JP2629636B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2629636B2 JP7036970A JP3697095A JP2629636B2 JP 2629636 B2 JP2629636 B2 JP 2629636B2 JP 7036970 A JP7036970 A JP 7036970A JP 3697095 A JP3697095 A JP 3697095A JP 2629636 B2 JP2629636 B2 JP 2629636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電話回線を介して画
情報の送受信を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置において、複数
枚の原稿の送信途中でモード変更(線密度変更など)を
行う場合は、CCITT.T.30で勧告されているフ
エーズBのプロトコル手順でモード変更を行っていた。
図5は、上述したフエーズBのプロトコル手順でモード
変更を行う場合のシーケンスを示す図で、画情報PIX
−2でモード変更が行われる場合を示したものである。
【0003】送信機は画情報PIX−1を送信した後、
メッセ−ジの終了を示すEOMコマンドを送出し、フェ
ーズBの始めに手順が戻ることを通知する。受信機はこ
れに対してメッセ−ジの確認を示すMCFコマンドを送
出し、6秒経過した後、自機の能力をNSFコマンドに
より通知する。送信機はNSFコマンドを受信すると、
設定すべき機能を示すNSSコマンドと、TCFコマン
ドを送出し、受信機からの受信準備完了を示すCFRコ
マンドを受信した後、次の画情報PIX−2を送信す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
モード変更のたびにフエーズBのプロトコル手順により
コマンドのやりとりを行っていたため、1回モード変更
を行うたびに、モード変更を行わない時よりも最低11
秒ほど余計に通信時間がかかり、ファクシミリ装置が電
話回線を閉結している時間が徒らに長くなってしまうと
いう問題点があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、モード変更を行う時のフエーズBによるプロトコル
手順を省略し、モード変更を伴う複数枚の原稿を送信す
る場合の通信時間を短縮するようにしたファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話回線を介
して画情報の送受信を行うファクシミリ装置において、
相手機の能力を記憶する記憶手段と、画情報を送信する
時は、相手機から送られたNSFコマンドにより相手機
の能力を識別し、必要に応じて相手機の能力を前記記憶
手段に記憶すると共に、画情報の送信中にモード変更要
求があった時は、メッセージの終了を示すポストメッセ
ージ命令コマンドに、前記記憶手段に記憶された相手機
の能力に応じて決定したモード変更内容を付加して送出
し、画情報を受信する時は、相手機から送られたNSS
コマンドによりモード変更手順短縮プロトコルモードを
設定し、画情報の受信後にポストメッセージ命令コマン
ドを受信した時は、このポストメッセージ命令コマンド
を解析して指定されたモード変更を行うと共に、ポスト
メッセージ応答コマンドを送出する制御手段とを具えた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、ポストメッセージ命令コマンドに
モード変更内容を付加して送信することによって、モー
ド変更の際にページ間で行われるフェーズBによるプロ
トコル手順を省略し、通信時間を短縮するようにしたも
のである。従って、例えばG3ファクシミリにおいて
は、1回モード変更を行うたびに約13〜14秒必要と
なるが、モード変更内容をポストメッセージ命令コマン
ドに付加して送出すれば、通常のマルチページのための
約3秒の手順で済むため、1回のモード変更につき、最
低約11秒短縮することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係わるファクシミリ装置の一
実施例を説明する。図1は、本発明に係わるファクシミ
リ装置の基本的な装置構成を示すブロック図である。こ
のファクシミリ装置10は、ファクシミリ各部の制御や
画情報の管理等を行なう制御部1と、画情報の読取りや
記録を行なう入・出力部2と、電話回線4に接続された
回線接続部3と、図示せぬ操作・表示部及び電源部とか
ら構成される。
【0009】制御部1は、入・出力のインターフエース
であるI/Oポート11と、相手機の能力を記憶する記
憶手段であるRAM12と、制御プログラムが格納され
たROM13と、各部の制御や画情報の管理の他、画情
報を送信する時は、相手機から送られたNSFコマンド
