JPH0514573A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH0514573A
JPH0514573A JP3160725A JP16072591A JPH0514573A JP H0514573 A JPH0514573 A JP H0514573A JP 3160725 A JP3160725 A JP 3160725A JP 16072591 A JP16072591 A JP 16072591A JP H0514573 A JPH0514573 A JP H0514573A
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JP3160725A
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English (en)
Inventor
Akiichi Yamaguchi
昭市 山口
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置において、受信画像の記録
出力に異常があったら直ちにそのことを使用者に報知で
きる構成を提供する。 【構成】 プリンタ14により記録出力された受信画像
を、送信原稿の画像を読み取るイメージスキャナ15に
より読み取り、その読み取った画像の異常の有無をコン
トローラ11が判定回路16により判定し、異常と判定
したらブザー13を駆動し、その音により記録出力の異
常をファクシミリ装置の使用者に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の送信、受信、記
録出力を行なうファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の基本的な構成は、画
像通信を行なうための通信部、送信原稿の画像を読み取
る画像読み取り手段であるイメージスキャナ、受信画像
を記録シート(紙)に記録出力する画像出力手段である
プリンタ、及び装置全体を制御するコントローラからな
る。従来のファクシミリ装置では、イメージスキャナと
プリンタを同時に作動させることはなく、イメージスキ
ャナは送信原稿の画像の読み取りにのみ用いられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のファクシミリ装置では、画像受信時に画像
データの受信のエラーは検出するものの、正常に受信さ
れた画像のプリント出力に異常があった場合、例えば画
像が全く記録されない、いわゆる全白などになった場
合、これを検出する手だてが全くなかった。このため受
信画像のプリント出力の異常は、プリント出力の紙を装
置の使用者が見るまで判らず、使用者がその異常に気付
くのが遅れて仕事に大きな支障を来たす場合がある。
【0004】そこで本発明の課題は、この種のファクシ
ミリ装置において、受信画像の記録出力に異常があった
ら直ちにそのことを使用者に報知できる構成を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、送信原稿の画像を読み取る画像読
み取り手段と、受信した画像を記録出力する画像出力手
段を備えたファクシミリ装置において、前記画像出力手
段により記録出力された受信画像を前記画像読み取り手
段により読み取ることができるように構成し、更に前記
読み取り手段により読み取られた記録出力画像の異常を
検出する検出手段と、前記異常が検出された時に該異常
をファクシミリ装置の使用者に報知する報知手段を設け
た構成を採用した。
【0006】
【作用】このような構成によれば、受信画像の記録出力
時に記録出力される画像が上記画像読み取り手段により
読み取られ、その画像の異常の検出が上記検出手段によ
り行なわれ、その異常が検出された時は上記報知手段に
より異常が使用者に報知される。
【0007】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0008】まず、図1は本発明の実施例のファクシミ
リ装置におけるイメージスキャナとプリンタの紙搬送系
(シート搬送系)、即ち送信原稿のシートとしての紙
と、記録を行なう記録シートとしての紙を搬送する紙搬
送系の構成を示している。
【0009】図1において1は給紙ローラ、2は排紙ロ
ーラであり、それぞれ不図示の紙送りモータにより回転
駆動される。また3はプリンタを構成する記録ヘッドと
してのサーマルヘッド、4はイメージスキャナを構成す
る密着型のイメージセンサ、5は受信画像を記録するた
めの記録シートであるロール状の感熱紙である。
【0010】この紙搬送系において、受信画像の記録出
力時にはローラ1、2の回転駆動により感熱紙5が矢印
A方向に搬送され、サーマルヘッド3により受信画像の
記録を受け、イメージセンサ4上を通って装置から排出
される。また送信原稿の読み取り時には不図示の送信原
稿の紙がローラ1、2の回転駆動により同じくA方向に
搬送され、イメージセンサ4により原稿の画像が読み取
られる。
【0011】このように本実施例の装置ではイメージス
キャナとプリンタの紙搬送系として同一の搬送系が共用
され、同搬送系においてイメージセンサ4は紙搬送方向
に沿ってサーマルヘッド3の下流側近傍に配置されてい
る。
【0012】次に、図2は実施例のファクシミリ装置の
全体の構成を概略的に示すブロック図である。図2にお
いて、11はファクシミリ装置全体の制御を行うマイク
ロコンピュータから構成されたコントローラ、12は電
話回線又はその他の通信回線Lを介して画像通信を行な
うための通信部であり、網制御装置やモデムなどからな
る。13はブザー(スピーカ)であり、後述するように
