JP2002059028A - 空気浄化装置 - Google Patents

空気浄化装置

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JP2002059028A
JP2002059028A JP2000252765A JP2000252765A JP2002059028A JP 2002059028 A JP2002059028 A JP 2002059028A JP 2000252765 A JP2000252765 A JP 2000252765A JP 2000252765 A JP2000252765 A JP 2000252765A JP 2002059028 A JP2002059028 A JP 2002059028A
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JP
Japan
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air
dust collector
cyclone
purification device
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JP2000252765A
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English (en)
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Takashi Kosugi
敬 小杉
Kazuo Kato
一男 加藤
Masayuki Kayamori
雅之 萱森
Takumi Oikawa
巧 及川
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Toshiba Corp
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Home Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般家庭での使用に適したサイクロン式集塵
装置を備えた空気浄化装置を提供する。特にたばこの
煙、臭気等を短時間で取れるようにする。 【解決手段】 集塵装置として、2つのサイクロン31を
備えたサイクロン式集塵装置14および電気集塵装置15を
設ける。電動送風機18の駆動により空気が通過する通気
路24において、サイクロン式集塵装置14を通過する主通
気路24aに加え、サイクロン式集塵装置14を通過せず電
気集塵装置15を通過するバイパス通気路24bを設ける。
サイクロン式集塵装置14では風量を多くすることが難し
いが、バイパス通気路24bを用いると風量を多くするこ
とができる。これにより、たばこの煙、臭気等を短時間
で取ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイクロン式の集
塵装置を有する空気浄化装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般家庭用の空
気浄化装置は、集塵装置としてフィルター式の集塵装置
を使用しているものが多い。すなわち、図18に示すよ
うに、電動送風機1を駆動させて吸気口より室内の空気
を取り入れ、通気路中に設けたフィルター2を通過させ
て、空気中に浮遊する塵埃や花粉等を捕集し、浄化され
た空気を排気口から排出させるものである。
【0003】しかし、フィルター式の集塵装置には、次
のような問題がある。まず、使用するにつれて塵埃や花
粉等によりフィルターが目詰まりし、フィルターの寿命
末期には、フィルターが目詰りして圧力損失が大きくな
り、通過する風量が減少して浄化性能の劣化を起こす。
そして、浄化性能を復元するためには、フィルターを新
しいものに交換することが必要である。フィルターは高
価なものであり、また、フィルターの購入に際してはそ
の品番などを調べる手間がかかり、ユーザーの負担が大
きい。さらに、フィルターで捕集された粉塵が再度飛散
する問題もある。
【0004】これに対して、サイクロン式集塵装置は、
フィルター式の集塵装置のような目詰まりや、この目詰
まりによる性能低下に伴うフィルター交換の必要などの
問題がない利点を有している。従来、サイクロン式集塵
装置は、主に工業プラントの粉塵による環境汚染対策用
に大型のものが使用されてきたが、サイクロン式集塵装
置には前述のような利点があるため、一般家庭用の空気
浄化装置に応用することが考えられる。しかし、サイク
ロン式集塵装置を一般家庭用に実用化するには次のよう
な問題がある。
【0005】第1に、サイクロン式集塵装置は装置内の
旋回流の遠心力で空気と塵埃とを分離するため、粉塵の
捕集効率を確保するためには旋回流速を上げる必要があ
る。かつ、装置全体を一般家庭用として実用的な大きさ
に納めるために、サイクロン式集塵装置の吸気口面積、
旋回筒部を小さくしなければならない。このため、サイ
クロン単体では圧力損失が大きいこととあいまって、一
般家庭用の空気浄化装置として風量が不足してしまう。
【0006】第2に、サイクロンで捕集できる粉塵は粒
径が比較的多いものに限られ、広範囲の粒径の粉塵を捕
集することが困難である。例えば、一般家庭用の空気浄
化装置のユーザーの多くは、たばこの煙、臭気を短時間
で取ることを望んでいるが、この目的にはサイクロン式
集塵装置は適さない。
【0007】また、従来、一般家庭用の空気浄化装置
は、主に室内の塵埃を捕集するための集塵装置と、室内
空気中に含まれている臭い成分を除去または分解するた
めの脱臭装置とから構成されている。一般的な集塵装置
としては電気集塵装置が広く使用され、脱臭装置として
はオゾン脱臭装置が広く使用されている。なお、これら
の装置は、人体にとって好ましくないオゾンを発生させ
るため、排気時のオゾンを人体に影響のない濃度まで減
少させるためのオゾン分解触媒を併用するのが一般的で
ある。また、電気集塵装置の掃除等のメンテナンスのた
めに、この電気集塵装置などの各部品が空気浄化装置本
体外殻にそれぞれ取り付けられているのが一般的であ
る。
【0008】しかしながら、このような従来の空気浄化
装置では次のような問題があった。まず製造時に手間が
かかる。また、各部品の取付け部からオゾンが漏れるお
それがある。また、各部品の取付け部から空気が漏れ、
集塵、脱臭の効率が低下しやすい。さらに、ユーザーに
とっても、清掃等のメンテナンスに手間がかかる。
【0009】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、特に一般家庭での使用に適したサイクロ
ン式の集塵装置を備えた浄化性能に優れた空気浄化装置
を提供することを目的とする。より具体的には、たばこ
の煙、臭気等を短時間で取ることができるようにするこ
とや、製造性やメンテナンス性を向上させることや、サ
イクロン式の集塵装置で多くの風量を処理可能として浄
化性能を向上させることや、空気浄化装置のコンパクト
化を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の空気浄
化装置では、強制通気手段により吸気口から吸い込まれ
た空気が主通気路ではサイクロン式の第1の集塵装置を
通過し、ここで塵埃類が捕集される。一方、バイパス通
気路ではサイクロン式の第1の集塵装置を通過せずに、
