JP3427181B2 - 観測データ収集表示装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

観測データ収集表示装置およびそのプログラム記録媒体

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JP3427181B2
JP3427181B2 JP2000230662A JP2000230662A JP3427181B2 JP 3427181 B2 JP3427181 B2 JP 3427181B2 JP 2000230662 A JP2000230662 A JP 2000230662A JP 2000230662 A JP2000230662 A JP 2000230662A JP 3427181 B2 JP3427181 B2 JP 3427181B2
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浩哲 島津
崇 菊池
高史 田中
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独立行政法人通信総合研究所
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,インターネット上
で提供されている各地の観測データを一定時間ごとに収
集して表示する観測データ収集表示装置およびそのプロ
グラム記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気象情報,海流情報,地震情報など,世
界各地で観測された各種の観測データが,インターネッ
ト上で公開されている。これらの観測データは,通常,
ある一定時間間隔でリアルタイムに更新される。また,
これらの観測データは,数値情報からなるテキストデー
タとして提供されることもあるが,一般にグラフや地図
形式の画像データ(イメージデータ)として提供される
ことが多い。
【0003】従来,遠隔地で撮影された映像の画像デー
タをネットワークを介して自動収集し表示するシステム
はあったが,同時刻に収集された複数の観測データを,
それぞれの比較が可能なようにまとめて表示するシステ
ムはなかった。また,ある期間にわたって自動収集され
た観測データを,アニメーションのように時間の経過に
従って表示するシステムはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インターネット上で公
開されている観測データは,提供元が独自の形式で画像
にしたものであるために,各地点・地域の観測データを
総合的に見るのは困難であった。すなわち,複数の提供
元の観測データを比較したい場合,それらを一度に見る
ためには,ブラウザの画面を提供元の数だけ開く必要が
あった。このため,限られた大きさのディスプレイでブ
ラウザの画面が重なり,観測データが見にくくなるとい
う問題があった。
【0005】また,ある地域の数日間にわたる観測デー
タの時間的な変化を見たい場合,従来,あらかじめリア
ルタイムに更新される観測データを自分のコンピュータ
内に取り込んで保存しておき,取り込んだ大量の画像フ
ァイル化された観測データの中から一つ一つの観測デー
タをポインティングデバイス等により選択して表示させ
る必要があった。この選択操作が煩雑であり,また観測
データの画像の切り替わりにも時間がかかるため,時間
的変化の把握が困難であり,長時間にわたる観測データ
の中から特定の観測データを選び出したいときにも見直
すのに手間がかかるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点の解決を図り,一定時
間ごとに更新されリアルタイム性のある大量の観測デー
タを自動収集し,見やすく表示する手段を提供すること
を目的とする。特に,複数の情報源から得た観測データ
の比較,またある情報源から得た観測データの時間変化
の把握を容易化することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するため,観測データを提供する複数のサーバから,
インターネット等のネットワークを介して画像データ形
式の観測データを所定の時間間隔で収集し,それらを時
間情報とともに蓄積しておき,ユーザからの要求により
同時刻に収集した複数の観測データの画像を重ならない
ように並べて表示する手段を持つことを特徴とする。同
時刻に収集した複数の観測データを1画面に並べて表示
するので,観測データの一覧および比較を容易に行うこ
とができる。
【0008】また,観測データを提供するサーバから,
インターネット等のネットワークを介して画像データ形
