JP2003300524A - ポケット付紙箱 - Google Patents

ポケット付紙箱

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JP2003300524A
JP2003300524A JP2002108087A JP2002108087A JP2003300524A JP 2003300524 A JP2003300524 A JP 2003300524A JP 2002108087 A JP2002108087 A JP 2002108087A JP 2002108087 A JP2002108087 A JP 2002108087A JP 2003300524 A JP2003300524 A JP 2003300524A
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JP
Japan
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lid plate
box
lid
back surface
pockets
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002108087A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takano
敏明 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sato Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sato Kogyo Co Ltd filed Critical Sato Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 紙箱の製造作業とポケット加工とを機械
で同時に行うことを可能とし、かつ従来のものよりも包
装コストを低くおさえることができる蓋の裏面にポケッ
トを有する弁当箱の構造を提供する。 【解決手段】 底板の周縁から各一対の側板及び端板が
立ち上がるトレー状の身箱と、その上面開口を覆う蓋板
とからなる紙箱において、前記蓋板の左右両側縁に、蓋
板の裏面に貼着するフラップを設け、かつ両フラップを
前記蓋板の内側に重ね合わせ、そのフラップの一辺を該
蓋板裏面に固定して該蓋板裏面で対向する2個の付属品
収納用ポケットを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉蓋の裏面にポ
ケットを有する紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】折り詰め弁当を購入すると、通常、箸、
紙ナフキン、楊枝、手ふきなどが添付されてくる。この
ような用具は、弁当の販売員が弁当につけてくれること
が多いが、つけ忘れることがあるので弁当箱にセットさ
れていると便利である。そこで、弁当箱にポケットを設
けて、その中に予め挿入することが行われている。
【0003】従来のポケットを有する折り詰め弁当箱と
しては、例えば、実公昭6−21856号公報、特開平
8−80212号公報に記載されたものが知られてい
る。これらは、飯と惣菜を入れるトレー状の本体A(身
箱という)と該身箱の開口部を覆うことのできる蓋板B
とからなっている。身箱と蓋板は、多くの場合、ボール
紙等の厚紙より形成されている。蓋は開口部に折り曲げ
可能に連接されている場合と、別体ではあるが、身箱に
対して着脱自在のものとがある。この蓋板の裏面には、
防湿セロハン、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニリ
デンフィルムその他の防湿フィルム材の少なくとも2辺
または3辺を貼り付けて、箸、手ふき等の食事用具Dを
入れるポケットCを設けた構成となっている(例えば図
5参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで蓋裏面に防湿
フィルム材の周縁を貼り付け、ポケットを形成する作業
は面倒であり、しかも紙箱の製造作業とフィルムの貼り
加工とを機械で連続的に行うことは難しく、通常、フィ
ルムの貼り加工は、折り箱本体の自動製箱作業とは別の
女性パートの手作業で行っている。そのために包装コス
トが高くつくという問題がある。ところで、蓋裏面にポ
ケットを設けない場合は、身箱内部側に箸入れ等を設け
なければならず、その結果、身箱の収容量が減少し、ま
た内部に入れると体裁も悪くなる。また蓋裏面に、防湿
フィルム材のポケットを設けない場合、なによりも食品
から出る水分と熱気等の作用により、蓋板表面にシワが
生ずるという不具合があった。
【0005】この発明は、上記問題を解決し、紙箱の製
造作業とポケット加工とを機械で同時に行うことを可能
とし、かつ従来のものよりも包装コストを低くおさえる
ことができる蓋の裏面にポケットを有する弁当箱の構造
