JPH06221598A - エアフィルタ - Google Patents

エアフィルタ

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Publication number
JPH06221598A
JPH06221598A JP5032692A JP3269293A JPH06221598A JP H06221598 A JPH06221598 A JP H06221598A JP 5032692 A JP5032692 A JP 5032692A JP 3269293 A JP3269293 A JP 3269293A JP H06221598 A JPH06221598 A JP H06221598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
filter
air filter
heat exchanger
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP5032692A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakayama
敏男 中山
Masumasa Hashimoto
益征 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5032692A priority Critical patent/JPH06221598A/ja
Publication of JPH06221598A publication Critical patent/JPH06221598A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないスペースでも十分な清浄効果を有し、
且つ圧力損失の低下を防止しつつ寿命の長いエアフィル
タを提供する。 【構成】 本発明のエアフィルタ17は、空気調和機3
の空気吸込み口に設けられたプレフィルタ13と、熱交
換器5との間に配置されたエアフィルタであって、エア
フィルタ17は、そのプリーツ14の凹凸形状が全体と
して前記プレフィルタ13と前記熱交換器5との間の空
間の輪郭に即した形状を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアフィルタ、特に家
庭用の空気調和機に用いられるエアフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用の空気調和機(小型エア
コン)には、吸込む空気の清浄をするエアフィルタが組
み込まれており、吸引する室内空気の塵や埃を除去しつ
つ熱交換する空気を取り入れるようになっている。
【0003】かかる従来のエアフィルタは、例えば、特
開平3ー113213号公報に開示されているように、
空気吸込み口に配置されたプレフィルタと、熱交換器と
の間に配置されており、エアフィルタの有効面積を大き
くとるため、波状のプリーツを形成しているが、かかる
プリーツの凸凹は略一定の高さに形成されている。
【0004】一方、家庭用の小型空気調和機において
は、図4に示すように、空気調和機30の小型化を図る
ため、熱交換器31の上部31a側を折り曲げて傾斜さ
せているものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すように、プリーツ32の凹凸の高さが一定のエアフ
ィルタ33を、上述の傾斜した熱交換器31aとプレフ
ィルタ34との間に配置したのでは、エアフィルタ用の
空間に未使用部分Aが生じ、空間の十分な活用が図れな
いという問題点がある。
【0006】即ち、空気調和機の小型化の要求が高い近
年においては、プリーツの凹凸の高さが一定であるエア
フィルタを用いたのでは、少ない空間に十分なエアフィ
ルタを配置できず、十分な清浄効果を得ることができな
い。
【0007】これに対して、エアフィルタの厚みを厚く
して単位面積当たりのエアフィルタの量を高めることが
考えられるが、この場合、エアフィルタによる通風空気
の圧力損失が大きくなり、十分な送風量が得られなくな
ると共に騒音の発生の原因になったり、また、目詰まり
が発生しやすくエアフィルタの寿命が短くなるという不
都合がある。
【0008】従って、本発明の目的は、少ないスペース
でも十分な清浄効果を有し、且つ圧力損失の低下を防止
しつつ寿命の長いエアフィルタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、空気調和機の空気吸込み口に設けられた
プレフィルタと、熱交換器との間に配置されたエアフィ
ルタにおいて、前記エアフィルタは、そのプリーツの凹
凸形状が全体として前記プレフィルタと熱交換器との間
の空間の輪郭に即した形状を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明のエアフィルタを用いた空気調和機で
は、プレフィルタを介して比較的大きな塵が除去された
空気は、続いてエアフィルタを通過した後熱交換器を通
過するが、空気がエアフィルタを通過することによって
空気中の小さな埃や塵がエアフィルタに捕捉されて、空
気が清浄される。このエアフィルタには、前面パネルと
熱交換器との間の空間の輪郭に全体として一致するよう
にプリーツの凹凸が形成されているから、限られたスペ
ースでエアフィルタの有効面積を広くとることができ、
しかもエアフィルタ自体の厚みを厚くする必要がないか
ら、圧力損失が大きくなるという不都合もない。
【0011】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図3を参照して
本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0012】図1に示すように、本発明の実施例にかか
る空気調和機3は、いわゆる家庭用エアコンであって、
室外ユニットに連結された室内ユニットとして、室内の
壁に取り付けられるようになっている。
【0013】空気調和機3は、ケース4内に主として熱
交換器5と、送風機7を備えており、熱交換器5にはド
レンパン9が配置されている。熱交換器5は、後述する
空気吸込み口13に沿って配置されているが、下部5b
に対して、上部5aが傾斜されており、空気調和機の高
さ寸法の小型化が図られている。
【0014】ケース4には、その前面カバー11に空気
吸込み口12が形成されており、その下に吹き出し口1
5が形成されている。
【0015】空気吸込み口12には、その内側(熱交換
器側)に、プレフィルタ13が取り付けられており、吸
込まれる空気から比較的大きな埃やごみを取り除くよう
に構成されている。プレフィルタ13は、熱交換器の下
部5bではこれと略平行に配置されているが、熱交換器
の上部5aでは、熱交換器の傾斜に対応させるため湾曲
して形成されている。
【0016】プレフィルタ13と熱交換器5との間に
は、多数のプリーツ14が形成され、空気洗浄フィルタ
とも呼ばれるエアフィルタ17が配置されている。この
エアフィルタ17は、特に、プレフィルタ13が湾曲し
て形成されている熱交換器の上部5aでは、プレフィル
タ13と熱交換器5との間の空間19を満たすように、
全体として空間19の輪郭に即した形状を有しており、
プレフィルタ13が湾曲した部分では、その湾曲に即し
てプリーツ14の凹凸が形成されている。
【0017】エアフィルタ17の構造は、本実施例では
平坦状の脱臭フィルタ23に凸凹状に多数のプリーツ1