式の観測データを所定の時間間隔で収集し,それらを時
間情報とともに蓄積しておき,ユーザからの要求により
蓄積している観測データを時間順にある時間間隔で画像
データ形式のまま順次画面上の同一領域に表示し,アニ
メーションとして再生する手段を持つことを特徴とす
る。これによって,観測データの時間変化が一目でわか
り,また取り込んだ大量の観測データの中から見たい観
測データを簡単に選び出すことができる。
【0009】上記観測データを表示する際に,観測デー
タの表示を上下または左右方向にスクロールするための
スクロールバーを,観測データに付加して表示する。こ
れにより,表示装置の物理的な表示画面が小さい場合に
も,多くの観測データを一度に見ることができるように
なる。
【0010】また,各観測データの表示位置または表示
サイズを変更する手段を設けることにより,比較・対照
したい観測データを近くに表示させたり,サーバによっ
て画像の大きさがまちまちな観測データを統一的な大き
さで表示させたりすることができる。
【0011】また,ある地点または地域の情報源の観測
データを収集対象に含める場合に,その情報源にネット
ワークを介してアクセスし,新たに収集対象とする観測
データを表示し,その観測データをユーザにポインティ
ングデバイスによって選択させ,ユーザが選択した観測
データを収集対象として登録する手段を設ける。これに
より,ユーザは収集したい観測データを,マウス等でク
リックするだけで随時簡単に選択することができるよう
になる。
【0012】以上の処理手段をコンピュータによって実
現するためのプログラムは,コンピュータが読み取り可
能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクな
どの適当な記録媒体に格納することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は,本発明のシステム構成例
を示す図である。観測データ収集表示装置10は,CP
Uおよびメモリを備えたコンピュータであって,ネット
ワークを介した通信機能を持つ装置である。通常よく用
いられているパーソナルコンピュータなどでもよい。収
集観測データ登録手段11は,収集対象とする観測デー
タを選択し登録する手段である。収集対象があらかじめ
固定的に決められている場合には,収集観測データ登録
手段11は不要である。タイマ12は,時間を計測する
ためのコンピュータ内蔵の時計回路である。
【0014】収集制御手段13は,タイマ12によって
観測データを収集するタイミングの制御を行う。観測デ
ータ収集手段14は,あらかじめ収集観測データ登録手
段11によって登録された観測データを,収集制御手段
13からの制御により収集し,観測データ蓄積手段15
に時刻情報とともに蓄積する。観測データ蓄積手段15
は,ハードディスク等の外部記憶装置であり,観測デー
タを画像データ形式のファイルとして記憶する。
【0015】観測データ表示手段16は,観測データ蓄
積手段15に蓄積された観測データを検索して表示装置
20に表示する手段であり,指定日時データ表示手段1
7とアニメーション表示手段18とを備える。指定日時
データ表示手段17は,指定された日時または最新の観
測データを画像データ形式のまま重ならないように並べ
て配置し表示する。アニメーション表示手段18は,観
測データ蓄積手段15に蓄積されている同一地点または
同一地域から得た複数の観測データを,収集した時間順
にある時間間隔で画像データ形式のまま順次画面上の同
一領域に表示しアニメーションとして再生する。
【0016】表示装置20は,CRTや液晶ディスプレ
イなどの装置である。入力装置21は,キーボードやマ
ウス等の装置である。
【0017】情報源30〜32は,インターネット等の
ネットワーク50に接続される情報提供サーバであり,
観測データ40〜42を画像データ形式で送信する機能
を持つ。
【0018】図2は,収集観測データ登録手段11の処
理フローチャートである。ある新しい情報源の観測デー
タを自動収集しようとした場合,それを登録する方法と
して,以下の2つの方法がある。どちらを用いてもよ
い。第1の方法は,あらかじめ情報源のURL(Unifor
m Resource Locator)や観測データの画像ファイル名を
設定ファイルに記述しておく方法である。
【0019】第2の方法は,収集観測データ登録手段1
1を起動し,図2に示す処理に従って動的に設定する方
法である。ユーザは,収集観測データ登録手段11のプ
ログラムを起動する。収集観測データ登録手段11は,
ユーザからの登録要求があったかどうかを判定し(ステ
ップS1),登録要求があれば,ステップS2へ進む。
そうでない場合には,ステップS6へ進む。
