JPH03250963A - 画像受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、受信した画像データを記録媒体に記録し、所
定の受け部材に排出する画像受信装置に関する。

［従来の技術］ 従来よりファクシミリ装置あるいは通信機能を有するデ
ジタル複写機等において、記録済みの記録媒体を、トレ
イやスタッカなどと呼ばれる受け部材に排出して蓄積す
るようにした画像受信装置が知られている。

そして、上述した受け部材は、従来では単に記録済みの
記録媒体を受け、バラバラにならないように保持する機
能のみを担当し、そこに記録媒体が排出されているかど
うかを検出するような手段は設けられないことが多い。

一方、上記のような画像受信装置では、所定の通信手順
に応じて画像データを受信する。たとえば、ファクシミ
リ装置の場合、画像データを誤りなく受信した場合には
、ＭＣＦ信号（メツセージ確認信号）などを送信して、
送信側に画像の正常な受信を通知するようになっている
。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、このような画像受信装置のユーザは、一般に
出力されている記録媒体が完全な通信結果を保証してい
るか否かを確認したいと考えている。このため従来例で
は、受信記録済媒体をいちいち全て目視して、通信エラ
ーが発生しているかどうか、又送信側で送った通りの全
内容が出力されているかどうか調べる必要があった。

本発明は、煩わしい作業を行なうことなく通信結果が正
常か異常かを知ることができる画像受信装置を提供する
ことを目的とする。

［課題を解決する手段］ 本発明は、受信した画像データを所定記録方式により記
録媒体に記録し、この記録済み媒体を所定の受け部材に
排出する画像受信装置において、前記受け部材に記録媒
体が排出されているか否かを検出する検出手段を設け、
画像記録終了後、前記検出手段によって操作者による記
録媒体の取り出しが確認されたとき、この記録媒体中に
通信結果不完全なものが含まれている場合には、警告音
または警告表示によって操作者に警告を発することを特
徴とする。

［作用］ 本発明においては、操作者が受け部材から記録媒体を取
り出した際、その通信結果に不完全なものが含まれてい
る場合には、警告音または警告表示による警告を発し、
操作者に注意を促すものである。

［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
外観を示す側面図である。

このファクシミリ装置は、装置筐体ｌ内に、記録出力装
置、読み取り装置、操作パネル、その他ファクシミリ通
信に必要な公知の部材を内蔵したものである。

上記記録出力装置の記録出力機構は、感熱方式、熱転写
方式、電子写真方式、インクジェット記録方式など、種
々の公知の記録方式に応じて構成されており、受信した
画像データを記録した紙などの記録媒体は、順次１ペー
ジずつスター２力２に排出される。

第２図は、第１図のスタッカ２の部分の構造を詳細に示
した説明図である。

図において、記録済みの記録媒体４は排出ローラ４ａ、
４ａによってスタッカ２の方向（第２図中、右方向）に
排出される。スタッカ２は、図示するように傾斜して筐
体１に取り付けられており、完全に排出された記録媒体
４は、スタッカ２の装置内部側に位置する基端部に設け
られたストッパ２ａによって係止される。

スタッカ２のストッパ２ａ近傍部には開口部２ｂが設け
られており、この開口部２ｂの下部にはフォトトランジ
スタなどからなる受光素子６が配置されている。また、
スタッカ２に記録媒体４が存在しない場合に、開口部２
ｂを介して受光素子６に光信号が入力するよう、開口部
２ｂの上部には発行−ダイオードなどからなる発光素子
５が配置されている。

したがって、発光素子５を点灯状態にしておけば、受光
素子６の出力を調べることにより、スタッカ２内の記録
媒体４の有無を検出することができる。

第３図は、上記ファクシミリ装置を制御する制御系の構
成を示すブロック図である。

この制御回路は、発光素子５および受光素子６の点灯回
路や検出回路を含む記録媒体検出回路１１を有する。ま
た、この記録媒体検出回路１１の検出信号は、マイクロ
コンピュータおよびメモリなどから構成される主制御部
７に入力される。