別の第2の集塵装置を通過し、ここで塵埃類が捕集され
る。そして、塵埃類が捕集されて清浄になった空気が排
気口から排気される。捕集効率の確保のためにサイクロ
ン式の第1の集塵装置では、風量を大きくすることは難
しいが、サイクロン式集塵装置を通らないバイパス通気
路では風量を大きくできる。したがって、バイパス通気
路に空気を通すことにより、たばこの煙、臭気等を短時
間で取ることが可能になる。
【0011】さらに、請求項2の発明の空気浄化装置で
は、脱臭装置により空気中の臭気が脱臭されるが、脱臭
装置にはサイクロン式の第1の集塵装置により埃、花粉
等の比較的大きな塵埃が捕集された空気のみが通ること
になり、したがって、脱臭装置が目詰まり等による性能
劣化を生じにくい。
【0012】また、請求項3の発明の空気浄化装置で
は、遮断手段によりバイパス通気路を通過する空気を遮
断できる。つまり、たばこの煙、臭気等を短時間で取る
ような必要のないときには、バイパス通気路を遮断して
おけば、空気は主通気路のみを通過し、サイクロン式の
第1の集塵装置による集塵が必ず行われることになる。
これにより、第2の集塵装置の目詰まりを抑制できる。
【0013】さらに、請求項4の発明の空気浄化装置で
は、バイパス通気路内の風圧が一定値以下のときには、
遮断手段によりバイパス通気路が遮断されるが、バイパ
ス通気路内の風圧が一定値を超えると、遮断手段が開
く。したがって、強制通気手段の出力調節などに連動し
てバイパス通気路の使用および不使用を自動的に切り換
えることができる。
【0014】また、請求項5の発明の空気浄化装置で
は、主通気路用の吸気口とバイパス通気路用の吸気口と
がほぼ同一部にあることにより、吸気口部分の構成を簡
単にすることが可能になる。
【0015】請求項6の発明の空気浄化装置では、強制
通気手段により吸気口から吸い込まれた空気が空気浄化
装置本体外殻内の通気路を通って排気口から排気され
る。通気路において、空気はサイクロン式集塵装置、電
気集塵装置、触媒装置および分解装置を通る。そして、
サイクロン式集塵装置および電気集塵装置により、それ
ぞれ空気中の塵埃類が捕集され、触媒装置により、空気
中に含まれている特定成分が除去または分解され、分解
装置により、電気集塵装置および触媒装置から発生する
オゾンなどの特定成分および空気中に含まれている特定
成分が除去または分解される。このように、本空気浄化
装置は、サイクロン式集塵装置に加えて、電気集塵装
置、触媒装置および分解装置を備えているが、これら電
気集塵装置、触媒装置および分解装置が空気浄化装置本
体外殻とは別体のケースにより覆われたユニットとして
構成されているので、製造時に手間がかからないととも
に、電気集塵装置、触媒装置および分解装置などの各部
品の取付け部から空気やオゾンなどが漏れにくくなり、
集塵や脱臭の効率低下が少なくなる。
【0016】さらに、請求項7の発明の空気浄化装置で
は、空気が電気集塵装置、触媒装置および分解装置を通
過していくとき、それらの間の各空間部で風速が下が
り、これにより、圧力損失による風量低下が少なくな
る。また、各空間部で空気の流れが均一化するので、集
塵、脱臭の効率がよくなる。
【0017】また、請求項8の発明の空気浄化装置で
は、電気集塵装置、触媒装置および分解装置の清掃等の
メンテナンスに際して、ユニットを空気浄化装置本体外
殻からいったん外すことができる。
【0018】また、請求項9の発明の空気浄化装置で
は、一部分または全部が透明部材からなるユニットケー
ス内の電気集塵装置、触媒装置および分解装置などの部
品を透視できる。これにより、メンテナンスなどに際し
て、汚れ具合や故障箇所がわかりやすい。
【0019】また、請求項10の発明の空気浄化装置で
は、電気集塵装置の電極や放電体を清掃する際、空気浄
化装置本体外殻からユニットを外し、このユニットのケ
ースから電極または電極および放電体を外すことができ
る。
【0020】請求項11の発明の空気浄化装置では、強
制通気手段によりサイクロン式集塵装置を通る気流が生
じ、このサイクロン式集塵装置で空気中の塵埃類が捕集
される。サイクロン式集塵装置はサイクロンを複数個有
し、そのため、サイクロン式集塵装置での圧力損失が抑
制されるとともに、サイクロン式集塵装置の吸い込み口
の総開口面積を大きくできることにより、処理可能な風
量を大きくでき、したがって、浄化性能も向上する。
【0021】さらに、請求項12の発明の空気浄化装置
では、複数個のサイクロンが左右対称に並列に並んでい
ることにより、デザイン性の向上およびコンパクト化が
図られる。
【0022】一般的にサイクロンは、形状が相似であれ
ば、大きさが小さいほど捕集効率がよく、捕集できる粉
塵の粒径も小さくなるが、吸い込み口の面積が小さくな
るので、風量が少なくなってしまう。これに対して、請
求項13の発明の空気浄化装置では、大きさの異なる複
数個のサイクロンを有することにより、粒径の小さい塵
埃も捕集でき、かつ多くの風量を処理することが可能に
なる。
【0023】請求項14の発明の空気浄化装置では、強
制通気手段によりサイクロン式集塵装置を通る気流が生
じ、このサイクロン式集塵装置で空気中の塵埃類が捕集
される。サイクロン式集塵装置により浄化された空気
は、空気浄化装置本体外殻内の通気路において、空気浄
化装置本体外殻の側部に構成された清浄空気流路部を通
る。このように清浄空気流路部が空気浄化装置本体外殻
の側部に構成されていることにより、空気浄化装置の奥
行寸法を小さくすることが可能になる。
【0024】請求項15の発明の空気浄化装置では、強
制通気手段によりサイクロン式集塵装置を通る気流が生
じ、このサイクロン式集塵装置で空気中の塵埃類が捕集
される。強制通気手段はサイクロン式集塵装置の下流側
であって、かつ空気浄化装置本体外殻内の背部にある
が、これにより、空気浄化装置の奥行寸法を小さくする
ことが可能になる。
【0025】請求項16の発明の空気浄化装置では、強
制通気手段によりサイクロン式集塵装置を通る気流が生
じ、このサイクロン式集塵装置で空気中の塵埃類が捕集
される。強制通気手段はサイクロン式集塵装置の下流側
であって、かつ空気浄化装置本体外殻の上部にあるが、
これにより、空気浄化装置の奥行寸法を小さくすること
が可能になる。
【0026】サイクロンは圧力損失が大きいため、横流
ファンやプロペラファンでは必要風量が得られない。そ
こで、請求項17の発明の空気浄化装置では、送風のた
めにシロッコファンを用いているが、シロッコファン
は、静圧に対しては有効なファンであるが、小径で高風
量を得ようとすると回転数を高く設定する必要があり、
結果的に騒音が大きくなって室内の運転には適さなくな
ってしまう。これに対して、本請求項17の発明の空気
浄化装置では、シロッコファンを径が150mm以上の大径
シロッコファンとすることにより、回転数を高くするこ
となく高風量が得られるようにしており、これにより騒
音の問題を回避している。
【0027】
【発明の実施形態】以下、本発明の空気浄化装置の第1
実施例について図1から図3を参照しながら説明する。
11は空気浄化装置本体で、この空気浄化装置本体11は、
本体ケース12により外殻(空気浄化装置本体外殻)が構
成されている。なお、詳しくは図示していないが、本体
ケース12において、例えば正面(前面)部は別体とさ
れ、他の部分に対して着脱可能になっている。そして、
この本体ケース12に、室内の空気中の塵埃類を捕集する
サイクロン式の第1の集塵装置としてのサイクロン式集
