JP2004073820A - バッグ - Google Patents

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Akane Hoshino
星野 あかね
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Kanebo Ltd
Kanebo Spinning Corp
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Kanebo Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、不使用時には折り畳んで容易に持ち運びが可能となるバッグに関し、簡単で、しかも薄くコンパクトに折り畳め、デザインの自由度の高い折り畳みバッグを提供する。
【解決手段】折り畳み可能なバッグにおいて、バッグを折り畳んだ際の最終形態の最外面の少なくとも一面に、帯状部材の各々端縁が該面上の別々の場所に固定されて架け渡された帯状部材を備え、該帯状部材が折り畳み形態のバッグを挟持可能であることを特徴とするバッグ。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳んで容易に持ち運びが可能となるバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
買い物帰りなど、荷物が多くなってしまい、とっさにバッグが必要になったとき、また荷物を届けた後、バッグが不用になったときなど、折り畳んで携帯可能なバッグがあれば大変有用である。そこで、様々な仕組みを有する折り畳み可能なバッグが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、袋本体の一面側にポケットを形成し、このポケットの外周縁にスライドファスナーを取りつけた手提げ袋が開示されている。これは、袋本体の周辺部分をポケットの外周縁に沿って内方に折返し、ポケットを二つ折りしてスライドファスナーを閉じることで、ポケットの半分の大きさに収納することができる。しかし、ポケットに袋本体の周辺部を収める作業が煩雑で、手間が非常にかかるものであった。
【0004】
また、特許文献2には、取っ手等のバッグの一部にゴムを取り付けたバッグが開示されている。これは、バッグの一部にゴムを取り付けた構造を取るため、小さく折り畳んだときにそのゴムで簡単に止めることができ、ゴムを紛失することがない。しかし、折り畳んだ時の形状が、まるまりやすく、薄くきれいに折り畳むことが難しく、かさ張りやすい。また、ゴムが外部に露出してしまい、デザイン上、必ずしも洗練されたものではなかった。
【0005】
その他、折り畳んだバッグをボタンやマジックテープ(登録商標)で止着した場合、ボタンやマジックテープ(登録商標)自体が相当程度の厚みを有しているため、折り畳み後の厚みが増してしまう、また、ボタンでは、きちんと折り畳んでいないとボタンが止めにくく、又マジックテープ(登録商標)では剥がれやすいなどの問題があった(特許文献3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−191707号公報
【特許文献2】
特開2000−312610号公報
【特許文献3】
特許第2744593号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の折り畳み式のバッグでは、折り畳み方が特殊で、折り畳むのに手間がかかったり、折り畳んでも薄くコンパクトに折り畳めなかったりと、簡単でしかも薄くコンパクトに折り畳むことはできなかった。また、製造工程の複雑化や、それに伴いコストが高くなるなどの問題もあった。更に、バッグの外観に、マジックテープ(登録商標)や、ファスナーの一部が見えてしまい、必ずしもデザインの自由度の面で満足できるものではなかった。
【0008】
従って、本発明は、不使用時には折り畳んで容易に持ち運びが可能となるバッグに関し、簡単で、しかも薄くコンパクトに折り畳め、デザインの自由度の高い折り畳みバッグを提供することを目的とする。
【0009】
【発明が解決するための手段】
