JP3137854U - 道具収納具 - Google Patents

道具収納具 Download PDF

Info

Publication number
JP3137854U
JP3137854U JP2007007747U JP2007007747U JP3137854U JP 3137854 U JP3137854 U JP 3137854U JP 2007007747 U JP2007007747 U JP 2007007747U JP 2007007747 U JP2007007747 U JP 2007007747U JP 3137854 U JP3137854 U JP 3137854U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
sheet
sheets
storage device
tool storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007007747U
Other languages
English (en)
Inventor
千香子 船本
Original Assignee
千香子 船本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 千香子 船本 filed Critical 千香子 船本
Priority to JP2007007747U priority Critical patent/JP3137854U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137854U publication Critical patent/JP3137854U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】手拭い等をしわにならずに収納し、かつ扇子等の棒状の道具も収納可能な道具収納具を提供する。
【解決手段】道具収納具は、略矩形の外側シート1と、略矩形の内側シート2と、巻回状態保持具5,6とを有し、前記略矩形の一辺がそれぞれ重なるように前記外側シート1の上に、前記内側シート2が配置され、前記両シート1,2は、前記重なった辺の部分で結合しており、前記両シート1,2の間には、シート状用具が挟持可能であり、前記両シート1,2は、前記結合している辺を中心軸として、前記辺と垂直方向に巻回可能であり、前記巻回可能状態保持具5,6により、前記両シート1,2の巻回状態を保持可能であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、道具収納具に関する。
日本舞踊や茶道の稽古には、稽古道具として、扇子、撥、手拭い、袱紗、懐紙等の小物の道具が使用される。扇子等の道具は、鞄の中に入れて稽古場所まで携帯することになるが、例えば、扇子は、扇部分に紙等の素材が用いられているため、裸の状態では、鞄の中で他の物品と擦れ合って傷みやすい。そこで、保管や携帯時に扇を保護するために、一本用の筒状扇子ケースや、ファスナー付きの袋状の扇子ケースが、提案されている(例えば、特許文献1)。前記筒状扇子ケースは、出し入れに時間を要するため不便であり、また、一本収納用であるため、日本舞踊の演目によって二本用いる場合には、収納できな。前記袋状扇子ケースは、ファスナーの開閉時に、扇子の紙製の扇面を傷めることがある。また、日本舞踊においては、木綿素材の手拭いを使う場合が多いが、特別な収納具がないため、手拭いを直に鞄等に収納し、稽古場所まで携帯することになる。しかし、手拭いを直に収納すると、携帯時にしわになりやすい。さらに、扇子と手拭いとをまとめて収納する用具がないため、いずれか一方を、稽古時に持参し忘れる場合がある。
実開平2−45015
本考案は、このような事情に鑑みなされたもので、手拭い等のシート状用具をしわにならずに収納することができ、かつ扇子等の他の道具も収納できる道具収納具の提供を目的とする。
前記目的を達成するために、本考案の道具収納具は、略矩形の外側シートと、略矩形の内側シートと、巻回状態保持具とを有し、
前記略矩形の一辺がそれぞれ重なるように前記外側シートの上に、前記内側シートが配置され、
前記両シートは、前記重なった辺の部分で結合しており、
前記両シートの間には、シート状用具が挟持可能であり、
前記両シートは、前記結合している辺を中心軸として、前記辺と垂直方向に巻回可能であり、
前記巻回状態保持具により、前記両シートの巻回状態を保持可能であることを特徴とする。
本考案の道具収納具によれば、前記二枚のシート間に、手拭い等のシート状道具を挟み、かつ内側シートに扇子を保持して巻回すれば、手拭い等をしわにならない状態で収納し、かつ扇子等の他の道具も同時に収納することができる。本考案の道具収納具によれば、手拭いや扇子等の複数の道具をまとめて収納可能であるから、いずれかの道具を稽古に忘れることを防止できる。また、本考案の道具収納具によれば、扇子等のように傷みやすい素材を使用した道具であっても、損傷を防止することができる。また、本考案の道具収納具は、その収納および取り出しを、簡単かつ迅速に行うことができる。また、本考案の道具収納具に、さらに、蓋付きの小物収納部を設ければ、紛失しがちなアクセサリー類をあわせて収納することができる。
本考案の道具収納具は、前記内側シートの結合している辺と平行方向の両端部に、内側方向に開口可能な袋状の保持部が形成されていることが好ましい。
本考案の道具収納具は、前記巻回状態保持具が、紐状の巻き止め用具と、前記巻き止め用具を係止可能な止め具からなることが好ましい。
さらに、本考案の道具収納具は、蓋付きの小物収納部を有していてもよい。
また、本考案の道具収納具は、その用途は制限されず、例えば、舞踏用道具の収納または茶道用道具などの用途に使用されてもよい。