塵装置14と、このサイクロン式集塵装置14とは別に室内
の空気中の塵埃類を捕集する第2の集塵装置としての電
気集塵装置15と、室内の空気中の特定成分を除去または
分解する触媒装置である放電光励起型の光触媒装置16
と、前記電気集塵装置15および光触媒装置16から発生す
る特定成分であるオゾンおよび室内の空気中に含まれて
いる特定成分を除去または分解する分解装置としてのオ
ゾン分解触媒17と、強制通気手段としての電動送風機18
とが内蔵されている。この電動送風機18は、その送風機
ケーシング19が本体ケース12の背面(後面)に突出形成
された送風機収納部20内に収納されている。前記サイク
ロン式集塵装置14は埃、花粉等の比較的大きな塵埃の捕
集を目的として搭載されているものであり、一方、電気
集塵装置15はたばこの煙、ウィルス等の微細な塵埃の捕
集を目的として搭載されているものである。また、前記
光触媒装置16は、空気中の臭気を脱臭する脱臭装置をも
なすものである。さらに、前記オゾン分解触媒17も、脱
臭装置としての機能を有する。
【0028】また、前記本体ケース12の正面部(前面
部)の上下方向中央部には、空気浄化装置本体11外へ開
口し室内の空気を吸い込む第1の吸気口21および第2の
吸気口22がほぼ同一部に開口形成されている。より詳し
く説明すると、第1の吸気口21は左右一対であり、これ
ら第1の吸気口21間に第2の吸気口22が位置している。
一方、前記送風機ケーシング19の上面部には、空気浄化
装置本体11外へ開口し前記第1の吸気口21から吸い込ま
れた空気を室内へ排気する吐出口である排気口23が開口
形成されている。そして、前記本体ケース12および送風
機ケーシング19の内部には、前記吸気口21,22から排気
口23に連通し、前記集塵装置14,15、光触媒装置16およ
びオゾン分解触媒17を含む送風経路である通気路24が形
成されている。前記電動送風機18は、送風を行って室内
の空気を前記吸気口21,22に導き、前記通気路24中を通
して排気口23から排出させるものである。
【0029】前記サイクロン式集塵装置14は、空気浄化
装置本体11の中央部に配設された左右一対のほぼ筒状の
サイクロン31を備えている。これらサイクロン31は、同
一大きさで、左右対称に並列に並べてある。各サイクロ
ン31は、下方へ向かって径の小さくなるほぼ円錐台状の
本体部32を備え、この本体部32上に出入口体33が設けら
れ、本体部32の下側に着脱自在のダストボックス34が設
けられている。前記出入口体33の外周部には接線方向へ
開口する吸い込み口35が形成され、両サイクロン31の吸
い込み口35が前記本体ケース12の一対の第1の吸気口21
にそれぞれ接続されている。また、出入口体33の上面中
央部には出口筒36が上方へ突出させて形成されている。
【0030】前記電気集塵装置15、光触媒装置16および
オゾン分解触媒17は、前記本体ケース12とは別体のケー
スであるユニットケース41により覆われた一つのユニッ
ト42として構成されており、このユニット42が前記サイ
クロン式集塵装置14の上方に位置している。ユニット42
において、電気集塵装置15が最下部に位置し、その上方
に光触媒装置16が位置し、さらにその上方にオゾン分解
触媒17が位置している。また、前記ユニットケース41
は、下面の底板部43と、この底板部43の周囲から立ち上
がる隔壁をなす側壁部44と、排気開口部45として形成さ
れた上面の天板部とを有している。また、底板部43に
は、前記側壁部44の内側にこれとほぼ平行に位置する筒
状の隔壁46が上方へ突設されている。さらに、ユニット
ケース41の底板部43には、隔壁46よりも内周側に位置し
て第1の吸気開口部47が形成されているとともに、隔壁
46よりも外周側に位置して第2の吸気開口部48が形成さ
れている。そして、第1の吸気開口部47に前記サイクロ
ン31の出口筒36の上端部が、空気が漏れないように接続
されている。また、前記隔壁46は電気集塵装置15を上下
に貫通しており、これにより、電気集塵装置15は、隔壁
46よりも内周側の部分と外周側の部分とが仕切られてい
る。一方、前記光触媒装置16は、前記隔壁46の上部内周
側に設けられており、隔壁46の外周側にはなく、この隔
壁46の外周側から仕切られている。さらに、前記オゾン
分解触媒17は、隔壁46の内周側および外周側を含めて排
気開口部45の全体を覆っている。
【0031】さらに、前記ユニットケース41の排気開口
部45にはダクト51の一端の開口部が接続されている。こ
のダクト51は、前記本体ケース12内の上部から背面側へ
垂下しており、他端の開口部が本体ケース12の背面へ開
口している。そして、前記通気路24は、ダクト51まで2
つの経路を有している。一つは、本体ケース12の第1の
吸気口21からサイクロン式集塵装置14のサイクロン31、
ユニットケース41の第1の吸気開口部47、電気集塵装置
15、隔壁46の内周側、光触媒装置16およびオゾン分解触
媒17を経てダクト51に至る主通気路24aであり、もう一
つは、本体ケース12の第2の吸気口22から本体ケース12
内におけるサイクロン31の外側の空間、ユニットケース
41の第2の吸気開口部48、電気集塵装置15、ユニットケ
ース41内における隔壁46の外周側およびオゾン分解触媒
17を経てダクト51に至るバイパス通気路24bである。す
なわち、第1の吸気口21から吸い込まれて主通気路24aを
通過する空気はサイクロン式集塵装置14および光触媒装
置16を通り、第2の吸気口22から吸い込まれてバイパス
通気路24bを通過する空気はサイクロン式集塵装置14お
よび光触媒装置16を通らない。
【0032】また、前記サイクロン式集塵装置14を含ま
ないバイパス通気路24bを形成する第2の吸気開口部48
の内側には、ここを通過する空気を遮断する遮断手段と
しての仕切り弁機構49が設けられている。この弁機構49
は、例えば回動自在で自重により閉じ、バイパス通気路
24b内の風圧が予め定められた一定値を超えるとこの風
圧により開くものである。
【0033】前記電動送風機18は、モーター52およびこ
のモーター52により回転駆動されるシロッコファン53を
有している。これらモーター52およびシロッコファン53
を内蔵した前記送風機ケーシング19の正面部には、シロ
ッコファン53の吸い込み側に連通しベルマウス54を有す
る吸い込み口55が開口形成されており、この吸い込み口
55に前記ダクト51の他端の開口部が接続されている。ま
た、前記送風機ケーシング19の排気口23にはシロッコフ
ァン53の排気側が連通している。したがって、前記通気
路24におけるユニット42よりも下流側の部分は、ダクト
51の内部、吸い込み口55、送風機ケーシング19の内部お
よび排気口23によって構成されている。また、前記シロ
ッコファン53の径Rは150mm以上になっている。シロッ
コファン53の径Rとは、そのブレード53aの外径のこと
である。さらに、電動送風機18は、その回転数が調節可
能となっており、これにより風量が調節可能となってい
る。
【0034】つぎに、前記の構成についてその作用を説
明する。なお、図面において参照符号の付されていない
矢印は空気の流れを示している。特に、図1において、
実線ないし破線の矢印は主として主通気路24aを含む通
気路24での空気の流れを示し、鎖線の矢印はバイパス通
気路24bでの空気の流れを示している。
【0035】本空気浄化装置の運転時には、電動送風機