により相手機の能力を識別し、必要に応じて相手機の能
力を前記RAM12に記憶すると共に、画情報の送信中
にモード変更要求があった時は、RAM12に記憶され
た相手機の能力に応じてポストメッセージ命令コマンド
にモード変更内容を付加して送出し、画情報を受信する
時は、相手機から送られたポストメッセージ命令コマン
ドを解析して指定されたモード変更を行うと共に、ポス
トメッセージ応答コマンドを送出する制御手段である、
CPU14とから構成されている。
【0010】また、入・出力部2は、画情報を読み取る
スキャナ15と、画情報を記録するプリンタ16とから
構成され、回線接続部3は、信号の変・復調を行うモデ
ム17と、電話回線との接続動作を制御するNCU18
とから構成されている。
【0011】図3は、モード変更手順短縮プロトコル手
順(以下、手順短縮プロトコルという)により通信を行
う場合のシーケンスを示す図で、画情報PIX−3でモ
ード変更が行われる場合を示したものである。
【0012】受信機が、モード変更手順短縮プロトコル
能力(以下、手順短縮能力という)を有することをNS
Fコマンドに付加して送出すると、送信機は、手順短縮
能力を有する受信機であるかどうかを識別し、能力があ
る場合にはRAM12(図1)に受信機の能力(線密
度、符号化方式、記録紙サイズ、最少走査時間、データ
信号速度等)を記録すると共に、手順短縮プロトコルに
より通信を行うことをNSSコマンドに付加して送信す
る。ここで、送信機はモード変更手順短縮プロトコルモ
ード(以下、手順短縮モードという)を設定する。
【0013】一方、受信機はNSSコマンドを受信する
と、手順短縮プロトコルで通信を行うことを示してある
かどうかを識別し、手順短縮プロトコルで通信を行うこ
とを示してある場合は、手順短縮モードを設定する。以
後の手順は、モード変更要求があるまで従来のCCIT
T.T.30で勧告されているプロトコル手順で通信を
行う。そして、画情報PIX−2の途中でモード変更要
求があった場合、送信機は画情報PIX−2を送信した
後、変更要求された内容と、RAM12に記憶されてい
る内容を比較し、受信機の能力に応じてモード変更を行
う。
【0014】従って、受信機の能力と変更要求された内
容が合わない時は、受信機の能力に合うモードまで自動
的にフォールバックする。例えば、線密度を7.7li
ne/mmにモード変更するよう要求された時、受信機
の能力が線密度3.85line/mmしか無い場合
は、送信機は線密度を3.85line/mmにフォル
ーバックする。そして、ポストメッセージ命令コマンド
(CCITT.T.30で勧告されているコマンドでは
EOMコマンドに該当する)に、線密度、符号化方式等
のモード変更内容を収めたファクシミリ情報フィールド
(以下、FIFと言う)を付加して送信する。
【0015】図4は、ポストメッセージ命令コマンドの
フレーム構成を示す説明図である。同図において、ファ
クシミリ制御フィールド(以下、FCFという)には、
EOM又はEOP等のポストメッセージ命令コマンドが
収められており、FIFには、上述したようにモード変
更内容が収められている。尚、フラグ、アドレス、制御
のコードはCCITT.T.30と同じであり、また、
FCFはEOMコマンドのコード(8EH、8FH)を
使用し、FIFはDCSコマンドのFIFフォーマット
を使用する。受信機はこのポストメッセージ命令コマン
ドを受信したならば、FIFを解析して指示されたモー
ド変更を行い、ポストメッセージ応答コマンド(CCI
TT.T.30で勧告されているコマンドではMCFコ
マンドに該当する)を送信する。
【0016】次に、上述したファクシミリ装置により画
情報を送・受信する場合の処理手順を、図2のフローチ
ャートに基づいて説明する。送信機からの操作により電
話回線が閉結すると、受信機は手順短縮能力があること
をNSFコマンドに示して送信する(ステップ20
1)。送信機はNSFコマンドを受信すると(ステップ
101)、受信機に手順短縮能力があるかどうか判断し
(ステップ102)、ある場合にはRAM12(図1)
に受信機の能力を記憶すると共に、手順短縮モードを設
定し(ステップ103)、手順短縮プロトコルにより通
信を行うことをNSSコマンドに付加して送信する(ス
テップ104)。
【0017】一方、ステップ102において受信機に手
順短縮能力が無いと判断した時は、CCITT.T.3
0の手順と同じ処理を行う(ステップ105)。受信機
はNSSコマンドを受信すると(ステップ202)、手
順短縮プロトコルによる通信の指示があるかどうか判断
し(ステップ203)、指示のある時は、手順短縮モー
ドを設定する(ステップ204)。一方、ステップ20
3において手順短縮プロトコルによる通信の指示が無い
と判断した時は、CCITT.T.30の手順と同じ処
理を行う(ステップ205)。
【0018】次に、送信機と受信機は、CCITT.
