JPH05139370A - 自動深度設定式水中ブイ装置 - Google Patents

自動深度設定式水中ブイ装置

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JPH05139370A
JPH05139370A JP32945091A JP32945091A JPH05139370A JP H05139370 A JPH05139370 A JP H05139370A JP 32945091 A JP32945091 A JP 32945091A JP 32945091 A JP32945091 A JP 32945091A JP H05139370 A JPH05139370 A JP H05139370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buoy
mooring line
pressure sensor
water pressure
water
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32945091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Shiki
正幸 志岐
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハイドロフォン、水中観測装置等に適用され
る水中ブイ装置に関するもので、特にブイに付設された
水圧センサからの検出信号に基づき上記ブイの深度を自
動的に設定できるようにしたものである。 【構成】 ブイ1と、同ブイ1の係留索2と、同係留索
2の下端に連結されて海底に着座する重錘3とをそな
え、ブイ1を水中における所要のレベルに保持すべく、
係留索2の繰り出し長さを調節しうる係留索貯留部6a
と、同係留索貯留部からの係留索2の繰り出しを停止し
うるブレーキ6bと、ブイ1に付設された水圧センサ4
と、同水圧センサ4からの検出信号に基づきブレーキ6
bの作動を制御しうる制御器5とが設けられている。こ
れにより、ブイ1を水中の所要レベルに自動的に設定で
きるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイドロフォン、水中
観測装置等に適用される水中ブイ装置に関し、特にその
深度を自動的に設定できるようにした自動深度設定式水
中ブイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水中ブイ装置は、図4に示すよう
に、ブイ11と、同ブイ11の係留索2と、同係留索2の下
端に連結されて水底に着座する重錘3とをそなえてい
る。そして上記水中ブイ装置が水中に投入されると、重
錘3が水底に達して着座した後、ブイ11は係留索2の長
さに応じた所要レベル(深度)に設置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うな従来の水中ブイ装置では、所要のレベルにブイを設
置しようとする場合、その都度、設置点の水深や海底の
状態などを正確に把握し、あらかじめ係留索の長さを適
切に調整しておく必要があり、作業が煩雑になるという
問題点がある。
【0004】本発明は、このような問題点の解消をはか
ろうとするもので、ブイに水圧センサを付設して、同水
圧センサからの検出信号に基づき自動的にブイの深度設
定を行なえるようにした、自動深度設定式水中ブイ装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の自動深度設定式水中ブイ装置は、ブイと、
同ブイの係留索と、同係留索の下端に連結されて海底に
着座する重錘とをそなえ、上記ブイを水中における所要
のレベルに保持すべく、上記係留索の繰り出し長さを調
節しうる係留索貯留部と、同係留索貯留部からの係留索
の繰り出しを停止しうるブレーキと、上記ブイに付設さ
れた水圧センサと、同水圧センサからの検出信号に基づ
き上記ブレーキの作動を制御しうる制御器とが設けられ
たことを特徴としている。
【0006】
【作用】前述の本発明の自動深度設定式水中ブイ装置で
は、係留索貯留部からの係留索の繰り出しを停止しうる
ブレーキの作動を、ブイに付設された水圧センサからの
検出信号に基づき制御する作用が行なわれる。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明すると、図1は本発明の実施例としての自動深度設定
式水中ブイ装置の立面図、図2は同装置における電気系
統を示すブロック図、図3は上記電気系統の変形例を示
すブロック図である。
【0008】図1に示すように、本実施例は、ブイ1
と、同ブイ1の係留索2と、同係留索2の下端に連結さ
れて海底に着座する重錘3とをそなえており、さらに係
留索2の繰り出し長さを調節しうる係留索貯留部として
の回転可能なドラム6aと、同ドラム6aからの係留索2
の繰り出しを停止しうるブレーキ6bとが、ブイ1を囲
むように設けられたフレーム8にドラム6aの軸を介し
て設けられている。
【0009】ブレーキ6bには、その制動を解放しうる
電磁石7が設けられており、また水圧センサ4がブイ1