上記、目的を達成するために、薄くコンパクトに折り畳むことが可能なバッグについて検討したところ、本発明者らはバッグを折り畳んだ際の最終形態の最外面の少なくとも一面に、帯状部材をそれらの各々端縁が該面上の別々の場所に固定して架け渡される構成を取ることにより、極めて簡単に、薄くコンパクトに折り畳むことが可能なバッグを見出した。
【0010】
すなわち、本発明は、折り畳み可能なバッグにおいて、バッグを折り畳んだ際の最終形態の最外面の少なくとも一面に、帯状部材の各々端縁が該面上の別々の場所に固定されて架け渡された帯状部材を備え、該帯状部材が折り畳み形態のバッグを挟持可能であることを特徴とするバッグである。
【0011】
更に好ましくは、上記帯状部材が、バッグを折り畳んだ際の最終形態の少なくとも一面において、該面上の一対の対向する辺の近傍に各々端縁が固定されて架け渡されている上記バッグである。
【0012】
具体的には、1つの開口部を有する直方体形状の袋状部材からなる折畳み可能なバックにおいて、バッグの少なくとも一面に帯状部材の各々端縁がバッグの端部又は折り目近傍にそれぞれ固定されて架け渡された帯状部材を備え、該帯状部材が折り畳み形態のバッグを挟持可能であることを特徴とするバッグである。
【0013】
より具体的には、略矩形状の底面部と正面部と背面部と両側面部を有し、1つの開口部を有する直方体形状の袋状部材からなる折畳み可能なバッグにおいて、底面部と正面部との境界線の近傍、及び底面部と背面部との境界線の近傍に、各々端縁が固定されて底面部に架け渡された帯状部材を備え、この帯状部材が、折り畳み形態のバッグを挟持可能であることを特徴とするバッグが挙げられる。
【0014】
上記バッグを折り畳む方法は、帯状部材が最外面に現れるように折り畳み、その折り畳まれた最終形態において、上記最終形態の最外面側に位置する帯状部材をもう一方の最外面側に反転せしめて、折り畳み形態のバッグを帯状部材で挟持するように折り畳む方法が好ましい。
【0015】
又は、上記バッグを折り畳む方法は、帯状部材が最外面に現れるように折り畳み、その折り畳まれた形態において、帯状部材と最外面との間の空間に、折り畳まれたバッグの部材の一部を差込み、折り畳み形態のバッグを帯状部材で挟持するように折り畳み方法でも良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のバッグについて、図を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1に実施例1の本発明に係るバッグ1を図示する。図1は、バッグ本体1を下部から見た斜視図である。図1に示すバッグは、略直方体形状のバッグとして使用される状態を示している。
【0017】
本発明のバッグ1は、上部に開口部を有する略立方体形状の袋状の部材であり、底面部2、正面部3、背面部3’及び両側面部4、4’、帯状部材5、取っ手6、側面部縦縁の折り目加工部7とを備えている。本発明のバッグ本体1の製造方法は特に制限されないが、例えば、図2に示すように、略長方形形状で同様の大きさに形成された前面部材8及び背面部材8’を、その両端部10で貼り合わせ、又は縫い合わせて閉じ、更に、底面部材9を前面部材8、背面部材8’の下端部11で貼り合わせ、又は縫い合わせて閉じることにより作成される。
【0018】
本発明のバッグ1に用いる部材は、薄手の不織布、織物、編物のような部材全体に柔軟性を有するシート状部材を用いて形成されるが、折り目となる部分が柔軟性を有していれば特に制限されるものではない。例えば、折り目部分に柔軟なシート材を用い、その他の部分に皮等の比較的厚い部材を用いる場合、又は皮等の比較的厚い部材を用い、折り目部分に柔軟性を有するように折り目加工を施した場合等が例示される。
【0019】
ここで折り目加工とは、ステッチ加工、かがり、ロックミシン加工、パイピング加工(布、ゴム、ビニールなど)、又は形状記憶のプリーツ、接着剤や糊状物で止めるなどの種々の加工を折り目に沿って施すことにより、折り目の形態を維持し、折り畳みやすくするための加工のことを言う。図1に記載されるバッグ1には、側面部縦縁7に折り目加工を施し、折り畳み易さを維持している。
【0020】
