JP3014606B2 - ワイシャツ保形包装具 - Google Patents

ワイシャツ保形包装具

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JP3014606B2
JP3014606B2 JP33870194A JP33870194A JP3014606B2 JP 3014606 B2 JP3014606 B2 JP 3014606B2 JP 33870194 A JP33870194 A JP 33870194A JP 33870194 A JP33870194 A JP 33870194A JP 3014606 B2 JP3014606 B2 JP 3014606B2
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collar
shirt
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繰り返し使用可能なワイ
シャツ保形包装具に関し、より詳しくは特に襟の保形・
保護性に優れたワイシャツ保形包装具に関する。
【0002】
【従来技術と課題】従来、新品のワイシャツ(カッター
シャツおよびドレスシャツ等を含む。)を流通、販売す
る場合、もしくはクリーニング屋がクリーニング後のワ
イシャツを包装する場合に、ボール紙製の中敷と、紙ま
たはプラスチック製の若干の襟保形具を用いてワイシャ
ツを折りたたみ、製品の美観、形態保持および耐汚れ対
策を行っていた。
【0003】従前は鉄製虫ピンを用いることが多かった
が、ワイシャツを着用する際に残留した虫ピンが人体に
射さる危険性や、廃棄された包装具周辺に含まれる虫ピ
ンが家人に怪我をさせる事があったので、現在は極く一
部に使用されるのみで殆ど使用されていない。その代わ
りワイシャツの胴やカフスを中敷に固定するためにプラ
スチック製の割りピン(クリップ)がしばしば用いられ
ているが、これも1回使用後は用途も無くプラスチック
廃棄物として家庭から出る廃棄物を増量させている。こ
のため、ピンの使用の除去ないし減少を目的とする発明
が提案されている。例えば特開昭46−1500がそ
れである。
【0004】この発明の基本的な構成としては、折る事
の出来る舌形部分と、ある程度の硬さを有する板部材と
で構成されているもので、使用方法としては、舌型部分
を折込み、そこに襟をかけ、板部材に沿ってシャツを折
り畳み使用する。またその板部材の中に切り込みをい
れ、そこに袖等を挟み込むことによりシャツを折り畳ん
で中敷に固定する。
【0005】また、その他の従来例としては、特開昭
51−5189および特開昭52−58698がある
が、これらの場合、いずれも襟の下にV字型の保形片を
挿入して襟保形を図ると共に、これに連なる当て部材2
をワイシャツ前面に出して(後者は更に折れ線16に沿
って折り曲げて)包装する構成であり、効果として包装
材部品点数、包装手数を減ずると記載されている。しか
し、これらの3件の公開公報に記載の発明は、クリップ
もしくはピンを必要とはしないものの、中敷(これに対
し後述するように本発明では基体も中敷の一部として機
能する。)の剛性が乏しく、しかも襟の保護カバーがな
いので襟を外側から保護する事が出来ず、加えてでは
切線に袖を挿入してピン、クリップ等を省略している
が、この時どうしても皺を生ずる傾向が避けられなかっ
た。
【0006】しかもこれら,,に記載の発明には
再使用のための配慮が全くない。
【0007】最近は形状記憶ワイシャツ等も市販されて
いるくらいで、ワイシャツをクリーニング店に出すより
も一般家庭では自宅で洗濯し、アイロン掛けする場合の
方が遥かに多くなっている。
【0008】ところがアイロン掛けの済んだ清潔なワイ
シャツを包装する場合、中敷なしで紙またはポリ袋等に
入れたのでは襟の保形が困難でかつ襟部分が特に突出し
ているので汚れ易く、傷み易い。従って例えば会社員が
出張する場合、書類鞄に書類と共に袋入りの洗濯済みワ
イシャツを詰めておくと、必要な時にはワイシャツの形
