JPH0320677Y2 - - Google Patents

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JPH0320677Y2
JPH0320677Y2 JP1985068911U JP6891185U JPH0320677Y2 JP H0320677 Y2 JPH0320677 Y2 JP H0320677Y2 JP 1985068911 U JP1985068911 U JP 1985068911U JP 6891185 U JP6891185 U JP 6891185U JP H0320677 Y2 JPH0320677 Y2 JP H0320677Y2
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air purifying
dust
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば除湿機等に使用され、室内
空気中の微細な塵埃あるいは悪臭などを除去する
空気清浄フイルタの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
空気中の微細な塵、埃あるいは悪臭などを取り
除く空気清浄フイルタは、除湿機等の空気通路に
配設されて使用されている。第4図はこのような
空気清浄フイルタを備えた従来の除湿機を示す断
面図である(実開昭58−64920号公報参照)。同図
において、1は除湿機本体、2,3は本体1の側
面に設けられた空気の吸込口及び吹出口で、矢印
で示すように吸込口2より吹出口3へ抜ける空気
通路が形成されている。4,5は上記吸込口2付
近の空気通路に配設された集塵用フイルタ及び脱
臭用フイルタで、共に空気清浄フイルタを構成し
ている。6はその集塵用フイルタ4の上流側に配
設されたエアフイルタ、7は脱臭用フイルタ5の
下流側に配設された冷却器、8はその後段の再熱
器、9は上記吹出口3付近に配設された送風機、
10は冷却器7の下方に配置されたタンク、11
は本体1下部に配置された圧縮機である。
第5図は上記空気清浄フイルタを示す斜視図
で、集塵用フイルタ4、脱臭用フイルタ5及びエ
アフイルタ6は平板状に形成され、第4図に示す
如く吸込口2と冷却器7の間に一体的に配設され
ている。
上記のように構成された除湿機においては、本
体1内部の送風機9により吸込口2から吸込まれ
た室内空気は、圧縮機11の作動によつて冷却さ
れた冷却器7を通過する際に冷却、除湿され、再
熱器8により室内温度に戻された後吹出口3から
室内へ吹出される。その際、冷却器7によつて除
湿された時に生じる除湿水は、冷却器7の下方に
設置されたタンク10に貯溜され、水が溜ると使
用者はタンク10を抜き出し中の水を廃棄する。
ここで、吸込口2近傍の空気通路には空気清浄
フイルタが配設されており、先ず、エアフイルタ
6により空気中の比較的粗大な塵、ごみなどが除
去され、これらが冷却器7及び再熱器8のフアン
に付着するのを防止し、目づまりによる性能低下
を防止している。室内空気の除湿のみを目的とす
る場合にはエアフイルタ6だけで良いが、空気中
の微細な塵埃や悪臭を取り除くためには更に他の
フイルタが必要となり、そこで集塵用フイルタ4
及び脱臭用フイルタ5がエアフイルタ6の後方に
配設されている。集塵用フイルタ4では室内空気
中の微細な塵、埃が除去され、脱臭用フイルタ5
では悪臭などが除去される。
このように、集塵用フイルタ4及び脱臭用フイ
ルタ5の作用によつて空気中の微細な塵埃、異臭
等が取り除かれ、清浄化された空気が得られるも
のである。なお、脱臭フイルタ5としては、ウエ
タンフオーム等に活性炭の粒子を接着したものが
用いられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来の空気清浄フ
イルタの構造は、平板状の集塵用フイルタ4及び
脱臭フイルタ5がエアフイルタ6の後方に重ねて
配設されたものとなつていたため、集塵用フイル
タ4及び脱臭用フイルタ5を通過することにより
通風量が低下し、除湿能力など機器の能力が低下
するという問題点があり、またこれらのフイルタ
4,5のメツシユを微細にすることができず空気
清浄化に長時間を要するので、空気清浄能力を高
めることが困難であるという問題点があつた。
この考案は、このような問題点を解消するため
になされたもので、除湿能力など機器の能力低下
を最小限に抑え、且つ空気清浄能力を向上させた
空気清浄フイルタの構造を提供することを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の空気清浄フイルタは、各々断面波状
に形成された集塵用フイルタと脱臭用フイルタと
が互いに折り重ねて配設された構造となつてい
る。
〔作用〕 集塵用フイルタ及び脱臭用フイルタは断面波状
に形成されているので、空気通路の同一断面積で
の空気清浄能力が向上し、且つ通風量の低下が最
小限に抑えられるので除湿能力など機器の能力が
低下するのを抑制することができる。また、折り
重ねて配設されているので収納スペースも小さな
ものとなる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面について説明す
る。なお除湿機に適用した場合について説明し、
従来例を示す第4図と相当する部分については同
一符号を付して詳細は省略する。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
り、図において、1は除湿機本体、2,3は空気
の吸込口及び吹出口、6はエアフイルタ、7,8
は空気通路に配置された除湿用の冷却器及び再熱
器、9は送風機、10はタンク、11は圧縮機、
12,13はエアフイルタ6と冷却器7との間の
空気通路に配設された集塵用フイルタ及び脱臭用
フイルタで、各々断面波状に形成されている。
第2図は上記集塵用フイルタ12及び脱臭用フ
イルタ13で構成された空気清浄フイルタを示す
斜視図であり、ジグザグ折りに形成された集塵用
フイルタ12と脱臭用フイルタ13が互いに折り
重ねられ、前段のエアフイルタ6に一体的に取り
付けられている。集塵用フイルタ12はポリプロ
