JPH0513823U - 自動車の燃料タンク装置 - Google Patents

自動車の燃料タンク装置

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JPH0513823U
JPH0513823U JP7006391U JP7006391U JPH0513823U JP H0513823 U JPH0513823 U JP H0513823U JP 7006391 U JP7006391 U JP 7006391U JP 7006391 U JP7006391 U JP 7006391U JP H0513823 U JPH0513823 U JP H0513823U
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JP
Japan
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fuel tank
body frame
clip
reinforcing member
vehicle body
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Daihatsu Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンクの外向きフランジに補強部材を取
り付けた場合において、これら両者間の隙間に錆が生じ
ないようにする。 【構成】 外面が個々に塗装された燃料タンク10の外
向きフランジ11a,12aと補強部材15とをクリッ
プ16により連結してある。上記車体フレーム2に対し
上記燃料タンク10を固定する場合、同上車体フレーム
2に形成されたビード20の凹部19に上記クリップ1
6を位置させて、上記外向きフランジ11a,12aを
車体フレーム2にねじ止めしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の燃料タンクに補強部材を取り付けるようにした燃料タン ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記燃料タンク装置には、従来、実開昭58‐147823号公報で示される ものがある。 これによれば、この装置は外周に外向きフランジを備えた燃料タンクと、上記 外向きフランジにスポット溶接される補強部材とで構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記燃料タンク装置の外面塗装は、上記燃料タンクの外向きフラン ジに補強部材をスポット溶接した後に行われるが、この場合、上記外向きフラン ジと補強部材との間の隙間を十分に塗装することは極めて困難であり、このため 、上記隙間に錆が生じ易くなるという問題がある。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、燃料タンクの外向 きフランジに補強部材を取り付けた場合において、これら両者間の隙間に錆が生 じないようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、外面が個々に塗装 された燃料タンクの外向きフランジと補強部材とをクリップにより互いに連結し 、車体フレームに形成されたビードの凹所に上記クリップを位置させて、上記外 向きフランジを同上車体フレームにねじ止めした点にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 外面が個々に塗装された燃料タンク10の外向きフランジ11a,12aと補 強部材15とをクリップ16により互いに連結してある。このため、上記外向き フランジ11a,12aと補強部材15との間の隙間も十分に塗装された状態に なっている。 また、車体フレーム2に対し上記燃料タンク10を固定する場合、同上車体フ レーム2に形成されたビード20の凹部19に上記クリップ16を位置させて、 上記外向きフランジ11a,12aを車体フレーム2にねじ止めしてある。 このため、上記のようにして車体フレーム2に燃料タンク10を固定したとき 、同上車体フレーム2にクリップ16が圧接することが防止される。つまり、外 向きフランジ11a,12aと補強部材15とが上記クリップ16により互いに 連結された部分に、車体フレーム2側からの外力が大きく作用することが防止さ れて、この部分の塗料にクラックなどの生じることが防止される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図において、符号1は自動車の車体で、この車体1の車体フレーム2は、左右 一対のサイドメンバ(図示せず)と、これら左右サイドメンバを互いに連結させ る前部クロスメンバ3と後部クロスメンバ4とで構成されている。 上記前部クロスメンバ3と後部クロスメンバ4はそれぞれ板金製で側面断面が ほぼU字状をなすクロスメンバ本体3a,4aと、これら各クロスメンバ本体3 a,4aの前、後上縁にそれぞれ一体成形される外向きフランジ3b,4bとで 構成されている。6はフロアパネルで、このフロアパネル6は上記前部クロスメ ンバ3と後部クロスメンバ4上に設けられ、各外向きフランジ3b,4bとスポ ット溶接7されている。
【0008】 10は板金製の燃料タンクであり、この燃料タンク10は倒立椀状の上部タン ク11と、椀状の下部タンク12とを有し、これら両タンク11,12の各外向 きフランジ11a,12aが互いに接合されてシーム溶接13されている。 上記のように互いに溶接された外向きフランジ11a,12aにおける前、後 部下面にそれぞれ補強部材15,15が取り付けられている。これら各補強部材 15は板金製で、その断面は偏平な倒立U字状をなし、樹脂製クリップ16によ って上記外向きフランジ11a,12aに取り付けられている。この場合、図1 と図3とで示すように上記外向きフランジ11a,12aを含む燃料タンク10 と、補強部材15とはその各外面が予め個々に塗装されており、この塗装が完了 した状態で上記燃料タンク10と補強部材15とがクリップ16により互いに連 結されている。
