JPH088697Y2 - 簡易被服カバー - Google Patents
簡易被服カバーInfo
- Publication number
- JPH088697Y2 JPH088697Y2 JP1991052809U JP5280991U JPH088697Y2 JP H088697 Y2 JPH088697 Y2 JP H088697Y2 JP 1991052809 U JP1991052809 U JP 1991052809U JP 5280991 U JP5280991 U JP 5280991U JP H088697 Y2 JPH088697 Y2 JP H088697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clothing cover
- long
- box
- clothing
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンガー等に掛けた衣
服の上に被せることにより、該衣服へのホコリ等の付着
を防止する被服カバーに関するものである。
服の上に被せることにより、該衣服へのホコリ等の付着
を防止する被服カバーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】洋服等をハンガーに掛け収納する際に
は、ホコリ等の付着防止を目的として被服カバーが使用
される。かかる被服カバーとしては、厚手の生地にファ
スナーを取着したような長期間使用できるタイプと、フ
ィルム又は不織布を２枚重ね合わせると共に、これらの
両側を熱溶着し、上部をハンガーの肩形状にカットした
簡易タイプとが知られているが、特に最近においては、
非常に安価で使い捨てのきく後者の簡易被服カバーがよ
く使用されている。
は、ホコリ等の付着防止を目的として被服カバーが使用
される。かかる被服カバーとしては、厚手の生地にファ
スナーを取着したような長期間使用できるタイプと、フ
ィルム又は不織布を２枚重ね合わせると共に、これらの
両側を熱溶着し、上部をハンガーの肩形状にカットした
簡易タイプとが知られているが、特に最近においては、
非常に安価で使い捨てのきく後者の簡易被服カバーがよ
く使用されている。
【０００３】この簡易被服カバーとしては、図３に示す
如き、表地にフィルム、裏地に不織布を用い、ハンガー
の首が出る頂部（８）と下端部（９）を除いて周縁部を
熱溶着したものや、上記被服カバーとほぼ同じ構成を有
するが、図４に示す如く肩部（１０）にミシン目と熱溶
着とを施しただけの半成品のものがある。
如き、表地にフィルム、裏地に不織布を用い、ハンガー
の首が出る頂部（８）と下端部（９）を除いて周縁部を
熱溶着したものや、上記被服カバーとほぼ同じ構成を有
するが、図４に示す如く肩部（１０）にミシン目と熱溶
着とを施しただけの半成品のものがある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】上記２種の被服カバー
は、単体、もしくは数枚を重ねてホッチキスで留めた形
で販売されるが、家庭での使用においてはこの形態でよ
いとしても、該被服カバーを大量に使用するクリーニン
グ店等においては、上記形態ではかさばると共に、取り
出しが不便であるとの問題を有していた。
は、単体、もしくは数枚を重ねてホッチキスで留めた形
で販売されるが、家庭での使用においてはこの形態でよ
いとしても、該被服カバーを大量に使用するクリーニン
グ店等においては、上記形態ではかさばると共に、取り
出しが不便であるとの問題を有していた。
【０００５】本考案は叙上の如き実状に対処し、特に被
服カバーの収納形態に新規な構成を見出すことにより、
該被服カバーを多数、コンパクトに収納すると共に、そ
の取り出し性を向上させることを目的とするものであ
る。
服カバーの収納形態に新規な構成を見出すことにより、
該被服カバーを多数、コンパクトに収納すると共に、そ
の取り出し性を向上させることを目的とするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】しかして、上記目的に適
合する本考案簡易被服カバーの特徴は、所要幅を有する
長尺状フィルムと、紡出フィラメントを絡着形成せしめ
た略同幅の長尺長繊維不織布とを重ね合わせ、両側で互
いに熱溶着して筒状の長尺シート状体となし、該長尺の
筒状シート状体に被服カバー１着分間隔で隣接する被服
カバーの一方の裾部開口と、他方の頂部開口に共通する
ミシン目及び各被服カバーの肩部位置に肩部の溶着と、
肩部余片の切り取り用ミシン目を連続的に繰り返し施す
と共に、この溶着及びミシン目付長尺の筒状シート状体
をロール状に巻回して幅方向細長状の箱体内に収納し、
筒状の長尺シート状体をその長手方向に前記箱体側縁よ
り引出し、切り離し可能となしたことにある。
合する本考案簡易被服カバーの特徴は、所要幅を有する
長尺状フィルムと、紡出フィラメントを絡着形成せしめ
た略同幅の長尺長繊維不織布とを重ね合わせ、両側で互
いに熱溶着して筒状の長尺シート状体となし、該長尺の
筒状シート状体に被服カバー１着分間隔で隣接する被服
カバーの一方の裾部開口と、他方の頂部開口に共通する
ミシン目及び各被服カバーの肩部位置に肩部の溶着と、
肩部余片の切り取り用ミシン目を連続的に繰り返し施す
と共に、この溶着及びミシン目付長尺の筒状シート状体
をロール状に巻回して幅方向細長状の箱体内に収納し、
筒状の長尺シート状体をその長手方向に前記箱体側縁よ
り引出し、切り離し可能となしたことにある。
【０００７】
【作用】上記構成を有する本考案簡易被服カバーにおい
ては、多数の被服カバーをロール状に巻回して箱体に収
納してなることから、収納形態がコンパクトであると共
に、その取り出しは、箱体から１着分の被服カバーを順
次引き出してミシン目で切り取ればよく、被服カバーを
頻繁に使用する場合においてもスピーディに取り出すこ
とが可能である。
ては、多数の被服カバーをロール状に巻回して箱体に収
納してなることから、収納形態がコンパクトであると共
に、その取り出しは、箱体から１着分の被服カバーを順
次引き出してミシン目で切り取ればよく、被服カバーを
頻繁に使用する場合においてもスピーディに取り出すこ
とが可能である。
【０００８】
【実施例】以下更に添付図面を参照して本考案簡易被服
カバーの実施例を説明する。
カバーの実施例を説明する。
【０００９】図１は本考案実施例の簡易被服カバーを示
す斜視図、図２は同実施例の連続シート状の被服カバー
を示す平面図であり、この簡易被服カバーは、所要幅を
有する長尺状フィルム（１）と略同幅の紡出フィラメン
トを絡着形成せしめた長繊維不織布（２）とを重ね合わ
せ両側（３）で互いに熱溶着すると共に、図２にも示す
ように、被服カバー（Ｃ）１着分の上下の形状に合わせ
て連続的に繰り返しミシン目（４）と熱溶着（５）とを
施している。このミシン目（４）は被服カバー（Ｃ）の
肩部と裾とに、また熱溶着（５）は上記肩部に夫々施さ
れる。そして、隣接した一方の裾部のミシン目と、他方
の頂部のミシン目とは共通しており、一度の切り取りに
よって裾部の開口と頂部の開口が同時に形成される。
す斜視図、図２は同実施例の連続シート状の被服カバー
を示す平面図であり、この簡易被服カバーは、所要幅を
有する長尺状フィルム（１）と略同幅の紡出フィラメン
トを絡着形成せしめた長繊維不織布（２）とを重ね合わ
せ両側（３）で互いに熱溶着すると共に、図２にも示す
ように、被服カバー（Ｃ）１着分の上下の形状に合わせ
て連続的に繰り返しミシン目（４）と熱溶着（５）とを
施している。このミシン目（４）は被服カバー（Ｃ）の
肩部と裾とに、また熱溶着（５）は上記肩部に夫々施さ
れる。そして、隣接した一方の裾部のミシン目と、他方
の頂部のミシン目とは共通しており、一度の切り取りに
よって裾部の開口と頂部の開口が同時に形成される。
【００１０】 そして、図１に示すように、このミシン
目付シート状体（６）をロール状に巻回して蓋付の箱体
（７）に収納している。この場合、図においてはミシン
目付シート状体（６）の全幅にわたってロール状に巻回
しているが、適宜、２つ折り又は３つ折りしてロール状
に巻回することも勿論差し支えない。箱体（７）は、上
記ロール状シート状体（６）がやや緩めに入る大きさ・
形状のものが好ましく、そうすればシート状体（６）が
好き出される際に、ロールはこの箱体（７）内で回転し
うる。また、箱体（７）にロールの回転軸となるべき支
持体を設け、該ロールの回転を補助することも可能であ
る。
目付シート状体（６）をロール状に巻回して蓋付の箱体
（７）に収納している。この場合、図においてはミシン
目付シート状体（６）の全幅にわたってロール状に巻回
しているが、適宜、２つ折り又は３つ折りしてロール状
に巻回することも勿論差し支えない。箱体（７）は、上
記ロール状シート状体（６）がやや緩めに入る大きさ・
形状のものが好ましく、そうすればシート状体（６）が
好き出される際に、ロールはこの箱体（７）内で回転し
うる。また、箱体（７）にロールの回転軸となるべき支
持体を設け、該ロールの回転を補助することも可能であ
る。
【００１１】しかして、以上の構成を有する本考案実施
例の簡易被服カバーにあっては、多数の被服カバー
（Ｃ）を連続させてロール状に巻回し、箱体（７）に収
納してなることから、収納形態がかさばらず、その取扱
も簡便であり、更にその取り出しにおいては、箱体
