JP2006224993A - 衛生用紙収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用時に箱の側面と下面に設けた切込線に沿って箱を2分し、かつ2分した各小箱を上面板に設けた折目線を介して略V形に折り曲げ、特別な支持用具を用いずに、ペーパースタンドとして使用することを可能にした衛生用紙収納箱を提供する。
【解決手段】 箱の上面板に衛生用紙取出口を形成すると共に、箱の左右側面板と下面板とにわたって、該箱を2分するスタンド用オープン切込線30a、30bを設け、上面板に前記左右側面板に設けた切込線30a、30bの端部を結んだ位置にスタンド用スタンド形成用折目線31を設け、使用時に、前記スタンド形成用折目線31を介して衛生用紙収納箱を2つ折りし、ペーパースタンドとして使用可能にした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ティシュペーパー、ペーパータオル、ペーパーナプキン等の衛生用紙を収納した紙箱に関する。更に詳しく述べると、箱に設けた切込線により、使用時に箱体を割って、収納された紙を取出し可能とした衛生用紙収納箱に関する。
ティシュペーパー、ペーパータオル、ペーパーナプキン等の衛生用紙は、家庭及び職場等で広く使われている。このような衛生用紙を収納した紙箱は、一般に、箱の上面中央部にスリットを形成した透明な樹脂フィルムを貼りつけた取出口が設けられている。ティシュペーパーは、通常、2枚一組となるように積層されて収納され、一組一組が継続して箱から取出せるようになっている。箱に収納されているティシュペーパーを引出して使用する時には、前記透明の樹脂フィルムを貼り付けた箱上面の取出口からペーパーが一組ずつ連続的に取出されるようになっている。そのため取出口を上にして、箱をテーブル、机等の平面上に置いて使用するのが普通である。
しかし、使用する場所や用途によっては、従来のように箱上面の取出口を上にしてテーブルに置いて使用するよりも、側面部や妻面部を下にして置く方が便利であったり、あるいは中身のペーパー量に応じて箱を小さくしたり、箱を分割する方がペーパーが取り出し易いことがある。そのため、使用状況に応じて誰でもが利用しやすい商品形状(デザイン)が求められている。
特許文献1は箱の妻面部に下して、ティシュペーパーのカートンが動かないように固定する技術を示したものである。特許文献2及び3に示すものは、箱の稜角部を面取りして、使用者や小児等が角部で傷つかないようにしたものである。さらに、特許文献4に示すものでは、少なくなったペーパーを取り出し易くするために、箱の高さ方向の略中央部に、水平方向のミシン目または切込線を入れて、箱体を上下に分離可能にした技術を示したものである。そして特許文献5は、底に押込み機構を設けて箱内の少なくなったペーパーを押上げて取り出し易くする技術が開示されている。
また、非特許文献1には、箱の両側面に切れ目線を設け後面に折罫線を設けて、箱体を開封する一般的な包装技術が示されている。
特開平9−169370号公報 実用新案登録第3000788号公報 実用新案登録第3094085号公報 実開平6−39780号公報 実公昭57−57025号公報 特許庁編周知・慣用技術集(包装産業)昭和53.12.20発行第293頁
本発明は、衛生用紙が収納されている直方体の紙箱を、使用時に、特別な用具を用いずに、ペーパースタンドとして使用することを可能にした衛生用紙収納箱を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は次のような手段を提案する。すなわち本発明の第1は、
内部に複数組の衛生用紙が積層状態で収納された直方体形状の衛生用紙収納箱において、
箱上面板に衛生用紙取出口を形成すると共に、箱の左右側面板と下面板とにわたって、該箱を2分するためのスタンド用オープン切込線を設け、さらに該箱の上面板に前記左右側面板に設けた切込線の終端部を結んでスタンド形成用折目線を設け、
使用時に、前記上面板に設けたスタンド形成用折目線を介して衛生用紙収納箱を2つ折りし、ペーパースタンドとして使用可能にした衛生用紙収納箱である。スタンド形成用折目線は、直線状でも、曲線状に形成してもよい。
本発明の第2は、
前記下面板に、箱内部に収納された衛生用紙を押上げることができる一組の押込み片を設けた第1の発明に記載の衛生用紙収納箱である。