【0009】 図3と図4において、上記したように燃料タンク10に補強部材15が取り付 けられた状態のままで、ボルト17とナット18とにより外向きフランジ11a ,12aがクロスメンバ本体3a,4aの各底板にねじ止めされ、この際、各補 強部材15,15も共締めされている。そして、これによって、燃料タンク10 が車体フレーム2に固定されると共に、この固定が補強部材15によって十分に 補強されている。
【0010】 上記の場合、外面が個々に塗装された燃料タンク10の外向きフランジ11a ,12aと補強部材15とがクリップ16により連結されているため、上記外向 きフランジ11a,12aと補強部材15との間の隙間も十分に塗装された状態 となっているのであり、このようにして、これら両者間の隙間における発錆が防 止されている。
【0011】 図1と図3において、上記クロスメンバ本体3a,4aの各底板にはそれぞれ その下面が凹部19となるビード20が形成されている。このビード20は、上 記前部クロスメンバ3や後部クロスメンバ4と、上部タンク11との各対向面間 の空間21に入り込んだ雨水や泥を上記凹部19を通し排出させるために設けら れている。
【0012】 そして、上記したように燃料タンク10を固定させる場合に、クリップ16は 上記凹部19に位置させられており、これにより、上記ビード20位置を除くク ロスメンバ本体3a,4aの下面に対し上記外向きフランジ11aの上面が密着 させられると共に、上記車体フレーム2に対するクリップ16の圧接が防止され ている。 このため、外向きフランジ11a,12aと補強部材15とが上記クリップ1 6により互いに連結された部分に、車体フレーム2側からの外力が大きく作用す ることが防止されて、この部分の塗料にクラックなどの生じることが防止され、 上記外向きフランジ11a,12aと補強部材15との間の隙間における発錆が より確実に防止されている。
【0013】
【考案の効果】
この考案によれば、外面が個々に塗装された燃料タンクの外向きフランジと補 強部材とをクリップにより互いに連結したため、上記外向きフランジと補強部材 との間の隙間も十分に塗装された状態になっているのであり、よって、これら両 者間の隙間における発錆が防止される。 また、車体フレームに対し上記燃料タンクを固定する場合、車体フレームに形 成されたビードの凹部に上記クリップを位置させて、上記外向きフランジを車体 フレームにねじ止めしてあるため、上記のようにして車体フレームに燃料タンク を固定したとき、同上車体フレームにクリップが圧接することが防止される。つ まり、外向きフランジと補強部材とが上記クリップにより互いに連結された部分 に、車体フレーム側からの外力が大きく作用することが防止されて、この部分の 塗料にクラックなどの生じることが防止される。よって、上記外向きフランジと 補強部材との間の隙間における発錆がより確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップで連結した部分の側面断面図である。
【図2】全体側面図である。
【図3】展開斜視図である。
【図4】ボルトによりねじ止めした部分の側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 車体 2 車体フレーム 10 燃料タンク 11a 外向きフランジ 12a 外向きフランジ 15 補強部材 16 クリップ 19 凹部 20 ビード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に外向きフランジを備えこの外向き
    フランジが車体フレームにねじ止めされる燃料タンク
    と、上記外向きフランジに取り付けられる補強部材とを
    設けた自動車の燃料タンク装置において、外面が個々に
    塗装された燃料タンクの外向きフランジと補強部材とを
    クリップにより互いに連結し、上記車体フレームに形成
    されたビードの凹所に上記クリップを位置させて、上記
    外向きフランジを同上車体フレームにねじ止めした自動
    車の燃料タンク装置。
JP7006391U 1991-08-06 1991-08-06 自動車の燃料タンク装置 Expired - Lifetime JP2516896Y2 (ja)

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JPH0513823U true JPH0513823U (ja) 1993-02-23
JP2516896Y2 JP2516896Y2 (ja) 1996-11-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04201630A (ja) * 1990-11-29 1992-07-22 Central Japan Railway Co インシュレータセクションの構造
JPH0672189A (ja) * 1992-05-25 1994-03-15 Central Japan Railway Co インシュレータセクションの構造
JP2010228549A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Tokyo Radiator Mfg Co Ltd 車両用燃料タンク

Cited By (3)

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JP2010228549A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Tokyo Radiator Mfg Co Ltd 車両用燃料タンク

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