JPH05136971A - フアクシミリ通信におけるプロトコルトレース方式 - Google Patents

フアクシミリ通信におけるプロトコルトレース方式

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JPH05136971A
JPH05136971A JP3322441A JP32244191A JPH05136971A JP H05136971 A JPH05136971 A JP H05136971A JP 3322441 A JP3322441 A JP 3322441A JP 32244191 A JP32244191 A JP 32244191A JP H05136971 A JPH05136971 A JP H05136971A
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JP
Japan
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information
communication
signal
frequency
time
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JP3322441A
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English (en)
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Toko Yamada
都弘 山田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 G3機のバイナリ手順上のHDLCフレーム
化された部分の信号名称およびビット情報だけではな
く、通信手順上の信号種類,信号のON/OFF時間、
周波数情報を印字する。 【構成】 通信制御部1によりファクシミリの通信手順
にしたがい通信を実行し、信号検出部2で回線の信号を
2値化し、トーン信号周波数テーブル3によりトーン信
号の周波数フォーマットが登録され、トーン周波数・時
間計測部4で信号のON/OFF時間を計測し、通信情
報管理部5により信号種類,時間,周波数情報を編集
し、情報蓄積部6で通信手順情報を逐次蓄積し、通信手
順記録制御部7により印字を制御し、記録部8で通信手
順情報を印字する構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に係
り、特にCCITT勧告T30などに代表される通信制
御手順にしたがったファクシミリ通信上における通信動
作が正常に機能しているかどうかや、通信障害発生時の
原因分析に使用するための、通信手順履歴として記録す
るファクシミリ通信におけるプロトコルトレース方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、G3機を対
象としたものでバイナリ符号で伝送制御を行うバイナリ
手順上のHDLC(High level Data
Link Control)フレーム化された部分の信
号名称およびビット情報しか記録できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロトコルトレ
ース方式では、G3機のバイナリ手順上のHDLCフレ
ーム化された部分の信号名称およびビット情報しか記録
できなかったため、それ以外のトーン信号やG2機のト
ーナル手順に使用するトーン信号部分で通信障害が発生
した場合、または信号の送出や検出する時間に起因する
障害の場合には、せっかくのプロトコルトレース機能が
生かせず、装置固有に取り決めしている通信異常コード
で内容判断したり、ファクシミリ装置に外付けした測定
器によって原因分析するしかないという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ通
信におけるプロトコルトレース方式は、プロトコルトレ
ース機能を有するファクシミリ装置において、ファクシ
ミリのCCITT勧告のG3またはG2等の通信手順に
したがい通信を実行する通信制御部と、回線に入出力さ
れる信号を2値化するための信号検出部と、ファクシミ
リ通信に使用するトーン信号の周波数フォーマットが登
録してあるトーン信号周波数テーブルと、このトーン信
号周波数テーブルからの情報と上記信号検出部よりの2
値情報および上記通信制御部からの情報を入力とし2値
化された信号の周波数とON/OFF時間を計測するた
めのトーン周波数・時間計測部と、このトーン周波数・
時間計測部からの周波数情報および信号ON/OFF時
間情報と上記通信制御部よりのHDLCフレーム情報を
入力とし通信で使用した信号種類、時間、周波数情報を
印字フォーマットにしたがって編集するための通信情報
管理部と、この通信情報管理部で編集された通信手順情
報を逐次蓄積するための情報蓄積部と、この情報蓄積部
で蓄積された通信手順情報の印字を制御する通信手順記
録制御部と、この通信手順記録制御部からの通信手順情
報を印字するための記録部とを有し、通信手順上の信号