本発明の第3は、
前記押込み片の自由端が略円弧状又は多角形状の切込線により形成され、また押込み片の付け根に直線状折目線を設けたことを特徴とする第2の発明に記載の衛生用紙収納箱である。
本発明の第4は、
前記一方の押込み片の付け根側に、他方の押込み片の付け根側に向かって延びる一組の切込線とその一組の切込線の端部を結んだ折目線とを設けて、ペーパーの保持片を形成した第2の発明又は第3の発明に記載の衛生用紙収納箱である。
本発明の第5は、
前記衛生用紙収納箱は、妻面と上面板及び妻面と下面板とがなす箱の稜角部が面取りされていることを特徴とする第1〜4の発明のいずれか一つに記載の衛生用紙収納箱である。
本発明の第6は、
前記上面板に設けられた衛生用紙取出口の裏面に貼りつけられ、該取出口を覆う樹脂フィルムが、上面板に設けたスタンド形成用折目線の補強材となっている第1〜5の発明のいずれか一つに記載の衛生用紙収納箱である。
本発明の第7は、
前記左右側面板に設ける切込線は、該側面板の長手方向中心線に対し傾斜して、ほぼ45度の角度に設定されていることを特徴とする第1〜6の発明のいずれか一つに記載の衛生用紙収納箱である。
本発明の第8は、
前記箱上面板に設けたスタンド形成用折目線により2つ折りにされた一方の小箱が他方の小箱を支えるように、略V形をなすように配置されることを特徴とする第1〜7の発明のいずれか一つに記載の衛生用紙収納箱である。
本発明でいう「切込線」という言葉は使用時にブランクやシートを切り取り易くした線を意味し、切れ目と繋ぎ部とからなるミシン目として形成される。切れ目の間隔は均等でも非均等でもよい。また、ミシン目は一重でも二重のミシン目(ダブルミシン線と言われる)でもよく、二重のミシン目は内側のミシン目と外側のミシン目が千鳥状配置となっていてもよい。また、「折目線」はブランクやシートを折り曲げたり折り畳み易くした線を意味し、筋押ししたものや、ミシン目として形成される。なお本明細書でいう「側面」とは、箱の長さ方向の稜と高さ方向の稜とで囲まれた「長側面」を言い、「妻面」とは幅方向の稜と高さ方向の稜とで囲まれた「短側面(端面ということがある)」を意味している。
第1の発明の衛生用紙収納箱は、箱の上面板に衛生用紙取出口を形成すると共に、箱の左右側面板と底となる下面板とにわたって、該箱を2分するスタンド用オープン切込線を設け、さらに該箱の上面板に前記左右側面板に設けた切込線の終端部を結んでスタンド形成用折目線を設けたのである。この箱は、使用時に、前記取出口を上にして従来の箱と同様に使用できるだけでなく、前記切込線と折目線とにより箱体を略V字形に折り曲げて食卓上等でペーパースタンドとして簡単に使用できる効果がある。
上記のように箱を略V字形に折り曲げて使用すると、ペーパーの取出しも容易で便利である。さらに食事付きの各種のパーティー(会合)等でペーパーナプキン等のスタンドとして使用すれば、体裁もよい。
次に、本発明の実施形態について説明する。
本発明を実施するための好ましい形態の一つは、一般家庭でよく使用されるティシュペーパー、ペーパータオル(キッチンタオル等)の衛生用紙を収納する直方体形状のカートンである。この衛生用紙を収納するカートンは、通例、箱の上面に、ミシン目等の切込線によって形成される取出口を有している。カートンに収納される衛生用紙は、ティシュペーパー、ペーパータオル(キッチンタオル、キッチンシート、あくとりシートと呼ばれる主にキッチンで使用されるペーパーを含んでいる)、トイレットペーパー(但しロールを除く)、ワッティング(紙綿)、などの使い捨て紙である(紙パルプ技術便覧第5版、第459頁参照、1992年1月30日発行、紙パルプ技術協会編集・発行)。本発明においては、これらの使い捨て紙の総称として、衛生用紙と言う語句を用いている。一般に、「ティシュペーパー」と言う語句は、トイレットペーパーなどの使い捨て紙全般を指す語句として用いる場合も多いが、狭義では、顔ふき紙、化粧紙などと称され、通常ドライクレープを有した吸水性のある衛生用紙である。なお、「ペーパータオル」は、ふきん、タオルの代用品としてパルプ繊維を主原料として製造されるペーパーであり、このうち、主にキッチンにおいて使用されるものをキッチンペーパーと称している。
