JP4957673B2 - 空調室内機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る空調室内機の外観を示す斜視図である。図1に示すように、空調室内機1は、ケーシング2と化粧パネル3とを備えている。この空調室内機1は、天井設置型であって、ケーシング2が天井に埋め込まれ、化粧パネル3が室内(下方)に向けて取り付けられる。化粧パネル3には、吸込口5と吹出口13とが設けられている。吸込口5には、可動パネル4が設けられ、吹出口13には、風向調節羽根12が設けられている。
図3はエアフィルタ収納部の平面図であり、図4はエアフィルタ収納部の側面図である。また、図5は図3のB−B線で切断したエアフィルタ収納部の断面図である。図6は、図3に示すエアフィルタ収納部のうち1枚のエアフィルタに対応する部分の立体分解図である。
図7、図8、図9及び図10を用いてエアフィルタの清掃について説明する。図7は図3のC−C線で切断したフィルタ清掃機構の構造の概略を説明するための断面図である。図8では、フィルタ清掃機構20の機能について説明する。また、図9では、可動パネル4の動作について説明する。図10には、可動パネル4が下降している状態を示している。
図11はエアフィルタの正面を示す正面図である。図12(a)はエアフィルタの裏面を示す背面図であり、図12(b)は図12(a)のD−D線断面図である。また、図13は図12(b)におけるE部の拡大断面図である。図11に示すように、エアフィルタ6は、平面略長方形状であり、6つの略長方形状のフィルタ部6aと、フィルタ部6aの周囲を囲む樹脂製の支持枠体6bとを備える。フィルタ部6aは塵埃を取り室内空気を通過させるため、網目状になっており、ブラシ27の毛27aよりも少し大きい程度の穴が開いている。エアフィルタ6の支持枠体6bの周縁には、長方形の4辺に対応する4つの縁部6d、6e、6f、6gがある。なお、縁部6d,6eに文字を掘り込んで目視できるようにしているが、文字を形成している凹凸の高さは本実施形態において無視できるほど小さい。
(1)
清掃時に、エアフィルタ6は、駆動モータ37,38の駆動力がピニオンギア41を介してラックギア6cに伝達され、前方収納部22から後方収納部23に移動する。移動しつつ、エアフィルタ6のフィルタ部6aは、回転するブラシ27により塵埃を掻き落とされる。塵埃を掻き落とすためにブラシ27とエアフィルタ安定板45の両方がエアフィルタ6と接触するのは清掃範囲6hである。この清掃範囲6hにおいて、支持枠体6bがフィルタ部6aから突出する、エアフィルタ安定板45側の突出量6xは、ブラシ27側の突出量6yよりも小さい。特に、ブラシ27に対向して、エアフィルタ安定板45を専ら受け部材として設けているので、フィルタ部6aの間隙を小さく設定し易くなっている。フィルタ部6aとエアフィルタ安定板45との間隙を小さくできるため、ブラシ27でフィルタ部6aを叩いても、フィルタ部6aにおいて、エアフィルタ安定板45の側への塵埃の回り込みを少なくすることができる。塵埃の回り込みを防ぐことで、塵埃が熱交換器8やクロスフローファン9に蓄積するのを抑制することができる。
バネ44により、フィルタ押え部材43とともにエアフィルタ安定板45がブラシ27の側に付勢されている。ブラシ27によってエアフィルタ6が押されても、バネ44により付勢されているため、エアフィルタ6とエアフィルタ安定板45とは離れることなく接触した状態を保つ。エアフィルタ安定板45をブラシ27の側に付勢することにより、ブラシ27の毛27aがフィルタ部6を突き抜けるのを防止することができ、塵埃の回り込みを抑制することができる。
ブラシ27は下方からフィルタ部6aに接触するため、ブラシ27が掻き落とす塵埃は、重力により下方にあるダストボックス29に向かって落ちて収納される。塵埃がフィルタ部6aから下側に向かって落ちるため、フィルタ部6aの上側つまりフィルタ安定板45の側への塵埃の回り込みを少なくすることができる。また、ダストボックス29により塵埃の飛散を防止でき、塵埃の回り込みを抑制することができる。
エアフィルタ6に接するエアフィルタ安定板45の面が滑らかな平面または湾曲面で形成されている。エアフィルタ6に接するエアフィルタ安定板45の面を滑らかな平面又は滑らかな湾曲面とすることで、エアフィルタ6とエアフィルタ安定板45との接触状態を保ち易くなる。それにより、エアフィルタ6のエアフィルタ安定板45側への塵埃の回り込みを防止しやすくなる。
エアフィルタ6の清掃範囲6hの外にある支持枠体6bの縁部6f、6gにラックギア6cが、支持枠体6bと一体的に形成されている。ラックギア6cは清掃範囲6hの外側にあるのでブラシ27による清掃に悪影響を及ぼさない。一方、ラックギア6cの剛性により支持枠体6bの形状が保持されるため、エアフィルタ6とエアフィルタ安定板45との間に隙間が開くのを防ぐことができる。それにより、エアフィルタ6のエアフィルタ安定板45側への塵埃の回り込みを防止しやすくなる。
(a)
上記実施形態では、空調室内機1が天井設置型の場合について説明したが、空調室内機1は壁掛け型でもよく、上記実施形態と同様の効果を奏する。
上記実施形態では、ブラシ27に対向するエアフィルタ安定板45を設けたが、エアフィルタ安定板45を設けず、ブラシ27に対向する位置に在る前方収納経路24及び後方収納経路25の壁面が滑らかな湾曲面または平面で形成されていてもよく、ブラシ27に対向する位置に配置される部材は、エアフィルタ安定板45には限られない。
6a フィルタ部
6b 支持枠体
6c ラックギア
6h 清掃範囲
21 エアフィルタ収納部
22 前方収納部
23 後方収納部
27 ブラシ
27a 毛
29 ダストボックス(塵埃収納箱)
37,38 駆動モータ
41 ピニオンギア
43 フィルタ押え部材
44 バネ(付勢部材)
45 エアフィルタ安定板(受け部材)
Claims (9)
- 毛(27a)を有し、回転することにより前記毛によって塵埃を掃き落とすブラシ(27)と、
フィルタ部(6a)と前記フィルタ部を支持する支持枠体(6b)とを有し、清掃のために前記ブラシに接しつつ通過するエアフィルタ(6)とを備え、
前記支持枠体は、前記フィルタ部を基準とする突出量について前記ブラシが接する側よりも前記ブラシが接しない側の方が小さくなるように構成されている、空調室内機。 - 前記ブラシに対向する受け部材(45)をさらに備え、
前記支持枠体は、前記フィルタ部を基準として前記ブラシが接しない側に突出する第1突出部(6b1)と前記ブラシが接する側に突出する第2突出部(6b2)とを持ち、前記第2突出部の突出量よりも前記第1突出部の突出量の方が小さくなるように構成され、
前記エアフィルタは、前記ブラシと前記受け部材との間を前記ブラシ及び前記受け部材に接しつつ通過するものであって、前記第1突出部を前記受け部材に接して前記フィルタ部と前記受け部材との間に隙間を形成する、
請求項1に記載の空調室内機。 - 前記エアフィルタは、前記第1突出部の突出量が0.1mm以上0.7mm以下の範囲で設定される、
請求項2に記載の空調室内機。 - 前記支持枠体は、厚みが0.7mm以上2.0mm以下である、
請求項3に記載の空調室内機。 - 前記受け部材を前記ブラシ側に付勢する付勢部材(44)をさらに備える、
請求項2〜4のいずれかに記載の空調室内機。 - 前記受け部材は、長手方向に直線状に延び、前記エアフィルタに接する面が滑らかな平面または湾曲面である、請求項2から5のいずれかに記載の空調室内機。
- 前記エアフィルタの下方に、前記ブラシが掻き落す塵埃を収集する塵埃収集箱(29)をさらに備え、
前記ブラシは、下方から前記フィルタ部に接触する、
請求項1から6のいずれかに記載の空調室内機。 - 前記エアフィルタは、前記ブラシと前記受け部材との間を通過するための駆動力が伝達されるラックギア(6c)を、前記清掃範囲外の前記支持枠体の縁部(6f、6g)に有する、
請求項1から7のいずれかに記載の空調室内機。 - 前記エアフィルタは、前記フィルタ部が網目状になっており、前記ブラシの前記毛よりも大きい穴が開いている、
請求項1から8のいずれかに記載の空調室内機。
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