JPH05135185A - プラントデータ表示装置 - Google Patents

プラントデータ表示装置

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JPH05135185A
JPH05135185A JP3006370A JP637091A JPH05135185A JP H05135185 A JPH05135185 A JP H05135185A JP 3006370 A JP3006370 A JP 3006370A JP 637091 A JP637091 A JP 637091A JP H05135185 A JPH05135185 A JP H05135185A
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JP
Japan
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graph
data
event
display
storage device
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Application number
JP3006370A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Noguchi
浩史 野口
Tetsuo Murai
哲男 村井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3006370A priority Critical patent/JPH05135185A/ja
Publication of JPH05135185A publication Critical patent/JPH05135185A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 イベント発生時にグラフデータを自動的に記
憶し、後刻同一座標軸上に複数の収集済みデータのグラ
フを表示して、オぺレータ多忙時期でもオペレータが操
作することなくデータが保存され、必要なグラフデータ
を失うことなく、後刻表示データの解析や記録を容易と
するプラントデータ表示装置の提供。 【構成】 プラントデータ表示装置に、プラントのプロ
セス量や発生したイベント、プラント状態変化判断用自
動イベント判定手段6、プラントの如何なる状態時にイ
ベントが発生したかを決定するロジック記憶用グラフデ
−タ収集イベント記憶装置11、ロジックを対話装置1
でオペレータが指示して変更や新規登録するグラフデ−
タ収集イベント登録手段5、イベント発生時のグラフ表
示デ−タ記憶用イベント時グラフデ−タ記憶装置14、
イベント発生時点収集グラフ表示デ−タ記憶装置13上
のグラフデータをイベント時グラフデータ記憶装置14
に記憶するグラフデータ記憶手段9を付加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、発電プラント等の各種
プラントの監視に用いられるプラントデ−タ表示装置に
関するものである。
【0003】
【従来の技術】図16は従来のプラントデ−タ表示装置
の構成図である。以下、図16に示す従来のプラントデ
−タ表示装置3を説明する。
【0004】図においてプラント信号入力手段15は、
プラントからのプラント量入力aを入力し、プラント信
号cに変換し、プラント信号記憶装置12に記憶する。
【0005】グラフデ−タ収集編集手段8は、プラント
信号記憶装置12に記憶されているプラント信号の中の
デ−タのうちグラフデ−タ収集ポイント記憶装置10に
登録されている収集ポイントのデ−タを周期的に収集
し、グラフ表示デ−タ記憶装置13へ保存する。
【0006】グラフデ−タ収集ポイント登録手段4は、
オペレ−タからの要求に基づく対話装置1からの収集ポ
イント登録要求信号kを解析し、グラフデ−タ収集ポイ
ント記憶装置10へ収集ポイントを記憶する。グラフ表
示デ−タ記憶装置13に保存されたデ−タは、時間の経
過とともに古い物は新しい物で書き換えられ、常時、最
新の一定時間内のデ−タが保存されるようになってい
る。グラフ表示手段7は、対話装置1からのグラフ表示
要求信号mにより要求のあったグラフの情報をグラフ表
示デ−タ記憶装置13から表示用グラフ収集デ−タhと
して入力し、そのデ−タを表示装置2で表示可能なデ−