本実施形態のカートンは、木材パルプ、古紙などを原料とする板紙や段ボールを主体に形成される箱体であって、箱の内部に前記の衛生用紙を収納するほぼ直方体の紙箱である。使用時に箱の側面と下面に設けた切込線に沿って箱を2分し、かつ2分した各小箱を箱の上面に設けた折目線を介して略V形に折り曲げ、特別な用具を用いずに、ペーパースタンドとして使用する。
以下本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図は本発明の実施形態の一例であって、図1は本発明の紙箱を2つ折りして、ペーパースタンドとして使用した場合の例を示した斜視図である。図2の(イ)は、未使用状態の本発明の紙箱を示した斜視図、同図の(ロ)は、その箱をひっくり返して底面側を示している。図3は、図1に示したスタンドとして使用する場合の箱の側面図である。図4は、箱の展開図である。
図4に示すように本発明の箱は、厚紙を所要の展開形状に打ち抜いて押罫により折れ曲がり易く形成した折目線や、使用時に切取り易くした切込線を入れたカートンブランクを形成し、このカートンブランクを折目線を介して直方体形状に組み立て使用する。
<カートンブランクの構成>
先ず、カートンブランクの全体構成を説明する。符号1と2は幅の広い長方形をした上面板と下面板であり、3と4は幅の狭い長方形をした左右の側壁を形成する側面板である。これらは折目線を介して交互に連接されている。また、符号5は上面板1の一方の側縁に連接した接合片を示している。上面板1と下面板2及び側面板3と4は、前記接合片5を介してサックマシン等により角筒状に組立て得るようになっている。
符号6と7は、上面板1と下面板2と両端縁に連接した上面側外フラップと下面側外フラップであり、8と9は側面板3と4の両端縁に連接した内フラップである。なおマシンにより箱体を組立てる時に、内フラップ8と9の外面上に前記外フラップ6と7を折り重ねて、本体の両端開口面(妻面)を封緘するため、前記外フラップ7は外フラップの先端端側に切込線14を形成して、その切込線14の外側に接合代10が連接され、この接合代10を介して外フラップ6と7の先端部が互いに重ねられて接着される。なお上面側外フラップ6の長さは箱高さの半分よりも若干大きく設定され、同じく下面側外フラップ7の長さも箱高さの半分よりも若干大きく設定されている。
この構成により、接着剤を介して前記上下両外フラップ6、7及び左右内フラップ8、9の重合部分を接合して、箱体の両端の端壁(妻面)を閉塞することができるようになっている。
接合代10は、外フラップ6の先端部の切込線14により区切られた接着部を意味しており、該切込線14は下面板または上面板のいずれかに連接する外フラップの一方のみに設けられている。
また、図4に示すブランクは、側面板3及び4の4隅部(コーナ部)が面取りされた結果、側面板3と4がそれぞれ8角形に形成されている。また上面板1と下面板2と両端縁に連接した上下部外フラップ6と7の基部には、細幅で平行状の折れ線6aと7aを形成することにより上下の面取部6b、7bを設けたものである。
<ティシュペーパー取出口と押上機構>
次に、箱上面のティシュペーパー取出口と箱底面に設けるティシュペーパーの押上機構について説明する。
ティシュペーパーの取出口20は、少なくとも上面板1の中央部長手方向に設けられている。この取出口20は、詳細には取出口の輪郭形状に沿ったミシン目状の切込線22により囲まれて形成されている。切込線22により囲まれた内部が開封片21となり、その開封片21が使用開始時に切込線22に沿って取除かれて、内部に収容されたティシュペーパーを取出すための開口部が形成される。勿論、この取出口の形状と大きさは、図示例に限定されるものではない。
前記取出口20の裏側には、図示を省略した樹脂フィルムfが貼り付けられて取出口の全体を被覆している。このフイルムの中央部に形成されたスリットが取出口20の略中心に来るようになっていて、そのスリットから手指を入れて箱内のティシュペーパーを引出して取出すことができるようになっている。