18の駆動により、室内の塵埃類を含んだ空気が主通気路
24aの第1の吸気口21から吸い込まれ、サイクロン式集
塵装置14の吸い込み口35からサイクロン31内に流入す
る。このサイクロン31内では、その出入口体33および円
錐台状の本体部32の外周部に沿って螺旋状に旋回しなが
ら下降する気流が生じ、その際塵埃類に与えられる遠心
力により空気と塵埃類とが分離される。そして、花粉等
を含む塵埃類はサイクロン31の下方のダストボックス34
内に落下し、ここに貯留する。一方、塵埃類が分離され
た空気はダストボックス34内において上昇気流に反転
し、サイクロン31内の中央部を直線状に上昇し、出口筒
36からサイクロン31外へ流出する。このようにしてサイ
クロン31から出た空気は、つぎに電気集塵装置15を通
る。この電気集塵装置15では、塵埃類への帯電とこの帯
電を利用した吸着とによって塵埃類が捕集される。した
がって、サイクロン式集塵装置14で捕集しきれなかった
ウィルス等を含む微細な塵埃類が電気集塵装置15で捕集
される。電気集塵装置15を通り抜けた空気は、つぎに光
触媒装置16を通る。この光触媒装置16では、空気中の臭
気(臭い成分)などの特定成分の除去または分解が行わ
れる。光触媒装置16を通り抜けた空気は、つぎにオゾン
分解触媒17を通る。このオゾン分解触媒17では、前記電
気集塵装置15および光触媒装置16から発生するオゾンお
よび空気中に含まれている臭気などの特定成分の除去ま
たは分解が行われる。このようにして清浄化された空気
は、さらにダクト51を通って吸い込み口55から電動送風
機18内に誘導され、この電動送風機18を通過して排気口
23から室内へ排出される。以上の空気の流れが継続され
ることにより、室内の空気が浄化される。
【0036】このようなサイクロン式集塵装置14を含む
主通気路24aを通る気流は、本空気浄化装置の運転時に
は常時生じる。つまり、サイクロン式集塵装置14による
集塵および光触媒装置16による脱臭は常に行われる。
【0037】通常、たばこの煙や臭気などを短時間で取
る必要のないときには、電動送風機18の出力を下げたモ
ードとする。この場合、弁機構49にかかる風圧が小さい
ため、この弁機構49が第2の吸気開口部48を閉じた状態
となり、バイパス通気路24bが遮断されているので、こ
のバイパス通気路24bを通る気流は生じない。そして、
空気は必ずサイクロン式集塵装置14を通過するので、風
量は小さい。
【0038】一方、たばこの煙や臭気などを短時間で取
りたい場合には、電動送風機18の出力を上げたモードと
する。この場合、弁機構49にかかる風圧が大きくなるこ
とにより、この弁機構49が作動して第2の吸気開口部48
が開く。その結果、バイパス通気路24bを空気が通過す
るようになり、風量が増える。すなわち、前述のような
主通気路24aを通る気流に加えて、室内の空気がバイパ
ス通気路24bの第2の吸気口22から吸い込まれ、第2の
吸気開口部48から電気集塵装置15に流入する。この電気
集塵装置15を通過する際に、たばこの煙が捕集される。
バイパス通気路24bを通る空気は、光触媒装置16を通ら
ずに、つぎにオゾン分解触媒17を通ってダクト51内に流
入し、さらに電動送風機18を通って排気口23から排出さ
れる。
【0039】また、サイクロン式集塵装置14のダストボ
ックス34内にある程度塵埃類が溜まったら、本体ケース
12からダストボックス34を取り外して、このダストボッ
クス34から塵埃類を捨て、このダストボックス34を本体
ケース12に再び装着する。
【0040】以上のように前記実施例の構成によれば、
サイクロン式集塵装置14においては、浮遊塵埃や花粉等
がサイクロン31のダストボックス34に捕集されるので、
フィルター式集塵装置におけるフィルターによる捕集と
は異なり目詰まりの問題がもとよりなく、目詰まりによ
る性能劣化の問題もない。つまり、常に初期の集塵性能
を維持できる。また、高価なフィルター交換の必要もな
く、手間がかからないとともに、経済的である。なお、
ダストボックス34は、前述のように貯溜した塵埃類を適
宜捨てることにより、何度でも繰り返し使用できるもの
である。
【0041】また、サイクロン式集塵装置14において、
サイクロン31を2つ設けたことにより、サイクロン31を
1つのみ設けた場合よりも、サイクロン式集塵装置14に
おける圧力損失の増大を防止できるとともに、サイクロ
ン式集塵装置14の吸い込み口35の総開口面積を大きくで
き、処理可能な風量を大きくできる。したがって、浄化
性能も向上する。さらに、同じ大きさの2つのサイクロ
ン31を左右対称に並列に並べたので、デザイン性をよく
できるとともに、コンパクト化できる。
【0042】また、通気路24を改良してサイクロン式集
塵装置14を通る主通気路24aとサイクロン式集塵装置14
を通らないバイパス通気路24bとを併設したので、この
バイパス通気路24bでサイクロン式集塵装置14を通さず
に電気集塵装置15に空気を通すことにより、たばこの
煙、臭気等を短時間で取ることができる。
【0043】また、脱臭装置である光触媒装置16を隔壁
46によりバイパス通気路24bから隔離したので、光触媒
装置16には、サイクロン式集塵装置14によって埃、花粉
等の比較的大きな塵埃が捕集された空気のみが通ること
になり、したがって、光触媒装置16が目詰まり等による
性能劣化を生じにくい。
【0044】また、バイパス通気路24bに空気を通す場
合には、電気集塵装置15の目詰まりが進行しやすくなる
とともに、バイパス通気路24bを通る空気に対しては光
触媒装置16が働かない問題があるが、バイパス通気路24
b中に弁機構49を設けたので、空気がサイクロン式集塵
装置14および光触媒装置16を必ず通る使用形態も可能で
ある。しかも、弁機構49は、バイパス通気路24b内の風
圧に応じて開閉する構成なので、電動送風機18の出力の
調節に連動してバイパス通気路24bの使用および不使用
を自動的に切り換えられる。バイパス通気路24bを利用
するのは、もともと大きな風量が欲しい場合なので、こ
れは妥当なことである。
【0045】さらに、主通気路24a用の第1の吸気口21と
バイパス通気路24b用の第2の吸気口22とを本体ケース1
2においてほぼ同一部に配設したので、両吸気口を離れ
た位置に設けた場合に比べ、吸気口21,22に関わる本体
ケース12や通気路24aの構成を簡単にできる。また、図
示していないが、吸気口21,22の前段にこれを覆うプレ
フィルターを設ける場合、比較的形状の簡単な面積の小
さな単一のプレフィルターで吸気口21,22を覆うことが
できる。プレフィルターの取付け構造も簡単なものにで
きる。また、サイクロン式集塵装置14自体の吸い込み口
35は小さいものであるが、第2の吸気口22が加わること
により、ユーザーに対して吸気口21,22が広いという印
象を与えることができる。
【0046】以上のようにして、特に一般家庭での使用
に適したサイクロン式集塵装置14を備えた浄化性能に優
れた空気浄化装置を提供できる。
【0047】つぎに、本発明の空気浄化装置の第2実施
例について、図4から図6に基づいて説明する。なお、
前記第1実施例と共通する部分には同一符号を付して、
その説明を省略し、主として異なる点を説明する。本第
2実施例は、前記第1実施例とほぼ同一の構成を有して
いるが、バイパス通気路24bは備えていない。そして、
本第2実施例は、電気集塵装置15、放電光励起型の光触