タに編集し、グラフ表示デ−タrとして表示装置2へ表
示する。
【0007】このように従来の技術では、オペレ−タよ
り指定されたプラント内のポイントを登録して置き、登
録されているポイントのプロセス量が記憶されており、
オペレ−タの要求によりグラフ表示されるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラントデータ
表示装置3では、グラフ表示データとして、グラフの表
示スパンたとえば1時間分のデータを保存している。こ
れは、時間の経過とともに常に最新の一定時間分のデー
タで更新されることから、グラフ表示は要求時点から一
定時間前からのデータについて行えるのみである。従っ
て、プラント運転上、事故や大きなプラント運転上の変
化、すなわちイベントが発生した際などグラフデータを
保存する必要があった場合は、表示装置に付属するハー
ドコピープリンタに表示中のグラフをプリントアウトす
るなどして保存している。
【0009】しかしながら、このようなイベント発生時
は、オペレータにとってプラントの監視操作が最も多忙
となる時間帯であり、ハートコピープリント要求を行な
う操作がこれら監視操作の妨げになることが多い。ま
た、ハードコピープリントの要求忘れなどが発生した
り、ハードコピープリンタが故障の際などは、イベント
発生時のグラフデータを採取できないことも考えられ
る。
【0010】また、ハードコピーでは、同一時間帯での
複数のポイントを同一座標軸上に表示することはできる
が、異なる時間帯のデータを同一座標軸上に表示するこ
とはできず、たとえばイベントが2回発生した時の2つ
のデータを同一座標軸上に表示して2つのデータを比較
することはできなかった。
【0011】以上のように従来の装置においては、グラ
フデータを後刻解析したり、記録するといった機能が不
十分であった。
【0012】本発明はイベント発生時にグラフデータを
自動的に記憶し、後刻同一座標軸上に複数の収集済みデ
ータに基づくグラフを表示することにより、オぺレータ
が多忙な時期であってもオペレータが操作することなく
データが保存され、必要なグラフデータを失うことがな
く、かつ後刻表示データの解析や記録を容易とするプラ
ントデータ表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【発明の構成】
【0014】
【課題を解決するための手段】本装置は、プラント内の
各ポイントのプロセス量を周期的に収集するプラント信
号入力手段と、収集された信号デ−タを記憶するプラン
ト信号記憶装置とプラント信号記憶装置上の信号デ−タ
を編集しグラフ表示用のグラフ収集デ−タを作成するグ
ラフデ−タ収集編集手段と、グラフ収集デ−タを記憶す
るグラフ表示デ−タ記憶装置と、オペレ−タよりグラフ
表示すべきポイントやグラフ表示指令を受け付ける対話
装置と、表示すべきポイントを記憶するグラフデ−タ収
集ポイント記憶装置と対話装置からの指示に基づき表示
するポイントをグラフデ−タ収集ポイント記憶装置に登
録するグラフデ−タ収集ポイント登録手段と、対話装置
からのグラフ表示要求によりグラフ表示デ−タ記憶装置
上のグラフ収集デ−タを表示装置にグラフ表示するグラ
フ表示手段と表示装置からなるプラントデ−タ表示装置
において、プラントのプロセス量、プラント状態よりプ
ラントの各種イベントを判定する自動イベント判定手段
と、イベントを定義するロジックを記憶するグラフデ−
タ収集イベント記憶装置とイベント定義ロジックを対話
装置からの指示により変更登録するグラフデ−タ収集イ
ベント登録手段と、イベント発生時のグラフ表示デ−タ
を記憶するイベント時グラフデ−タ記憶装置と、イベン
ト発生時にグラフ表示デ−タ記憶装置上のグラフ表示デ
−タをイベント時グラフデ−タ記憶装置に記憶するグラ
フデ−タ記憶手段を付加し、プラントにイベントが発生
した際のグラフ表示デ−タを保存して置き後刻オペレ−
タからの要求により、記憶していた複数のグラフを選択
して同一座標軸上に再表示することを可能としたことを
特徴とする。
【0015】
【作 用】従来の技術にて前述したと同様、本発明のプ
ラントデータ記憶装置Aでも通常時において、プラント
信号入力手段15によりプラント信号記憶装置12に保
存されたプラント内各ポイントのプラント信データa
は、対話装置1を介してオペレータからの要求に基づき
グラフデータ収集ポイント登録手段4によりグラフデー