【0020】ステップS2では,ユーザが指定した情報
源にネットワーク50を介してアクセスし,その情報源
が提供する観測データを表示装置20に表示する。この
表示は,通常のWebブラウザが表示する処理と同様で
ある。一つの情報源から送信されてきた表示情報中に複
数の観測データが含まれることもある。表示されている
観測データの一つを,マウス等のポインティングデバイ
スによってユーザに選択させる(ステップS3)。
【0021】ユーザが観測データを選択した場合(ステ
ップS4),ステップS5へ進み,選択された観測デー
タを収集対象として登録する。登録は,収集観測データ
登録テーブル(図示省略)に,情報源のURLや観測デ
ータの画像ファイル名を設定することなどにより行う。
【0022】次に,ステップS6では,ユーザから収集
する観測データの登録削除要求があったかどうかを判定
する。登録削除要求があった場合,ステップS7,S8
を実行する。ステップS7では,収集観測データ登録テ
ーブルに登録されている収集対象の一覧を表示する。ス
テップS8では,収集対象の一覧の中で選択された収集
対象を,収集観測データ登録テーブルから削除する。
【0023】処理の終了指示があったかどうかを判定し
(ステップS9),終了指示があるまで,ステップS1
へ戻って登録または登録削除の処理を繰り返す。
【0024】図3は,観測データ収集手段14の処理フ
ローチャートである。観測データ収集手段14は,一定
時間ごとに収集制御手段13によって起動されると,ま
ず現在の時刻情報を取得する(ステップS11)。次
に,収集観測データ登録テーブルに登録された情報源か
ら,ネットワークを介して観測データを画像ファイルの
形で取得する(ステップS12)。取得した観測データ
を現在の時刻情報とともに蓄積する(ステップS1
3)。ここで,観測データと時刻情報との関連付けは,
観測データの画像ファイル名を時刻情報を用いて作成す
る方法,観測データの画像ファイル名と時刻情報との対
応テーブルを作成する方法などを用いて行うことができ
る。
【0025】収集観測データ登録テーブルに登録されて
いる収集対象からの取得がすべて終わるまでステップS
12,S13を繰り返す(ステップS14)。その後,
一定時間(例えば5分間)経過するのを待つ(ステップ
S15)。待ち時間は,デフォルトは5分間であるが,
ユーザが任意に待ち時間を変更することができる。収集
制御手段13から一定時間が経過した旨の通知があった
ならば,ステップS11以降の処理を同様に繰り返す。
【0026】図4は,指定日時データ表示手段17の処
理フローチャートである。まず,ユーザから時間の指定
があったかどうかを判定する(ステップS21)。時間
の指定がなかった場合,デフォルトは最新の観測データ
の表示であるので,もっとも最近に収集した観測データ
を観測データ蓄積手段15から読み出す(ステップS2
2)。一方,時間の指定があった場合,指定された時間
に収集した観測データを観測データ蓄積手段15から検
索し,該当する観測データをすべて読み出す(ステップ
S23)。
【0027】その後,ステップS22またはステップS
23で読み出した観測データをもとに,画像を編集する
(ステップS24)。この画像の編集は,基本的には読
み出した観測データを順番に重ならないように並べるだ
けである。並べて配置した観測データが1画面内に収ま
らない場合には,画面の端にスクロールバーを付加し,
ユーザが画面内の画像をスクロールさせることができる
ようにする(ステップS25)。そのスクロールバーを
付加した観測データの画像を表示装置20に表示する
(ステップS26)。
【0028】表示位置の変更指示があれば(ステップS
27),表示開始位置または表示順番を変更し,ステッ
プS24へ戻って画像の再編集および再表示を行う。ま
た表示サイズの変更指示があれば(ステップS28),
指定された観測データの画像の表示サイズを変更し,ス
テップS24へ戻って画像の再編集および再表示を行
う。表示終了の指示があるまで(ステップS29),以
上のステップS21〜S28の表示処理を繰り返し,表
示終了の指示があったならば処理を終了する。
【0029】図5は,アニメーション表示手段18の処
理フローチャートである。まず,ユーザから再生開始時
間として指定された時間(月日,時刻等)を記憶する
(ステップS31)。次に,指定時間の観測データを観
測データ蓄積手段15から読み出す(ステップS3
2)。読み出した観測データの画像を編集して表示装置
20に表示する(ステップS33)。このとき,必要で
あれば表示位置の変更,表示サイズの変更,スクロール
バーの付加などを行う。また,画面の上部または下部に
再生ボタン,早送りボタン,逆再生ボタン,巻戻しボタ