つぎに、本考案について、例をあげて詳細に説明する。
本考案の道具収納具において、前記外側シートの素材は、例えば、絹、木綿、合成繊維等の織物や不織布、紙等が挙げられる。道具の保護機能を高める場合には、前記外側シートの素材として、厚手の素材を用いることが好ましい。前記外側シートの大きさは、特に制限はなく、例えば、手拭いを収納する場合は、手拭いよりも大きいことが好ましい。前記外側シートの形状は、略矩形であればよく、横長の帯状が好ましい。携帯時のシートの角折れを防ぐために、前記外側シートの角が、曲線状に加工されていてもよい。
本考案の道具収納具において、前記内側シートの素材は、例えば、絹、木綿、合成繊維等の織物や不織布、紙等が挙げられるが。前記内側シートは、扇子等のような傷み易い素材の道具に接触する場合があるため、薄手のやわらかな素材を用いることが好ましい。また、前記内側シートの大きさは、前記両シートを重ねたときに、前記外側シート内に収まるサイズが好ましい。前記内側シートの形状は、略矩形であればよい。好ましくは、前記外側シートと同様に、横長の帯状が好ましい。携帯時のシートの角折れを防ぐために、前記内側シートの角が、曲線状に加工されていてもよい。
本考案の道具収納具において、前記外側シートと前記内側シートは、前述のように、一辺がそれぞれ重なるように前記外側シートの上に、前記内側シートが配置され、前記重なった辺の部分で両シートが結合している。前記両シートの結合方法は、縫合や融着など、シート素材に応じて、任意の方法を用いることができる。例えば、シート素材が絹布地の場合は、ミシンや手縫いによる縫合が好ましい。前記両シートは、重なった辺の部分のみで結合しており、残る3辺は結合していないため、前記両シートの間に、前記シート状用具、例えば、手拭い、袱紗、小袱紗、懐紙などを挟持することができる。
本考案の道具収納具において、前記内側シートは、前述のように、前記外側シートと結合している辺と平行方向の両端部に、内側方向に開口可能な袋状の保持部が形成されていることが好ましい。このような袋状の保持部を設ければ、後述のように、扇子等の棒状の道具の両端を前記袋状保持部に差し込んで保持することができる。前記保持部は、例えば、前記両端部を折り返して、前記結合している辺と反対側の端部を縫合等することにより、袋状に形成してもよい。また、前記保持部を縫製等により間仕切りし、複数の道具を仕分けて収納してもよい。
本考案の道具収納具において、前記巻き止め用具は、例えば、紐状であり、例えば、天然繊維や合成繊維を用いた織物や編物、あるいはゴム等を用いることができる。また、前記止め具は、前記巻き止め用具を止めることができるものであれば、特に制限されず、例えば、ボタン、ビーズ等を前記止め具として用いてもよい。
蓋付きの小物収納部は、素材、大きさ、形状、および取り付け位置のいずれも、特に制限されない。
本考案の道具収納具は、大切に取り扱う必要のある道具や、携帯時にしわになりやすい道具を収納する用途に用いることができる。例えば、日本舞踊に用いる扇子や手拭いなどの舞踏用道具や、茶道に用いる袱紗、懐紙や扇子等の茶道用道具の収納に適しており、収納対象の道具の種類は特に制限されない。
つぎに、本考案の道具収納具の一例を図1に示す。図1は、本例の道具収納具の説明図である。本例の道具収納具は、横に長い帯状の2枚の布シート(外側シート1および内側シート2)および巻回状態保持具(止め具5および巻き止め用具6)から構成されている。前記2枚のシート1、2は、一辺(同図において左側の辺)が、それぞれ重なるように2層に重ねられて、前記重なった部分が糸で縫合されている。図示のように、前記2枚のシートの間に、手拭い8を、しわなく伸ばした状態で挟持することができる。また、前記内側シート2は、幅方向両端部を内側に折り込み、外側シート1と結合した側と反対側の端部を糸で縫合して袋状にして形成した保持部3を有する。前記保持部3は、内側方向に開口しているため、扇子等の棒状の道具を、その両端を差し込んで保持することができる。道具を収納して携帯する場合には、図4に示すように、前記2枚のシート1、2を縫合した辺を中心軸として、長手方向に巻回し、さらに、紐状の巻き止め具6を巻いて、前記紐状巻き止め具6の先端を、止め用具5に引っ掛けることで、前記巻回状態を保持する。
図2の説明図に、本考案の道具収納具のその他の例を示す。図2において、図1と同一部分には同一符号を付している。図2に示すように、本例の道具収納具は、糸で縫合することにより、保持部3に間仕切り部4を形成している。前記間仕切り部4により、複数の扇子9や撥10等を区分けして収納できる。これ以外は、図1に示す道具収納具と同様の構成であり、使用の仕方も同様である。図3は、本例の道具収納具を巻回する途中の状態を示す図であり、同図において、図1および図2と同一部分には同一符号を付している。
本考案の道具収納具は、例えば、日本舞踊や茶道の稽古に使用される手拭い等のシート状の道具をしわにならない状態で保持でき、また、扇子等の他の道具と一緒に収納することができ、また道具の出し入れも簡単で、利便性が高い。本考案の道具収納具は、日本舞踊や茶道等のように、手ぬぐい等のシート状の道具や扇子等の棒状の道具を使用する分野に好ましく適用され、その用途は制限されず、広い分野に使用可能である。
図1は、本考案の道具収納具の一実施例を示す説明図である。 図2は、本考案の道具収納具のその他の実施例を示す説明図である。 図3は、本考案の道具収納具の前記その他の実施例において、巻回途中の状態を示す説明図である。 図4は、本考案の道具収納具の前記一実施例の巻回状態を示す説明図である。
符号の説明
1 外側シート
2 内側シート
3 保持部
4 間仕切り部
5 止め具
6 巻き止め用具
7 小物収納部
8 手拭い
9 扇子
10 撥

