JP2013018300A - 停留マーカーブイ - Google Patents

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Abstract

【課題】水上の風が強く,また水の流れ早くて強い場合であっても,投下した位置に留まってその位置を表示する停留マーカーブイを提供する。
【解決手段】繰り出し紐3の一端に錘1を固着し,繰り出し紐の他端を巻回体に固着して該繰り出し紐を巻回体に巻回し,水面に浮上可能な浮上本体部7に巻回体を回転自在に軸支し,浮上本体部に巻回体回転停止手段10を設け,浮上本体部に錘の荷重が載荷されている際には巻回体回転停止手段が解除状態にあって巻回体より繰り出し紐が繰り出され,浮上本体部に錘の荷重が載荷されていない場合には,巻回体回転停止手段が動作状態となって巻回体の回転が停止する如く形成したことを特徴とする停留マーカーブイ30である。
【選択図】図1

Description

本発明は,海・川・湖において釣り舟やレジャーボート等で移動しながら例えば魚群探知機等によって探り当てた絶好の釣りポイントに投下するマーカーブイに関し,特に投下したそのポイントに浮上状態で留まる停留マーカーブイに関する。
従来,海・川・湖等において探り当てた釣りポイントには,目印となるマーカーブイを投下し,例え自身が乗っている釣り船やレジャーボートが移動していても,その釣りポイントが不明とならないように成している。該マーカーブイとしては,水面に浮上可能な一対のフロートと本体部の間に巻取り部を設け,この巻取り部に,先端に重りのついた紐を巻きつけるようにしたマーカーブイであって,前記巻取り部と一方側のフロート本体部は係脱自在にされ,係合を外した状態で,前記巻取り部が一方側のフロート本体部に対して巻取り軸廻りに回転可能とされることを特徴とするマーカーブイが提案されている(特許文献1)。
また,釣りのポイントに投下するマーカーブイと同等の機能を有するものとして,海上において船舶の沈没事故等において遭難者の救助に利用する浮標であって,GPS(Global Positioning System)技術を利用したものとして,自己の所在位置を検知する自己位置検知手段と、該自己位置検知手段により検知した自己位置に関する情報を送信する自己位置情報送信手段とが備えられた自己位置情報送信浮標が提案されている(特許文献2)。
特開平10−305795号公報 特開平5−193554号公報
特許文献1に係るマーカーブイは,釣りのポイントに該マーカーブイを投下すると,投下位置においてフロート本体部が浮遊した状態で重りが水中を落下し,該重りの落下に伴って,重りに繋がれた紐が巻取り部から繰り出される。しかし,重りが水底に達して落下を停止しても,巻取り部に巻き付けられた紐は繰り出されることが可能な状態にあり,例えば水面上の風が強く,また水の流れが速い場合は、断続的に巻取り部から紐が繰り出されながらフロート本体部が風や水の流れによって水面上を移動する。このため,本来の投下点から離れた位置に,目印となるフロート本体部が移動して浮遊し,その結果どこがマーカーブイを投下した位置で本来の釣りのポイントであったかが判らなくなる場合があるという課題がある。
また,特許文献2の自己位置情報送信浮標は,GPS技術を利用するため、数メートルから数十メートルの誤差が生じ,釣りのポイントのようなきわめて正確な位置情報を必要とする場合にはその誤差は大きな誤差となって使用することが出来ず,また高価で且つ故障し易い場合があるという課題がある。
本発明が解決しようとする課題は,水上での風が強く,また水の流れが早くて強い場合であっても,投下した位置から流されることなく,その位置に浮上状態で停留し,また,GPS技術を利用した自己位置情報送信浮標のように,元来そのシステムの精度上解消できない大きな誤差を生じることの無い停留マーカーブイを提供し,特に機構がシンプルで故障することがなく,低廉な停留マーカーブイを提供することにある。