種類、信号のON/OFF時間、周波数情報を印字する
ようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明においては、バイナリ信号のHDLCフ
レーム部分のみならず、トーン信号部分や画信号の部分
までも処理する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。この図1において、1はファクシミリのCCIT
T勧告のG3またはG2等の通信手順にしたがい通信を
実行する通信制御部、2は回線に入出力される信号を2
値化するための信号検出部、3はファクシミリ通信に使
用するトーン信号の周波数フォーマットが登録してある
トーン信号周波数テーブル、4はこのトーン信号周波数
テーブル3からの情報と信号検出部2よりの2値情報お
よび通信制御部1よりのG3バイナリ信号/G3TCF
・画信号/G2位相・画信号通知bを入力とし2値化さ
れた信号の周波数とON/OFF時間を計測するための
トーン周波数・時間計測部、5はこのトーン周波数・時
間計測部4からの周波数情報cおよび信号ON/OFF
時間情報dと通信制御部1よりのHDLCフレーム情報
(フレーム名、FIF情報)eを入力とし通信で使用し
た信号種類、時間、周波数情報を印字フォーマットにし
たがって編集するための通信情報管理部、6はこの通信
情報管理部5で編集された通信手順情報を逐次蓄積する
ための情報蓄積部、7はこの情報蓄積部6で蓄積された
通信手順情報の印字を制御する通信手順記録制御部、8
はこの通信手順記録制御部7からの通信手順情報を印字
するための記録部、9は回線である。fは通信制御部1
から通信手順記録制御部7に送出される通信管理情報を
示す。そして、通信手順上の信号種類、信号のON/O
FF時間、周波数情報を印字するように構成されてい
る。
【0007】図2の図1におけるトーン信号周波数テー
ブル3の一例を示す説明図であり、図3は図1の動作説
明に供するプロトコルトレース情報蓄積内容を示す説明
図である。
【0008】図4は図1の動作説明に供するフローチャ
ートで、具体的なプロトコルトレース方式のフローチャ
ートを示す。この図4における各ステップ101〜11
5においてはそれぞれ所定の処理を実行する。
【0009】図5は図1の動作説明に供するプロトコル
トレース印字フォーマットを示す説明図である。
【0010】つぎに図1に示す実施例の動作を図2ない
し図5を参照して説明する。まず、ファクシミリの通信
を行う場合には、相手局と回線接続後、送信時は手順信
号または画信号がその送出タイミングに応じて通信制御
部1へ出力される。受信時は逆に回線上から手順信号ま
たは画信号が通信制御部1へ入力される。この通信制御
部1では相手局との通信状態を管理しながら通信手順に
したがって通信を実行する。また、この機能部によりG
3の場合はバイナリ信号の低速キャリア信号と画信号の
高速キャリア信号を得、G2の場合は位相信号と画信号
のキャリアのON,OFFタイミングを監視してキャリ
アON/OFF情報を得る。また、G3のバイナリ信号
のHDLCフレーム内のビットを解析してフレーム名と
FIF情報を得る。
【0011】つぎに、信号検出部2は、通信手順の進行
中において回線上に入出力される単一周波数のトーン信
号を状態監視して、その2値化を行う。そして、トーン
信号周波数テーブル3は、図2のトーン信号周波数テー
ブル内容で示されるように、予めファクシミリ通信で使
用される周波数値がその許容値の範囲を含めて登録され
ている。トーン周波数・時間計測部4は、信号検出部2
で2値化されたトーン信号のパルス数を一定の時間だけ
カウントして、パルス数÷カウント時間=周波数を解析
する。この解析した周波数値がトーン信号周波数テーブ
ル3に登録されている値の許容範囲内であればその登録
してある周波数値(Hz)を、もしテーブル内になければ
?Hzとする。ただし、?Hzの場合において通信制御部1
からG3機のバイナリ信号か画信号またはG2機の位相
信号か画信号の通知があれば単一周波数信号以外と判断
する。さらに、トーン信号を検出している間は信号ON
の時間のカウント値を、一旦検出後の信号が一定の時間
断したら信号OFFの時間のカウント値を出力する。
【0012】そして、通信情報管理部5では、トーン周
波数・時間計測部4からの周波数解析情報かつ信号ON
/OFF時間かつ通信制御部1からのHDLCフレーム
情報を通信手順上の時間軸に対応させて編集し、プロト
コルトレース情報とする。情報蓄積部6は、図3のプロ
トコルトレース情報蓄積内容に示されるように、通信情
報管理部5からのプロトコルトレース情報を逐次蓄積す
る。通信手順記録制御部7は、情報蓄積部6に蓄積され
たプロトコルトレース情報を通信制御部1からの通信手
順管理指示にしたがって印字制御する。記録部8は、通
信手順記録制御部7の制御下においてプロトコルトレー
ス情報を印字する。
【0013】図4は図1の機能ブロックを使用してプロ
トコルトレース情報を得るための手段を表したフローチ
ャートであり、ここではCCITTのT30に示される
標準G3通信を例に掲げて説明する。自局のファクシミ