受信画像の記録出力の異常を装置の使用者に報知する音
の出力に用いられる。また14は受信画像の記録出力を
行なうプリンタであり、前述したサーマルヘッド3と紙
搬送系から構成されるサーマルプリンタである。
【0013】更に15は送信原稿の画像を読み取るイメ
ージスキャナであり、先述したイメージセンサ4と紙搬
送系から構成される。ここで本実施例ではイメージスキ
ャナ15を送信原稿の画像の読み取りだけでなく、受信
画像の記録出力時にその記録出力の異常、例えば画像記
録が全然なされない全白を検出するために、感熱紙5に
記録された受信画像を読み取ることにも用いる。
【0014】そして、この時にイメージスキャナ15が
読み取った画像が全白か否かを判定する判定回路16が
設けられ、その判定出力がコントローラ11に入力され
るようになっている。判定回路16は、図3に示すよう
にカウンタ20とDフリップフロップ25から構成され
ている。
【0015】図3の構成において、カウンタ20のクロ
ック入力端子に画像クロック22が入力されるととも
に、カウントイネーブル端子にはイメージスキャナ15
に読み取られた記録出力の画像データ21が入力され、
この画像データが黒(ハイレベル)の時のみ、カウンタ
20はカウントアップを行なう。黒データの画素数があ
る基準値(例えば15画素)に達するとカウンタ20の
RC端子よりパルス24が発生しフリップフロップ25
のクロック入力端子に入力され、これにより判定出力
(フリップフロップ25の出力)26がハイレベルとな
る。しかし、黒データの画素数が前述の基準値に満たな
い場合、判定出力26はローレベルのままとなる。
【0016】そしてコントローラ11は受信画像の記録
出力時に1ページの記録出力の終了時点で判定出力26
がローレベルである場合、つまり読み取られた記録出力
の1ページ分の画像データの内で黒データの画素数の合
計が上記の基準値に達していない場合は、その1ページ
の記録出力の画像が全白であると判断する。
【0017】なお上記の黒データの基準値を設けた理由
は、イメージセンサ4へのゴミ付着などによる誤判定を
避けるためである。またカウンタ20とフリップフロッ
プ25は1ページの画像データの開始を示すページスタ
ート信号23によりリセットされる。
【0018】更にコントローラ11は上記のようにして
全白を検出した場合、ブザー13を鳴動させ、本装置の
使用者に受信画像の記録出力が異常(全白)であること
を報知する。このようなコントローラ11による受信、
記録出力時の制御動作を図4により以下に説明する。図
4はコントローラ11の制御のフローチャートであり、
この制御はコントローラ11を構成するマイクロコンピ
ュータの制御プログラムにより実行される。
【0019】本ファクシミリ装置に対し他のファクシミ
リ装置からの着信があると、コントローラ11は図4の
制御を開始し、まず受信した画像データの復号化処理を
行う(ステップS1)。ファクシミリの符号化方式に
は、MH方式、MR方式、MMR方式があるが、現在で
はこれらの各方式の復号化専用のLSIが市販されてお
り、これらを使用することにより、復号化処理を簡単に
行うことができる。
【0020】次に、ステップS2では受信し復号化した
画像データが有効であるか否かの判定を行う。ステップ
S1で複号化されたデータは黒画素又は白画素を示すビ
ットの集合体であり、受信したデータが全白である場合
は容易に検知することができる。ここでは説明を容易に
するために、全白でなければ有効であると判断すること
とする。そして画像データが有効でないと判定した場合
は後述のステップS8にジャンプするが、有効と判定し
たらステップS3に進む。
【0021】次にステップS3〜S5のループの処理に
より、受信画像データの1ページの終了までプリンタ1
4にそのプリントアウトを行なわせると共に、それに並
行してプリントアウトされた感熱紙の画像を読み取る動
作をイメージスキャナ15に行なわせる。
【0022】具体的に言うと、コントローラ11は、不
図示の紙送りモータを駆動し、図1中A方向に搬送され
る感熱紙5がサーマルヘッド3を通過する頃合を見測ら
ってサーマルヘッド3に対してステップS1で復号化し
た受信画像データを出力し、その記録を行なわせる。そ
してサーマルヘッド3により記録を受けた感熱紙5が搬
送路に沿って送られイメージセンサ4に到達すると、コ
ントローラ11はイメージセンサ4に対し読み取り用の
制御信号を発して読み取りを行なわせ、記録出力の画像
データを得る。
【0023】なお、過去においてはコンタクトセンサ等
の光電変換素子の制御を行うためには複雑な付属回路が
必要であったが、現在では光源や補正回路等を1モジュ
ール化し、簡単な制御で2値(白、黒)の画像データを
得ることが出来る密着型イメージセンサモジュールが市
販されており、これをイメージセンサ4に用いることで
制御を簡単に行なうことができる。
【0024】一方、ステップS3〜S5の処理により得
られた画像データがコントローラ11の制御により先述
した判定回路16に入力される。そして1ページのプリ
ントアウトとその画像の読み取りが終了すると、コント
ローラ11はステップS6において判定回路16の判定
出力26がローレベルかハイレベルかにより、プリント
アウトされた1ページの画像が全白か否か判断し、全白
と判断した場合はブザー13を駆動し、警告音を数秒鳴
らす(ステップS7)。この警告音によりプリントアウ
トの異常(全白)が使用者に報知される。なおステップ
S6で全白でないと判断した場合はステップS6からS
8にジャンプする。
【0025】ステップS8では受信終了か否か判定し、
終了でなければステップS1〜S8の処理を繰り返し、
受信終了であれば処理を終了する。
【0026】以上説明したように、本実施例によれば、