タ収集ポイント記憶装置10に登録されているポイント
についてグラフデータ収集編集手段8によってグラフ収
集データfとしてグラフ表示データ記憶装置13に記憶
される。
【0016】記憶されたグラフ収集データfは、対話装
置1からのオペレータの要求時にグラフ表示手段7によ
って表示装置2にグラフ表示することができる。本発明
のプラントデータ装置Aでは、さらに次のような機能を
もたせている。
【0017】プラントにイベントが発生した際は、対話
装置1を介してあらかじめオペレータがグラフデータ収
集イベント登録手段5によりグラフデータ収集イベント
記憶装置11に設定した収集イベント登録データ、すな
わちイベント決定ロジックに基づき自動イベント判定手
段6によりイベント発生が検知される。グラフデータ記
憶手段9は、この自動イベント発生通知dを受けてその
瞬間のグラフ表示データ記憶装置13上の表示用グラフ
収集データをイベント時グラフデータ記憶装置14に記
憶させる。記憶されたグラフデータは、対話装置1を介
してオペレータより表示要求があった際、イベント時グ
ラフデータ記憶装置14からグラフ表示手段7により読
み出され、表示装置2にグラフ表示される。この際、オ
ペレータより表示しようとするグラフデータを複数指定
することにより任意の複数のグラフデータを同一座標軸
上に表示することができる。
【0018】以上の作用により、イベント発生時のグラ
フ表示デ−タは、イベントが発生した後にオペレータか
らの要求により表示手段に任意の時間帯のグラフデータ
を同一座標軸上に再表示することができ、記録、解析の
用に供することができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の実施例のプラントデ−タ表示
装置の構成図である。図中、15はプラント信号入力手
段であり、プラント内に付けられた複数のセンサ(以
下、ポイントと呼ぶ)からの信号、たとえば温度、圧
力、流量などのアナログ入力デ−タやモ−タの運転中/
停止中、バルブの開閉といったON/OFFデ−タなど
を周期的に読み込むものである。12はこれらプラント
信号を記憶するプラント信号記憶装置である。図3はプ
ラント信号記憶装置12のデ−タ121を示した図であ
り、各ポイントに付けられたポイント信号順にそのポイ
ントのプラント信号をカウント値の形で記憶している。
10は本装置に入力されているプラント信号の中からグ
ラフ表示するポイントを記憶するグラフデ−タ収集ポイ
ント記憶装置である。図2はグラフデ−タ収集ポイント
記憶装置10に記憶されている収集ポイントデ−タ10
1のデ−タ構成を示したものである。8は収集ポイント
デ−タに基づきプラント信号記憶装置12からグラフ表
示すべきグラフ収集デ−タfを取り出し、編集するグラ
フデ−タ収集編集手段である。13はグラフ収集デ−タ
fを記憶するグラフ表示デ−タ記憶装置であり、図4に
同装置に記憶されるグラフ表示デ−タ記憶情報131と
グラフ表示デ−タ132のデ−タ構造を示している。2
はグラフ表示を行う表示装置であり、CRT、プラズマ
ディスプレイ、液晶ディスプレイなどの表示装置であ
る。7はグラフ表示デ−タ記憶装置13上のグラフ表示
デ−タを読み込み、表示装置2にグラフ表示を行うグラ
フ表示手段である。
【0020】一方、4はグラフ表示すべきポイントを対
話装置1を用いてオペレ−タより指定を受けグラフデ−
タ収集ポイント記憶装置10へ登録するグラフデ−タ収
集ポイント登録手段である。以上の構成手段は従来のプ
ラントデ−タ表示装置3(図3参照)の構成要素となっ
ているものである。
【0021】本発明では以上の構成要素に次の手段を付
加している。図中、6はプラントで発生したイベントた
とえば事故発生、プラントの状態の変化を判定する自動
イベント判定手段である。11はプラントがどのような
状況の時にイベントが発生したかを決定するためのロジ
ックを記憶するグラフデ−タ収集イベント記憶装置であ
る。図7(a) にこのロジック収集イベント登録デ−タの
デ−タ構成を示し、図7(b)にイベント情報1120の
構成を示す。
【0022】5はこのロジック収集イベント登録デ−タ
111の内容を対話装置1からの指示に基づき変更登録
するためのグラフデ−タ収集イベント登録手段である。
14はイベント発生時のグラフデ−タを記憶するイベン
ト時グラフデ−タ記憶装置である。図9にイベント時グ
ラフデ−タのデ−タ構成を示す。9は自動イベント判定