が崩れ、悪い時には襟が汚れ、かつ形の崩れたワイシャ
ツに着換えなければならない事が珍しくなかった。
【0009】そこで本発明者はプラスチック製の箱型基
体内に出し入れ可能な襟保形部材付き中敷を挿入する等
の工夫をする事により、繰返し使用出来、かつ襟の保形
性と保護性に優れたワイシャツ保形包装具が得られる事
を知り本発明に到達した。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的はコンパクトで、繰り返し
使用可能であり、かつ襟の保形性、保護性に優れ、ピン
またはクリップ(割りピン)を必要としないワイシャツ
保形包装具を提供するにある。
【0011】本発明の他の目的はハンカチーフ、書類、
写真、OHPシート等の薄く嵩張る物をワイシャツと共
に/もしくは別に保形、保護しつつ保管もしくは運搬出
来る兼用のワイシャツ保形包装具を提供するにある。
【0012】
【発明の構成】本発明により、両壁3,3内面に水平溝
4,4を有する断面薄U字型矩形箱2と矩形箱2の短辺
5とヒンジ部材8,10を介して繋がる平板状蓋7とで
なる基体1と、水平溝4,4に沿って基体1に摺動嵌入
出可能な中敷12を含んで成るワイシャツ保形包装具に
おいて、中敷12の出側片短辺12Aにヒンジ部材1
6,18を介して水平面内で約90゜回動可能でかつ使
用時には約90゜立ち上がり、不使用時には水平面内に
折りたたみ可能であり、使用時にはワイシャツ100の
逆V字状断面の襟101を内外両面から覆う中折れ型
襟保形部材14,15,24,25を備える事を特徴と
するワイシャツ保形包装具 (請求項1)、襟保形部材
が、各種サイズの襟内面に沿って弾性湾曲可能なプラ
スチック製の2対の板であり、かつこれらの2対の板が
長手方向略中央部のヒンジ部材を介して断面逆V字状に
中折れ可能に繋がっている各1対の板で成る襟保形部材
である請求項1に記載のワイシャツ保形包装具(請求項
2)および中敷12と蓋7および/もしくは底板6の間
隙をハンカチーフおよび/もしくは書類入れとして兼用
する請求項1ないし2に記載のワイシャツ保形包装具
(請求項3)が提供される。
【0013】以下に実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
【0014】
【実施例】 図1は実施例の展開平面図、図2は図1の
A−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図4は図1
のC−C断面図、図5は図1のD−D断面図、図6は図
1のE−E断面図、図7は図1のF−F断面図、図8は
図1のG−G断面図、図9は図1のH−H断面図、図1
0は蓋を閉じた場合の図1のH−H断面図、図11は翼
型襟保形部材を図10と反対方向に360゜曲げて折り
たたんだ場合のH−H断面図、図12はワイシャツを本
発明実施例である保形包装具に捲き付けた中間工程を示
す斜視図、図13は捲き付け折りたたみ完成後の実施例
斜視図、図14は図13のK−L断面図、図15は図
のM−N断面図である。
【0015】 図1〜14において、1はワイシャツ保
形包装具、2は矩形箱、3は側壁、4は水平溝、5は矩
形箱2のヒンジ側片短辺、6は底板、7は蓋、8,10
はヒンジ部材、9は中間部材、12は中敷、12Aは中
敷の出側片短片、12Bは中敷の突起部、12Cは中敷
の入側片端辺(先端部)、14,15は襟保形部材、1
6,18はヒンジ部材、17は外側襟保形部材、19は
内側襟保形部材、24,25は襟保護部材(襟カバ
ー)、24A,25Aはヒンジ部材、27は枢着軸、3
0は書類等である。
【0016】再び図1〜14において、矩形箱1は断面
薄U字型の矩形箱であって、平面図上矩形の大きさはA
−4≦箱サイズ≦B−4程度である。矩形箱2のヒンジ
側片短片5にはヒンジ部材(可撓プラスチック帯)8を
介して中間部材9が、そして中間部材9にはヒンジ部材
(可撓プラスチック帯)10を介して板状蓋7が繋がっ
ている。従って図9に示される図1(展開図)のH−H
断面図は蓋を閉じると図10のようになる。