（７）から１着分の被服カバー（Ｃ）を順次引き出して
ミシン目（４）で切り取ればよく、該カバー（Ｃ）を頻
繁に使用する場合においてもスピーディに取り出すこと
が可能である。
例の簡易被服カバーにあっては、多数の被服カバー
（Ｃ）を連続させてロール状に巻回し、箱体（７）に収
納してなることから、収納形態がかさばらず、その取扱
も簡便であり、更にその取り出しにおいては、箱体
（７）から１着分の被服カバー（Ｃ）を順次引き出して
ミシン目（４）で切り取ればよく、該カバー（Ｃ）を頻
繁に使用する場合においてもスピーディに取り出すこと
が可能である。
【００１２】以上、本考案の一実施例について説明した
が、簡易被服カバーの形状，寸法，材質等はこの考案の
目的を逸脱しない範囲において適宜変更しうることはい
うまでもない。
が、簡易被服カバーの形状，寸法，材質等はこの考案の
目的を逸脱しない範囲において適宜変更しうることはい
うまでもない。
【００１３】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の簡易被服
カバーは、所要幅を有する長尺状フィルムと紡出フィラ
メントを絡着形成せしめた長繊維不織布とを両側で互い
に熱溶着すると共に、被服カバー上下部の形状に合わせ
て連続的に繰り返しミシン目と熱溶着とを施し、さらに
このミシン目付溶着シート状体をロール状に巻回して箱
体に収納し、箱体側縁より順次引出し、切離し使用を可
能となしたものであり、巻回製作が容易であると共に多
数の被服カバーを連続させてロール状に巻回し、箱体に
収納してなることから、収納形態がかさばらず、その取
扱も従来の単体ものあるいは複数の重ね合わせに比し簡
便であり、更に使用時の取り出しにおいては、箱側縁か
ら１着分の被服カバーを順次引き出してミシン目で切り
取れば被服カバーの頂部開口と裾部開口と共に一度に形
成され、該カバーを頻繁に使用する場合においてもスピ
ーディに取り出すことが可能であるとの顕著な効果を奏
するものである。
カバーは、所要幅を有する長尺状フィルムと紡出フィラ
メントを絡着形成せしめた長繊維不織布とを両側で互い
に熱溶着すると共に、被服カバー上下部の形状に合わせ
て連続的に繰り返しミシン目と熱溶着とを施し、さらに
このミシン目付溶着シート状体をロール状に巻回して箱
体に収納し、箱体側縁より順次引出し、切離し使用を可
能となしたものであり、巻回製作が容易であると共に多
数の被服カバーを連続させてロール状に巻回し、箱体に
収納してなることから、収納形態がかさばらず、その取
扱も従来の単体ものあるいは複数の重ね合わせに比し簡
便であり、更に使用時の取り出しにおいては、箱側縁か
ら１着分の被服カバーを順次引き出してミシン目で切り
取れば被服カバーの頂部開口と裾部開口と共に一度に形
成され、該カバーを頻繁に使用する場合においてもスピ
ーディに取り出すことが可能であるとの顕著な効果を奏
するものである。
【図１】本考案実施例の簡易被服カバーを示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】同実施例の連続シート状の被服カバーを示す平
面図である。
面図である。
【図３】従来の簡易被服カバーを示す平面図である。
【図４】他の従来の簡易被服カバーを示す平面図であ
る。
る。
（１） フィルム （２） 長繊維不織布 （３） 両側部 （４） ミシン目 （５） 熱溶着部 （６） シート状体 （７） 箱体 （Ｃ） 被服カバー
Claims (1)
- 【請求項１】 所要幅を有する長尺状フィルムと、紡出
フィラメントを絡着形成せしめた略同幅の長尺長繊維不
織布とを重ね合わせ、両側で互いに熱溶着して筒状の長
尺シート状体となし、該長尺の筒状シート状体に被服カ
バー１着分間隔で隣接する被服カバーの一方の裾部開口
と、他方の頂部開口に共通するミシン目及び各被服カバ
ーの肩部位置に肩部の溶着と、肩部余片の切り取り用ミ
シン目を連続的に繰り返し施すと共に、この溶着及びミ
シン目付長尺の筒状シート状体をロール状に巻回して幅
方向細長状の蓋付箱体内に収納し、筒状の長尺シート状
体をその長手方向に前記箱体側縁より引出し、切り離し
可能となしたことを特徴とする簡易被服カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991052809U JPH088697Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 簡易被服カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991052809U JPH088697Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 簡易被服カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136182U JPH04136182U (ja) | 1992-12-17 |