請求項1記載の発明は,繰り出し紐の一端に錘を固着し,繰り出し紐の他端を巻回体に固着して該繰り出し紐を巻回体に巻回し,水面に浮上可能な浮上本体部に巻回体を回転自在に軸支し,浮上本体部に巻回体回転停止手段を設け,浮上本体部に錘の荷重が載荷されている際には巻回体回転停止手段が解除状態にあって巻回体より繰り出し紐が繰り出され,浮上本体部に錘の荷重が載荷されていない場合には,巻回体回転停止手段が動作状態となって巻回体の回転が停止する如く形成したことを特徴とする停留マーカーブイを提供する。
また,請求項2記載の発明は, 請求項1記載の停留マーカーブイにおいて,浮上本体部に錘の荷重が載荷されている際には浮上本体部は巻回体を下方にして略垂直状態となり,浮上本体部に錘の荷重が載荷されていない際には浮上本体部は略水平状態となる如く形成したことを特徴とする停留マーカーブイを提供する。
また,請求項3記載の発明は,前記巻回体回転停止手段が,巻回体係止ピンと,係止ピン案内ケースとから成り,巻回体係止ピンは係止ピン案内ケース内を移動自在に形成され,該係止ピン案内ケースは前記浮上本体部に固着され,浮上本体部が巻回体を下方にして略垂直状態となっている際には巻回体係止ピン全体が係止ピン案内ケース内に収納されて巻回体より繰り出し紐が繰り出され,浮上本体部が略水平状態となっている際には,巻回体係止ピンの先端部が係止ピン案内ケースより突出して巻回体に付勢状態で当接し巻回体の回転を停止する如く形成したことを特徴とする請求項2記載の停留マーカーブイを提供する。
本発明の停留マーカーブイは,海・川・湖等において探り当てた釣りポイントに投下すると,浮上本体部は水面に浮上し錘はその下方の水中にあって,浮上本体部には錘の荷重が載荷された状態になる。この状態では巻回体回転停止手段は解除状態にあるため,巻回体は回転自在であり,順次,該巻回体に巻回された繰り出し紐は,錘の水底に向かっての落下により,下方に繰り出される。次に錘が水底に達すると,錘の荷重が浮上本体部に載荷されていない状態となり,巻回体回転停止手段が動作して巻回体の回転が停止する。巻回体の回転が停止されると,その位置で繰り出し紐はそれ以上繰り出されることがなく,この結果水面に浮上状態にある浮上本体部の動きは,水底にある錘と,水深とほぼ同等長さに繰り出された繰り出し紐によって拘束される効果がある。このため浮上本体部は,風や水の流れによって流されることがなく,投下された釣りポイントに停留する効果があり,釣り人が釣り船やレジャーボートで移動しても,該釣りポイントを確実に浮上本体部によって表示して釣り人等に覚知させることが出来る効果がある。
また,魚を獲ることを職業とする漁師が,本発明である停留マーカーブイを,例えば定置網の敷設作業時の目印となる位置に投下すれば,本停留マーカーブイの浮上本体部によって該投下位置を安定的に表示することが出来る効果がある。
さらには,本発明に係る複数の停留マーカーブイを水上バイク等の走行レーンに一定間隔で投下すれば,水面上に容易に該走行レーンを点表示することが出来る効果がある。
本発明に係る停留マーカーブイの全体を示した斜視図である。 本発明に係る停留マーカーブイの繰り出し紐巻き取りレンチが着脱する状態を示した斜視図である。 本発明に係る停留マーカーブイの側面図であり,水面に浮上している一時的な状態を示す側面状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイの浮力調整体について,その内部の状態を示す側面状態図であり,水面に浮上している一時的な状態を示す側面状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイの浮上本体部に回転自在に軸支された巻回体の状態を示す断面状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイの係止ピン案内ケース内に設けられた仕切り板を示した係止ピン案内ケースの断面状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイが水中に投下