ン,停止ボタン,終了ボタンなどの操作ボタンを表示す
る。
【0030】操作ボタンに対するユーザのクリック操作
を検出したならば(ステップS34),クリックされた
操作ボタンに応じて,表示モードを再生モード,早送り
モード,逆再生モード,巻戻しモード,停止モードのい
ずれかに変更する(ステップS35)。なお,表示モー
ドの初期値は停止モードである。
【0031】再生モードの場合(ステップS36),再
生時間間隔として設定されたT1時間待った後に,指定
時間を1単位時間だけ先に進める(ステップS37)。
ここで,1単位時間とは,観測データを収集する時間間
隔である。その後,ステップS45へ進む。
【0032】早送りモードの場合(ステップS38),
早送り(巻戻し)時間間隔として設定されたT2時間待
った後に,指定時間を1単位時間だけ先に進める(ステ
ップS39)。ここで,T2<T1であり,観測データ
の画像の切り替わり速度が再生のときよりも速くなって
いる。なお,画像表示速度の遅い装置の場合,早送りモ
ードでは,指定時間をn単位時間(n>1)先に進め
て,スキップ再生するようにしてもよい。その後,ステ
ップS45へ進む。
【0033】逆再生モードの場合(ステップS40),
再生時間間隔として設定されたT1時間待った後に,指
定時間を1単位時間だけ過去に戻す(ステップS4
1)。その後,ステップS45へ進む。
【0034】巻戻しモードの場合(ステップS42),
早送り(巻戻し)時間間隔として設定されたT2時間待
った後に,指定時間を1単位時間だけ過去に戻す(ステ
ップS43)。巻戻しの場合にも,画像表示速度の遅い
装置では,指定時間をn単位時間(n>1)だけ過去に
戻すようにしてもよい。その後,ステップS45へ進
む。
【0035】再生終了の指示があったかどうかを判定し
(ステップS44),終了の指示があったなら処理を終
了する。再生終了の指示がない場合(停止モードの場合
を含む),指定時間の更新は行わないで,ステップS3
4へ戻る。
【0036】ステップS45では,蓄積している観測デ
ータが終了したかどうか,すなわち再生モードまたは早
送りモードでは,最新の観測データまでの表示,また,
逆再生モードまたは巻戻しモードでは,最も古く蓄積し
た観測データまでの表示が終了したかどうかを判定す
る。観測データが終了していない場合,ステップS32
へ戻り,更新した指定時間の観測データの表示を続け
る。観測データが終了した場合,ステップS34へ進
み,現在の表示画面のまま次のユーザ操作を待つ。
【0037】図6は,指定日時データ表示手段17によ
る観測データの表示の例を示している。図6の表示画面
では,情報源A,B,C,…から2000年7月7日1
8時30分に収集した観測データの画像が縦方向に並べ
て表示されている。観測データは,各情報源A,B,
C,…から画像ファイルとして受け取るので,基本的に
は,その画像ファイルの内容を加工しないで並べて表示
するだけでよい。
【0038】図6の例では,観測データが1画面内に収
まらないため,画面右側に上下方向のスクロールバー6
0が設けられ,これによって画面スクロールを行うこと
ができるようになっている。
【0039】画像データ表示画面以外に,時刻指定,表
示サイズ変更,表示位置変更,アニメーション表示の各
メニュー画面がある。時刻指定画面では,表示する観測
データの時刻を指定することができる。この画面では,
これまでに蓄積されている観測データを収集した日時の
メニューが表示され,そのメニュー項目の選択によって
任意の日時の観測データを表示させることができる。日
時のメニューではなく,日時のボタンまたは数値による
日時の入力方法を用いることもできる。
【0040】表示サイズ変更画面では,ある特定の情報
源の観測データについて,表示サイズの変更を指示する
ことができる。この表示サイズ変更の画面における指示
により,特定の情報源の観測データを拡大または縮小表
示させ,全体としてバランスのよい表示を行わせること
ができる。画像の拡大・縮小は,各画素の補間や間引き
などによって簡単に実現することができる。変更した表
示サイズの情報は保存され,次回の表示の際にも変更し
た表示サイズが有効になる。
【0041】表示位置変更画面は,観測データの表示位
置を変更することを指示するための画面である。この表
示位置変更画面では,ダイアログボックスを用いた入力
操作により各情報源の観測データの表示順番を変更する
ことができる。
【0042】アニメーション表示のメニュー画面は,観
測データをアニメーションとして再生し表示することを
指示するための画面である。この画面で表示させたい観
測データの日時を選択した後,アニメーション表示手段
18を起動し,時間的に連続した観測データを動画のよ
うに表示させることができる。