【0017】図1に示される中敷12はプラスチック矩
形板の1枚板であり、出側短辺12Aには4箇の突起部
12Bが接着固着されており、中敷12の上、下面に突
起部12Bを有するので、中敷12を矩形箱2の水平溝
4,4に挿入または抽出する場合の容易性をもたらして
いる。更にこの出側短片突起部12Bにより、中敷12
の上面もしくは下面に書類等30を保管収納する場合、
不用意に出側片短片12Aを下方に向けても書類等が滑
り落ちる心配がない。なお、出側片短片12Aに相対す
る入側片短片12Cにも突起部を設けてもよい。こうす
ると矩形箱2から中敷12を抽き出すと同時に書類を取
り出す事が出来るので便利である。
【0018】中敷12の出側片短辺12Aの中央部には
ヒンジ部材16,18を介して中間部材17および内側
襟保形部材19が枢着されている。ヒンジ部材16,1
8は可撓、折曲性のある軟質帯状体であって、塩化ビニ
ル、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ナイロン、ポリエステル等の合成樹脂フィ
ルム、または合成繊維乃至不織布、または天然繊維、皮
革乃至これらの組み合わせ等である事が出来る。ヒンジ
部材または突起部中敷との固着手段は接着、熱溶着、ボ
ルトナット乃至ネジ付け、スティチング、各種ファスナ
によるファスニングまたはこれらの組み合わせである事
が出来る。
【0019】内側襟保形部材19には2箇の枢着軸2
7,27を介して可撓性に富んだ襟保形部材14,15
が翼状に枢着されており、更に襟保形部材14,15の
外側には襟カバー24,25が夫々ヒンジ部材24A,
25Aを介して襟保形部材14,15の外縁に密着枢着
されている。ヒンジ部材24A,25Aは前記ヒンジ部
材16,18とほぼ同様の材質で固着手段も同様であ
る。
【0020】なお襟保形部材14,15の先端部は各サ
イズのワイシャツ襟の内周に適合するように数段の係合
機構、本実施例では襟保形部材14の先端部に係合突起
14A、襟保形部材15の先端付近に数箇の係合孔15
A,15A…が設けられており、これらを係合する事に
より図12のような閉ループを形成する事が出来る。
【0021】
【発明の作用】先ず図1の如く板状蓋7を開き、水平面
上で180゜回転して図11のように襟保形部材を上に
して開き、ワイシャツ100を襟101を上にして矩形
箱にその袖105,105を後方に巻き付けて固定し
(但しピンは用いない)、ついで板状蓋7に捲きつけた
ワイシャツ下胴部と共に後方に矢印Yの方向に折り曲げ
る。
【0022】従って袖105,105はワイシャツ下胴
部が捲きつけられた板状蓋7によって押え込まれる。
【0023】ついで、順序は逆さでもよいが(蓋7の折
り曲げを後にしてもよい)、襟保形部材14,15を矢
印X方向に開き(回動回転し)、外側襟保形部材17と
内側襟保形部材19でワイシャツの襟を図15のように
挟むように襟に沿って180゜密着曲げを行う。
【0024】同時に襟保形部材14,15を前述のよう
にワイシャツの襟の内側に密着するように曲げ、先端部
を互に係合させる。
【0025】ついで襟の外側に襟カバー24,25を図
14のように曲げ出して、襟101の外側を襟カバー2
4,25で覆う。
【0026】図13はワイシャツ捲き付け折りたたみ完
成後の実施例斜視図であり、極めてコンパクトに納まっ
ている。外寸は前述のようにほぼA−4〜B−4サイズ
程度であり、厚みは襟部分を除いて0.5〜2.5cm程
度であるから書類鞄に入れる場合に取扱い容易である。
【0027】襟部分は前記矩形箱の外側にほぼ垂直に
3.0〜5.0cmだけ突出するが、図15に示すよう
に、襟の背骨部は内外の襟保形部材19および17で保
形され、その他の襟全体は図14に示されるように内側
は襟保形部材14,15により保形され、襟外側は襟カ
バー24,25により覆われるので、形が崩れる事もな
く、他の物との接触による汚れや傷付きが防止される。
なお襟保形部材14,15,17,19はいづれも適度
な剛性を備えるプラスチック製である。なお、襟カバー