された後,錘が水中において着底するまでの間,浮上本体部が略垂直状態に保持されていることを示した全体状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイが水中に投下された後,錘が水中において着底するまでの状態において,係止ピン案内ケース内の状態を示す部分断面状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイが水中に投下された後,錘が水中において着底した後,浮上本体部が略水平状態に保持されている状態を示す全体状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイの巻回体回転停止手段である係止ピン案内ケース内の動作状態を示す拡大部分断面状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイの巻回体と巻回体回転停止手段の関係状態を示す拡大斜視図である。 本発明に係る停留マーカーブイが水中に投下され錘が水中に着底後,例えば満ち潮等で水位が増加して停留マーカーブイが除々に略水平状態から略垂直状態に変化しつつある状態を示した全体状態図である。 本発明に係る停留マーカーブイが水中に投下され錘が水中に着底後,例えば引き潮等で水位が下降した場合の停留マーカーブイの位置の変化を示した全体状態図である。
次に本発明に係る停留マーカーブイを実施するための形態について説明する。
図1乃至図13に基づき,停留マーカーブイの一実施例である実施例1について詳細に説明する。
図1は,本発明に係る停留マーカーブイ30の全体を示した斜視図であり,該停留マーカーブイ30は,大きく分けて,浮上本体部7と巻回体2と一対の巻回体回転停止手段10,10とから成っている。
巻回体2は円柱状の芯体2bと,芯体2bの両端面に固着された一対のフランジ部2a,2aとから成り,芯体2bには繰り出し紐3の一端が固着されている。繰り出し紐3の他端には錘1が固着され,釣りをする際の水深長以上の長さの繰り出し紐3が該巻回体2の芯体2bに巻回されている。芯体2b及びフランジ部2a,2aには図5に示すように,中心部に軸8が固着され,該軸8は浮上本体部7の構成部材である一対の長板状の側面板5,5に回転自在に遊嵌され,結果として巻回体2は浮上本体部7に回転自在に軸支されている。
錘1は釣り用の鉛製で十分であるが、水底の状態により使い分けることが出来る。例えば水底が砂地の場合は,引きずられにくい形状のものを使用し、水底が岩場の場合、根掛かりしにくい形状のものを用いる。錘1の重量は,本発明である停留マーカーブイ30を水中に投入後、錘1が水底に着底するまでの間,図7に示すように,浮上本体部7の浮力との関係で,該浮上本体部7が水面に対し略垂直状態となる重量が適している。
浮上本体部7が略垂直状態になることで,錘1は本発明である停留マーカーブイ30を投下した狙いのポイントの真下にスムーズに落下する。また錘1が着底して錘1の荷重が浮上本体部7に載荷されていない場合は,浮上本体部7は図9の略水平状態,又は浮力調整箱体7aが図9において繰り出し紐案内板4の右側になるような図9で表された状態と対称の略水平状態となるように形成され,浮上本体部7がこのように略水平状態となることにより,本発明の停留マーカーブイ30の水面上に現れている部分が大きくなり,水上の釣り船やレジャーボートに乗っている釣り人等に視認されやすくなる。
繰り出し紐3は,水深の浅い場所で使用する場合、綿、ナイロン等特別にその材質は問わないが、水深の深い場所で使用する場合には0、17mm程度の直径で十分な強度を持つポリエチレン製が繰り出された長さ変化がないため適している。
浮上本体部7は,浮力調整箱体7aと連結板7dと隙間調整板5a,5aと前記一対の側面板5,5によって形成され,浮力調整箱体7aは断面略正方形状の長筒状であって,その一側面の中央部に連結板7dの端面が固着されている。連結板7dの他端両側面には隙間調整板5a,5aを介して側面板5,5の一端が固着されている。隙間調整板5a,5aは,側面板5,5間を所定距離に保つために設けられ,側面板5,5の間には前記巻回体2が軸支されている。