【0043】図7は,アニメーション表示手段18によ
る観測データの表示の例を示す。図7(A)に示すよう
な天気図の表示画面において,再生ボタン70が操作さ
れると,順次,一定の周期で(B)→(C)→(D)→
…と,連続的に表示していく。早送りボタン71が操作
された場合には,再生の周期を短くすることにより,高
速再生を行う。
【0044】また,逆再生ボタン72が操作された場合
には,観測データを過去に向かって,例えば(D)→
(C)→(B)→…の順番で連続的に表示する。巻戻し
ボタン73が操作された場合には,同じく観測データを
過去に向かって,より短い再生周期で表示していくこと
により高速逆再生を行う。
【0045】停止ボタン74が押された場合には,その
ときの観測データを表示した状態でストップし,次の操
作を待つ。
【0046】静止画像として収集した観測データを,一
定の時間間隔で時間順に表示する機能を持つことによ
り,ユーザは観測データをアニメーションとして閲覧す
ることができる。
【0047】図1に示す例では,観測データ収集表示装
置10が,自装置に直接接続されている表示装置20に
観測データを表示する例を説明したが,表示装置20お
よび入力装置21は,ネットワーク50を介して接続さ
れる他の端末装置に接続されるものであってもよい。こ
の場合,観測データ収集表示装置10は,二次的な情報
提供サーバとして機能することになる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
1枚のブラウザ画面に各地の情報源から同時刻に収集し
た観測データをまとめて表示することにより,総合的に
観測データを見ることができるようになり,複数の情報
源が提供する観測データの比較・対照を容易に行うこと
ができるようになった。また,ネットワーク上で次々に
更新され一過性で失われていく観測データを,後から容
易に見直したり検索したりすることができるようになっ
た。
【0049】また,アニメーション表示機能を加えるこ
とにより,取り込んだ大量の画像データの中から見たい
観測データを選び出すのに,すべての画像データをクリ
ック等によって一つ一つ画面に表示させる必要はなく,
容易に選び出すことができるようになった。また,観測
データの時間的な推移を容易に把握できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成例を示す図である。
【図2】収集観測データ登録手段の処理フローチャート
である。
【図3】観測データ収集手段の処理フローチャートであ
る。
【図4】指定日時データ表示手段の処理フローチャート
である。
【図5】アニメーション表示手段の処理フローチャート
である。
【図6】指定日時データ表示手段による観測データの表
示の例を示す図である。
【図7】アニメーション表示手段による観測データの表
示の例を示す図である。
【符号の説明】
10 観測データ収集表示装置 11 収集観測データ登録手段 12 タイマ 13 収集制御手段 14 観測データ収集手段 15 観測データ蓄積手段 16 観測データ表示手段 17 指定日時データ表示手段 18 アニメーション表示手段 20 表示装置 21 入力装置 30〜32 情報源 40〜42 観測データ 50 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 5/00 510 G09G 5/00 510D // G05B 23/02 301 G05B 23/02 301V (56)参考文献 特開 平6−20180(JP,A) 特開 平5−64200(JP,A) 特開 平11−238076JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 11/60 - 17/50 G06F 3/00 G06F 3/14 - 3/153 G09G 5/00 - 5/40 G06F 17/30 G06F 17/60 - 19/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の地点または地域で観測された観測
    データを収集し表示する装置であって,ユーザの要求により,ある地点または地域の情報源にネ
    ットワークを介してアクセスし,その情報源から入手し
    た観測データを表示し,表示した観測データの中でポイ
    ンティングデバイスによって選択された観測データを収
    集対象として登録する収集観測データ登録手段と, 前記登録された観測データを,前記各地点または地域の
    情報源からネットワークを介して画像データ形式で収集
    する観測データ収集手段と, 前記観測データ収集手段を所定の時間間隔で起動する収