ピレンを繊維状にして形成したあり、プラス
(+)に帯電した塵、埃等の微細粒子を補集する
ためマイナス(−)に帯電している。また、脱臭
用フイルタ13は活性炭繊維をポリプロピレン繊
維と混合して布状に形成してある。
次に動作を説明すると、従来と同様送風機9及
び圧縮機11が駆動すると運転が開始され、吸込
口2から吸込まれた室内空気は先ずエアフイルタ
6を通りここで比較的粗大なごみなどが除去され
る。そして、集塵用フイルタ12で微細な塵、埃
が除去され、脱臭用フイルタ13で悪臭が除去さ
れた後、冷却器7に到達し冷却、除湿される。こ
の除湿された空気は温度が低下しているので再熱
器8により元の室内温度に戻され、吹出口3から
再び室内へ戻される。一方、冷却器7に生じた除
湿水は下方のタンク10に貯溜され、水が所定以
上溜ると使用者はタンク10を抜き出して廃棄す
る。
ここで、集塵用フイルタ12及び脱臭用フイル
タ13は繊維状でジグザグ折りに加工されている
ので、従来の平板状のものと比較して同一の空気
通路の断面積でのフイルタ面積が大きくとれ、空
気清浄能力が向上する。つまり、通過する空気の
圧力を大きく低下させることなく集塵および脱臭
の面積を増やすことができ、空気清浄能力、除湿
能力共優れたものとなる。また、集塵用フイルタ
12及び脱臭用フイルタ13は互いに折り重ねて
エアフイルタ6に取り付けてあるので収納スペー
スも小さなものとなる。
第3図はこの考案の他の実施例を示す斜視図で
ある。この実施例においては、第3図aに示すよ
うに集塵用フイルタ12及び脱臭用フイルタ13
が、これらの上流側のエアフイルタ6に着脱可能
なフイルタ取付具14に装着されている。第3図
bはフイルタ取付具14の詳細を示す図であり、
この取付具14はヒンジ部14aにて左右に折り
返し可能に形成され、また各々の中央部に支柱1
4b、上下部に突起14cがぞぞれ一体的に形成
されている。
このような構造をもつフイルタ取付具14に収
納された集塵用フイルタ12及び脱臭用フイルタ
13は、矢印のように取付具14と共にヒンジ部
14aにて左右に折り返すことができ、また支柱
14bによつて飛び出すのが防止されている。こ
の取付具14に収納した空気清浄フイルタは、い
わゆる使い捨てであり、通常3ケ月に1回程度交
換されるものである。エアフイルタ6に装着の際
には、取付具14の突起14cをエアフイルタ6
の係止部6aに嵌合させるだけで良く、簡単に空
気清浄フイルタの交換を行うことが可能となる。
ところで、上記各実施例では空気清浄フイルタ
を除湿機に適用した場合について説明したが、こ
の考案の構造を有する空気清浄フイルタは他の機
器と組合せて利用できることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案によれば、集塵用フ
イルタと脱臭用フイルタを断面波状に形成し、且
つ互いに折り重ねて配設したため、通風量の低下
を最小限に抑えながら同一の空気通路の断面積で
のフイルタ面積が大きくとれ、機器の能力を維持
しながら空気清浄能力を高めることができるとい
う効果があり、しかも収納スペースも小さなもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこお考案の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の空気清浄フイルタを示す分解斜視
図、第3図a,bはこの考案の他の実施例を示す
斜視図、第4図は従来例を示す断面図、第5図は
第4図の空気清浄フイルタを示す分解斜視図であ
る。 4,12……集塵用フイルタ、5,13……脱
臭用フイルタ、6……エアフイルタ、14……フ
イルタ取付具、14a……ヒンジ部、なお図中同
一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 空気通路に集塵用フイルタ及び脱臭用フイル
    タを配設した空気清浄フイルタの構造におい
    て、前記集塵用フイルタと脱臭用フイルタを断
    面波状に形成し、且つ互いに折り重ねて配設し
    たことを特徴とする空気清浄フイルタの構造。 (2) 集塵用フイルタ及び脱臭用フイルタは、これ
    らの上流側に配設したエアフイルタに着脱可能
    なフイルタ取付具に装着され且つその取付具の
    ヒンジ部にて折り返し可能であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の空気
    清浄フイルタの構造。
JP1985068911U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0320677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985068911U JPH0320677Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JP1985068911U JPH0320677Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JPS61186020U JPS61186020U (ja) 1986-11-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4581414B2 (ja) * 2004-01-30 2010-11-17 株式会社トヨトミ 空気調和機の送風経路構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS425675Y1 (ja) * 1964-04-07 1967-03-20
JPS58210821A (ja) * 1982-06-03 1983-12-08 Hitachi Ltd 空気浄化装置
JPS6087823A (ja) * 1983-10-20 1985-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 空気清浄器

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