側面板5,5の他端には繰り出し紐案内板4の片側面の両端部がそれぞれ固着され,繰り出し紐案内板4の中央部には繰り出し紐案内穴4aが穿設されている。該繰り出し紐案内穴4aには前記繰り出し紐3が挿通されている。
浮力調整箱体7の内部は中空状態に形成され,本実施例では,図4に示すように,端部にバランス重り7cを設け,その余の空間には浮力の高い発泡スチロール片7bが内設され,浮上本体部7全体が水面に浮上可能に形成している。またバランス重り7cは,浮上本体部7と巻回体2と一対の巻回体回転停止手段10,10とから成る本発明の停留マーカーブイ30の一実施例において,図4によって表された面が水平面と成って水面上に浮上した場合,側面板5,5の短辺の中央部であって側面板5,5の長辺方向に延びる線を中心として,その左右のバランスを保つ役割も有している。つまり側面板5の片側に設けられた一対の巻回体回転停止手段10,10による釣り合いの崩れをバランス重り7cにて打ち消すように形成している。
本実施例の停留マーカーブイ30においては,水中に投下直後に浮上本体部7が略垂直状態となり,その後錘1が水底11に達して浮上本体部7が略水平状態となるための姿勢変化の方向は,ほとんどの場合,巻回体回転停止手段10、10である後述の係止ピン案内ケース10iとこれが固着されている補助板6,6が,姿勢の変化の際に受ける水の抵抗が少なくなるような方向(巻回体回転停止手段10,10が水平面に対して略垂直方向に配置される方向)であり,この姿勢変化によって,停留マーカーブイ30は図9及び図10に図示される姿勢又はこれと左右対称の姿勢で水上に浮かんだ状態でバランスする。
しかし,本実施例の停留マーカーブイ30は,万が一にでも,図3又は図4に示すような,巻回体回転停止手段10,10が略水平面となる姿勢で一時的に浮上本体部7が略水平状態になっても,直ちに該姿勢から90度回転して図9及び図10に図示される姿勢で水上に浮かんだ状態でバランスするように形成されている。
つまり,浮上本体部7に錘1の荷重が載荷されてなく,一時的に,図3においては巻回体回転停止手段10,10が水面9の上方にある状態で,図4においては巻回体回転停止手段10,10が水面9の下方にある状態で浮上しているときは、喫水線が,側面板5,5の短辺の中央部であって側面板5,5の長手方向に延びる線と略重なるように全体の浮力が調整されている。このため,図4のような,巻回体回転停止手段10,10が水面9の下方にある状態で一時的に浮上本体部7全体が水面9上にあるときは,本実施例の停留マーカーブイ30の重心は,バランス重り7cによって該喫水線より上に位置し,浮力の中心は逆に下に位置するようになる。この状態は極めて不安定であり,また下記に記載のように,本実施例では,一対の巻回体回転停止手段10,10の一の巻回体回転停止手段10の重さを他の一の巻回体回転停止手段10より重く形成しているため,重量が重い方の巻回体回転停止手段10に回転させようとする力,すなわち回転モーメントが加わる。該回転モーメントにより,本発明の停留マーカーブイ30は,素早く90度回転して図9及び図10に示された状態となりバランスする。
一方,本発明に係る停留マーカーブイ30が一時的に図3に示すような,巻回体回転停止手段10,10が水面9の上方にある状態にあって,浮上本体部7に錘1の荷重が載荷されずに水面9上にあるときは、一対の巻回体回転停止手段10,10が水面9よりも上部に位置するように浮上本体部7の浮力が調整されている。また本実施例では,一対の巻回体回転停止手段10,10の一の巻回体回転停止手段10の重さを他の一の巻回体回転停止手段10より重く形成しているため,重量が重い方の巻回体回転停止手段10に回転させようとする力,すなわち回転モーメントが加わる。該回転モーメントにより,本発明の停留マーカーブイ30は,その状態から素早く90度回転し,その結果,一対の巻回体回転停止手段10,10の全荷重とバランス重り7cが,上述のように,側面板5,5の短辺の中央部であって側面板5,5の長辺方向に延びる線を中心とした水平方向でバランスを保ち,図9及び図10で示された状態となる。図9及び図10に示された状態は,バランス上,最も安定であるため,さらに90度回転することはない。