を提供しようとするものである。また、本発明は、前記
のような弁当箱に限らず、入浴剤とシャンプー・リンス
の入浴洗髪セット等の詰め合わせ品を入れる紙箱におい
て、身の収容量を減少させることなく、付属品、サンプ
ルや効能書き、カタログ等を挿入できるポケットを開閉
蓋の裏面に有する紙製包装箱を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1は、底板の周縁から各一対の側板及び
端板が立ち上がるトレー状の身箱と、その上面開口を覆
う蓋板とからなる紙箱において、前記蓋板の左右両側縁
に、蓋板の裏面に貼着するフラップを設け、かつ両フラ
ップを前記蓋板の内側に重ね合わせ、そのフラップの一
辺を該蓋板裏面に固定して該蓋板裏面で対向する2個の
付属品収納用ポケットを形成したものである。
【0007】本発明の第2は、底板の4周縁に設けた側
板又は端板の両端にコーナ片を設け、かつ側板又は端板
の少なくとも一方に45度の折り目を設けたトレー状折
り箱と、その開口部に折り曲げ可能に連接されている蓋
板とからなる蓋付き紙箱において、前記蓋板の左右両側
縁に、蓋板の裏面に貼着するフラップを設け、かつ両フ
ラップを前記蓋板の内側に重ね合わせ、そのフラップの
一辺を該蓋板裏面に固定して該蓋板裏面で対向する2個
のポケットを形成し、その2個のポケット間に付属品収
納袋(パウチ)を差込むことを特徴とする。
【0008】上記の構造において、前記付属品収納袋
(パウチ)は防湿材で形成され、この防湿性を有する付
属品収納袋(パウチ)で、蓋板裏面の、ほぼ全域が覆わ
れていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、トレー状箱と、その開口部を着脱自
在に封鎖する蓋板とからなる蓋付き紙箱において、前記
蓋板の左右両側縁に、蓋板の裏面に貼着するフラップを
設け、かつ両フラップを前記蓋板の内側に重ね合わせ、
そのフラップの少なくとも一辺を該蓋板裏面に固定する
ことにより、箱の製造作業と蓋板裏面で対向する2個の
ポケットを形成する貼り作業とを機械で連続的に行うこ
とができる。また、トレー状箱本体に、湿気の出る食品
を入れた場合には蓋裏面の重ね合わせて固定したポケッ
ト形成用フラップと、該フラップと蓋板との間のスキマ
に差し込んだ付属品収納袋(パウチ)とにより湿気が遮
断され、蓋の表面にシワが生ずる現象を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の一例を、図面
について説明する。図1及び図2は、折詰め弁当を入れ
る簡易弁当箱を示している。この実施例の弁当箱は、ト
レー状の折り箱(身箱)と、その開口部に折り曲げ可能
に連接されている蓋板とからなる。この身箱と蓋板全体
が、ボール紙などの厚紙により一体に形成されている
(図2参照)
【0011】図2において、符号3は矩形の底板であ
る。この底板の4周に一対の側板4,4と一対の端板
5,5が連接されている。また前記一対の側板4,4の
両端には、3角形のコーナ片6,6を一体に設け、さら
に前記一対の端板5,5に底板の4隅を起点とする45
度の折り目7,7を設ける。符号8と9は、前記側板と
端板に設けた縁板である。
【0012】符号10で示すものは、トレー状の身箱1
の開口面を封鎖する蓋板であり、底板3と同形状に側板
4の一端に連接されている。また11は蓋板の延長上に
形成したオーバーフラップであり、側板4とほぼ同形状
に形成されている。12は、前記蓋板10の左右両側縁
に連接したポケット形成用フラップである。このフラッ
プ12は、図示の事例の場合、左右対称形状になってい
るが上辺が狭く、下辺が広くなるように変形台形状に形
成されている。
【0013】そして、両フラップ12,12を前記蓋板
の内側に重ね合わせ、そのフラップの少なくとも下辺1
3を該蓋板裏面に貼り付けて該蓋板裏面で対向する2個
のポケットを形成する。
【0014】図1は、蓋板裏面で対向する位置に設けた
ポケット14,14を示した斜視図である。使用状態で
は、身箱1内にご飯や惣菜などの食品が収納される。そ
して蓋板裏面の対向する2個のポケット14,14間
に、箸、紙ナフキン、楊枝、手ふきなどの食事用具を収
納した小袋(パウチ)2を挿入させる。この小袋2は防
湿セロハン、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニリデ
ンフィルムその他の防湿フィルム材で形成されている。
この小袋(パウチ)2で、該蓋板10の裏面の全面積の
ほぼ60〜80%を覆うことができるようになってい
る。
【0015】図3と図4は他の実施例を示すものであ
り、入浴剤とシャンプー・リンスの入浴洗髪セット等の
詰め合わせ品を入れる紙箱である。この実施例は、蓋板
の左右両側縁に、蓋板の裏面に貼着するフラップを設
け、かつ両フラップを前記蓋板の内側に重ね合わせ、そ
のフラップの一辺を該蓋板裏面に固定して該蓋板裏面で
対向する2個の付属品収納用ポケットを形成した点は前