に付設されていて、同水圧センサ4からの検出信号に基
づき電磁石7に制御信号を送る制御器5が、ブイ1内に
収納されている。
【0010】なお、上記係留索貯留部としては、ドラム
6a以外にも、係留索貯留室に貯留された巻輪状のもの
などを用いることができる。
【0011】さて、本実施例では、図2に示すように、
前記水圧センサ4として圧力変換器4aが用いられ、制
御器5は、圧力変換器4aからの信号を増幅する増幅回路
5aと、設定深度に対応する電圧が設定される電圧設定
回路5bと、増幅回路5aと電圧設定回路5bとからの信
号を比較する比較回路5cと、スイッチ5gと、同スイッ
チ5gのオン状態で電磁石7に電圧を印加しうる電源5e
と、比較回路5cからの作動信号を受けてスイッチ5gの
オンオフを行ない電磁石7の作動を制御する出力回路5
dとから構成されている。
【0012】上記の構成により、まず設定深度は図2の
電圧設定回路5bで設定深度相当電圧としてセットされ
る。
【0013】そして、ブイ1の深度は水圧センサ4とし
ての圧力変換器4aから水圧に対応した電気信号として
検出され、制御器5へ入力される。制御器5に入力され
た入力信号は増幅回路5aを経て比較回路5cで電圧設
定回路5bに設定されている設定深度相当電圧と比較さ
れ、入力信号が上記設定深度相当電圧よりも小さい場合
は、後段の出力回路5dは作動せず、電磁石7は非励磁
で、ブレーキ6bは制動状態を保ち、ブイ1は重錘3と
共に沈降する。
【0014】ブイ1の深度が設定深度を超えると比較回
路5cの働きで出力回路5dが作動し、電磁石7を励磁し
てブレーキ6bは解放状態となり、重錘3とブイ1との
相互の拘束が解かれて、重錘3は沈降していくがブイ1
はその浮力で浮上しようとする。
【0015】そして、ブイ1の深度が設定深度よりも浅
くなると、前述のようにして再び電磁石7は非励磁とな
り、ブレーキ6bによりドラム6aが制動されてブイ1は
重錘3と共に沈降する。
【0016】このような動作は重錘3が水底に着座する
まで繰り返され、最終的にブイ1は設定深度で留まるの
である。このようにして本実施例によればブイ1を容易
に所要のレベルに設置することができる。また、本実施
例の場合は設定深度を広範囲に連続して選ぶことができ
るという利点もある。
【0017】また、図3に示す制御器5の変形例では、
前記水圧センサ4として圧力スイッチ4bが用いられ、
制御器5は、スイッチ5gと、スイッチ5gのオン状態で
電磁石7に電圧を印加しうる電源5eと、圧力スイッチ
4bからの信号を受けてスイッチ5gのオンオフを行ない
電磁石7の作動を制御する出力回路5fとから構成され
ている。
【0018】上記の構成により設定深度は図3の圧力ス
イッチ4bの作動圧力としてセットされ、圧力スイッチ
4bからの出力で制御器5の出力回路5fを経て電磁石7
を制御するようになっている。このようにして、この制
御器5の変形例の場合も、前述と同様の作用効果を奏す
ることができる。
【0019】なお、上記制御器5の変形例を用いる場合
は、設定深度の範囲はある程度限定されるが制御系の構
成が簡素になるという利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動深度
設定式水中ブイ装置によれば、係留索貯留部からの係留
索の繰り出しを水圧センサで制御するという簡便な手段
を用いて、ブイを所要のレベル深度へ容易に設置できる
ようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての自動深度設定式水中ブ
イ装置の立面図である。
【図2】上記装置における電気系統を示すブロック図で
ある。
【図3】上記電気系統の変形例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の水中ブイ装置の立面図である。
【符号の説明】
1 ブイ 2 係留索 3 重錘 4 水圧センサ 4a 水圧センサとしての圧力変換器 4b 水圧センサとしての圧力スイッチ 5 制御器 5a 増幅回路 5b 電圧設定回路 5c 比較回路 5b 出力回路 5e 電源 5f 出力回路 5g スイッチ 6a ドラム 6b ブレーキ 7 電磁石 8 フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブイと、同ブイの係留索と、同係留索の
    下端に連結されて海底に着座する重錘とをそなえ、上記
    ブイを水中における所要のレベルに保持すべく、上記係
    留索の繰り出し長さを調節しうる係留索貯留部と、同係
    留索貯留部からの係留索の繰り出しを停止しうるブレー
    キと、上記ブイに付設された水圧センサと、同水圧セン
    サからの検出信号に基づき上記ブレーキの作動を制御し
    うる制御器とが設けられたことを特徴とする、自動深度
    設定式水中ブイ装置。
JP32945091A 1991-11-18 1991-11-18 自動深度設定式水中ブイ装置 Withdrawn JPH05139370A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204