JP3109192U - 吸気用フィルタ - Google Patents

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】 濾過性能を維持しつつ交換回数が少なく保守が不要で構成が簡単であること。
【解決手段】 吸気用フィルタ2は、略長方形の辺に沿った形状のフレーム2bと、その上辺板2b1に沿って平行に配した巻出シャフト部材2cと、これとの間に適用通気領域の間隔をあけて平行に配した巻取シャフト部材2dであって、フレーム2bの下辺板2b2に沿って配した巻取シャフト部材2dと、巻出シャフト部材2cに巻付けて引き出し、かつその外端部を巻取シャフト部材2dに巻き付けたフィルタ膜2aとで構成する。巻取シャフト部材2dの両端には操作用の摘み2e、2eを取り付け、フィルタ膜2aには、巻出シャフト部材2cと巻取シャフト部材2dの縦幅に対応する間隔で境界目印2gを描き、これを目印に、摘み2cを回動操作してフィルタ膜2aの使用済部分を巻き取り、新たな部分を適用領域に引き出すことができる。
【選択図】 図3

Description

本考案は、エアコンや空気清浄機等、或いは種々の暖房器具等の空調装置に適用する吸気用フィルタに関し、特に、交換や保守が容易若しくは不要で、しかも構成の簡単な吸気用フィルタに関するものである。
空調装置の吸気口から取込まれた空気は、温度や湿度を調整された後、居住空間内等に吹き出されるが、吹き出される空気を清浄化することは勿論のこと、装置の効率保持のためにも、吸気口には塵埃を除去する必要があり、そのための吸気用フィルタが取付けられている。このような吸気用フィルタの大半は、基本的に、微細なメッシュ状の透過膜であり、空気を透過させつつ吸気中の塵埃を捕捉すべく機能するものであるが、当然のことながら、使用している内に目詰まりするため、適宜、清掃或いは交換する必要がある。しかし吸気用フィルタの清掃や交換はなかなか面倒な作業のため、徹底してないのが実状である。また、吸気用フィルタは、カバーで覆われて外部からは見え難いことが多く、目詰まりの状況自体が把握し難いこともある。
吸気用フィルタの交換を容易にする従来技術としては、例えば、特許文献1に記載したエアフィルタの取付構造が提案されている。
このエアフィルタの取付構造は、以下のようなものである。
エアフィルタは直線的な板状に形成し、上縁に取手を設けたものとなっている。装着対象の機械室の前面には、吸気口を開口したロアーフロントパネルを張り、吸気口の上方位置に裏面側に窪んだ収容凹部を形成し、その略水平な底面に、エアフィルタが抜差し可能である差込溝を開口する。吸気口の裏面の周りからは、凝縮器の前面に達する風洞部を設け、その左右の内側面に、エアフィルタの左右の側縁を嵌めて案内する斜め方向のガイドレールを形成する。エアフィルタを装着する際には、取手が収容凹部の底面上に上向きに臨んでいるため、取手を摘んで引続き引上げることにより、スムーズに引抜くことができるとされ、差込む場合もガイドレールで案内されてスムーズに操作可能であるとされている。
以上のように、特許文献1のエアフィルタの取付構造は、吸気用フィルタの交換を容易にする手段としては有効だと思われる。しかし、吸気用フィルタの清掃や交換が徹底していないのは、交換作業が容易か否かの問題以前に、それ自体が面倒だと見做され、敬遠されていることもある。
特開2002―243347号公報
本考案は、以上に述べた従来技術の問題点を解決し、フィルタの性能を維持しつつ交換が極力不要で、目詰まりの状況も把握し易く保守も容易、かつ構成の簡単な吸気用フィルタを提供することを解決の課題とするものである。
本考案の1は、空調装置の吸気領域の少なくとも巻取方向の両側間寸法と同一の幅寸法及び少なくとも巻取方向の両端間寸法の二倍の長さ寸法をそれぞれ持った帯状のフィルタ膜と、
該帯状のフィルタ膜を巻き付けた回動自在な巻出シャフト部材であって、前記吸気領域の巻取方向の一端に配した巻出シャフト部材と、