本発明の中核をなす帯状部材5は、バッグを折り畳んだ際の最終形態の最外面の少なくとも一面に設けた折り畳み形態のバック挟持するための部材である。図3に示す帯状部材5は、巾が一定の帯状の部材からなり、各々両端縁がバック1の底面部2の対向する辺(2L、2L’)の近傍に固定されて架け渡されている。帯状部材5の取り付け位置は、折り畳んだ時の形態にもよるが、概してバッグを折り畳んだ際の最終形態の辺から1cm以内の箇所が好ましい。特に薄くコンパクトに折り畳むためには、帯状部材5の両端縁が、バッグ1の端部又は折り目となる部分から5mm以内、更に好ましくはバッグを折り畳んだ時の最終形態の辺に隣接させて取り付けるのが好ましい。しかし、帯状部材5の固定部分がバッグ1の端部又は折り目線上に形成されてしまうと、端部又は折り目の柔軟性が損なわれるため、折り畳みにくくなるため、好ましくない。
【0021】
本発明の帯状部材5に用いる部材は、布材、シート材などの非伸縮性部材、ゴム、ストレッチ部材などの伸縮性の部材など特に制限されない。固定のし易さを考慮すれば、伸縮性の部材を用いるのが好ましい。又、帯状部材の長さ(a’)、幅(b’)は、使用の形態によって適宜選択することができる。
【0022】
本発明の帯状部材5に布材、シート材などの非伸縮性の部材を用いた場合、帯状部材の長さ(a’)は、バッグ本体1と帯状部材5とを接合した箇所を結ぶ長さに、折り畳んだときの厚みを考慮して選択する。具体的には、帯状部材の長さ(a’)は、バッグ本体1と帯状部材5とを接合した箇所を結ぶ長さと、折り畳んだ時の厚みの2倍の長さを足し合わせた長さ、又は折り畳んだときに多少の緩みが生じるようにその長さに0.1〜3cm程度付加した長さとするのが好ましい。
【0023】
本発明の帯状部材5に伸縮性の部材を用いた場合、帯状部材5の長さ(a’)は、バッグ1と帯状部材5とを接合した箇所を結ぶ長さ、又は折り畳んだ時に多少の緩みが生じるようにその長さに0.1〜3cm程度付加した長さとするのが好ましい。
【0024】
帯状部材5の幅(b’)は、1cm以上であることが好ましい。1cm以上であれば折り畳んだ状態がしっかりと固定され、折り畳み状態が崩れにくい。又、以下説明する帯状部材5を反転させる第1の折り畳み方法を用いる場合は、帯状部材5の幅(b’)は3cm以内とするのが好ましい。この範囲であれば、帯状部材5を容易に反転させることができ、簡単に折り畳み状態を保持することができる。
【0025】
本発明のバッグ1の各辺の長さ(a、b、c)は、特に制限されない。しかし、折り畳んだときの形態を考慮すれば、帯状部材5の長辺(a’)に平行となる各辺の長さを帯状部材5の長さ(a’)の自然数倍の長さで作成することが好ましい。例えば、図1に記載されるバッグ1では、帯状部材の長辺(a’)に平行となる辺(c)の長さを帯状部材の長さ(a’)の自然数倍の長さで形成されている。このように各辺を作成すれば、折り畳んだ時にきれいに重なり合い、折り畳み易く、見た目的にも好ましい。
【0026】
次に、本発明のバッグの折り畳み方法について説明する。
本発明のバッグは、ある帯状部材5を有する面を基準として、その帯状部材5が最外面に現れるようにしながら、一定の形態に折り畳み、その後、上記折畳まれた最終形態の最外面に位置する帯状部材5をもう一方の最外面に反転せしめて、折り畳み形態のバッグを帯状部材5で挟持させ、折り畳み状態を保持する方法(以下、第1の方法と記す)と、帯状部材5に帯状部材5と最外面との間の空間に、折り畳まれたバッグの部材の一部を差込み、折り畳まれた形態のバッグを帯状部材5で挟持させ、折り畳み状態を保持する方法(以下、第2の方法と記す)の2つ方法により、薄くコンパクトに折り畳むことができるが、これらの方法に限定されるものではない。
【0027】
図4〜図7は、本発明の実施例1に係るバッグの第1の方法による折り畳み方法をそれぞれ表した斜視図である。図4は底面部2を正面部3側に折り畳んだ形態の斜視図、図5は底面部2の幅に合わせて正面部3を折り畳んだ形態の斜視図、図6は底面部2を適当な長さで、帯状部材5を有する面の反対側へ折り畳んだ形態の斜視図、図7は最外面側に位置する帯状部材5をもう一方の最外面側に反転させ、折り畳んだバッグを挟持した状態の斜視図である。