主制御部７は、受信、画像記録あるいは画像読み取り、
その他からなる全体の動作を制御するものである。

また、記録部１３は、記録出力装置の記録ヘー。

ド、モータなどからなるものであり、主制御部７によっ
て公知と同様の手段により制御される。

さらに、主制御部７には、モデムおよびＮＣＵなどから
なる通信制御部８が接続されており、この通信制御部８
は、回線９との間で画像信号および手順信号を送受信す
る。

また、主制御部７に接続された！報回路１２は、ブザー
や発光回路などからなるもので、後述する手順により制
御される。

なお、メモリ１０は受信した画像データ、通信相手の電
話番号および後述する制御プログラムなどを記憶するた
めのものである。

以上のような構成において、画像受信動作は次のように
行われる。

回線９を介して送られてきた手順信号は主制御部７によ
って解析され、この解析結果に応じて主制御部７は受信
動作を制御する。受信した画像データは、記録部１３に
おいて順次１ページずつ記録され、記録が終了した記録
媒体は、上記排出ローラ４ａによってスタッカ２に排出
される。

Ｇ３ファクシミリ装置の手順では、送信側装置はＥＯＭ
信号（メツセージ終了信号）などを送信することにより
画像データの終了を知らせてくる。従来の画像受信装置
では、これにより受信状態を判定し５正常に画像記録を
行なえた場合に、ＭＣＦ信号などの受信確認信号を送信
するが、本実施例においては、第４図に示すような手順
を行なってからＭＣＦ信号を送信する。

第４図は、主制御部７の制御手順の一部を示したもので
、この手順は制御プログラムとしてメモリ１０に格納さ
れている。

第４図のステップＳ１は、ＥＯＭ信号検出などに対応し
た画像メツセージ終了信号の検出を示している０画像デ
ータの終了が確認されたら、ステップＳ２に移行し、警
報回路１２を駆動して、画像記録の終了した記録媒体が
スタッカ２に排出されていることを操作者に知らせる。

続いて主制御部７は、記録媒体検出回路１１を制御して
、第２図の発光素子５を点灯させ、受光素子６の出力状
態を調べる。

そして、未だ記録媒体４が取り出されておらず、受光素
子６が受光していない場合にはステップＳ３において、
記録媒体４が取り出されるまで検知を続ける。

また、記録媒体４が取り出されると、ステップＳ４に進
み、取り出された記録媒体４に、通信エラーなどにより
発生した不完全文書が含まれている場合には、ステップ
Ｓ５に進み、何もエラーが発生していない場合には、通
常フローを終了する。

ステップＳ５では、警報回路１２を駆動して、通信エラ
ーがあった旨、オペレータに音で知らせる。

なお、以上の構成では、オペレータへの告知は警報を用
いたが、オペレータへのメツセージを表示する機能を組
み合わせれば、より明確に警報１２を耳のみによらず、
目視でも確認できるようにすることができる。

また、本発明は、ファクシミリ装置に限らず、他の画像
受信装置にも適用できるものである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、画像記録終了後
、操作者による記録媒体の取り出しが確認された時点で
、もしこの記録媒体上に通信エラーなどの障害があれば
、警告により操作者に明解に知らせることができ、通信
事務の効率を向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
外観を示す側面図である。 第２図は、第１図に示すファクシミリ装置の内部構造を
示す説明図である。 第３図は、第１図に示すファクシミリ装置の制御系の構
成を示すブロック図である。 第４図は、第３図の主制御部の制御手順の一部を示すフ
ローチャートである。 １・・・装置筐体、 ２・・・スタッカ、 ４・・・記録媒体、 ５・・・発光素子、 ６・・・受光素子、 ７・・・主制御部、 ８・・・通信制御部、 １１・・・記録媒体検出回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 受信した画像データを所定記録方式により記録媒体に記
   録し、この記録済み媒体を所定の受け部材に排出する画
   像受信装置において、 前記受け部材に記録媒体が排出されているか否かを検出
   する検出手段を設け、画像記録終了後、前記検出手段に
   よって操作者による記録媒体の取り出しが確認されたと
   き、この記録媒体中に通信結果不完全なものが含まれて
   いる場合には、警告音または警告表示によって操作者に
   警告を発することを特徴とする画像受信装置。