なお本実施例においては,上述のように一対の巻回体回転停止手段10,10の一の巻回体回転停止手段10の重量を重くして,水面上で錘1の重量が浮上本体部7に載荷されないときであって,万が一,浮上本体部7が図3又は図4の状態で一時的に水面上にあるときであっても,その状態から素早く90度回転して図9及び図10に示す状態となって安定したバランスを保つように形成しているが,一対の巻回体回転停止手段10,10以外の他の部材の重量を適宜に配分して,水面上で錘1の重量が浮上本体部7に載荷されないときには,該浮上本体部7が図9及び図10の状態になるように90度回転する如く形成してもよいのは勿論である。
また,本発明である停留マーカーブイ30を水中に投下した際であって,錘1が水中を落下し,浮上本体部7に該錘1の荷重が載荷されているときは、浮力調整箱体7a内の発泡スチロール片7bの浮力によって,浮上本体部7は図7のように巻回体2を下方とした略垂直状態に成るように全体の浮力が調整されている。
巻回体回転停止手段10、10は,一対設けられていて,それぞれ主として巻回体係止ピン10aとこれを収納する係止ピン案内ケース10iとから成り,該係止ピン案内ケース10iは略三角形状の補助板6,6の平面部に固着され,該補助板6,6は,浮上本体部7を形成する側面板5,5の長辺方向に延びる長側面5b,5bに固着されている。
本実施例では巻回体回転停止手段10,10が一対設けられているが,このように一対設けた理由は,ほとんどの場合は,浮上本体部7は図7のように巻回体2を下方とした略垂直状態から,直ちに図3又は図4に示される面が略水平となるようにして水面に浮上することに対応したものである。つまり,一対の巻回体回転停止手段10,10の任意のどちらかの一の巻回体回転停止手段10が水面より下に位置し,他の一の巻回体回転停止手段10が水面より上に位置して,一対の巻回体回転停止手段10,10が水平面に対し略垂直方向となって水面上で浮上状態でバランスすることに対応したものである。
これによって,一対の巻回体回転停止手段10,10のどちらが水面の上に出た場合であっても,必ず巻回体2の回転が停止する。
係止ピン案内ケース10iは,図8に示すように補助板6,6と同様に一対設けられ,それぞれ一端は閉じられ,他端は巻回体係止ピン10aの先端部10kが突出するように開放されている。
巻回体係止ピン10aは釘型状に形成され,その後端部10jには連結紐10hの一端が固着され,連結紐10hの他端には係止解除重り10cが固着されている。巻回体係止ピン10a,係止解除重り10c及び連結紐10hは共に係止ピン案内ケース10i内に収納されているが,係止解除重り10cは係止ピン案内ケース10iの閉鎖端部室10d内を,連結紐10hの長さで拘束される範囲内で移動自在に収納され,巻回体係止ピン10aは開放端部室10b内に移動自在に収納されている。係止ピン案内ケース10iは,図8及び図6に示すように,閉じられている側が閉鎖端部室10d,開放されている側が開放端部室10bと成るように,略中央部に仕切り板10fが内設され,該仕切り板10fの中央部には長孔10gが穿設され,該長孔10gには前記連結紐10hが挿通されている。
本実施例においては,巻回体係止ピン10aがスムーズに開放端部室10b内を移動できるように,フランジ部2aに近接する側の開放端部室10bの底面10nの角度がフランジ部2aに対して45〜65度に形成され,また係止解除重り10cが閉鎖端部室10d内をスムーズに移動するように該閉鎖端部室10dの閉鎖端部側の底面10mとフランジ部2aとの角度を25度に形成している。なお,これらの角度は巻回体係止ピン10a及び係止解除重り10cがスムーズに開放端部室10b又は閉鎖端部室10d内を移動し,浮上本体部7が略垂直状態にあるときは巻回体停止ピン10a全体が係止ピン案内ケース10i内に収納され,浮上本体部7が略水平状態にあるときは,巻回体係止ピン10aの先端部10kが係止ピン案内ケース10iより突出して,巻回体係止ピン10aの重量の作用による付勢状態で,巻回体2の回転を停止することが可能であれば他の角度であってもよい。