手段6からのイベント発生通知dを受け、イベント発生
時のグラフ表示デ−タをグラフデ−タ記憶装置13より
読み出し、イベント時グラフデ−タ記憶装置14に保存
するグラフデ−タ記憶手段である。
【0023】図13はプラントデータ表示装置Aの表示
装置2に表示される曲線グラフの表示例である。本実施
例のプラントデータ表示装置Aは、この曲線グラフの各
グラフ収集データを任意のイベント発生で保存し、対話
装置1よりの要素で過去のイベント発生時に保存された
データを基に複数の曲線グラフを同一座標軸上に表示す
るものである。
【0024】以下、実施例の作用を説明する。
【0025】プラントからの温度、圧力、流量などのア
ナログデータ及びモータの運転中/停止中やバルブの開
/閉等を表すディジタル入力データなどのプラント量入
力aは、プラント信号入手段で15で周期的に読み込ま
れ、プラント信号bとして自動イベント判定手段6へ通
知されるとともにプラント信号cとしてプラント信号記
憶装置12へ記憶される。
【0026】これらプラント量にはそれぞれポイント番
号が付けられ、第3図に示す構成でプラント信号記憶装
置12へポイント番号順に記憶される。グラフデータ収
集、編集手段8はグラフデータ収集ポイント記憶装置1
0に記憶されている収集ポイントデータ中に基づいてプ
ラント信号記憶装置12よりプラント信号データeを読
み込み、グラフ収集データfに編集してグラフ表示デー
タ記憶装置13へ保存する以下、図2、図3、図4、図
5、図6を参照して詳細に説明する。
【0027】図2はグラフデータ収集ポイント記憶装置
10に記憶されている収集ポイントデータ101のデー
タ構成である。収集ポイントは各グラフ番号に対し収集
周期とともに合計n件記憶されている。グラフデータ収
集編集手段8はこの収集ポイントデータの各収集ポイン
ト番号10130〜1013(n−1)で示されたポイ
ントについて各収集周期10120〜1012(n−
1)に示された周期でプラント信号記憶装置12上のプ
ラント信号データ121(第3図)からプラント信号デ
−タeとして読み込む。読み込んだプラント信号データ
eは、図2の収集ポイントデータ101内の収集周期1
0120〜1012(n−1)、収集ポイント番号10
130〜1013(n−1)で示された各ポイントのグ
ラフ収集データと合わせてグラフ収集データfとしてグ
ラフ表示データ記憶装置13に保存される。
【0028】図4はグラフ表示データ記憶装置13に保
存するグラフ表示データ記憶情報131とグラフ表示デ
ータ132の関係を示したものであり、図5はグラフ表
示データ記憶装置13上のグラフ表示データ記憶情報1
31のデータ構成を示す。図15はグラフ収集データf
の保存処理のフローチャートである。グラフデータ収集
編集手段8は収集ポイントデータ101上のグラフ収集
データとグラフ表示データ記憶情報131上のグラフ表
示データ記憶情報をそれぞれ1つ読み出す(81、8
2)。
【0029】これらデータのうちグラフ収集データ上の
グラフ収集周期1012x、収集ポイント番号1013
xとグラフ表示データ記憶情報131上のグラフ収集周
期1312x、収集ポイント番号1313xを比較する
(83)。同じであれば、グラフ表示デ−タ記憶情報上
の最古収集デ−タ格納アドレス1314xの指すグラフ
表示デ−タ132上の記憶エリアへグラフ収集デ−タe
を保存し(86)、最古収集デ−タ格納アドレス131
4xと最新収集デ−タ格納アドレス1315xを更新す
る(87)。図6はグラフ表示デ−タ132の構成図で
ある。前述の比較(83)において、グラフ収集デ−タ
f内の収集周期1012x、収集ポイント番号1013
xとグラフ表示デ−タ記憶情報131内の収集周期13
12x、収集ポイント番号1313xが異なる場合は、
グラフデ−タ収集ポイント記憶装置10の収集ポイント
デ−タ101の内容が、後述するグラフデ−タ収集ポイ
ント登録手段4により更新されているので、対応するグ
ラフ番号のグラフ表示デ−タ記憶情報131とグラフ表
示デ−タ132を初期化して(84)、収集周期131
2xと収集ポイント番号1313xをグラフ収集データ
上の新しい収集周期1012x,収集ポイント1013
xに書き替え(85)、グラフ表示データ132上の記
憶エリアヘグラフ収集データeを保存し(86)、最古
収集データ格納アドレス1314xと最新収集データ格
納アドレス1315xを更新する(87)。