【0028】
例えば、図1記載のバッグの折り畳み方法に関し、第1の方法として、
(1)ある帯状部材5を有する面を基準として、その帯状部材5が最外面に位置するようにしながら、順次折り畳む(図4及び図5)。
(2)帯状部材5の側方を適当な長さで折り畳む(図6)。
(3)帯状部材5をもう一方の最外面側へ反転させ、挟持することにより折り畳み状態を保持する(図7)
方法がある。
【0029】
又、同様に、第1の方法のバリエーションとして、
(1’)ある帯状部材5の側方を適当な長さで折り畳む。
(2’)その帯状部材5を有する面を基準として、順次折り畳む。
(3’)帯状部材5をもう一方の最外面側へ反転させ、挟持することにより折り畳み状態を保持する
方法もある。
【0030】
次に、第2の折り畳み方法として、
(1’’)ある帯状部材5を有する面を基準として、順次折り畳む。
(2’’)帯状部材5の側方を適当な長さで折り畳み、バッグ1の帯状部材5を有する最外面と帯状部材5との間の空間にその側方を挟み込むことにより、折り畳み状態を保持する
方法である。
【0031】
ここで、固定のし易さを考慮すれば、上記手順(2)、(1’)又は(2’’)において、帯状部材5の側方を適当な長さで折り畳む場合、あまり側方が長いと、帯状部材を反転させ、又は挟み込みにくくなり、固定しづらくなってしまうため、帯状部材の幅(b’)の2〜8倍程度を目安として順次折り畳むことが好ましい。
【0032】
又、バッグ1の部材全体が柔軟性を有する場合には、上記第1の方法、第2の方法のいずれの方法でも折り畳み可能である。しかし、バッグ1の部材が、折り畳み部のみ柔軟性を有するような部材である場合、第1の方法を用いた方が、折り畳みのステップが少なく、容易に折り畳むことが可能であるため、好ましい。
【0033】
(実施例2)
図8に、本発明の実施例2に係るバッグ1を図示する。図8はバッグ1を上部から見た斜視図である。実施例2のバッグ1は、機能性を考慮し、帯状部材5を実施例1では、底面部2に設けていたものを側面部4に設け、帯状部材5に併設して、ポケット12を設けたものである。この場合、帯状部材は、ポケットの一部として使用されるばかりでなく、小物を引っ掛けるなどの目的にも使用することができる。
【0034】
尚、バッグ1、帯状部材5の材質、その取り付け位置、又その折り畳み方法などは、実施例1で説明したものと同様であり、その説明は省略する。
【0035】
(実施例3)
図9に、本発明の実施例3に係るバッグ1を図示する。図9はバッグ1を上部から見た斜視図である。実施例3記載のバックは、折畳みやすさを考慮し、折り目部分に折り目加工を施し、更にデザイン性を考慮し、帯状部材5をロゴマーク等を施した装飾性を有するワッペンとし、正面部3及び背面部3’に設けたものである。帯状部材5は、このように複数個設けても何ら問題なく、デザイン性、機能性を考慮して設けることができる。
【0036】
又、図10は図9記載のバッグの帯状部材5付近の拡大図である。図10に記載されるように、バッグ1に予め折り目加工部が設けられている。そして、帯状部材5は、折り畳んだ際に最終形態の最外面に位置させる面上の、該面上の一対の対向する辺の近傍に帯状部材5の各々端縁が固定されて架け渡されている。
【0037】
尚、バッグ本体、帯状部材の材質、取り付け位置、又その折り畳み方法などは、実施例1で説明したものと同様であり、その説明は省略する。
【0038】
(実施例4)
図11に、実施例4に係るバッグ1を図示する。図11は、実施例4記載のバッグ1を上部から見た斜視図である。図11に示すバッグは、略矩形形状の正面部3及び背面部3’からなっており、重なり合った正面部3と背面部3’との対向する3辺を閉じて袋状に形成されている。例えば、正面部3及び背面部3’とを別体として切り出して重ね合わせ対向する3辺を貼り合わせ又は縫い合わせて形成することも考えられるし、あるいは、正面部3と背面部3’とを一体として切りだし、中央部から折り曲げ、折り曲げて重なった3辺のうち2辺を貼り合わせ又は縫い合わせて形成することができる。
【0039】
