JP2779574B2 - プラント監視装置の監視画面表示方法 - Google Patents

プラント監視装置の監視画面表示方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント監視装置の監
視画面表示方法に係り、例えばプラントの運転履歴を監
視する場合に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】プラント監視装置はプラントの各部に設
けられたセンサ等の検出端からプラントの運転状態を表
すデータを収集し、収集したデータの中から指定される
データを表示画面に表示することにより、プラント運転
状態の情報を運転・監視員に提供するものである(特開
平2−249916号公報等)。
【0003】このようなプラント監視装置においては、
情報の表示方法が重要な位置を占めており、情報の提示
方法の多様性や柔軟性が要求されている。特に、多くの
連続するデータを表示する場合、CRT表示装置等の表
示画面に同一時に表示できるデータ量には限りがあるこ
とから、表示画面をページ単位で切り替え表示するペー
ジ操作、表示画面を連続的に移動させるスクロール操
作、特定のデータ単位等で表示する部分表示など、画面
上で情報を検索可能にして、監視操作の便宜を図ること
が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラント監
視業務はプラント運転状態の変化などを速やかに把握し
てその変化に対応することが重要である。特に、運転状
態の変化などを示す特定のデータを迅速に検索すること
が要望される。
【0005】しかし、プラント監視域の拡大や、プラン
ト構造の複雑化に伴い、プラントの監視すべきデータが
増大し、所望の監視データを画面上で検索するためのペ
ージ操作やスクロール操作の時間が長くなり、運転・監
視員の負担が増加するとともに、速やかな対応が困難に
なりつつある。
【0006】そこで、画面上でのデータ検索時間を短縮
するためにページ切替速度やスクロール速度を高くする
ことが考えられる。しかし、運転・監視員の視覚的な判
別能力には限界があるから、これを超えるようなスクロ
ール速度にすると必要な監視データを見失ってしまう等
の不都合が生じ、却って運転・監視員の負担が増加する
とともに、プラント異常に対する速やかな対応が困難に
なるという問題がある。
【0007】特に、プラントの運転状態の経時的な変化
を示す履歴データは大量であることから、必要な特定デ
ータを表示画面上でスクロール等により迅速に検索可能
にすることが要望されている。
【0008】本発明の目的は、表示画面上でのデータ検
索を迅速に行え、運転・監視員の負担を軽減できるプラ
ント監視装置の監視画面表示方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、プラントの状態を表す複数のデータが格納されるメ
モリの容量に対応させた大きさの検索位置表示エリアを
表示画面の一部に設定し、検索位置表示エリア内の位置
とメモリ内のデータ格納エリアの位置とを対応づけてお
き、検索位置表示エリア内の位置を指定する移動可能な
ポインタを検索位置表示エリアに関連づけて画面に表示
し、ポインタが指定する検索位置表示エリア内の位置に
対応するデータ格納エリアとこのエリアに連続する一定
数のデータ格納エリアに格納されているデータを表示画
面に表示するプラント監視装置の監視画面表示方法にお
いて、データの内の特定のデータが格納されているデー
タ格納エリアの位置を検索位置表示エリアに関連させて
表示することを特徴とする。
【0010】
【作用】このように構成することにより、本発明によれ
ば、次の作用により上記目的が達成できる。
【0011】特に監視すべき重要なデータについては、
特定のデータとして予め自動的又は手動操作により定義
し、他のデータと区別する情報を付加してメモリに格納
しておく。これにより、検索位置表示エリアにその特定
のデータが格納されているメモリエリアの位置(以下、
単に特定データの位置という。)が表示される。
【0012】そこで、運転・監視員はポインタを特定デ
ータの位置に移動操作すれば、画面の表示内容がスクロ
ール等により切り替わり、その特定のデータが画面に表
示される。したがって、スクロール等の画面の表示切り
替えの操作速度を高速化しても、必要なデータを見失う
ことなく確実に検索できる。
【0013】特定データの位置を示す表示方法として、
次のような方法を適宜選択することができる。
【0014】(1)検索位置表示エリア内の他の領域の
表示と色、濃度、マーク、フリッカ、その他の視覚的に
異なる表示態様により区別できる表示にする。