該巻出シャフト部材との間に少なくとも前記吸気領域の巻取方向の両端間の間隔をあけて該巻出シャフト部材と平行に配した巻取シャフト部材であって、該巻出シャフト部材から巻き出したフィルタ膜を巻取るべく回動自在に配した巻取シャフト部材と、
該巻出シャフト部材及び該巻取シャフト部材を支持するフレームと、
で構成した吸気用フィルタである。
本考案の2は、本考案の1の吸気用フィルタに於いて、前記フィルタ膜に前記巻出シャフト部材と前記巻取シャフト部材との間隔で境界目印を描いたものである。
本考案の1の吸気用フィルタによれば、簡単な構成ながら、フィルタの性能を維持しつつ、交換が極力不要で、保守も容易かつ構成の簡単な吸気用フィルタを実現することができる。
本考案の2の吸気用フィルタによれば、新たなフィルタ膜を適切かつ容易に吸気領域に巻出すことができるので、使い勝手が良く、しかも構成の簡単な吸気用フィルタを実現することができる。
本考案の吸気用フィルタは、帯状のフィルタ膜と、該帯状のフィルタ膜を巻き出す回動自在な巻出シャフト部材と、該巻出シャフト部材との間に少なくとも吸気領域の巻き出し方向の両端間の間隔をあけ、かつ該巻出シャフト部材と平行に配した巻取シャフト部材であって、該巻出シャフト部材から巻出したフィルタ膜を巻き取るべく回動自在に配した巻取シャフト部材と、これらの巻出シャフト部材及び巻取シャフト部材を支持するフレームとを、主な要素として構成する。
前記フィルタ膜は、適用吸気領域の少なくとも巻出方向両側間の幅寸法及び巻出方向の両端間の間隔の少なくとも2倍の長さ寸法を持ったシート状の透過膜である。該フィルタ膜は、上記のような幅寸法として、吸気を周囲に逃さず全てこれを通過させようとするものである。即ち、該フィルタ膜は、装着対象の空調装置の吸気用開口部の前面でその巻出し方向の両側間の幅で確実に被覆するように配するものである。
また該フィルタ膜は、適用吸気領域の巻出し方向の両端間の間隔の2倍以上の長さ寸法に構成するものであり、余剰で未使用の部分は、当初は前記巻出シャフト部材に巻付けておき、使用により該フィルタ膜に塵埃が一定量以上付着した場合に、未使用の部分を巻出して適用吸気領域に張出して使用するものである。使用状況にもよるが、仮に10倍程度の長さに構成すれば、以上のようなスクロールのみで、長期の空気清浄や冷房或いは暖房をカバーすることができる。
該フィルタ膜の材質は、従来のそれと同様、紙、布、合成繊維、プラスチック類等を採用可能であるが、巻出シャフト部材及び巻取シャフト部材による巻き出しや巻き取りの容易な柔軟性を持ったシート構造とする。紙製の場合は概ね使い捨てとなるが、合成繊維製シートやプラスチック製網材等の場合は洗浄して繰返し使用とすることも可能である。
また使い勝手を良くするため、該フィルタ膜には、前記巻出シャフト部材と巻取シャフト部材との間隔で境界目印を描いておき、他方、該吸気用フィルタを装着する空調装置の該当する部位、即ち、空調装置に於ける前面カバー部材の巻取シャフト部材付近を被覆する部分に窓を構成しておき、該窓から該境界目印を目視し得るようにしておくのが好ましい。
また、該巻取シャフト部材には、例えば、摘み等のこの巻取シャフトを回動操作するための把手を取付けるのが適当である。把手は、摘みに限るものではなく、目的の機能を果せるものであればレバー等でも良い。把手は、左右一方側だけでも良いが、両端に取付けた方が色々な状況に対応し易い。また、適用吸気領域に張出されたフィルタ膜が撓まないように、該巻取シャフト部材の逆転防止用のラチェット機構を構成し、巻出シャフト部材には若干の制動作用が働く制動機構を構成しておくのも好ましい。
或いは該巻取シャフト部材には、電動モータ等の回転駆動手段を取り付け、これによって巻取動作を行うように構成することもできる。この場合は、更にリモコン装置と組み合わせ、遠隔操作によって該巻取シャフト部材を回転動作させ、所望の巻取動作を行わせるようにすることもできる。また運転時間の長さで汚れを推定し、或いはセンサー等で汚れを検出して回転駆動手段により自動巻取するように構成することも可能である。