係止ピン案内ケース10i内はこのように形成されているため,巻回体係止ピン10aは閉鎖端部室10dに移動することがなく,また係止解除重り10cは開放端部室10bに移動することがない。このような構成により,巻回体係止ピン10aと係止解除重り10cとが係止ピン案内ケース10i内で互いに重なり合ってそれぞれが移動不可能になることが防止されている。
一方,前記巻回体2の一対のフランジ部2aの外側側面部には図1及び図5に示すように巻回体停止突起片10eがそれぞれ立設され,該巻回体停止突起片10eは,図1,図5,図10,及び図11に示すように,係止ピン案内ケース10iの開放端部室10bからその先端部10kを突出させた巻回体係止ピン10aと,該巻回体係止ピン10aの重量の作用による付勢状態で係合するように成っている。巻回体係止ピン10aと巻回体停止突起片10eが係合状態になった場合は,巻回体2の回転が停止し,該巻回体2の回転停止により,巻回体2に巻回された繰り出し紐3がさらに繰り出されることが防止される。
なお,浮上本体部7には,反射テープを貼着したり蛍光塗料を塗布する等により遠く離れた場所からでも確認できるようにして視認性を高めることが望ましい。
本発明である停留マーカーブイ30の一実施例は上記のように構成されているが,次にその使用方法及び動作について詳述する。
まず,船舶上等において、浮上本体部7を繰り出し紐案内板4側を下にして水面9に対し垂直状態で、例えば釣りポイントに錘1と共に投下する。投下された本発明に係る停留マーカーブイ30は錘1が水底に着底するまで図7及び図8のように浮上本体部7が水面9に対し略垂直状態となる。この状態では巻回体回転停止手段10の巻回体係止ピン10aは係止ピン案内ケース10i内に収納されていて,このため巻回体係止ピン10aが巻回体停止突起片10eに係合することがなく,巻回体回転停止手段10は解除状態となり,巻回体2に巻回された繰り出し紐3は錘1の落下と共に連続して水中に下方向に繰り出される。
次に,錘1が水中を落下して数秒の間に水底に着底すると,浮上本体部7は上述のように水面9に対して平行状態,すなわち図9の水平状態,又は浮力調整箱体7aが図9において繰り出し紐案内板4の右側になるような図9で表された状態と対称の水平状態となる。
この状態では一対の巻回体回転停止手段10,10である係止ピン案内ケース10i,10iは水平面に対して垂直状態でバランスするように成っているため,一対の係止ピン案内ケース10i,10iのうちの水面より上にある一の係止ピン案内ケース10i内の係止解除重り10cは,図8に示すような閉鎖端部室10d内の奥部の位置から,図10に示すように仕切り板10fに当接するまで移動する。
係止解除重り10cが仕切り板10fまで移動すると連結紐10hの緊張が解かれ,巻回体係止ピン10aが,図10に示すように係止ピン案内ケース10iの開放端部室10b内をその重量によって滑り落ちるようにして移動し,先端部10kが係止ピン案内ケース10iの開放端部室10bより突出する状態となる。
巻回体係止ピン10aの先端部10kが開放端部室10bより突出すると,図11に示すように該先端部10kと巻回体2のフランジ部2aに立設された巻回体停止突起片10eが係合し,巻回体2の回転が停止し,巻回体回転停止手段10が動作状態となる。この状態では巻回体2の回転は停止されているので,巻回体2の芯体2bに巻回された繰り出し紐3は,それ以上に繰り出されることがない。これらの動作により,浮上本体部7は,水底にある錘1と,その位置の水深長と同等長さに繰り出された繰り出し紐3によって動きが拘束され,その後に水流や水面上で強い風を受けても,浮上本体部7が流されて移動することがない。