【0030】以上の作用によりグラフ表示データ記憶装
置13にグラフ表示手段7で曲線グラフを表示するため
に必要なグラフ表示データ記録情報131とグラフ表示
データ132が保存できる。
【0031】グラフデータ収集ポイント登録手段4は、
オペレータよりのグラフデータの収集要求を対話装置1
より収集ポイント登録要求信号kとして受け取り、それ
を解析して収集ポイント登録データnに変換し、グラフ
データ収集ポイント記憶装置10内の収集ポイントデー
タ101へ記憶する。
【0032】次に、自動イベント判定手段6について図
7を参照して説明する。
【0033】自動イベント判定手段6は、プラント信号
bに基づきイベントの発生を判定するものである。自動
イベント判定手段6は、プラント信号bを入力し、グラ
フデータ収集イベント記憶装置11の収集イベント登録
データ111内のポイント情報11120〜1112
(n−1)のポイント番号エリアに登録されているポイ
ント、すなわち図7(b) に示すポイントa、ポイント
b、ポイントcについてプラント信号b上の値とイベン
ト情報11120上の条件エリア上の規定値をそれぞれ
比較し、これらポイント全てについて条件を満足してい
る場合は、その収集イベントデータ111のイベントが
発生したと判断し、収集イベント登録データ111内の
イベントNo1111x、イベント情報1112x、収
集グラフ番号1113x、イベント発生時刻を自動イベ
ント発生データdとしてグラフデータ記憶手段9へ通知
する。
【0034】本例では、3つのポイントの条件のAND
条件にてイベント発生としたが、ポイントの数を増やし
たり、AND条件をOR条件とすることも可能である。
【0035】グラフデータ記憶手段9は、自動イベント
発生データdを受け取ると、グラフ表示データ記憶装置
13のグラフ表示データ記憶情報131(図5)とグラ
フ表示データ132(図6)を読み込み、イベント発生
データd内の収集グラフ番号1111xと同じグラフ番
号を持つグラフ表示テータ記憶情報およびこれに対応す
るグラフ表示データを自動イベント発生データdと一緒
にしてイベント時グラフデータ記憶装置14へ記憶用グ
ラフ収集データiとしてイベント時グラフデータ記憶情
報141とグラフ表示データ142へ保存する(図8、
図9、図10)。
【0036】グラフデータ収集イベント登録手段5は、
オペレータよりのグラフデータの収集要求を対話装置1
より収集イベント要求信号ιとして受け取り、それを解
析して収集イベント登録データoに変換し、グラフデー
タ収集イベント記憶装置11内の収集イベント登録デー
タ111に記憶する。図14は、対話装置1としてCR
Tを用いた場合の対話画面の構成を示したものである。
グラフデータ収集イベント登録手段5は、グラフデータ
収集ポイント記憶装置10上に記憶されている現在収集
中のグラフのグラフ番号10110〜1011(n−
1)と収集ポイント番号10130〜1013(n〜
1)を読み込み、画面上に曲線グラフ入力一覧151の
形でCRT1へ一覧表示する。また、グラフデータ収集
イベント記憶装置11上に記憶されている現在登録済み
のイベントのイベントNo11110〜1111(n−
1)、イベント情報11120〜1112(n−1)、
収集グラフ番号11130〜1113(n−1)をイベ
ント一覧152の形で表示する。オペレータはこれら表
示内容を確認した上で、イベント番号、収集グラフ番
号、条件番号、ポイント番号、条件を入力し、登録要求
を行うことにより、グラフデータ収集イベント記憶装置
11上の収集イベントデータ111の内容を変更するこ
とができる。図14において、153は入力データエリ
アの構成例を示している。
【0037】グラフ表示手段7はオペレータよりのグラ
フ表示要求を対話装置1よりグラフ表示要求信号mとし
て受け取り、それを解析し、表示する曲線グラフが現在
の曲線グラフかイベント時記憶したグラフかを判断し表
示する。表示要求が現在の曲線グラフの場合は、グラフ
表示データ記憶装置13のグラフ表示データ記憶情報1
31のグラフ番号1311xを順次探し、要求のあった
曲線グラフのグラフ表示データ132が保存されている
アドレスを最古収集格納アドレス1314x、最新収集
データ格納アドレス1315xより求めて表示装置2へ
表示できるデータrへ変換し、表示要求を出す。
【0038】次に、イベント発生時のグラフ表示の際の
グラフ表示手段7の作用を説明する。 グラフ表示手段
