JPH0513848B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513848B2 JPH0513848B2 JP61285570A JP28557086A JPH0513848B2 JP H0513848 B2 JPH0513848 B2 JP H0513848B2 JP 61285570 A JP61285570 A JP 61285570A JP 28557086 A JP28557086 A JP 28557086A JP H0513848 B2 JPH0513848 B2 JP H0513848B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- transparent resin
- window frame
- polycarbonate
- quarter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 27
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 27
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 claims description 10
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 claims description 10
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車のクオータウインドに関する
ものであり、特に窓部と車体への取付け具をイン
サートした窓枠部とを透明樹脂により一体成形し
たクオータウインドに関するものである。
ものであり、特に窓部と車体への取付け具をイン
サートした窓枠部とを透明樹脂により一体成形し
たクオータウインドに関するものである。
(従来の技術)
特開昭57−158481号公報には、ガラスよりなる
窓部と樹脂よりなる窓枠部とを一体成形し、車体
への取付け具を窓枠部にインサートしてなるクオ
ータウインドが記載されている。更に、透明樹脂
により窓部と窓枠部とを一体成形することが試み
されている。
窓部と樹脂よりなる窓枠部とを一体成形し、車体
への取付け具を窓枠部にインサートしてなるクオ
ータウインドが記載されている。更に、透明樹脂
により窓部と窓枠部とを一体成形することが試み
されている。
(発明が解決しようとする問題点)
透明樹脂により窓部と窓枠部とを一体成形した
場合、取付け具が外側から透視できてしまうた
め、窓枠部の表面にメツキまたは印刷により隠蔽
用模様を設けて取付け具が外側から透視できない
ようにすることが試みられた。
場合、取付け具が外側から透視できてしまうた
め、窓枠部の表面にメツキまたは印刷により隠蔽
用模様を設けて取付け具が外側から透視できない
ようにすることが試みられた。
しかし、隠蔽用模様は窓枠部の表面に存在して
いて洗車時等にこすられるため、自動車の長時間
にわたる使用によりとれてしまうという問題があ
つた。
いて洗車時等にこすられるため、自動車の長時間
にわたる使用によりとれてしまうという問題があ
つた。
また、窓枠部が複雑な形状の場合にはメツキま
たは印刷が部分的に施せない。
たは印刷が部分的に施せない。
本発明は、窓部と車体への取付け具をインサー
トした窓枠部とを透明樹脂により一体成形したク
オータウインドにおいて、窓枠部に施した隠蔽用
模様が簡単にはとれないようにすることをその技
術的課題とするものである。
トした窓枠部とを透明樹脂により一体成形したク
オータウインドにおいて、窓枠部に施した隠蔽用
模様が簡単にはとれないようにすることをその技
術的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段)
前記技術的課題を解決するため、本発明は、窓
部と車体への取付け具をインサートした窓枠部と
を透明樹脂により一体成形したクオータウインド
において、前記透明樹脂をポリカーボネートとす
るとともに、表面の全面にハードコートを施し且
つ裏面の前記窓枠相当部にのみ隠蔽用模様を印刷
または塗装により施したポリカーボネートよりな
る透明樹脂フイルムを前記窓部および窓枠部の表
面に積層した状態に前記窓部および窓枠部と一体
成形した。
部と車体への取付け具をインサートした窓枠部と
を透明樹脂により一体成形したクオータウインド
において、前記透明樹脂をポリカーボネートとす
るとともに、表面の全面にハードコートを施し且
つ裏面の前記窓枠相当部にのみ隠蔽用模様を印刷
または塗装により施したポリカーボネートよりな
る透明樹脂フイルムを前記窓部および窓枠部の表
面に積層した状態に前記窓部および窓枠部と一体
成形した。
(作 用)
かかる構成とした本発明によれば、取付け具は
隠蔽用模様の存在により外側から透視できないも
のであり、殊に隠蔽用模様は透明樹脂フイルムの
裏面、即ち窓部の内部に存在しているので、自動
車の使用中にこすりとられることもない。その