媒装置16およびオゾン分解触媒17部分の構成に関わるも
のである。本第2実施例は、前記第1実施例と同様に、
電気集塵装置15、光触媒装置16およびオゾン分解触媒17
が空気浄化装置本体外殻をなす本体ケース12とは別体の
ケースであるユニットケース41により覆われた一つのユ
ニット42として構成されている。ユニットケース41内に
おいて、電気集塵装置15、光触媒装置16およびオゾン分
解触媒17はこの順に下から上へ並んで支持固定されてい
るが、電気集塵装置15と光触媒装置16とは空間部61を挟
んで配設され、光触媒装置16とオゾン分解触媒17とも空
間部62を挟んで配設されている。前記ユニットケース41
は、下面の底板部43と、この底板部43の周囲から立ち上
がる側壁部44と、上面の天板部63とを有しているが、底
板部43には吸気開口部47が形成され、天板部63には排気
開口部45が形成されている。また、ユニットケース41
は、その一部分または全部を透明部材により構成してあ
る。
【0048】また、前記ユニット42は、本体ケース12に
着脱自在に取り付けられている。そのために、本体ケー
ス12内の左右両側面には支持リブ64が上下に対をなして
それぞれ突出形成され、これら上下の支持リブ64と本体
ケース12内の左右両側面との間に前記ユニットケース41
が着脱自在に嵌合されている。
【0049】さらに、前記ユニットケース41の一側面の
側壁部44の下部には、電気集塵装置15に臨ませて窓部65
が開口形成されている。前記電気集塵装置15は、平行に
並んだ複数の電極である電極板66と、これら電極板66間
に通された放電体である放電線67とにより構成されてい
るが、前記電極板66は、前記ユニットケース41の側壁部
44および底板部43の内面に形成された支持リブ68により
係止されてこれら側壁部44および底板部43に支持され、
電極板66または電極板66および放電線67は、前記窓部65
を介してユニットケース41に対し着脱自在になってい
る。つまり、本体ケース12からユニットケース41を外し
た状態で、このユニットケース41に対して電極板66また
は電極板66および放電線67を着脱できる。
【0050】前記第2実施例の構成によれば、電気集塵
装置15、光触媒装置16およびオゾン分解触媒17を本体ケ
ース12とは別体のユニットケース41により覆われた一つ
のユニット42として構成したので、製造時に手間がかか
らない。また、電気集塵装置15や光触媒装置16からはオ
ゾンが発生するが、電気集塵装置15、光触媒装置16およ
びオゾン分解触媒17などの各部品の取付け部からオゾン
が漏れにくい。これとともに、各部品の取付け部から空
気が漏れにくいので、集塵や脱臭の効率低下を少なくで
きる。なお、電気集塵装置15、光触媒装置16およびオゾ
ン分解触媒17を本体ケース12とは別体のユニットケース
41により覆われた一つのユニット42として構成した点は
前記第1実施例も同様であり、したがって、これらの作
用効果は前記第1実施例でも同様に得られる。
【0051】また、電気集塵装置15、光触媒装置16およ
びオゾン分解触媒17が相互間に空間部61,62を挟んで配
設されているので、サイクロン式集塵装置14からの空気
が電気集塵装置15、光触媒装置16およびオゾン分解触媒
17を通過していくとき、各空間部61,62で風速が下が
り、これにより、圧力損失による風量低下が少なくな
る。また、各空間部61,62で空気の流れが均一化するの
で、集塵、脱臭の効率がよくなる。
【0052】また、空気浄化装置本体外殻である本体ケ
ース12に対し支持リブ64を介してユニット42が着脱自在
に取り付けられているので、清掃等のメンテナンスに手
間がかからない。つまり、ユニット42を本体ケース12か
らいったん外すことにより、電気集塵装置15、光触媒装
置16およびオゾン分解触媒17の清掃等のメンテナンスが
容易にできる。
【0053】しかも、ユニットケース41の一部分または
全部を透明部材により構成したので、ユニットケース41
内の電気集塵装置15、光触媒装置16およびオゾン分解触
媒17などの部品を透視でき、したがって、メンテナンス
などに際して、汚れ具合や故障箇所がわかりやすい。
【0054】さらに、ユニットケース41の側壁部44に窓
部65を開口形成し、ユニットケース41に支持リブ68を介
して電気集塵装置15の電極板66を着脱自在に取り付けた
ので、これら電極板66を容易に清掃できる。放電線67を
も着脱自在とすれば、これら放電線67をも容易に清掃で
きる。つまり、本体ケース12からユニット42を外し、そ
のユニットケース41から窓部65を介して電極板66または
電極板66および放電線67を外すことにより、その清掃が
容易にできる。
【0055】つぎに、本発明の空気浄化装置の第3実施
例について、図7に基づいて説明する。なお、前記第1
実施例と共通する部分には同一符号を付して、その説明
を省略し、主として異なる点を説明する。本第3実施例
は、サイクロン式集塵装置14をやはり2つのサイクロン
31a,31bにより構成しているが、これら2つのサイクロ
ン31a,31bを相互に大きさの異なるものにしたものであ
る。なお、両サイクロン31a,31bは、ユニット42への接
続のために上端の高さを同じにしてあり、そのため、小
さいサイクロン31bは本体ケース12内の底部上に台70を
介して設置している。
【0056】一般的にサイクロンは、形状が相似であれ
ば、大きさが小さいほど捕集効率がよく、捕集できる粉
塵の粒径も小さくなるが、吸い込み口の面積が小さくな
るので、風量が少なくなってしまう。これに対して、本
第3実施例のように、大きさの異なる2つのサイクロン
31a,31bを並列に並べれば、粒径の小さい塵埃も捕集で
き、かつ多くの風量を処理することができる。つまり、
広範囲の粒径の塵埃を能率よく捕集できる。
【0057】つぎに、本発明の空気浄化装置の第4実施
例について、図8から図10に基づいて説明する。な
お、前記第1実施例と共通する部分には同一符号を付し
て、その説明を省略し、主として異なる点を説明する。
本第4実施例の空気浄化装置では、前記第1実施例と同
様に、空気浄化装置本体外殻としての本体ケース12内
に、サイクロン式集塵装置14が配設されているととも
に、このサイクロン式集塵装置14の上方に電気集塵装置
15、脱臭装置としての光触媒装置16およびオゾン分解触
媒17のユニット42が配設されており、また、本体ケース
12の背面(後面)に強制通気手段としての電動送風機18
が配設されている。前記ユニット42の外殻をなすユニッ
トケース41は、やはり前記第1実施例と同様に、底板部
43に第1の吸気開口部47および第2の吸気開口部48を有
し、天板部が排気開口部45になっているとともに、第1
の吸気開口部47と第2の吸気開口部48とを仕切る筒状の
隔壁46を内部に有している。一方、前記第1実施例では
詳しく説明しなかったが、光触媒装置16は、隔壁46内に
設けられた水平な支持枠71上に載置されており、また、
オゾン分解触媒17は、隔壁46の上端から外周側へ屈曲し
て側壁部44に至る水平な支持枠72上に載置されている。
なお、この支持枠72には、前記第2の吸気開口部48とと
もにバイパス通気路24bをなす通気孔73が開口形成され
ている。
【0058】そして、本体ケース12の前面部の吸気口2
1,22から電動送風機18の上面部の排気口23に至る通気
路24のうち、前記ユニット42上の排気開口部45から電動