本発明に係る停留マーカーブイ30を使用後,回収する際には,図2に示すように,繰り出し紐巻き取りレンチ12の角形穴12aを巻き取りレンチ着脱頭部13へ嵌め込む。該巻き取りレンチ着脱頭部13は,図2,図3及び図5に示すように,側面板5より突出させて設けた軸8と一体に設けられていて,繰り出し紐巻き取りレンチ12を回転させることにより巻回体2を回転させ,繰り出された繰り出し紐3を巻回体2の芯体2bに巻き取ることができる。
以上が本発明に係る停留マーカーブイ30の使用方法及び動作であるが,補足として本発明の停留マーカーブイ30を所定のポイントに投下後,長時間放置した場合等に,水位が潮汐作用等により変化した場合の状態について説明する。
本発明の停留マーカーブイ30を水中に投下後,水位が上昇した場合を示したのが図12である。11は水底である。この場合錘1を本発明の停留マーカーブイ30全体の浮力より大きな重量に形成することにより,浮上本体部7の姿勢は水位の上昇と共に略垂直状態へと変化する。姿勢の変化により,水面側にある巻回体回転停止手段10の係止解除重り10cが,閉鎖端部室10d内を仕切り板10f側から奥部の閉鎖端部方向に転動すると,係止解除重り10cに固着された連結紐10hが緊張状態となる。連結紐10hが緊張状態となると巻回体係止ピン10aが係止解除重り10cの重量により巻回体停止突起片10eとの係合を解く方向に引っ張られる。これにより巻回体係止ピン10aと巻回体停止突起片10eは強制的にその係合が解除され,巻回体2は自由に回転することができる状態となる。
巻回体2が回転自由となると芯体2bに巻回された繰り出し紐3が繰り出される。繰り出し紐3が繰り出されると浮上本体部7は再び図9の水平状態,又は当初の状態が,浮力調整箱体7aが図9において繰り出し紐案内板4の右側になるような図9で表された状態と対称の水平状態にあった時はその状態になり,再び一の巻回体回転停止手段10が動作して上述のように巻回体2の回転が停止する。このような動作によって,浮上本体部7は水没することなく水面上に水平状態で浮いた状態となって,その投下されたポイントを表示する。
図12において符号16は上昇した水位を示している。上昇した水位16が一の巻回体回転停止手段10の動作が解除される長さに達した際に,巻回体2が回転自由になる。該巻回体回転停止手段10の動作解除は,係止ピン案内ケース10i,特に本実施例では閉鎖端部室10d及び底面10pのフランジ部2aに対する設置角度によって調整可能である。例えば図12の状態のように,水面側にある巻回体回転停止手段10の閉鎖端部室10dの底面10pが水平より下降する角度となったときに巻回体回転停止手段10の係止ピン10aが巻回体停止突起片10eよりはずれて巻回体2の回転が自由となる。したがって,より小さな上昇水位16で繰り出し紐3を繰り出して,浮上本体部7を略水平状態にしたい場合には,閉鎖端部室10d及び底面10pのフランジ部2aに対する角度をより浅い角度に設定すればよい。
このように閉鎖端部室10d及び底面10pのフランジ部2aに対する角度をより浅い角度に設定することで,浮上本体部7が略垂直状態ではない角度の姿勢で錘1の荷重の一部が浮上本体部7に載荷されている場合にも,巻回体2より繰り出し紐3を繰り出すように構成することが出来る。
なお,本発明の停留マーカーブイ30の実施例において,巻回体回転停止手段10,10を動作状態に成すに当たって,浮上本体部7が出来るだけ水平状態に近くなった時に該巻回体回転停止手段10,10を動作させるには,上記と同様の考え方で,閉鎖端部室10d及び底面10pのフランジ部2aに対する角度をより浅い角度に設定すればよい。
次に,本発明の停留マーカーブイ30を水中に投下後,水位が低下した場合について説明する。水位の低下状態を示したのが図13である。11は水底である。水位が低下した場合は浮上本体部7が水没することはないが,当初表示していた投下ポイントが大きくずれる場合がある。