上、窓部は3層の透明樹脂から構成されるため、
透過光の減衰が少なく、採光性が良いものであ
る。
隠蔽用模様の存在により外側から透視できないも
のであり、殊に隠蔽用模様は透明樹脂フイルムの
裏面、即ち窓部の内部に存在しているので、自動
車の使用中にこすりとられることもない。その
上、窓部は3層の透明樹脂から構成されるため、
透過光の減衰が少なく、採光性が良いものであ
る。
(実施例)
第1図において、1はクオータウインドであ
り、窓枠部2とガラスに相当する透明な窓部3と
よりなる。窓枠部2には車体への取付け具4がイ
ンサートされている。
り、窓枠部2とガラスに相当する透明な窓部3と
よりなる。窓枠部2には車体への取付け具4がイ
ンサートされている。
第2図は第1図のA−A線に沿う断面であり、
第3図は分解説明図である。これらの図面におい
て、5は窓部および窓枠部の内寄部分を構成する
厚さ3.5〜5.0mmのポリカーボネートよりなる透明
樹脂を示し、6は窓部および窓枠部の外寄部分を
構成する厚さ0.2〜0.5mmのポリカーボネートより
なる透明樹脂フイルムを示す。透明樹脂フイルム
6の表面の全体にはアクリルまたはシリコンより
なる厚さ10μmmのハードコート8が施され、また
透明樹脂フイルム6の裏面の窓枠相当部にのみ隠
蔽用模様7が印刷または塗装により施されてい
る。
第3図は分解説明図である。これらの図面におい
て、5は窓部および窓枠部の内寄部分を構成する
厚さ3.5〜5.0mmのポリカーボネートよりなる透明
樹脂を示し、6は窓部および窓枠部の外寄部分を
構成する厚さ0.2〜0.5mmのポリカーボネートより
なる透明樹脂フイルムを示す。透明樹脂フイルム
6の表面の全体にはアクリルまたはシリコンより
なる厚さ10μmmのハードコート8が施され、また
透明樹脂フイルム6の裏面の窓枠相当部にのみ隠
蔽用模様7が印刷または塗装により施されてい
る。
第4〜5図はクオータウインドの成形工程を示
すもので、ハードコート8および隠蔽用模様7を
施した透明樹脂フイルム6と取付け具4とを金型
11および12で形成されるキヤビテイ14内に
セツトした状態で射出成形口13からポリカーボ
ネート16を射出成形する。Pは真空ポンプ等に
よる真空びきを示す。
すもので、ハードコート8および隠蔽用模様7を
施した透明樹脂フイルム6と取付け具4とを金型
11および12で形成されるキヤビテイ14内に
セツトした状態で射出成形口13からポリカーボ
ネート16を射出成形する。Pは真空ポンプ等に
よる真空びきを示す。
以上詳細に説明したように、本発明は、窓部と
車体への取付け具をインサートした窓枠部とを透
明樹脂により一体成形したクオータウインドにお
いて、前記透明樹脂をポリカーボネートとすると
ともに、表面の全面にハードコートを施し且つ裏
面の前記窓枠相当部にのみ隠蔽用模様を印刷また
は塗装により施したポリカーボネートよりなる透
明樹脂フイルムを前記窓部および窓枠部の表面に
積層した状態に前記窓部および窓枠部と一体成形
したものであり、取付け具は隠蔽用模様の存在に
より外側から透視できないものであり、隠蔽用模
様は透明樹脂フイルムの裏面、即ち窓部の内部に
存在しているので、自動車の使用中にこすりとら
れることもなく、窓枠部の形状の如何にかかわら
ず窓枠相当部の全部に隠蔽模様を施すことがで
き、窓部は3層の透明樹脂から構成されるため、
透過光の減衰が少なく、採光性が良いという効果
がある。
車体への取付け具をインサートした窓枠部とを透
明樹脂により一体成形したクオータウインドにお
いて、前記透明樹脂をポリカーボネートとすると
ともに、表面の全面にハードコートを施し且つ裏
面の前記窓枠相当部にのみ隠蔽用模様を印刷また
は塗装により施したポリカーボネートよりなる透
明樹脂フイルムを前記窓部および窓枠部の表面に
積層した状態に前記窓部および窓枠部と一体成形
したものであり、取付け具は隠蔽用模様の存在に
より外側から透視できないものであり、隠蔽用模
様は透明樹脂フイルムの裏面、即ち窓部の内部に
存在しているので、自動車の使用中にこすりとら
れることもなく、窓枠部の形状の如何にかかわら
ず窓枠相当部の全部に隠蔽模様を施すことがで
き、窓部は3層の透明樹脂から構成されるため、
透過光の減衰が少なく、採光性が良いという効果
がある。
第1図は本発明の一実施例の外観斜視図、第2
図は第2図中のA−A線に沿う断面図、第3図は
第2図の分解説明図、第4図はハードコートおよ
び隠蔽用模様を施した透明樹脂フイルムと取付け
具とを金型のキヤビテイ内にセツトした状態を示
す図、第5図は透明樹脂を射出した状態を示す図
である。 1……クオータウインド、2……窓枠部、3…
…窓部、4……取付け具、5……透明樹脂、6…
…透明樹脂フイルム、7……隠蔽用模様、8……
ハードコート。
図は第2図中のA−A線に沿う断面図、第3図は
第2図の分解説明図、第4図はハードコートおよ
び隠蔽用模様を施した透明樹脂フイルムと取付け
具とを金型のキヤビテイ内にセツトした状態を示
す図、第5図は透明樹脂を射出した状態を示す図
である。 1……クオータウインド、2……窓枠部、3…
