JP2010142773A - 集塵装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】集塵装置(30)には、荷電部(31)と集塵部(40)との間に配置されて荷電部(31)で帯電された塵埃を捕集する補助集塵部(21)と、補助集塵部(21)に捕集された塵埃を取り除くための塵埃除去手段(70,81a)とが設けられる。
【選択図】図1
Description
実施形態1の集塵装置(30)は、室内の床面等に設置される室内置き式の空気清浄機(10)に搭載されている。この空気清浄機(10)は、室内空気を浄化し、浄化した空気を室内へ供給する。
次に、空気清浄機(10)の運転動作について説明する。図示しない給気ファンが運転されると、図1に示すように、室内空気が吸込口(12)を通じてケーシング(11)内の空気通路(20)へ導入される。
上記実施形態1によれば、イオン化部(31)と集塵部(40)との間にフィルタ部(21)を設けている。このため、集塵部(40)の上流側の被処理空気中に含まれる比較的大きな塵埃をフィルタ部(21)によって捕捉することができる。従って、集塵部(40)へは、比較的小径の塵埃を含む被処理空気しか送られないので、集塵電極(41)の表面に比較的大径の塵埃が付着してしまうのを回避できる。その結果、集塵電極(41)では、長期の運転に伴って多量の塵埃が堆積してしまうのを防止できるので、このような塵埃の堆積に起因して集塵電極(41)と電界形成用電極(51)との間の漏れ電流が増大してしまうことも防止できる。よって、このような漏れ電流に起因して、両電極(41,42)の間の電位差(即ち、集塵電極の表面電位)が小さくなってしまうことを防止でき、集塵部(40)での集塵効率を充分に維持することができる。
実施形態1の変形例1について説明する。この変形例1の空気清浄機(10)は、上記実施形態と集塵ユニット(30)の構成が異なる。具体的には、図6に示すように、集塵ユニット(30)では、イオン化部(31)の上流側にプレフィルタ部(23)が設けられている。プレフィルタ部(23)は、メッシュ状、あるいは網状に形成されており、その内部に比較的粗目の通気孔が形成されている。プレフィルタ部(23)は、被処理空気中の比較的大きな塵埃を物理的に捕集する上流側フィルタ部を構成している。なお、この例のプレフィルタ部(23)は、アース(24)に接続されてゼロ電位となっている。
実施形態1の変形例2について説明する。この変形例2の空気清浄機(10)は、上記実施形態と集塵ユニット(30)の構成が異なる。具体的には、図7に示すように、集塵ユニット(30)では、上記の変形例1のプレフィルタ部(23)及びフィルタ部(21)が一体的な帯状フィルタ部材(25)に構成されている。
実施形態2の集塵装置(30)は、室内の天井(C)の裏側に設置される天井裏置き式の空気清浄機(10)に搭載されている。実施形態2の空気清浄機(10)は、室外空気を浄化し、浄化した空気を室内へ供給する。即ち、この空気清浄機(10)は、室外空気を取り込んで室内へ送る、第2種の換気システムを構成している。
実施形態2の変形例1の空気清浄機(10)は、図9に示すように、空気通路(20)の吸込側に2本のダクト(14,16)が接続している。具体的には、ケーシング(11)には、2つの吸込口(12,12)が形成されており、一方の吸込口(12)に上記実施形態2と同様の外気吸込ダクト(14)が接続し、他方の吸込口(12)に内気吸込ダクト(16)が接続している。内気吸込ダクト(16)は、一端が天井(C)を貫通して室内に開口し他端が吸込口(12)に接続している。即ち、この変形例1の空気清浄機(10)は、給気ファン(28)を運転することで、室内空気と室外空気との双方が空気通路(20)へ導入される。
実施形態2の変形例2の空気清浄機(10)は、図10に示すように、室外空気を取り込んで室内へ供給すると同時に、室内空気を取り込んで室外へ排出する、第1種の換気システムを構成している。また、変形例2の空気清浄機(10)は、全熱交換器(85)を有し、室内へ供給する空気と室外へ排出する空気との間で、潜熱及び顕熱を交換するように構成されている。