7は、イベント時グラフデータ記憶装置14に記憶され
ている収集中グラフの収集ポイント番号14160〜1
416(n−1)、イベント発生時刻14130〜14
13(n−1)、すなわち収集開始時刻及び収集周期1
4150〜1415(n−1)を読み込み、収集グラフ
一覧141としてこれらを一覧表紙する。オペレータ
は、これを確認した上で1つの座標軸上に表示すべき複
数のグラフをこの一覧の中に選び、グループ番号、すな
わち座標毎に付けられた番号、グラフ番号及び確認され
たグループグラフに登録する収集グラフを収集グラフ番
号として入力し、表示項目の登録を行う。図中、142
はこれらの入力エリアを示している。また、現在各グル
ープに登録されている収集グラフを一覧の形で表示して
置くこともできる(図中143)。
【0039】このようにして登録されたグラフは、グル
−プ番号と表示開始時刻を指定して表示要求を行うこと
ができる。図中、144はこの表示要求対話エリアであ
り、グル−プ番号、時刻表示時間スパンを入力した後、
“表示”と書かれた部分を触れることで要求する。
【0040】グラフ表示手段7は、要求されたグル−プ
に登録されている各々の収集グラフについてイベント時
グラフデ−タ記憶装置14上のイベント時グラフデ−タ
記憶情報141を読み込み、要求された収集グラフのそ
れぞれについてグラフ番号14150〜1415(n−
1)上のグラフ番号の中から表示すべきグラフ番号を見
付け、要求のあったグラフのグラフ表示デ−タ142が
保存されているアドレスを最古収集デ−タ格納アドレス
1417x、最新収集デ−タ格納アドレス1418xよ
り求めて、図10に示すグラフ一本当たりm個の表示デ
−タを読み出す。
【0041】読み出されたm個の表示デ−タは、オペレ
−タにより表示要求時に入力された表示時間スパン及び
イベント時グラフデ−タ記憶情報141上の収集周期を
考慮して表示装置2上に表示する個々の表示デ−タのプ
ロット間隔を決める。すなわち、表示装置2の左右の表
示幅をW、入力された表示時間スパンをT、収集デ−タ
の収集周期をtとすると、個々の収集デ−タを左から
(t×W)/Tの間隔で順次カ−ブ表示していき、収集
デ−タがなくなるか、または表示位置が表示エリアの右
端に到達するまで表示を行うことにより、表示時間スパ
ンに応じた間隔で収集デ−タをカ−ブ表示できる。従っ
て、収集周期においては、収集デ−タが全て表示仕切れ
ない場合や、逆に収集デ−タ個数が不足して右端までカ
−ブが到達しない場合もあるが、表示要求時に適当な表
示時間スパンを選択することによって最適な表示を行う
ことができる。
【0042】また、従来の技術と同様、図11に示すよ
うにグラフ表示手段7にハ−ドコピ−要求手段16とハ
−ドコピ−装置17を付加することにより、表示したグ
ラフを紙の上に記録することも可能である。
【0043】以上の作用により、イベント時グラフデ−
タ記憶装置14に記憶されたイベント発生時に保存され
た各グラフデ−タを基にイベント発生時のグラフを同一
座標軸上に複数本表示することができる。また、これら
のグラフは、必ずしも同一時刻に収集されたいる必要は
なく、同一ポイントについて異なる時間帯のデ−タにつ
いて表示することができる。
【0044】本実施例では、予めオペレ−タにより定義
されたイベント発生時にオペレ−タより指定されたポイ
ントのプロセス量が指定された周期で収集され、後刻収
集された任意のグラフを収集時刻にかかわりなく同一座
標軸上に複数表示することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、イベ
ントの発生時にプラント内のプロセス量の変化を自動的
に収集し、後刻同一座標軸上に複数のプロセス量の変化
をその収集時刻にかかわりなくグラフ表示でき、オペレ
−タの負担の軽減、必要なデ−タの喪失の防止、収集デ
−タの解析の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラントデ−タ記憶装置の構成図
【図2】 グラフデ−タ収集ポイント記憶装置に記憶さ
れている収集ポイントデ−タのデ−タ構成図
【図3】 プラント信号記憶装置のデ−タ構成図
【図4】 グラフ表示デ−タ記憶装置とグラフ表示デ−
タの関係を示す図
【図5】 グラフ表示デ−タ記憶情報の構成図
【図6】 グラフ表示デ−タの構成(表示用)図
【図7】 収集イベント登録デ−タの構成図
【図8】 イベント時グラフデ−タ記憶装置とグラフ表