下面板2の略中央には、箱内のティシュペーパーの残量が少なくなったとき、そのティシュペーパーを押上げて取出口20から取出しやすくするための押込み片23a、23bを上下に形成している。押込み片23a、23bは次のような折目線と切込線とに囲まれて形成している。すなわち図4に示した下面板2の中央部側には該板の横軸と平行に、押込み片の付け根部になる直線状の折目線24a、24bが形成され、それぞれの折目線24a、24bを挟んで互いに反対向きに切り開くことができる切込線25a、25bが前記折目線の両端を結んで形成されている。図示例の上方の押込み片23aの自由端は、略円弧状又は多角形状に形成され、下方の押込み片23bのそれは略四角形状に形成されているが、これらの押込み片は上下対称に形成することも可能であるが、図示例のように非対称形でもよい。
一方、下方の押込み片23bの付け根側には、他方の押込み片23aの付け根側に向かって延びる一組の切込線26a,26bを設けている。その一組の切込線の終端部を結んだ位置に、折目線24a、24bと平行な折目線27を設けて、ペーパー保持片28を形成している。
<ペーパースタンド用オープン機構>
次に箱を2分割して、ペーパースタンドとして使用する際のオープン用切込線について説明する。図4の左右側面板3と4の中央部には、該側面板の長手方向中心線に対して略45度の角度に傾斜して設定された、該箱を2分するためのスタンド用オープン切込線30a,30bが設けられている。該切込線30a,30bの一端は、さらに側面板と下面板との境界線(稜線)から水平方向に延び、上方の押込み片23aを形成する略円弧状の切込線25aの付け根に至るように設けられている。
一方、前記切込線30a,30bの他端は、側面板と上面板との境界線(稜線)から水平方向に延び、該箱の上面板に設けた水平方向のスタンド形成用折目線31に結ばれている。なお図示のスタンド形成用折目線31は、折り曲げを容易にするためにミシン目状の切れ目より形成されているが、前記上面板の衛生用紙取出口の裏面に貼りつけられた樹脂フィルムfが、そのスタンド形成用折目線の補強材となっているので、上面板が折目線から破断するのを防止できる。前述したが、スタンド形成用折目線は直線状でも曲線状であってもよい。
図2の(イ)と(ロ)は図4に示すブランクを組み立てた箱の斜視図である。組立て時に、側面板3及び4の4隅の面取りされたコーナ部の上に、上下部外フラップ6と7の基部に設けた上下の面取部6b、7bを折目線6a、7aに沿って折り曲げて狭幅の平面部を形成すると、箱を手で掴んで持つたときに、手指に当る感触がやわらかく、また使用者や小児等が角部で傷つかないようにした箱体を提供できる。
図5は本発明の箱の変形例を示す展開図である。同図に示すブランクは、上面板と下面板の位置が入れ替わっているだけでなく、押込み片23a、23bが上下対称の形状に形成されている例である。それ以外の部分の構成は図4に示したものと同一である。
次に、本発明の箱をペーパースタンドとして使用する例を具体的に説明する。
図4に示すように、左右側面板3と4の中央部には、該側面板の長手方向中心線に対して略45度の角度に傾斜して設定された、該箱を2分するためのスタンド用オープン切込線30a,30bが設けられており、また、下面板2の中央部側には該板の横軸と平行に、押込み片の付け根部になる直線状の折目線24a、24bが形成され、それぞれの折目線24a、24bを挟んで互いに反対向きに切り開くことができる押込み片の切込線25a、25bが前記折目線の両端を結んで形成されているから、先ず、前記左右側面板の切込線30a,30bと、下面板の切込線25aとを切り開いてから、箱の上面板に設けた水平方向のスタンド形成用折目線31を介して、図1、図3に示すように箱を2つ折にしながら、略V形に折り曲げる。このとき、下方の押込み片23bの付け根側から、上方の押込み片23aの付け根側に向かって延びる一組の切込線26a,26bを切り開き、折目線27をヒンジとしてペーパー保持片28を、2分した小箱の前方に引出せば、図3のように、ペーパー保持片28を枕としてその上にペーパーを載せると、特別な支持用具を用いずに、ペーパースタンドとして使用することができる。このように箱をスタンドとして使用するときは、さらにペーパーの取出しも容易になり、かつ便利である。
また、食事の席や各種のパーティー(会合)等でペーパーナプキンスタンドとして使用すれば、体裁がよい。
なお箱体をV字型に折り曲げてペーパースタンドとして使用するときは、面取り部が箱体を安定よく固定できる効果を発揮する(図3参照)。さらにまた、本発明の箱は、衛生用紙取出口の裏面に貼付した樹脂フィルムが、上面板に設けた折目線の補強材となっているので、箱体をV字型に折り曲げてペーパースタンドとして使用するときに、折り曲げた左右の箱が分離し難いという効果を発揮する。