4が形成された集塵フィルタ21を重ねた構成となって
いる。
【0018】脱臭フィルタ23は、網状ウレタンフォー
ムに粒状活性炭を固着したものである。集塵フィルタ2
1は、平板状の補強ネットの上に電荷が付与されたポリ
プロピレン製不織布(商品名:シンテックスEL.三井
石油化学工業株式会社)を熱融着した後、これを波形に
折り曲げたものである。
【0019】集塵フィルタ21のプリーツ14は、図2
に具体的に示すように、プレフィルタ13の湾曲部で
は、プレフィルタ13が規定する空間の輪郭形状に沿っ
て凸凹に形成されており、本実施例では中央が高く、両
側が低く形成されている。かかるプリーツの凸凹(山高
さ)は3乃至30mm程である。尚、図2は、プレフィル
タ13が湾曲した部分のエアフィルタを抜き出して示し
たものである。プリーツをこのような空間の輪郭に沿っ
た形状とすることによって、フィルタ面積を大きく確保
することができ、集塵性能を高めるつつ通過する空気の
圧力損失を最小限に止めることができる。
【0020】エアフィルタ17は、専用のフィルタ枠
(図示せず)を設け、このフィルタ枠とともに収納空間
から脱着するものであってもよいし、熱交換器5にフィ
ルタ枠と共に装着するものであってもよい。
【0021】次に本実施例の作用について説明する。
【0022】図1に示すように、送風器7が駆動される
と、空気吸込み口12から取り込まれた空気は、プレフ
ィルタ13、エアフィルタ17、熱交換器5を通過し
て、熱交換された後、吹出し口15から吹き出される。
【0023】空気吸込み口12から取り込まれた空気
は、プレフィルタ13によりまず、ここで比較的大きな
ごみや埃が捕捉されて除去される。続いて、エアフィル
タ17を通過するが、エアフィルタ17では、集塵フィ
ルタ21により微細なごみや埃りを除去し、続いて脱臭
フィルタ23が空気中の匂いを除去し、これにより室内
空気を清浄する。
【0024】エアフィルタ17は、プレフィルタ13と
熱交換器5との間の空間の輪郭に沿って配置しているの
で、エアフィルタの濾過面積(フィルタ面積)を最大限
度に広くとることができ、エアフィルタの単位面積当た
りの圧力損失を最小限度にしつつ清浄効果を最大限度に
することができる。このように清浄効果を高めても、フ
ィルタ面積を大きく確保でき、圧力損失を小さくできる
ので、冷房能力の低下や、騒音の拡大を生じることがな
く、空気調和機の本質的機能を害することが少ない。ま
た、このように空間全域にフィルタを配置するから、フ
ィルタ面積が従来に比較して実質的に増加し、単位面積
あたりのフィルタにかかる負荷が小さくなり、フィルタ
寿命を延命することができる。
【0025】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0026】例えば、エアフィルタ17は、脱臭フィル
タ23と集塵フィルタ21との2層構造とすることに限
らず、図3に示すように、集塵フィルタ21のみの構成
であってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、エアフィルタのプリー
ツの凹凸の形状が全体として、プレフィルタと熱交換器
との間の空間の輪郭に即した形状をしているから、少な
いスペースでも十分な清浄機能を有し、且つ圧力損失の
低下を防止しつつ寿命の長いエアフィルタを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるエアフィルタを備えた
空気調和機の概略構成説明図である。
【図2】本発明の実施例にかかるエアフィルタの一部を
示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図であ
る。
【図3】他の実施例によるエアフィルタの一部を示す図
であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図4】従来のエアフィルタを備えた空気調和機の概略
構成説明図である。
【符号の説明】
3 空気調和機 5 熱交換器 13 プレフィルタ 14 プリーツ 17 エアフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の空気吸込み口に設けられた
    プレフィルタと、熱交換器との間に配置されたエアフィ
    ルタにおいて、前記エアフィルタは、そのプリーツの凹
    凸形状が全体として前記プレフィルタと熱交換器との間
    の空間の輪郭に即した形状を有することを特徴とするエ
    アフィルタ。
JP5032692A 1993-01-28 1993-01-28 エアフィルタ Pending JPH06221598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032692A JPH06221598A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 エアフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032692A JPH06221598A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 エアフィルタ

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Publication Number Publication Date
JPH06221598A true JPH06221598A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12365918

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JP5032692A Pending JPH06221598A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 エアフィルタ

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JP (1) JPH06221598A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1970636A1 (en) * 2006-01-04 2008-09-17 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner
JP2010025385A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Daikin Ind Ltd 空調室内機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1970636A1 (en) * 2006-01-04 2008-09-17 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner
EP1970636A4 (en) * 2006-01-04 2013-05-29 Daikin Ind Ltd AIR CONDITIONER
JP2010025385A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Daikin Ind Ltd 空調室内機

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