| JPH088697Y2 true JPH088697Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31928998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991052809U Expired - Lifetime JPH088697Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 簡易被服カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088697Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102582919A (zh) * | 2012-03-15 | 2012-07-18 | 刘西阔 | 一种服装防尘套及其制造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54169026U (ja) * | 1978-05-19 | 1979-11-29 | ||
| JPH0240277U (ja) * | 1988-05-18 | 1990-03-19 | ||
| JP2965313B2 (ja) * | 1990-03-26 | 1999-10-18 | 株式会社アサクラ | 衣類収納袋の製造方法 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP1991052809U patent/JPH088697Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102582919A (zh) * | 2012-03-15 | 2012-07-18 | 刘西阔 | 一种服装防尘套及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04136182U (ja) | 1992-12-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5967357A (en) | Semi rigid container and method of making and using same | |
| US6059912A (en) | Method of making and using a semi rigid container | |
| JPS63242867A (ja) | 折り重ね状マルチパネルクリップ | |
| JPH088697Y2 (ja) | 簡易被服カバー | |
| JP2001114299A (ja) | 袋 | |
| JP2531051Y2 (ja) | ウェットティッシュ容器 | |
| JPH073980Y2 (ja) | 簡易布団カバー | |
| JPH0514100Y2 (ja) | ||
| JP4246844B2 (ja) | 食品包装用のロール状軟質合成樹脂フィルム | |
| JP3105468B2 (ja) | 衣類用の通いバッグおよびその製造方法 | |
| JP3045155U (ja) | 開閉共有袋 | |
| JPS5827984Y2 (ja) | おしぼり等の紙布引出容器 | |
| JP3137854U (ja) | 道具収納具 | |
| JPH066815Y2 (ja) | アイマスク用含浸基布材 | |
| JP3023619U (ja) | 洗濯用ネット | |
| US20200205553A1 (en) | Disposable drape for grooming | |
| JPS6034577Y2 (ja) | 吊り手付カ−トン | |
| JPS586398Y2 (ja) | おしぼり等の紙布引出容器 | |
| JP3022444U (ja) | 堰付きひっくり返し蓋 | |
| JP2021035848A (ja) | ウェットシート包装体 | |
| JP2005199675A (ja) | カード収納体 | |
| JPH0718677U (ja) | 衣服カバー及び衣服カバー切離ロール | |
| JPS594926Y2 (ja) | ロ−ル状連続袋 | |
| JPH07117801A (ja) | ごみ袋装置 | |
| JPH0638883U (ja) | ボビンキャッチ |