T.30で勧告されているプロトコル手順でそれぞれ処
理を行う(ステップ106、206)。しかる後、送信
機は画情報を送信し(ステップ107)、そのページが
最終ページかどうかを判断する(ステップ108)。こ
こで、最終ページであると判断した時は、CCITT.
T.30の手順と同じ処理を行い(ステップ109)、
最終ページでない時は、更にモード変更要求があるかど
うか判断する(ステップ110)。ここで、モード変更
要求がなければステップ109へ進み、モード変更要求
があると判断した時はモード変更を行い(ステップ11
1)、続いてポストメッセージ命令コマンドに、モード
変更内容を付加して送信する(ステップ112)。
【0019】受信機は画情報を受信した後(ステップ2
07)、ポストメッセージ命令コマンドを受信したかど
うかを判断し(ステップ208)、受信してない場合は
CCITT.T.30の手順と同じ処理を行い(ステッ
プ209)、受信したと判断した時は、更に画品質が良
好かどうかを判断する(ステップ210)。ここで、画
品質が良好でなければステップ209へ進み、良好であ
ると判断した時は、モード変更内容に応じてモード変更
を行い(ステップ211)、MCFコマンドを送信して
(ステップ212)、ステップ207へ戻る。送信機は
ポストメッセージ命令コマンドを送信した後、MCFコ
マンドを受信したかどうかを監視し(ステップ11
3)、MCFコマンドを受信したと判断した時はステッ
プ107に戻り、所定時間が経過してもMCFコマンド
を受信しない時はステップ109へ進む。上述した手順
でモード変更を行うことにより、図5のMCFコマンド
以降のフェーズBによるプロトコル手順を省略すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるフ
ァクシミリ装置では、ポストメッセージ命令コマンドに
モード変更内容を付加して送信するようにしたため、モ
ード変更に伴うフェーズBによるプロトコル手順が省略
され、モード変更を伴う複数の原稿を送信する場合の通
信時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるファクシミリ装置の基本的な装
置構成を示すブロック図。
【図2】手順短縮プロトコルによる処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図3】手順短縮プロトコルにより通信を行う場合のシ
ーケンスを示す図。
【図4】ポストメッセージ命令コマンドのフレーム構成
を示す説明図。
【図5】フエーズBのプロトコル手順でモード変更を行
う場合の制御シーケンスを示す図。
【符号の説明】
1 制御部、2 入・出力部、3 回線接続部、4 電
話回線、11 I/Oポート、12 RAM、13 R
OM、14 CPU、15 スキャナ、16プリンタ、
17 モデム、18 NCU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を介して画情報の送受信を行う
    ファクシミリ装置において、 相手機の能力を記憶する記憶手段と、 画情報を送信する時は、相手機から送られたNSFコマ
    ンドにより相手機の能力を識別し、必要に応じて相手機
    の能力を前記記憶手段に記憶すると共に、画情報の送信
    中にモード変更要求があった時は、メッセージの終了を
    示すポストメッセージ命令コマンドに、前記記憶手段に
    記憶された相手機の能力に応じて決定したモード変更内
    容を付加して送出し、 画情報を受信する時は、相手機から送られたNSSコマ
    ンドによりモード変更手順短縮プロトコルモードを設定
    し、画情報の受信後にポストメッセージ命令コマンドを
    受信した時は、このポストメッセージ命令コマンドを解
    析して指定されたモード変更を行うと共に、ポストメッ
    セージ応答コマンドを送出する制御手段とを具えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
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