送風機18の前面部の吸い込み口55に至る部分は、本体ケ
ース12内におけるユニット42の上方の流路空間74と、前
記本体ケース12の左右の側壁部とこの側壁部の内面に形
成された仕切壁75とユニットケース41の左右の側壁部44
との間に形成された流路空間76と、本体ケース12内にお
けるユニット42よりも下方で電動送風機18よりも前方の
流路空間77とにより形成されている。これらの流路空間
74,76,77は、サイクロン式集塵装置14などにより浄化
された空気が通過する清浄空気流路部をなすものである
が、上記説明からも明らかなように、主として空気浄化
装置本体外殻である本体ケース12の左右両側面部に構成
されている。なお、ユニットケース41の正面(前面)お
よび背面は本体ケース12の正面および背面の側壁部に接
触しており、ここに空気流路部はない。
【0059】すなわち、ユニット42の排気開口部45から
流出した浄化された清浄な空気は、流路空間74、本体ケ
ース12の両側面部に構成された流路空間76および流路空
間77を順次通って本体ケース12の背面にある電動送風機
18に送られる。
【0060】このように浄化された空気が通過する清浄
空気流路部をなす流路空間76を本体ケース12の左右両側
面部に構成したことにより、本体ケース12を前後方向に
おいて薄く構成でき、空気浄化装置全体もコンパクトに
構成できる。したがって、空気浄化装置の奥行寸法が大
きすぎて、空気浄化装置の置き場所に困るなどの問題を
生じない。
【0061】なお、サイクロン31は圧力損失が大きいた
め、横流ファンやプロペラファンでは必要風量が得られ
ない。室内の空気を浄化するためには、室内の空間容積
にもよるが、最低でも1m3/分以上必要である。そこ
で、本空気浄化装置では、送風のためにシロッコファン
53を用いているが、シロッコファン53は、静圧に対して
は有効なファンであるが、小径で高風量を得ようとする
と回転数を高く設定する必要があり、結果的に騒音が大
きくなって室内の運転には適さなくなってしまう。これ
に対して、本空気浄化装置では、シロッコファン53を径
が150mm以上の大径シロッコファンとすることにより、
回転数を高くすることなく高風量が得られるようにして
おり、これにより騒音の問題を回避している。
【0062】つぎに、本発明の空気浄化装置の第5実施
例について、図11に基づいて説明する。なお、前記第
1実施例と共通する部分には同一符号を付して、その説
明を省略し、主として異なる点を説明する。本第5実施
例では、空気浄化装置本体外殻としての本体ケース12内
において、その下部にサイクロン式集塵装置14を配設
し、このサイクロン式集塵装置14の上方に電気集塵装置
15、光触媒装置16およびオゾン分解触媒17のユニット42
を配設していることは前記第4実施例などと同様である
が、さらに、このユニット42の上方に強制通気手段とし
ての電動送風機18を配設し、本体ケース12の上面部に排
気口23を開口形成している。すなわち、通気路24のうち
サイクロン式集塵装置14などにより浄化された清浄な空
気が通過する清浄空気流路部をなす流路空間81を本体ケ
ース12内の上部に形成しており、この流路空間81内に電
動送風機18を配設している。この電動送風機18は、サイ
クロン式集塵装置14の下流側であって本体ケース12の上
面部に位置することになる。
【0063】本第5実施例の構成によれば、前記第1実
施例から第4実施例のように、本体ケース12の後側に電
動送風機18を配設した場合に比べ、本体ケース12を前後
方向においてよりいっそう薄く構成できる。すなわち、
空気浄化装置の奥行寸法をさらに低減でき、空気浄化装
置の置き場所に困るなどの問題を回避できる。
【0064】つぎに、本発明の空気浄化装置の第6実施
例について、図12から図14に基づいて説明する。な
お、前記第1実施例および第4実施例と共通する部分に
は同一符号を付して、その説明を省略し、主として異な
る点を説明する。本第6実施例では、空気浄化装置本体
外殻としての本体ケース12内において、その左右方向一
側(正面から見て右側)にサイクロン式集塵装置14を配
設し、左右方向他側の背面側に強制通気手段としての電
動送風機18を配設している。なお、電気集塵装置15、光
触媒装置16およびオゾン分解触媒17のユニット42は、前
記第4実施例などと同様に、サイクロン式集塵装置14の
上方に配設している。つまり、サイクロン式集塵装置14
およびユニット42と電動送風機18とは横配置になってい
る。また、この電動送風機18は、サイクロン式集塵装置
14の下流側であって本体ケース12内の背部である背面部
に配設されている。
【0065】そして、本体ケース12内の通気路24のう
ち、ユニットケース41の天板部の排気開口部45から電動
送風機18に至る部分は、本体ケース12内の上部の流路空
間82と、本体ケース12内の左右方向他側の正面側に仕切
壁83により区画形成された流路空間84とにより形成され
ている。そして、この流路空間84に送風機ケーシング19
の正面部の吸い込み口35が臨んでいる。これらの流路空
間82,84は、サイクロン式集塵装置14などにより浄化さ
れた空気が通過する清浄空気流路部をなすものである。
なお、排気口23は、送風機ケーシング19の上面部に開口
形成されている。
【0066】本空気浄化装置の運転時、ユニット42の排
気開口部45から流出した浄化された清浄な空気は、本体
ケース12内におけるユニット42の上方の流路空間82およ
び電動送風機18の前方の流路空間84を通過して、電動送
風機18に流入し、その上方の排気口23から排出される。
【0067】本第6実施例の構成によれば、本体ケース
12内においてサイクロン式集塵装置14およびユニット42
と電動送風機18とを横に並べて配設したので、本体ケー
ス12を前後方向において薄く構成でき、空気浄化装置全
体もコンパクトに構成できる。したがって、空気浄化装
置の奥行寸法が大きすぎて、空気浄化装置の置き場所に
困るなどの問題を生じない。
【0068】つぎに、本発明の空気浄化装置の第7実施
例について、図15から図17に基づいて説明する。な
お、前記第1実施例および第4実施例と共通する部分に
は同一符号を付して、その説明を省略し、主として異な
る点を説明する。本第7実施例では、空気浄化装置本体
外殻としての本体ケース12内において、その左右方向両
側部にサイクロン式集塵装置14のサイクロン31をそれぞ
れ配設している。また、これらサイクロン31間に位置し
て本体ケース12内の左右方向中央部に、電気集塵装置1
5、光触媒装置16およびオゾン分解触媒17のユニット42
を配設しているとともに、このユニット42の後方に強制
通気手段としての電動送風機18を配設している。つま
り、サイクロン式集塵装置14とユニット42および電動送
風機18とは横配置になっている。また、この電動送風機
18は、サイクロン式集塵装置14の下流側であって本体ケ
ース12内の背部である背面部に配設されている。さら
に、前記ユニット42において、電気集塵装置15、光触媒
装置16およびオゾン分解触媒17は、この順に前方から後
方へ並んでおり、ユニット42の吸気開口部47はユニット
42の正面部にあり、ユニット42の排気開口部45はユニッ
ト42の背部である背面部にある。
【0069】そして、サイクロン31の出口筒36は、本体
ケース12内において出口筒36の上方に形成された流路空
間85およびユニット42の前方に形成された流路空間86を