示デ−タの関係を示す図
【図9】 イベント時グラフデ−タ記憶情報の構成図
【図10】 グラフ表示デ−タの構成(記憶用)図
【図11】 ハ−ドコピ−装置の接続図
【図12】 曲線グラフ表示例を示す図
【図13】 イベント収集グラフ表示対話操作画面図
【図14】 収集イベント登録対話操作画面図
【図15】 グラフ収集デ−タ保存フロ−チャ−ト、
【図16】 従来のプラントデ−タ記憶装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
A…プラントデ−タ表示装置、1…対話装置、2…表示
装置、3…プラントデ−タ記憶装置、4…グラフデ−タ
収集ポイント登録手段、5…グラフデ−タ収集イベント
登録手段、6…自動イベント判定手段、7…グラフ表示
手段、8…グラフデ−タ収集、編集手段、9…グラフデ
−タ記憶手段、10…グラフデ−タ収集ポイント記憶装
置、11…グラフデ−タ収集イベント記憶装置、12…
プラント信号記憶装置、13…グラフ表示デ−タ記憶装
置、14…イベント時グラフデ−タ記憶装置、15…プ
ラント信号入力手段、16…ハ−ドコピ−要求手段、1
7…ハ−ドコピ−装置、101…収集ポイントデ−タデ
−タ構成、111…収集イベント登録デ−タの構成、1
21…プラント信号デ−タ記憶構成、131…グラフ表
示デ−タ記憶構成、132…グラフ表示デ−タ記憶構
成、141…イベント時グラフデ−タ記憶構成、142
…グラフ表示デ−タ構成

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント内の各ポイントのプロセス量を
    周期的に収集するプラント信号入力手段と、収集された
    信号デ−タを記憶するプラント信号記憶装置とプラント
    信号記憶装置上の信号デ−タを編集しグラフ表示用のグ
    ラフ収集デ−タを作成するグラフデ−タ収集編集手段
    と、グラフ収集デ−タを記憶するグラフ表示デ−タ記憶
    装置と、オペレ−タよりグラフ表示すべきポイントやグ
    ラフ表示指令を受け付ける対話装置と、表示すべきポイ
    ントを記憶するグラフデ−タ収集ポイント記憶装置と対
    話装置からの指示に基づき表示するポイントをグラフデ
    −タ収集ポイント記憶装置に登録するグラフデ−タ収集
    ポイント登録手段と、対話装置からのグラフ表示要求に
    よりグラフ表示デ−タ記憶装置上のグラフ収集デ−タを
    表示装置にグラフ表示するグラフ表示手段と表示装置か
    らなるプラントデ−タ表示装置において、プラントのプ
    ロセス量、プラント状態よりプラントの各種イベントを
    判定する自動イベント判定手段と、イベントを定義する
    ロジックを記憶するグラフデ−タ収集イベント記憶装置
    とイベント定義ロジックを対話装置からの指示により変
    更登録するグラフデ−タ収集イベント登録手段と、イベ
    ント発生時のグラフ表示デ−タを記憶するイベント時グ
    ラフデ−タ記憶装置と、イベント発生時にグラフ表示デ
    −タ記憶装置上のグラフ表示デ−タをイベント時グラフ
    デ−タ記憶装置に記憶するグラフデ−タ記憶手段を付加
    し、プラントにイベントが発生した際のグラフ表示デ−
    タを保存して置き後刻オペレ−タからの要求により、記
    憶していた複数のグラフを選択して同一座標軸上に再表
    示することを可能としたプラントデ−タ表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018018233A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 運転情報分析装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018018233A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 運転情報分析装置
US10775779B2 (en) 2016-07-27 2020-09-15 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Operation information analyzer

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