リ装置を送信機として使用した場合には、まず、相手局
と回線接続した後(ステップ101)、これから開始さ
れる通信手順の状態管理をスタートさせる(ステップ1
02)。そして、最初に自局が送信したトーン信号のC
NGを検出するとその周波数を解析して、トーン信号周
波数テーブル内に登録してあるものの中から該当周波数
値を検索する(ステップ103、104)。
【0014】つぎに、その検出したトーン信号の連続性
を見てON時間を算出した後、そのトーン信号が一定の
時間検出されなくなったことを確認してから、次に何ら
かの信号が検出されるまでのOFF時間を算出し、先の
周波数値と共に情報を蓄積する。続いて自局が受信した
CEDを検出すると、同様の処理により周波数値とON
/OFF時間を算出して蓄積する。また、続いて自局が
受信したバイナリ信号であるCSI、DISを検出する
とその周波数を解析後、トーン信号周波数テーブル3を
参照するが、その周波数値がテーブル内にないので?Hz
として処理するが、通信制御部1からのG3機のバイナ
リ信号である通知を受け、単一周波数信号以外と判断
し、続いてON/OFF時間を算出する。さらに、通信
制御部1からHDLCフレームの内容を解析した結果の
フレーム名とFIF情報を一緒に蓄積する。CSI,D
ISの応答として自局が送信するバイナリ信号のTS
I,DCSも同様に処理しHDLCフレームの内容を引
き取ると共にその信号のON/OFF時間を蓄積する。
続いて、自局が送信する画信号送出前のトレーニング信
号であるTCFを検出して、通信制御部1からG3機の
トレーニング信号である通知を受け、そのON/OFF
時間を算出すると共にTCFであることを蓄積する。
【0015】そして、TCFの応答として自局が受信し
たバイナリ信号のCFRが検出されると、そのHDLC
フレームの内容を解析したものと共にON/OFF時間
を算出し蓄積する。続いて自局が送信する画信号の情報
を引き取りそのON/OFF時間を算出すると共に画信
号であることを蓄積する。(以降の終了手順にかかわる
部分はバイナリ信号の制御と同様のため、省略する)以
上のようにして1通信分、手順データが蓄積できたら印
字を行う(ステップ105〜115)。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ファクシ
ミリ装置のプロトコルトレース方式において、バイナリ
信号のHDLCフレーム部分のみならず、トーン信号部
分や画信号の部分までも処理できるようにしたので、通
信障害に対して従来より速やかに対応できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるトーン信号周波数テーブルの一例
を示す説明図である。
【図3】図1の動作説明に供するプロトコルトレース情
報蓄積内容を示す説明図である。
【図4】図1の動作説明に供するプロトコルトレース方
式のフローチャートである。
【図5】図1の動作説明に供するプロトコルトレース印
字フォーマットを示す説明図である。
【符号の説明】
1 通信制御部 2 信号検出部 3 トーン信号周波数テーブル 4 トーン周波数・時間計測部 5 通信情報管理部 6 情報蓄積部 7 通信手順記録制御部 8 記録部 9 回線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロトコルトレース機能を有するファク
    シミリ装置において、ファクシミリのCCITT勧告の
    G3またはG2等の通信手順にしたがい通信を実行する
    通信制御部と、回線に入出力される信号を2値化するた
    めの信号検出部と、ファクシミリ通信に使用するトーン
    信号の周波数フォーマットが登録してあるトーン信号周
    波数テーブルと、このトーン信号周波数テーブルからの
    情報と前記信号検出部よりの2値情報および前記通信制
    御部からの情報を入力とし2値化された信号の周波数と
    ON/OFF時間を計測するためのトーン周波数・時間
    計測部と、このトーン周波数・時間計測部からの周波数
    情報および信号ON/OFF時間情報と前記通信制御部
    よりのHDLCフレーム情報を入力とし通信で使用した
    信号種類、時間、周波数情報を印字フォーマットにした
    がって編集するための通信情報管理部と、この通信情報
    管理部で編集された通信手順情報を逐次蓄積するための
    情報蓄積部と、この情報蓄積部で蓄積された通信手順情
    報の印字を制御する通信手順記録制御部と、この通信手
    順記録制御部からの通信手順情報を印字するための記録
    部とを有し、通信手順上の信号種類、信号のON/OF
    F時間、周波数情報を印字するようにしたことを特徴と
    するファクシミリ通信におけるプロトコルトレース方
    式。
JP3322441A 1991-11-12 1991-11-12 フアクシミリ通信におけるプロトコルトレース方式 Pending JPH05136971A (ja)

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