介してユニット42の吸気開口部47に連通している。これ
らの流路空間85,86は、サイクロン式集塵装置14により
浄化された空気が通過する清浄空気流路部をなすもので
ある。さらに、ユニット42の排気開口部45は、電動送風
機18の送風機ケーシング19の正面部の吸い込み口35に直
接対向して連通している。
【0070】本空気浄化装置の運転時、サイクロン31の
出口筒36から流出した浄化された清浄な空気は、流路空
間85,86を通過してユニット42に流入し、このユニット
42でさらに浄化された後、電動送風機18に流入し、その
上方の排気口23から排出される。
【0071】本第7実施例の構成によれば、本体ケース
12内においてサイクロン式集塵装置14とユニット42およ
び電動送風機18とを横に並べて配設したので、本体ケー
ス12を前後方向において薄く構成でき、空気浄化装置全
体もコンパクトに構成できる。したがって、空気浄化装
置の奥行寸法が大きすぎて、空気浄化装置の置き場所に
困るなどの問題を生じない。
【0072】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記各実施例では、サイクロン式集塵装置においてサイ
クロンを2つにしたが、3つ以上のサイクロンを設けて
もよい。前記第1実施例において、バイパス通気路用の
第2の吸気口は、本体ケースの正面部に限らず、主通気
路用の第1の吸気口の直後であってサイクロンに入る前
の部分に設けるなどしてもよい。つまり、これは筒状の
第1の吸気口の側壁部からバイパス通気路を分岐させる
ものである。さらに、第2の吸気口は、第1の吸気口と
同一部に限らず、この第1の吸気口から離れた位置に設
けてもよい。また、特に第1実施例においては、サイク
ロン式集塵装置以外の第2の集塵装置は電気集塵装置に
は限らず、フィルターなどであってもよい。
【0073】
【発明の効果】請求項1の発明の空気浄化装置によれ
ば、一般家庭での使用に適したサイクロン式の集塵装置
を備えた浄化性能に優れた空気浄化装置を提供できる。
特に、バイパス通気路を設けたことにより、たばこの
煙、臭気等を短時間で取ることができる。
【0074】請求項2の発明の空気浄化装置によれば、
脱臭装置にはサイクロン式の第1の集塵装置により埃、
花粉等の比較的大きな塵埃が捕集された空気のみが通る
ので、脱臭装置が目詰まり等による性能劣化を生じにく
い。
【0075】請求項3の発明の空気浄化装置によれば、
バイパス通気路を使わずに、空気がサイクロン式の第1
の集塵装置を必ず通過するようにすることができる。こ
れにより、第2の集塵装置の目詰まりを抑制できる。
【0076】請求項4の発明の空気浄化装置によれば、
強制通気手段の出力調節などに連動してバイパス通気路
の使用および不使用を自動的に切り換えることができ
る。そして、バイパス通気路を利用するのは、もともと
大きな風量が欲しい場合なので、バイパス通気路内の風
圧が一定値を超えたときに遮断手段が開くことは妥当な
ことである。
【0077】請求項5の発明の空気浄化装置によれば、
吸気口部分の構成を簡単にできる。
【0078】請求項6の発明の空気浄化装置によれば、
一般家庭での使用に適したサイクロン式の集塵装置を備
えた浄化性能に優れた空気浄化装置を提供できる。そし
て、製造性が向上するとともに、電気集塵装置、触媒装
置および分解装置などの各部品の取付け部から空気やオ
ゾンなどが漏れにくくなることにより、集塵や脱臭の効
率低下を少なくでき、浄化性能が向上する。
【0079】請求項7の発明の空気浄化装置によれば、
集塵や脱臭の効率をより向上できる。
【0080】請求項8の発明の空気浄化装置によれば、
電気集塵装置、触媒装置および分解装置の清掃等のメン
テナンス性が向上する。
【0081】請求項9の発明の空気浄化装置によれば、
ユニットケース内の電気集塵装置、触媒装置および分解
装置などの部品を透視でき、メンテナンス性がよりいっ
そう向上する。
【0082】請求項10の発明の空気浄化装置によれ
ば、電気集塵装置の清掃等のメンテナンス性がさらに向
上する。
【0083】請求項11の発明の空気浄化装置によれ
ば、一般家庭での使用に適したサイクロン式の集塵装置
を備えた浄化性能に優れた空気浄化装置を提供できる。
特にサイクロンを複数個有することにより、処理可能な
風量を大きくでき、浄化性能をより向上できる。
【0084】さらに、請求項12の発明の空気浄化装置
によれば、デザイン性をよくできるとともに、コンパク
ト化できる。
【0085】また、請求項13の発明の空気浄化装置に
よれば、広範囲の粒径の塵埃を能率よく捕集できる。
【0086】請求項14の発明の空気浄化装置によれ
ば、一般家庭での使用に適したサイクロン式の集塵装置
を備えた浄化性能に優れた空気浄化装置を提供できる。
また、空気浄化装置の奥行寸法を小さくでき、置き場所
に困るなどの問題を生じないコンパクトな空気浄化装置
を提供できる。
【0087】請求項15の発明の空気浄化装置によれ
ば、一般家庭での使用に適したサイクロン式の集塵装置
を備えた浄化性能に優れた空気浄化装置を提供できる。
また、空気浄化装置の奥行寸法を小さくでき、置き場所
に困るなどの問題を生じないコンパクトな空気浄化装置
を提供できる。
【0088】請求項16の発明の空気浄化装置によれ
ば、一般家庭での使用に適したサイクロン式の集塵装置
を備えた浄化性能に優れた空気浄化装置を提供できる。
また、空気浄化装置の奥行寸法を小さくでき、置き場所
に困るなどの問題を生じないコンパクトな空気浄化装置
を提供できる。
【0089】さらに、請求項17の発明の空気浄化装置
によれば、騒音の増大を招くことなく、大きな風量を得
ることができ、浄化性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気浄化装置の第1実施例を示す横断
面図である。
【図2】同上縦断面図である。
【図3】同上斜視図である。
【図4】本発明の空気浄化装置の第2実施例を示す一部
の横断面図である。
【図5】同上ユニットの横断面図である。
【図6】同上ユニットの一部の縦断面図である。
【図7】本発明の空気浄化装置の第3実施例を示す横断
面図である。
【図8】本発明の空気浄化装置の第4実施例を示す横断
面図である。
【図9】同上縦断面図である。
【図10】同上水平断面図である。
【図11】本発明の空気浄化装置の第5実施例を示す横
断面図である。
【図12】本発明の空気浄化装置の第6実施例を示す横
断面図である。
【図13】同上縦断面図である。
【図14】同上水平断面図である。
【図15】本発明の空気浄化装置の第7実施例を示す横
断面図である。
【図16】同上縦断面図である。
【図17】同上水平断面図である。
【図18】従来の空気浄化装置の一例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