【0015】(2)ポインタの位置が特定データの位置
に近づいたとき、ポインタの表示態様を変化させる。
【0016】(3)監視対象のデータがプラント状態の
履歴データであり、特定のデータが重要な状態変化を表
す主要イベントデータの場合は、その主要イベントデー
タが変化した時刻を表示する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1乃至図5に本発明の監視画面表示方法を適用したプ
ラント監視装置の一実施例の構成図を示す。図1は監視
画面の表示状態を示す図、図2はプラント監視装置の全
体構成図、図3,4は主要部の詳細構成図、図5は検索
位置表示エリアに相当するスクロールバーの説明図であ
る。
【0018】図1を参照して、本実施例のプラント監視
装置の全体構成と各部の概要構成を説明する。
【0019】本実施例は発電プラント等のプラントの運
転状態を監視する装置であり、プラントの各部に設けた
各種のセンサによりプラントの運転状態が検出され、そ
の検出データはプロセス入出力装置1を介してプラント
データとして周期的にサンプリングされる。
【0020】そのサンプリングされたプラントデータが
温度、流量等の連続的な物理量のプラントデータ(アナ
ログデータ)の場合は、アナログ入力処理装置2に入力
されてフィルタ処理、正規化処理等の所定の入力処理が
実行される。また、取り込まれたプラントデータが弁の
開・閉、機器の運転・停止等のような2値状態を表すプ
ラントデータ(ディジタルデータ)の場合は、ディジタ
ル入力処理装置3に入力されて所定の入力処理が実行さ
れる。
【0021】それらの入力処理されたアナログデータと
ディジタルデータは、プラントデータベース4としてメ
モリ内に区別して格納される。
【0022】イベントデータ収集装置5はプラントデー
タベース4を周期的に常時スキャンし、各プラントデー
タについて前回スキャン時と比較し、プラントの状態に
変化があったか否かを判定し、変化があったプラントデ
ータをそれぞれ1つのイベントとして定義する。そし
て、各イベントについてイベント種別記憶装置6を検索
し、そのイベントの重要度を求める。すなわち、イベン
ト種別記憶装置6には各種のイベントに対してプラント
運転監視の点から見た重要度を定義したテーブルが格納
されており、イベントデータ収集装置5はそのテーブル
を参照して各イベントの重要度を求める。そして、求め
た重要度情報を各イベントデータに付加し、メモリを含
んでなるイベント情報サイクリックバッファ装置7に出
力する。
【0023】イベント情報サイクリックバッファ装置7
は入力される各イベントデータにそのイベントの発生時
刻データを付加して、サイクリックメモリに格納する。
【0024】ウインドウ表示データ収集装置8は表示装
置としてのCRT9に接続して設けられたキーボード等
のリクエスト受付装置10から入力される指令に応じ
て、イベント情報サイクリックバッファ装置7からイベ
ントデータ、重要度情報、発生時刻を読み出し、それら
を表示データとして表示出力装置11に出力する。
【0025】表示出力装置11は、入力される表示デー
タを予め定められた表示画面のフォーマットを構成する
ように信号加工を施してCRT9に出力する。これによ
り、CRT9の画面には、図1に示すように、画面に設
定されたウインドウ12の主領域にイベントデータの内
容とその発生時刻が表示され、その領域の右辺部に設定
されたスクロールバー13及びその補助情報が表示され
る。
【0026】図1において、スクロールバー13の長さ
は、イベント情報サイクリックバッファ装置7のサイク
リックメモリの容量に対応しており、スクロールバー1
3の長手方向の位置とサイクリックメモリのデータ格納
エリアの位置が対応づけられている。
【0027】また、スクロールバー13に重ねて表示さ
れているポインタ14は、表示データを指定するもので
あり、ポインタ14の位置に対応するサイクリックメモ
リのデータ格納エリアとそのエリアに連続する一定数の
データ格納エリアに格納されているイベントデータが、
ウインドウ12に出力表示されるようになっている。
【0028】ポインタ14はスクロールバー13の両端
に表示されるスクロール操作マークUP15,スクロー
ル操作マークDN16をポインティングするこにより、
上下に移動するようになっている。
【0029】また、重要度の高い主要イベントデータが
格納されているサイクリックメモリの格納エリアの位置
に対応するスクロールバー13の位置に関連させて、そ
の主要イベントの発生時刻を示すタイムタグ17が表示
されるようになっている。
【0030】次に、本発明の特徴部にかかるイベントデ
ータ収集装置5、イベント種別記憶装置6、イベント情