なお、前記巻出シャフト部材及び巻取シャフト部材は、各時点の巻出し量乃至巻取量との関係で、各々に巻き付けられたフィルタ膜の径が異なり、張出された該フィルタ膜も若干傾斜を生じることになるが、これらの傾斜は、巻出シャフト部材と巻取シャフト部材との間隔との関係から殆ど無視し得る程度である。巻出シャフト部材と巻取シャフト部材との間隔が特に広い場合等、状況によっては、テンション調整用のシャフト部材を途中に配することとしても良い。
前記フレームは、基本的には、装着対象の装置の吸気口に対応したサイズと形状で略長方形の辺に沿った形状のものとする。材質はプラスティックや金属で適当に構成することができる。このフレームに前記巻出シャフト部材と巻取シャフト部材を回転自在に取り付ける。なお、これらの巻出シャフト部材及び巻取シャフト部材は、取付対象の装置の構成に応じて、互いに上下に又は左右に配置することができる。
前記巻出シャフト部材と巻取シャフト部材は、例えば、前者を前記フレームの上辺に沿って、後者は下辺に沿って相互に平行に配設し、両シャフト部材の各端部は前記フレームの残りの2辺に当る両側板を貫通する態様で取付ける。或いは、前記巻出シャフト部材と巻取シャフト部材は、前者を前記フレームの一方の側部に沿って、後者は他方の側部に沿って相互に平行に配設し、両シャフト部材の各端部は前記フレームの残りの2辺に当る上下辺を貫通する態様で取付ける。
これらの巻出シャフト部材及び巻取シャフト部材は、それぞれ頻繁に回転させるものではなく、負荷も小さいので、正式な軸受で支持する必要はなく、例えば、該当する部位に両シャフト部材と嵌合する開口部を設け、更にそれぞれにブシュを嵌合し、これ等により両シャフト部材の端部を回転自在に支持する程度で良い。もっとも正規の軸受を利用するのが適当であるのは云うまでもない。
前記巻出シャフト部材及び巻取シャフト部材の径は、その期待される機能を果せるものであれば良く、特定の寸法に限定されない。勿論、両端のブシュ、或いは軸受で回転自在に支持される部分は細く、フィルタ膜を巻き取る中央部分は太く構成することとしても良い。
前記フィルタ膜に表示する境界目印は、特定の構成に限定しないが、該フィルタ膜の巻き取り方向、即ち、スクロール方向に対して直交する線等に構成するのが適当である。前記目視用の窓から容易に目視可能な線幅やサイズに構成するのが適当である。また、数字も併記すれば、該フィルタ膜の残量が把握できるため便利である。前記窓のサイズや個数もその期待される機能を果し得る十分なそれであれば、特定のサイズや個数に限定する必要はない。また、該窓は、単なる開口部ではなく、透明の被覆で覆うなど塵埃が飛散しないようにするのが好ましい。該窓は、対象空調装置に於けるカバー部材の巻取シャフト部材付近を被覆する部分に構成すべきであるが、その中でも、空調装置自体の設置される位置を考慮して位置決めするのが好ましい。
以上で説明した吸気用フィルタは、装着対象の空調装置の吸気領域に取り付けて使用する。使用開始後、所定の期間が経過したり、前記窓から覗き込んで前記フィルタ膜の汚れが所定以上に達したと思われた場合には、該フィルタ膜を新たなものとするため、前記把手を回動操作し、或いは電動モータ等の回転駆動手段を動作させる。リモコン操作でスクロールさせ得るように構成した場合は、所定の巻出し長さで自動的にスクロールが停止するように構成しておくと都合がよい。
自動停止が行われ得るように構成しなかった場合で、前記したように、該フィルタ膜に前記境界目印を描いておいた場合は、前記窓から覗き込んで、新たな境界目印が現れるまでスクロールさせれば良い。該フィルタ膜は、スクロールして仮に10回分程度繰り出し可能に構成したとすれば、長期間の使用が可能となり、その交換のサイクルが長くなり、交換の煩わしさを減少させることができる。
以上のように、本考案の吸気用フィルタによれば、簡単な構成でありながら、フィルタの性能を維持しつつ交換の頻度を低くし、目詰まりの状況も把握し易く保守も容易なため、使い勝手の良いものとなる。
この実施例は、フィルタ膜2aを縦向きに巻き出し、手動で動作させるタイプの一つの実施例であり、云うまでもなく、これに限定されるわけではない。