    集制御手段と, 前記観測データ収集手段が収集した複数の観測データを
    画像データ形式で蓄積する観測データ蓄積手段と, 前記観測データ蓄積手段に蓄積されている複数の同時刻
    に収集した観測データを画像データ形式のまま重ならな
    いように並べて配置し表示する観測データ表示手段とを
    備えることを特徴とする観測データ収集表示装置。
  2. 【請求項2】 1または複数の地点または地域で観測さ
    れた観測データを収集し表示する装置であって,ユーザの要求により,ある地点または地域の情報源にネ
    ットワークを介してアクセスし,その情報源から入手し
    た観測データを表示し,表示した観測データの中でポイ
    ンティングデバイスによって選択された観測データを収
    集対象として登録する収集観測データ登録手段と, 前記登録された観測データを,前記各地点または地域の
    情報源からネットワークを介して画像データ形式で収集
    する観測データ収集手段と, 前記観測データ収集手段を所定の時間間隔で起動する収
    集制御手段と, 前記観測データ収集手段が収集した1または複数の観測
    データを収集時の時間情報とともに画像データ形式で蓄
    積する観測データ蓄積手段と, 前記観測データ蓄積手段に蓄積されている同一地点また
    は同一地域から得た複数の観測データを,収集した時間
    順にある時間間隔で画像データ形式のまま順次画面上の
    同一領域に表示し,アニメーションとして再生する観測
    データ表示手段とを備えることを特徴とする観測データ
    収集表示装置。
  3. 【請求項3】 前記観測データ表示手段は,前記観測デ
    ータの表示を上下または左右方向にスクロールするため
    のスクロールバーを,観測データに付加して表示する手
    段を有することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の観測データ収集表示装置。
  4. 【請求項4】 前記観測データ表示手段は,各観測デー
    タの表示位置または表示サイズを変更する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の観測データ収集表示装置。
  5. 【請求項5】 複数の地点または地域で観測された観測
    データを収集し表示するためのプログラムを記録した記
    録媒体であって,ユーザの要求により,ある地点または地域の情報源にネ
    ットワークを介してアクセスし,その情報源から入手し
    た観測データを表示し,表示した観測データの中でポイ
    ンティングデバイスによって選択された観測データを収
    集対象として登録する処理と, 前記登録された観測データを,前記各地点または地域の
    情報源からネットワークを介して画像データ形式で収集
    する処理と, 収集した観測データを画像データ形式で蓄積する処理
    と, 蓄積されている複数の同時刻に収集された観測データを
    画像データ形式のまま重ならないように並べて配置し表
    示する処理とを, コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    ことを特徴とする観測データ収集表示用プログラム記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 1または複数の地点または地域で観測さ
    れた観測データを収集し表示するためのプログラムを記
    録した記録媒体であって,ユーザの要求により,ある地点または地域の情報源にネ
    ットワークを介してアクセスし,その情報源から入手し
    た観測データを表示し,表示した観測データの中でポイ
    ンティングデバイスによって選択された観測データを収
    集対象として登 録する処理と, 前記登録された観測データを,前記各地点または地域の
    情報源からネットワークを介して画像データ形式で収集
    する処理と, 収集した観測データを収集時の時間情報とともに画像デ
    ータ形式で蓄積する処理と, 蓄積されている同一地点または同一地域から得た複数の
    観測データを,収集した時間順にある時間間隔で画像デ
    ータ形式のまま順次画面上の同一領域に表示し,アニメ
    ーションとして再生する処理とを, コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    ことを特徴とする観測データ収集表示用プログラム記録
    媒体。
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