24,25は透明もしくは半透明な軟質プラスチックと
し、襟のデザイン等が一目で見分けられるようにしてお
くと好みのワイシャツをすぐ取り出せるので便利であ
る。
【0028】更に図13の状態のものを紙やポリエチレ
ン等の袋に入れて襟部が重ならないように複数のワイシ
ャツを交互に積み重ねると書類鞄、トランク等にコンパ
クトに納まる。
【0029】また前述のように矩形箱2の空スペースを
利用して、図10,図11に示されるとおり、書類等3
0を収納する事が出来るので例えば書類、OHPシー
ト、写真、アイロン済みハンカチーフなども折れたり皺
が寄ったり、汚れたりしないようにワイシャツと共に、
もしくは単独で持ち運ぶ事が出来る。
【0030】
【発明の効果】本発明を実施する事により前記目的のす
べてが達成される。すなわちコンパクトで、繰り返し使
用可能であり、かつ襟は内外面を襟カバーで覆われるの
襟の保形性、保護性に優れ、ピンまたはクリップ等を
用いないので余分な廃棄物を出さず安全であるほか、切
線にワイシャツの一部を挟む事がないのでしわがよら
、書類等収納も可能なワイシャツ保形包装具が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の展開平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】図1のC−C断面図。
【図5】図1のD−D断面図。
【図6】図1のE−E断面図。
【図7】図1のF−F断面図。
【図8】図1のG−G断面図。
【図9】図1のH−H断面図。
【図10】蓋を閉じた場合の図1のH−H断面図。
【図11】翼型襟保形部材を図10と反対方向に360゜
曲げて折りたたんだ場合のH−H断面図。
【図12】ワイシャツを本発明実施例である保形包装具に
捲き付けた中間工程を示す斜視図。
【図13】捲き付け折りたたみ完成後の実施例斜視図。
【図14】 図13のK−L断面図。
【図15】 図13のM−N断面図。
【符号の説明】
1 ワイシャツ保形包装具 2 矩形箱 3 側壁 4 水平溝 5 矩形箱2のヒンジ側片短辺 6 底板 7 蓋 8 ヒンジ部材 10 ヒンジ部材 9 中間部材 12 中敷 12A 中敷の出側片短片 12B 中敷の突起部 12C 中敷の入側片端辺(先端部) 14 襟保形部材 15 襟保形部材 16 ヒンジ部材 18 ヒンジ部材 17 外側襟保形部材 19 内側襟保形部材 24 襟保護部材(襟カバー) 25 襟保護部材(襟カバー) 27 枢着軸 30 書類等

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両壁3,3内面に水平溝4,4を有する
    断面薄U字型矩形箱2と矩形箱2の短辺5とヒンジ部材
    8,10を介して繋がる平板状蓋7とでなる基体1と、
    水平溝4,4に沿って基体1に摺動嵌入出可能な中敷1
    2を含んで成るワイシャツ保形包装具において、中敷1
    2の出側片短辺12Aにヒンジ部材16,18を介して
    水平面内で約90゜回動可能でかつ使用時には約90゜
    立ち上がり、不使用時には水平面内に折りたたみ可能
    あり、使用時にはワイシャツ100の逆V字状断面の襟
    101を内外両面から覆う中折れ型の襟保形部材14,
    15,24,25を備える事を特徴とするワイシャツ保
    形包装具。
  2. 【請求項2】 襟保形部材が、各種サイズの襟内面に
    沿って弾性湾曲可能なプラスチック製の2対の板であ
    り、かつこれらの2対の板が長手方向略中央部のヒンジ
    部材を介して断面逆V字状に中折れ可能に繋がっている
    各1対の板で成る襟保形部材である請求項1に記載のワ
    イシャツ保形包装具。
  3. 【請求項3】 中敷12と蓋7および/もしくは底板6
    の間隙をハンカチーフおよび/もしくは書類入れとして
    兼用する請求項1ないし2に記載のワイシャツ保形包装
    具。
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