図13に示すように水位が9より9aに例えば2m低下すると浮上本体部7の当初表示位置18は,円弧21上を移動して移動表示位置19まで移動する場合がある。つまり図13において水平距離で6m移動することになる。この水平移動距離を少なくするためには,錘1より上方位置の繰り出し紐3上にサブ錘17を設ける。水位が低下するとサブ錘17は最大、円弧22上を移動してサブ錘移動位置17aまでその位置を変える。サブ錘移動位置17aの上方の水面20には浮上本体部7が水平状態となって,その位置を表示する。結局,その表示位置と当初表示位置との差は,円弧22と等しい円弧23によって決定され,図13においては2mとなる。このようにサブ錘17を錘1から所定距離の繰り出し紐3上に設けることにより,水位低下による表示位置の移動をより少なくすることが出来る。
以上本発明に係る停留マーカーブイ30の一実施例について図1乃至図13に基づいて説明したが,係る実施例は機械的に動作する部材を用いて構成したものである。機械的な動作だけで本発明を実施することで,水に濡れても誤動作が無く,また防水処置をする必要がないので低廉に実施することが出来る。
これに対し,機械的な動作だけで構成した本実施例以外に,例えば浮上本体部7に加わる荷重を電気的に検出し,係る検出した荷重の有無,あるいは大小等によって巻回体2の回転をソレノイド等の作用によって停止・解除させるように,巻回体回転停止手段10、10を電気的に動作する如く構成することができるのは勿論である。
1 錘
2 巻回体
2a フランジ部
2b 芯体
3 繰り出し紐
4 繰り出し紐案内板
4a 繰り出し紐案内孔
5 側面板
5a 隙間調整板
5b 長側面
6 補助板
7 浮上本体部
7a 浮力調整箱体
7b 発泡スチロール片
7c バランス重り
7d 連結板
8 軸
9,9a 水面
10 巻回体回転停止手段
10a 巻回体係止ピン
10b 開放端部室
10c 係止解除重り
10d 閉鎖端部室
10e 巻回体回転停止突起片
10f 仕切り板
10g 長孔
10h 連結紐
10i 係止ピン案内ケース
10j 後端部
10k 先端部
10m 底面
10n 底面
10p 底面
11 水底
12 繰り出し紐巻き取りレンチ
12a 角形穴
13 巻き取りレンチ着脱用頭部
16 上昇水位
17 サブ錘
17a サブ錘移動位置
18 当初表示位置
19 移動表示位置
20 17aの上方の水面
21 円弧
22 円弧
23 円弧
30 停留マーカーブイ

Claims (3)

  1. 繰り出し紐の一端に錘を固着し,繰り出し紐の他端を巻回体に固着して該繰り出し紐を巻回体に巻回し,水面に浮上可能な浮上本体部に巻回体を回転自在に軸支し,浮上本体部に巻回体回転停止手段を設け,浮上本体部に錘の荷重が載荷されている際には巻回体回転停止手段が解除状態にあって巻回体より繰り出し紐が繰り出され,浮上本体部に錘の荷重が載荷されていない場合には,巻回体回転停止手段が動作状態となって巻回体の回転が停止する如く形成したことを特徴とする停留マーカーブイ。
  2. 請求項1記載の停留マーカーブイにおいて,浮上本体部に錘の荷重が載荷されている際には浮上本体部は巻回体を下方にして略垂直状態となり,浮上本体部に錘の荷重が載荷されていない際には浮上本体部は略水平状態となる如く形成したことを特徴とする停留マーカーブイ。
  3. 前記巻回体回転停止手段が,巻回体係止ピンと,係止ピン案内ケースとから成り,巻回体係止ピンは係止ピン案内ケース内を移動自在に形成され,該係止ピン案内ケースは前記浮上本体部に固着され,浮上本体部が巻回体を下方にして略垂直状態となっている際には巻回体係止ピン全体が係止ピン案内ケース内に収納されて巻回体より繰り出し紐が繰り出され,浮上本体部が略水平状態となっている際には,巻回体係止ピンの先端部が係止ピン案内ケースより突出して巻回体に付勢状態で当接し巻回体の回転を停止する如く形成したことを特徴とする請求項2記載の停留マーカーブイ。
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