なお、2つ折にした箱をV形に折り曲げずに、図6のように平行に曲げて使用する場合もある。
さらに、図示の実施形態は、上面板1にスタンド形成用折目線31を設けて、この折目線より箱体を2つ折りにした例であるが、左右の何れか一方の側面にスタンド形成用折目線を設け、残りの面にオープン用切込線を設けることで、本例と同じように箱体を2つ折りにして、一方の小箱が他方の小箱を支えるようにしてもよい(図示省略)。
また、ペーパースタンドとして使用する際、テーブル面に固定するため粘着材、面ファスナ、板状の磁石等の滑り止め手段を併用することも可能である。
なお、本発明の箱をペーパースタンドとして使用しない場合は、従来の箱と同様に取出口を上にして置いて使用することが可能である。図2参照。
本発明に係る箱を2つ折りしてペーパースタンドとして使用する例を示した斜視図である。 (イ)は、未使用状態の本発明の箱を示した斜視図であり、(ロ)はその箱をひっくり返して底面側を示した斜視図である。 図1に示した箱の側面図である。 本発明に係る箱の展開図である。 本発明の変形例を示す展開図である。 ペーパースタンドとして使用する他の例を示した側面図である。
符号の説明
1 上面板 2 下面板 3、4 側面板
5 接合片
6 上面側外フラップ 6a 折目線 6b 面取部
7 下面側外フラップ 7a 折目線 7b 面取部
8、9 内フラップ
10 接合代
14 切込線(ミシン線)
20 ティシュペーパー取出口
21 開封片
22 切込線
23a,23b 押込み片
24a、24b 直線状の折目線
25a、25b 切込線
26a,26b 切込線
27 折目線
28 ペーパー保持片
30a、30b スタンド用オープン切込線
31 スタンド形成用折目線
f 樹脂フイルム

Claims (8)

  1. 内部に複数組の衛生用紙が積層状態で収納された直方体形状の衛生用紙収納箱において、
    箱の上面板に衛生用紙取出口を形成すると共に、箱の左右側面板と下面板とにわたって、該箱を2分するためのスタンド用オープン切込線を設け、さらに該箱の上面板に前記左右側面板に設けた切込線の終端部を結んでスタンド形成用折目線を設け、
    使用時に、前記上面板に設けたスタンド形成用折目線を介して衛生用紙収納箱を2つ折りし、ペーパースタンドとして使用可能にした衛生用紙収納箱。
  2. 前記下面板に、箱内部に収納された衛生用紙を押上げることができる一組の押込み片を設けた請求項1に記載の衛生用紙収納箱。
  3. 前記押込み片の自由端が略円弧状又は多角形状の切込線により形成され、また該押込み片の付け根に直線状折目線を設けたことを特徴とする請求項2に記載の衛生用紙収納箱。
  4. 前記一方の押込み片の付け根側に、他方の押込み片の付け根側に向かって延びる一組の切込線とその一組の切込線の端部を結んだ折目線とを設けて、ペーパー保持片を形成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の衛生用紙収納箱。
  5. 前記衛生用紙収納箱の妻面と上面板がなす稜角部及び該妻面と下面板とがなす稜角部が面取りされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の衛生用紙収納箱。
  6. 前記上面板に設けられた衛生用紙取出口の裏面に貼りつけられ、該取出口を覆う樹脂フィルムが、上面板に設けたスタンド形成用折目線の補強材となっている請求項1〜5のいずれか一つに記載の衛生用紙収納箱。
  7. 前記左右側面板に設ける切込線は、該側面板の長手方向中心線に対し傾斜して、ほぼ45度の角度に設定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の衛生用紙収納箱。
  8. 前記上面板に設けたスタンド形成用折目線により2つ折りにされた一方の小箱が他方の小箱を支えるように、略V形をなすように配置されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の衛生用紙収納箱。
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