実施例4記載のバッグ1は、帯状部材5を実施例1では、底面部2に設けていたものを正面部3及び背面部3’上部に設けたものである。この場合、帯状部材5を取っ手の変わりに使用することが可能であり、取っ手部分がかさ張ることがなく、薄くコンパクトに折り畳むことができる。
【0040】
尚、バッグ本体、帯状部材の材質、取り付け位置、又その折り畳み方法などは、実施例1で説明したものと同様であり、その説明は省略する。
【0041】
【発明の効果】
本発明のバッグは、帯状部材を本体底部又は側部のいずれかの箇所に形成し、その帯状部材の両端を本体の端部又折り目近傍に固定するという極めてシンプルな構造のため、極めて簡単に、しかも薄くコンパクトに折り畳むことができるという利点を有する。更に、デザインの自由度も高く、様々なデザインを施すこと可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例である実施例1記載のバッグ1を下部から見た斜視図。
【図2】図1記載のバッグ1の製造方法の一例を示す図面。
【図3】図1記載のバッグ1の帯状部材5付近の拡大図。
【図4】図1記載のバッグ1の帯状部材5を有する底面部2を基準として、正面部3側に折り畳んだ状態の斜視図。
【図5】図1記載のバッグ1の帯状部材5を有する底面部2を基準として、帯状部材の長辺の長さ(a’)の幅に合わせて、正面部3を順次折り畳んだ状態の斜視図。
【図6】図1記載のバッグ1の帯状部材5を有する底面部2を帯状部材5の側方で、適当な長さで帯状部材5を有する面の反対側へ折り畳んだ形態の斜視図。
【図7】図1記載のバッグ1の最外面側に位置する帯状部材5をもう一方の最外面側に反転させ、折り畳んだバッグを挟持した状態の斜視図。
【図8】側面部4に帯状部材5を配置した本発明の一例である実施例2記載のバッグ1を上部から見た斜視図。
【図9】正面部3及び背面部3’に帯状部材5を配置した本発明の一例である実施例3記載のバッグ1を上部から見た斜視図。
【図10】図9記載のバッグ1の帯状部材5付近の拡大図。
【図11】正面部3及び背面部3’に帯状部材5を配置した本発明の一例である実施例4記載のバッグ1を上部から見た斜視図。
【符号の説明】
1  バッグ本体
2  底面部
2L  底面部端部1
2L’ 底面部端部2
3  正面部
3’ 背面部
4  側面部1
4’ 側面部2
5  帯状部材
6  取っ手
7  側面部縦縁
8  前面部材
8’ 背面部材
9  底面部材
10 両端部
11 下端部
12 ポケット
13 折り目加工部
14 固定部

Claims (5)

  1. 折り畳み可能なバッグにおいて、バッグを折り畳んだ際の最終形態の最外面の少なくとも一面に、帯状部材の各々端縁が該面上の別々の場所に固定されて架け渡された帯状部材を備え、該帯状部材が折り畳み形態のバッグを挟持可能であることを特徴とするバッグ。
  2. 1つの開口部を有する直方体形状の袋状部材からなる折畳み可能なバックであって、いずれかの面内に帯状部材の各々端縁が、バッグの端部又は折り目近傍にそれぞれ固定されて架け渡されており、該帯状部材が折り畳み形態を挟持可能であることを特徴とするバッグ。
  3. 略矩形状の底面部と正面部と背面部と両側面部を有し、1つの開口部を有する直方体形状の袋状部材からなる折畳み可能なバッグにおいて、底面部と正面部との境界線の近傍、及び底面部と背面部との境界線の近傍に、各々端縁が固定されて底面部に架け渡された帯状部材を備え、この帯状部材が、折り畳み形態を挟持可能であることを特徴とするバッグ。
  4. 請求項1〜3記載のバッグを折り畳む方法であって、帯状部材が最外面に現れるように折り畳み、その折り畳まれた最終形態において、上記最終形態の最外面側に位置する帯状部材をもう一方の最外面側に反転せしめて、折り畳み形態のバッグを帯状部材で挟持することを特徴とするバッグの折り畳み方法。
  5. 請求項1〜3記載のバッグを折り畳む方法であって、帯状部材が最外面に現れるように折り畳み、その折り畳まれた形態において、帯状部材と最外面との間の空間に、折り畳まれたバッグの部材の一部を差込み、折り畳み形態のバッグを帯状部材で挟持することを特徴とするバッグの折り畳み方法。
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