とを備えた
    ことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 上記固定枠のエアフィルタ支持部は、エアフィルタの上端部が差込み保持される差込み部と、エアフィルタの左右両側部の挿脱をガイドするガイド部と、エアフィルタの下端部を受ける受け部とを備え、
    上記固定枠の電源支持部および電極支持部は、互いに隣接して設けられるとともに、それぞれがマイナスイオン発生器の電源部および電極部を脱着自在に支持することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 上記マイナスイオン発生器の電極部は、固定枠に脱着自在に取付けられるカバー体によって、室内機本体の前面側から遮蔽されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  4. 上記カバー体に爪部が設けられ、上記固定枠に掛止部が設けられていて、
    固定枠にカバー体を密着させたうえに、カバー体をスライド付勢することで、カバー体の爪部が固定枠の掛止部に掛合し、さらに1本の取付け用具を介してカバー体が固定枠に取付け固定されることを特徴とする請求項3記載の空気調和機の室内機。
  5. 上記カバー体は、上記マイナスイオン発生器の電極部を構成する電極ケースの長手方向および長手方向とは直交する方向と略同一長さの遮蔽板部が設けられるとともに、この遮蔽板部の長手方向に沿って空気流通用の窓部が設けられ、
    上記カバー体は、上記遮蔽板部がマイナスイオン発生器の電極ケースと対向するよう取付け固定されることを特徴とする請求項3記載の空気調和機の室内機。
  6. 上記カバー体は、マイナスイオン発生器の電極ケースとの対向面に、沿面距離(マイナスイオン発生器の針電極から電極ケースを介してカバー体の窓部開口端に至るまでの電波漏洩防止用距離)を、より長く確保するための凹凸部を備えたことを特徴とする請求項5記載の空気調和機の室内機。
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