記実施例と同じであるが、両フラップは左右非対称であ
る。また、底板の4隅を起点とする45度の折り目を前
側板に設けている点で異なる。
【0016】図3の組立斜視図に示すように、この実施
例においても、身箱本体に着脱自在とした蓋板裏面で対
向する位置に設けた2個のポケット14,14間に、見
本や効能書き、カタログ等の付属品を挿入できるように
なっている。前記付属品は、パウチに収納しない状態で
もよいし、或いは前例と同様にパウチに収納した状態で
ポケット間に保持させてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明は、トレー状身
箱と、その開口部に折り曲げ可能に連接されている蓋板
とからなる蓋付き紙箱において、前記蓋板の左右両側縁
に、蓋板の裏面に貼着するフラップを設け、かつ両フラ
ップを前記蓋板の内側に重ね合わせ、そのフラップの一
辺を該蓋板裏面に固定することにより、紙箱の製造作業
と蓋板裏面で対向する2個のポケットを形成する貼り作
業とを機械で連続的に行うことができる。しかも身箱の
収容量を減ずることなく、また身箱の体裁を損なうこと
もない。さらにトレー状身箱に、湿気の出る食品を入れ
た場合には蓋裏面の重ね合わせたポケット形成用フラッ
プと、該フラップと蓋板との間のスキマに差し込んだ付
属品収納袋(パウチ)とにより湿気が遮断され、蓋表面
にシワが生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態で、折詰め弁当を入れる
弁当箱を示した斜視図である。
【図2】同上箱の展開図である。
【図3】他の実施形態を示すもので、入浴洗髪セット等
の詰め合わせ品を入れる紙箱示した斜視図である。
【図4】同上箱の展開図である。
【図5】従来のポケット付き箱の斜視図である。
【符号の説明】
1 身箱 2 付属品収納袋(パウチ) 3 底板 4 側板 5 端板 6 コーナ片 7 45度折り目 8、9 縁板 10 蓋板 11 オーバーフラップ 12 ポケット形成用フラップ 13 フラップ下辺 14 ポケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB13 AB17 BA03 BC04 CC06 CC18 DA25 DA30 EA06 EA13 EA14 3E067 AB01 AB74 AB75 AB81 AB99 BA06C BA12B BB04B BB14B BB15B CA05 EA01 EA05 EE22 EE30 FA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の周縁から各一対の側板及び端板が
    立ち上がるトレー状の身箱と、その上面開口を覆う蓋板
    とからなる紙箱において、前記蓋板の左右両側縁に、蓋
    板の裏面に貼着するフラップを設け、かつ両フラップを
    前記蓋板の内側に重ね合わせ、そのフラップの一辺を該
    蓋板裏面に固定して該蓋板裏面で対向する2個のポケッ
    トを形成したことを特徴とするポケット付紙箱。
  2. 【請求項2】 底板の4周縁に設けた側板又は端板の両
    端にコーナ片を設け、かつ側板又は端板の少なくとも一
    方に45度の折り目を設けたトレー状折り箱と、その開
    口部に折り曲げ可能に連接されている蓋板とからなる蓋
    付き紙箱において、前記蓋板の左右両側縁に、蓋板の裏
    面に貼着するフラップを設け、かつ両フラップを前記蓋
    板の内側に重ね合わせ、そのフラップの一辺を該蓋板裏
    面に固定して該蓋板裏面で対向する2個のポケットを形
    成し、その2個のポケットを付属品収納部としたことを
    特徴とするポケット付紙箱。
  3. 【請求項3】 前記蓋板裏面で対向する2個のポケット
    間に、付属品収納袋を差込保持することを特徴とする請
    求項2に記載のポケット付紙箱。
  4. 【請求項4】 前記付属品収納袋は防湿材で形成されて
    いることを特徴とする請求項3に記載のポケット付紙
    箱。
JP2002108087A 2002-04-10 2002-04-10 ポケット付紙箱 Pending JP2003300524A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087800A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Dainippon Printing Co Ltd 包装箱
JP2009190736A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Dainippon Printing Co Ltd カートン
CN107310823A (zh) * 2017-08-02 2017-11-03 东莞市美盈森环保科技有限公司 一种简易包装盒

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