報サイクリックバッファ装置7、ウインドウ表示データ
収集装置8の詳細な構成について説明する。
【0031】図3は、イベントデータ収集装置5を中心
に、プラントデータベース4とイベント種別記憶装置6
の詳細構成を示している。プラントデータベース4に
は、図示のように、各プラントデータについて「アクセ
スキー」と「データ」の組合せで格納されている。イベ
ントデータ収集装置5により、例えばアクセスキー「A
002」を指定すると、データとして「35KG/CM
2」が読み出される。
【0032】イベントデータ収集装置5は、警報状態走
査処理51、異常状態走査処理52、接点状態走査処理
53、状態変化判別処理54、前回警報状態記憶テーブ
ル55、前回異常状態記憶テーブル56、前回接点状態
記憶テーブル57、イベント種別判定処理58を含んで
構成されている。警報状態走査処理51は読み出したデ
ータとそのデータに対応させて予め設定されている制限
値と比較し、制限値を超えていなければ正常、制限値を
超えていれば警報状態と判定し、それぞれ「0」、
「1」の判定信号を状態変化判別処理54に報告する。
同様に、異常状態走査処理52はデータの異常の有無を
判定し、接点状態走査処理53はディジタルデータの変
化を判定し、それぞれ状態変化判別処理54に報告す
る。
【0033】状態変化判別処理54は入力される今回の
警報状態、異常状態、接点状態と、前回警報状態記憶テ
ーブル55、前回異常状態記憶テーブル56、前回接点
状態記憶テーブル57にそれぞれ格納されている前回の
警報状態、異常状態、接点状態とを比較し、前回と今回
で値が変化したものを検出し、変化があったデータにつ
いてのみをイベントデータと定義してイベント種別判定
処理58に出力する。その出力後、状態変化判別処理5
4は変化のあった状態に対応する前回警報状態記憶テー
ブル55、前回異常状態記憶テーブル56、前回接点状
態記憶テーブル57の内容を今回の値に置き換える。
【0034】イベント種別判定処理58は入力される各
イベントデータについて、イベント種別記憶装置6を参
照して、そのイベントの重要度を求める。イベント種別
記憶装置6はイベントデータに対応した「アクセスキ
ー」と、予め定められたそのイベントの重要度を示す
「クラス」が組み合わせて格納されている。イベント種
別判定処理58は求めた重要度クラスをイベントデータ
に付加してイベント情報サイクリックバッファ装置7に
出力する。
【0035】図4は、イベント情報サイクリックバッフ
ァ装置7とウインドウ表示データ収集装置8の詳細な構
成を示している。イベント情報サイクリックバッファ装
置7はライトポインタ算出処理71、イベント情報格納
処理72、タイムベース73、サイクリックメモリ74
とを含んで構成されている。ライトポインタ算出処理7
1はイベントデータを書き込むサイクリックメモリ54
のデータ格納エリアを指定する格納ポインタWtを算出
するもので、イベントデータが入力されるたびに、現在
の格納ポインタに「1」を加算してイベント情報格納処
理72に出力する。
【0036】イベント情報格納処理72は、タイムベー
ス73から現在の時刻データを取り込み、これをそのイ
ベントの発生時刻Tbとしてイベントデータに付加し、
格納ポインタWtで指定されたサイクリックメモリ74
の格納エリアに格納する。なお、付加される発生時刻T
bは、実際のプラント状態が変化した時刻に対し、処理
時間に応じた時間遅れがあるが、その遅れは実用上無視
できる程度である。
【0037】ウインドウ表示データ収集装置8はウイン
ドウ表示領域算出処理81、スクロールバー主要イベン
ト判定処理82、スクロール表示データ処理83、スク
ロールバー表示処理84を含んで構成されている。ウイ
ンドウ表示領域算出処理81はリクエスト受付装置9か
ら入力されるスクロールポインタ14の位置nとウイン
ドウサイズWszに基づいて、リードポインタRpとウ
インドウに同時に表示可能なイベントデータ数Dwを求
めて、スクロールバー主要イベント判定処理82に出力
するようになっている。つまり、スクロールポインタ1
4により指定されるイベントデータが格納されているサ
イクリックメモリ74の位置を指定するリードポインタ
Rpと、これに連続する表示可能な一定数のイベントデ
ータの数Dwを算出する。なお、スクロールポインタ1
4の位置nの表示幅を表示可能なイベントデータの数D
wに対応させることが好ましい。
【0038】ここで、リードポインタRpと表示可能な
イベントデータ数Dwの算出方法の具体例を説明する。
図4に示すように、スクロールバー13の長さmが、サ
イクリックメモリ74のデータ格納エリア数の最大値M
に対応するものとする。ポインタ14の位置が下端を起
点としてnであったとすると、リードポインタRpは次
式により求められる。
【0039】 Rp=Wt−(n/m)×M (但し、Rp≧0) …(1) Rp=M−{Wt−(n/m)×M} (但し、Rp<0) …(2) また、表示可能なイベントデータ数DwはCRT10の
1つのイベントデータの表示幅をMszとし、ウインド
ウの幅をWszとすると次式により求められる。
【0040】Dw=Wsz/Msz スクロールバー主要イベント判定処理82は入力される
リードポインタRpに対応する位置のサイクリックメモ
リ74の格納エリアを基準とし、イベントデータ数Dw
に相当する数の格納エリアに格納されているイベントデ
ータを読み出し、スクロール表示データ処理83に出力
する。図示例では、リードポインタRpを基準として最
新に書き替えられたイベントデータ群Dwを読み出すよ
うにしている。一方、主要イベントの判定は、イベント
データに付加されている重要度クラスを判別することに
より行う。ここで、主要イベントMIiが表示可能なイ
ベントデータ数Dwのj番目に存在すると判定した場
合、スクロールバー内アドレスEadを次式により求
め、スクロールバー表示処理84に出力する。
【0041】 Ead=(j/Dw)×m …(3) スクロールバー表示処理84は、主要イベントが格納さ
れているサイクリックメモリ74の位置に対応するスク
ロールバー内アドレスEadに基づいて、図1に示すよ
うに、そのEadに対応するスクロールバー14の位置
に近接する表示領域に、その主要イベントの発生時刻T
bを表示させるスクロールバー表示データ作成して表示
出力装置11に出力する。また、スクロール表示データ
処理83も、Dw個のイベントデータの表示情報を作成
して、表示出力装置11に出力する。
【0042】表示出力装置11は入力されるスクロール
バー表示データと、ウインドウ内のイベントデータの表
示データとを合成してCRT10に出力する。これによ
り、図1に示すように、主要イベントのメモリ格納位置
を表すタイムタグ17が関連して表示されたスクロール
バー17が監視画面が表示される。
【0043】このように構成されることから、本実施例
によれば、スクロールバー14とタイムタグ17を見る
ことにより、プラント履歴の全体のイベントデータ群に
対する現在表示されているイベントデータの位置を容易
に把握できる。また、プラントの運転・監視において重
要な状態変化を表す主要イベントが格納されている位置
を、現在表示されているイベントの位置との関係で視覚
的に認識できる。
【0044】その結果、それら主要イベントを画面に表
示させたい場合、スクロール走査マークUP15、DN
16をポインティングして、スクロールポインタ14を
タイムタグ17が表示されている位置に移動させること
により、主要イベントデータを見逃すことなく確実に所
望の検索を行うことができる。また、検索しようとする
データを画面上で判別しながらスクロールする必要がな
いから、運転・監視員の負担が大幅に軽減される。
【0045】したがって、スクロール速度を従来よりも
高速化できるから、プラントの異常などの発見を速やか
に行えるとともに、対応措置を迅速に行えるという効果
がある。
【0046】また、タイムタグ17により主要イベント
データの位置を表示するようにしたことから、主要イベ
ントに限らず、表示された時刻データを基にして、特定
の時刻または時間におけるプラントの状態を検索して表
示させることができる。
【0047】図6、図7に、主要イベントデータの位置
を表示する他の表示方法を示す。図6に示した例は、ス
クロールポインタ14が主要イベントデータが格納され
ている位置に近づいたときに、スクロールポインタ14
自体の表示態様を変化させて、主要イベントデータの存
在位置を表示するようにしたものである。つまり、図6
(a)〜(c)に示すように、主要イベントが9時30
分に発生しているとし、(a)の画面表示状態において
ポインタ14を上の方に移動すると、表示データがその
主要イベントに近づいてくるくるにつれ、(b)に示す
ように、ポインタ14の表示色(例えば、濃淡)が徐々
に濃くなる。更に、ポインタ14を上方に移動し、
(c)に示すように、9時30分に発生した主要イベン
トが画面に表示されるようになると、ポインタ14の色
が最も濃くなる。
【0048】このようにして、ポインタの色を変化させ
ることにより、画面のスクロール中に、主要なイベント
を見逃すことなく検索することができる。
【0049】図7に示した例は、スクロールバー内に主
要イベントが存在する位置を、他の領域と区別できる表
示態様の主要イベント位置表示18により、重ねて表示
するようにした例である。したがって、同図(a)の表
示状態から、ポインタ14を移動して1つの主要イベン
ト位置表示18に移動することにより、同図(b)に示
すように、指定した主要イベントを含む画面が表示され
る。これによれば、図1または図6の場合と同様に、主
要なイベントを見逃すことなく、確実に検索することが
できる。
【0050】図6,7の場合、スクロールバー表示デー
タの作成は、図1の場合と同様に、スクロールバー表示
処理84が行う。
【0051】なお、上記各実施例では、プラントのイベ
ント履歴データの表示を例にし、かつ主要イベントの位
置を表すのに時刻データを利用する例で説明したが、本
発明はこれに限られるものではない。要は、プラントの
監視上から要求される主要なプラントデータについて、
その旨の情報を付加してサイクリックメモリなどに格納
し、その情報が付加されたプラントデータについては、
サイクリックメモリのデータ格納エリアの位置情報を、
スクロール表示データ処理84に出力することにより、
上記各実施例と同一の表示を行わせることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示画面上でのデータ検索を迅速に行え、かつ操作性に
優れることから、運転・監視員の負担を軽減できる。
【0053】その結果、プラントの異常等に対して迅速
に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の監視画面表示方法により表
示された監視画面の表示状態を示す図である。
【図2】本発明の監視画面表示方法を適用してなる一実
施例のプラント監視装置の全体構成図である。
【図3】図2実施例の主要部の詳細構成図である。
【図4】図2実施例の他の主要部の詳細構成図である。
【図5】スクロールバーとサイクリックメモリの相対関
係を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施例の監視画面表示方法により
表示された監視画面の表示状態を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例の監視画面表示方法により
表示された監視画面の表示状態を示す図である。
【符号の説明】
5 イベントデータ収集装置 6 イベント種別記憶装置 7 イベント情報サイクリックバッファ装置 8 ウインドウ表示データ収集装置 9 リクエスト受付装置 10 CRT 11 表示出力装置 12 ウインドウ表示領域 13 スクロールバー 14 ポインタ 15 スクロール操作マークUP 16 スクロール操作マークDN 17 タイムタグ 18 主要イベント位置表示 51 警報状態走査処理 52 異常状態走査処理 53 接点状態走査処理 54 状態変化判別処理 55 前回警報状態記憶テーブル 56 前回異常状態記憶テーブル 57 前回接点状態記憶テーブル 58 イベント種別判定処理 71 ライトポインタ算出処理 72 イベント情報格納処理 73 タイムベース 74 サイクリックメモリ 81 ウインドウ領域算出処理 82 スクロールバー主要イベント判定処理 83 スクロール表示データ処理 84 スクロールバー表示処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−78622(JP,A) 特開 平4−70512(JP,A) 実開 昭63−107823(JP,U) 実開 平3−68015(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 7/00 301 G01D 21/00 G05B 23/02 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの状態を表す複数のデータが格
    納されるメモリの容量に対応させた大きさの検索位置表
    示エリアを表示画面の一部に設定し、前記検索位置表示
    エリア内の位置と前記メモリ内のデータ格納エリアの位
    置とを対応づけておき、前記検索位置表示エリア内の位
    置を指定する移動可能なポインタを前記検索位置表示エ
    リアに関連づけて画面に表示し、前記ポインタが指定す
    る前記検索位置表示エリア内の位置に対応する前記デー
    タ格納エリアと該エリアに連続する一定数のデータ格納
    エリアに格納されているデータを前記表示画面に表示す
    るプラント監視装置の監視画面表示方法において、前記
    データの内の特定のデータが格納されている前記データ
    格納エリアの位置を前記検索位置表示エリアに関連させ
    て表示することを特徴とするプラント監視装置の監視画
    面表示方法。
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