この実施例の吸気用フィルタ2は、基本的に、図3(a)〜(c)に示すように、帯状のフィルタ膜2aと、該帯状のフィルタ膜2aを巻き出す回動自在な巻出シャフト部材2cと、該巻出シャフト部材2cとの間に適用吸気領域の縦幅の間隔で平行に配した巻取シャフト部材2dと、該巻出シャフト部材2c及び巻取シャフト部材2dを支持するフレーム2bとで構成している。なお該巻取シャフト部材2dは、該巻出シャフト部材2cから巻出されたフィルタ膜2aを巻き取るべく回動自在に配したものである。
前記フィルタ膜2aは、適用吸気領域(吸気口の前面)の横幅の寸法で、その縦幅の10倍の長さ寸法を持ったシート状の透過膜であり、図1(a)、(b)及び図2(a)、(b)に示すように、これを備えた吸気用フィルタ2を装着対象のエアコン1の前面カバー部材6の内側に装着して使用すると、吸気を周囲に逃さないように適用吸気領域を十分カバーするようになっている。
前記フィルタ膜2aは、前記適用吸気領域の縦幅(巻出シャフト部材2cと巻取シャフト部材2dとの間隔)の10倍の長さに設定したため、一回分の使用部分以外の余剰未使用部分は、前記したように、当然に、当初は巻出シャフト部材2cに巻き付いた状態となっている。これらの未使用部分は、使用開始後に塵埃が一定以上付着した場合に毎に、巻出して適用吸気領域に引き出すものである。このフィルタ膜2aの材質は、この実施例では、紙製のシート材に構成したものであり、前記巻出シャフト部材2c及び巻取シャフト部材2dによる巻き出しや巻き取りが容易であるように、薄く柔軟な構造に構成したものである。
また使い勝手を良くするため、前記フィルタ膜2aには、前記巻出シャフト部材2cと巻取シャフト部材2dとの間隔で境界目印2gを描き、他方、適用対象のエアコン1に於けるこの吸気用フィルタ2を覆う前面カバー部材6の下方で、該巻取シャフト部材2dと対応する部位に窓6a、6aを配設している。該巻取シャフト部材2dの各端部には、操作用の摘み2eを取付けている。
前記フレーム2bは、図3(a)、(b)に示すように、略長方形の辺に沿った枠形状で、上辺板2b1、下辺板2b2及び両側板2b3、2b3とからなり、該フレーム2bの左右の側板2b3、2b3を貫通する態様で前記巻出シャフト部材2c及び巻取シャフト部材2dを取り付け、カートリッジ式に構成している。該フレーム2bの上辺板2b1及び両側板2b3、2b3は、単なる板状の枠体に構成したものであるが、下辺板2b2は断面半円弧の受皿状に構成し、前記フィルタ膜2aの使用済部分を巻き取った際に離脱することのある塵埃をこれで受け、周囲に散乱させないようにしている。
前記巻出シャフト部材2cは前記フレーム2bの上辺板2b1に沿ってこれに平行に配設し、前記巻取シャフト部材2dは、前記下辺板2b2に沿ってこれに平行に配設し、前記したように、それぞれ両側板2b3、2b3にそれらの端部を貫通する態様で取り付けている。従って該巻出シャフト部材2c及び該巻取シャフト部材2dは相互に平行に配されていることになる。
なお、該巻出シャフト部材2c及び該巻取シャフト部材2dは頻繁に回転させるものではなく、これらに掛かる負荷も小さい。そこで、前記両側板2b3、2b3に於ける該巻出シャフト部材2c及び該巻取シャフト部材2dの端部の取付用の位置には開口部を構成し、かつ各開口部に軸受代わりのブシュを装入固設し、該巻出シャフト部材2c及び該巻取シャフト部材2dの両端部を該ブシュで回転自在に支持することとしている。
前記フィルタ膜2aに描く境界目印2gは、この実施例では、図1(b)及び図3(c)に示すように、該フィルタ膜2aの巻き取り方向、即ち、スクロール方向に対して直交する向きの線と、更にその位置が該フィルタ膜2a中のどの部分に当たるか及び残量を示す数字とで構成している。同図中には、10回分の内の5回目分が引き出されていることが示されている。この境界目印2gは、図2(a)、(b)に示すように、前記エアコン1の前面カバー部材6の窓6aから容易に目視可能なサイズとしている。また前記窓6a、6aは、覗き込み易いように、該エアコン1の下部に配設している。