Claims (5)

  1. 略矩形の外側シートと、略矩形の内側シートと、巻回状態保持具とを有し、
    前記略矩形の一辺がそれぞれ重なるように前記外側シートの上に、前記内側シートが配置され、
    前記両シートは、前記重なった辺の部分で結合しており、
    前記両シートの間には、シート状用具が挟持可能であり、
    前記両シートは、前記結合している辺を中心軸として、前記辺と垂直方向に巻回可能であり、
    前記巻回状態保持具により、前記両シートの巻回状態を保持可能であることを特徴とする道具収納具。
  2. 前記内側シートの結合している辺と平行方向の両端部に、内側方向に開口可能な袋状の保持部が形成されている請求項1記載の道具収納具。
  3. 前記巻回状態保持具が、紐状の巻き止め用具と、前記巻き止め用具を係止可能な止め具からなる請求項1または2記載の道具収納具。
  4. さらに、蓋付きの小物収納部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の道具収納具。
  5. 舞踏用道具の収納および茶道用道具の収納の少なくとも一方の用途に使用される請求項1から4のいずれか一項に記載の道具収納具。
JP2007007747U 2007-09-06 2007-09-06 道具収納具 Expired - Fee Related JP3137854U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007007747U JP3137854U (ja) 2007-09-06 2007-09-06 道具収納具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007007747U JP3137854U (ja) 2007-09-06 2007-09-06 道具収納具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3137854U true JP3137854U (ja) 2007-12-13

Family

ID=43288188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007007747U Expired - Fee Related JP3137854U (ja) 2007-09-06 2007-09-06 道具収納具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137854U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10306970B2 (en) Hair extension storage organizer
US9220378B2 (en) Device for holding soap
JP2004073820A (ja) バッグ
JP3137854U (ja) 道具収納具
US11932477B2 (en) Quilt storage bag
JP2003052521A (ja) 衣服類巻き取り収納具
US20060037874A1 (en) Storage device and method for storing linens and other household goods
JP5103652B2 (ja) 携帯バッグ
JP4183046B2 (ja) 折りたたみ傘収納保持袋
JP3204187U (ja) 着物携帯バッグ
JP2012081084A (ja) 折畳可能な衣類収納具
JP3014606B2 (ja) ワイシャツ保形包装具
US20170210547A1 (en) Storage Pouch
JP3045772U (ja) 包み込みシート
JP3231250U (ja) 携帯用マスクケース
JP3237825U (ja) バッグ
JP7419280B2 (ja) 手提げ袋
JP2008229142A (ja)
JP5293913B2 (ja) スーツ袋セット
JP3157890U (ja) 提げ手付きバッグ
JPH0728476U (ja) 寝 袋
JPH1149224A (ja) 包み込みシート
JP5337529B2 (ja) 洋服の型崩れ防止具及び洋服の型崩れ防止構造を有する鞄
JP3808025B2 (ja) バッグ
JP2024015355A (ja) バッグ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees