JPH10320159A - 計測データ表示装置及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

計測データ表示装置及びプログラムを記録した記録媒体

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JPH10320159A
JPH10320159A JP12411597A JP12411597A JPH10320159A JP H10320159 A JPH10320159 A JP H10320159A JP 12411597 A JP12411597 A JP 12411597A JP 12411597 A JP12411597 A JP 12411597A JP H10320159 A JPH10320159 A JP H10320159A
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JP
Japan
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measurement data
data
display
measurement
time
Prior art date
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Application number
JP12411597A
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English (en)
Inventor
Norihisa Uenishi
範久 上西
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に亘って収集された計測データを観察
者が見易いように表示する。 【解決手段】 長期間に亘って収集された計測データを
計測日時情報を付加して記憶するデータベース3と、2
次元の表示画面を有した表示装置1と、データベースに
記憶された指定期間の計測データを、各計測データに付
された計測日時情報を時刻軸として各データ値を表示画
面14にそれぞれデータ値に応じた色でカラーグラフ表
示する計測データ表示手段6と、各計測データが表示さ
れた状態の表示画面上におけるスクロール操作に応じ
て、データベースの各計測データを時刻軸方向にスクロ
ール表示するスクロール表示手段7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長期間に亘って時系
列的に収集された膨大な量の計測データのなかから必要
なデータを簡単に抽出して表示する計測データ表示装置
及びこの計測データを表示するためのプログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えは、都市近郊に設置された雨水処理
施設においては、この雨水処理施設に流入する雨水量を
予測して、その予測値に基づいて稼働ポンプ数や処理槽
の処理能力を予め設定して、不意の降雨により処理能力
不足が発生する事態を未然に防止している。この雨水量
を予測する手法として、過去の雨量の計測データを参照
することが実際に実施されている。
【0003】一般に、降雨量はレーダ降雨計測装置で計
測される。このレーダ降雨計測装置で計測される計測デ
ータとしては、このレーダ降雨計測装置のレーダが管轄
する計測地域内の各地点における例えば2.5分毎の時
間当りに換算した降雨量mm/hである。そして、観察
者が計測地域内の各地点における降雨状況を一瞥して把
握できるように地図上に各地点の降雨量mm/hを色分
け表示可能な画像データに編集する必要がある。したが
って、2.5分毎の各計測データは各地点の降雨量mm
/hを含む膨大な数のデータから構成されている。
【0004】また、このレーダ降雨計測装置は計測地域
が晴天/雨天等のどのような天候状況においても、停止
する事なく24時間常時稼働している。そして、このレ
ーダ降雨計測装置で2.5分毎に計測された計測データ
は計測日時情報が付加された状態でデータベースに順次
記憶保持されていく。
【0005】前記雨水処理施設の管理者はデータベース
に記憶保持される膨大な量の計測データのなかから必要
な特定の日時刻における計測データを検索して例えば表
示画面上に雨量分布図と表示させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た必要な日時刻における計測データを検索して雨量分布
図として表示画面に表示させる手法においては、計測地
域における例えば1996年5月18日5時52分とい
う瞬間の雨量分布図が表示されるのみである。したがっ
て、その前後の降雨情報を観察するためには再度該当日
時の指定操作を実施する必要がある。
【0007】このように、表示画面には観察者が操作入
力されたある特定の日時刻の計測データのみが表示され
るので、その特定の日時刻の前後の時間帯においてはど
のような状況であったかを簡単に把握できない。
【0008】また、場合によっては、個々の特定の日時
刻における詳細な計測データよりも1日、または1週間
の計測データ(雨量)の概略の傾向を一つの表示画面で
一瞥して確認できることが望ましいこともある。特に、
降雨量等は、時々刻々と変化するので、ある瞬時の値で
判断するよりも、一定の期間内において、その雨量がど
のように推移していったかの情報が必要になる場合が多
い。
【0009】しかし、従来の手法においては、データベ
ースに蓄積されている各時刻における詳細な計測データ
を択一的に表示するのみであったので、ある一定期間に
おける計測データの傾向を把握できない問題があった。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、計測時刻情報が付された計測データを時刻
軸に沿ってグラフ表示することによって、一定期間にお
ける計測データの傾向を一瞥して把握でき、また、計測
データの表示期間を簡単に移動でき、操作性を大幅に向
上できる計測データ表示装置及びこの計測データの表示
制御を実行するためのプログラムを記録した記録媒体を
提供することを目的とする。
【0011】さらに、必要に応じて、グラフ表示された
各計測データのうちの特定の日時の計測データの詳細情
報を同一表示画面に表示でき、より一層使い勝手を向上
できる計測データ表示装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明の計測データ表示装置においては、長期間に亘
って収集された計測データを計測日時情報を付加して記
憶するデータベースと、2次元の表示画面を有した表示
装置と、データベースに記憶された指定期間の計測デー
タを、各計測データに付された計測日時情報を時刻軸と
して各データ値を表示画面にそれぞれデータ値に応じた
色でカラーグラフ表示する計測データ表示手段と、各計
測データが表示された状態の表示画面上におけるスクロ
ール操作に応じて、データベースの各計測データを時刻
軸方向にスクロール表示するスクロール表示手段とを備
えている。
【0013】このように構成された計測データ表示装置
においては、観察者は表示期間を指定すると、データべ
ース内の指定期間の各計測データが表示装置の表示画面
上に計測日時情報を時刻軸としてカラーグラフ表示され
る。したがって、観察者は各計測データのデータ値を表
示色で判断でき、かつ指定した一定期間における計測デ
ータのデータ値のみならず計測データの移管経過に伴う
傾向を一瞥して把握できる。
【0014】また、観察者はスクロール操作によって、
現在表示画面に表示されている指定期間を自由に前後に
移動でき、所定の表示期間幅を確保した状態で計測デー
タの表示日時を連続移動できる。
【0015】また、別の発明においては、上記発明の計
測データ表示装置に対して、さらに、各計測データが表
示された状態の表示画面上における時刻軸上の任意位置
に対するカーソル指定操作に応じて、カーソル指定位置
の計測日時情報が所属する計測データの詳細情報を表示
画面上に予め設定された詳細表示領域に表示出力する詳
細情報表示手段を付加している。
【0016】このように構成された計測データ表示装置
においては、観察者は計測日時情報を時刻軸としてカラ
ーグラフ表示された各計測データのうちの特定日時の計
測データの詳細情報を確認する場合は、時刻軸上におけ
る該当特定日時の位置をカーソルで指定すると、該当特
定日時の計測データの詳細情報が表示画面上の詳細表示
領域に表示される。すなわち、観察者は各計測データの
時刻方向の全体の傾向と特定時刻の詳細情報とを同一表
示画面で一度に把握できる。
【0017】また、別の発明においては、上記発明の計
測データ表示装置における収集された各計測データは互
いに関連する複数種類のデータからなり、かつ、データ
表示手段は、各種類のデータを時刻軸を挟んで互いに対
向する位置にそれぞれのデータ値に応じた色でカラーグ
ラフ表示するようにしている。
【0018】このように構成された計測データ表示装置
においては、観察者は計測データを構成する複数種類の
データを同一表示画面上で観察できる。さらに、別の発
明は、表示装置に長期間に亘って収集された計測データ
を表示するためのコンピュータ読取り可能なプログラム
を記録した記録媒体である。
【0019】そしてこのプログラムは、コンピュータ
に、長期間に亘って収集された計測データを計測日時情
報を付加して記憶するデータベースに記憶された指定期
間の計測データを、各計測データに付された計測日時情
報を時刻軸として各データ値を表示装置の表示画面にそ
れぞれデータ値に応じた色でカラーグラフ表示させ、各
計測データが表示された状態の表示画面上におけるスク
ロール操作に応じて、データベースの各計測データを時
刻軸方向にスクロール表示させ、各計測データが表示さ
れた状態の表示画面上における時刻軸の任意位置に対す
るカーソル指定操作に応じて、カーソル指定位置の計測
日時情報が所属する計測データの詳細情報を前記表示画
面上に予め設定された詳細表示領域に表示出力させる。
【0020】このように構成されたプログラムを記録し
た記録媒体を用いることによって、上述した機能を有し
ていない従来の計測データ表示装置に対しても、簡単に
上述した機能を付加することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係わる計
測データ表示装置の概略構成を示すブロック図である。
なお、この実施形態においては、レーダ降雨測定装置が
設置された計測地域における各地点の降雨量(mm/
h)を計測データとして表示装置に表示する場合を例に
して説明する。
【0022】この計測データ表示装置はコンピュータか
らなる一種の情報処理装置で構成されており、CRT表
示装置1、GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェ
ース)2等のハード構成部と、データベース3、表示デ
ータメモリ4及び表示色テーブル5等の記憶部と、図示
しないHDD等の記録媒体に記録されたアプリケーショ
ンプログラム上に形成された計測データ表示部6、スク
ロール表示部7、詳細情報表示部8、データ編集登録部
9等の複数のプログラムモジュールとで構成されてい
る。
【0023】前記表示データメモリ4内には、図3に示
す7つの単位表示データメモリ4aが形成されている。
各単位表示データメモリ4a内には1日分の計測データ
が一時記録される。そして、各単位表示データメモリ4
a内には、一つの保存情報ヘッダ10と複数の付加情報
ヘッダ11と複数の降雨データ12領域が形成されてい
る。
【0024】レーダ降雨測定装置13は、このレーダ降
雨測定装置13が設置された位置を中心に例えば半径3
00Kmの計測地域の各地点の降雨状況をレーダで計測
する。具体的には、この降雨状況は、計測地域内の各地
点における例えば2.5分毎の時間当りに換算した降雨
量(mm/h)である。レーダ降雨測定装置13は計測
した各地点の降雨量(mm/h)の集合である降雨デー
タを計測日時(年,月,時,分)を付して計測データと
してデータ編集登録部9へ送信する。
【0025】データ編集登録部9は、レーダ降雨測定装
置13から2.5分毎周期で順次受信した各地点の降雨
量(mm/h)の集合である降雨データと計測日時とか
らなる計測データに対して所定のデータ編集処理を実施
して、データベース3へ書込む。
【0026】具体的には、図3の単位表示データメモリ
4aに示すように、受信した計測データのうちの降雨デ
ータを計測地域の地図上の各地点に該当位置の降雨量
(mm/h)を表記した降雨データDへ変換する。
【0027】さらに、受信した降雨データを構成する各
地点の降雨量(mm/h)のうち最大降雨量Amを抽出
する。また、該当計測地域の降雨量の測定対象の全部の
位置のうち降雨量が0でない、すなわち降雨状態の位置
の割合を示す降雨分布率Bを算出する。
【0028】そして、受信した1つの計測データから降
雨データD、最大降雨量Am、降雨分布率Bを計測日時
Tを付してデータベース3へ順次格納していく。表示デ
ータメモリ4内には、CRT表示装置1における図5に
示す表示画面14に一度に表示する1週間分の計測デー
タが一時記憶される。そして、表示データメモリ4内に
形成された図3に示す1日分の計測データを一時記憶す
る7つの単位表示データメモリ4aにおける各単位表示
データメモリ4a内には、1日24時間分すなわち57
6個の計測データが一時記憶される。
【0029】先頭の保存情報ヘッダ10内には、図4
(a)に示すように、表示データメモリ4に記憶した最
終の計測データの計測日時Tを示す最終保存時刻Teが
設定される。また、576個の各降雨データ領域12内
には、図4(c)に示すように、2.5分間隔の各計測
データを構成する編集後の雨量データDがそれぞれ書込
まれる。
【0030】さらに、576個の各付加情報ヘッダ11
内には、図4(b)に示すように、2.5分間隔の各計
測データを構成する編集後の最大降雨量Am、降雨分布
率B、計測日時T、対応する降雨データDが格納されて
いる降雨データ領域12のアドレス、該当降雨データD
のデータサイズが設定される。
【0031】図5は、CRT表示装置1の表示画面14
の表示内容を示す図である。この表示画面14には2.
5分毎の計測データを1週間分、すなわち576×7=
4032個表示可能である。画面の上方にデータベース
3に記憶されている計測データの期間を示す表示可能期
間15aが表示され、現在、この表示画面14上に表示
されている1週間の表示期間15bが表示される。
【0032】さらに、この1週間の表示期間15bの開
始日時と終了日時を設定するボタン16a,16b、1
週間の開始日時と終了日時の具体的数値を入力するため
の増加ボタン17a,減少ボタン17bが設けられてい
る。
【0033】また、1週間における各1日分の各最大降
雨量Am、各降雨分布率Bを示す7つのカラーグラフ1
8が表示される。各カラーグラフ18は、図6に示すよ
うに、横軸が1日24時間の各時刻を示す時刻軸19で
ある。そして、時刻軸19における0時から24時まで
の2.5分毎に、各時刻(日時)における最大降雨量A
m及び降雨分布率Bが時刻軸19を挟んで互いに対向す
るようにカラー棒グラフ表示される。したがって、各棒
20a,20bの時間幅は2.3分に設定されている。
【0034】最大降雨量Am(mm/h)及び降雨分布
率B(%)の実際のデータ値と表示色との対応は図2に
示す表示色テーブル5に設定されている。この実施形態
においては、最大降雨量Am(mm/h)及び降雨分布
率B(%)が8段階に分類されて、それぞれ異なる色C
1 〜C8 が設定されている。
【0035】図7は、1日分のカラーグラフ18と対応
する1日分の計測データを記憶する単位表示データメモ
リ4aの各付加情報ヘッダ11との関係を示す模式図で
ある。時刻軸19における各時刻位置に一致する計測日
時Tが所属する付加情報ヘッダ11の降雨最大値Amを
示す棒20aと降雨分布率Bを示す棒20bとが時刻軸
19を挟んで対向して表示される。
【0036】また、マウスを用いてカーソル21で時刻
軸19の任意の日時刻を指定可能である。そして、カー
ソル21で指定された時刻軸19の日時刻に対応する雨
量データDが表示画面14上に設定された詳細表示領域
25に降雨分布として表示される。
【0037】なお、表示画面14上に表示された7つの
カラーグラフ18のなかに日曜日や祭日や休日が含まれ
ている場合は、その日付を例えば赤色で表示して、観察
者の注意を喚起する。
【0038】また、図5に示す表示画面14には、表示
画面14上に表示された7つのカラーグラフ18の表示
期間15bを1日単位で前後にスクロールする一対のス
クロールボタン22と1週間単位に前後にスクロールす
る一対のスクロールボタン23が配設されている。
【0039】さらに、表示画面14には、前記カーソル
21で指定され、現在時点で詳細表示領域25に表示さ
れている降雨分布の表示時刻24が表示される。また、
表示画面14には、表示色テーブル5の設定内容を実際
の表示色で示す表示色対応表26が表示される。
【0040】このようなメモリ構成及び表示画面構成を
有する計測データ表示装置は図8に示す流れ図に従っ
て、データベース3に記憶保持された計測データに対す
るCRT表示装置1に対する表示処理を実施する。
【0041】S(ステップ)1において、CRT表示装
置1の図5に示す表示画面14の開始日時設定のボタン
16aと日時の増減ボタン17a,17bに対するマウ
スを用いたクリック操作で開始日時が入力されると、S
2にて、この開始日時から1週間分(Ns=4032
個)のそれぞれ降雨最大値Amと降雨分布率Bと降雨デ
ータDと計測日時Tとからなる計測データをデータベー
ス3から読出して、図3に示す7個の各単位表示データ
メモリ4aの付加情報ヘッダ11と雨量データ領域12
へ分割して書込む。同時に各付加情報ヘッダ11内にデ
ータアドレスとデータサイズを設定し、さらに保存情報
ヘッダ10を作成する。
【0042】表示データメモリ4に対する計測データの
設定処理が終了すると、S3へ進み、計測データ表示部
6が起動して、各単位表示データメモリ4aに書込まれ
た2.5分毎の降雨最大値Amと降雨分布率Bとを時刻
軸9の両側に表示して各カラーグラフ18を作成して表
示出力する。
【0043】また、S4において、表示画面14の終了
日時設定のボタン16bと日時の増減ボタン17a,1
7bに対するマウスを用いたクリック操作で終了絵日時
が入力されると、S5にて、この終了日時以前の1週間
分(Ns=4032個)のそれぞれ降雨最大値Amと降
雨分布率Bと降雨データDと計測日時Tとからなる計測
データをデータベース3から読出して、図3に示す7個
の各単位表示データメモリ4aの付加情報ヘッダ11と
雨量データ領域12へ分割して書込む。同時にデータア
ドレスとデータサイスを設定し、さらに保存情報ヘッダ
10を作成する。
【0044】表示データメモリ4に対する計測データの
設定処理が終了すると、S3へ進み、各単位表示データ
メモリ4aに書込まれた2.5分毎の降雨最大値Amと
降雨分布率Bとを時刻軸9の両側に表示して各カラーグ
ラフ18を作成して表示出力する。
【0045】また、S6において、表示画面14の1日
単位のスクロールボタン22がマウスでクリックされる
と、S7へ進み、スクロール表示部7が起動して、7つ
の単位表示データメモリ4aのうち、スクロールボタン
22が指定した移動方向に対して反対側端の単位表示デ
ータメモリ4aをクリアする。次に、各単位表示データ
メモリ4aを移動方向と反対側にシフトする。そして、
データベース3から単位表示データメモリ4aの移動方
向側の次の1日分の計測データを読出して、移動方向側
端の単位表示データメモリ4aへ書込む。
【0046】表示データメモリ4に対する計測データの
設定処理が終了すると、S3へ進み、更新された表示デ
ータメモリ4の計測データを表示する。また、S8にお
いて、表示画面14の1週間単位のスクロールボタン2
3がマウスでクリックされると、S9へ進み、表示デー
タメモリ4に記憶されている1週間分の計測データ、す
なわち、全ての単位表示データメモリ4aをクリアす
る。そして、データベース3から移動方向端の単位表示
データメモリ4aの移動方向側の次の1週間分の計測デ
ータを読出して、各単位表示データメモリ4aへ書込
む。表示データメモリ4に対する計測データの設定処理
が終了すると、S3へ進み、更新された表示データメモ
リ4の計測データを表示する。
【0047】また、S10において、表示画面14の一
つのカラーグラフ18における時刻軸19上の位置をカ
ーソル21で指定すると、詳細情報表示部8が起動し
て、S11にてカーソル指定位置の日時を読取って、該
当カラーグラフ18に対応する単位表示データメモリ4
aの該当日時Tに対応する雨量データDを雨量データ領
域12から読出して、S12にて表示画面14の詳細表
示領域25に雨量分布として表示出力する。
【0048】このように構成された計測データの表示装
置においては、観察者はGUIインタフェース2を用い
てCRT表示装置1の表示画面14上で各ボタン16
a,16b及び増減ボタン17a,17bをマウスで操
作して1週間分の表示期間を指定すると、データべース
3内の指定期間の各計測データが一旦表示データメモリ
4の各単位表示データメモリ4aに書込まれた後、表示
画面14上に計測日時情報を時刻軸19としてカラーグ
ラフ18として表示される。
【0049】したがって、観察者は各計測データの編集
処理された後の降雨最大値Amと降雨分布率Bの各デー
タ値を表示色で判断できる。すなわち、ある特定の計測
日時における一つのデータ値のみならず、その前後のデ
ータ値も一つの表示画面14上で確認でき、データ値の
経時変化や傾向を一瞥して把握できる。
【0050】また、観察者はマウスで各スクロールボタ
ン22,23を連続してクリック操作することによっ
て、表示画面14に表示されているカラーグラフ18を
1日単位や1週間単位で自由にいづれの方向にもスクロ
ール表示させることが可能である。すなわち、1週間の
所定の表示期間幅を確保した状態で計測データの表示日
時を連続移動できる。
【0051】さらに、観察者は表示画面14に表示され
たカラーグラフ18の時刻軸19の任意位置をカーソル
指定すると、該当特定日時の計測データの詳細情報とし
ての雨量データDが表示画面14の詳細表示領域25に
雨量分布として表示出力される。すなわち、観察者は各
計測データの時刻方向の全体の傾向と特定時刻の詳細情
報とを同一表示画面で一度に把握できる。
【0052】なお、カーソル21をマウスで連続移動さ
せると、詳細表示領域25に表示されている雨量分布が
カーソル21に移動速度に応じて更新されていくので、
例えば降雨領域がどのように移動していくのかを動的に
把握できる。
【0053】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。実施形態装置においては、計測デー
タとしてレーダ降雨測定装置13で計測され2,5分毎
の雨量データを例に説明したが、特に雨量データに限定
されるものでではなく、工場における時系列的なプロセ
スデータであってもよい。
【0054】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書込んで各
種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置
に適用することも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の計測データ
表示装置及びプログラムを記録した記録媒体において
は、計測時刻情報が付された計測データを時刻軸に沿っ
てカラーグラフ表示している。したがって、一定期間内
における計測データの傾向を一瞥して把握でき、また、
計測データの表示期間を簡単に移動でき、操作性を大幅
に向上できる。
【0056】さらに、必要に応じて、カラーグラフ表示
された各計測データのうちの特定の日時の計測データの
詳細情報を同一表示画面に表示でき、より一層使い勝手
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の計測データ表示装置の
概略構成を示すブロック図
【図2】 同計測データ表示装置に組込まれた表示色テ
ーブルの記憶内容を示す図
【図3】 同計測データ表示装置における各単位表示デ
ータメモリの記憶内容を示す図
【図4】 同各単位表示データメモリの詳細設定内容を
示す図
【図5】 同計測データ表示装置における表示画面の表
示内容を示す図
【図6】 同表示画面に表示されたカラーグラフの詳細
を示す図
【図7】 同各単位表示データメモリの各記憶情報とカ
ラーグラフとの対応を示す図
【図8】 同計測データ表示装置の表示動作を示す流れ
【符号の説明】
1…CRT表示装置 2…GUIインタフェース 3…データベース 4…表示データメモリ 4a…単位表示データメモリ 5…表示色テーブル 6…計測データ表示部 7…スクロール表示部 8…詳細情報表示部 9…データ編集登録部 10…保存情報ヘッダ 11…付加情報ヘッダ 12…降雨データメモリ 13…レーダ降雨測定装置 14…表示画面 18…カラーグラフ 19…時刻軸 25…詳細表示領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長期間に亘って収集された計測データを
    計測日時情報を付加して記憶するデータベースと、 2次元の表示画面を有した表示装置と、 前記データベースに記憶された指定期間の計測データ
    を、各計測データに付された計測日時情報を時刻軸とし
    て前記各データ値を前記表示画面にそれぞれデータ値に
    応じた色でカラーグラフ表示する計測データ表示手段
    と、 前記各計測データが表示された状態の表示画面上におけ
    るスクロール操作に応じて、前記データベースの各計測
    データを前記時刻軸方向にスクロール表示するスクロー
    ル表示手段とを備えた計測データ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記各計測データが表示された状態の表
    示画面上における前記時刻軸上の任意位置に対するカー
    ソル指定操作に応じて、カーソル指定位置の計測日時情
    報が所属する計測データの詳細情報を前記表示画面上に
    予め設定された詳細表示領域に表示出力する詳細情報表
    示手段をを備えた請求項1記載の計測データ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記収集された各計測データは互いに関
    連する複数種類のデータからなり、 前記データ表示手段は、前記各種類のデータを前記時刻
    軸を挟んで互いに対向する位置にそれぞれのデータ値に
    応じた色でカラーグラフ表示することを特徴とする請求
    項1又は2記載の計測データ表示装置。
  4. 【請求項4】 表示装置に長期間に亘って収集された計
    測データを表示するためのコンピュータ読取り可能なプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、 前記プログラムは、前記コンピュータに、 前記長期間に亘って収集された計測データを計測日時情
    報を付加して記憶するデータベースに記憶された指定期
    間の計測データを、各計測データに付された計測日時情
    報を時刻軸として前記各データ値を表示装置の表示画面
    にそれぞれデータ値に応じた色でカラーグラフ表示さ
    せ、 前記各計測データが表示された状態の表示画面上におけ
    るスクロール操作に応じて、前記データベースの各計測
    データを前記時刻軸方向にスクロール表示させ、 前記各計測データが表示された状態の表示画面上におけ
    る前記時刻軸の任意位置に対するカーソル指定操作に応
    じて、カーソル指定位置の計測日時情報が所属する計測
    データの詳細情報を前記表示画面上に予め設定された詳
    細表示領域に表示出力させることを特徴とするプログラ
    ムを記録した記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121011A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Yokogawa Electric Corp 測定装置、測定データ表示システム、及び測定データの表示方法
JP2014006119A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Toshiba Corp 降雨量算定装置、降雨量算定方法、およびプログラム
JP2016099181A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 日本無線株式会社 気象レーダ表示装置および気象レーダ表示プログラム

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