従ってこの実施例の吸気用フィルタ2は、図1(a)に示すように、装着対象のエアコン1の前記前面カバー部材6を取り外して、その内側の吸気口の前面(吸気領域)に取り付け、また該前面カバー部材6をその上に取り付けて使用する。該前面カバー部材6は、図2(b)に示すように、スリットが設けられて通気性が良くなっているため、前面を覆っても前記吸気用フィルタ2のフィルタ膜2aに吸気を導くことができる。
使用時は、図2(a)中に矢印Iで示す向きの吸気を該フィルタ膜2aで濾過し、空調部3で空調した後、吹出部4の吹出口5を通じて同図中に矢印Oで示す向きに吹出す。なお、使用時は、下部カバー部7は、図2(a)中に矢印Gで示すように、下向き回動して開くと共に、これが吹出しのガイドとしても作用する。
所定の期間使用した後又は前記窓6aから覗き込んで前記フィルタ膜2aの汚れが一定以上に達したと思われる場合は、前記摘み2eを回動操作し、該フィルタ膜2aの未使用の部分を吸気口の前面の適用通気領域に巻き出し操作すれば良い。この巻出し操作は、前記したように、前記窓6aから内部のフィルタ膜2aを覗き込みながら行い、フィルタ膜2aの表面に境界目印2gが現れるまでスクロールさせる。この実施例の吸気用フィルタ2では、該フィルタ膜2aをスクロールして10回程、巻き出しを繰り返すことができるので、比較的長い間にわたって、交換せずに、この使用を継続することができる。
以上のように、この実施例の吸気用フィルタ2は、簡単な構成でありながら濾過性能を長期にわたって良好に維持し、厄介な交換回数を低減することができる。またフィルタ膜2aの目詰まりの状況等も把握し易く保守も容易なため、非常に使い勝手が良い。
(a)は実施例の吸気用フィルタを装着したエアコンの前面カバーを外した状態の概略左側面図、(b)は実施例の吸気用フィルタを装着したエアコンの前面カバーを外した状態の概略正面図。 (a)は実施例の吸気用フィルタを装着したエアコンの概略左側面図、(b)は実施例の吸気用フィルタを装着したエアコンの概略正面図。 (a)は実施例の吸気用フィルタの概略左側面図、(b)はフレームを除去して示した実施例の吸気用フィルタの概略左側面図、(c)は実施例の吸気用フィルタの概略正面図。
符号の説明
1 エアコン
2 吸気用フィルタ
2a フィルタ膜
2b フレーム
2b1 上辺板
2b2 下辺板
2b3 側板
2c 巻出シャフト部材
2d 巻取シャフト部材
2e 摘み
2g 境界目印
3 空調部
4 吹出部
5 吹出口
6 前面カバー部材
6a 窓
7 下部カバー部
G 下部カバー部の回動方向を示す矢印
I 吸気口の吸気方向を示す矢印
O 吹出口の吹き出し方向を示す矢印

Claims (2)

  1. 空調装置の吸気領域の少なくとも巻取方向の両側間寸法と同一の幅寸法及び少なくとも巻取方向の両端間寸法の二倍の長さ寸法をそれぞれ持った帯状のフィルタ膜と、
    該帯状のフィルタ膜を巻き付けた回動自在な巻出シャフト部材であって、前記吸気領域の巻取方向の一端に配した巻出シャフト部材と、
    該巻出シャフト部材との間に少なくとも前記吸気領域の巻取方向の両端間の間隔をあけて該巻出シャフト部材と平行に配した巻取シャフト部材であって、該巻出シャフト部材から巻き出したフィルタ膜を巻取るべく回動自在に配した巻取シャフト部材と、
    該巻出シャフト部材及び該巻取シャフト部材を支持するフレームと、
    で構成した吸気用フィルタ。
  2. 前記フィルタ膜に前記巻出シャフト部材と前記巻取シャフト部材との間隔で境界目印を描いた請求項1の吸気用フィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110448969A (zh) * 2019-09-04 2019-11-15 陈镇海 过滤装置和空调

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