12 本体ケース(空気浄化装置本体外殻) 14 サイクロン式集塵装置(第1の集塵装置) 15 電気集塵装置(第2の集塵装置) 16 光触媒装置(触媒装置、脱臭装置) 17 オゾン分解触媒(分解装置) 18 電動送風機(強制通気手段) 21 第1の吸気口 22 第2の吸気口 23 排気口 24 通気路 24a 主通気路 24b バイパス通気路 41 ユニットケース(ケース) 42 ユニット 49 弁機構(遮断手段) 53 シロッコファン 61 空間部 62 空間部 66 電極板(電極) 67 放電線(放電体) 76 流路空間(清浄空気流路部)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 50/00 502 B01D 50/00 502Z B03C 3/15 B03C 3/82 3/82 B04C 5/04 B04C 5/04 9/00 9/00 F24F 7/00 B F24F 7/00 B03C 3/14 D (72)発明者 加藤 一男 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 萱森 雅之 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 及川 巧 大阪府茨木市太田東芝町1−6 株式会社 東芝大阪工場内 Fターム(参考) 4C080 AA01 AA07 BB02 BB05 CC01 HH02 KK02 KK08 LL01 MM08 MM40 QQ11 QQ17 4D053 AA03 AB01 BA04 BB02 BC01 BD04 CA04 CC13 CG09 DA02 4D054 AA15 BA04 EA11 EA15 EA25 EA27 EA28

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の塵埃類を捕集するサイクロン式
    の第1の集塵装置と、この第1の集塵装置とは別に空気中
    の塵埃類を捕集する第2の集塵装置と、空気を吸い込む
    吸気口およびこの吸気口から吸い込まれた空気を排気す
    る排気口を有する通気路と、空気を前記吸気口に導き前
    記通気路中を通して前記排気口から排気させる強制通気
    手段とを備えた空気浄化装置において、前記通気路に、
    前記吸気口から吸い込まれた空気が前記サイクロン式の
    第1の集塵装置を通過する主通気路と、前記サイクロン
    式の第1の集塵装置を通過せず第2の集塵装置を通過す
    るバイパス通気路とを設けたことを特徴とする空気浄化
    装置。
  2. 【請求項2】 前記主通気路を通過した空気が通過する
    位置であって、かつ前記バイパス通気路を通過した空気
    が通過しない位置に、空気中の臭気を脱臭する脱臭装置
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の空気浄化装
    置。
  3. 【請求項3】 前記バイパス通気路中に、通過する空気
    を遮断する遮断手段を設けたことを特徴とする請求項1
    または2記載の空気浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記遮断手段は、前記バイパス通気路内
    の風圧が一定値を超えると開く機構であることを特徴と
    する請求項3記載の空気浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記主通気路用の吸気口と前記バイパス
    通気路用の吸気口とをほぼ同一部に配設したことを特徴
    とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空気浄化
    装置。
  6. 【請求項6】 空気中の塵埃類を捕集するサイクロン式
    集塵装置および電気集塵装置と、空気中に含まれている
    特定成分を除去または分解する触媒装置と、前記電気集
    塵装置および触媒装置から発生する特定成分および空気
    中に含まれている特定成分を除去または分解する分解装
    置と、空気を吸い込む吸気口およびこの吸気口から吸い
    込まれた空気を排気する排気口を有するとともに前記サ
    イクロン式集塵装置、電気集塵装置、触媒装置および分
    解装置を含む通気路と、空気を前記吸気口に導き前記通
    気路中を通して前記排気口から排気させる強制通気手段
    と、前記サイクロン式集塵装置、電気集塵装置、触媒装
    置、分解装置、通気路および強制通気手段を内蔵した空
    気浄化装置本体外殻とを備えた空気浄化装置において、
    前記電気集塵装置、触媒装置および分解装置を前記空気
    浄化装置本体外殻とは別体のケースにより覆われたユニ
    ットとして構成したことを特徴とする空気浄化装置。
  7. 【請求項7】 前記電気集塵装置、触媒装置および分解
    装置を、相互間に空間部を挟んで配設したことを特徴と
    する請求項6記載の空気浄化装置。
  8. 【請求項8】 前記ユニットを前記空気浄化装置本体外
    殻に対して着脱自在としたことを特徴とする請求項6ま
    たは7記載の空気浄化装置。
  9. 【請求項9】 前記ユニットのケースの一部分または全
    部を透明部材により構成したことを特徴とする請求項6
    から8のいずれか1項に記載の空気浄化装置。
  10. 【請求項10】 前記電気集塵装置を構成する電極また
    はこの電極および放電体を前記ユニットのケースに対し
    て着脱自在としたことを特徴とする請求項6から9のい
    ずれか1項に記載の空気浄化装置。
  11. 【請求項11】 サイクロンを有し空気中の塵埃類を捕
    集するサイクロン式集塵装置と、強制通気手段と、これ
    らサイクロン式集塵装置および強制通気手段を連通させ
    る通気路とを備えた空気浄化装置において、前記サイク
    ロンを複数個有することを特徴とする空気浄化装置。
  12. 【請求項12】 前記複数個のサイクロンを左右対称に
    並列に並べたことを特徴とする請求項11記載の空気浄
    化装置。
  13. 【請求項13】 前記複数個のサイクロンは、相互に大
    きさの異なるものとしたことを特徴とする請求項11記
    載の空気浄化装置。
  14. 【請求項14】 空気中の塵埃類を捕集するサイクロン
    式集塵装置と、強制通気手段と、前記サイクロン式集塵
    装置および通気路を内蔵した空気浄化装置本体外殻とを
    備えた空気浄化装置において、前記通気路にあって前記
    サイクロン式集塵装置により浄化された空気が通過する
    清浄空気流路部を空気浄化装置本体外殻の側部に構成し
    たことを特徴とする空気浄化装置。
  15. 【請求項15】 空気中の塵埃類を捕集するサイクロン
    式集塵装置と、強制通気手段と、前記サイクロン式集塵
    装置および強制通気手段を含む通気路を内蔵した空気浄
    化装置本体外殻とを備えた空気浄化装置において、前記
    サイクロン式集塵装置の下流側であって、かつ前記空気
    浄化装置本体外殻内の背部に前記強制通気手段を配設し
    たことを特徴とする空気浄化装置。
  16. 【請求項16】 空気中の塵埃類を捕集するサイクロン
    式集塵装置と、強制通気手段と、前記サイクロン式集塵
    装置および強制通気手段を含む通気路を内蔵した空気浄
    化装置本体外殻とを備えた空気浄化装置において、前記
    サイクロン式集塵装置の下流側であって、かつ前記空気
    浄化装置本体外殻の上部に前記強制通気手段を配設した
    ことを特徴とする空気浄化装置。
  17. 【請求項17】 前記強制通気手段は、径が150mm以上
    のシロッコファンとしたことを特徴とする請求項14ま
    たは15記載の空気浄化装置。
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