受信画像の記録出力に異常があるか否かを検出でき、異
常があったら直ちにブザー13により異常を使用者に報
知できる。しかも従来では送信原稿の読み取りのみに用
いていたイメージスキャナ15を前記の異常を検出する
ための記録出力の画像の読み取りに用い、新たに設ける
のは判定回路16だけであるので、前記の異常検出のた
めの構成のコストは僅かしかかからない。
【0027】なお以上の説明では記録出力の異常として
全白を挙げたが、画像データの解析方法により全黒など
他の異常も判定できることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送信原稿の画像を読み取る画像読み取り手段
と、受信した画像を記録出力する画像出力手段を備えた
ファクシミリ装置において、前記画像出力手段により記
録出力された受信画像を前記画像読み取り手段により読
み取ることができるように構成し、更に前記読み取り手
段により読み取られた記録出力画像の異常を検出する検
出手段と、前記異常が検出された時に該異常をファクシ
ミリ装置の使用者に報知する報知手段を設けた構成を採
用したので、安価に実施できる構成で、受信画像の記録
出力に異常があった時にその異常を検出して直ちに使用
者に報知でき、使用者はその異常を即時に知って異常に
対処できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるファクシミリ装置の画像
読み取り部と記録出力部の紙搬送系の構成を概略的に示
す斜視図である。
【図2】同ファクシミリ装置の全体の構成を概略的に示
すブロック図である。
【図3】同装置の記録出力画像の正常/異常を判定する
ための判定回路のブロック図である。
【図4】同装置の受信、記録出力時の制御を示すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1 給紙ローラ 2 排紙ローラ 3 サーマルヘッド 4 イメージセンサ 5 感熱紙 11 コントローラ 12 通信部 13 ブザー 14 プリンタ 15 イメージスキャナ 20 カウンタ 25 Dフリップフロップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿の画像を読み取る画像読み取り
    手段と、受信した画像を記録出力する画像出力手段を備
    えたファクシミリ装置において、 前記画像出力手段により記録出力された受信画像を前記
    画像読み取り手段により読み取ることができるように構
    成し、 更に前記画像読み取り手段により読み取られた記録出力
    画像の異常を検出する検出手段と、 前記異常が検出された時に該異常をファクシミリ装置の
    使用者に報知する報知手段を設けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記画像読み取り手段の送信原稿のシー
    トを搬送するシート搬送系と、前記画像出力手段の記録
    シートを搬送するシート搬送系として、同一のシート搬
    送系を共用するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のファクシミリ装置。
JP3160725A 1991-07-02 1991-07-02 フアクシミリ装置 Pending JPH0514573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3160725A JPH0514573A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 フアクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3160725A JPH0514573A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 フアクシミリ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0514573A true JPH0514573A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15721118

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3160725A Pending JPH0514573A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 フアクシミリ装置

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JP (1) JPH0514573A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10041486B2 (en) 2013-02-14 2018-08-07 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Crank-driven arrangement for a piston compressor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10041486B2 (en) 2013-02-14 2018-08-07 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Crank-driven arrangement for a piston compressor

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