実施形態2の変形例3では、図11に示すように、空気通路(20)において、プレフィルタ部(23)とイオン化部(31)との間に上記全熱交換器(85)が配置されている。つまり、全熱交換器(85)では、プレフィルタ部(23)を通過した室外空気と、室内導入口(81)から導入された室内空気との間で顕熱や潜熱が交換される。
実施形態3の集塵装置(30)は、図12に示すように、室内の空調を行う空気調和装置(100)に適用されている。つまり、空気調和装置(100)は、室内空気を浄化する機能が付与されている。また、この例の空気調和装置(100)は、壁掛け式のルームエアコンを構成しているが、これに代わって天井埋込式や天井吊り式の空気調和装置に適用しても良い。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
11 ケーシング
21 フィルタ部(導電性部材、補助集塵部)
23 プレフィルタ部(上流側フィルタ部)
31 イオン化部(荷電部)
40 集塵部
41 集塵電極(第1電極、第2電極)
51 電界形成用電極(第1電極、第2電極)
70 掃除機構(塵埃除去手段)
71 掻き取り部
78 プレフィルタ側掃除機構(掃除機構)
79 掻き取り部
81a メンテナンス開口部(塵埃除去手段)
Claims (7)
- 被処理空気中の塵埃を帯電させる荷電部(31)と、第1電極(41)と第2電極(51)との間に荷電部(31)で帯電された塵埃を捕集するための電界を形成する集塵部(40)とを備え、上記第1電極(41)と第2電極(51)のいずれか一方又は両方が導電性樹脂材料で構成されている集塵装置であって、
上記荷電部(31)と上記集塵部(40)との間に配置されて該荷電部(31)で帯電された塵埃を捕集する補助集塵部(21)と、
上記補助集塵部(21)に捕集された塵埃を取り除くための塵埃除去手段(70,81a)とを更に備えていることを特徴とする集塵装置。 - 請求項1において、
上記補助集塵部(21)は、上記荷電部(31)で帯電される塵埃の極性と逆の極性、又はアースと接続される導電性部材(21)で構成されていることを特徴とする集塵装置。 - 請求項2において、
上記導電性部材(21)は、メッシュ状のフィルタ部(21)で構成されていることを特徴とする集塵装置。 - 請求項3において、
上記塵埃除去手段(70,80a)は、上記フィルタ部(21)に捕集された塵埃を掻き集める掻き取り部(71)を有する掃除機構(70)で構成されていることを特徴とする集塵装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1つにおいて、
上記荷電部(31)の上流側に配置されて被処理空気中の塵埃を捕集する上流側フィルタ部(23)を更に備えていることを特徴とする集塵装置。 - 請求項5において、
上記上流側フィルタ部(23)に捕集された塵埃を掻き集める掻き取り部(79)を有する掃除機構(78)を更に備えていることを特徴とする集塵装置。 - 請求項3において、
上記荷電部(31)の上流側及び下流側を覆うように該荷電部を囲む帯状に形成され、該荷電部(31)の上流側に被処理空気中の塵埃を捕集する上流側フィルタ部(23)を構成し、該荷電部(31)の下流側に上記補助集塵部(21)としての上記フィルタ部(21)を構成する帯状フィルタ部材(25)を備え、
上記塵埃除去手段(70,80a)は、上記帯状フィルタ部材(25)が上記荷電部(31)の上流側と下流側との間を変位するように該帯状フィルタ部材(25)を回転駆動する駆動機構(75)と、該駆動機構(75)によって駆動される帯状フィルタ部材(25)と摺接することで該帯状フィルタ部材(25)に捕集された塵埃を掻き集める掻き取り部(71)とを有する掃除機構(70)で構成されていることを特徴とする集塵装置。
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- 2008-12-22 JP JP2008325231A patent/JP2010142773A/ja active Pending
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