…窓部、4……取付け具、5……透明樹脂、6…
…透明樹脂フイルム、7……隠蔽用模様、8……
ハードコート。
Claims (1)
- 1 窓部と車体への取付け具をインサートした窓
枠部とを透明樹脂により一体成形したクオータウ
インドにおいて、前記透明樹脂をポリカーボネー
トとするとともに、表面の全面にハードコートを
施し且つ裏面の前記窓枠相当部にのみ隠蔽用模様
を印刷または塗装により施したポリカーボネート
よりなる透明樹脂フイルムを前記窓部および窓枠
部の表面に積層した状態に前記窓部および窓枠部
と一体成形してなる模様付枠部一体クオータウイ
ンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28557086A JPS63137017A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 模様付枠部一体クォータウインド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28557086A JPS63137017A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 模様付枠部一体クォータウインド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137017A JPS63137017A (ja) | 1988-06-09 |
JPH0513848B2 true JPH0513848B2 (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=17693266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28557086A Granted JPS63137017A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 模様付枠部一体クォータウインド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63137017A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63168351A (ja) * | 1986-12-30 | 1988-07-12 | サカエ理研工業株式会社 | ハ−ドコ−ト層を有する透明装飾体およびその製法 |
JPH0413315U (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-03 | ||
TW309464B (ja) * | 1992-11-19 | 1997-07-01 | Sumitomo Chemical Co | |
JP4994674B2 (ja) * | 2006-02-13 | 2012-08-08 | アイカ工業株式会社 | インサート成型用ハードコートフィルム |
JP5659528B2 (ja) * | 2010-03-25 | 2015-01-28 | スズキ株式会社 | 車両のウインドシールド構造 |
JP6502118B2 (ja) * | 2015-02-18 | 2019-04-17 | 株式会社サカイヤ | 操作/表示パネル用の合成樹脂成形品 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596512B2 (ja) * | 1977-12-13 | 1984-02-13 | 三菱電機株式会社 | 樹脂パツケ−ジ方式 |
JPS61143136A (ja) * | 1984-12-15 | 1986-06-30 | 豊田合成株式会社 | 樹脂製ガラス板 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596512U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-17 | 富士重工業株式会社 | 自動車用接着窓ガラスの取付部構造 |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP28557086A patent/JPS63137017A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596512B2 (ja) * | 1977-12-13 | 1984-02-13 | 三菱電機株式会社 | 樹脂パツケ−ジ方式 |
JPS61143136A (ja) * | 1984-12-15 | 1986-06-30 | 豊田合成株式会社 | 樹脂製ガラス板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63137017A (ja) | 1988-06-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |